JPH0511268B2 - - Google Patents

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JPH0511268B2
JPH0511268B2 JP59127213A JP12721384A JPH0511268B2 JP H0511268 B2 JPH0511268 B2 JP H0511268B2 JP 59127213 A JP59127213 A JP 59127213A JP 12721384 A JP12721384 A JP 12721384A JP H0511268 B2 JPH0511268 B2 JP H0511268B2
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JP
Japan
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current
circuit
value
voltage
resistance
Prior art date
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JP59127213A
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English (en)
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JPS614973A (ja
Inventor
Hiromi Uenoyama
Kenji Ootani
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Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (a) 技術分野 この発明は特に許容電力や耐圧の小さい抵抗の
値を計測するのに適した抵抗値計測回路、例えば
湿度センサ、温度センサ、磁気センサ等の検出量
を抵抗値の変化によつて測定するセンサの抵抗値
計測回路に関する。
(b) 従来技術とその欠点 この種の従来の抵抗値計測回路の典型的なもの
は、第3図に示すように抵抗分割により被測定抵
抗RXの抵抗値変化を電圧変化に変換して基準電
圧E0と比較するようにしていた。しかし、この
ような回路では、被測定抵抗の許容電力や耐圧が
小さい場合に抵抗RAを非常に大きくしなければ
ならず、その結果、被測定抵抗RXの抵抗値変化
に対する電圧変化が微小になり、正確な計測がで
きなくなる不都合があつた。
(c) 発明の目的 この発明の目的は、被測定抵抗に低電圧を印加
するだけで高感度で、且つ高精度な計測を行うこ
とのできる抵抗値計測回路を提供することにあ
る。
(d) 発明の構成 第1図はこの発明の構成を示すブロツク図であ
る。図において、電流変換回路1は外部入力端子
a,bに接続された被測定抵抗RXの値を電流値
に変換する。端子a,bは電流変換回路内のトラ
ンジスタのベースエミツタ間電圧VFでクランプ
されている。このため、被測定抵抗RXには常に
0.7V程度の低電圧が印加されていることになる。
電流変換回路1で変換された電流1は抵抗R1
によつて電圧変換され、その変換された電圧VA
は比較回路2に導かれる。また前記電流変換回路
1と同じ回路構成にある電流変換回路3が設けら
れ、この回路で前記被測定抵抗RXに対する基準
抵抗RAの値を電流値に変換する。この変換され
た電流2は抵抗R2によつて電圧変換され、そ
の変換された電圧VBは比較回路2に導かれる。
比較回路2は電圧VAとVBとを比較し、VA<
VB,VA>VBに対応する信号を出力回路4に対
して出力する。出力回路4は比較回路2からの出
力を受けて計測結果を外部に出力する。
上記の構成において、R1=R2とした場合、
被測定抵抗RXの値が基準抵抗RAの値と同一で
あれば、VA=VBとなる。また、RX<RAであ
ればVA<VBとなり、RX>RAであればVA>
VBとなる。この場合、被測定抵抗RXおよび基
準抵抗RAはトランジスタのベースエミツタ間電
圧VFでクランプされているためにそれらの抵抗
に流れる電流が非常に小さい。このため、被測定
抵抗RXの許容電力や耐圧が小さくても十分に計
測することができる。また電流変換回路1と電流
変換回路3は同じ回路構成にあるために、VA=
VBとすれば、RX=R1/R2,RAとなり、R
1とR2の比またはRAを変化させることでRX
の基準点を任意の大きさに設定することができ
