JPH0511786B2 - - Google Patents

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JPH0511786B2
JPH0511786B2 JP60206624A JP20662485A JPH0511786B2 JP H0511786 B2 JPH0511786 B2 JP H0511786B2 JP 60206624 A JP60206624 A JP 60206624A JP 20662485 A JP20662485 A JP 20662485A JP H0511786 B2 JPH0511786 B2 JP H0511786B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
striking
solenoid
wall
hammer
wall tiles
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60206624A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6267448A (ja
Inventor
Shigeru Kikuchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP60206624A priority Critical patent/JPS6267448A/ja
Publication of JPS6267448A publication Critical patent/JPS6267448A/ja
Publication of JPH0511786B2 publication Critical patent/JPH0511786B2/ja
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は建築物の壁面タイル等の付着状態を診
断するための壁面タイル等の剥離検知器の打撃装
置に関する。
[従来の技術] 建築物の壁面タイル等が剥離して落下すると危
険であるので、壁面タイル等を打撃装置により打
撃してその打撃音により壁面タイル用の付着状態
を診断する壁面タイル等の剥離検知器について
は、すでに本出願人において種々提案がなされて
いる(特公昭56−20498号公報、特公昭57−23221
号公報、実公昭53−1992号公報参照)。
これら公知の壁面タイル等の剥離検知器におい
て使用される打撃装置については、更に本出願人
において種々改良提案がなされている(特願昭59
−67471号(特開昭60−211361号公報)、特願昭59
−67472号(特開昭60−212569号公報))。
しかし、これらの打撃装置は打撃力を発生させ
る力源としていずれもバネを用いているため、構
造が複雑であり、かつ打撃力を任意に調整するの
が困難である。
その他の従来技術としては、例えば特開昭51−
138968号公報には電気ハンマが示されており、特
公昭46−26028号公報には往復動工具が示されて
いる。しかし、これらの技術は工具として単純な
繰り返し打撃のみを行う際に用いられるもので、
壁面タイル等の付着状態を診断するための測定に
必要不可欠な制御機構は全く有しておらず、打撃
力の設定、調整が出来ない。そのため、壁面タイ
ル等の付着状態を診断に応用することが不可能で
ある。
[発明の目的] 本発明は上記した従来技術における種々の問題
点に鑑みて提案されたもので、構造が簡単で打撃
力の設定、調整が容易に行える壁面タイル等の剥
離検知器の打撃装置の提案を目的としている。
[発明の構成] 本発明の壁面タイル等の剥離検知器の打撃装置
によれば、建築物の壁面タイル等を打撃してその
打撃音により壁面タイル等の付着状態を診断する
壁面タイル等の剥離検知器の打撃装置において、
該打撃装置は、ケースにガイドされてスライドし
壁面タイル等を打撃するハンマーと、ハンマーを
壁面タイル等に打撃するための打撃用ソレノイド
と、ハンマを壁面タイルから定位置に戻して定位
置に保持するための保持用ソレノイドと、保持用
ソレノイドへの通電をオフしたのちに所定時間後
に打撃用ソレノイドに所定電圧を所定定時間通電
して次いで所定時間後に保持用ソレノイドに通電
するように制御する制御ユニツトを含み、該制御
ユニツトは前記ハンマーの打撃音から壁面タイル
等の付着状態を診断する手段を含んでいる。
[作用] 上記したような構成を有する本発明によれば、
打撃音の力源は電気的に構成されており、制御ユ
ニツトによつて制御されるので、従来装置に比べ
て構造が簡単で信頼性が高い。また、制御ユニツ
トに含まれている手段により、ハンマーの打撃音
から壁面タイル等の付着状態を診断することが出
来る。
打撃力の調整は打撃用ソレノイドへの通電電圧
および時間を変えて容易に任意に調整することが
できる。そして、2つのソレノイドの励磁間隔、
タイミングを(制御ユニツトに包含された)電子
回路により制御し、打撃開始のタイミングはセン
サにより入力し、ソレノイド入力電圧を適宜に設
定し且つ励磁間隔を制御することにより、設定し
た通りの打撃力が得られるのである。
[実施例] 以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
第1図において、ケース1の軸線上には一対の
リニアボールベアリング2,3を介してハンマシ
ヤフト4が摺動自在に支持されており、その先端
部には打撃力検出器であるロードセル5が取付け
られている。
前記ケース1の内部のロードセル5側には通電
時にハンマシヤフト4を壁面タイルTに打撃する
打撃用ソレノイド6と、反対側には通電時にハン
マシヤフトを壁面タイルから図示の定位置に戻し
その位置に保持する保持用ソレノイド7がそれぞ
れ取付けられており、これらソレノイド6,7は
ともに制御ユニツト10に接続されている。な
お、8a、8bはそれぞれソレノイド6,7に対
する感応部、9はハンマシヤフト4の移動距離を
