JPH051166U - ケーブル接続器 - Google Patents

ケーブル接続器

Info

Publication number
JPH051166U
JPH051166U JP5451791U JP5451791U JPH051166U JP H051166 U JPH051166 U JP H051166U JP 5451791 U JP5451791 U JP 5451791U JP 5451791 U JP5451791 U JP 5451791U JP H051166 U JPH051166 U JP H051166U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
cable connection
connection ends
set screw
cable connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5451791U
Other languages
English (en)
Inventor
忠男 戸塚
Original Assignee
忠男 戸塚
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 忠男 戸塚 filed Critical 忠男 戸塚
Priority to JP5451791U priority Critical patent/JPH051166U/ja
Publication of JPH051166U publication Critical patent/JPH051166U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 二本のケーブル接続端同士を、きわめて簡単
な結線作業によって確実に結線接続し得る簡易型のケー
ブル接続器を得る。 【構成】 二本のケーブル接続端1a,2aを被覆した
ままの状態で差し込むことでこれらを略平行した状態で
両側から保持する保持溝20を内部に有するケーブル接
続器本体22を形成する。さらに、この接続器本体の外
部からねじ込まれることでねじ部23a先端を前記保持
溝に平行して保持されている両ケーブル接続端に跨った
状態で略直交する方向から臨む一本の止めねじ23を設
ける。また、この止めねじにおいて、ねじ部先端の端面
を凹設することで周縁部分にエッジ部24を形成する。
そして、このエッジ部で、ケーブル接続端の被覆を切り
込んで喰い込ませることで、両ケーブル接続端同士を電
気的に結線接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、二本のケーブルの接続端を被覆したままの状態で差し込むことによ りこれらケーブル接続端同士を簡単かつ確実に接続し得るケーブル接続器の改良 に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば車輌などを始めとする各種の機器、装置においてその内部に配設され る種々の電気系部品を電気的に接続するために各電気系部品から引き出される電 気配線等といった接続用ケーブルの接続端同士を結線するために、従来から種々 のケーブル接続構造が提案されている。 すなわち、異なるケーブル接続端同士を電気的に接続するにあたって最も簡単 には、両ケーブルの接続端の絶縁被覆を剥し、これらを重ね合わせて絶縁テープ を巻き付けることで接続したり、ねじ等で共締めしたり、あるいは接続部材に対 しそれぞれを半田付けしたりする等の方法がある。しかし、このような方法は、 接続にあたって、面倒かつ煩雑な作業を要し、特に多数本のケーブルを狭いスペ ース内で順次効率よく結線作業することが必要な場合などにおいて実用上での問 題の大きいものであった。
【0003】 このため、ケーブル接続端を被覆状態のままケーシング内に差込み、かつ該ケ ーブル接続端を、外部からねじ込まれる止めねじにより押さえ付けながら、該ね じ部先端に形成したエッジ部にて、ケーブル接続端部分の絶縁被覆を切り込んで 導電線側に喰い込ませるようにしたケーブル接続器を用いることが考えられてい る。これを図6を用いて簡単に説明すると、図中1,2は相互に結線接続される 二本のケーブルで、そのケーブル接続端1a,2aを接続するために、図中10 で示したようなケーブル接続器が用いられている。このケーブル接続器10は、 両端側にケーブル差込み孔11,11を有しかつその内部にケーブル接続端1a ,2aが被覆されたままの状態で差し込まれるように構成されているケーブル接 続器本体12と、この本体12内で前記ケーブル差込み方向に向かう長手方向に 沿って埋設された導電性プレート13と、この導電性プレート13の両端側に形 成されたねじ孔13a,13bに対し本体12の外側からねじ込まれることで、 そのねじ部先端にて前記各ケーブル接続端1a,2aを押圧して係止する止めね じ14,15とから構成されている。そして、これらの止めねじ14,15のね じ部先端の端面には、くぼみが凹設されることで周縁部分にエッジ部16,16 が形成され、これらのエッジ部16で各ケーブル接続端1a,2aでの絶縁被覆 を切り込んで導電線部分を露呈させ、この導電線にエッジ部16が喰い込むこと で電気的接続を行えるようになっている。すなわち、この例では、ケーブル接続 端1aと2aとは、一方の止めねじ16、導電性プレート13および他方の止め ねじ16を介して電気的に接続されるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のケーブル接続器10では、二本のケーブル1, 2を電気的に接続するにあたって、長尺な接続器本体12を有するものを用いる ことが必要で、スペース等の面から短めな状態で配線接続することが必要な場合 に不適であった。さらに、上述した従来構造では、二本のケーブル接続にあたっ て二本の止めねじ14,15や導電性プレート13等を必要とし、部品点数も多 く、作業も面倒なものであり、また接続部での接触抵抗も大きいという不具合も あり、実用面で問題をもつもので、これらの問題点を一掃し得る何らかの対策を 講じることが望まれている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような要請に応えるために本考案に係るケーブル接続器は、二本のケーブ ルの接続端同士を機械的かつ電気的に結線接続するにあたって、該ケーブル接続 端を被覆したままの状態で差し込むことにより両ケーブル接続端同士を略平行し て添わせた状態で両側から保持する保持溝を内部に形成しているケーブル接続器 本体と、その外側からねじ込まれることでねじ部先端を前記保持溝に平行して保 持されている両ケーブル接続端に跨った状態で略直交する方向から臨ませられる 一本の止めねじからなり、かつこの止めねじのねじ部先端の端面を凹設すること で周縁部にエッジ部を形成し、このエッジ部でケーブル接続端の被覆を切込み、 このエッジ部を喰い込ませることで両ケーブル接続端同士を電気的に接続するよ うに構成したものである。
【0006】
【作用】
本考案によれば、ケーブル接続器本体に設けられている差込み孔から接続すべ きケーブル接続端を、被覆されたままの状態でそれぞれ差し込み、次で該差込み 方向とは略直交する方向から一本の止めねじをねじ込み、本体内で平行して保持 されているケーブル接続端部分に跨った状態で、そのねじ部先端端面のエッジ部 をねじ込みながら押し当て、該部分の被覆を切り込んで喰い込ませることで、こ のねじ部を介して両ケーブル接続端を電気的に結線接続し得るものである。
【0007】
【実施例】
