JP2002315095A - 圧電音響変換器 - Google Patents

圧電音響変換器

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JP2002315095A
JP2002315095A JP2001113428A JP2001113428A JP2002315095A JP 2002315095 A JP2002315095 A JP 2002315095A JP 2001113428 A JP2001113428 A JP 2001113428A JP 2001113428 A JP2001113428 A JP 2001113428A JP 2002315095 A JP2002315095 A JP 2002315095A
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piezoelectric
acoustic transducer
piezoelectric acoustic
insulator
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Katsuyuki Ishikawa
勝之 石川
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Taiheiyo Cement Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い周波数帯域においてフラットな音圧レベ
ルを維持することができる圧電音響変換器を提供する。 【解決手段】 圧電音響変換器10は、圧電素子11を
基板12に貼り付けてなる圧電振動板と、圧電振動板の
周縁部を保持するケースとを具備する。基板12は絶縁
体17の表面に金属箔18が貼り付けられたシート状の
形状を有し、金属箔18に所定のパターンが形成され、
基板12の弾性率が不均一となっている。こうして、基
板12に様々な振動モードを生じさせて広い周波数帯域
においてフラットな音圧レベルを維持することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、携帯電話
機等の移動体通信機器に使用される圧電音響変換器に関
する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機等の小型電子機器に用いられ
る発音体として、図6の断面図に示すように、薄い平板
状の金属基板91の略中央部に平板状の圧電素子92を
貼り付けて圧電振動板93を形成し、この圧電振動板9
3の外周部を接着剤を用いてケース(枠部材)94に固
定した構造を有する発音体90が知られている。
【0003】ところが、このような発音体90は、広い
周波数帯域にわたってフラットな音圧レベルを維持する
ことができないために、ブザー音等の特定の周波数の音
の発音体として用いることはできても、音声や音楽用の
発音体として用いることが困難であった。そこで、この
問題を解決するために、例えば、特開平11−7283
号公報には金属基板の所定形状の溝を形成する等して基
板の振動特性を変化させた圧電発音体が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
11−7283号公報に記載された圧電発音体は構造が
複雑であり、製造コストが嵩むという問題がある。
【0005】本発明は、このような従来技術が有する問
題点に鑑みてなされたものであり、広い周波数帯域にお
いてフラットな音圧レベルを維持することができ、ま
た、製造コストの低減を可能とした圧電音響変換器を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明によれ
ば、圧電素子を基板に貼り付けてなる圧電振動板と、前
記圧電振動板の周縁部を保持するケースとを具備する圧
電音響変換器であって、前記基板は絶縁体の表裏面の少
なくとも一方に導体が形成されたシート状の形状を有
し、少なくとも1つの前記導体に所定のパターンが形成
されて前記基板の弾性率が不均一となっていることを特
徴とする圧電音響変換器、が提供される。
【0007】このような圧電音響変換器においては、基
板の弾性率を不均一とすることで、広い周波数帯域にお
いてフラットな音圧レベルを維持することができる。ま
た、本発明の圧電音響変換器は、構造が複雑ではなく、
製造も容易である。
【0008】本発明の圧電音響変換器においては、所定
のパターンが形成された導体は、圧電素子への電圧印加
用の配線を兼ねるものとすることができる。また、スル
ーホールが形成された絶縁体の表裏両面に導体が形成さ
れた基板を用いた場合には、このスルーホールを介して
表裏両面に形成された導体を導通させると、圧電素子へ
の電圧印加用の配線を減らして構造を簡単なものとする
ことができる。さらに、基板に1または複数の所定形状
のスルーホールを形成して、このスルーホールに少なく
とも基板を構成する絶縁体の弾性率とは異なる弾性率を
有する材料を充填することも好ましい。こうして、基板
が共振し難い構造となって音圧レベルをよりフラットに
することができる。
【0009】本発明の圧電音響変換器においては、基板
の一部をケースの外側に引き出すことで配線の一部とし
て利用することができ、これにより組み立てを容易とす
