JPH0511283Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0511283Y2 JPH0511283Y2 JP1986121724U JP12172486U JPH0511283Y2 JP H0511283 Y2 JPH0511283 Y2 JP H0511283Y2 JP 1986121724 U JP1986121724 U JP 1986121724U JP 12172486 U JP12172486 U JP 12172486U JP H0511283 Y2 JPH0511283 Y2 JP H0511283Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder body
- oil
- plunger
- groove
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- POIUWJQBRNEFGX-XAMSXPGMSA-N cathelicidin Chemical compound C([C@@H](C(=O)N[C@@H](CCCNC(N)=N)C(=O)N[C@@H](CCCCN)C(=O)N[C@@H](CO)C(=O)N[C@@H](CCCCN)C(=O)N[C@@H](CCC(O)=O)C(=O)N[C@@H](CCCCN)C(=O)N[C@@H]([C@@H](C)CC)C(=O)NCC(=O)N[C@@H](CCCCN)C(=O)N[C@@H](CCC(O)=O)C(=O)N[C@@H](CC=1C=CC=CC=1)C(=O)N[C@@H](CCCCN)C(=O)N[C@@H](CCCNC(N)=N)C(=O)N[C@@H]([C@@H](C)CC)C(=O)N[C@@H](C(C)C)C(=O)N[C@@H](CCC(N)=O)C(=O)N[C@@H](CCCNC(N)=N)C(=O)N[C@@H]([C@@H](C)CC)C(=O)N[C@@H](CCCCN)C(=O)N[C@@H](CC(O)=O)C(=O)N[C@@H](CC=1C=CC=CC=1)C(=O)N[C@@H](CC(C)C)C(=O)N[C@@H](CCCNC(N)=N)C(=O)N[C@@H](CC(N)=O)C(=O)N[C@@H](CC(C)C)C(=O)N[C@@H](C(C)C)C(=O)N1[C@@H](CCC1)C(=O)N[C@@H](CCCNC(N)=N)C(=O)N[C@@H]([C@@H](C)O)C(=O)N[C@@H](CCC(O)=O)C(=O)N[C@@H](CO)C(O)=O)NC(=O)[C@H](CC=1C=CC=CC=1)NC(=O)[C@H](CC(O)=O)NC(=O)CNC(=O)[C@H](CC(C)C)NC(=O)[C@@H](N)CC(C)C)C1=CC=CC=C1 POIUWJQBRNEFGX-XAMSXPGMSA-N 0.000 claims description 12
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- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 3
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- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、油中空気を効果的に排出するように
した内燃機関の油圧式バルブラツシユアジヤスタ
に関する。
した内燃機関の油圧式バルブラツシユアジヤスタ
に関する。
従来の技術
この種の油圧式バルブラツシユアジヤスタで
は、シリンダヘツドに摺動自在に嵌入されたシリ
ンダボデイの内シリンダに、内部にインナプラン
ジヤを有するアウタプランジヤを摺動自在に嵌入
させ、インナプランジヤのリザーバ室を、インナ
プランジヤとアウタプランジヤとの間に構成され
た高圧室とチエツク弁を介して連通させ、リザー
バ室をシリンダボデイ内の油導入室と連通させて
いる。
は、シリンダヘツドに摺動自在に嵌入されたシリ
ンダボデイの内シリンダに、内部にインナプラン