る。即ち、幅広い抵抗値変化にも容易に対応する
ことができる。
(d) 発明の効果 この発明によれば、被測定抵抗の値を電流値に
変換する電流変換回路を設け、且つ、被測定抵抗
に印加する電圧をベースエミツタ間電圧の低電圧
に設定したために、被測定抵抗の許容電力や耐圧
が小さくても十分に対応することができる。ま
た、被測定抵抗の値を電流値に変換する第一の電
流変換回路と、基準抵抗の値を電流値に変換し、
前記第一の電流変換回路と同じ回路構成にある第
二の電流変換回路とを設け、さらにこれらの電流
変換回路で変換された電流値を電圧変換してそれ
らの値を比較する比較回路を設けたので、基準抵
抗等の大きさを換えることによつて被測定抵抗の
幅広い抵抗値変化に対して簡単に対応できる利点
がある。さらに電流変換回路や比較回路はIC化
することが容易であり、これらをIC化した場合、
二つの電流変換回路が同じ回路構成であるため
に、それらの各回路に生じるバラツキを吸収する
ことができ、それによつて測定精度を著しく高め
ることができる。
(e) 実施例 第2図はこの発明の実施例の抵抗値計測回路の
回路図である。本実施例ではすべての回路をIC
化している。
前記電流変換回路1は電流源I0、トランジス
タQ1〜Q5で構成される。被測定抵抗RXをク
ランプする電圧VFは、トランジスタQ1のベー
スエミツタ間電圧で与えられる。被測定抵抗RX
の抵抗値の変化はトランジスタQ2のコレクタ電
流I1の変化となつて現れる。この電流I1はト
ランジスタQ3〜Q5で構成されるカレントミラ
ー回路で反転され、同じ大きさの電流I1′とな
つて抵抗R1を流れる。
前記比較回路2はトランジスタQ6〜Q9で構
成されている。また前記電流変換回路3はトラン
ジスタQ10〜Q14、電流源I0′で構成され
ている。基準抵抗RAに対してはトランジスタQ
10のベースエミツタ電圧VFが与えられている。
トランジスタQ11には基準抵抗RAの値に応じ
た電流I2が流れ、この電流I2がトランジスタ
Q12〜Q14で構成されるカレントミラー回路
によつて反転され、I2′として比較回路2のト
ランジスタQ8のベース端子(B点)に流れる。
ここで比較回路2のトランジスタQ6のベース
(A点)の電圧VAはVA=VF・R1/RXである
ため、抵抗R1の大きさを適当に定めることによ
つて感度を自由に調整することができる。
前記出力回路4はトランジスタQ15〜Q20
で構成される。比較回路2はトランジスタQ7の
コレクタから出力し、その出力はトランジスタQ
15を作動させてカレントミラー回路Q16,Q
17を介してトランジスタQ18を作動させる。
さらにトランジスタQ19,Q20を作動させて
出力する。
本実施例では、上記の回路に加えてさらに回路
の動作をより安定化させるためのヒステリシス回
路を備えている。ヒステリシス回路はトランジス
タQ21〜Q24で構成されている。トランジス
タQ21はQ15がオンしてトランジスタQ18
のベース端子(C点)に電流I3′が流入したと
きにオンする。トランジスタQ24は電流I2の
反転した電流I2′をトランジスタQ23のベー
ス端子またはトランジスタQ21に供給する。ま
たトランジスタQ23のコレクタは比較回路の一
方の入力端子B点に接続されている。
以上の構成において、今、被測定抵抗RXの値
が基準抵抗RAの値よりも大きくなつたとする
と、A点の電位よりB点の電位が大きくなる。す
ると、トランジスタQ6,Q7がオンしてトラン
ジスタQ15が動作し、電流I3′が流れる。ま
たこの電流I3′がC点に流れることにより、ト
ランジスタQ21がオンする。するとトランジス
タQ24によつて反転された電流I2′はすべて
トランジスタQ21を流れるため、トランジスタ
Q23がオフする。この結果、B点に流入する電
流I2′はすべて抵抗R2を流れる。即ち、B点
の電圧VBは最大の値をとることになる。電圧
VBが最大の値をとると、その後電圧VAが多少
大きくなつても、即ち被測定抵抗RXの大きさが
多少小さくなるように変動しても変化は生じな
い。尚、この状態のときには電流I3′によつて
トランジスタQ18〜20がオンするため、出力
端子は“L”となつている。
上記の状態で電圧VAが電圧VBを越える程度
に被測定抵抗RXの値が変化すると、今度はVA
>VBであるためトランジスタQ8,Q9がオン
し、トランジスタQ6,Q7はオフ状態となる。
このため、トランジスタQ15はオフしてしま
い、電流I3′は流れなくなる。すると、ヒステ
リシス回路のトランジスタQ21がオフし、トラ
ンジスタQ24を流れる電流I2′はトランジス