図1ないし図4は本考案に係るケーブル接続器の一実施例を示すものであり、 これらの図において、前述した図6と同一または相当する部分には同一番号を付 してその説明は省略する。なお、図中3はケーブル接続端1a,2aにおける導 電線、4はその周囲を覆う絶縁被覆である。 さて、本考案によれば、ケーブル接続器10において、二本のケーブル1,2 の接続端1a,2a同士を機械的かつ電気的に結線接続するにあたって、該ケー ブル接続端1a,2aを被覆したままの状態で差し込むことで両ケーブル接続端 1a,2a同士を略平行して添わせた状態で両側から保持する保持溝20を形成 してなる内部空間21を有するケーブル接続器本体22と、この接続器本体22 の外部からねじ込まれることでねじ部23a先端を前記保持溝20に平行して保 持されている両ケーブル接続端1a,2aに跨った状態で略直交する方向から臨 ませられる一本の止めねじ23とからなり、この止めねじ23のねじ部23a先 端の端面を凹設することで周縁部に形成されるエッジ部24で、前記ケーブル接 続端1a,2aの被覆4,4をそれぞれ切込み、このエッジ部24をそれぞれの 導電線3,3に図3中25で示すような状態で喰い込ませることにより両ケーブ ル接続端1a,2a同士を電気的に接続するように構成したところに特徴を有し ている。 なお、図1、図2において符号26は前記本体22の内部空間21に連通する ねじ孔、27は止めねじ23の頭部が嵌め込まれる凹部である。
【0008】 このような構成によれば、ケーブル接続器本体22に設けられている差込み孔 11から接続すべきケーブル接続端1a,2aを、絶縁被覆4,4を被せたまま の状態でそれぞれ差し込み、本体22内で保持溝20にて略平行した状態で並べ て両側から抑え込まれた状態で保持されるとともに、該ケーブル差込み方向とは 略直交する方向から一本の止めねじ23をねじ込み、本体22内で平行して保持 されているケーブル接続端1a,2a部分に跨った状態で、そのねじ部23a先 端端面のエッジ部24をねじ込みながら押し当て、該部分の被覆4,4を図1、 図3等から明かなように切り込んで喰い込ませることで、このねじ部23aを介 して前記両ケーブル接続端1a,2aを電気的に結線接続し得るものである。 そして、このような本考案によれば、接続器本体22と一本の止めねじ23か らなる接続器10を用いるだけで、二本のケーブル接続端1a,2a同士の結線 接続を、各ケーブルの差込み操作と一本の止めねじ23のねじ込み操作とできわ めて簡単にしかも確実に行え、道具としてもドライバがあればよく、作業性等を 始めとして、その実用上での利点は大きいものである。 ここで、本考案による接続器10によれば、図4に示すように、互いに相反す る方向から差し込まれるケーブル接続端1a,2a同士の結線接続の場合に限ら ず、たとえば図5に示すような同一方向から差し込んだ二本のケーブル1,2の 接続も容易に行えるもので、特にこのようにすれば、ケーブルの差込みとねじの ねじ込み作業を、より一層簡単に行えるもので、配線接続作業時の作業性の面で 有利である。 また、このような本考案によれば、各ケーブル1,2同士の電気的な接続を、 それぞれの導電線3,3と止めねじ23とで行なっていることから、電気的に接 触抵抗を小さい状態とすることができ、接続部での信頼性を向上させ得るという 利点もある。
【0009】 なお、本考案は上述した実施例構造には限定されず、ケーブル接続器本体22 や止めねじ23、さらにその内部空間21等を始めとする各部の形状、構造等を 適宜変形、変更し得ることは言うまでもない。また、このようなケーブル接続器 10の適用分野としても、種々の分野が考えられ、要はケーブルを簡単に結線接 続することが望まれるところに適用して効果を発揮し得るものである。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係るケーブル接続器によれば、二本のケーブルの 接続端を被覆したままの状態で差し込むことで両接続端同士を略平行して添わせ た状態で両側から保持する保持溝を内部に有するケーブル接続器本体と、その外 側からねじ込まれることでねじ部先端を前記保持溝に平行して保持されている両 ケーブル接続端に跨った状態で略直交する方向から臨む止めねじからなり、かつ この止めねじのねじ部先端の端面を凹設することで周縁部にエッジ部を形成し、 このエッジ部でケーブル接続端の被覆を切込み、このエッジ部を喰い込ませるこ とで両ケーブル接続端同士を電気的に接続するようにしたので、必要最小限の部 品点数による簡単かつ安価な構成にもかかわらず、接続すべきケーブル接続端を 、被覆されたままの状態で差し込み、かつ止めねじをねじ込むというきわめて簡 単な操作によって、両ケーブル接続端の電気的な結線接続をきわめて簡単にしか も確実に行えるもので、特別な治具等も不要で、操作性や接続時の信頼性の面で 優れている等の実用上種々優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るケーブル接続器の一実施例を示す
要部断面図である。
【図2】図1に示したケーブル接続器による接続方法を
説明するための概略分解図である。
【図3】図1によるケーブル接続器においてケーブル接
続端部分での止めねじのエッジ部による電気的接続状態
を説明するための概略図である。
【図4】図1のケーブル接続器を示す概略平面図であ
る。
【図5】図4の変形例を示す概略平面図である。
【図6】従来のケーブル接続器を例示する概略説明図で
ある。
【符号の説明】
1a ケーブル接続端 2a ケーブル接続端 3 導電線 4 絶縁被覆 10 ケーブル接続器 11 差込み孔 20 保持溝 21 内部空間 22 ケーブル接続器本体 23 止めねじ 23a ねじ部 24 エッジ部 25 喰い込み部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 異なる二本のケーブルの接続端同士を機
    械的かつ電気的に結線接続するために用いられるケーブ
    ル接続器であって、該ケーブル接続端を被覆したままの
    状態で差し込むことにより両ケーブル接続端同士を略平
    行して添わせた状態で両側から保持する保持溝を内部に
    形成してなるケーブル接続器本体と、この接続器本体の
    外部からねじ込まれることでねじ部先端を前記保持溝に
    平行して保持されている両ケーブル接続端に跨った状態
    で略直交する方向から臨む一本の止めねじとを備えてな
    り、この止めねじは、そのねじ部先端の端面を凹設する
    ことで周縁部に形成されるエッジ部を有し、このエッジ
    部で前記ケーブル接続端の被覆を切込みかつこのエッジ
    部を喰い込ませることで、両ケーブル接続端同士を電気
    的に接続するように構成されていることを特徴とするケ
    ーブル接続器。
JP5451791U 1991-06-19 1991-06-19 ケーブル接続器 Pending JPH051166U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5451791U JPH051166U (ja) 1991-06-19 1991-06-19 ケーブル接続器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5451791U JPH051166U (ja) 1991-06-19 1991-06-19 ケーブル接続器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH051166U true JPH051166U (ja) 1993-01-08

