JP2589612Y2 - 多機能電源回路 - Google Patents

多機能電源回路

Info

Publication number
JP2589612Y2
JP2589612Y2 JP1991059451U JP5945191U JP2589612Y2 JP 2589612 Y2 JP2589612 Y2 JP 2589612Y2 JP 1991059451 U JP1991059451 U JP 1991059451U JP 5945191 U JP5945191 U JP 5945191U JP 2589612 Y2 JP2589612 Y2 JP 2589612Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
circuit
supply circuit
circuits
controlled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991059451U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0511741U (ja
Inventor
裕一 稲川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP1991059451U priority Critical patent/JP2589612Y2/ja
Publication of JPH0511741U publication Critical patent/JPH0511741U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2589612Y2 publication Critical patent/JP2589612Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、多機能電源回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ステレオセットは、アンプ、C
Dプレーヤ、チューナ、カセットレコーダ等の機器の組
み合わせから成っており、これらの各機器はユーザによ
ってその動作を選択されるものであり、選択された機器
には該機器を動作させるのに必要とされる電源電圧が印
加される様になっている。即ち、選択された機器には、
適切な電源電圧を印加するための電源回路が接続される
様になっている。
【0003】ここで、ステレオセットを構成する各機器
に適切な電源電圧を印加させる場合、各機器の安定動作
を図る為に、電源回路としてレギュレータICが使用さ
れている。また、このレギュレータICは、単一の安定
した電源電圧を得るものである。従って、選択された機
器が2種類の電源電圧を必要とした場合、この機器には
2種類のレギュレータICを組み合わせて使用してい
た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、2種類
の電源電圧に対応する個々のレギュレータICの特性は
異なるものである。特に、2種類のレギュレータICの
各出力を、選択された機器内部のオペアンプの正電源及
び負電源として使用した場合、各レギュレータICの電
圧の立ち上がり特性及び立ち下がり特性が異なることに
起因して、オペアンプからノイズが発生する問題点があ
った。
【0005】そこで、本考案は、複数の電源回路を内蔵
して多機能化を図ると共に、目的に応じて選択された少
なくとも2種類の電源回路の電圧の立ち上がり特性及び
立ち下がり特性を一致させることのできる多機能電源回
路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記問題点を
解決する為に成されたものであり、その特徴とするとこ
ろは、複数の被制御回路の何れかを選択するための選択
信号に基づいて、前記複数の被制御回路の中の選択され
た被制御回路に、該被制御回路を動作させるための電源
電圧を印加するようにした多機能電源回路において、複
数の電源回路と、前記選択信号に基づいて、前記選択さ
れた被制御回路に電源電圧を印加するのに必要とされる
前記電源回路を動作させるコントロール回路と、を備え
た点である。
【0007】
【作用】本考案によれば、複数の電源回路を目的に応じ
てオンオフ動作できる為に多機能化が図れ、更に、被制
御回路が2種類の電源回路を必要とする場合でも、その
電源回路の電圧の立ち上がり又は立ち下がり特性を一致
させることができるので、例え、被制御回路が持つオペ
アンプの電源として2種類の電源回路を使用したとして
も、オペアンプからノイズが発生するのを防止できる。
【0008】
【実施例】本考案の詳細を図面に従って具体的に説明す
る。図1は、本考案の多機能電源回路を説明するための
図である。図1において、(1)は多機能電源回路であ
り、ICで構成されるものとする。(2)は、多機能電源
回路(1)と接続されるマイクロコンピュータである。
【0009】多機能電源回路(1)内部において、(3)は
マイクロコンピュータ(2)の動作電圧を印加するための
電源回路であり、外部からのON/OFF信号によって
動作する。(4)はコントロール回路であり、マイクロコ
ンピュータ(2)に印加される電源電圧を監視し、電源電
圧がマイクロコンピュータ(2)を動作させるのに十分で
ない時にリセット信号RSTによってマイクロコンピュ
ータ(2)をリセットし、電源電圧がマイクロコンピュー
タ(2)を動作させるのに十分な電圧まで立ち上がった時
にリセット信号RSTによるマイクロコンピュータ(2)
のリセットを解除するものである。また、(5-1)(5-2)・・
・・(5-n)は電源回路であり、これらの電源回路(5-1)(5-
2)・・・・(5-n)は、多機能電源回路(1)外部の複数の被制
御機器を動作させるものであり、被制御機器の動作に応
じた電圧特性を有しているものとする。本実施例におい
て、被制御回路を例えばステレオを構成する各機器とす
る。
【0010】ここで、マイクロコンピュータ(2)は、ユ
ーザがステレオを構成するどの機器を選択したのかを認
識する機能を有しており、ユーザが例えばCDプレーヤ
を動作させるための選択ボタン(図示せず)を操作したも
のとすると、マイクロコンピュータ(2)は、この操作入
力を受けてCDプレーヤに電源電圧を印加するのに必要
とされる電源回路を選択するための選択信号を出力す
る。例えば、CDプレーヤを動作させるのに電源回路(5
-n)が必要であるものとし、その旨を示す選択信号がマ
イクロコンピュータ(2)から出力されてコントロール回
路(4)に印加されると、コントロール回路(4)がこの選
択信号を判別し、電源回路(5-n)のみを動作させるため
のコントロール信号を出力するのである。これより、電
源回路(5-n)から出力された安定した電源電圧がCDプ
レーヤの電源電圧として印加され、CDプレーヤは動作
することになる。
【0011】また、ユーザによって選択された被制御機
器が異なる2つの電源回路(5-1)(5-2)の出力を必要とす
る場合、特に、被制御機器内部のオペアンプの正電源及
び負電源として電源回路(5-1)(5-2)の出力を使用する場
合、電源回路(5-1)(5-2)の電圧の立ち上がり特性及び立
ち下がり特性を一致させなければならない。その為に
は、オペアンプの特性を考慮した容量のコンデンサ(6)
を一方の電源回路の出力に接続すればよいことになる。
こうすることによって、マイクロコンピュータ(2)から
の選択信号を取り込んだコントロール回路(4)によって
電源回路(5-1)(5-2)が選択動作しても、オペアンプから
ノイズが発生するのが防止され、被制御機器を正常に動
作させることができる。
【0012】以上より、複数の電源回路(5-1)(5-2)・・・・
(5-n)を目的に応じてオンオフ動作できる為に多機能化
が図れ、更に、被制御回路が2種類の電源回路を必要と
する場合でも、その電源回路の電圧の立ち上がり又は立
ち下がり特性を一致させることができるので、例え、被
制御回路が持つオペアンプの電源として2種類の電源回
路を使用したとしても、オペアンプからノイズが発生す
るのを防止できる。
【0013】
【考案の効果】本考案によれば、複数の電源回路を目的
に応じてオンオフ動作できる為に多機能化が図れ、更
に、被制御回路が2種類の電源回路を必要とする場合で
も、その電源回路の電圧の立ち上がり又は立ち下がり特
性を一致させることができるので、例え、被制御回路が
持つオペアンプの電源として2種類の電源回路を使用し
たとしても、オペアンプからノイズが発生するのを防止
でき、被制御機器を確実に正常動作させることのできる
利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の多機能電源回路を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
(1) 多機能電源回路 (4) コントロール回路 (5-1)(5-2)・・・・(5-n) 電源回路 (6) コンデンサ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電源回路と、該複数の電源回路の
    いずれの電源回路を動作させるのかを切り換えるコント
    ロール回路とを単一のICに内蔵し、電源を必要とする
    複数の被制御回路に電源電圧を供給するようにしたこと
    を特徴とする多機能電源回路。
  2. 【請求項2】 前記被制御回路が正負の2電源を必要と
    する場合に、ある電源回路の出力を遅延回路により遅延
    させ前記正負の2電源の立ち上がり又は立ち下がり特性
    が等しくなるようにしたことを特徴とする請求項1記載
    多機能電源回路。
JP1991059451U 1991-07-29 1991-07-29 多機能電源回路 Expired - Lifetime JP2589612Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991059451U JP2589612Y2 (ja) 1991-07-29 1991-07-29 多機能電源回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991059451U JP2589612Y2 (ja) 1991-07-29 1991-07-29 多機能電源回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0511741U JPH0511741U (ja) 1993-02-12
JP2589612Y2 true JP2589612Y2 (ja) 1999-02-03

