JPH0511273Y2 - - Google Patents

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JPH0511273Y2
JPH0511273Y2 JP262789U JP262789U JPH0511273Y2 JP H0511273 Y2 JPH0511273 Y2 JP H0511273Y2 JP 262789 U JP262789 U JP 262789U JP 262789 U JP262789 U JP 262789U JP H0511273 Y2 JPH0511273 Y2 JP H0511273Y2
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door
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エレベータの戸の制御装置の改良に
関する。
〔従来の技術〕
エレベータの戸は、たとえば特開昭55−47422
号公報に開示しているように、戸開指令により一
定時間戸開状態を保持した後、自動的に閉動作が
行なわれる。しかし、戸開状態のとき、外来客が
誰も昇降していない場合には、かならずしも所定
時間戸を開状態とする必要がないので、かご内の
戸閉釦を操作すると、とはただちに通常の速度で
閉動作を行なうように構成されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来装置において、戸閉釦を操作したとき
戸の速度は通常の速度で閉まるため、その分だけ
戸の閉時間が長くなり、その結果、エレベータの
運転効率が低下するという問題があつた。
本考案は、上記の欠点に鑑みて、戸閉釦を操作
したときには更に運転効率を高める制御装置を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この目的は、戸閉釦を操作したときには、戸の
速度を通常の速度より早くする手段を設けること
により達成される。
〔作用〕
戸開指令により、所定時間戸開状態を保持して
いるとき、乗客が誰も昇降していない場合、乗客
が戸閉釦を操作すると、戸は通常の速度より早い
ので、戸の閉時間が短くなるので、その分だけ、
エレベータの運転効率が高まり、乗客のサービス
を向上させることができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を、図を用いて説明す
る。
図は本考案になる制御装置の電気回路図を示し
たものである。図においてP,Nは直流電源端
子、1bはエレベータが走行中付勢される図示し
ないリレーの常閉接点、2はエレベータが停止し
たとき、すなわち接点1bが閉じたとき付勢され
る戸開用のリレーで2a1〜2a4は、その常開接
点、2b1〜2b2はその常閉接点、3Tは同様に接
点1bが閉じたときからカウントし始め所定時間
後、たとえば5秒後に付勢されるタイマーで3
Taはその常開接点、4は接点3Taが閉じたとき
付勢される戸閉用のリレーで4a1〜4a4はその常
開接点、4bはその常閉接点、CLSは戸が閉じき
つたことを検出する常閉接点、5aは戸閉接点、
6は接点5aが閉じたとき付勢される補助リレー
で、7Mは戸を開閉するためのモータ、8および
9はモータ7Mと直列に接続されモータ7Mの速
度を制御するための戸閉用および戸開用の抵抗
で、抵抗8は接点6a2が閉じることにより抵抗値
を2段階に変更できるように構成されている。
次に本考案の動作を説明する。今、エレベータ
が停止し接点1bが閉じると、P−1b−4b−
OLS−Nの回路によりリレー2が付勢され接点
2a1により自己保持され、同時にタイマー3Tが
カウントし始める。リレー2が付勢されることに
よりP−2a4−9−2a2−7M−2a3−Nの回路
が形成され、モータ7Mが回転し戸は開き始め
る。戸の末端において接点OLSが開き、リレー
2が消勢しモータ7Mは停止し戸は開状態とな
る。タイマー3Tはカウントを終了し、タイマー
3Tが付勢されると接点3Taは閉じるので、P
−3Ta−2b2−CLS−4−Nの回路により、リ
レー4が付勢され接点4a1により自己保持され
る。リレー4が付勢されることによりP−4a4
8−4a3−7M−4a2−Nの回路が形成され、モ
ータ7Mは戸閉じ方式に回転し、戸は閉じ始め
る。なお、その後に図示しない回路により所定の
階に向かつて出発する。
次に戸が開ききつた状態のとき乗客の昇降客が
いないので、戸閉釦を操作すると接点5aが閉じ
P−5a−2b2−6−Nの回路により、リレー6
が付勢され接点6a1により自己保持される。リレ
ー6が付勢されることにより接点6a1が閉じP−
6a1−2b1−CLS−4−Nの回路が形成され、リ
レー4が付勢され接点4a1により自己保持し、同
時に接点6a2も閉じ、P−6a2−8−4a3−7M
−4a2−Nの回路が形成されモータ7Mは回転
し、戸は閉じ始める。そこで抵抗8は接点6a2
より一部短絡され抵抗値が小さくなり、モータ7
Mに流れ電流が増加しその結果戸の速度が早くな
り戸閉め時間を短くすることができる。なお戸が
閉まり、リレー4が消勢すると接点2b2が戸開用
リレー2の回路により開きリレー6も消勢する。
上記実施例によれば、モータ7Mに挿入された
抵抗の一部を戸閉釦を操作したとき短絡すること
により、モータの速度を破約し戸閉め時間が短く
なり運転効率を高めることができる。
なお、戸の速度を早くするには、モータに直列
にサイリスタを挿入し、そのゲートを制御しても
よい。支流モータを用いインバータ制御を行なつ
ても、もちろん実施することができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、戸閉め釦を操作したとき戸の
戸閉め速度を早めたので、戸の戸閉め時間が短く
なり、エレベータの運転効率を高めることができ
る。また、戸にスピード感があるので乗客の焦燥
感を和らげるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案によるエレベータの戸の制御装置の
一実施例を示す電気回路図である。 2……戸開用リレー、3T……タイマー、4…
…戸閉用リレー、5a……戸閉釦の常開接点、6
……戸閉用補助リレー、7M……モータ、8,9
……抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エレベータの戸が開いてから所定時間後に、自
    動的に閉動作を行なうとともに、前記閉動作を行
    なう前に戸閉釦を操作すると、閉動作を行なうエ
    レベータの戸の制御装置において、前記戸閉釦を
    操作したときの速度を通常の速度より早くする手
    段を設けたことを特徴とするエレベータの戸の制
    御装置。
JP262789U 1989-01-17 1989-01-17 Expired - Lifetime JPH0511273Y2 (ja)

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JP262789U JPH0511273Y2 (ja) 1989-01-17 1989-01-17

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JP262789U JPH0511273Y2 (ja) 1989-01-17 1989-01-17

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Publication Number Publication Date
JPH0294880U JPH0294880U (ja) 1990-07-27
JPH0511273Y2 true JPH0511273Y2 (ja) 1993-03-19

Family

ID=31203557

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