JPH0511543U - 超音波遅延線モジユール - Google Patents

超音波遅延線モジユール

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JPH0511543U
JPH0511543U JP5513991U JP5513991U JPH0511543U JP H0511543 U JPH0511543 U JP H0511543U JP 5513991 U JP5513991 U JP 5513991U JP 5513991 U JP5513991 U JP 5513991U JP H0511543 U JPH0511543 U JP H0511543U
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JP
Japan
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delay line
ultrasonic
ultrasonic delay
lead wire
circuit board
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Application number
JP5513991U
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English (en)
Inventor
達尚 中西
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Publication date
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、比較的簡単な構成で、超音波遅延線
の特性を損なうこと無く容易に、高周波遅延線のリード
線短絡事故による製品不良を防止できる、超音波遅延線
モジュールを提供することを、その目的とする。 【構成】プリント基板55の両面には、図1(a),
(b)に示すように各面に実装される超音波遅延線11
A,11Bの形状と略同一の形状をしたグランドパター
ン41,42が、絶縁被膜(レジスト厚,約10〜15
[μm ])で覆われて形成されている。各グランドパタ
ーン41,42は超音波遅延線11A,11Bのトラン
スジューサ接着面2が重なる部分には形成されていな
い。即ち、超音波遅延線11A,11Bのリード線接続
箇所及びそのリード線取回し領域の下部にはグランドパ
ターン41,42を形成しないようになっている。な
お、プリント基板55の上面及び下面に形成されるグラ
ンドパターン41,42は図1(a),(b)に示すよ
うに上下面にて左右対称になるように形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、超音波遅延線モジュールの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在多用されている超音波遅延線は、小型でしかも比較的長い遅延時間を得る ために、矩形状の超音波遅延媒体を用いた多数回反射型超音波遅延線が主流とな っている。
【0003】 図3に示す超音波遅延線11Aは、多数回反射型超音波遅延線を示し、厚さD [mm]で中心線に沿って1つの側面が45°に切欠かれた、切欠面(トランスジ ューサ接着面)2を設けてなる超音波遅延媒体10を主構成要素としている。
【0004】 前記トランスジューサ接着面2上には、超音波遅延媒体10の厚さ方向に中央 部で分離されたアース電極3,3,…,3が設けられ、その上部に上面に信号電 極9,9を接合してなる入力トランスジューサ4,4,出力トランスジューサ5 ,5がそれぞれ接着されており、各電極3,3,…,3,9,9,…,9には導 電性接着剤A,A,…,Aを用いてリード線12,12,13,13が接続され ている。
【0005】 一般に櫛形フィルタ回路を形成するためには、遅延時間64[μS]の遅延線を 2個使用することから、この種の遅延線を実際に使用して製品化した高周波遅延 線(超音波遅延線モジュール)20は、図4乃至図7に示すように7本の端子ピ ン33,33,…,33を植設した金属板で構成されたベース27の上面に超音 波遅延線11Aのリード線12,13とベース27との短絡を防止するマイラカ バー24が両面テープ30を介して装着されている。そして、このマイラカバー 24の上面には、超音波遅延線11Aの破損を防止するための弾性部材としての 弾力性ダンパー22を介して超音波遅延線11Aが実装され、その上に予め所定 の回路パターンを設けるとともに、前記端子ピン33,33,…,33および超 音波遅延線11Aに接続されたリード線12,13との接続を行うためのスルー ホール35,35,…,35が形成されている誘電体基板で構成されたプリント 基板25が両面テープ30を介して装着されている。また、このプリント基板2 5の上には両面テープ30を介してもう1枚の超音波遅延線11Bが実装されて おり、各超音波遅延線11A,11Bのリード線12,13は前記プリント基板 25のそれぞれ図示のように接続されている。そして、この超音波遅延線11B の上には弾力性ダンパー22およびマイラカバー24が設けられ、これら各部材 を覆うように金属性のカバー26が被せられ、各部材はカバー26とベース27 とにより構成される空間に密閉され、各超音波遅延線11A,11Bは、外部に 対して静電シールドされるようになっている。
【0006】
【課題が解決しようとする問題点】
しかしながら、上記高周波遅延線20は、プリント基板25の超音波遅延線1 1A,11B実装領域(両面)の表面に図4に示す如く絶縁被膜(レジスト厚, 約10〜15[μm ])で覆われた略矩形状にグランドパターン40が形成され ていることから、図5に示すようにプリント基板25上に超音波遅延線11A, 11Bを実装して、超音波遅延線11A,11Bのアース電極3,信号電極9に 導電性接着剤Aを用いてリード線12,13を接続すると、図6に示すように各 リード線12,13の端部50,50がプリント基板25の実装面に接触して、 絶縁被膜43を破りグランドパターン40と接触して短絡し製品不良を引起こし やすく、生産効率が悪いという不都合があった。
【0007】
【考案の目的】
