JPS6244370Y2 - - Google Patents

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JPS6244370Y2
JPS6244370Y2 JP1531679U JP1531679U JPS6244370Y2 JP S6244370 Y2 JPS6244370 Y2 JP S6244370Y2 JP 1531679 U JP1531679 U JP 1531679U JP 1531679 U JP1531679 U JP 1531679U JP S6244370 Y2 JPS6244370 Y2 JP S6244370Y2
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voltage
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば絶縁抵抗計に用いて好適な折
線回路に関するもので、低インピーダンスの折線
回路を提供することを目的とするものである。
絶縁抵抗計は直流の高電圧を被測定抵抗体に供
給し、その抵抗体に流れる電流値を指示計で読み
とることにより被測定抵抗体の絶縁抵抗を測定す
るものであるが、このような絶縁抵抗計における
測定範囲としては3デケード(decade)が推奨
されている。
ところで、絶縁抵抗計の指示計として製作容易
で安価な可動コイル形計器を用いようとする場
合、普通可動コイル形計器は測定電流と指示値が
直線関係にあるようになつているので、3デケー
ドの測定範囲を得るには測定電流を折線回路によ
り対数変換する必要がある。絶縁抵抗計において
このような折線回路は直流高電圧源と測定端子間
に直列に接続されて用いられるので、その折線回
路のインピーダンスが高いと折線回路による電圧
降下のために測定端子の端子電圧が低下してしま
う。絶縁抵抗計においては端子電圧の低下が一定
値以下であることが要求されるものがある。
本考案は折線回路のインピーダンスによる端子
電圧の低下を小さくするため、低インピーダンス
の折線回路を実現したものである。
第1図は実開昭52−43832号として本願出願人
によつて既に提案されている絶縁抵抗計用の折線
回路の接続図である。先ずこの回路について説明
する。直流高電圧源EHによりツエナーダイオー
ドD1には抵抗R1を介して一定のバイアス電流が
供給され、R1とD1の接続点には基準電圧Ezが
発生している。被測定抵抗体Rxを線路端子Lと
接地端子Eとの間に接続すると、直流高電圧源
EHにより抵抗Rxにはその抵抗値の大きさに応じ
た値の電流Ixが流れる。この電流は抵抗R2
R3,R4,R5を介して可動コイル形計器Mに流
れ、その値IMが指示される。電流Ixにより、抵
抗R2〜R5よりなる直列回路の各分圧点〜に
は分圧電圧が生じる。この場合、分圧点に生じ
る電圧降下が基準電圧Ezを越えるとダイオード
D2が導通になり、D2の回路に電流Ixの一部が分
流する。Ixが増加し、分圧点の分圧電圧がEz
を越えるとダイオードD3が導通し、同様にして
分圧点の分圧電圧がEzを越えるとD4が導通
し、ダイオードD3,D4の回路にそれぞれ電流Ix
が分流する。したがつて、Ixに対する指示計Mに
流れる電流IMの関係は第2図Aの如く対数変換
され、このため指示計Mとして可動コイル形計器
のように電流対指示値が直線関係にある指示計を
用いても3デケードにわたる測定範囲の絶縁抵抗
計を得ることができる。このような折線回路は部
品点数も少なく、高精度で電流Ixを折線すること
が可能なので、絶縁抵抗計に用いて好適である。
しかし、このような折線回路は分圧点〜の
電圧降下が基準電圧Ezより大きくなるとダイオ
ードD2→D4を順次導通させて電流Ixを折線する
形式のものであるから、例えばダイオードD4
導通する場合における分圧点の電圧降下はかな
り大きく、例えば250V/50MΩの定格でIx=
1mAのとき約130Vにもなる。このため、この電
圧降下をEaとするとこのEaにより端子E,L間
の電圧Vxは電流Ixに応じて第2図のBに示す如
く低下する。本考案はこの端子電圧Vxが一定値
以下に低下しないような低インピーダンスの折線
回路を実現したものである。
第3図は本考案の折線回路の一実施例を示す接
続図で、第1図と同様に絶縁抵抗計に適用した場
合を例示してある。第3図において、EHは直流
の高電圧源、Eは接地端子、Lは線路端子、Rx
は端子L,Eに接続された被測定抵抗体、NCは
本考案に係る折線回路である。
折線回路NCにおいて、R1〜R14はそれぞれ抵抗
素子、D1はツエナーダイオード、D2,D3,Qは
それぞれ半導体スイツチ素子で、実施例では
D2,D3としてダイオードが、Qとしてトランジ
スタが用いられている。Cはリツプル除去用のコ
ンデンサ、Mは可動コイル形の計器である。直流
高電圧源EHには抵抗R1とツエナーダイオードD1
が直列に接続され、R1とD1の接続点と電圧源