ることができる。基板としては、複数の絶縁体と1また
は複数の導体を厚み方向に積層してなる積層構造を有す
るものを用いることもできる。この場合において、複数
の絶縁体のうち少なくとも1つの弾性率が、他の絶縁体
または導体の弾性率とは異なるものとする。こうして基
板の振動特性を変化させて、所望する音圧レベルを有す
る圧電音響変換器を実現することができる。なお、絶縁
体としては絶縁性樹脂を用い、導体としては金属導体を
用いた基板を用いると、製造が容易である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の圧電音響変換器の
実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図
1(a)・(b)は本発明の圧電音響変換器の一実施形
態を示す斜視図であり、図1(c)は図1(a)の断面
図である。ここで、図1(a)の斜視図は圧電音響変換
器10の構造を示しており、図1(b)の斜視図は圧電
音響変換器10に用いられる圧電素子11と基板12と
を別に示したものである。なお、基板12の周縁部はケ
ースにより保持されるが、図1の各図においては、この
ケースを省略している。
【0011】圧電音響変換器10は、圧電素子11を基
板12に貼り付けた構造を有しており、圧電素子11
は、薄板状の圧電体15の表裏両面に電極16a・16
bが形成された構造を有し、基板12は、シート状の絶
縁体17に金属箔18を貼り合わせた構造を有する。ま
た、電極16aにはリード線19aが、金属箔18には
リード線19bがそれぞれ取り付けられており、圧電素
子11に所定の電圧を印加することができるようになっ
ている。なお、圧電素子11は接着剤を用いて基板12
へ貼り付けられているが、この接着剤によって形成され
る接着層は薄いために、電極16bと金属箔18との間
の導通が確保され、リード線19bは電極16bと導通
している。
【0012】圧電体15としては、圧電セラミックスや
圧電性高分子等の各種の圧電材料を用いることができる
が、圧電材料の中でも圧電セラミックスは優れた圧電特
性を有することから、本発明において好適に用いられ
る。圧電体15として圧電セラミックスを用いる場合に
は、電極16a・16bは、圧電体15の表裏面に銀ペ
ースト等をスクリーン印刷法によって印刷し、所定の温
度で処理して焼き付けることで形成することができる。
なお、圧電素子11の表裏面の形状は図1(a)・
(b)に示す円形に限定されるものではない。つまり、
圧電体15は円板形状に限定されない。
【0013】基板12を構成する絶縁体17としては各
種の樹脂材料(ゴム材料を含む)が好適に用いられ、例
えば、液晶ポリマー樹脂やポリイミド樹脂を挙げること
ができる。金属箔18としては導電性に優れた銅箔が好
適に用いられるが、その他アルミニウム箔、ニッケル箔
等の各種金属箔を用いることも可能である。絶縁体17
と金属箔18との接着は接着剤を用いて行ってもよい
し、熱融着によって行ってもよい。
【0014】金属箔18には所定のパターンが形成され
ており、基板12の弾性率に面内分布をもたせて不均一
な状態としている。これによって、基板12に複数の振
動モードを発生させて広い周波数帯域においてフラット
な音圧レベルを得ることができるようになる。基板12
は絶縁体17と金属箔18とを貼り合わせたプリント配
線基板等にエッチング加工でパターンを形成すればよい
ことから、短時間で容易に作製でき、このため製造コス
トは嵩まない。なお、図1(b)に示した金属箔18の
パターンは一例であり、このようなパターンに限定され
るものではない。また、パターンは点対称や線対称なパ
ターンであってもよく、非対称なパターンであってもよ
い。
【0015】以下、圧電音響変換器10と同様に、基板
の弾性率を不均一として基板に複数の振動モードを発生
させ、広い周波数帯域においてフラットな音圧レベルを
得ることができる圧電音響変換器の別の実施形態につい
て説明する。
【0016】図2は本発明の圧電音響変換器の別の実施
形態を示す断面図である。圧電音響変換器20は、2個
の圧電素子21a・21bを基板22の表裏両面に貼り
付けた構造を有しており、圧電素子21a・21bは、
それぞれ圧電体25a・25bに電極(26a・26a
´)・(26b・26b´)が形成された構造を有す
る。圧電素子21a・21bは同じ形状であってもよ
く、また異なる形状であってもよい。
【0017】基板22はシート状の絶縁体27の表裏両
面に金属箔28a・28bが貼り付けられて一体化され
た構造を有しており、金属箔28a・28bには、例え
ば、金属箔18と同様なパターンが形成され、基板22
の弾性率に分布をもたせている。金属箔28a・28b
のパターンは、厚み方向から透視した際に重なり合うよ
うに形成されていてもよく、重なり合わないように形成
されていてもよい。なお、基板22の周縁部はケースに
より保持されるが、図2ではこのケースを省略してい
る。
【0018】電極26a・26bには、それぞれリード
線24a・24bが取り付けられている。また、絶縁体
27の周縁部には、側面が金属23でコーティングされ
たスルーホール29が形成されており、このスルーホー
ル29によって金属箔28aと金属箔28bとが導通し
ている。従って、金属箔28a・28bにそれぞれリー