本考案は、上記従来例の有する不都合を改善し、比較的簡単な構成で、超音波 遅延線の特性を損なうこと無く容易に、高周波遅延線のリード線短絡事故による 製品不良を防止できる、超音波遅延線モジュールを提供することを、その目的と する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案では、長方形状でそれ自身の端部にリード線接続部を有し、少な くとも一方の面に絶縁被覆されたグランドパターンを形成してなるプリント基板 上に、長方形状の少なくとも一側面を切除したトランスジューサ接着面に入出力 トランスジューサを接合してなる超音波遅延線を配し、前記リード線接続部と前 記トランスジューサとをそれぞれリード線にて接続して一体化した超音波遅延線 モジュールにおいて、前記プリント基板上のグランドパターンの内、超音波遅延 線のトランスジューサ接着面との接触部分を非グランドパターン形成部とすると いう構成を採り、これによって、前記目的を達成しようとするものである。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1乃至図4に基づいて説明する。ここで上記従来 例と同一の構成部材には同一の付号を付すものとする。
【0010】 図3に示す超音波遅延線11Aは、多数回反射型超音波遅延線を示し、厚さD [mm]で中心線に沿って1つの側面が45°に切欠かれた、切欠面(トランスジ ューサ接着面)2を設けてなる超音波遅延媒体10を主構成要素としている。
【0011】 前記トランスジューサ接着面2上には、超音波遅延媒体10の厚さ方向に中央 部で分離るされたアース電極3,3,…,3が設けられ、その上部に上面に信号 電極9,9を接合してなる入力トランスジューサ4,4,出力トランスジューサ 5,5がそれぞれ接着されており、各電極3,3,…,3,9,9,…,9には 導電性接着剤A,A,…,Aを用いてリード線12,12,13,13が接続さ れている。
【0012】 このように構成された超音波遅延線11Aを用いて、櫛形フィルタ回路を形成 するためには、遅延時間64[μS]の遅延線を2個使用することから、この種の 遅延線を実際に使用して製品化した超音波遅延線モジュール(高周波遅延線)2 1は、図4に示すように、7本の端子ピン33,33,…,33を植設した金属 板で構成されたベース27の上面に超音波遅延線11Aのリード線12,13と ベース27との短絡を防止するマイラカバー24が両面テープ30を介して装着 されている。そして、このマイラカバー24の上面には、超音波遅延線11Aの 破損を防止するための弾性部材としての弾力性ダンパー22を介して超音波遅延 線11Aが実装され、その上に予め所定の回路パターンを設けるとともに、前記 端子ピン33,33,…,33および超音波遅延線11Aに接続されたリード線 12,13との接続を行うためのスルーホール35,35,…,35が形成され ている誘電体基板で構成されたプリント基板55が両面テープ30を介して装着 されている。また、このプリント基板55の上には両面テープ30を介してもう 1枚の超音波遅延線11Bが実装されており、各超音波遅延線11A,11Bの リード線12,13は前記プリント基板55のそれぞれ図示のように接続されて いる。そして、この超音波遅延線11Bの上には弾力性ダンパー22およびマイ ラカバー24が設けられ、これら各部材を覆うように金属性のカバー26が被せ られ、各部材はカバー26とベース27とにより構成される空間に密閉され、各 超音波遅延線11A,11Bは、外部に対して静電シールドされるようになって いる。
【0013】 前記プリント基板55の両面には、図1(a),(b)に示すように各面に実 装される超音波遅延線11A,11Bの形状と略同一の形状をしたグランドパタ ーン41,42が、絶縁被膜(レジスト厚,約10〜15[μm ])で覆われて 形成されている。各グランドパターン41,42は超音波遅延線11A,11B のトランスジューサ接着面2が重なる部分には形成されていない。即ち、超音波 遅延線11A,11Bのリード線接続箇所及びそのリード線取回し領域の下部に はグランドパターン41,42を形成しないようになっている。なお、プリント 基板55の上面及び下面に形成されるグランドパターン41,42は図1(a) ,(b)に示すように上下面にて左右対称になるように形成されている。
【0014】 本実施例は、以上のように構成されたプリント基板55を用いて超音波遅延線 モジュール20を形成するので、超音波遅延線モジュール20形成時のリード線 接続作業に起因する、信号電極9とアース電極3との短絡事故を防止できる。
【0015】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されたプリント基板を使用するので、比較的簡単な 構成で、超音波遅延線の特性を損なうこと無く容易に、超音波遅延線モジュール のリード線短絡事故による製品不良を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るプリント基板の説明図
【図2】図1のプリント基板を使用した超音波遅延線モ
ジュールの説明図
【図3】超音波遅延線の斜視図
【図4】本考案及び従来例に係る超音波遅延線モジュー
ルの組立て工程説明図
【図5】従来のプリント基板の説明図
【図6】図5のプリント基板を使用した超音波遅延線モ
ジュールの説明図
【図7】従来例の問題点を示す説明図
【符号の説明】
11A,11B…超音波遅延線 2………トランスジューサ接着面 3………アース電極 4………入力トランスジューサ 5………出力トランスジューサ 9………信号電極 10……超音波遅延媒体 12,13…リード線 35……リード線接続部(スルーホール) 41,42…グランドパターン 55……プリント基板 A………導電性接着剤

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】長方形状でそれ自身の端部にリード線接続
    部を有し、少なくとも一方の面に絶縁被覆されたグラン
    ドパターンを形成してなるプリント基板上に、長方形状
    の少なくとも一側面を切除したトランスジューサ接着面
    に入出力トランスジューサを接合してなる超音波遅延線
    を配し、前記リード線接続部と前記トランスジューサと
    をそれぞれリード線にて接続して一体化した超音波遅延
    線モジュールにおいて、 前記プリント基板上のグラン
    ドパターンの内、超音波遅延線のトランスジューサ接着
    面との接触部分を非グランドパターン形成部としたこと
    を特徴とする超音波遅延線モジュール。
JP5513991U 1991-07-16 1991-07-16 超音波遅延線モジユール Pending JPH0511543U (ja)

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