Family

ID=13113678

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991059451U Expired - Lifetime JP2589612Y2 (ja) 1991-07-29 1991-07-29 多機能電源回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2589612Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5130922B2 (ja) * 2008-01-17 2013-01-30 富士通株式会社 電源装置および電子装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5132396U (ja) * 1974-08-31 1976-03-09
JPS5212915U (ja) * 1975-07-16 1977-01-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0511741U (ja) 1993-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7752479B2 (en) CPU frequency regulating circuit
US4651342A (en) Auxiliary control unit for a television receiver
KR100797874B1 (ko) 정전압 전원 회로 및 정전압 전원 회로의 제어 방법
JP2589612Y2 (ja) 多機能電源回路
US5414417A (en) Automatic input/output terminal varying circuit
US6211730B1 (en) Pre-amplifier circuit
US6456332B1 (en) Device for generating sync signals of composite video signal
JP2803151B2 (ja) 電源装置
KR0129491Y1 (ko) 전원 스위칭 회로
JP2675488B2 (ja) 電子機器のキー入力検出装置
KR930003911Y1 (ko) 시간차를 가지는 리세트회로
JPS63124731A (ja) 電子機器における2次電池の充電装置
JPH0727743Y2 (ja) リモコン装置
KR200175872Y1 (ko) 마이컴의 리셋 회로
KR920004925B1 (ko) 잡음뮤팅 및 정전압 제어회로
JP2596226Y2 (ja) 自動入/出力端子可変回路
JP2606305Y2 (ja) ファンクション切換装置
JP2579042B2 (ja) サンプルホールド回路
JPS5818356Y2 (ja) カウンタのプリセット回路
KR920002987Y1 (ko) 필드메모리를 이용한 화질보상회로
US5818779A (en) Board having a plurality of integrated circuits
KR950005764Y1 (ko) Vcr의 시스콘 마이콤으로 공급되는 전원의 딥 보상회로
JPS6134634B2 (ja)
KR0119588Y1 (ko) 원칩구현이 가능한 백업마이콤
KR100314711B1 (ko) 전원 스위칭 회로

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term