JP2003158794A - 圧電音響装置 - Google Patents

圧電音響装置

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JP2003158794A
JP2003158794A JP2001355146A JP2001355146A JP2003158794A JP 2003158794 A JP2003158794 A JP 2003158794A JP 2001355146 A JP2001355146 A JP 2001355146A JP 2001355146 A JP2001355146 A JP 2001355146A JP 2003158794 A JP2003158794 A JP 2003158794A
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piezoelectric
piezoelectric element
acoustic device
diaphragm
electrode
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Hideji Suzuki
秀治 鈴木
Yoshiyuki Watabe
嘉幸 渡部
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄型化を容易に実現できる圧電音響装置を提
供する。 【解決手段】 両面に電極膜31が形成された圧電素子
30と、この圧電素子30の一方の電極膜と接合した振
動板20とを備えた圧電音響装置1において、粘着性及
び導電性を有する接着剤により圧電素子30の電極膜3
1に接着された帯状の引出電極32を備えた。また、こ
の引出電極32と圧電素子30との接合位置が振動板2
0の周縁部に位置するよう圧電素子30に張出部30a
を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子音響機器,通
信機器などに使用される圧電音響装置に関し、特に引出
電極の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の圧電音響装置は、その用途に応
じて圧電スピーカや圧電ブザーなどと呼ばれており、近
年、携帯電話・携帯情報端末・電子計算機などの分野で
多用されている。従来の圧電スピーカについて図8を参
照して説明する。図8は従来の圧電スピーカの側面図で
ある。
【0003】この圧電スピーカ100は、円板状の圧電
素子110,120と、圧電素子110,120の一方
の表面に貼り合わされた振動板130と、振動板130
の周縁部を固定する環状のケース(図示省略)とを備え
ている。
【0004】圧電素子110,120は、圧電体と内部
電極を積層した構造となっている。圧電素子110,1
20の両面には電極膜(図示省略)が形成されている。
電極膜はスルーホール(図示省略)を介して内部電極と
接続している。
【0005】圧電素子110,120の圧電体層の材料
としては、圧電性セラミックス(ジルコン酸チタン酸鉛
(略してPZT),チタン酸バリウム,ジルコン酸鉛,
チタン酸鉛などを主成分とするセラミックス)が用いら
れる。
【0006】振動板130は、圧電素子110,120
よりやや径の大きい円板状の金属板からなる。振動板1
30の材料としては、例えばFe−Ni系ステンレス材
料が用いられる。この振動板130は、圧電素子11
0,120の電極膜と導通接続している。
【0007】この圧電スピーカ100には、リード線1
50及び151が半田付けにより接続されている。リー
ド線150は、一方の圧電素子110の電極膜に半田付
けされている。また、リード線151は、振動板130
に半田付けされている。さらに、一方の圧電素子110
の電極膜と他方の圧電素子120の電極膜は配線152
により導通接続されている。
【0008】このような圧電スピーカ100では、リー
ド線150と151との間に駆動信号を印加すると、圧
電素子110及び120が径方向に伸縮する。ところ
が、圧電素子110及び120は振動板130に固着し
ており、且つ、振動板130の周縁部がケースに固定さ
れているため、圧電素子110,120及び振動板13
0は上下に振動する。これにより、圧電スピーカ100