ジヤを有するアウタプランジヤを摺動自在に嵌入
させ、インナプランジヤのリザーバ室を、インナ
プランジヤとアウタプランジヤとの間に構成され
た高圧室とチエツク弁を介して連通させ、リザー
バ室をシリンダボデイ内の油導入室と連通させて
いる。
考案が解決しようとする問題点
この構成では、エンジンの始動前に油導入室の
油が空になつていると、エンジンの始動時に圧油
が供給されても、油導入室の上方が空気溜まりに
なつてリザーバ室に油が供給されないため、高圧
室がリザーバ室の油を消費しきるとやがて高圧室
へ空気が入り込む問題があつた。この対策として
リザーバ室の上方に微小な空気排出口を設けるこ
とが考えられた。しかしこのようにすると、エン
ジンの作動中に気泡を多く含んだ油がアジヤスタ
に供給された場合に、油導入室で気泡の分離がな
されないまま油が油導入室を通過してリザーバ室
に達し、リザーバ室内では渦を巻きながら空気排
出口より外部へ流出する。そのため高圧室がリザ
ーバ室内の油を消費しようとする時に気泡も一緒
に高圧室に入り込んで高圧室の剛性が下がつた分
だけ動弁系のラツシユ(間隙)として現れ、動弁
系が異音を発する問題があつた。
油が空になつていると、エンジンの始動時に圧油
が供給されても、油導入室の上方が空気溜まりに
なつてリザーバ室に油が供給されないため、高圧
室がリザーバ室の油を消費しきるとやがて高圧室
へ空気が入り込む問題があつた。この対策として
リザーバ室の上方に微小な空気排出口を設けるこ
とが考えられた。しかしこのようにすると、エン
ジンの作動中に気泡を多く含んだ油がアジヤスタ
に供給された場合に、油導入室で気泡の分離がな
されないまま油が油導入室を通過してリザーバ室
に達し、リザーバ室内では渦を巻きながら空気排
出口より外部へ流出する。そのため高圧室がリザ
ーバ室内の油を消費しようとする時に気泡も一緒
に高圧室に入り込んで高圧室の剛性が下がつた分
だけ動弁系のラツシユ(間隙)として現れ、動弁
系が異音を発する問題があつた。
本考案は油中の空気を効果的に排出し上記の問
題を解決しようとするものである。
題を解決しようとするものである。
問題点を解決するための手段
添付図面を参照して説明すると、本考案による
油圧式バルブラツシユアジヤスタは、内燃機関の
シリンダヘツド1のシリンダボアに摺動自在に嵌
入されておりかつ頂壁がカムに当接しているシリ
ンダボデイ2と、このシリンダボデイ2と一体的
に形成された内シリンダ5に摺動自在に嵌入され
ておりかつバルブ27に当接しているアウタプラ
ンジヤ6と、アウタプランジヤ6に摺動自在に嵌
入され、上端がシリンダボデイの頂壁下面に当接
するインナプランジヤ7とを有し、アウタプラン
ジヤ6とインナプランジヤ7との間に、インナプ
ランジヤ7内のリザーバ室12とチエツク弁16
を介して連通する高圧室15が形成されている。
前記インナプランジヤ7の上開放端には円筒形メ
ータリングキヤプ18がその上面をシリンダボデ
イ2の頂壁下面に当接させて嵌装されており、円
筒形メータリングキヤプ18の上面は、シリンダ
ボデイ2の頂壁に設けた排出孔20を介して外部
と連通する溝21を備える。この溝21は円筒形
メータリングキヤプ18の周壁下端に形成した切
欠き部22及び円筒形メータリングキヤプ18の
周壁とインナプランジヤ7との間の隙間19を介
してリザーバ室12と連通する。前記円筒形メー
タリングキヤプ18はさらに前記溝21とリザー
バ室12とを連通させる小穴23を備える。前記
溝21はシリンダボデイ2の頂壁下面に形成した
凹み25を介してシリンダボデイ2内の油導入室
8と連通し、前記リザーバ室12はアウタプラン
ジヤ6の上方膨径部13及びインナプランジヤ7
に形成した油流入口14を介して油導入室8と連
通する。この構成では、油導入室8の上方に溜ま
る空気は、凹み25、溝21、排出口20を通つ
て油の流量が適当に制限されながら外部へ排出さ
れる。リザーバ室内の油中の空気は、小穴23で
油量が制限されながら小穴23、溝21を通つ
て、また切欠き部22、隙間19、溝21を通つ
て外部に排出される。
油圧式バルブラツシユアジヤスタは、内燃機関の
シリンダヘツド1のシリンダボアに摺動自在に嵌
入されておりかつ頂壁がカムに当接しているシリ
