JP5525351B2 - 圧電発音体 - Google Patents
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Description
図1(a)(b)は、圧電発音体100の平面図および断面図である。図1に示すように、圧電発音体100は、ユニモルフ型であって、交流電圧の印加により屈曲振動し発音する。圧電発音体100は、圧電素子110、配線基板120およびフレーム130で構成されている。以下、各部について詳しく説明する。
上記の実施形態では、圧電素子110の駆動電極112を、側面電極113を介して取り出し電極114まで取出しているが、バイア電極を用いてもよい。図4(a)(b)は、バイア電極で電極の取出しを行う圧電発音体200の平面図および断面図である。圧電発音体200は、圧電素子210、配線基板120およびフレーム130で構成されている。
上記の実施形態では、圧電発音体は、圧電素子を配線基板の一方側にのみ備えるユニモルフ型であるが、配線基板の両側に圧電素子を設けたバイモルフ型であってもよい。図6(a)(b)は、バイモルフ型の圧電発音体300の平面図および断面図である。図6に示すように、圧電発音体300は、バイモルフ型であって、交流電圧の印加により屈曲振動し発音する。圧電発音体300では、配線基板120の両主面に一対の圧電素子110、360が接着されている。
上記の実施形態では、配線基板120を振動板として用いているが、高周波に対応できるように配線基板120に高いヤング率の板が接着されたものを振動板として用いてもよい。図9(a)(b)は、圧電発音体400の平面図および断面図である。図9(a)(b)に示すように、ユニモルフ型の圧電発音体400において、配線基板420は、一対の導体パターンを有する主面128aの反対側の主面128bに接着された金属板440を有する。
図10(a)(b)は、圧電発音体500の平面図および断面図である。上記の実施形態では、配線基板120の主面128bに金属板440を接着しているが、配線基板120の厚み方向中央に金属板を設けてもよい。配線基板120は、厚み方向中央に金属板540を有する。図10に示すように、金属板540が配線基板120に埋め込まれている。これにより、配線基板の絶縁層よりヤング率の大きい金属板540を追加することで、圧電発音体の共振周波数を上げることができ、高い周波数の音を発生させることができる。特に圧電発音体500がバイモルフ型である場合には配線基板120の厚み方向中央に金属板540が設けられていることが好ましい。
上記の実施形態では、配線基板の同一主面上には単一の圧電素子が設けられているが、複数の圧電素子が1次元に規則性を有する配列で配置されていてもよい。図11(a)(b)は、圧電素子が1次元に配列された圧電発音体600の平面図および断面図である。図11(a)(b)に示すように、圧電発音体600は、複数の圧電素子110、配線基板620およびフレーム630で構成されている。
上記の実施形態では、フレーム630が円形の空隙を有するが、正方形の空隙を有してもよい。図13は、圧電発音体700の平面図である。図13に示すように、圧電発音体700は、複数の圧電素子110、配線基板620およびフレーム730で構成されている。圧電素子110は、直線上に同一周期で配置されている。配線基板620は、一対の導体パターン624、626を有しており、複数の圧電素子110のそれぞれに設けられた駆動電極116および他方の駆動電極112の取り出し電極114は、配線基板620上の一対の導体パターン624、626によって並列に導通されている。
上記の実施形態では、配線基板の同一主面上に複数の圧電素子が1次元に配列されているが、2次元に配列されていてもよい。図14(a)(b)は、圧電発音体800の平面図および断面図である。また、図15は、配線基板820の平面図である。
110、210、360 圧電素子
111、211 圧電体
112、212、362 駆動電極
113 側面電極
114、214、364 取り出し電極
116、216、366 駆動電極
118、218、368 圧電素子の接着側主面
120、320、420、620、820 配線基板
121、321、421 基板本体
124、324a、324b、326a、326b、624、626、824、826 導体パターン
126、326a、326b 導体パターン
128a、128b、328a、328b 配線基板の主面
130、630、730、830 フレーム
213 バイア電極
325、327 バイア導体
440、540 金属板
631、731、831 フレームの辺縁
Claims (8)
