JP6035775B2 - パラメトリックスピーカおよびその製造方法 - Google Patents

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本発明は、複数の発振源から超音波を放射するパラメトリックスピーカおよびその製造方法に関する。
超音波発音体は、金属板と圧電素子を貼り合わせた圧電振動子を備えている。そして、超音波発音体は、圧電振動子に圧電振動子固有の共振周波数の交流電圧を印加することで振動し、共振周波数と同じ周波数を持つ音を発する。共振周波数が、超音波帯域(20kHzを超えたもの)に含まれるため、超音波発音体という。
圧電振動子には、アルミニウムまたはアルミニウム合金で構成された円錐筒形状(パラボラ状、漏斗状含む)の共振子を取り付けることで、音圧を増すことができる。その結果、超音波発音体の前方60〜70度の指向性を持たせることができる。超音波発音体は、屈曲振動において動かない圧電振動子の節部をシリコン接着剤などで基板に接着され固定されており、極力振動を妨げないようにしている。
超音波発音体を複数個並べて構成したものがパラメトリックスピーカであり、パラメトリックスピーカは各々の超音波発音体が発した超音波が空気中で重なり合ってある音圧以上に達すると超音波から可聴音へ復調され、聞こえる現象を利用している。超音波が重なり合った中心部のみが可聴音となるため、鋭い指向性を持ったスピーカとなる。
このような超音波発音体は、超音波センサと同様の構造を有している。超音波センサは超音波の送信および受信を行ない、超音波発音体は超音波の送信のみを行なう。図12は、従来の超音波素子800を示す断面図である。超音波素子800は、端子台810上に超音波センサ820が設けられ、孔を有するカバー818で覆われている。端子台810にはリング状の突起部811が形成され、超音波センサ820は、突起部811上で接着剤812により接着されている。端子815は端子台810を貫通し、金属のリード線816で接続されている。
上記のように、従来は、端子815と超音波センサ820とを金属のリード線816で接続して、超音波センサ820に電圧を印加している。しかし、リード線816を用いると超音波センサ820が振動した際にリード線816も釣られて振動してしまい、リード線816が圧電振動子や端子台810などと接触し、擦れ音などの異音を発してしまう虞れや、断線してしまう虞れがある。これに対する対策として、リード線816をシリコン接着剤817などで固定し、振動を抑えている。
また、このような接続構造と同様な構造を有する超指向性スピーカが提案されている。特許文献1記載の超指向性スピーカは、超音波振動子と両面プリント基板上のパターンとの接続をリード線により行なっている。
特開平3−58600号公報
従来の超音波センサや特許文献1記載のスピーカの構造をパラメトリックスピーカに応用することも可能である。図13は、従来の接続を応用したパラメトリックスピーカを示す断面図である。パラメトリックスピーカ900は、基板910上のリング状の突起部911上に圧電振動子920がシリコン接着剤912により接着されている。基板910上には、配線パターン913、914が設けられており、配線パターン913、914と圧電振動子920とは、リード線915、916で接続されている。また、リード線915、916は、シリコン接着剤917、918で固定されている。
しかしながら、パラメトリックスピーカとして複数個の超音波発音体を基板に実装する際に、上記のように端子と圧電振動子とを金属のリード線で接続すると、リード線が多くなり、異音や断線が発生しやすい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、異音や断線の発生原因である金属のリード線を不要にするパラメトリックスピーカおよびその製造方法を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するため、本発明のパラメトリックスピーカは、複数の発振源から超音波を放射するパラメトリックスピーカであって、第1および第2の配線パターンが設けられた平板状の基板と、前記基板により支持され、凝固して弾性を有する第1および第2の導電性接着剤を介して前記第1および第2の配線パターンのそれぞれに電気的に接続された圧電振動子と、前記圧電振動子上に設けられ、超音波を発振する共振子と、を備えることを特徴としている。