は駆動信号にしたがって発音する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
圧電音響装置については、利用される機器の小型化に伴
い、薄型化の要望が高まっている。そして、この要望を
満たすべく、積層技術の高度化及び圧電材料の最適化な
どにより、圧電素子110,120及び振動板130の
薄型化が進んでいる。具体的には、圧電素子110,1
20の厚さがそれぞれ60μm,振動板130の厚さが
30μmという圧電スピーカ100が開発されている。
【0010】しかし、従来の構造を有する圧電スピーカ
100では、圧電素子110,120及び振動板130
が薄型化するに伴い、リード線150,151や配線1
52の半田フィレット160の厚さを無視できないよう
になってきた。具体的には、半田フィレット160の厚
みは通常300μm〜500μm程度になる。したがっ
て、従来の構造を有する圧電スピーカ100では薄型化
に限界があった。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは薄型化を容易に実現で
きる圧電音響装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1では、両面に電極膜が形成された圧電素子
と、この圧電素子の一方の電極膜と接合した振動板とを
備えた圧電音響装置において、圧電素子の少なくとも一
部を振動板の周縁部に配置するとともに、振動板の周縁
部に位置する圧電素子に形成された電極膜に粘着性及び
導電性を有する接着剤により接着された帯状の引出電極
を備えたことを特徴とするものを提案する。
【0013】本発明によれば、帯状の引出電極を粘着性
及び導電性を有する接着剤により圧電素子の電極膜に接
着しているので、引出電極と圧電素子との接続部を薄く
形成できる。また、引出電極と圧電素子の接合部が振動
板の周縁部に位置するので、圧電素子の伸縮による応力
の該接合部への集中を緩和できる。これにより、圧電素
子が伸縮しても引出電極との圧電素子との接合が確実な
ものとなる。
【0014】本発明の好適な態様の一例として、請求項
2では、請求項1記載の圧電音響装置において、略円板
状に形成され且つ周縁部に径方向に張り出した張出部を
備えた圧電素子と該圧電素子より径の大きい略円板状の
振動板とを互いに同心円状に接合するとともに、前記引
出電極を圧電素子の張出部に接合したことを特徴とする
ものを提案する。
【0015】また、他の例として、請求項3では、請求
項1記載の圧電音響装置において、略円板状に形成され
た圧電素子と該圧電素子より径の大きい略円板状の振動
板とを偏心した状態で接合することにより圧電素子の一
部を振動板の周縁部に配置したことを特徴とするものを
提案する。
【0016】さらに他の例として、請求項4では、請求
項1記載の圧電音響装置において、複数の圧電素子を振
動板の片面側に接合することにより圧電素子の一部を振
動板の周縁部に配置したことを特徴とするものを提案す
る。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明の第
1の実施の形態にかかる圧電音響装置について図1乃至
図2を参照して説明する。図1は圧電音響装置の分解斜
視図、図2は引出電極の取付構造を説明する圧電発音体
の模式断面図である。
【0018】図1及び図2に示すように、圧電音響装置
1は、圧電発音体10をケース50に収納した構造とな
っている。圧電発音体10は、円板状の振動板20と、
振動板20の両面に貼り付けられた圧電素子30,40
とを備えている。
【0019】振動板20は、圧電素子30,40よりや
や径の大きい円板状の金属板からなる。振動板20の材
料としては、例えばFe−Ni系ステンレス、アルミニ
ウム、銅などの材料が用いられる。この振動板20の周
縁部には、外側に張り出した端子部21が形成されてい
る。
【0020】圧電素子30,40は、振動板20よりや
や小さい円板状に形成されている。また、また、圧電素
子30,40は、外側に張り出した張出部30a,40
aを備えている。張出部30a,40aは、振動板20
からはみ出さない程度の長さに形成されている。
【0021】圧電素子30,40は、圧電体と内部電極
とを積層した構造となっている。圧電素子30、40の
両面には電極膜31,41が形成されている。電極膜3
1,41は、圧電素子30,40の張出部30a,40
aにも形成されている。すなわち、電極膜31,41は
