JPH05115596A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH05115596A
JPH05115596A JP3285204A JP28520491A JPH05115596A JP H05115596 A JPH05115596 A JP H05115596A JP 3285204 A JP3285204 A JP 3285204A JP 28520491 A JP28520491 A JP 28520491A JP H05115596 A JPH05115596 A JP H05115596A
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game
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示の迫力を高めることができる情報表示部
を有する弾球遊技機を提供すること。 【構成】 可変表示装置3に、所定の遊技情報を表示す
るための液晶表示器31を設ける。液晶表示器31は遊
技盤表面から所定距離離れて設けられる。したがって遊
技情報がパチンコ玉Pよりも遊技者に近く表示され、表
示の迫力が増す。また、玉通過口30から進入するパチ
ンコ玉Pは遊技盤表面と液晶表示器31との間を通過す
るのでパチンコ玉Pの落下経路が可変表示装置3により
制限されることは少なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技機やコイ
ン遊技機等で代表される弾球遊技機に関し、詳しくは、
打玉を遊技領域に打込んで遊技が行なわれる弾球遊技機
であって、複数種類の識別情報を可変表示可能な可変表
示部が備えられた可変表示装置を有し、可変表示装置の
停止時の表示結果が特定の識別情報となった場合に所定
の遊技価値を付与可能な状態となる弾球遊技機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技機において従来から一般的
に知られているものに、遊技盤面に複数種類の識別情報
が可変表示可能な可変表示装置を有し、可変表示装置の
停止時の表示結果が予め定められた特定の識別情報にな
った場合に所定の遊技価値を付与可能な状態となる遊技
機がある。そして、所定の可変開始条件の成立に基づい
て可変表示装置が可変表示され、その可変表示装置の停
止時の表示結果が予め定められた特定の識別情報(たと
えば「777」)になった場合に、たとえば可変入賞球
装置を遊技者にとって有利な第1の状態にして所定の遊
技価値を付与可能な状態とするものがあった。可変表示
装置としては、回転ドラムをパルスモータを用いて回転
させるものや、7セグメントLEDやマトリックスLE
Dを遊技盤中央に配置し、これらを電気的に制御してさ
まざまな識別情報を表示させるものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の弾球遊
技機では、可変表示装置などの情報表示部は遊技盤面と
ほぼ同一平面かあるいは遊技盤面よりも奥行方向に後退
して設けられているため、情報表示部による表示に十分
な迫力が得られないという問題があった。
【0004】それゆえにこの発明の目的は、表示の迫力
を高めることができる情報表示部を有する弾球遊技機を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる弾球遊技
機は、所定の遊技情報を表示可能な情報表示部を有する
弾球遊技機であって、前記情報表示部は、遊技盤の前面
側に、前記情報表示部と遊技盤との間の少なくとも一部
を遊技玉が通過可能な間隔を隔てて配置されていること
を特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、情報表示部は、遊技盤の前面
側に所定の間隔を隔てて配置される。したがって、表示
される識別情報がより遊技者に近くなり、かつ遊技盤の
他の部分よりも遊技者側に突出して見えることになる。
また、遊技盤面と情報表示部との間には間隔が設けられ
ており少なくともその一部を遊技玉が通過することが可
能である。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、弾球遊技機の一例のパチンコ遊技
機の遊技盤面を示す正面図である。遊技者が、図示しな
い打球操作ハンドルを操作すれば、打球待機樋(図示せ