このように、本発明のパラメトリックスピーカは、導電性接着剤を介して配線パターンと圧電振動子とを電気的に接続しているため、金属のリード線を不要とすることができる。その結果、圧電振動子が振動しても擦れ音などの異音や断線は生じなくなる。また、導電性接着剤により圧電振動子を支持しつつ配線パターンと電気的に接続できる。
(2)また、本発明のパラメトリックスピーカは、前記第1の導電性接着剤と前記第2の導電性接着剤との間に絶縁性接着剤を更に備えることを特徴としている。これにより、圧電振動子の振動を妨げることなく、第1の導電性接着剤と第2の導電性接着剤との短絡を防止することができる。
(3)また、本発明のパラメトリックスピーカは、前記第2の導電性接着剤が、前記圧電振動子を支持する支持部と前記圧電振動子との間に設けられ、前記支持部上で前記第2の配線パターンとの導通をとっていることを特徴としている。これにより、第2の導電性接着剤による接着領域を小さく制限でき、第1の導電性接着剤と第2の導電性接着剤との絶縁を容易にし、製造の作業性を向上することができる。
(4)また、本発明のパラメトリックスピーカは、前記第1の導電性接着剤が、前記基板に対して前記圧電振動子に含まれる金属板が位置する高さと同程度の高さを有する位置に設けられていることを特徴としている。これにより、圧電振動子の振動を妨げることなく、第1の導電性接着剤の接着位置と第2の導電性接着剤の接着位置を分離し、両者の短絡を防止することができる。
(5)また、本発明のパラメトリックスピーカの製造方法は、複数の発振源から超音波を放射するパラメトリックスピーカの製造方法であって、圧電振動子上に超音波を発振する共振子が設けられた超音波発音体の設置箇所に基づいて第1および第2の配線パターンが設けられた平板状の基板を準備する工程と、前記第1および第2の配線パターンのそれぞれに第1および第2の導電性接着剤を介して前記圧電振動子と接続しつつ、前記超音波発音体を基板上に設置する工程と、を含むことを特徴としている。
これにより、金属のリード線を不要とすることができる。その結果、圧電振動子が振動しても擦れ音などの異音や断線は生じなくなる。また、導電性接着剤により圧電振動子を支持しつつ配線パターンと電気的に接続できる。
本発明によれば、異音や断線の発生原因である金属のリード線を不要にすることができる。
第1の実施形態に係るパラメトリックスピーカを示す断面図である。 第1の実施形態に係るパラメトリックスピーカを示す平面図である。 本発明のパラメトリックスピーカの電気的構成を示す概略図である。 第2の実施形態に係るパラメトリックスピーカを示す断面図である。 第3の実施形態に係るパラメトリックスピーカを示す断面図である。 第4の実施形態に係るパラメトリックスピーカを示す断面図である。 基板を示す平面図である。 第5の実施形態に係るパラメトリックスピーカを示す断面図である。 第6の実施形態に係るパラメトリックスピーカを示す断面図である。 基板を示す平面図である。 基板を示す底面図である。 従来の超音波センサを示す断面図である。 従来の接続を応用したパラメトリックスピーカを示す断面図である。
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
[第1の実施形態]
(パラメトリックスピーカの構成)
図1〜図3は、それぞれパラメトリックスピーカ100を示す断面図、平面図、電気的構成を示す概略図である。なお、図3は、制御回路等を省略した模式的な図である。パラメトリックスピーカ100は、基板110および超音波発音体120を備えており、超音波発音体120は、基板110に形成されたリング状の突起部112により圧電振動子124の振動の節を支持されている。突起部112は、圧電振動子124が、屈曲振動しても基板110とは接触しない程度まで基板110の底部から突出している。
超音波発音体120は、圧電振動子124および共振子127から構成され、圧電振動子124は、圧電素子125および金属板126から構成されている。圧電素子125は、交流電源130から電圧を印加されることで伸縮し、これに伴い圧電振動子124が屈曲振動する。共振子127は、圧電振動子124上に設けられ、超音波を発振する。このようにして複数の超音波発音体120が発振源となり超音波を放射し、指向的に音を伝達することが可能になる。
