JPS6244373Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6244373Y2 JPS6244373Y2 JP7267679U JP7267679U JPS6244373Y2 JP S6244373 Y2 JPS6244373 Y2 JP S6244373Y2 JP 7267679 U JP7267679 U JP 7267679U JP 7267679 U JP7267679 U JP 7267679U JP S6244373 Y2 JPS6244373 Y2 JP S6244373Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuse
- indicator
- resistance
- resistor
- series circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims description 10
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 21
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000001012 protector Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、低抵抗測定レンジを有する絶縁抵抗
計の改良に関すものである。
計の改良に関すものである。
絶縁抵抗計に低抵抗測定レンジを付加すると応
用範囲が拡大して便利である。ところで、被測定
回路に交流電圧が存在するような場合に、被測定
抵抗の値を測定すべくその抵抗を測定端子に接続
すると、その端子より交流電圧が低抵抗測定レン
ジに印加される。低抵抗測定レンジは一般にイン
ピーダンスが低いので、相対的に大きな交流電圧
が測定端子より印加されると、低抵抗測定レンジ
がその交流電圧により焼損するおそれがある。
用範囲が拡大して便利である。ところで、被測定
回路に交流電圧が存在するような場合に、被測定
抵抗の値を測定すべくその抵抗を測定端子に接続
すると、その端子より交流電圧が低抵抗測定レン
ジに印加される。低抵抗測定レンジは一般にイン
ピーダンスが低いので、相対的に大きな交流電圧
が測定端子より印加されると、低抵抗測定レンジ
がその交流電圧により焼損するおそれがある。
例えば、実開昭52−114065号で示されるよう
に、回路計などにおいては交流電圧が印加された
場合の低抵抗測定レンジの保護手段として普通フ
ユーズＦが用いられる。第１図は低抵抗測定レン
ジを有する絶縁抵抗計にフユーズを用いた場合の
例で、Ｆがそのフユーズである。このフユーズＦ
は測定端子T1，T2に直列に接続されている。
に、回路計などにおいては交流電圧が印加された
場合の低抵抗測定レンジの保護手段として普通フ
ユーズＦが用いられる。第１図は低抵抗測定レン
ジを有する絶縁抵抗計にフユーズを用いた場合の
例で、Ｆがそのフユーズである。このフユーズＦ
は測定端子T1，T2に直列に接続されている。
このように保護フユーズを用いた第１図の回路
は従来から用いられているが、このような絶縁抵
抗計においては、フユーズの抵抗が低抵抗測定レ
ンジに影響を与え、このため誤差の要因となる。
又、測定端子T1，T2が開放されたままではフユ
ーズＦが切れているとがわからず、この判定のた
め端子T1，T2を短絡する必要がある。
は従来から用いられているが、このような絶縁抵
抗計においては、フユーズの抵抗が低抵抗測定レ
ンジに影響を与え、このため誤差の要因となる。
又、測定端子T1，T2が開放されたままではフユ
ーズＦが切れているとがわからず、この判定のた
め端子T1，T2を短絡する必要がある。
本考案はこのような点にかんがみてなされたも
ので、外部の条件如何にかかわらず保護フユーズ
が切れていた場合には指示計の指針を振り切らせ
ることにより、フユーズの良否の判別が容易にで
きるようにしたものである。又、本考案によれば
そのフユーズによつて低抵抗測定レンジにおける
測定値に影響されない絶縁抵抗計を得たものであ
る。
ので、外部の条件如何にかかわらず保護フユーズ
が切れていた場合には指示計の指針を振り切らせ
ることにより、フユーズの良否の判別が容易にで
きるようにしたものである。又、本考案によれば
そのフユーズによつて低抵抗測定レンジにおける
測定値に影響されない絶縁抵抗計を得たものであ
る。