ず)に貯留されているパチンコ玉が1つずつ遊技盤1の
前面に形成されている遊技領域2内に打込まれる。遊技
領域2には、複数種類の識別情報を可変表示可能な可変
表示装置3が設けられているとともに、始動入賞口10
a、10b、10cが設けられている。これら始動入賞
口10a、10b、10c内に入賞したパチンコ玉は、
それぞれ始動入賞玉検出器11a、11b、11cによ
り、検出される。それら始動入賞玉検出器11a、11
b、11cの検出信号に基づき、可変表示装置3の各図
柄表示部3a、3b、3cの可変表示が開始される。そ
して、所定時間の経過に基づいてまず左図柄表示部3a
が停止し、その後中図柄表示部3bが停止し、最後に右
図柄3cが停止する。停止時の表示結果が予め定められ
た特定の識別情報(たとえば777)になれば、可変入
賞球装置4の開閉板5を開成させて遊技者にとって有利
な第1の状態とし所定の遊技価値が付与可能な状態にす
る。
【0008】可変表示装置3の可変表示中においてパチ
ンコ玉が始動入賞口10a〜10cに入賞すればその始
動入賞が記憶され、可変表示装置3の可変表示が停止し
た後に、その記憶に基づいて再度可変表示装置3の可変
表示が開始される。その始動入賞記憶の上限値はたとえ
ば「4」に定められている。始動入賞記憶回数は始動記
憶LED26により表示される。
【0009】可変入賞球装置4は、通常は開口部7が開
閉板5により閉塞されてパチンコ玉が開口部7に入賞で
きない、遊技者にとって不利な第2の状態になってい
る。開閉板5が開成することにより、前述のようにパチ
ンコ玉が開口部7に入賞可能な遊技者にとって有利な第
1の状態となる。可変入賞球装置4の第1の状態は、パ
チンコ玉の所定個数(たとえば10個)の入賞または所
定時間(たとえば30秒間)の経過のいずれかの条件が
成立することにより終了し、可変入賞球装置4は第2の
状態に切換わる。
【0010】開口部7内の所定の箇所には特定入賞口8
が形成されている。可変入賞球装置4に入賞したパチン
コ玉がこの特定入賞口8に入賞すると、その間における
可変入賞球装置4の第1の状態が終了した後、再度開閉
板5が開成されて第1の状態が繰返し継続制御される。
繰返し継続制御の上限回数はたとえば16回と定められ
ている。繰返し継続制御が行なわれた回数、すなわち開
閉板5が開成された開成回数は、可変表示装置3の上部
に設けられた開成回数表示器25により表示される。可
変入賞球装置4に入賞した入賞玉の個数は、可変入賞球
装置4の下方に設けられた入賞個数表示器9により表示
される。開閉板5は、遊技盤の裏に設けられたソレノイ
ド6によって駆動される。なお、上述の説明では可変入
賞球装置4の第2の状態として、打玉が全く入賞できな
い状態を示したが、打玉が入賞困難な状態とするもので
あってもよい。
【0011】可変表示装置3には、遊技盤面から所定距
離離れた位置に設けられた、液晶表示部からなる図柄表
示部3a、3b、3cが設けられている。各図柄表示部
3a〜3cと遊技盤との間の間隔はパチンコ玉の直径よ
りも大きく設けられており、したがって遊技盤表面と図
柄表示部3a〜3cとの間をパチンコ玉が通過可能であ
る。さらにこの可変表示装置3には、飾りLED23が
設けられており、さらにその頂部には入賞口12が形成
されている。本実施例においては、セグメント状の液晶
表示装置により図柄表示部を構成したものを示している
が、本発明はこれに限らず、たとえばマトリックス状の
液晶表示装置を用いたものであってもよい。また、遊技
盤表面と図柄表示部3a〜3cとの間をパチンコ玉が通
過できるものであれば、あるいは表示部以外を透明にで
きるものであればたとえばエレクトロルミネセンスを用
いた表示装置と、液晶表示装置以外の表示装置であって
もよい。また、本実施例では遊技盤と各図柄表示部3a
〜3cとの間をすべてにわたってパチンコ玉が通過可能
にしたが、一部のみ通過可能に構成してもよい。図柄表
示部3a〜3cは3つに限らず、1、2または4つ以上
のものであってもよい。図柄表示部3a〜3cは所定の
遊技条件の成立によって可変表示を開始し、それぞれ所
定時間の経過の後に停止されるように制御されるが、本
発明はこれに限らず、たとえば遊技者によって操作され
る図示されない停止ボタンを設け、遊技者の停止ボタン
の押圧操作によって停止されるものであってもよい。ま
た、所定時間の経過または遊技者の停止ボタンの押圧操