基板110は、平板状に形成され、一対の配線パターン113、115が設けられている。配線パターン113、115は、一方で交流電源130に接続されており、他方で圧電振動子124に接続されている。配線パターン113(第1の配線パターン)は、導電性接着剤114(第1の導電性接着剤)を介して金属板126に接続され、配線パターン115(第2の配線パターン)は、導電性接着剤116(第2の導電性接着剤)を介して圧電素子125に接続されている。
圧電振動子124と配線パターン113、115とは、リード線ではなく、導電性接着剤114、116を用いて接続されている。導電性接着剤114、116を用いることで、異音や断線の発生原因であるリード線が不要になる。導電性接着剤114、116は、圧電振動子124を基板110に接着する役割も果たしており、導通と接着の2つを同時に行なうことができる。導電性接着剤は、バインダーに導電フィラーが分散されたものである。導電フィラーには、たとえば銀粉、金粉、銅粉、ニッケル粉、アルミニウム粉、メッキ粉、カーボン粉、グラファイト粉等が挙げられる。バインダーには、シリコン樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、ポリイミド樹脂等が挙げられる。凝固した状態でヤング率が30MPa以下となる導電性接着剤を用いることが好ましい。これにより、導電性接着剤は十分に柔らかいため、振動が妨げられない。
導電性接着剤114を用いて配線パターン113を金属板126へ接続すると、圧電素子125の側面付近に導電性接着剤114が存在するため、これと圧電素子125に接続された導電性接着剤116との短絡の虞れが生じる。そこで、パラメトリックスピーカ100は、導電性接着剤114と導電性接着剤116との間に絶縁性接着剤117が充填されていることが好ましい。
その場合には、導電性接着剤114、116および絶縁性接着剤117として十分に柔らかい材質のものを用い、圧電振動子の振動を抑制しないようにする。これにより、圧電振動子124の振動を妨げることなく、導電性接着剤114と導電性接着剤116との短絡を防止することができる。絶縁性接着剤117には例えばシリコン接着剤を用いる。
(パラメトリックスピーカの製造方法)
上記のように構成されるパラメトリックスピーカの製造方法を説明する。まず、超音波発音体120および基板110を準備する。平板状の基板110は、予め超音波発音体120の設置個所を決定し、設置位置にはリング状の突起部112が形成されるように設計する。また、各配線パターン113、115は、圧電振動子124と接続し易い位置に設け、基板110に櫛歯状に印刷しておくことが好ましい。
次に、超音波発音体120を基板上に設置する。上記の配線パターン113、115のそれぞれに導電性接着剤114、116を介して圧電振動子124を接続するとともに、突起部112上に圧電振動子124を接着する。これにより、従来用いられた金属のリード線が不要になり、圧電振動子が振動しても擦れ音などの異音や断線は生じなくなる。また、導電性接着剤114、116により圧電振動子124を支持しつつ配線パターン113、115と電気的に接続できる。
[第2の実施形態]
上記の実施形態では、基板110上にリング状の突起部が形成されているが、この代りにリング状のスペーサを設けてもよい。図4は、リング状のスペーサが設けられたパラメトリックスピーカ200を示す断面図である。
パラメトリックスピーカ200では、リング状の導電性スペーサ212が、基板210上の超音波発音体120の設置位置に設けられている。この導電性スペーサ212が圧電振動子124を支持しており、圧電振動子124の支持部として機能している。導電性接着剤116は、リング状の導電性スペーサ212と圧電振動子124との間に設けられ、導電性スペーサ212上で配線パターン215(第2の配線パターン)との導通がとられている。圧電振動子124に含まれる圧電素子125の電極と配線パターン115とが導電性スペーサ212および導電性接着剤116を介して電気的に接続されている。これにより、導電性接着剤116による接着領域を小さく制限でき、導電性接着剤114と導電性接着剤116との絶縁を容易にし、製造の作業性を向上できる。
なお、予め基板210上の所定位置にリング状の導電性スペーサ212を導電性接着剤で接着しておく以外は、第1の実施形態と同様にして、パラメトリックスピーカ200を製造することができる。また、リング状の導電性スペーサ212の横に配線パターン115がある実施形態では、導電性接着剤116を広げて付けなくてはならないが、本実施形態では、導電性スペーサ212が配線パターン115上に設けられ両者は接続されているため、製造時には導電性接着剤116を広げて付ける必要はない。