第２図は本考案の絶縁抵抗計の一実施例を示す
回路図で、ここでは低抵抗測定レンジについての
みの回路図を示してある。図において、Ｅは直流
低電圧源、Ｓはスイツチ、T1，T2は測定端子、
Ｆは保護フユーズ、Ｍは指示計、R1〜R3は抵
抗、D1〜D4はダイオード、Rxは被測定抵抗であ
る。
回路図で、ここでは低抵抗測定レンジについての
みの回路図を示してある。図において、Ｅは直流
低電圧源、Ｓはスイツチ、T1，T2は測定端子、
Ｆは保護フユーズ、Ｍは指示計、R1〜R3は抵
抗、D1〜D4はダイオード、Rxは被測定抵抗であ
る。
直流低電圧源Ｅの正極はスイツチＳとダイオー
ドD1を介して端子T1に接続され、又スイツチＳ
を介してダイオードD4と抵抗R3の直列回路を介
して端子T2に接続されている。フユーズＦの一
端は端子T2に接続され、他端は抵抗R1を介して
電圧E1の負極側に接続されている。抵抗R2と指
示計Ｍは直列に接続され、この直列回路はフユー
ズＦと抵抗R1の直列回路に並列に接続されてい
る。被測定抵抗Rxは端子T1，T2に接続されてお
り、このRxに対して抵抗R3の直はR3≫Rxになる
ように選ばれている。高抵抗測定レンジを使用す
る場合には切換スイツチ（図示せず）によつて高
圧回路に切換えるが、ダイオードD1はその切換
スイツチに安価なものを使用することができるよ
うにするため、又、ダイオードD2，D3は指示計
Ｍを保護するためのもので、これらダイオード
D1〜D3は本考案においては特に必要ないもので
ある。ダイオードD4は端子T1，T2より外部から
交流電圧が印加されたときの抵抗R3の保護とし
て作用する。
ドD1を介して端子T1に接続され、又スイツチＳ
を介してダイオードD4と抵抗R3の直列回路を介
して端子T2に接続されている。フユーズＦの一
端は端子T2に接続され、他端は抵抗R1を介して
電圧E1の負極側に接続されている。抵抗R2と指
示計Ｍは直列に接続され、この直列回路はフユー
ズＦと抵抗R1の直列回路に並列に接続されてい
る。被測定抵抗Rxは端子T1，T2に接続されてお
り、このRxに対して抵抗R3の直はR3≫Rxになる
ように選ばれている。高抵抗測定レンジを使用す
る場合には切換スイツチ（図示せず）によつて高
圧回路に切換えるが、ダイオードD1はその切換
スイツチに安価なものを使用することができるよ
うにするため、又、ダイオードD2，D3は指示計
Ｍを保護するためのもので、これらダイオード
D1〜D3は本考案においては特に必要ないもので
ある。ダイオードD4は端子T1，T2より外部から
交流電圧が印加されたときの抵抗R3の保護とし
て作用する。
このような構成の本考案の低抵抗測定レンジを
有する絶縁抵抗計において、その動作を説明する
と次の如くなる。なお、以下の説明ではダイオー
ドD1の順方向電圧降下をＶD1、指示計Ｍの抵抗値
をRm、フユーズＦの抵抗値をRfとする。先ず、
ダイオードD4と抵抗R3の直列回路が無いとする
と、Ｅ−ＶD1を被測定抵抗Rxと内部抵抗（R2＋
Rm）（Rf＋R1）で分圧した電圧に比例した電
流が指示計Ｍに流れる。このため、指示計Ｍを
Rxの値に対応した目盛にすることによつて、Rx
の値を測定することができる。次に、抵抗R3は
被測定抵抗Rxに対してRx≪R3に選ばれているの
で、図の如くD4とR3の直列回路を接続してもRx
＝∞における指示計Ｍに流れる電流が多少変わる
だけで、指示計Ｍにおいて同様にRxの値に応じ
た目盛付けが可能となる。
有する絶縁抵抗計において、その動作を説明する
と次の如くなる。なお、以下の説明ではダイオー
ドD1の順方向電圧降下をＶD1、指示計Ｍの抵抗値
をRm、フユーズＦの抵抗値をRfとする。先ず、
ダイオードD4と抵抗R3の直列回路が無いとする
と、Ｅ−ＶD1を被測定抵抗Rxと内部抵抗（R2＋
Rm）（Rf＋R1）で分圧した電圧に比例した電
流が指示計Ｍに流れる。このため、指示計Ｍを
Rxの値に対応した目盛にすることによつて、Rx
の値を測定することができる。次に、抵抗R3は
被測定抵抗Rxに対してRx≪R3に選ばれているの
で、図の如くD4とR3の直列回路を接続してもRx
＝∞における指示計Ｍに流れる電流が多少変わる
だけで、指示計Ｍにおいて同様にRxの値に応じ
た目盛付けが可能となる。
ここで、外部から交流電圧が測定端子T1，T2
より印加されてフユーズＦが溶断されたとする
と、 Rx＝∞で指示計Ｍの指針は振れない。
より印加されてフユーズＦが溶断されたとする
と、 Rx＝∞で指示計Ｍの指針は振れない。