- 交流電圧の印加により屈曲振動し発音するユニモルフ型の圧電発音体であって、
接着側主面に、駆動電極および他方の駆動電極の取り出し電極を有する圧電素子と、
一対の導体パターンを有する主面で前記圧電素子に接着される配線基板と、
前記配線基板の厚み方向の変位を振動の支点位置で拘束するフレームと、を備え、
前記接着側主面の駆動電極および取り出し電極と前記一対の導体パターンとの間の各導通は、前記接着により取られており、
前記配線基板上に複数の前記圧電素子が一次元または二次元的な配列で配置され、
複数の前記圧電素子のそれぞれに設けられた前記駆動電極および他方の駆動電極の取り出し電極は、前記配線基板上の一対の導体パターンによって並列に導通され、
前記フレームは、複数の前記圧電素子のそれぞれの間に設けられていることを特徴とする圧電発音体。 - 交流電圧の印加により屈曲振動し発音するバイモルフ型の圧電発音体であって、
接着側主面に、駆動電極および他方の駆動電極の取り出し電極を有する一対の圧電素子と、
前記一対の圧電素子の間に設けられ、一対の導体パターンを有する両主面で前記一対の圧電素子に接着される配線基板と、
前記配線基板の厚み方向の変位を振動の支点位置で拘束するフレームと、を備え、
前記接着側主面の駆動電極および取り出し電極と前記一対の導体パターンとの間の各導通は、前記接着により取られており、
前記配線基板上に複数の前記一対の圧電素子が一次元または二次元的な配列で配置され、
複数の前記一対の圧電素子のそれぞれに設けられた前記駆動電極および他方の駆動電極の取り出し電極は、前記配線基板上の一対の導体パターンによって並列に導通され、
前記フレームは、複数の前記一対の圧電素子のそれぞれの間に設けられていることを特徴とする圧電発音体。 - 交流電圧の印加により屈曲振動し発音するユニモルフ型の圧電発音体であって、
接着側主面に一方の駆動電極を有する圧電素子と、
一方の導体パターンを有する主面で前記圧電素子に接着される配線基板と、
前記配線基板の厚み方向の変位を振動の支点位置で拘束するフレームと、を備え、
前記一方の駆動電極と前記一方の導体パターンとの間の導通は、前記接着により取られており、
前記圧電素子の他方の駆動電極と前記配線基板の他方の導電パターンとの導通は、導線または導電性接着剤により取られており、
前記配線基板上に複数の前記圧電素子が一次元または二次元的な配列で配置され、
複数の前記圧電素子のそれぞれに設けられた前記一方の駆動電極および他方の駆動電極の取り出し電極は、前記一方の導体パターンおよび他方の導体パターンにより構成された前記配線基板上の一対の導体パターンによって並列に導通され、
前記フレームは、複数の前記圧電素子のそれぞれの間に設けられていることを特徴とする圧電発音体。 - 交流電圧の印加により屈曲振動し発音するバイモルフ型の圧電発音体であって、
接着側主面に一方の駆動電極を有する一対の圧電素子と、
前記一対の圧電素子の間に設けられ、一方の導体パターンを有する両主面で前記一対の圧電素子に接着される配線基板と、
前記配線基板の厚み方向の変位を振動の支点位置で拘束するフレームと、を備え、
前記一方の駆動電極と前記一方の導体パターンとの間の導通は、前記接着により取られており、
前記一対の圧電素子の他方の駆動電極と前記配線基板の他方の導電パターンとの導通は、導線または導電性接着剤により取られており、
前記配線基板上に複数の前記一対の圧電素子が一次元または二次元的な配列で配置され、
複数の前記一対の圧電素子のそれぞれに設けられた前記駆動電極および他方の駆動電極の取り出し電極は、前記一方の導体パターンおよび他方の導体パターンにより構成された前記配線基板上の一対の導体パターンによって並列に導通され、
前記フレームは、複数の前記一対の圧電素子のそれぞれの間に設けられていることを特徴とする圧電発音体。 - 前記接着により取られた導通は、前記圧電素子の電極と前記配線基板の導体パターンとが直接接触することで行われていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の圧電発音体。
- 前記圧電素子は前記配線基板と異方性導電接着剤で接着され、
前記圧電素子の電極は、前記配線基板の導体パターンと異方性導電接着剤を介して導通が取られていることを特徴とする請請求項1から請求項4のいずれかに記載の圧電発音体。 - 前記配線基板は、前記導体パターンを有する主面の反対側の主面に接着された金属板を有することを特徴とする請求項1または請求項3記載の圧電発音体。
- 前記配線基板は、厚み方向中央に金属板を有することを特徴とする請求項2または請求項4記載の圧電発音体。
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