圧電素子30,40の張出部30a,40aに対応した
張出部31a,41aを有する。電極膜31,41は、
例えばAg,Pd,Auなどの貴金属又はこれらの合金
若しくはCu,Niなどの卑金属又はこれらの合金など
からなる金属粒子を含有した導電性ペーストを塗布・焼
成することにより形成されている。本実施の形態ではA
g−Pdを用いたが、低コスト化の観点からはAgも好
ましい。
【0022】ところで、装置全体の薄型化を図るために
は、この電極膜31,41の膜厚が薄いと好ましい。本
実施の形態では、この要望に応えるべく導電性ペースト
の塗布厚をできるだけ薄くした結果、金属粒子の凝集に
より焼成後の電極膜31,41の膜厚が不均一となって
いる。詳しくは、電極膜31,41は圧電素子30,4
0の表面上に網状や格子状に形成されている。電極膜3
1,41は、スルーホール(図示省略)を介して内部電
極と接続している。
【0023】圧電素子30,40の圧電体の材料として
は、圧電性セラミックス(ジルコン酸チタン酸鉛(略し
てPZT),チタン酸バリウム,ジルコン酸鉛,チタン
酸鉛などを主成分とするセラミックス)が用いられる。
【0024】圧電素子30の片面は振動板20の一方の
面に接合されている。一方、圧電素子40の片面は振動
板20の他方の面に接合されている。ここで、圧電素子
30,40の電極膜31,41は、振動板20と導通接
続するように接合する。本実施の形態では、圧電素子3
0,40と振動板20との接合にはアクリル系接着剤を
用いた。このアクリル系接着剤は周知のように絶縁体で
あるが、電極膜31,41は表面に凹凸が生じているの
で、凹部に充填された接着剤により接合強度を確保しつ
つ、凸部が振動板20と当接して導通を確保している。
このような接合状態を得るためには、接着時に圧電素子
30,40と振動板20との接着面に所定の圧力をかけ
ればよい。
【0025】圧電素子30,40の電極膜31,41に
は帯状の引出電極32,42が付設している。ここで引
出電極32,42は、端部が電極膜31,41の張出部
31a,41aに位置するように形成されている。すな
わち、引出電極32,42は振動板20の周縁部に位置
する箇所において、圧電素子30,40と接合してい
る。
【0026】この引出電極32,42の材料としては、
例えばCu,Al等の金属が挙げられる。引出電極3
2,42と電極膜31,41とは、導電性を有し且つ柔
軟性を有する接着剤(導電性粘着剤)により接合してい
る。本実施の形態では、一方の面に導電性粘着剤が予め
塗布されているカッパーテープ(DIC社製:型番E−
1100CD)を用いた。なお、導電性粘着剤は、C
u,Ni,Agなどの金属粒子を粘着剤に含有させるこ
とにより導通性を得ている。
【0027】引出電極32,42は、その長手方向が圧
電素子30,40の径方向にほぼ等しくなるように配置
されている。引出電極32,42は、それぞれ圧電素子
30,振動板20,圧電素子40を介して互いに重なる
ように配置されている。引出電極32,42の一方の端
部は圧電素子30,40の周縁部よりやや中心側に位置
する。引出電極32,42の他方の端部は、振動板20
の外側において、導通性を有する端子板25を介して互
いに接続している。これにより、圧電素子30の一方の
電極膜31と圧電素子40の一方の電極膜41とが導通
する。この端子板25は、振動板20と同じ材料で形成
されている。振動板20には、引出電極32,42と重
なる位置に絶縁体22が設けられている。この絶縁体2
2により引出電極32,42と振動板20との導通を防
止している。
【0028】引出電極32、42は、両面側から貼り付
けられた絶縁性の被覆部材26,27により被覆されて
いる。被覆部材26,27は、少なくとも引出電極3
2,42と圧電素子30,40との接合部を被覆する。
この被覆部材26,27により引出電極32,42の保
護、及び、引出電極32,42と圧電素子30,40と
の確実な導通接続を図っている。被覆部材26,27の
材質としては、ポリ塩化ビニール、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリブチルテレフタレート、ポリイミドな
どが挙げられる。なお、本実施の形態では被覆部材2
6,27として、透明なポリエチレンテレフタレートを
用いた。
【0029】ケース50は、径方向の断面が略L字状に