[第3の実施形態]
上記の実施形態では、導電性スペーサ212を用いて導電性接着剤116の接着範囲を狭くしているが、リング状の突起部上に配線パターンを設け、その配線パターンと圧電素子125の電極とを接着してもよい。図5は、突起部上に配線パターンを設けたパラメトリックスピーカ300を示す断面図である。
パラメトリックスピーカ300では、基板310上にリング状の突起部312が形成されており、配線パターン315(第2の配線パターン)は、リング状の突起部312上に設けられている。そして、リング状の突起部312は、圧電振動子124を支持している。これにより、導電性接着剤116による接着領域を小さく制限でき、導電性接着剤114と導電性接着剤116とを容易に絶縁できる。すなわち、上記の実施形態と同様に導電性接着剤を広げて付ける必要がなくなる。パラメトリックスピーカ300は、突起部312を形成し、その上に配線パターン315を設ける以外は、第1の実施形態と同様にして製造できる。
[第4の実施形態]
上記の実施形態では、基板上に設けられた配線パターン113と金属板126との間に高低差があり、その高低差を導電性接着剤114で埋めているが、もっと高い位置に接着範囲を限定してもよい。図6は、金属板と配線パターンとの接着を高い位置で行なったパラメトリックスピーカ400を示す断面図である。また、図7は、パラメトリックスピーカ400を構成する基板410を示す平面図である。
パラメトリックスピーカ400では、基板410の配線パターン113上に導電性のピン413が設けられている。そして、金属板126と配線パターン113とが、ピン413および導電性接着剤114を介して電気的に接続されている。そのため、導電性接着剤114は、基板110に対して金属板126が位置する高さと同程度の高さに位置が限定されている。その結果、圧電振動子124の振動を妨げることなく、導電性接着剤114の接着位置と導電性接着剤116の接着位置を分離し、両者の短絡を防止することができる。この場合には、導電性接着剤114、116の間に絶縁物を挟む必要がなくなり、製造工程における作業性が向上する。なお、パラメトリックスピーカ400は、予め配線パターン113上にピン413を設ける以外は、第1の実施形態と同様にして製造できる。
[第5の実施形態]
上記の実施形態では、導電性のピン413により金属板126と同程度の位置で金属板126と配線パターン113との接続を導電性接着剤114により行なっているが、ピン413に代えて配線パターンの位置で基板を隆起させて形成してもよい。図8は、基板を隆起させて形成したパラメトリックスピーカ500を示す断面図である。
基板510は、配線パターン513(第1の配線パターン)が設けられている部分が、配線パターン115が設けられている部分より隆起するように形成されている。そのため、導電性接着剤114は、基板510に対して金属板126が位置する高さと同程度の高さを有する範囲に限定され、導電性接着剤114の接着位置と導電性接着剤116の接着位置を分離し、両者の短絡を防止できる。なお、パラメトリックスピーカ500は、予め配線パターン513を隆起部分512上に設ける以外は、第1の実施形態と同様にして製造できる。
[第6の実施形態]
上記の実施形態では、ピンや基板の隆起部分により導電性接着剤114の位置を金属板126と同程度に維持しているが、基板に超音波発音体が入る程度の穴を設けて、その穴内に超音波発音体を設置してもよい。図9は、基板に穴を設けたパラメトリックスピーカ600を示す断面図である。また、図10、図11は、それぞれ基板610を示す平面図、底面図である。
基板610には、配線パターン613(第1の配線パターン)が設けられている部分を縁とし、圧電振動子124を支持する部分を底として穴611が形成されている。実際には、穴底には導通されたスルーホール616が露出しており、穴底には、リング状の突起部112も形成されている。
配線パターン615(第2の配線パターン)は、配線パターン613が設けられている基板610の主面の反対側の主面上に設けられており、基板610内を貫通するスルーホール616により導電性接着剤116に電気的に接続されている。これにより、設計上、導電性接着剤114の接着位置と導電性接着剤116の接着位置の分離が容易になり、配線パターン615の形成も容易となる。