ンダボデイ2と、このシリンダボデイ2と一体的
に形成された内シリンダ5に摺動自在に嵌入され
ておりかつバルブ27に当接しているアウタプラ
ンジヤ6と、アウタプランジヤ6に摺動自在に嵌
入され、上端がシリンダボデイの頂壁下面に当接
するインナプランジヤ7とを有し、アウタプラン
ジヤ6とインナプランジヤ7との間に、インナプ
ランジヤ7内のリザーバ室12とチエツク弁16
を介して連通する高圧室15が形成されている。
前記インナプランジヤ7の上開放端には円筒形メ
ータリングキヤプ18がその上面をシリンダボデ
イ2の頂壁下面に当接させて嵌装されており、円
筒形メータリングキヤプ18の上面は、シリンダ
ボデイ2の頂壁に設けた排出孔20を介して外部
と連通する溝21を備える。この溝21は円筒形
メータリングキヤプ18の周壁下端に形成した切
欠き部22及び円筒形メータリングキヤプ18の
周壁とインナプランジヤ7との間の隙間19を介
してリザーバ室12と連通する。前記円筒形メー
タリングキヤプ18はさらに前記溝21とリザー
バ室12とを連通させる小穴23を備える。前記
溝21はシリンダボデイ2の頂壁下面に形成した
凹み25を介してシリンダボデイ2内の油導入室
8と連通し、前記リザーバ室12はアウタプラン
ジヤ6の上方膨径部13及びインナプランジヤ7
に形成した油流入口14を介して油導入室8と連
通する。この構成では、油導入室8の上方に溜ま
る空気は、凹み25、溝21、排出口20を通つ
て油の流量が適当に制限されながら外部へ排出さ
れる。リザーバ室内の油中の空気は、小穴23で
油量が制限されながら小穴23、溝21を通つ
て、また切欠き部22、隙間19、溝21を通つ
て外部に排出される。
実施例
本考案の実施例を添付図面を参照して一層詳細
に説明する。
に説明する。
先ず第1図を参照すると、シリンダヘツド1に
摺動自在に嵌入されたシリンダボデイ2はその頂
壁上面がカム3に接し、かつシリンダボデイ2と
一体的に形成された仕切り壁4で支えられた内シ
リンダ5を備えている。内シリンダ5にはアウタ
プランジヤ6が摺動自在に嵌入されており、更に
アウタプランジヤ6にはインナプランジヤ7が嵌
入されている。シリンダボデイ2内の油導入室8
はシリンダボデイ2に形成された環状油供給溝9
及び油供給孔10を介してシリンダヘツドの油供
給系統11と連通している。
摺動自在に嵌入されたシリンダボデイ2はその頂
壁上面がカム3に接し、かつシリンダボデイ2と
一体的に形成された仕切り壁4で支えられた内シ
リンダ5を備えている。内シリンダ5にはアウタ
プランジヤ6が摺動自在に嵌入されており、更に
アウタプランジヤ6にはインナプランジヤ7が嵌
入されている。シリンダボデイ2内の油導入室8
はシリンダボデイ2に形成された環状油供給溝9
及び油供給孔10を介してシリンダヘツドの油供
給系統11と連通している。
インナプランジヤ7の内部にはリザーバ室12
が形成され、このリザーバ室12はアウタプラン
ジヤ6の上方膨径内部によつて形成されたアウタ
プランジヤ6とインナプランジヤ7との間の環状
空間13及びインナプランジヤ7の周壁に形成さ
れた油供給口14を介して油導入室8と連通し、
またアウタプランジヤ6とインナプランジヤ7と
の間に形成された高圧室15とチエツク弁16を
介して連通している。高圧室15内においてアウ
タプランジヤ6とインナプランジヤ7との間には
リターンスプリング17が設けられている。
が形成され、このリザーバ室12はアウタプラン
ジヤ6の上方膨径内部によつて形成されたアウタ
プランジヤ6とインナプランジヤ7との間の環状
空間13及びインナプランジヤ7の周壁に形成さ
れた油供給口14を介して油導入室8と連通し、
またアウタプランジヤ6とインナプランジヤ7と
の間に形成された高圧室15とチエツク弁16を
介して連通している。高圧室15内においてアウ
タプランジヤ6とインナプランジヤ7との間には
リターンスプリング17が設けられている。
インナプランジヤ7の上開放部には環状段部が
形成され、インナプランジヤ7の開放端はこの環
状段部で支えられた円筒形メータリングキヤプ1
8によつて閉鎖される。円筒形メータリングキヤ
プ18はその上面がシリンダボデイ2の頂壁下面
に当接し、そしてその周壁とインナプランジヤ7
