JPH0511429Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0511429Y2 JPH0511429Y2 JP12925788U JP12925788U JPH0511429Y2 JP H0511429 Y2 JPH0511429 Y2 JP H0511429Y2 JP 12925788 U JP12925788 U JP 12925788U JP 12925788 U JP12925788 U JP 12925788U JP H0511429 Y2 JPH0511429 Y2 JP H0511429Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- shape memory
- diameter
- short
- prevention device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 13
- 229910001285 shape-memory alloy Inorganic materials 0.000 claims description 9
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 9
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 9
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 5
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 2
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 2
- 229910017773 Cu-Zn-Al Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- KHYBPSFKEHXSLX-UHFFFAOYSA-N iminotitanium Chemical compound [Ti]=N KHYBPSFKEHXSLX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229910001000 nickel titanium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Joints With Sleeves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は管継手の離脱防止具に関し、詳しく
は管継手の離脱防止具の改良に関する。
は管継手の離脱防止具の改良に関する。
従来、管継手として第3図に示すように受口A
に挿口Bを挿入し、ゴムリングCでシールした構
造のものが周知である。
に挿口Bを挿入し、ゴムリングCでシールした構
造のものが周知である。
この種管継手は接続が非常に簡単に済む反面、
内部流体が高圧流体である場合にはスラスト圧力
により挿口Bが受口Aより離脱してしまうことが
有り、このための防止具として、受口A及び挿口
Bにそれぞれ、半割管D1,D2を被せてボルト
D3で締結して固定し、この半割管D1,D2間
にロツドEを連結して離脱防止を行なうことがあ
る。
内部流体が高圧流体である場合にはスラスト圧力
により挿口Bが受口Aより離脱してしまうことが
有り、このための防止具として、受口A及び挿口
Bにそれぞれ、半割管D1,D2を被せてボルト
D3で締結して固定し、この半割管D1,D2間
にロツドEを連結して離脱防止を行なうことがあ
る。
ところで、上記管継手の離脱防止具において、
夫々の半割管D1,D2が受口管A′挿口管B′を
充分に把持し、スラスト力に対抗させる必要上、
主として半割管D1には図示のように鋸歯状凹凸
Fを形成することが行なわれるが、このような鋸
歯状凹凸Fを正確に加工するのは比較的困難で、
寸法精度が悪くなると管継手の離脱防止具の締付
時鋸歯状凹凸Fの喰い込み量のアンバランスが生
じ、均一な抜け防止対抗力が得られない欠点が有
つた。
夫々の半割管D1,D2が受口管A′挿口管B′を
充分に把持し、スラスト力に対抗させる必要上、
主として半割管D1には図示のように鋸歯状凹凸
Fを形成することが行なわれるが、このような鋸
歯状凹凸Fを正確に加工するのは比較的困難で、
寸法精度が悪くなると管継手の離脱防止具の締付
時鋸歯状凹凸Fの喰い込み量のアンバランスが生
じ、均一な抜け防止対抗力が得られない欠点が有
つた。
また、鋸歯状凹凸による管B外周への応力集中
が避けられず、管の部分的な強度低下を生じるほ
か、取付施工時半割管D1,D2の締付力の不均
一に起因する抜け防止効果のばらつきが生じるな
どの欠点があつた。
が避けられず、管の部分的な強度低下を生じるほ
か、取付施工時半割管D1,D2の締付力の不均
一に起因する抜け防止効果のばらつきが生じるな
どの欠点があつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
この考案は上記欠点に鑑み、鑑離脱防止を行な
うに当たり、被接続管に対する固定力を均一とな