なった円環状の部材からなる。ケース50の内側に形成
されている段差部には、振動板20の円周部が接着剤を
介して支持されている。また、ケース50には、振動板
20の端子部21及び端子板25をケース50の外側に
引き出すための切り欠き51が形成されている。
【0030】このような圧電音響装置1によれば、帯状
の引出電極32,42を導電性粘着剤により圧電素子3
0,40の電極膜31,41に接着しているので、従来
のようにリード線を半田付けする方法と比較して、圧電
素子30,40の引出部における厚みを薄く形成でき
る。これにより、圧電音響装置全体の薄型化が可能とな
る。具体的な一例としては、振動板20の厚みが30μ
m、圧電素子30,40の厚みがそれぞれ60μm、引
出電極32,42の厚みがそれぞれ50μm、被覆部材
26,27の厚みがそれぞれ20μmのものを用いるこ
とにより、圧電発音体10の厚みを300μm程度にす
ることができる。
【0031】また、この圧電音響装置1では、圧電素子
30,40に張出部30a,40aが形成されており、
この張出部30a,40aの電極膜31a,41aに引
出電極32,42の端部を接合しているので、圧電素子
30,40の伸縮により生じる応力の該接合部への集中
を緩和できる。これにより、圧電素子30,40と引出
電極32,42との接続を確実に維持することができ
る。
【0032】なお、本実施の形態では、圧電素子30,
40の張出部30a,40aをそれぞれ1つ設けたが複
数設けるようにしてもよい。例えば図3に示す圧電発音
体11では、張出部30a,40aを互いに対向する位
置に2つ設けている。なお、この場合には、張出部30
a,40aの数に対応させて引出電極32,42も複数
設けるようにすればよい。これにより、実装の自由度が
向上する。
【0033】さらに、本実施の形態では、圧電素子3
0,40の張出部30a,40aを振動板20から突出
しないように形成したが、図4に示す圧電発音体12の
ように、振動板20にも張出部20aを設け、該張出部
20aまで圧電素子30,40を張り出させるようにし
てもよい。この場合には、特に圧電素子30,40と引
出電極32,42との接合位置が振動板20の外周部よ
りも外側に位置するように、換言すれば該接合位置が振
動板20の張出部20aに位置するようにすると好適で
ある。これは振動板20の外周部がケース50により固
定されるので、その外側では圧電素子30,40の伸縮
による振動が少ないためである。
【0034】(第2の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態にかかる圧電音響装置について図5及び図6を参
照して説明する。図5及び図6は圧電発音体の平面図で
ある。なお、図中、第1の実施形態と同様の構成につい
ては同一の符号を付した。
【0035】本実施の形態にかかる圧電音響装置が第1
の実施の形態と異なる点は、1)圧電素子の張出部を設
けていない、2)圧電素子の一部が振動板の周縁部に位
置するように中心位置が偏心した状態した状態で両者を
接合している点にある。
【0036】すなわち、図5に示す圧電音響装置の圧電
発音体60では、圧電素子30,40の中心Oが振動板
20の中心Pよりもややずれた位置で両者を接合してい
る。これにより、圧電素子30,40の一部を振動板2
0の周縁部に位置するようにしている。そして、この周
縁部に位置する圧電素子30,40に引出電極32,4
2を接合している。すなわち、圧電素子30,40と引
出電極32,42との接合位置が振動板20の周縁部に
位置する。これにより、第1の実施の形態と同様に、圧
電素子30,40の伸縮により生じる応力の接合部への
集中を緩和できるので、圧電素子30,40と引出電極
32,42との接続を確実に維持することができる。
【0037】また、図6に示す圧電発音体61では、複
数の円板状の圧電素子30,40を振動板20に接合し
ている。したがって、各圧電素子30,40の中心Oは
振動板20の中心Pに対してずれた位置となる。また、
各圧電素子30,40の一部は振動板20の周縁部に位
置する。そして、各圧電素子30,40に引出電極3
2,42を接合している。このような構成により、第1
の実施の形態と同様に、圧電素子30,40の伸縮によ
り生じる応力の接合部への集中を緩和できるので、圧電
素子30,40と引出電極32,42との接続を確実に
維持することができる。