との間に微小な隙間19を形成するような寸法形
状になつている。円筒形メータリングキヤプ18
は、第2図で最も良くわかるように、その上面
に、シリンダボデイ2に形成されている排出孔2
0と連通する溝21を備えている。円筒形メータ
リングキヤプ18には、その下端にリザーバ室1
2と隙間19とを連通させる切欠き部22が、ま
たその頂壁に、リザーバ室12と溝21とを連通
させる小穴23がそれぞれ形成されている。イン
ナプランジヤ7の開放縁部および円筒形メータリ
ングキヤプの上縁部は面取りされていて、それら
の間に環状溝24が形成される。これは隙間19
から溝21への油の流れを容易にする。シリンダ
ボデイ2の頂壁下面には凹み25が設けられてい
て、油導入室8と溝21とを環状溝24を介して
連通させる。26はアウタプランジヤ6の外周に
嵌着させたストツパであつて、アウタプランジヤ
6が内シリンダ5から抜け出ないようにしてい
る。
形成され、インナプランジヤ7の開放端はこの環
状段部で支えられた円筒形メータリングキヤプ1
8によつて閉鎖される。円筒形メータリングキヤ
プ18はその上面がシリンダボデイ2の頂壁下面
に当接し、そしてその周壁とインナプランジヤ7
との間に微小な隙間19を形成するような寸法形
状になつている。円筒形メータリングキヤプ18
は、第2図で最も良くわかるように、その上面
に、シリンダボデイ2に形成されている排出孔2
0と連通する溝21を備えている。円筒形メータ
リングキヤプ18には、その下端にリザーバ室1
2と隙間19とを連通させる切欠き部22が、ま
たその頂壁に、リザーバ室12と溝21とを連通
させる小穴23がそれぞれ形成されている。イン
ナプランジヤ7の開放縁部および円筒形メータリ
ングキヤプの上縁部は面取りされていて、それら
の間に環状溝24が形成される。これは隙間19
から溝21への油の流れを容易にする。シリンダ
ボデイ2の頂壁下面には凹み25が設けられてい
て、油導入室8と溝21とを環状溝24を介して
連通させる。26はアウタプランジヤ6の外周に
嵌着させたストツパであつて、アウタプランジヤ
6が内シリンダ5から抜け出ないようにしてい
る。
この構成の油圧式バルブラツシユアジヤスタは
次のように作動する。
次のように作動する。
カム3の動きに従つてエンジンのバルブ27が
開かれると、バルブスプリング(図示せず)の荷
重がアウタプランジヤ6に伝えられ、高圧室15
に高圧が発生する。この時高圧室15内の油の一
部はインナプランジヤ7とアウタプランジヤ6と
の間の嵌合隙間より濡れ出し、その分アウタプラ
ンジヤ6はインナプランジヤ7に対して僅かに変
位する。
開かれると、バルブスプリング(図示せず)の荷
重がアウタプランジヤ6に伝えられ、高圧室15
に高圧が発生する。この時高圧室15内の油の一
部はインナプランジヤ7とアウタプランジヤ6と
の間の嵌合隙間より濡れ出し、その分アウタプラ
ンジヤ6はインナプランジヤ7に対して僅かに変
位する。
次にバルブ27が閉じると、リターンスプリン
グ17の働きによりアウタプランジヤ6に復元力
が加わつて変位し、高圧室15がリザーバ室12
よりも低い圧力になると、チエツク弁16が開い
てリザーバ室12より高圧室15へ油が流れ込み
またリザーバ室12へは油導入室8から環状空間
13及び給油口14を通して油が補給される。
グ17の働きによりアウタプランジヤ6に復元力
が加わつて変位し、高圧室15がリザーバ室12
よりも低い圧力になると、チエツク弁16が開い
てリザーバ室12より高圧室15へ油が流れ込み
またリザーバ室12へは油導入室8から環状空間
13及び給油口14を通して油が補給される。
エンジンが停止すると、油導入室8内の油はほ
とんど外部へ流出してしまうが、リザーバ室12
内の油はアウタプランジヤ6の上端面の高さまで
保持される。エンジンの始動で油供給回路11よ
り油が油導入室に供給されるが、このとき油導入
室8内の空気は油とともに凹み25、溝21、排
出孔20を通つて外部に排出される。一方リザー
バ室12内の空気は油とともに小穴23、溝21
及び切欠き部22、隙間19、溝21を通つて排
出孔20から外部に排出される。
とんど外部へ流出してしまうが、リザーバ室12