Rx＝０では指示計Ｍの指針は振り切れる。
すなわち、ダイオードD4と抵抗R3の直列回路が
なくてフユーズＦが溶断した場合、Rx＝∞と０
では指示計Ｍの指針の振れの状態が相違するの
で、フユーズＦの溶断の判断は不可能である。
なくてフユーズＦが溶断した場合、Rx＝∞と０
では指示計Ｍの指針の振れの状態が相違するの
で、フユーズＦの溶断の判断は不可能である。
これに対して、本考案の如く、ダイオードD4
と抵抗R3の直列回路が接続されている場合に
は、 Rx＝∞ではダイオードD4と抵抗R3を介して指
示計Ｍに電流が流れ、指針が振り切れ
る。
と抵抗R3の直列回路が接続されている場合に
は、 Rx＝∞ではダイオードD4と抵抗R3を介して指
示計Ｍに電流が流れ、指針が振り切れ
る。
Rx＝０でも指示計Ｍに電流が流れ、指針が振
り切れる。
り切れる。
すなわち、本考案の回路においては外部条件
（Rx＝∞，Rx＝０）如何にかかわらず、指示計
Ｍの指針が振り切れ、これよつてフユーズＦの溶
断を識別することができる。なお、本考案の回路
においては、フユーズＦは指示計Ｍに対して並列
に接続され、かつR1≫Rfのため、このフユーズ
を交換しても誤差にならない。
（Rx＝∞，Rx＝０）如何にかかわらず、指示計
Ｍの指針が振り切れ、これよつてフユーズＦの溶
断を識別することができる。なお、本考案の回路
においては、フユーズＦは指示計Ｍに対して並列
に接続され、かつR1≫Rfのため、このフユーズ
を交換しても誤差にならない。
このように、本考案によれば保護フユーズが溶
断したことが容易に検出することができ、かつ測
定誤差の生じない低抵抗測定レンジを備えた絶縁
抵抗計が極めて簡単な構成によつて実現できる。
断したことが容易に検出することができ、かつ測
定誤差の生じない低抵抗測定レンジを備えた絶縁
抵抗計が極めて簡単な構成によつて実現できる。
第１図は従来の回路図、第２図は本考案の絶縁
抵抗計の一実施例の回路図である。 Ｅ……直流低電圧源、T1，T2……測定端子、
Ｍ……指示計、Ｆ……フユーズ、D1〜D4……ダ
イオード、R1〜R3……抵抗、Ｆ……フユーズ。
抵抗計の一実施例の回路図である。 Ｅ……直流低電圧源、T1，T2……測定端子、
Ｍ……指示計、Ｆ……フユーズ、D1〜D4……ダ
イオード、R1〜R3……抵抗、Ｆ……フユーズ。
Claims (1)
- 被測定の低抵抗が接続される端子T1，T2、直
流低電圧源の正極側と前記端子T1の間に接続さ
れたスイツチ、このスイツチと端子T2間に接続
されたダイオードD4と抵抗R3よりなる直列回
路、前記直流定電圧源の負極側と端子T2の間に
接続された保護フユーズと抵抗R1よりなる直列
回路、およびこの直列回路に並列に接続された指
示計Ｍ、とよりなる低抵抗レンジを具備した絶縁
抵抗計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7267679U JPS6244373Y2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7267679U JPS6244373Y2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55172868U JPS55172868U (ja) | 1980-12-11 |
| JPS6244373Y2 true JPS6244373Y2 (ja) | 1987-11-21 |
Family
ID=29306322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7267679U Expired JPS6244373Y2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6244373Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5791347B2 (ja) * | 2011-04-20 | 2015-10-07 | 日置電機株式会社 | 抵抗測定装置 |
-
1979
- 1979-05-30 JP JP7267679U patent/JPS6244373Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55172868U (ja) | 1980-12-11 |
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