タQ22,Q23のベース電流となる。このため
トランジスタQ23が能動状態となり、B点に流
入する電流I2′が抵抗R2に流れる電流とトラ
ンジスタQ23に流れる電流とに分流される。こ
の結果、電圧VBはトランジスタQ23に分流し
た電流分に対応して減少する。この場合トランジ
スタQ23に流れる電流分は同トランジスタのエ
ミツタ面積等によつて決るが、今、仮にトランジ
スタQ23に流れる電流と抵抗R2に流れる電流
とが丁度同じになるように設定されているとすれ
ば、電圧VBは最大電圧の1/2に低下する。した
がつて、その後電圧VAが1/2に低下した電圧VB
以下となる程度に被測定抵抗値RXが変化しない
限りトランジスタQ20の出力は“H”を保持す
る。
以上の動作によつて本実施例の計測回路はヒス
テリシス特性を持つことができ、被測定抵抗RX
の大きさが何等かの原因でフラついても、或いは
入力端子a,bにノイズ等が乗つてもその影響を
除去することができ、さらに本実施例をセンサ回
路に適用した場合においては極度に過敏な反応を
抑えることができる。また本実施例ではすべての
回路をIC化し、二つの電流変換回路を同じ回路
構成にしているため、各素子のバラツキをキヤン
セルすることができるとともに、温度特性もフラ
ツトとなり、さらに各素子のマツチングをとるこ
とも容易である。特に、トランジスタQ1および
トランジスタQ10のベースエミツタ間電圧VF
のマツチングを正確にとることも簡単であるため
に、測定精度が高精度となり、温度係数が小さく
なる利点がある。尚、基準抵抗RAは外付けする
ようにしてもよい。このようにすることによつ
て、RAの値を正確に設定することができ、測定
精度を一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の構成を示すブロツク図であ
る。第2図はこの発明の実施例の回路図である。
第3図は従来の回路の回路図である。 1……(第一の)電流変換回路、2……比較回
路、3……(第二の)電流変換回路、RX……被
測定抵抗、RA……基準抵抗。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外部入力端子に接続された被測定抵抗の値を
    電流値に変換するとともに該被測定抵抗の両端電
    圧をトランジスタのベースエミツタ間電圧にクラ
    ンプする第一の電流変換回路と、基準抵抗の値を
    電流値に変換するとともに該基準抵抗の両端電圧
    をトランジスタのベースエミツタ間電圧にクラン
    プし、前記第一の電流変換回路と同じ回路構成に
    ある第二の電流変換回路と、前記第一の電流変換
    回路の電流値を電圧変換した値と前記第二の電流
    変換回路の電流値を電圧変換した値とを比較し、
    その大小に応じて出力する比較回路とを備え、前
    記比較回路の出力に基づいて被測定抵抗値が所定
    の抵抗値以上か否かを計測することを特徴とする
    抵抗値計測回路。 2 前記被測定抵抗は許容電力の小さいセンサで
    ある特許請求の範囲第1項記載の抵抗値計測回
    路。 3 前記第一の電流変換回路、第二の電流変換回
    路、および前記比較回路が同一チツプにIC化さ
    れた特許請求の範囲第1項記載の抵抗値計測回
    路。 4 前記基準抵抗が外付けされた特許請求の範囲
    第3項記載の抵抗値計測回路。
JP12721384A 1984-06-19 1984-06-19 抵抗値計測回路 Granted JPS614973A (ja)

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JPS614973A JPS614973A (ja) 1986-01-10
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Families Citing this family (3)

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JPH074596Y2 (ja) * 1987-08-27 1995-02-01 株式会社明電舎 機器の接地状態試験装置
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JPS614973A (ja) 1986-01-10

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