内の油はアウタプランジヤ6の上端面の高さまで
保持される。エンジンの始動で油供給回路11よ
り油が油導入室に供給されるが、このとき油導入
室8内の空気は油とともに凹み25、溝21、排
出孔20を通つて外部に排出される。一方リザー
バ室12内の空気は油とともに小穴23、溝21
及び切欠き部22、隙間19、溝21を通つて排
出孔20から外部に排出される。
エンジンの作動中も同様にして、油中の空気は
外部に排出される。排出する油の流量は装置内の
油圧を下げないように、また浮力で油の上部に分
離しかかつた気泡を攪拌してしまわないように適
度に制限されている。これによつて、気泡濃度の
極めて低い油を高圧室に常に供給することができ
る。
外部に排出される。排出する油の流量は装置内の
油圧を下げないように、また浮力で油の上部に分
離しかかつた気泡を攪拌してしまわないように適
度に制限されている。これによつて、気泡濃度の
極めて低い油を高圧室に常に供給することができ
る。
上で述べたように、高圧室15に高圧が発生す
るとき、インナプランジヤ7とアウタプランジヤ
6との間の隙間に漏れる油を、空気を多く含んだ
供給油と混合させることなく、リザーバ室12に
回収することが望ましい。第3図はこの目的を達
成するように構成した油圧式バルブラツシユアジ
ヤスタを示している。環状油回収溝28がインナ
プランジヤ7の摺動面に油供給口14より下方に
おいて形成され、油回収溝28の位置でインナプ
ランジヤ7の周壁に形成した油回収孔29を介し
てリザーバ室12と連通している。かくして、高
圧室15からプランジヤ6,7の間の隙間を通つ
て漏れ出した油をリザーバ室にただちに回収する
ことができる。
るとき、インナプランジヤ7とアウタプランジヤ
6との間の隙間に漏れる油を、空気を多く含んだ
供給油と混合させることなく、リザーバ室12に
回収することが望ましい。第3図はこの目的を達
成するように構成した油圧式バルブラツシユアジ
ヤスタを示している。環状油回収溝28がインナ
プランジヤ7の摺動面に油供給口14より下方に
おいて形成され、油回収溝28の位置でインナプ
ランジヤ7の周壁に形成した油回収孔29を介し
てリザーバ室12と連通している。かくして、高
圧室15からプランジヤ6,7の間の隙間を通つ
て漏れ出した油をリザーバ室にただちに回収する
ことができる。
考案の効果
本考案によれば、3つの空気排出系統を備える
ようにしたから、油導入室及びリザーバ室から油
中空気を効果的に排出することができ、又円筒形
メータリングキヤプの小穴はリザーバ室の上部空
間に浮力によつて上昇した空気を排出するのに有
効であり、異物によつて詰まつたとしても他方の
空気排出系統を通してリザーバ室内の空気を依然
として排出することができる。
ようにしたから、油導入室及びリザーバ室から油
中空気を効果的に排出することができ、又円筒形
メータリングキヤプの小穴はリザーバ室の上部空
間に浮力によつて上昇した空気を排出するのに有
効であり、異物によつて詰まつたとしても他方の
空気排出系統を通してリザーバ室内の空気を依然
として排出することができる。
第1図は本考案による油圧式バルブラツシユア
ジヤスタの断面図、第2図は円筒形メータリング
キヤプの斜視図、第3図は本考案による油圧式バ
ルブラツシユアジヤスタの別の例を示す断面図で
ある。 1……シリンダヘツド、2……シリンダボデ
イ、3……カム、5……内シリンダ、6……アウ
タプランジヤ、7……インナプランジヤ、8……
油導入室、12……リザーバ室、13……環状空
間、14……油供給口、15……高圧室、16…
…チエツク弁、18……円筒形メータリングキヤ
ツプ、19……隙間、20……排出口、21……
溝、22……切欠き部、23……小穴、25……
凹み、27……バルブ。
ジヤスタの断面図、第2図は円筒形メータリング
キヤプの斜視図、第3図は本考案による油圧式バ
ルブラツシユアジヤスタの別の例を示す断面図で
ある。 1……シリンダヘツド、2……シリンダボデ
イ、3……カム、5……内シリンダ、6……アウ
タプランジヤ、7……インナプランジヤ、8……
油導入室、12……リザーバ室、13……環状空
間、14……油供給口、15……高圧室、16…
…チエツク弁、18……円筒形メータリングキヤ
