JPH05114938A - Isdn電話機 - Google Patents

Isdn電話機

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JPH05114938A
JPH05114938A JP19528591A JP19528591A JPH05114938A JP H05114938 A JPH05114938 A JP H05114938A JP 19528591 A JP19528591 A JP 19528591A JP 19528591 A JP19528591 A JP 19528591A JP H05114938 A JPH05114938 A JP H05114938A
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JP
Japan
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call
function
absence
user
message
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JP19528591A
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English (en)
Inventor
一隆 ▲高▼橋
Kazutaka Takahashi
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 留守中に電話をかけてきた人に対して電話を
する場合に、電話番号を調べてダイヤル入力するといっ
た煩わしい操作が不要で、しかも、通話中にかかってき
た電話の発呼者を、回線接続を切り替えずに確認するこ
とができる電話機を提供すること。 【構成】 留守の期間中あるいは通話中に電話がかかっ
てきた場合に、ISDNレイヤIIIの呼設定メッセージ
の情報から発呼者の電話番号および氏名を解読してメモ
リ部に記録しておく(ステップ204,303)。そし
て、留守の期間中あるいは通話中に電話をかけてきた相
手に電話する場合には、電話番号を前記メモリ部に記録
した発呼者の電話番号情報から生成して自動的に発呼処
理できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISDN電話機に関す
るもので、詳しくは、留守中あるいは通話中にかかって
きた電話の処理に工夫をこらしたISDN電話機にかか
るものである。
【0002】
【従来の技術】これまで、電話の利便性を向上させる機
能として、留守番電話機能やNTTによるキャッチホン
サービス(以下、単にキャッチホンサービスと呼ぶ)が
普及している。
【0003】留守番電話機能は、電話機に録音機能を装
備しておき、使用者の留守中に電話がかかってきた場合
に、回線をつないで、予め被呼者が電話機に録音してい
たメッセージを発呼者に通知した後、発呼者からの伝言
を録音するようにしたものである。
【0004】一方、キャッチホンサービスは、通話中に
別の電話がかかってきた場合に、信号音でその旨を使用
者に通知し、フックボタン等の操作によって回線の接続
を切り替えるようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の留守
番電話機能では、留守中に電話をかけてきた人に後で電
話する場合に、使用者自身が電話機に記録された伝言等
から相手を確認した上で、電話番号を調べてダイヤル入
力しなければならないという煩わしさがあった。また、
従来の場合、電話機に装備されたスイッチの操作で留守
番電話機能のオン・オフを切替設定する構成で、切替設
定をし忘れたために、留守番電話機能が働かないという
不都合が生じる虞れがあった。
【0006】また、従来のキャッチホンサービスでは、
通話中にかかってきた相手を確認する場合には、回線接
続を切り替えるため、通話中であった会話が中断される
という不便があった。
【0007】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、留守中に電話をかけてきた人を後で確認できるだけ
でなく、留守中に電話をかけてきた人に対して電話をす
る場合に、電話番号を調べてダイヤル入力するといった
煩わしい操作が不要で、しかも、通話中にかかってきた
電話の発呼者を、回線接続を切り替えずに確認すること
ができ、また、通話を中断せずに、通話中に電話をかけ
てきた相手に対してメッセージを送ることができて、優
れた利便性を発揮する電話機を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のISD
N電話機では、電話機本体には、ISDNの網制御機能
を担うレイヤ制御部と、電話機本体に接続される入出力
装置の動作を制御するための端末制御部と、データやプ
ログラムを保存するためのメモリ部と、前記制御部の動
作制御やメモリ部に対する入出力制御を行なうCPUと
が備えられている。
【0009】そして、前記CPUには、使用者の在・不
在を判別する留守検出機能や通話中であるか否かを判別
する通話判別機能の他に、受信記録機能と、発呼者通知
機能と、自動ダイヤル機能と、メッセージ出力機能とが
装備されている。
【0010】ここに、前記受信記録機能は、使用者が不
在の期間中あるいは通話中に電話がかかってきた場合
に、ISDNレイヤIIIの呼設定メッセージの情報から
発呼者の電話番号および発呼者名を解読して、前記メモ
リ部に記録する機能である。
【0011】前記発呼者通知機能は前記受信記録機能に
よってメモリ部に記録された内容を表示部に出力する機
能であり、前記自動ダイヤル機能は前記発呼者通知機能
によって表示される発呼者の中から電話をかける相手を
指定することを許容し、指定された発呼者に対する電話
番号を前記メモリ部の記録データから生成して、発呼処
理する機能である。
【0012】また、メッセージ出力機能は、ISDNレ
イヤIIIのメッセージ応答を利用して、通話中に電話を
かけてきた発呼者に対して、前記メモリ部に記録されて
いる通話時用メッセージを出力する機能である。
【0013】請求項2に記載のISDN電話機では、請
求項1に記載の構成に加えて、前記電話機本体には、使
用者の在・不在を検出する留守検出センサが装備されて
いる。そして、留守検出センサが使用者の不在を検出し
ている時には、前記CPUが留守番電話機能を働かせ、
留守中に電話がかかってきた時に回線を接続して、メモ
リ部に用意しておいた留守時用メッセージを送出すると
ともに、その留守時用メッセージに対する返答をメモリ
部に記録する。
【0014】請求項3に記載のISDN電話機は、請求
項2のものをより具体化したもので、前記留守検出セン
サは、家屋の主要部の錠の施錠・開錠によって、使用者
の在・不在を検出することとしている。
【0015】
【作用】請求項1に記載のISDN電話機では、受信記
録機能によって留守中に電話をかけてきた人を後で確認
できるだけでなく、留守中に電話をかけてきた人に対し
て電話をする場合には、前記受信記録機能によってメモ
リ部に記録された情報から必要なダイヤルデータを生成
して発呼処理をする自動ダイヤル機能によって、簡単に
電話することができ、電話番号を調べてダイヤル入力す
るといった煩わしい操作が不要になる。
【0016】しかも、通話中にかかってきた電話の発呼
者は、受信記録機能や発呼者通知機能によって回線接続
を切り替えずに確認することができ、さらに、通話を中
断せずに、通話中に電話をかけてきた相手に対してメッ
セージを送ることもできる。また、請求項2に記載のI
SDN電話機では、さらに、留守検出センサによって留
守番電話機能が自動的に設定されるため、使用者が留守
番電話機能の設定を忘れたために留守番電話機能を有効
利用できないといった不都合の発生も防止される。
【0017】
【実施例】以下、図1乃至図3に基づいて、本発明の一
実施例を説明する。
【0018】この一実施例は、ISDN回線に接続され
るISDN電話機で、ハードウェア的には、図3に示す
ように、送受話器1が接続される電話機本体2と、留守
検出センサ3とを備えてなる。
【0019】前記電話機本体2には、図3に示すよう
に、ISDNの網制御機能を担うレイヤ制御部21と、
電話機本体2に接続される入出力装置(例えば、プリン
タなど)の動作を制御するための端末制御部22と、デ
ータやプログラムを保存するためのメモリ部23と、前
記留守検出センサの検出信号を受信して解読する受信部
24と、通信状況や操作内容を液晶画面で表示する表示
部(図示略)と、後述の留守録音機能によって録音した
相手のメッセージ等を音声出力するスピーカ(図示略)
と、前記制御部21,22や受信部24や表示部の動作
制御をしたり前記メモリ部23に対する入出力制御を行
なうCPU25とが備えられている。
【0020】ここに、前記レイヤ制御部21は、ISD
NのレイヤI〜IIIをコントロールするものである。
【0021】また、留守検出センサ3は、使用者の在・
不在を検出するもので、この一実施例の場合、留守検出
センサ3は、家屋の主要部の錠(例えば、玄関の錠)の
施錠・開錠によって、使用者の在・不在を検出する。そ
して、検出結果は、前記電話機本体2に組み込まれてい
る受信部24に通知する。受信部24への通知は、無線
信号を使うこととしてもよいし、留守検出センサ3と受
信部24とを信号線で接続しておいても良い。
【0022】図2は、前記留守検出センサ3による在・
不在検出処理の手順を示したものである。留守検出セン
サ3は、取り付け時に、錠の施錠・開錠状態を認識させ
るための初期設定を実行し(ステップ101)、次いで
正常に動作するか否かの動作確認を済ませると(ステッ
プ102)、通常の検出処理に移行する。
【0023】通常の検出処理では、まず、初期判定を行
なう(ステップ103)。これは、錠の状態によって在
・不在を検出する処理で、「在」と判定した場合には
「在信号」を出力した後、錠の状態に変化が起きるか否
かを監視し(ステップ104,105)、「不在」と判
定した場合には「不在信号」を出力した後、錠の状態に
変化が起きるか否かを監視する(ステップ106,10
7)。
【0024】前記ステップ105における監視で、状態
に変化がないと判定される時には、ステップ104,1
05を繰り返す。しかし、状態に変化があると判断され
たとき(例えば、開錠の状態から施錠の状態に変ったと
き)は、ステップ106に進んで「不在信号」を発信し
た後に、錠の状態に変化が起きるか否かを監視する(ス
テップ107)。
【0025】一方、ステップ107における監視で、状
態に変化がないと判定される時には、ステップ106,
107を繰り返す。しかし、状態に変化があると判断さ
れたとき(例えば、施錠の状態から開錠の状態に変った
とき)は、ステップ104に進んで「在信号」を発信し
た後に、錠の状態に変化が起きるか否かを監視する(ス
テップ104)。
【0026】前記CPU25は、前記メモリ部23に格
納されたデータやプログラムおよび受信部24の受信結
果に応じて、図1に示す処理を実行しており、このよう
な処理によって、(1)留守検出機能、(2)留守番電
話機能、(3)通話判別機能、(4)受信記録機能、
(5)発呼者通知機能、(6)自動ダイヤル機能、
(7)メッセージ出力機能などの諸機能を得ている。
【0027】まず、各機能について説明した後に、図1
の処理を説明する。留守検出機能は、前記留守検出セン
サ3の検出結果を受信部24によって監視していて、使
用者の在・不在を判別する機能である。
【0028】また、留守番電話機能は、使用者の留守中
に電話がかかってきた時に回線を接続状態として、メモ
リ部23に用意しておいた留守時用メッセージを送出す
るとともに、その留守時用メッセージに対する発呼者か
らの返答をメモリ部23に記録する機能で、留守検出セ
ンサ3が使用者の不在を検出している時に有効となる。
なお、留守番電話機能によって記録した内容は、電話機
本体2に装備したスイッチの操作によって、音声として
出力させたり、あるいは、表示部に文字列として表示さ
せたり、あるいは電話機本体2に接続されているプリン
タに出力することができるようになっている。
【0029】通話判別機能は、電話機本体2の動作状態
から通話中であるか否かを判別する機能である。
【0030】受信記録機能は、使用者が不在の期間中あ
るいは通話中に電話がかかってきた場合に、ISDNレ
イヤIIIの呼設定メッセージの情報から発呼者の電話番
号および発呼者名を解読して、前記メモリ部23に記録
する機能である。
【0031】発呼者通知機能は、前記受信記録機能によ
ってメモリ部23に記録された内容を表示部あるいは、
音声出力部(スピーカ)あるいはプリンタなどに出力す
る機能である。
【0032】自動ダイヤル機能は、前記発呼者通知機能
によって表示される発呼者の中から電話をかける相手を
指定することを許容し、指定された発呼者に対する電話
番号を前記メモリ部23の記録データから生成して、発
呼処理する機能である。
【0033】メッセージ出力機能は、ISDNレイヤII
Iのメッセージ応答を利用して、通話中に電話をかけて
きた発呼者に対して、前記メモリ部23に予め記録して
おいた通話時用メッセージを出力する機能である。
【0034】以下、前記電話機本体2に装備されるスイ
ッチ類の構成を補足しながら、図1の処理を説明する。
【0035】まず、前記留守検出センサ3の検出結果に
基づいて使用者の在・不在を確認し(ステップ20
1)、「在」の場合には前記通話判別機能によって通話
中であるか否かを判断するが(ステップ202)、「不
在」の場合には前記留守番電話機能をonに設定する
(ステップ301)。
【0036】前記ステップ301で留守番電話機能がo
nに設定されると、電話がかかってきたか否かを判断し
(ステップ302)、一定時間内に電話がかかってこな
いときには、前記ステップ201に戻り(即ち、留守番
電話機能はoffに復帰する)、一定時間内に電話がか
かってきたときには、前記受信記録機能が作動して、I
SDNレイヤIIIの呼設定メッセージの情報から発呼者
の電話番号および発呼者名が前記メモリ部23に記録さ
れ、さらに、前記留守番電話機能によって使用者が予め
用意しておいた留守時用メッセージが送出される(ステ
ップ303)。留守時用メッセージは、留守にしている
旨の説明と伝言の入力の仕方の説明を含み、また、折り
返し電話が必要かどうかを聞く内容とする。
【0037】留守時用メッセージの送出後には、発呼者
からの応答をチェックし、折り返し電話が必要か否かを
判断する(ステップ304)。そして、折り返しの電話
が必要でない場合には、相手の伝言(メッセージ)を前
記メモリ部23に登録して前記ステップ201に戻る
(ステップ305)。一方、折り返し電話が必要な場合
には、氏名を聞くメッセージを出力し(ステップ30
6)、それに対する返答である相手の音声またはプッシ
ュ音を登録する(ステップ307)。
【0038】そして、さらに、相手の電話番号を聞くメ
ッセージを出力し(ステップ308)、それに対して相
手からプッシュ音あるいは音声で電話番号が送られる
と、それを前記メモリ部23に登録し(ステップ30
9)、その後、終了メッセージを送出し(ステップ31
0)、回線を切断して前記ステップ201に戻る。
【0039】前記ステップ201からステップ202に
移行して通話中であると判断したときには、次のステッ
プ203でさらに別の電話(第3者からの電話)がかか
ってきているか否かを判断し、別の電話がかかっていな
いときには前記ステップ202に戻り、別の電話があっ
たときには、その電話の着信によって前記受信記録機能
が作動し、ISDNレイヤIIIの呼設定メッセージの情
報に基づいて相手の電話番号と名前などが前記メモリ部
23に記録される。また、即座に前記発呼者通知機能が
自動的に作動し、前記電話機本体2に装備されている表
示部に着信した旨が表示される。また、この発呼者通知
機能では、さらに、前記レイヤ制御部21のISDNレ
イヤIIIの呼設定メッセージの情報に基づいて、相手の
電話番号と名前など(即ち、受信記録機能によってメモ
リ部23に記録された情報)を表示するとともに、送信
すべき通話時用のメッセージの選択釦の押下を指示す
る。使用者が、メッセージ選択釦(電話機本体2または
送受話器1に装備されている)を押下すると、このメッ
セージ選択釦で選択されたメッセージ(例えば10分後
にこちらからお電話します。)を送信してステップ20
2に戻る。
【0040】一方、前記ステップ202で通話中でない
と判断した場合には、ステップ401に移行して、前記
メモリ部内に未通知のメッセージ(留守時に記録したメ
ッセージ)が残っているか否かを判断し、未通知のメッ
セージが内場合には前記ステップ201に戻るが、未通
知のメッセージが残っている場合には、その旨を電話機
本体に装備されている表示部あるいは音声出力部によっ
て使用者に通知し、使用者がその通知に対して出力を指
示した場合には、前記メッセージ出力機能が働いて、未
通知であったメッセージをメモリ部23から読み出して
表示部あるいはプリンタあるいは音声出力部に出力する
(ステップ402)。
【0041】使用者の未通知メッセージに対する出力指
示は、前記電話機本体2に装備された未通知メッセージ
出力スイッチ(図示略)の押下による。この未通知メッ
セージ出力スイッチは、未通知メッセージの出力先(表
示部、音声出力部、プリンタ)を切替設定できるものと
する。
【0042】また、図1の処理フローには示していない
が、前記発呼者通知機能は、電話機本体2に装備された
手動スイッチ(図示略)の操作で、適時作動させること
ができ、発呼者通知機能によって表示した発呼者の中に
電話をしたい者がいる場合には、さらに発呼者通知機能
を作動させて、電話する相手を前記発呼者通知機能によ
って表示されている発呼者の中から指定すれば、前記自
動ダイヤル機能によって自動的に発呼処理がなされる。
【0043】以上に説明したISDN電話機では、留守
番電話機能あるいは受信記録機能によって留守中に電話
をかけてきた人を後で確認できるだけでなく、留守中に
電話をかけてきた人に対して電話をする場合には、前記
受信記録機能によってメモリ部23に記録された情報か
ら必要なダイヤルデータを生成して発呼処理をする自動
ダイヤル機能によって、簡単に電話することができ、電
話番号を調べてダイヤル入力するといった煩わしい操作
が不要になる。
【0044】しかも、通話中にかかってきた電話の発呼
者は、受信記録機能や発呼者通知機能によって回線接続
を切り替えずに確認することができ、さらに、通話を中
断せずに、通話中に電話をかけてきた相手に対してメッ
セージを送ることもできる。また、留守検出センサによ
って留守番電話機能が自動的に設定されるため、使用者
が留守番電話機能の設定を忘れたために留守番電話機能
を有効利用できないといった不都合の発生も防止され
る。
【0045】なお、前述の一実施例では、留守番電話機
能は、回線を接続して電話をかけてきた人のメッセージ
を記録することとしたが、留守検出センサ3によって留
守を検出した場合には、擬似的に通話状態として、前記
受信記録機能によってISDNレイヤIIIの呼設定メッ
セージの情報から発呼者の電話番号および発呼者名を前
記メモリ部23に記録するだけにしても良い。ただし、
留守時におくるメッセージは予め定めておき(例えば、
「ただいま外出中ですが、戻りましたら連絡しま
す。」)、メッセージ選択釦の操作なしで自動的にIS
DNレイヤIIIのユーザ・ユーザ情報等に載せて送出す
るものとする。
【0046】また、前述の一実施例では、留守検出セン
サ3は、家屋の錠と連動する構成としたが、赤外線やビ
デオカメラを利用して使用者の在・不在を検出する方式
としても良い。
【0047】また、前述の一実施例では、留守検出セン
サは家屋の施錠・開錠に連動するととし、便宜上、施錠
の場合には「不在」、開錠の場合には「在宅」として判
断することとしたが、防犯上から在宅中でも玄関の扉な
どには施錠しておくことが一般的な現状では、外出時に
のみ施錠する扉などを留守検出センサの設置箇所に選定
したり、あるいは、開錠・施錠の回数をカウントして在
・不在を判断するといった対応が望ましい。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載のISDN電話機では、受信記録機能によって
留守中に電話をかけてきた人を後で確認できるだけでな
く、留守中に電話をかけてきた人に対して電話をする場
合には、前記受信記録機能によってメモリ部に記録され
た情報から必要なダイヤルデータを生成して発呼処理を
する自動ダイヤル機能によって、簡単に電話することが
でき、電話番号を調べてダイヤル入力するといった煩わ
しい操作が不要になる。
【0049】しかも、通話中にかかってきた電話の発呼
者は、受信記録機能や発呼者通知機能によって回線接続
を切り替えずに確認することができ、さらに、通話を中
断せずに、通話中に電話をかけてきた相手に対してメッ
セージを送ることもできる。また、請求項2に記載のI
SDN電話機では、さらに、留守検出センサによって留
守番電話機能が自動的に設定されるため、使用者が留守
番電話機能の設定を忘れたために留守番電話機能を有効
利用できないといった不都合の発生も防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るISDN電話機の一実施例の処理
を示す流れ図である。
【図2】本発明の一実施例の留守検出センサによる留守
検出処理の説明図である。
【図3】本発明の一実施例のハードウェア構成の該略図
である。
【符号の説明】
1 送受話器 2 電話機本体 3 留守検出センサ 21 レイヤ制御部 22 端末制御部 23 メモリ部 24 受信部 25 CPU

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機本体には、ISDNの網制御機能
    を担うレイヤ制御部と、 電話機本体に接続される入出力装置の動作を制御するた
    めの端末制御部と、 データやプログラムを保存するためのメモリ部と、 前記制御部の動作制御やメモリ部に対する入出力制御を
    行なうCPUとが備えられ、 前記CPUには、使用者の在・不在を判別する留守検出
    機能と、 通話中であるか否かを判別する通話判別機能と、 使用者が不在の期間中あるいは通話中に電話がかかって
    きた場合に、ISDNレイヤIIIの呼設定メッセージの
    情報から発呼者の電話番号および発呼者名を解読して、
    前記メモリ部に記録する受信記録機能と、 前記受信記録機能によってメモリ部に記録された内容を
    表示部に出力する発呼者通知機能と、 前記発呼者通知機能によって表示される発呼者の中から
    電話をかける相手を指定することを許容し、指定された
    発呼者に対する電話番号を前記メモリ部の記録データか
    ら生成して、発呼処理する自動ダイヤル機能と、 ISDNレイヤIIIのメッセージ応答を利用して、通話
    中に電話をかけてきた発呼者に対して、前記メモリ部に
    記録されている通話時用メッセージを出力するメッセー
    ジ出力機能とを備えたことを特徴とするISDN電話
    機。
  2. 【請求項2】 前記電話機本体には、使用者の在・不在
    を検出する留守検出センサが装備され、 留守検出センサが使用者の不在を検出している時には、
    前記CPUが留守番電話機能を働かせ、留守中に電話が
    かかってきた時に回線を接続して、メモリ部に用意して
    おいた留守時用メッセージを送出するとともに、その留
    守時用メッセージに対する返答をメモリ部に記録するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のISDN電話機。
  3. 【請求項3】 前記留守検出センサは、家屋の主要部の
    錠の施錠・開錠によって、使用者の在・不在を検出する
    ことを特徴とする請求項2に記載のISDN電話機。
JP19528591A 1991-08-05 1991-08-05 Isdn電話機 Pending JPH05114938A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009023767A (ja) * 2007-07-18 2009-02-05 Mitsubishi Electric Corp 住宅用エレベータの異常通報システム
JP2010130357A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Nec Infrontia Corp キーテレホン装置、リダイヤル制御方法およびプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009023767A (ja) * 2007-07-18 2009-02-05 Mitsubishi Electric Corp 住宅用エレベータの異常通報システム
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