ド線を取り付ける必要はなくなり、いずれか一方にリー
ド線24cを取り付ければよい。こうして、圧電音響変
換器20においては、リード線24cを共通電極として
用いて圧電素子21a・21bを駆動させることができ
る。
【0019】図3は本発明のさらに別の実施形態を示す
断面図である。圧電音響変換器30は、圧電素子31を
基板32に貼り付けた圧電振動板33が、圧電振動板3
3の周縁部を保持するようにしてケース34に収納され
た構造を有している。圧電素子31は圧電体35に電極
36a・36bが形成された構造を有し、基板32はシ
ート状の絶縁体37の一方の面に、所定のパターンに加
工された金属箔38を貼り付けて一体化した構造を有し
ており、金属箔38のパターンによって基板32の弾性
率が不均一となっている。
【0020】基板32の一部はケース34から外部に引
き出されており、このケース34外に引き出された延出
部分32aは、金属箔38の一部を延出したリード部3
8aと、リード部38aとは絶縁された別のリード部3
8bを有している。リード部38bは圧電素子31の電
極36aとワイヤーボンディングされて導通しており、
こうしてリード部38a・38bに所定の電圧を印加す
ることによって圧電素子31を駆動することができるよ
うになっている。つまり延出部分32aは配線の一部と
して機能し、例えば、回路基板へ圧電音響変換器30の
取付等を容易なものとすることができる。
【0021】図4は本発明のさらに別の実施形態を示す
斜視図である。圧電音響変換器40は、圧電素子41を
基板42に貼り付けた構造を有しており、圧電素子41
は圧電体45に表面に電極46aが形成され、圧電体4
5の裏面には図示しない電極が形成された構造を有して
いる。基板42はシート状の絶縁体47の一方の面に全
体に金属箔48を貼り付けて一体化した構造を有してい
る。なお、電極46aと金属箔48にはそれぞれリード
線44a・44bが取り付けられている。また、基板4
2の周縁部はケースにより保持されるが、図4ではこの
ケースを省略している。
【0022】基板42には厚み方向に貫通している孔部
49が複数箇所に形成されており、これらの孔部49に
は、絶縁体47の弾性率とは異なる値の弾性率を有する
材料、例えば、金属箔48と同じ金属材料または金属箔
48とは異なる金属材料、例えば、鉛やタングステン等
の比重の大きい金属材料が充填されており、このような
充填物によって基板42の弾性率分布を不均一なものと
している。
【0023】なお、基板42では孔部49は絶縁体47
と金属箔48とを貫通して形成されているが、絶縁体4
7のみを貫通した孔部を形成して、その内部に所定の充
填物を充填しても構わない。また、図4では基板42の
外周部に孔部49を形成した形態を示したが、このよう
な孔部は圧電素子41が貼り付けられる基板42の中心
部に設けることも可能である。さらに、金属箔48に金
属箔18・38のような所定のパターンを形成しても構
わない。
【0024】図5(a)は本発明のさらに別の実施形態
を示す断面図であり、図5(b)は図5(a)に示され
る圧電音響変換器50を構成する部品を示す斜視図であ
る。圧電音響変換器50は、圧電素子51を基板52に
貼り付けた構造を有しており、圧電素子51は板状の圧
電体55の表裏両面に電極56a・56bが形成された
構造を有し、基板52は、金属箔58aと絶縁体57a
とを貼り合わせた基板52aと、金属箔58bと絶縁体
57bとを貼り合わせた基板52bと、を貼り合わせた
積層構造を有している。電極56aにはリード線59a
が、金属箔58aにはリード線59bがそれぞれ取り付
けられている。なお、基板52の周縁部はケースにより
保持されるが、図5ではこのケースを省略している。
【0025】金属箔58aにはパターンは形成されてい
ないが、金属箔58bには所定のパターンが形成されて
おり、この金属箔58bに形成されたパターンによっ
て、基板52における弾性率の分布を不均一なものとし
ている。なお、金属箔58aにパターンを形成して、金
属箔58bにはパターンを形成しない構造としてもよ
く、また、金属箔58a・58bの両方に所定のパター
ンを形成してもよい。
【0026】絶縁体57a・57bには同じ材料を用い
てもよいし、弾性率の異なる材料を用いてもよい。例え
ば、絶縁体57aには液晶ポリマー樹脂を用い、絶縁体
57bにはウレタン樹脂を用いる等して異なる材料を用
いることもできる。さらに、絶縁体57aとして樹脂材
料を用い、絶縁体57bとしてガラス材料やセラミック
ス材料を用いることも可能である。絶縁体と金属箔の積
層数は、各2層に限定されるものではなく、より多くの
層数を有する積層構造であってもよい。
【0027】以上、本発明の実施の形態ついて説明して
きたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものでは
ない。例えば、圧電音響変換器50を構成する基板52
としては、絶縁体57a・57bにそれぞれ異なる材料
を用いて、金属箔58bを間に挟むことなく絶縁体57
a・57bどうしを直接に貼り付け、その一方の主面に
所定のパターンが形成された金属箔を貼り合わせた構造
を有する基板を用いることも可能である。この場合にお
いて、さらに基板に孔部を形成して孔部に所定の充填物
を充填することも可能である。このように、図1から図