作のいずれか早い方が行なわれたことに基づいて停止制
御してもよい。
【0012】遊技領域2にはさらに、風車ランプ18
と、サイドランプ17と、肩ランプ19とが設けられて
いる。可変入賞球装置4の左右には、アタッカーランプ
21、アタッカーLED24、袖ランプ20が設けられ
ている。遊技領域2の周囲にはレール飾りランプ16が
設けられている。さらに、遊技領域2には、入賞口1
3、14と、アウト玉を回収するためのアウト口15と
が設けられている。
【0013】図2は、可変表示装置3の全体正面図であ
る。図3は、遊技盤に取付けられた状態の可変表示装置
3の縦断面図である。図4は、同じく遊技盤に取付けら
れた状態の可変表示装置3の横断面図である。図2〜図
4を参照して、可変表示装置3は、遊技盤1に取付けら
れる透明取付基板27と、取付基板27から内側ガラス
板49a、外側ガラス板49bの方向に突出して設けら
れた液晶表示器31とを含む。遊技盤1には開口1aが
形成されており、開口1a内に可変表示装置3が組込ま
れる。取付基板27は遊技盤1の表面とほぼ面一になる
ように遊技盤1に取付けられている。取付基板27表面
と液晶表示器31との間には、前述したようにパチンコ
玉Pが通過可能な間隔Dが形成されている。液晶表示器
31は、枠部材28によって取付基板27に取付けられ
ている。取付基板27の裏面には、開口部の包囲枠48
が取付けられており、その側面の一方には配線収容部4
8aが形成され、液晶表示器31から引出されるフィル
ムケーブルからなる配線34がこの中を通って図示され
ない制御回路に接続されている。
【0014】遊技盤1の裏面には、入賞口12などに入
賞した遊技玉を所定箇所に集合させるための入賞玉集合
カバー35が取付けられている。入賞玉集合カバー35
の裏面には、取付ボス36を介してドラムケース37が
取付けられている。ドラムケース37の側面の一方の内
部には、モータ42が、そのモータ軸43が水平方向と
なるように取付けられている。モータ軸43の他端はド
ラムケース37の他方の側面によって軸支されている。
モータ軸43には、透明ドラム44が取付けられ、透明
ドラム44の周囲には装飾絵柄33(図2参照)が書込
まれた装飾フィルム45が貼着されている。ドラム4
4、装飾フィルム45の代わりに、透明のベルト状のも
のを用い、そのベルト上に装飾絵柄を描いてもよい。
【0015】ドラムケース37の後端の開口部はケース
カバー38によって閉塞されている。ケースカバー38
の内面には、モータ・ランプ保持枠47がドラムケース
37の側面と平行に取付けられてドラム44の遊技盤1
側の端部付近まで延びている。モータ・ランプ保持枠4
7の先端部分にはランプ保持部材46が取付けられてい
る。ランプ保持部材46は、横長の「コ」状の形状をし
ており、開口部が遊技盤表面の方向を向いている。ラン
プ保持部材46の2つの側面の内側にはランプ基板41
が取付けられ、ランプ基板41にはドラムランプ22が
取付けられている。ドラムランプ22は、液晶表示器3
1およびドラム44の装飾フィルム45のバックライト
用のものであり、常時点灯している。ドラムランプ22
により、装飾フィルム45上の絵柄33が図2に示され
るように取付基板27の裏面に投影され、可変表示装置
3の表示を美しく、迫力あるものにしている。ケースカ
バー38のドラム44側の内面には、ドラム44の停止
位置を一定にするための基準位置検出用のドラムセンサ
39aが、ドラムセンサ基板39によって取付けられて
いる。ケースカバー38の背面にはさらに、中継基板4
0が取付けられている。
【0016】図2を参照して、液晶表示器31には、そ
れぞれ7セグメントの液晶表示部32a〜32cが形成
されている。液晶表示部32a〜32cによる表示は、
図示されない制御回路によって可変表示可能であり、可
変表示部3a〜3cを形成している。液晶表示器31
の、液晶表示部32a〜32c以外の部分は透明であ
り、したがって取付基板27の裏面にドラムランプ22
によって投影された装飾フィルム45上の絵柄33を遊
技者が直接見ることができる。
【0017】通常状態では図3、4に示されるモータ4
2は停止しており、ドラム44、装飾フィルム45が回
転しないため、装飾絵柄33は停止している。本実施例
の場合には、図柄表示部3a〜3cによる可変表示中に
もモータ42は停止し、通常状態と同様に装飾絵柄33
は停止している。左図柄表示部3a、中図柄表示部3b