なお、以上の導電性接着剤114を分離する実施形態は、いずれも好ましい一例であり、金属板126の高さで導電性接着剤114により配線パターンと金属板126とを接続できるならば容易に短絡防止できる。
100 パラメトリックスピーカ
110 基板
112 突起部
113 配線パターン(第1の配線パターン)
114 導電性接着剤(第1の導電性接着剤)
115 配線パターン(第2の配線パターン)
116 導電性接着剤(第2の導電性接着剤)
117 絶縁性接着剤
120 超音波発音体
124 圧電振動子
125 圧電素子
126 金属板
127 共振子
130 交流電源
200 パラメトリックスピーカ
210 基板
212 導電性スペーサ
215 配線パターン(第2の配線パターン)
300 パラメトリックスピーカ
310 基板
312 突起部
315 配線パターン(第2の配線パターン)
400 パラメトリックスピーカ
410 基板
413 ピン
500 パラメトリックスピーカ
510 基板
512 隆起部分
513 配線パターン(第1の配線パターン)
600 パラメトリックスピーカ
610 基板
611 穴
613 配線パターン(第1の配線パターン)
615 配線パターン(第2の配線パターン)
616 スルーホール

Claims (5)

  1. 複数の発振源から超音波を放射するパラメトリックスピーカであって、
    第1および第2の配線パターンが設けられた平板状の基板と、
    前記基板により支持され、凝固して弾性を有する第1および第2の導電性接着剤を介して前記第1および第2の配線パターンのそれぞれに電気的に接続された圧電振動子と、
    前記圧電振動子上に設けられ、超音波を発振する共振子と、を備え
    前記第1の導電性接着剤と前記第2の導電性接着剤との間に絶縁性接着剤を更に備えることを特徴とするパラメトリックスピーカ。
  2. 複数の発振源から超音波を放射するパラメトリックスピーカであって、
    第1および第2の配線パターンが設けられた平板状の基板と、
    前記基板により支持され、凝固して弾性を有する第1および第2の導電性接着剤を介して前記第1および第2の配線パターンのそれぞれに電気的に接続された圧電振動子と、
    前記圧電振動子上に設けられ、超音波を発振する共振子と、を備え
    前記第2の導電性接着剤は、前記圧電振動子を支持する支持部と前記圧電振動子との間に設けられ、前記支持部上で前記第2の配線パターンとの導通をとっていることを特徴とするパラメトリックスピーカ。
  3. 前記第1の導電性接着剤は、前記基板に対して前記圧電振動子に含まれる金属板が位置する高さと同程度の高さを有する位置に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項記載のパラメトリックスピーカ。
  4. 複数の発振源から超音波を放射するパラメトリックスピーカの製造方法であって、
    圧電振動子上に超音波を発振する共振子が設けられた超音波発音体の設置箇所に基づいて第1および第2の配線パターンが設けられた平板状の基板を準備する工程と、
    前記第1および第2の配線パターンのそれぞれに第1および第2の導電性接着剤を介して前記圧電振動子と接続しつつ、前記超音波発音体を基板上に設置する工程と、を含み、
    前記第1および第2の導電性接着剤による接続の際に、前記第1の導電性接着剤と前記第2の導電性接着剤との間に絶縁性接着剤を設けることを特徴とするパラメトリックスピーカの製造方法。
  5. 複数の発振源から超音波を放射するパラメトリックスピーカの製造方法であって、
    圧電振動子上に超音波を発振する共振子が設けられた超音波発音体の設置箇所に基づいて第1および第2の配線パターンが設けられた平板状の基板を準備する工程と、
    前記第1および第2の配線パターンのそれぞれに第1および第2の導電性接着剤を介して前記圧電振動子と接続しつつ、前記超音波発音体を基板上に設置する工程と、を含み、
    前記第2の導電性接着剤は、前記圧電振動子を支持する支持部と前記圧電振動子との間に設け、前記第2の導電性接着剤により前記支持部上で前記第2の配線パターンとの導通をとることを特徴とするパラメトリックスピーカの製造方法。
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