5に示した圧電音響変換器10・20・30・40・5
0のそれぞれの特徴を組み合わせて、種々の形態を有す
る圧電音響変換器を実現することができる。
【0028】また、基板を構成する導体として金属箔を
用いた場合について説明したが、例えば、スパッタ等の
方法により絶縁体の表面に導体薄膜が形成された基板を
用いることも可能である。さらに、上記実施の形態で
は、圧電音響変換器を音声を再生する用途に用いた場合
について説明したが、逆に、マイクロフォンのように、
音声を電気信号に変換する機器として用いることもでき
る。
【0029】
【発明の効果】上述の通り、本発明の圧電音響変換器に
よれば、圧電体を貼り付ける基板の弾性率を不均一にす
ることで、広い周波数帯域にわたってフラットな音圧レ
ベルを維持することが可能となり、こうして音声や音楽
用の発音体として、またはこれらの音を電気信号に変換
する用途に用いることが可能となる。また、本発明の圧
電音響変換器は、構造が複雑ではなく、製造も容易であ
る。さらに、基板の構造や材質、または基板を構成する
導体のパターンを種々に選択することによって、所望す
る周波数特性を得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧電音響変換器の一実施形態を示す斜
視図および断面図ならびに圧電音響変換器を構成する部
品の斜視図。
【図2】本発明の圧電音響変換器の別の実施形態を示す
断面図。
【図3】本発明のさらに別の実施形態を示す断面図。
【図4】本発明のさらに別の実施形態を示す斜視図。
【図5】本発明のさらに別の実施形態を示す断面図およ
び圧電音響変換器を構成する部品を示す斜視図。
【図6】従来の発音体を示す断面図。
【符号の説明】
10・20・30・40・50;圧電音響変換器 11・21a・21b・31・41・51;圧電素子 12・22・32・42・52・52a・52b;基板 15・25・35・45・55;圧電体 16a・16b・26a・26b・36a・36b・4
6a・56a・56b;電極 17・27・37・47・57a・57b;絶縁体 18・28a・28b・38・48・58a・58b;
金属箔 19a・19b・24a・24b・24c・44a・4
4b・59a・59b;リード線 23;金属 29;スルーホール 32a;延出部分 33;圧電振動板 34;ケース 38a・38b;リード部 49;孔部 90;発音体 91;金属基板 92;圧電素子 93;圧電振動板 94;ケース(枠部材)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電素子を基板に貼り付けてなる圧電振
    動板と、前記圧電振動板の周縁部を保持するケースとを
    具備する圧電音響変換器であって、 前記基板は絶縁体の表裏面の少なくとも一方に導体が形
    成されたシート状の形状を有し、 少なくとも1つの前記導体に所定のパターンが形成され
    て前記基板の弾性率が不均一となっていることを特徴と
    する圧電音響変換器。
  2. 【請求項2】 前記所定のパターンが形成された導体が
    前記圧電素子への電圧印加用の配線として用いられるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の圧電音響変換器。
  3. 【請求項3】 前記基板はスルーホールが形成された絶
    縁体の表裏両面に導体が形成された構造を有し、前記ス
    ルーホールを介して前記表裏両面に形成された導体が導
    通していることを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の圧電音響変換器。
  4. 【請求項4】 前記基板は1または複数の所定形状のス
    ルーホールが形成された構造を有し、 前記スルーホールに少なくとも基板を構成する絶縁体の
    弾性率とは異なる弾性率を有する材料が充填されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項
    に記載の圧電音響変換器。
  5. 【請求項5】 前記基板の一部は前記ケースの外側に引
    き出されて配線の一部として利用されていることを特徴
    とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の圧
    電音響変換器。
  6. 【請求項6】 前記基板は複数の絶縁体と1または複数
    の導体を厚み方向に積層してなる積層構造を有すること
    を特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記
    載の圧電音響変換器。
  7. 【請求項7】 前記基板を構成する複数の絶縁体のうち
    少なくとも1つは、他の絶縁体または前記導体とは異な
    る弾性率を有することを特徴とする請求項6に記載の圧
    電音響変換器。
  8. 【請求項8】 前記基板は絶縁性樹脂と金属導体とから
    なることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか
    1項に記載の圧電音響変換器。
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