JPH0511741U - 多機能電源回路 - Google Patents
多機能電源回路Info
- Publication number
- JPH0511741U JPH0511741U JP5945191U JP5945191U JPH0511741U JP H0511741 U JPH0511741 U JP H0511741U JP 5945191 U JP5945191 U JP 5945191U JP 5945191 U JP5945191 U JP 5945191U JP H0511741 U JPH0511741 U JP H0511741U
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- Japan
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- power supply
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- circuits
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、複数の電源回路を内蔵して多機能
化を図ると共に、目的に応じて選択された少なくとも2
種類の電源回路の電圧の立ち上がり特性及び立ち下がり
特性を一致させることのできる多機能電源回路を提供す
ることを目的とする。 【構成】 本考案によれば、複数の電源回路(5-1)(5-2)
・・・・(5-n)を目的に応じてオンオフ動作できる為に多機
能化が図れ、更に、被制御回路が2種類の電源回路を必
要とする場合でも、その電源回路の電圧の立ち上がり又
は立ち下がり特性を一致させることができるので、例
え、被制御回路が持つオペアンプの電源として2種類の
電源回路を使用したとしても、オペアンプからノイズが
発生するのを防止できる。
化を図ると共に、目的に応じて選択された少なくとも2
種類の電源回路の電圧の立ち上がり特性及び立ち下がり
特性を一致させることのできる多機能電源回路を提供す
ることを目的とする。 【構成】 本考案によれば、複数の電源回路(5-1)(5-2)
・・・・(5-n)を目的に応じてオンオフ動作できる為に多機
能化が図れ、更に、被制御回路が2種類の電源回路を必
要とする場合でも、その電源回路の電圧の立ち上がり又
は立ち下がり特性を一致させることができるので、例
え、被制御回路が持つオペアンプの電源として2種類の
電源回路を使用したとしても、オペアンプからノイズが
発生するのを防止できる。
Description
【0001】
本考案は、多機能電源回路に関する。
【0002】
一般に、ステレオセットは、アンプ、CDプレーヤ、チューナ、カセットレコ
ーダ等の機器の組み合わせから成っており、これらの各機器はユーザによってそ
の動作を選択されるものであり、選択された機器には該機器を動作させるのに必
要とされる電源電圧が印加される様になっている。即ち、選択された機器には、
適切な電源電圧を印加するための電源回路が接続される様になっている。
【0003】
ここで、ステレオセットを構成する各機器に適切な電源電圧を印加させる場合
、各機器の安定動作を図る為に、電源回路としてレギュレータICが使用されて
いる。また、このレギュレータICは、単一の安定した電源電圧を得るものであ
る。従って、選択された機器が2種類の電源電圧を必要とした場合、この機器に
は2種類のレギュレータICを組み合わせて使用していた。
【0004】
しかしながら、2種類の電源電圧に対応する個々のレギュレータICの特性は
異なるものである。特に、2種類のレギュレータICの各出力を、選択された機
器内部のオペアンプの正電源及び負電源として使用した場合、各レギュレータI
Cの電圧の立ち上がり特性及び立ち下がり特性が異なることに起因して、オペア
ンプからノイズが発生する問題点があった。
【0005】
そこで、本考案は、複数の電源回路を内蔵して多機能化を図ると共に、目的に
応じて選択された少なくとも2種類の電源回路の電圧の立ち上がり特性及び立ち
下がり特性を一致させることのできる多機能電源回路を提供することを目的とす
る。
【0006】
本考案は、前記問題点を解決する為に成されたものであり、その特徴とすると
ころは、複数の被制御回路の何れかを選択するための選択信号に基づいて、前記
複数の被制御回路の中の選択された被制御回路に、該被制御回路を動作させるた
めの電源電圧を印加するようにした多機能電源回路において、複数の電源回路と
、前記選択信号に基づいて、前記選択された被制御回路に電源電圧を印加するの
に必要とされる前記電源回路を動作させるコントロール回路と、を備えた点であ
る。
【0007】
本考案によれば、複数の電源回路を目的に応じてオンオフ動作できる為に多機
能化が図れ、更に、被制御回路が2種類の電源回路を必要とする場合でも、その
電源回路の電圧の立ち上がり又は立ち下がり特性を一致させることができるので
、例え、被制御回路が持つオペアンプの電源として2種類の電源回路を使用した
としても、オペアンプからノイズが発生するのを防止できる。
【0008】
本考案の詳細を図面に従って具体的に説明する。
図1は、本考案の多機能電源回路を説明するための図である。
図1において、(1)は多機能電源回路であり、ICで構成されるものとする。
(2)は、多機能電源回路(1)と接続されるマイクロコンピュータである。
【0009】
多機能電源回路(1)内部において、(3)はマイクロコンピュータ(2)の動作電
圧を印加するための電源回路であり、外部からのON/OFF信号によって動作
する。(4)はコントロール回路であり、マイクロコンピュータ(2)に印加される
電源電圧を監視し、電源電圧がマイクロコンピュータ(2)を動作させるのに十分
でない時にリセット信号RSTによってマイクロコンピュータ(2)をリセットし
、電源電圧がマイクロコンピュータ(2)を動作させるのに十分な電圧まで立ち上
がった時にリセット信号RSTによるマイクロコンピュータ(2)のリセットを解
除するものである。また、(5-1)(5-2)・・・・(5-n)は電源回路であり、これらの電
源回路(5-1)(5-2)・・・・(5-n)は、多機能電源回路(1)外部の複数の被制御機器を
動作させるものであり、被制御機器の動作に応じた電圧特性を有しているものと
する。本実施例において、被制御回路を例えばステレオを構成する各機器とする
。
【0010】
ここで、マイクロコンピュータ(2)は、ユーザがステレオを構成するどの機器
を選択したのかを認識する機能を有しており、ユーザが例えばCDプレーヤを動