【0038】以上本発明の実施形態について説明したが
本発明はこれに限定されるものではない。本発明の範囲
は特許請求の範囲によって示されており、全ての変形例
は本発明に含まれるものである。
【0039】例えば、上記各実施の形態では、圧電発音
体をケースに収納した圧電音響装置について説明した
が、本発明ではケースの有無は不問である。したがっ
て、図7に示すような圧電音響装置であってもよい。以
下この圧電音響装置について説明する。
【0040】図7に示すように、この圧電音響装置70
は、上記各実施の形態で説明した圧電発音体10と、こ
の圧電発音体10を両面から覆う一対の柔軟性シート7
1と、柔軟性シート71を両面から挟持する一対の支持
枠72とを備えている。この圧電発音体10では、振動
板20の端子部21及び端子板25を支持枠72の外側
まで延長している。このような圧電音響装置70では、
振動板20とともに柔軟性シート71が振動するので、
特に低音域の再現性に優れたスピーカとして機能する。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
帯状の引出電極を粘着性及び導電性を有する接着剤によ
り圧電素子の電極膜に接着しているので、引出電極と圧
電素子との接続部を薄く形成できる。また、引出電極と
圧電素子の接合部が振動板の周縁部に位置するので、圧
電素子の伸縮による応力の該接合部への集中を緩和でき
る。これにより、圧電素子が伸縮しても引出電極との圧
電素子との接合が確実なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかる圧電音響装置の分解
斜視図
【図2】引出電極の取付構造を説明する圧電発音体の模
式断面図
【図3】第1の実施の形態の他の例にかかる圧電発音体
の斜視図
【図4】第1の実施の形態の他の例にかかる圧電発音体
の斜視図
【図5】第2の実施の形態にかかる圧電発音体の平面図
【図6】第2の実施の形態の他の例にかかる圧電発音体
の平面図
【図7】本発明の他の例にかかる圧電音響装置の平面図
【図8】従来の圧電音響装置の側面図
【符号の説明】
1,70…圧電音響装置、10…圧電発音体、20…振
動板、20a…張出部、21…端子部、22…絶縁体、
25…端子板、26,27…被覆部材、30,40…圧
電素子、30a,40a…張出部、31,41…電極
膜、32,42…引出電極、50…ケース、71…柔軟
性シート、72…支持枠、

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面に電極膜が形成された圧電素子と、
    この圧電素子の一方の電極膜と接合した振動板とを備え
    た圧電音響装置において、 圧電素子の少なくとも一部を振動板の周縁部に配置する
    とともに、 振動板の周縁部に位置する圧電素子に形成された電極膜
    に粘着性及び導電性を有する接着剤により接着された帯
    状の引出電極を備えたことを特徴とする圧電音響装置。
  2. 【請求項2】 略円板状に形成され且つ周縁部に径方向
    に張り出した張出部を備えた圧電素子と該圧電素子より
    径の大きい略円板状の振動板とを互いに同心円状に接合
    するとともに、前記引出電極を圧電素子の張出部に接合
    したことを特徴とする請求項1記載の圧電音響装置。
  3. 【請求項3】 略円板状に形成された圧電素子と該圧電
    素子より径の大きい略円板状の振動板とを偏心した状態
    で接合することにより圧電素子の一部を振動板の周縁部
    に配置したことを特徴とする請求項1記載の圧電音響装
    置。
  4. 【請求項4】 複数の圧電素子を振動板の片面側に接合
    することにより圧電素子の一部を振動板の周縁部に配置
    したことを特徴とする請求項1記載の圧電音響装置。
  5. 【請求項5】 振動板の両面に圧電素子を備えるととも
    に、各圧電素子に接着された引出電極を互いに導通接続
    したことを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の
    圧電音響装置。
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Cited By (2)

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