JPH0532373U - エレベーターの戸の制御装置 - Google Patents

エレベーターの戸の制御装置

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JPH0532373U
JPH0532373U JP9002391U JP9002391U JPH0532373U JP H0532373 U JPH0532373 U JP H0532373U JP 9002391 U JP9002391 U JP 9002391U JP 9002391 U JP9002391 U JP 9002391U JP H0532373 U JPH0532373 U JP H0532373U
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door
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closing speed
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Pending
Application number
JP9002391U
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English (en)
Inventor
円 高橋
博史 山崎
Original Assignee
株式会社日立ビルシステムサービス
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 戸開延長釦Eを操作すると、リレーAが付
勢、自己保持される。これにより、接点Ab2が開路
し、抵抗RC2が有効となる。タイマT2が戸開延長時
限カウント後付勢し、戸閉すると、戸の動力用電動機A
Mに印加される電圧及び電流は、抵抗RC2により減少
するため、戸閉め速度が遅くなる。 【効果】 戸開延長装置を作動させた場合、戸閉め速度
が遅くなるので戸と荷物との接触を防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、特に人荷用エレベーターの戸の制御装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、人荷用エレベーターの戸開時限は、約5秒に設定されているが、荷物 を搬出入する場合には長時間を要するので、かご内の開延長釦を操作すると、前 記戸開時限を約3分に設定する開延長装置が設けられている。そして、所定の戸 開時限後に戸は閉まり始めるが、この戸閉め速度は戸開時限に関係なく、いずれ の場合も同一速度である。なお、この種の技術に関しては、実開平2−9177 0号公報に述べられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来技術の場合、荷物の積み降ろし作業中に、前記装置を作動させたとす る。利用者が作業を終えぬうちに前記装置が開延長時限のカウントを終了し、戸 閉めを始めた場合、戸と荷物が接触するという問題があった。
【0004】 本考案の目的は、前記装置を作動させた時、戸と荷物との接触を防止すること のできるエレベーターの戸の制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的は、戸開延長装置を備えたエレベーターの戸の制御装置において、前 記戸開延長装置が作動したとき、戸閉め速度を遅くする手段を備えることにより 達成される。
【0006】
【作用】
本考案によれば、エレベーターの戸開延長装置を作動させ、利用者が荷物の運 搬作業中に開延長時限カウント終了し、戸閉め開始しても、戸閉め速度を遅くし ているので、戸と荷物との接触を防止することができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1、図2を用いて説明する。
【0008】 図2はかご内の運転盤の正面図を示したもので、OBは戸開釦、Eは戸開延長 釦である。
【0009】 図1は本考案の一実施例の電気結線図を示したもので、P、Nは直流電源端子 、OLSは戸開検出スイッチ、T1は平常時の戸開時限タイマ、T1aはその常 開接点、T2は戸開延長用タイマ、T2aはその常開接点、Eaは釦Eの常開接 点、Aは釦Eを操作すると付勢するリレー、Aa1、Aa2はその常開接点、Ab 1 、Ab2はその常閉接点、DCは戸閉用リレー、DCa1、DCa2はその常開接 点、DOa1、DOa2は戸開用リレーの常開接点、RC1、RC2は戸閉回路用 抵抗、ROは戸開回路用抵抗、AMは戸の動力用電動機である。
【0010】 まず、平常時の戸の開閉動作を説明する。
【0011】 エレベーターが着床すると、戸開用リレーが付勢され、P−DOa1−AM− RO−DOa2−Nの経路で戸開する。戸が全開すると、接点OLSが作動し、 P−OLS−T1−Nの回路でタイマT1に通電する。
【0012】 そして、平常時の戸開時限経過後、接点T1aが閉路し、P−CLS−Ab1 −T1a−DC−Nの経路で戸閉用リレーDCが付勢されると、P−DCa1− RC1−AM−Ab2−DCa2−Nの経路で戸閉する。この時、抵抗RC2は接 点Ab2により短絡されており、前記戸閉時の戸閉速度を平常時の戸閉速度とす る。
【0013】 次に戸開延長装置の動作を説明する。
【0014】 前記戸開動作後、かご内運転盤の戸開延長釦Eを操作することにより、P−C LS−Ea−A−Nの経路でリレーAが付勢される。更に、P−CLS−Aa− A−Nの経路でリレーAは自己保持する。これにより、平常時の戸開時限経過後 、接点T1aが閉路しても、接点Ab1が開路しているため、リレーDCは付勢 されない。
【0015】 ところで、戸が全開した時点で、P−OLS−T2−Nの経路でタイマT2に 通電している。それから戸開延長時限経過後、接点T2aが閉路し、P−CLS −T2a−T1a−DC−Nの経路でリレーDCが付勢されると、P−DCa1 −RC1−AM−RC2−DCa2−Nの経路で戸閉する。この時、接点Ab2が 開路していることにより、抵抗RC2が有効となり、モータAMに加わる電流が 平常時より減少し、戸閉速度は低速となる。
【0016】 上記一実施例は、直流電動機に直列に抵抗を接続した場合について述べたが、 他に、次のような実施例がある。
【0017】 サイリスタを使用し、チョッパ制御により、電動機に印加する電圧を制御し、 即ち戸開延長釦Eを操作したときに、前記電圧を下げることにより達成される。 また、交流電動機を使用し、PWM制御、インバータ制御により、電圧及び周波 数を制御し、即ち戸開延長釦Eを操作したとき、前記電圧及び周波数を下げるこ とにより達成される。
【0018】 このように、戸開延長装置を作動させたとき、戸閉め速度を遅くするので、戸 と荷物との接触を防止することができる。
【0019】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、戸開延長装置を操作した場合、戸閉め速 度が遅くなるようにしたので、前記装置操作後の戸閉時、戸と荷物との接触を防 止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す電気結線図である。
【図2】かご内運転盤の正面図である。
【符号の説明】
E 戸開延長釦 A 戸開延長用リレー T2 戸開延長時限用タイマ AM 戸の動力用電動機 DC 戸閉用リレー RC2 戸閉速度減速用抵抗

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 戸開延長装置を備えたエレベーターの戸
    の制御装置において、前記戸開延長装置が作動したと
    き、戸閉め速度を遅くする手段を備えたことを特徴とす
    るエレベーターの戸の制御装置。
JP9002391U 1991-10-08 1991-10-08 エレベーターの戸の制御装置 Pending JPH0532373U (ja)

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JP9002391U JPH0532373U (ja) 1991-10-08 1991-10-08 エレベーターの戸の制御装置

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JP9002391U JPH0532373U (ja) 1991-10-08 1991-10-08 エレベーターの戸の制御装置

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JPH0532373U true JPH0532373U (ja) 1993-04-27

Family

ID=13987099

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JP9002391U Pending JPH0532373U (ja) 1991-10-08 1991-10-08 エレベーターの戸の制御装置

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