が停止して、しかもその図柄が一致しているいわゆる
「リーチ状態」となった場合には、本実施例の装置では
モータ42の回転が開始され、装飾絵柄33が上から下
に変動し、遊技効果を高めるようになっている。また、
右図柄表示部3cが停止した結果大当りとなれば、モー
タ42の回転速度や回転方向を変化させることにより、
遊技効果はさらに高められる。
【0018】しかし、ドラム44のこのような動作は一
例にすぎず、たとえば可変表示中にもモータ42を回転
させて装飾絵柄33を変動させてもよい。また、装飾絵
柄33の変動方向を上から下にではなく、下から上にし
てもよく、また横方向に変動するようにしてもよい。こ
の場合にはドラムを横方向に回転可能な形で取付ければ
よい。また、大当りを発生させるための所定の組合せと
して、可変表示部3a〜3cに表示される停止時の識別
情報の組合せだけではなく、装飾フィルム45に装飾絵
柄33に代えてあるいはそれに加えて識別情報としての
図柄を描いておき、停止時の図柄表示部3a〜3cの識
別情報だけでなく、装飾フィルム45の図柄による識別
情報との組合せが所定の組合せになった場合に大当り状
態となるようにしてもよい。また、ドラム44を図柄表
示部3a〜3cに対応させて別個に複数設け、装飾絵柄
33の変動や装飾フィルム45の図柄の変動を図柄表示
部3a〜3cに合わせてそれぞれ独立して行なえるよう
にしてもよい。
【0019】図2を参照して、可変表示装置3の頂部付
近には覆い部材29が取付けられ、覆い部材29によっ
て入賞口12が形成されている。また、覆い部材29に
は飾りLED23、開成回数表示器25、始動記憶LE
D26がそれぞれ取付けられている。覆い部材29と、
液晶表示器31を取付基板27に取付けるための枠部材
28との間には開口が形成されており、玉通過口30と
なっている。玉通過口30に進入して来たパチンコ玉P
は、前述のように液晶表示器31と取付基板27との間
の空間を通り落下する。したがって液晶表示器31によ
って表示される識別情報の裏面をパチンコ玉Pが通過す
るという、従来の装置にない特殊な表示効果を得ること
ができるとともに、可変表示装置3のすぐ下方に始動入
賞口10aが設けられていたような場合には、始動入賞
口10aに、液晶表示器31と取付基板27との間を通
過できないようにした場合よりも高い可能性でパチンコ
玉Pが入賞するようになるという効果もある。また、装
飾絵柄33は取付基板27の裏面に表示されているた
め、パチンコ玉Pは装飾絵柄33と液晶表示器31によ
り表示される識別情報との間を通過することになる。し
たがって、装飾絵柄33とパチンコ玉Pとが一体となっ
た従来にない特殊な効果を有する表示が行なえるととも
に、液晶表示器31により表示される識別情報が突出し
て見えるという効果もある。なお、液晶表示器31と取
付基板との間に障害部材を設けて玉通過口30に進入し
て来たパチンコ玉Pの落下方向を変化させてもよい。
【0020】図5は、液晶表示器31の、液晶表示部の
断面構造図である。図5を参照して、液晶表示器31
は、所定の間隔をもって対向して設けられたガラス基板
51a、51bと、それぞれガラス基板51a、51b
の外側表面に貼着された偏光板50a、50bと、それ
ぞれガラス基板51a、51bの内側表面に、互いに交
差する方向に形成された短冊状の透明電極52a、52
bと、各透明電極52aの表面に形成された、互いに異
なる色彩の透明カラーフィルタ53a、53bと、透明
電極52a、52bおよびカラーフィルタ53a、53
b上に形成された配向膜54a、54bと、配向膜54
a、54b間に封入された液晶層55とを含む。
【0021】偏光板50a、50bは、互いの偏光方向
がたとえば平行となるように各ガラス基板51a、51
bに貼着されている。透明電極52a、52b間に電圧
が印加されていない場合、たとえば偏光板50bの方向
から液晶層55内に入射した光の偏光方向は、液晶層5
5によって所定角度曲げられる。偏光板50aの偏光方
向が偏光板50bの偏光方向と同一であるため、液晶層
55を通過して偏光方向が変化された光は偏光板50a
を通過することができない。したがってこの部分を遊技
者から見た場合には何ら色彩を感じないことになる。一
方、所定の透明電極間に電圧が印加された場合は、偏光
板50bを通過して液晶層55に入射した光は、何らそ
の偏光方向を変化されずに偏光板50aに達する。した