作させるための選択ボタン(図示せず)を操作したものとすると、マイクロコンピ
ュータ(2)は、この操作入力を受けてCDプレーヤに電源電圧を印加するのに必
要とされる電源回路を選択するための選択信号を出力する。例えば、CDプレー
ヤを動作させるのに電源回路(5-n)が必要であるものとし、その旨を示す選択信
号がマイクロコンピュータ(2)から出力されてコントロール回路(4)に印加され
ると、コントロール回路(4)がこの選択信号を判別し、電源回路(5-n)のみを動
作させるためのコントロール信号を出力するのである。これより、電源回路(5-n
)から出力された安定した電源電圧がCDプレーヤの電源電圧として印加され、
CDプレーヤは動作することになる。
【0011】
また、ユーザによって選択された被制御機器が異なる2つの電源回路(5-1)(5-
2)の出力を必要とする場合、特に、被制御機器内部のオペアンプの正電源及び負
電源として電源回路(5-1)(5-2)の出力を使用する場合、電源回路(5-1)(5-2)の電
圧の立ち上がり特性及び立ち下がり特性を一致させなければならない。その為に
は、オペアンプの特性を考慮した容量のコンデンサ(6)を一方の電源回路の出力
に接続すればよいことになる。こうすることによって、マイクロコンピュータ(
2)からの選択信号を取り込んだコントロール回路(4)によって電源回路(5-1)(5
-2)が選択動作しても、オペアンプからノイズが発生するのが防止され、被制御
機器を正常に動作させることができる。
【0012】
以上より、複数の電源回路(5-1)(5-2)・・・・(5-n)を目的に応じてオンオフ動作
できる為に多機能化が図れ、更に、被制御回路が2種類の電源回路を必要とする
場合でも、その電源回路の電圧の立ち上がり又は立ち下がり特性を一致させるこ
とができるので、例え、被制御回路が持つオペアンプの電源として2種類の電源
回路を使用したとしても、オペアンプからノイズが発生するのを防止できる。
【0013】
本考案によれば、複数の電源回路を目的に応じてオンオフ動作できる為に多機
能化が図れ、更に、被制御回路が2種類の電源回路を必要とする場合でも、その
電源回路の電圧の立ち上がり又は立ち下がり特性を一致させることができるので
、例え、被制御回路が持つオペアンプの電源として2種類の電源回路を使用した
としても、オペアンプからノイズが発生するのを防止でき、被制御機器を確実に
正常動作させることのできる利点が得られる。
【図1】本考案の多機能電源回路を説明するための図で
ある。
ある。
(1) 多機能電源回路
(4) コントロール回路
(5-1)(5-2)・・・・(5-n) 電源回路
(6) コンデンサ
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の被制御回路の何れかを選択するた
めの選択信号に基づいて、前記複数の被制御回路の中の
選択された被制御回路に、該被制御回路を動作させるた
めの電源電圧を印加するようにした多機能電源回路にお
いて、 複数の電源回路と、 前記選択信号に基づいて、前記選択された被制御回路に
電源電圧を印加するのに必要とされる前記電源回路を動
作させるコントロール回路と、 を備えたことを特徴とする多機能電源回路。 - 【請求項2】 前記被制御回路が前記複数の電源回路の
中の2つの電源回路を必要とする時、前記2つの電源回
路の立ち上がり又は立ち下がり特性を一致させるための
遅延回路を、前記2つの電源回路の一方の出力に備えた
ことを特徴とする請求項1記載の多機能電源回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991059451U JP2589612Y2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 多機能電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991059451U JP2589612Y2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 多機能電源回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0511741U true JPH0511741U (ja) | 1993-02-12 |
JP2589612Y2 JP2589612Y2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=13113678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991059451U Expired - Lifetime JP2589612Y2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 多機能電源回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2589612Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009171746A (ja) * | 2008-01-17 | 2009-07-30 | Fujitsu Ltd | 電源装置および電子装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5132396U (ja) * | 1974-08-31 | 1976-03-09 | ||
JPS5212915U (ja) * | 1975-07-16 | 1977-01-29 |
-
1991
- 1991-07-29 JP JP1991059451U patent/JP2589612Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5132396U (ja) * | 1974-08-31 | 1976-03-09 | ||
JPS5212915U (ja) * | 1975-07-16 | 1977-01-29 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009171746A (ja) * | 2008-01-17 | 2009-07-30 | Fujitsu Ltd | 電源装置および電子装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2589612Y2 (ja) | 1999-02-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |