JPH0511486U - 回路基板収納ケース - Google Patents

回路基板収納ケース

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JPH0511486U
JPH0511486U JP5877391U JP5877391U JPH0511486U JP H0511486 U JPH0511486 U JP H0511486U JP 5877391 U JP5877391 U JP 5877391U JP 5877391 U JP5877391 U JP 5877391U JP H0511486 U JPH0511486 U JP H0511486U
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JP5877391U
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崇嗣 松留
悟 沢田
広幸 安藤
登 定井
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路基板を固定してケースの内部に収納する
回路基板収納ケースに関し、側板と回路基板との固定を
複数個まとめて同時に行えるようにする。 【構成】 側板111 ,112 ,113 ,114 は回路
基板を包囲して収納するよう構成されている。夫々の側
板には切欠部131 ,132 ,133 ,134,1
5 ,136 が形成されている。夫々の切欠部の中央に
は突出部141 ,14 2 ,143 ,144 ,145 ,1
6 が形成されている。また夫々の側板には、切欠部1
5,16,17,18,19が形成されている。切欠部
15,16,17,18,19には支持部15a,15
b,16b,17b,18b,19bが形成されてい
る。夫々の支持部は回路基板面に当接して回路基板を支
持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は回路基板収納ケースに係り、特に回路基板を固定してケースの内部に 収納する回路基板収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は本出願人が先に実開昭64−6080号公報にて開示した回路基板収納 ケースの一例の斜視図である。同図において、1は側板、2は回路基板である。 側板1には、第1の切欠部である切欠部31 ,32 ,33 ,34 ,35 が形成さ れており、切欠部31 ,32 ,33 ,34 ,35 の中央には、突出部41 ,42 ,43 ,44 ,45 が回路基板2と略垂直に配設されている。
【0003】 回路基板2には51 ,52 ,53 ,54 等の電気部品が配設され、周縁には導 電パターン6が配設されている。側板1と回路基板2とは、側板1の突出部41 ,42 ,43 ,44 ,45 が導電パターン6に半田付けされることにより固定さ れる。側板1には、図示しない上面カバー及び下面カバーが、図中上下より係合 して回路基板2を包囲する構成とされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら従来の回路基板収納ケースでは、回路基板2を側板1により包囲 される形状に成形した後に、側板1と半田付けして固定しなければならなかった 。従って、側板1と回路基板2との固定は夫々一個ずつ行わなければならないた め生産性が低く、コストアップに繋がる問題があった。
【0005】 上記の点に鑑み本考案では、側板と回路基板との固定を複数個まとめて同時に 行えて、生産性の高い回路基板収納ケースを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記の問題を解決するために本考案では、回路基板と略垂直に回路基板を包囲 する側板と、回路基板と略垂直な突出部を有して側板に形成された複数の第1の 切欠部と、回路基板面に当接して回路基板を支持する支持部を有して側板に形成 された複数の第2の切欠部とを設けて構成した。
【0007】
【作用】
上記構成の本考案によれば、側板に形成された第2の切欠部が回路基板面に当 接して回路基板を支持するように作用する。
【0008】
【実施例】
図1は本考案の一実施例の5面図で、同図(A)は上面図、同図(B)は左側 面図、同図(C)は正面図、同図(D)は右側面図、同図(E)は底面図である 。同図において、10は回路基板収納ケースを示す。側板111 ,112 ,11 3 ,114 及び上板12は略立方体形状に一体成形され、内部に夫々の側板と略 垂直に回路基板を収納し得る構成とされている。回路基板収納ケース10の上面 は図中上面図(同図(C))の下方半分を開口とされ、また、下面は開口とされ ている。
【0009】 側板114 及び上板12には、回路基板に配設された端子を挿通するための穴 11a及び12a,12bが夫々配設されている。更に、側板112 及び側板1 14 の端部には、突出部11b,11c及び11d,11eが形成され、回路基 板等に配設された孔に挿通されて回路基板収納ケースを固定し得る構成とされて いる。
【0010】 側板111 ,112 ,113 ,114 夫々の下端部には、切欠部(第1の切欠 部)131 ,132 ,133 ,134 ,135 ,136 が形成されており、夫々 の切欠部の中央には、突出部141 ,142 ,143 ,144 ,145 ,146 が配設されている。
【0011】 夫々の突出部は、その先端が側板111 ,112 ,113 ,114 夫々の下端 面に達しない突出長とされている。また、突出部141 ,142 ,143 ,14 4 ,145 ,146 の幅は、押圧されて容易に屈曲し得る幅とされている。
【0012】 側板111 にはまた、切欠部15(第2の切欠部)が形成されている。切欠部 15の両端部には、支持部15a,15b及び溝部15cが形成されており、こ の支持部15a,15bに回路基板面を当接させることにより回路基板を支持し 得るよう構成されている。また、溝部15cには回路基板に配設された端子が挿 通される。
【0013】 更に、側板112 には第2の切欠部である切欠部16,17が、側板114 に は第2の切欠部である切欠部18,19が形成されている。切欠部16,18並 びに切欠部17,19は、夫々同様の構成となっている。
【0014】 図2は本考案の一実施例の底面図であり、側板112 の正面を拡大して示して いる。同図において、20a,20bは図示しない上面カバーが係合して固定さ れる突起部、20c,20dは図示しない下面カバーが係合して固定される突起 部である。穴21a,21bには、側板111 ,113 の端部に形成された突出 部22a,22bが係合し固定されている。