規制するストツパである。
第2図において、制御ユニツト10には、壁面
タイルTのX,Y座標を検出して打撃時点を指示
するタイミング信号を出力するセンサ11と、こ
のタイミング信号に基づいて所定時間(例えば30
ないし40マイクロ秒)のワンシヨツト信号を出力
する第1のワンシヨツト回路12と、このワンシ
ヨツト信号に基づいて所定時間(例えば5ないし
15マイクロ秒)のワンシヨツト信号を出力する第
2のワンシヨツト回路13と、打撃用ソレノイド
6に接続された第1のソリツドステートリレー1
5とが直列に設けられ、これらと並列に、タイミ
ング信号に基づいて所定時間(例えば50ないし
100マイクロ秒)のワンシヨツト信号を出力する
第3のワンシヨツト回路14と、保持用ソレノイ
ド7に接続された第2のソリツドステートリレー
16とが設けられている。
次に主として第3図に示す制御タイミングチヤ
ートを参照して次用を説明する。常時、保持用ソ
レノイドは通電されていてハンマシヤフトを図示
の所定位置に保持している。
センサ11が壁面タイルのX,Y座標を検知し
て打撃時点を指定するタイミング信号Aを出力す
ると、このタイミング信号Aに基づいて第3のワ
ンシヨツト回路14は50ないし100マイクロ秒の
ワンシヨツト信号Bを出力してソリツドステート
リレー16を介して保持用ソレノイドをオフし、
ハンマシヤフト4の保持用を解除してハンマシヤ
フトをスライド自在状態にする。この保持用ソレ
ノイド7のオフ後、すなわち前記タイミング信号
Aに基づいて第1のワンシヨツト回路12は30な
いし40マイクロ秒のワンシヨツト信号Cを出力す
る。このワンシヨツト信号Cに基づいて第2のワ
ンシヨツト回路13は5ないし15マイクロ秒のワ
ンシヨツト信号Dを出力してソリツドステートリ
レー15を介し打撃用ソレノイド6に定格の所定
倍の電圧を通電する。この打撃用ソレノイド6へ
の通電によつて生じた慣性力によりハンマシヤフ
ト4は壁面タイルTを打撃する。その打撃力をロ
ードセル5で検知し、同時にその打撃音をマイク
ロホンから検知し、制御ユニツト10内に組み込
まれている診断手段(図示せず)により壁面タイ
ルTの付着状態を診断する。そして、ワンシヨツ
ト信号B後、時点tで保持用ソレノイド7は通電
され、ハンマシヤフト4を壁面タイルTから定位
置に引き込み、その位置に保持する。以後、上記
のステツプを反復して壁面タイルTの付着状態を
診断するのである。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係る打撃装置にお
いては、打撃力の力源にソレノイドを用いたので
バネを用いた従来装置に比べて構造が極めて簡単
で信頼性が高く、また、打撃力の調整は打撃用ソ
レノイドへの通電電圧および時間を変えることに
より容易に任意に調整することができる。
これにより、測定制度或いは付着状態の診断の
精度を向上することが出来る。さらに、打撃間隔
も自由に設定可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側断面図、第
2図は制御ユニツトのブロツク図、第3図は制御
タイミングチヤート図である。 T……壁面タイル、1……ケース、4……ハン
マシヤフト、6……打撃用ソレノイド、7……保
持用ソレノイド、10……制御ユニツト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 建築物の壁面タイル等を打撃してその打撃音
    により壁面タイル等の付着状態を診断する壁面タ
    イル等の剥離検知器の打撃装置において、該打撃
    装置は、ケースにガイドされてスライドし壁面タ
    イル等を打撃するハンマーと、ハンマーを壁面タ
    イル等に打撃するための打撃用ソレノイドと、ハ
    ンマを壁面タイルから定位置に戻して定位置に保
    持するための保持用ソレノイドと、保持用ソレノ
    イドへの通電をオフしたのちに所定時間後に打撃
    用ソレノイドに所定電圧を所定時間通電して次い
    で所定時間後に保持用ソレノイドに通電するよう
    に制御する制御ユニツトとを含み、該制御ユニツ
    トは前記ハンマーの打撃音から壁面タイル等の付
    着状態を診断する手段を含んでいることを特徴と
    する壁面タイル等の剥離検知器の打撃装置。
JP60206624A 1985-09-20 1985-09-20 壁面タイル等の剥離検知器の打撃装置 Granted JPS6267448A (ja)

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JP60206624A JPS6267448A (ja) 1985-09-20 1985-09-20 壁面タイル等の剥離検知器の打撃装置

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Publication Number Publication Date
JPS6267448A JPS6267448A (ja) 1987-03-27
JPH0511786B2 true JPH0511786B2 (ja) 1993-02-16

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ID=16526456

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JP60206624A Granted JPS6267448A (ja) 1985-09-20 1985-09-20 壁面タイル等の剥離検知器の打撃装置

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JPS6267448A (ja) 1987-03-27

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