JPS609510Y2 - 可撓性伸縮継手 - Google Patents
可撓性伸縮継手Info
- Publication number
- JPS609510Y2 JPS609510Y2 JP3773380U JP3773380U JPS609510Y2 JP S609510 Y2 JPS609510 Y2 JP S609510Y2 JP 3773380 U JP3773380 U JP 3773380U JP 3773380 U JP3773380 U JP 3773380U JP S609510 Y2 JPS609510 Y2 JP S609510Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- flange
- adapter
- flanges
- pipes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Joints Allowing Movement (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は可撓性伸縮継手、特に、フランジ同志が対峙す
るように直列に固設された二つの配管の間に簡単に取り
付けたり、或いは上記二つの配管の間から簡単に取り外
すことのできる可撓性伸縮継手に関するものである。
るように直列に固設された二つの配管の間に簡単に取り
付けたり、或いは上記二つの配管の間から簡単に取り外
すことのできる可撓性伸縮継手に関するものである。
従来、可撓性伸縮継手としては、第3図に示すように、
両端にフランジ4,4aを備え、かっ略中央部に位置し
て断面U字形の伸縮部3を備えた筒状の可撓性継手本体
2と、前記フランジ4,4aの背面に金属製の固持リン
グ5,5aを配した継手1が知られている。
両端にフランジ4,4aを備え、かっ略中央部に位置し
て断面U字形の伸縮部3を備えた筒状の可撓性継手本体
2と、前記フランジ4,4aの背面に金属製の固持リン
グ5,5aを配した継手1が知られている。
しかし、この種の継手1を既設の配管30及び40間に
取り付ける場合に、既設の配管30のフランジ31と同
じく既設の配管40のフランジ41との間隔の長さより
少しでも継手1のフランジ4及び4a同志の間隔が長い
ときは、そのまま取り付けることができないため、特殊
な治具によって両フランジ面を押圧して継手1自体を圧
縮させながら配管のフランジ31.41間に押し込まな
ければならないので、作業自体が非常に面倒であるばか
りか、非能率であった。
取り付ける場合に、既設の配管30のフランジ31と同
じく既設の配管40のフランジ41との間隔の長さより
少しでも継手1のフランジ4及び4a同志の間隔が長い
ときは、そのまま取り付けることができないため、特殊
な治具によって両フランジ面を押圧して継手1自体を圧
縮させながら配管のフランジ31.41間に押し込まな
ければならないので、作業自体が非常に面倒であるばか
りか、非能率であった。
かかる継手の配管31.41からの取り外しが取り付け
の場合より面倒なことは容易に理解されよう。
の場合より面倒なことは容易に理解されよう。
かかる問題を避けるために、継手のフランジ4.4a間
を配管のフランジ31.41の間隔よりも、予め、短く
した継手を用いる試みもあるが、この場合は継手を伸張
させた状態で固定することになるから取付後の継手の許
容伸張量が著しく減少するという性能面での問題が発生
する欠点がある。
を配管のフランジ31.41の間隔よりも、予め、短く
した継手を用いる試みもあるが、この場合は継手を伸張
させた状態で固定することになるから取付後の継手の許
容伸張量が著しく減少するという性能面での問題が発生
する欠点がある。
かかる従来の欠点を解消すべく、検討を重ねた結果、本
考案を完成した。
考案を完成した。
すなわち、本考案は、筒状の可撓性継手本体の両端に備
えたフランジの背面に固定させた固持リングの周面に放
射状にアダプターを設け、且つ対峙するアダプターに長
さを可変できる継手圧縮治具を着脱自在に設けたことを
特徴とするものである。
えたフランジの背面に固定させた固持リングの周面に放
射状にアダプターを設け、且つ対峙するアダプターに長
さを可変できる継手圧縮治具を着脱自在に設けたことを
特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第1図及び第2図は本考案の継手21を示すが、両端に
フランジ4,4aを備え、かっ略中央部に位置して断面
U字形の伸縮部3を備えた筒状の可撓性継手本体2にお
ける前記フランジ4,4aの背面にそれぞれ固持リング
5,5aを配することは従来と変わりはない。
フランジ4,4aを備え、かっ略中央部に位置して断面
U字形の伸縮部3を備えた筒状の可撓性継手本体2にお
ける前記フランジ4,4aの背面にそれぞれ固持リング
5,5aを配することは従来と変わりはない。
ただ、本考案にあっては、例えば加硫接着などの手段に
より固持リング5.5aをフランジ4,4aの背面に強
固に固着6させる。
より固持リング5.5aをフランジ4,4aの背面に強
固に固着6させる。