【0015】 切欠部16,17夫々には、突出部143 と同一幅Wで同一突出長Lからなる 突出部23,24夫々が配設されている。切欠部16には、右端部16aとL′ の段差で支持部16bが配設されている。また、切欠部17には、左端部17a とL′の段差で支持部17bが配設されている。側板114 の切欠部18,19 も同様に形成され、支持部18b,19bが夫々配設されている。
【0016】 支持部16b,17b,18b,19bは、切欠部(第2の切欠部)15に形 成された支持部15a,15bと共に、内部に収納される回路基板面に当接して 回路基板を支持するよう構成されている。
【0017】 図3は本考案の一実施例になる回路基板収納ケースが、連基板に挿入される様 子を示す斜視図である。回路基板収納ケース10には、あらかじめ端子31a, 31b,31cが取付けられている。
【0018】 同図に示す連基板30には、端子31a,31b,32及び図示しない電気部 品が配設された回路基板331 、及び回路基板331 と同一構成の回路基板33 2 他が複数列設されている。回路基板331 ,332 …の図に表れない裏面には 、導電パターンが配設されて電気部品の配線が施され、所定の回路が構成されて いる。
【0019】 連基板30にはまた、回路基板331 332 夫々の周囲に捨て基板341 ,3 42 ,343 ,344 ,345 ,346 ,347 が配設されている。夫々の基板 の間には、図示の如く長穴351 ,352 ,353 ,354 ,361 ,362 , 363 ,364 が配設されている。
【0020】 また同時に、丸穴が連設されたミシン目371 ,372 ,373 ,374 ,3 81 ,382 ,383 ,384 ,391 ,392 ,393 ,394 ,401 ,4 02 ,403 ,404 が配設されている。夫々のミシン目部分を割ることにより 、夫々の基板を分割することが出来るよう構成されている。
【0021】 回路基板収納ケース10は、側板111 ,112 ,113 ,114 の下端部を 長穴351 ,352 ,353 ,354 に挿入される。この時、支持部15a及び 図3には表れない支持部15bは回路基板331 の表面に当接し、支持部16b ,17b及び図3には表れない支持部18b,19b夫々はミシン目372 ,3 73 及び382 ,383 に当接する。
【0022】 同様に、長穴361 ,362 ,363 ,364 並びに連基板30に配設された 他の回路基板の周囲に配設された長穴に回路基板収納ケースを複数同時に挿入す ると、夫々の回路基板収納ケースは回路基板とミシン目部分により支持される。
【0023】 したがって、連基板30に複数同時に挿入された夫々の回路基板収納ケースの 突出部141 ,142 ,143 ,23,24及び図3には表れない突出部を回路 基板331 ,332 …の導電パターンに半田付けすることにより、複数の回路基 板を夫々回路基板収納ケースに固定することが可能となる。
【0024】 複数の回路基板収納ケースが挿入された連基板30に半田ディツプを施し、回 路基板収納ケースを回路基板に半田付け固定した後、ミシン目371 ,372 , 373 ,374 を割り、更にミシン目381 ,382 ,383 ,384 を割るこ とによって回路基板収納ケース10に固定された回路基板331 が分割される。 同様に、ミシン目371 ,372 ,373 ,374 及びミシン目381 ,382 ,383 ,384 を割ることによって回路基板332 が分割される。
【0025】 上記のとおり本実施例によれば、側板と回路基板との固定を複数個まとめて同 時に行なうことが出来て生産性を高めることが出来る。
【0026】 また本実施例によれば、側板の4方向に突出部を設けて回路基板と側板とを固 定しているので、回路基板が反ったり、回路基板収納ケースが回路基板から浮き 上がったりすることがない。
【0027】 尚、回路基板と回路基板収納ケースの固定方法は、突出部と回路基板の導電パ ターンとを単に半田付けするに限るものでなく、突出部を回路基板面下部より押 圧して屈曲させて回路基板を回路基板収納ケースに拘止させた後で突出部と導電 パターンとを半田付けしても同様の効果を得ることが出来る。
【0028】
【考案の効果】
上述の如く本考案によれば、側板に形成された第2の切欠部が回路基板面に当 接して回路基板を支持するため連基板に挿入することが出来るので、連基板に複 数個挿入して、側板と回路基板との固定を複数個まとめて同時に行えて生産性が 高い特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の5面図である。
【図2】本考案の一実施例の底面図である。
【図3】本考案の一実施例になる回路基板収納ケースが
連基板に挿入される様子を示す斜視図である。
【図4】本出願人が先に開示した回路基板収納ケースの
一例の斜視図である。
【符号の説明】
111 ,112 ,113 ,114 側板 131 ,132 ,133 ,134 ,135 ,136
欠部(第1の切欠部) 141 ,142 ,143 ,144 ,145 ,146
出部 15,16,17,18,19 切欠部(第2の切欠
部) 15a,15b,16b,17b,18b,19b 支
持部 331 ,332 回路基板

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 回路基板と略垂直に該回路基板を包囲す
    る側板と、 該回路基板と略垂直な突出部を有して、該側板に形成さ
    れた複数の第1の切欠部と、 該回路基板面に当接して該回路基板を支持する支持部を
    有して、該側板に形成された複数の第2の切欠部とを具
    備してなる回路基板収納ケース。
JP1991058773U 1991-07-25 1991-07-25 回路基板収納ケース Expired - Lifetime JP2567796Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0165168U (ja) * 1987-10-19 1989-04-26
JP3027093U (ja) * 1996-01-22 1996-07-30 環境開発工業株式会社 貯水タンク搭載車用給水装置

Patent Citations (2)

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