Family

ID=12972845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5451791U Pending JPH051166U (ja) 1991-06-19 1991-06-19 ケーブル接続器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH051166U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010232141A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Sekisuijushi Cap-Ai System Co Ltd 分岐コネクタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010232141A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Sekisuijushi Cap-Ai System Co Ltd 分岐コネクタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5989056A (en) Cable connector with stress relief assembly
JPH07122306A (ja) 圧接ジョイントコネクタ
JPS6217824B2 (ja)
JPH06132049A (ja) 多導線端子組立体
JP2938780B2 (ja) 並列多芯ケーブル相互接続用コネクタ
JP2009037748A (ja) ケーブルコネクタ及びケーブル接続方法
JPH051166U (ja) ケーブル接続器
JPH051167U (ja) ケーブル接続器
JP3272147B2 (ja) フラットケーブルのクロス配線方法およびクロス配線構造およびそのクロス配線構造を有するフラットケーブル
JPH0523422U (ja) 圧接形ケーブル接続器
GB2185159A (en) Cable connectors
JPH0418215Y2 (ja)
JPS6328525Y2 (ja)
JPH033343B2 (ja)
JP3670891B2 (ja) 分岐装置
JP2892223B2 (ja) 同軸ケーブル分岐用コネクタ
JP3647934B2 (ja) 同軸ケーブル用コネクタおよびその組付方法
JP2761556B2 (ja) ケーブル接続器
JPH0122226Y2 (ja)
JPH029502Y2 (ja)
JPS6226926Y2 (ja)
JPH01246713A (ja) フラットケーブル
JPH076624Y2 (ja) 圧着接続子
JPH0713372Y2 (ja) 低圧用器具のバイパス接続装置
JPH0449825Y2 (ja)