また、上記固持リング5の外周面に3個以上(図示の場
合は3個)のアダプター7を放射状に等間隔に配設し、
例えば溶接等により固定する。
合は3個)のアダプター7を放射状に等間隔に配設し、
例えば溶接等により固定する。
同様に固持リング5aにはアダプター7aを固定させる
。
。
該アダプター7aを固持リング5aに固定するに当って
は、第1図からも容易に理解されるように、継手21を
正面から見たときに、手前のアダプター7と重なるよう
に対峙させるものとする。
は、第1図からも容易に理解されるように、継手21を
正面から見たときに、手前のアダプター7と重なるよう
に対峙させるものとする。
なお、上記固持リング5とアダプター7、及び固持リン
グ5aとアダプター7aは、夫々、予め、一体に形威し
、本体のフランジ4,4aの背面にそれぞれ固定させて
も支障はない。
グ5aとアダプター7aは、夫々、予め、一体に形威し
、本体のフランジ4,4aの背面にそれぞれ固定させて
も支障はない。
8はターンバックルで、該ターンバックル8の一端の螺
合部9に対して他の一端の螺合部9aを逆ねじとしてい
る。
合部9に対して他の一端の螺合部9aを逆ねじとしてい
る。
そして、前記ターンバックルの螺合部9にアダプター7
に設けた孔11を通して、該孔11に着脱自在に設けた
ボルト10を螺着させ、また一方の螺合部9aにアダプ
ター7aに設けた孔11aを通して該孔11aに着脱自
在に設けたボルト10aを螺着させて継手圧縮治具13
を形成する。
に設けた孔11を通して、該孔11に着脱自在に設けた
ボルト10を螺着させ、また一方の螺合部9aにアダプ
ター7aに設けた孔11aを通して該孔11aに着脱自
在に設けたボルト10aを螺着させて継手圧縮治具13
を形成する。
12は固持リング5及びフランジ4を貫通して設けたボ
ルト孔であり、同様にして他の一方の固持リング5a、
フランジ4aにボルト孔12aを設ける。
ルト孔であり、同様にして他の一方の固持リング5a、
フランジ4aにボルト孔12aを設ける。
しかして、既設の配管30.40間に継手21を装着す
るには、先づ、アダプターに継手圧縮治具13をセット
する、即ちアダプターの孔11゜11aにボルト10.
10aを通すとともに、該ボルト10.10aにターン
バックル8を螺着させておく。
るには、先づ、アダプターに継手圧縮治具13をセット
する、即ちアダプターの孔11゜11aにボルト10.
10aを通すとともに、該ボルト10.10aにターン
バックル8を螺着させておく。
次いで、ターンバックル8をある方向に回すと、ターン
バックル8の中にボルト10゜10aが引き込まれて継
手圧縮治具13の長さが短くなり、それに伴って継手2
1が圧縮されるから、ターンバックル8をある方向に回
して、予め、継手21の長さを配管30.40の間隔よ
り、若干、圧縮させておく。
バックル8の中にボルト10゜10aが引き込まれて継
手圧縮治具13の長さが短くなり、それに伴って継手2
1が圧縮されるから、ターンバックル8をある方向に回
して、予め、継手21の長さを配管30.40の間隔よ
り、若干、圧縮させておく。
ところで、ボルト10は可撓性継手本体2のフランジ4
の背面に固着されている固持リング5のアダプター7に
取付けられており、また、ボルト10aは可撓性継手本
体2のフランジ4aの背面に固着されている固持リング
5aのアダプター7aに取付けられているから、上記の
ように、継手21を配管30.40の間隔より圧縮させ
た状態ではボルト10の頭部は前記フランジ4の端面よ
り突出することがないし、またボルト10aの頭部も前
記フランジ4aの端面より突出することがないから継手
21を配管30.40の間に簡単に挿入できるようにな
る。
の背面に固着されている固持リング5のアダプター7に
取付けられており、また、ボルト10aは可撓性継手本
体2のフランジ4aの背面に固着されている固持リング
5aのアダプター7aに取付けられているから、上記の
ように、継手21を配管30.40の間隔より圧縮させ
た状態ではボルト10の頭部は前記フランジ4の端面よ
り突出することがないし、またボルト10aの頭部も前
記フランジ4aの端面より突出することがないから継手
21を配管30.40の間に簡単に挿入できるようにな
る。
しかる後に、継手21を配管30.40間に載置し、互
いに軸心を合わせた状態でターンバックル8を先刻と逆
の方向に回すとターンバックル8からボルト10,10
aが迫り出して継手圧縮治具13自体の長さが伸びるの
に伴って継手21が原形に復帰して継手21のフランジ
4が配管30のフランジ31に圧接すると共に、継手2
1のフランジ4aが配管40のフランジ41に圧接する
。
いに軸心を合わせた状態でターンバックル8を先刻と逆
の方向に回すとターンバックル8からボルト10,10
aが迫り出して継手圧縮治具13自体の長さが伸びるの
に伴って継手21が原形に復帰して継手21のフランジ
4が配管30のフランジ31に圧接すると共に、継手2
1のフランジ4aが配管40のフランジ41に圧接する
。
しかる後に、前記フランジ4,31、並びにフランジ4
a、41を図示しないボルトナツトにより締め付ける。
a、41を図示しないボルトナツトにより締め付ける。