し得、もつて均一なスラスト対抗力を得ることが
出来、かつ、取付も容易に行なえる管継手の離脱
防止具を提供することを目的としてなされたもの
である。
うに当たり、被接続管に対する固定力を均一とな
し得、もつて均一なスラスト対抗力を得ることが
出来、かつ、取付も容易に行なえる管継手の離脱
防止具を提供することを目的としてなされたもの
である。
即ちこの考案の管継手の離脱防止具は接続すべ
き管外径より大きい内径に拡径した形状記憶合金
製または形状記憶合成樹脂製短管が前記接続すべ
き管に外嵌され、復元変形により縮径させて前記
管を縮径させる状態で固定され、該固定形状記憶
合金製または形状記憶合成樹脂製短管には前記管
の軸方向へ配設される接続ロツドの係合片を外周
に突設した二つ割れ金具が着脱可能に取り付けら
れてなることを特徴とするものである。
き管外径より大きい内径に拡径した形状記憶合金
製または形状記憶合成樹脂製短管が前記接続すべ
き管に外嵌され、復元変形により縮径させて前記
管を縮径させる状態で固定され、該固定形状記憶
合金製または形状記憶合成樹脂製短管には前記管
の軸方向へ配設される接続ロツドの係合片を外周
に突設した二つ割れ金具が着脱可能に取り付けら
れてなることを特徴とするものである。
次に、この考案の実施例を説明する。
第1図はこの考案の実施例の断面図、第2図は
第1図の−線矢視図である。
第1図の−線矢視図である。
この考案の管継手の離脱防止具1は、接続すべ
き管A,Bの外径より大きい内径に拡径した形状
記憶合金製または形状記憶合成樹脂製短管2′が
前記接続すべき管A,Bに外嵌され、復元変形に
より縮径させて図示のように管A,Bを縮径させ
る状態で固定され、該固定形状記憶合金製または
形状記憶合成樹脂製短管2には接続すべき管A、
Bの軸方向(矢印x)へ配設される接続ロツド3
の係合片4を外周に突設した二つの割れ金具4′
が着脱可能が取り付けられて構成されている。
き管A,Bの外径より大きい内径に拡径した形状
記憶合金製または形状記憶合成樹脂製短管2′が
前記接続すべき管A,Bに外嵌され、復元変形に
より縮径させて図示のように管A,Bを縮径させ
る状態で固定され、該固定形状記憶合金製または
形状記憶合成樹脂製短管2には接続すべき管A、
Bの軸方向(矢印x)へ配設される接続ロツド3
の係合片4を外周に突設した二つの割れ金具4′
が着脱可能が取り付けられて構成されている。
上記において二つ割れ金具4′は内面に形成し
た溝4Aに固定形状記憶合金製または形状記憶合
成樹脂製短管2を嵌合させ、分割面4Bに径方向
(矢印Y)へ延出させた耳片4C,4Cでボルト
ナツト等の締結部材5で締結して取りつける構成
とされている。
た溝4Aに固定形状記憶合金製または形状記憶合
成樹脂製短管2を嵌合させ、分割面4Bに径方向
(矢印Y)へ延出させた耳片4C,4Cでボルト
ナツト等の締結部材5で締結して取りつける構成
とされている。
また形状記憶合金製短管は変態特性が−100℃
〜100℃、形状回復量4%、引張強さ50〜60Kg
f/cm2、硬度140〜19Huとされたものが適用さ
れ、例えばCu−Zn−Al系、Ni−Ti系あるいはス
テンレス系のものが使用される。
〜100℃、形状回復量4%、引張強さ50〜60Kg
f/cm2、硬度140〜19Huとされたものが適用さ
れ、例えばCu−Zn−Al系、Ni−Ti系あるいはス
テンレス系のものが使用される。
また形状記憶合成樹脂製短管は変態特性が0℃
〜100℃、形状回復量5%、引張強さ500〜600Kg
f/cm2、ロツクウエル硬度Mスケール120以上の
ものが適用される。
〜100℃、形状回復量5%、引張強さ500〜600Kg
f/cm2、ロツクウエル硬度Mスケール120以上の
ものが適用される。
なお、形状記憶合成樹脂短管に替え、二次転移
点以上、溶融温度以下で拡径変形させ、以後の加
熱により元の径に縮小復元変形する合成樹脂短管
を用いても良い。
点以上、溶融温度以下で拡径変形させ、以後の加
熱により元の径に縮小復元変形する合成樹脂短管
を用いても良い。
この考案の管継手の離脱防止具1は、当初接続
すべき管A,Bの外径よりやや小さい内径に成形
した短管2を加熱下で前記管A,Bの外径より大
きく拡径変形し、拡径変形させた短管2′を管A、
Bに外嵌し加熱または冷却による復元変形により
縮径変形させ、この縮径力によつて管A,Bをも
縮径変形させて固定する。
すべき管A,Bの外径よりやや小さい内径に成形
した短管2を加熱下で前記管A,Bの外径より大
きく拡径変形し、拡径変形させた短管2′を管A、
Bに外嵌し加熱または冷却による復元変形により
縮径変形させ、この縮径力によつて管A,Bをも
縮径変形させて固定する。
そして、この短管2を係止体として二つ割れ金
具4′を外嵌し締結固定する。
具4′を外嵌し締結固定する。
従つて、管継手の離脱防止具1の係止片4間を
ロツド9で連結した際、管A,Bに加わるスラス
ト力Wが短管2による管の縮径エネルギより大き
くならない限り管A又はBの離脱は生じないこと
となる。
ロツド9で連結した際、管A,Bに加わるスラス
ト力Wが短管2による管の縮径エネルギより大き
くならない限り管A又はBの離脱は生じないこと
となる。
この発明は以上説明したように、管継手の離脱