ツプ、19……隙間、20……排出口、21……
溝、22……切欠き部、23……小穴、25……
凹み、27……バルブ。
Claims (1)
- 内燃機関のシリンダヘツド1のシリンダボアに
摺動自在に嵌入されておりかつ頂壁がカム3に当
接しているシリンダボデイ2と、このシリンダボ
デイ2と一体的に形成された内シリンダ5に摺動
自在に嵌入されておりかつバルブ27に当接して
いるアウタプランジヤ6と、アウタプランジヤ6
に摺動自在に嵌入され、上端がシリンダボデイ2
の頂壁下面に当接するインナプランジヤ7とを有
し、アウタプランジヤ6とインナプランジヤ7と
の間に、インナプランジヤ7内のリザーバ室12
とチエツク弁16を介して連通する高圧室15が
形成されている油圧式バルブラツシユアジヤスタ
において、前記インナプランジヤ7の上開放端に
は円筒形メータリングキヤプ18がその上面をシ
リンダボデイ2の頂壁下面に当接させて嵌装され
ており、円筒形メータリングキヤプ18の上面
は、シリンダボデイ2の頂壁に設けた油排出孔2
0を介して外部と連通する溝21を備え、この溝
21は円筒形メータリングキヤプ18の周壁下端
に形成した切欠き部22及び円筒形メータリング
キヤプ18の周壁とインナプランジヤ7との間の
隙間19を介してリザーバ室12と連通し、前記
円筒形メータリングキヤプ18はさらに前記溝2
1とリザーバ室12とを連通させる小穴23を備
え、前記溝21はシリンダボデイ2の頂壁下面に
形成した凹み25を介してシリンダボデイ2内の
油導入室8と連通し、前記リザーバ室12はアウ
タプランジヤ6の上方膨径部13及びインナプラ
ンジヤ7に形成した油流入口14を介して油導入
室8と連通していることを特徴とする油圧式バル
ブラツシユアジヤスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986121724U JPH0511283Y2 (ja) | 1986-08-08 | 1986-08-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986121724U JPH0511283Y2 (ja) | 1986-08-08 | 1986-08-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6328807U JPS6328807U (ja) | 1988-02-25 |
JPH0511283Y2 true JPH0511283Y2 (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=31011259
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Families Citing this family (4)
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KR100697348B1 (ko) * | 2006-09-22 | 2007-03-20 | 한국기계연구원 | 밸브 및 그 밸브가 구비된 미세 유체 펌프 |
Citations (2)
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-
1986
- 1986-08-08 JP JP1986121724U patent/JPH0511283Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
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JPS5514249A (en) * | 1978-07-18 | 1980-01-31 | Oki Electric Ind Co Ltd | Method of producing thermal head |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS6328807U (ja) | 1988-02-25 |
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