EHの負極端の間には抵抗R2,R3,R4よりなる分
圧回路が接続され、又、接続点とライン端子L
の間にはダイオードD2と抵抗R5,R6の直列回路
が接続されている。トランジスタQのベース電極
は抵抗R2とR3の分圧点に接続され、エミツタ
電極は抵抗R7とR8を介して線路端子Lに、コレ
クタ電極は電圧源EHの負極端に接続されてい
る。ダイオードD3と抵抗R9,R10は直列に接続さ
れ、この直列回路は抵抗R3とR4の分圧点と線
路端子L間に接続されている。抵抗R11,R12と計
器Mは線路端子Lと電圧源EHの負極端の間に接
続され、又、抵抗R13とR14は直列に接続され、こ
の直列回路は抵抗R12と計器Mの直列回路に並列
に接続されている。なお、抵抗R13とR14の直列回
路は計器Mの感度調整用のもので、原理的には不
必要のものである。
このような構成の本考案に係る折線回路NCを
含む絶縁抵抗計の動作を説明すると次の如くな
る。直流高電圧源EHの出力によりツエナーダイ
オードD1には抵抗R1を介して一定のバイアス電
流が供給され、接続点には基準電圧Ez1が発生
し(以下、接続点を基準電圧発生点という)、
又、この基準電圧Ez1は抵抗R2〜R4により分圧さ
れ、分圧点,にはEz2,Ez3の電圧が発生し
ている。一方、直流高電圧源EHの出力により、
被測定抵抗体Rxにはこの抵抗体の抵抗値の大き
さに応じた値の電流Ixが流れ、この電流は抵抗
R11,R12を介して計器Mに供給され、その値が指
示される。同時にこの電流によりライン端子Lと
抵抗R11の接続点にはIxに応じた電圧降下が生
じ、この電圧降下が分圧点の分圧電圧Ez3
(+)ダイオードD3の順方向電圧降下を越えると
このダイオードD3が導通する。このため、計器
Mの抵抗R10,R9,R4の回路が並列に接続され、
計器Mに流入していた電流Ixの一部がこの並列回
路を介して電源EHの負極側に流れる。被測定電
流Ixが増加し、この電流Ixの流入点である接続点
の電位が分圧点の電圧Ez2(+)トランジス
タQのベース・エミツタ間の電圧を越えるとQが
導通し、抵抗R8,R7の回路が更に計器Mに並列
に接続され、計器Mに流れていた電流Ixの一部は
この並列回路にも分流され、この分流電流は直接
電源EHの負極側に流出する。被測定抵抗Rxの値
が小さく電流Ixが更に増加し、電流流入点の電
位が基準電圧発生点における基準電圧Ez1
(+)ダイオードD2の順方向電圧降下を越えると
ダイオードD2が導通し、電流Ixの一部は更に抵
抗R6,R5,D2の回路にも流れ、この電流はツエ
ナーダイオードD1を介して電圧源EHの負極側に
流出する。このようにして、Ixに対する計器Mに
流れ込む電流IMの関係は第2図のAと同様に第
4図Aの如く折れ曲がる。第4図Aに示される折
線の各折点P1〜P3は主として抵抗R2,R3,R4
値で定まり、折線の各傾斜は抵抗R5,R7,R9
よつて定まる。抵抗R6,R8,R10は可変抵抗で、
この可変抵抗の値を調整することにより、折線の
各傾斜の微調整を行なうことができる。このよう
にして、折線回路NCを用いて構成した第3図の
絶縁抵抗計においては、計器Mとして第1図回路
と同様に電流対指示値が直線関係にある可動コイ
ル形の計器を用いても3デケードにわたる測定範
囲の絶縁抵抗計を得ることができる。電流流入点
に生じる電圧の交流分はコンデンサCによつて
除去される。
ここで、第3図の折線回路においては基準電圧
Ez1を分圧し、被測定抵抗Rxに応じた大きさの電
流Ixが流入する電流流入点に生じる電圧降下
が、基準電圧Ez1の分圧電圧の低い方からその分
圧電圧を越えると順次半導体スイツチ素子を導通
させて計器Mに抵抗回路を並列に接続して電流Ix
を分流するように構成したので、半導体スイツチ
素子D2を導通するに要する電流流入点におけ
る電圧降下は少なくてすみ、電流Ix対端子電圧
Vxの関係は第4図のBの如くなり、その電圧降
下Eaは第2図Bで示される第1図の折線回路よ
りはるかに少なくなる。実験によると、250V/
50MΩの定格で、電流Ix=1mAのとき、折線回路
NCの電圧降下を約8Vにすることができた。
なお、第3図の折線回路NCにおいて、半導体
スイツチ素子としてD2,D3にダイオード、Qに
トランジスタを用いたのは次の理由による。ダイ
オードD3が導通すると、前記したようにIxの分
流電流は抵抗R4を介してこのダイオードD3を流
れる。このため、分圧点にはこの電流による電
圧降下が生じ、電圧Ez3が変化する。Ez3が変化
すると折線の折点が変化するが、抵抗R4の値が
小さいので、この電流による分圧点の電圧変動
は実用上問題はない。次にトランジスタQの代り
にダイオードを用いたとすると、このダイオード
が導通した場合における抵抗R8,R7を通る電流
は抵抗R3,R4を通つて流れ、このため分圧点
の電圧Ez2が上昇する。分圧点のこの電圧上昇
は大きく、第4図AにおけるP2点からの傾斜は点
線の如くなり、このため絶縁抵抗計に必要な理想