防止具の被接続管に対する固着を、管の径方向縮
径変形をおこさせて、抜出防止を管の縮径エネル
ギによつて行なうため、従来のような鋸歯状の喰
い込み面を成形する必要がなく、製造が容易とな
ると共に抜出も確実に防止出来、さらに固定時の
管外周に対する部分的な応力集中、あるいは締付
力の不均一も避けることが出来るなどの効果を有
する。
防止具の被接続管に対する固着を、管の径方向縮
径変形をおこさせて、抜出防止を管の縮径エネル
ギによつて行なうため、従来のような鋸歯状の喰
い込み面を成形する必要がなく、製造が容易とな
ると共に抜出も確実に防止出来、さらに固定時の
管外周に対する部分的な応力集中、あるいは締付
力の不均一も避けることが出来るなどの効果を有
する。
第1図はこの発明の実施例の断面図、第2図は
第1図の−線矢視図、第3図は従来例の説明
断面図である。
第1図の−線矢視図、第3図は従来例の説明
断面図である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 接続すべき管外径より大きい内径に拡径した
形状記憶合金製短管が前記接続すべき管に外嵌
され、復元変形により縮径させて前記管を縮径
させる状態で固定され、該固定形状記憶合金製
短管には前記管の軸方向へ配設される接続ロツ
ドの係合片を外周に突設した二つ割れ金具が着
脱可能に取り付けられてなることを特徴とする
管継手の離脱防止具。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の形状記
憶合金製短管に替えて形状記憶合成樹脂製短管
を用いたことを特徴とする管継手の離脱防止
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12925788U JPH0511429Y2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12925788U JPH0511429Y2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0250591U JPH0250591U (ja) | 1990-04-09 |
JPH0511429Y2 true JPH0511429Y2 (ja) | 1993-03-22 |
Family
ID=31383368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12925788U Expired - Lifetime JPH0511429Y2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0511429Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-09-30 JP JP12925788U patent/JPH0511429Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0250591U (ja) | 1990-04-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
HUP9801445A2 (hu) | Eljárás csőelemek összekötésére, valamint az eljárás során alkalmazott csőszerelvények | |
JPH0511429Y2 (ja) | ||
JPS5934782Y2 (ja) | 鋼管と継手の接続機構 | |
JP2001021076A (ja) | 管継手 | |
JPH041431Y2 (ja) | ||
JP4380851B2 (ja) | 管接合部の構造 | |
JP2596186Y2 (ja) | 管継手 | |
JPS6318874Y2 (ja) | ||
JPS5916623Y2 (ja) | 管の伸縮・可撓継手 | |
JPH0515674Y2 (ja) | ||
CN216666759U (zh) | 一种超柔型燃气用具连接用不锈钢波纹软管 | |
JPH0297793A (ja) | 管継手の離脱防止具 | |
JP2698274B2 (ja) | 離脱防止継手 | |
JPH0731030Y2 (ja) | 離脱防止機能を有する管継ぎ手 | |
JPS609510Y2 (ja) | 可撓性伸縮継手 | |
JP3278578B2 (ja) | 耐震管継手およびこの耐震管継手を用いた継ぎ輪 | |
CN211344317U (zh) | 外署密封式链接管道组件及其管道 | |
JP2001108167A (ja) | ポリエチレン管と鋼管との接続用継手 | |
JPS5469824A (en) | Pipe joint | |
JPS5916622Y2 (ja) | 管の伸縮・可撓継手 | |
JPH08338576A (ja) | 離脱防止具および離脱防止継手 | |
JPH0413492Y2 (ja) | ||
JPS5923916Y2 (ja) | 特殊ナット | |
JPH0473489A (ja) | 管の接合方法 | |
JPH0297794A (ja) | 管継手の離脱防止具 |