がってこの光は偏光板50aを通過することができ、そ
の結果遊技者から見るとこの部分が明るく、かつ該当す
るカラーフィルタの色で着色された部分として識別でき
ることになる。本実施例の場合、ドラムランプ22によ
って後方から光が与えられるため、遊技者から見た場合
には識別情報が2色で、かつはっきりと表示されること
になる。
【0022】図6は、パチンコ遊技機に用いられる制御
回路58のブロック図である。図6を参照して、パチン
コ遊技機の制御回路58は、各種機器を制御するための
プログラムに従って遊技機制御を行なうためのマイクロ
コンピュータを含む基本回路59と、各種スイッチおよ
びセンサに接続され、与えられるアドレス信号によって
選択されるスイッチやセンサからの信号を基本回路59
に与えるための検出回路69と、基本回路59によって
制御され、液晶表示器31の表示を駆動するためのLC
D(液晶表示器)駆動回路70と、基本回路59によっ
て制御され、遊技状態に応じてステッピングモータ42
を駆動するためのモータ駆動回路71と、基本回路59
によって制御され、ソレノイド6を遊技状態に応じて駆
動するためのソレノイド駆動回路72と、基本回路59
によって制御され、ドラムランプ22、装飾ランプ16
〜21をそれぞれ駆動するためのランプ駆動回路73
と、基本回路59によって制御され、始動入賞記憶表示
器26、装飾LED23、24、入賞個数表示器9、開
成回数表示器25などを駆動するためのセグメント・L
ED駆動回路74と、基本回路59から与えられる音デ
ータを増幅し、スピーカ76を駆動して効果音を発生さ
せるためのアンプ75と、制御回路58の各部に、+5
V、+12V、+17V、+21V、+30Vの直流電
圧を供給するための、交流24Vに接続された電源回路
77とを含む。
【0023】検出回路69に接続されるスイッチとして
は、始動入賞玉検出器11a〜11cと、図1に示され
る特定入賞口8に入賞した遊技玉を検出するための特定
入賞玉検出器56と、図1の開口部7に入賞したパチン
コ玉の個数を検出するための入賞個数検出器57と、図
3、4に示される、ドラム44を一定の位置で停止させ
るために用いられるドラム位置検出器39aとがある。
【0024】基本回路59は、検出回路69から与えら
れる各種の信号に応答して、所定のプログラムに従って
動作することによりLCD駆動回路70、モータ駆動回
路71、ソレノイド駆動回路72、ランプ駆動回路7
3、セグメント・LED駆動回路74などを制御するた
めのMPU(Micro Processing Un
it)60と、MPU60と、検出回路69などとの間
のインターフェースを行なうための入出力回路63と、
MPU60が実行するプログラムを格納しておくための
ROM(Read−Only Memory)61と、
MPU60がプログラム実行のために必要なデータなど
を随時格納し、更新するためのRAM(Randam
Access Memory)62と、遊技機の電源オ
ン時にMPU60に対してリセット信号を与えるパワー
オンリセット回路65と、MPU60の動作の基準とな
るクロック信号を発生するためのクロック発生回路66
と、クロック発生回路66から与えられるクロック信号
を所定の分周比で分周し、所定周期(たとえば2mse
c)でリセット信号をMPU60に与えるためのパルス
分周回路67と、MPU60に接続され、MPU60か
ら与えられる音データに従って効果音を表わす信号を発
生するためのサウンドジェネレータ64と、MPU60
に接続され、MPU60から与えられるアドレス信号を
デコードし、入出力回路63、ROM61、RAM6
2、サウンドジェネレータ64のいずれかにセレクト信
号を与えるためのアドレスデコード回路68とを含む。
【0025】制御回路58は以下のように動作する。電
源の投入とともにパワーオンリセット回路65はリセッ
ト信号をMPU60に与える。MPU60は、パワーオ
ンリセット回路65から与えられるリセット信号によっ
てリセットされ、ROM61に格納されたプログラムの
実行を開始する。MPU60は、パルス分周回路67か
ら定期的に与えられるリセット信号に応答して、ROM
61内に格納されたプログラムを先頭から繰返し実行す
る。
【0026】MPU60には、入出力回路63を介して
以下のような信号が与えられる。始動入賞玉検出器11
a〜11cは、図1に示される始動入賞口10a〜10