的な対数変換ができなくなる。半導体スイツチ素
子Qにダイオードを用いずにトランジスタを用い
たのは、抵抗R7,R8を流れる電流を抵抗R3,R4
の回路をバイパスさせ、分圧点の電圧Ez2を上
昇させないためである。ツエナーダイオードD1
のインピーダンスは低いので、ダイオードD2
流れる電流はツエナーダイオードD1を通る、こ
のため基準電圧Ez1は変動しない。なお、ツエナ
ーダイオードD1のインピーダンスが高ければ抵
抗R5,R6を通る電流は抵抗R2,R3,R4にも流
れ、このためEz1が変動する。同様にD1のインピ
ーダンスが高い場合には抵抗R10,R9を流れる電
流により、分圧点の電圧Ez3も変動する。した
がつて、ツエナーダイオードD1のインピーダン
スが高い場合には、第5図Aに示す如く半導体ス
イツチ素子D2,Q,D3ともトランジスタQを使
用する必要がある。但し、各半導体スイツチ素子
ともトランジスタを用いると高価になる。逆に、
ツエナーダイオードD1のインピーダンスが極く
低く、このD1にバイアス電流を大量に流し、抵
抗R2,R3,R4の値を低くさせることができるも
のであれば、第5図Bに示す如く各半導体スイツ
チ素子ともにダイオードを使用しても、分圧電圧
Ez3は勿論Ez2の変動も実用上問題は無くなる。
実際上、ツエナーダイオードD1は低いが一定の
インピーダンスがある。第3図の実施例において
は、誤差が実用上問題にならない範囲において安
価に得るために、2個のダイオードと1個のトラ
ンジスタを用いて構成したものである。なお、第
5図A,Bにおいて、ISは定電流源を示し、又、
第3図と同一素子は同一符号を付してある。
以上説明した如く、本考案においては低インピ
ーダンスの折線回路が簡単な構成によつて、かつ
安価に実現でき、このため例えば絶縁抵抗計に用
いてその効果極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を説明するための折線回路を用
いた絶縁抵抗計の接続図、第2図A,Bは第1図
の回路の特性を説明するための図、第3図は本考
案の実施例の折線回路を含む絶縁抵抗計の接続
図、第4図A,Bは第3図の回路の特性を説明す
るための図、第5図A,Bはそれぞれ本考案の折
線回路の他の実施例の接続図である。 D1……基準電圧発生素子、R2,R3,R4……抵
抗分圧回路、M……可動コイル形計器、D2
D3,Q……半導体スイツチ素子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 基準電圧を発生する基準電圧発生素子、基準
    電圧を分圧する抵抗分圧回路、被測定電流の流
    入点に抵抗素子を介して接続された可動コイル
    形計器、基準電圧が取出される基準電圧発生点
    及び抵抗分圧回路の分圧点と前記被測定電流流
    入点との間に接続されそれぞれ半導体スイツチ
    素子と抵抗素子よりなる直列回路、を具備し、
    前記被測定電流流入点に生じる電圧が前記分圧
    点に生じる分圧電圧及び基準電圧発生点に生じ
    る基準電圧を越える毎に半導体スイツチ素子を
    順次導通にし、この半導体スイツチ素子に直列
    に接続された抵抗素子を前記可動コイル形計器
    に並列に接続するようにした折線回路。 (2) 基準電圧発生素子としてツエナーダイオード
    を用いたことを特徴とする実用新案登録請求範
    囲第1項記載の折線回路。 (3) 半導体スイツチ素子としてダイオードを用い
    たことを特徴とする実用新案登録請求範囲第1
    項記載の折線回路。 (4) 半導体スイツチ素子としてトランジスタを用
    いたことを特徴とする実用新案登録請求範囲第
    1項記載の折線回路。 (5) 半導体スイツチ素子と抵抗素子の直列回路を
    3回路持ち、第1の直列回路を基準電圧発生点
    と被測定電流流入点との間に接続し、第2の直
    列回路を第1の分圧点と被測定電流流入点との
    間に接続し、第3の直列回路を第1の分圧点よ
    りその電位が低い第2の分圧点と被測定電流流
    入点の間に接続し、第1と第3の直列回路に用
    いられる半導体スイツチ素子をダイオードと
    し、第2の直列回路に用いられる半導体スイツ
    チ素子をトランジスタとしたことを特徴とする
    実用新案登録請求範囲第2項記載の折線回路。 (6) 被測定電流流入点とコモン間にリツプル除去
    用のコンデンサを接続してなる実用新案登録請
    求範囲第1項記載の折線回路。 (7) 半導体スイツチ素子と抵抗素子よりなる直列
    回路に可変抵抗を直列に接続してなる実用新案
    登録請求範囲第1項記載の折線回路。 (8) 可動コイル形計器に並列に可変抵抗を接続し
    てなる実用新案登録請求範囲第1項記載の折線
    回路。
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