その後に、ターンバックル8とボルト10,10aとの
螺合を解除してターンバックル8及びボルト10,10
aをアダプター7.7aから取り外す。
螺合を解除してターンバックル8及びボルト10,10
aをアダプター7.7aから取り外す。
一方、既設の配管30.40から本考案の継手21を取
り外すときは前記の取り付は手順と逆の手順を経ること
により簡単に取り外すことが出来る。
り外すときは前記の取り付は手順と逆の手順を経ること
により簡単に取り外すことが出来る。
上記のように、本考案は、筒状の可撓性継手本体の両端
に備えたフランジの背面に固定させた固持リングの周面
に放射状にアダプターを設け、且つ対峙するアダプター
に長さを可変できる継手圧縮治具を着脱自在に設けたか
ら、直列に設けた二つの配管の間に継手を取付けたり、
或いは上記二つの配管の間から継手を取り外すときに継
手圧縮治具を二つの配管の間の間隙より短くできる。
に備えたフランジの背面に固定させた固持リングの周面
に放射状にアダプターを設け、且つ対峙するアダプター
に長さを可変できる継手圧縮治具を着脱自在に設けたか
ら、直列に設けた二つの配管の間に継手を取付けたり、
或いは上記二つの配管の間から継手を取り外すときに継
手圧縮治具を二つの配管の間の間隙より短くできる。
従って、直列に設けられた二つの配管の間に継手を取付
けたり、或いは上記二つの配管の間から継手を取り外す
ときに継手の継手圧縮治具が邪魔になることがなく、継
手を二つの配管の間から取り外したり、取付けたりする
ことが簡単にできる。
けたり、或いは上記二つの配管の間から継手を取り外す
ときに継手の継手圧縮治具が邪魔になることがなく、継
手を二つの配管の間から取り外したり、取付けたりする
ことが簡単にできる。
また、装着後の継手21は強制的に伸張されていないの
みならず、継手圧縮治具13が取り外しであることから
伸縮継手の本来の機能を100%発揮することができる
。
みならず、継手圧縮治具13が取り外しであることから
伸縮継手の本来の機能を100%発揮することができる
。
第1図は本考案に係る継手の正面図、第2図はその上半
部縦断面図、第3図は従来の継手の上半部縦断面図であ
る。 2・・・・・・可撓性継手本体、4,4a・・・・・・
フランジ、5,5a・・・・・・固持リング、?、7a
・・・・・・アダプター、8・曲・ターンバックル、1
0゜・・・ボルト、13・・・・・・継手圧縮治具。 10a・・・
部縦断面図、第3図は従来の継手の上半部縦断面図であ
る。 2・・・・・・可撓性継手本体、4,4a・・・・・・
フランジ、5,5a・・・・・・固持リング、?、7a
・・・・・・アダプター、8・曲・ターンバックル、1
0゜・・・ボルト、13・・・・・・継手圧縮治具。 10a・・・
Claims (1)
- 筒状の可視性継手本体の両端に備えたフランジの背面に
固定させた固持リングの周面に放射状にアダプターを設
け、且つ対峙するアダプターに長さを可変できる継手圧
縮治具を着脱自在に設けたことを特徴とする可撓性伸縮
継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3773380U JPS609510Y2 (ja) | 1980-03-21 | 1980-03-21 | 可撓性伸縮継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3773380U JPS609510Y2 (ja) | 1980-03-21 | 1980-03-21 | 可撓性伸縮継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56139077U JPS56139077U (ja) | 1981-10-21 |
JPS609510Y2 true JPS609510Y2 (ja) | 1985-04-03 |
Family
ID=29633285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3773380U Expired JPS609510Y2 (ja) | 1980-03-21 | 1980-03-21 | 可撓性伸縮継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS609510Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6665741B2 (ja) * | 2016-09-13 | 2020-03-13 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械の排気管取付用治具及び排気管取付方法 |
-
1980
- 1980-03-21 JP JP3773380U patent/JPS609510Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56139077U (ja) | 1981-10-21 |
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