cのいずれかにパチンコ玉が入賞したことを検出し、検
出回路69を経てMPU60にその信号を与える。特定
入賞玉検出器56は、図1に示される特定入賞口8にパ
チンコ玉が入賞したことを検出して、その旨の信号をM
PU60に与える。入賞個数検出器57は、開口部7に
入賞したパチンコ玉の個数を検出し、MPU60に与え
る。ドラム位置検出器39aは、図3、図4に示される
ドラム44の外周の所定位置に形成されたマークあるい
は切欠を読取ることにより、ドラム44の回転位置を検
出し、その信号をMPU60に与える。
【0027】MPU60は、始動入賞玉検出器11a〜
11cからのパチンコ玉検出信号に応答して、可変表示
装置3の可変表示を制御する。可変表示装置3の停止時
の表示結果をどのように決めるかは、ROM61に格納
されたプログラムに従って決まる。この方式としてはた
とえば、始動入賞口へのパチンコ玉の入賞が検出された
時点で所定の乱数発生手段の内容を取出し、その乱数の
値に従って識別情報の組合せを定める方式や、一旦可変
表示を開始した後、ランダムな時間の後に乱数発生手段
の内容を取出してその値により定める方式などが行なわ
れる。MPU60は、プログラムに従って定められた遊
技状態に従って、液晶表示器31、ステッピングモータ
42、ソレノイド6、ドラムランプ22、装飾ランプ1
6〜21、始動入賞記憶表示器26、装飾LED23、
24、入賞個数表示器9、開成回数表示器25、スピー
カ76などを駆動する。遊技状態に応じた可変表示装置
3や可変入賞球装置4の動作の詳細については既に説明
してある。従ってここではそれらについては省略する。
なお、本実施例では、遊技情報として図柄を表示するよ
うにしたが、遊技情報としてはこれに限らず、たとえば
可変入賞球装置の開成回数や可変入賞球装置への入賞個
数や遊技状態に応じたメッセージなど、図柄以外の情報
を専用に表示するようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上、本発明にかかる弾球遊技機によれ
ば、情報表示部が、遊技盤の前面側に、情報表示部と遊
技盤との間の少なくとも一部を遊技玉が通過可能な間隔
を隔てて配置される。そのため情報表示部に表示される
遊技情報は遊技盤面よりも遊技者に近く、さらに遊技盤
表面を落下する遊技玉よりも遊技者に近くなる。そのた
め遊技情報が遊技盤面から突出して表示されることにな
り、表示の迫力を高めることができる。また、遊技玉が
遊技盤表面と情報表示部との間を通過でき、従来のよう
に可変表示装置による遊技玉の落下方向の制約がない。
したがって遊技玉の落下経路の自由度を高めることがで
きるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例にかかるパチンコ遊
技機の遊技盤の正面図である。
【図2】図2は、図1に示される可変表示装置3の全体
正面図である。
【図3】図3は、可変表示装置3の、遊技盤1に取付け
られた状態の縦断面図である。
【図4】図4は、可変表示装置3の遊技盤1に取付けら
れた状態の横断面図である。
【図5】図5は、液晶表示器31の構造を示す縦断面図
である。
【図6】図6は、パチンコ遊技機の制御回路のブロック
図である。
【符号の説明】
1は遊技盤、2は遊技領域、3は可変表示装置、3a〜
3cは図柄表示部、4は可変入賞球装置、10a〜10
cは始動入賞口、22はドラムランプ、27は透明取付
基板、30は玉通過口、31は液晶表示器、32a〜3
2cは液晶表示部、33は装飾絵柄、58は制御回路、
59は基本回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の遊技情報を表示可能な情報表示部
    を有する弾球遊技機であって、 前記情報表示部は、遊技盤の前面側に、前記情報表示部
    と遊技盤との間の少なくとも一部を遊技玉が通過可能な
    間隔を隔てて配置されていることを特徴とする、弾球遊
    技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008237601A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Matsushita Electric Works Ltd シャワー装置

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