JPH0511442Y2 - - Google Patents

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JPH0511442Y2
JPH0511442Y2 JP15597686U JP15597686U JPH0511442Y2 JP H0511442 Y2 JPH0511442 Y2 JP H0511442Y2 JP 15597686 U JP15597686 U JP 15597686U JP 15597686 U JP15597686 U JP 15597686U JP H0511442 Y2 JPH0511442 Y2 JP H0511442Y2
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magnetic scale
sensor
phase shift
longitudinal direction
magnetized body
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は磁気スケール用センサに関し、特に磁
気抵抗素子を用いる磁気スケール用センサに関す
る。
〔従来の技術〕
従来、この種の磁気スケール用センサは、第4
図及び第5図に示すように、対向する辺の磁気抵
抗素子1′と3′及び2′と4′はそれぞれ同位相
に、対向しない辺の磁気抵抗素子1′及び3′と
2′及び4′はλ/2に位相ずれを有するように4
個の磁気抵抗素子を配置し、ブリツジの構成に電
気的に接続され、端子10及び10′から着磁体
11に磁気書込みされた磁気パターンのN−S間
距離λに対応した、波長がλの擬sin波の信号を
出力していた(特許願昭58−95166及び特許願昭
59−53711)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述した従来の磁気スケール用センサは、出力
信号の波長がλとなるので、その磁気スケールの
分解能はλ/2となり、したがつて、例えば、
λ/8の分解能を有する磁気スケールを作製する
ためには、4個のブリツジを適当な位相ずれをも
たせて配置しなければならない。その結果、増幅
回路、矩形化回路、パルス化回路はブリツジの数
だけ設置されなければならず、また、電源の消費
量も増大するという問題点がある。
本考案の目的は、磁気パターンのN−S間距離
λに対して、ブリツジの出力信号の波長がλ/2
の擬sin波となる磁気スケール用センサを提供す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、N−S間距離λの間隔で着磁媒体の
長手方向に磁気書込みされた着磁体の上空に配置
され、前記着磁体の長手方向に沿つて走行して前
記N−S間距離λに対応した信号を出力する磁気
抵抗素子を4辺からなるブリツジの構成に電気的
に接続する磁気スケール用センサにおいて、λ/
2の位相ずれを有して配置される2個の前記磁気
抵抗素子を直列に接続する4個の抵抗群を備え、
対向する二つの辺は各々同位相のかつ隣接する辺
とはλ/4の位相ずれを有するように前記4個の
抵抗群を前記ブリツジの構成としている。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
第1図a及びbは本考案の一実施例の平面図及
びA−A′線断面図、第2図は第1図の実施例の
等価回路図である。
第1図aに示すように、本実施例はN−S間距
離λの間隔で着磁媒体の長手方向に磁気書込みさ
れた着磁体11と、着磁体11の上空に配置さ
れ、着磁体11の長手方向に沿つて走行してN−
S間距離λに対応した信号を出力する磁気スケー
ル用センサ12とを含む。
磁気スケール用センサ12は、それぞれλ/2
の位相ずれを有するように半導体基板上に配置し
た2個の磁気抵抗素子1と2,3と4,5と6及
び7と8をそれぞれ直列に接続した四個の抵抗群
から成り、第2図に示すように、対向する二つの
辺は各々同位相で、対向しない辺とはλ/4の位
相ずれを有するように4個の抵抗群をブリツジの
構成に電気的に接続している。
第1図bに示すように、着磁体11の上空に磁
気スケール用センサ12を配置し、着磁体11の
長手方向に沿つて磁気スケール用センサ12を走
行させる。
第3図は第1図の実施例を用いて生成される出
力信号の波形図である。
第3図に示すように、第2図のブリツジの出力
端子9,9′で波長λ/2の擬sin波の出力信号が
観測できる。
次に、具体的実施例について説明する。
N−S間距離λ=80μmの磁気パターンが書込
まれている着磁体の上空D=40μmの所に、80Ni
パーマロイ組成の合金をSi基板上に蒸着した長さ
1mm、幅20μm及び厚さ50nmの直方体状の8個の
磁気抵抗素子1〜8を第1図aのように配置して
第2図のように接続した磁気スケール用センサ1
2を第1図bのように配置して、磁気スケール用
センサ12を着磁体11の長手方向に走行させ
た。その結果、第3図に示すような波長λ/2の
出力信号が得られた。
次に、第1図a及び第2図のように配置及び接
続された磁気スケール用センサ2個を互いに
10μm位相をずらせて配置し、上記と同様に行つ
た。その結果、2個の磁気スケール用センサから
各々波長がλ/2の出力信号が得られ、それらの
出力信号の位相ずれは10μmであつた。したがつ
て、10μmの分解能を有する磁気スケールを作製
出来る。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、それぞれがλ/
2の位相ずれを有して配置される2個の磁気抵抗
素子を直列に接続した4個の抵抗群を対向する二
つの辺は各々同位相にかつ隣接する辺とはλ/4
の位相ずれを有するようにブリツジ接続すること
により、波長がλ/2の擬sin波の出力信号が得
られるので、従来に比べて半分の数の磁気スケー
ル用センサで従来と同等の分解能の磁気スケール
を得ることができ、従つて、増幅回路、矩形化回
路、パルス化回路の数が半分ですみかつ電力消費
量を低減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図a及びbは本考案の一実施例の平面図及
びA−A′線断面図、第2図は第1図の実施例の
等価回路図、第3図は第1図の実施例を用いて生
成される出力信号の波形図、第4図は従来の磁気
スケール用センサの一例の平面図、第5図は第4
図の磁気スケール用センサの等価回路図である。 1〜8,1′〜4′……磁気抵抗素子、9,9′,
10,10′……出力端子、11……着磁体、1
2,12′……磁気スケール用センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. N−S間距離λの間隔で着磁媒体の長手方向に
    磁気書込みされた着磁体の上空に配置され、前記
    着磁体の長手方向に沿つて走行して前記N−S間
    距離λに対応した信号を出力する磁気抵抗素子を
    4辺からなるブリツジの構成に電気的に接続する
    磁気スケール用センサにおいて、λ/2の位相ず
    れを有して配置される2個の前記磁気抵抗素子を
    直列に接続する4個の抵抗群を備え、対向する二
    つの辺は各々同位相にかつ隣接する辺とはλ/4
    の位相ずれを有するように前記4個の抵抗群を前
    記ブリツジの構成とすることを特徴とする磁気ス
    ケール用センサ。
JP15597686U 1986-10-09 1986-10-09 Expired - Lifetime JPH0511442Y2 (ja)

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JP15597686U JPH0511442Y2 (ja) 1986-10-09 1986-10-09

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JPS6360904U JPS6360904U (ja) 1988-04-22
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JP2649573B2 (ja) * 1989-03-10 1997-09-03 株式会社ダイフク 移動車走行制御用の磁気検出センサー

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JPS6360904U (ja) 1988-04-22

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