JP2509631Y2 - 多チャネル抵坑測定装置 - Google Patents

多チャネル抵坑測定装置

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JP2509631Y2 JP14212889U JP14212889U JP2509631Y2 JP 2509631 Y2 JP2509631 Y2 JP 2509631Y2 JP 14212889 U JP14212889 U JP 14212889U JP 14212889 U JP14212889 U JP 14212889U JP 2509631 Y2 JP2509631 Y2 JP 2509631Y2
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正一 南雲
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東亜電波工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は高密度プリント配線基板、ハイブリッドIC、
多端子コネクタ、表示素子等において多数の測定点間に
存在する抵抗成分、例えば抵抗のマトリックスアレイ、
を高速に測定することができる多チャネル抵抗測定装置
の改良に関する。
従来の技術 従来、この種の多チャネル抵抗測定装置は、第2図に
示すように、電流計Iia(i=1、2、・・・・n)−
スイッチSi−電圧計Ei−電流計Iibの直列回路よりなる
抵抗測定回路1iを共通の電源2に並列に接続し、各抵抗
測定回路1iのスイッチSiと電圧計Eiとの接続点に測定端
子Aiを接続するとともに電圧計Eiと電流計Iibとの接続
点に測定端子Biを接続した構成を取っている。しかし
て、これら測定端子Ai及びBiを被測定抵抗体(以下試料
という)Xiの両端に接続してその抵抗値を測定するもの
である。
次に、上記構成の抵抗測定装置の動作について説明す
る。今、電流計Iia及びIibの測定値Uia及びUibが等しけ
れば、その測定値と電圧計Eiの測定値とから試料Xiの抵
抗値が求まる。しかし、Uia≠Uibで、Uia−Uib=ΔUで
あれば、Xiより他の試料にリーク電流が流れていること
になる。また、測定端子Ajより試料Xj(j=1、2、・
・・・nで、j≠i)に供給された電流Ujaと測定端子B
jに流入した電流Ujbとの間にUjb=Uja+ΔUの関係があ
り、その他の一対の電流計Ika及びIkb(k=1、2、・
・・・nで、k≠i、j)の測定値が互いに等しい場合
には、試料Xiに流入した電流UiaのうちΔUだけが試料X
j側にリークしていることが分る。このようにリーク電
流の分布状態なども解析できるように一対の電流計を使
用している。
なお、共通の電源2を流れる電流が許容できる上限値
に達すると、電源や電流計を保護するために、電流をそ
れ以上増えないように制限するような保護機能、即ち、
定電流回路(電流リミッタ)が電源2に設けられてい
る。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の多チャネル抵抗測定装置の
構成では、被測定抵抗に容量成分が含まれていたり、接
続されていたりした場合には、スイッチSiをオンしてか
ら定常状態に達する迄の時間、つまり測定可能となる迄
の時間が長くなるとともに、大きな過渡電流によって電
流計がスケールアウトされ、その確度や寿命が低下する
恐れがあった。また、共通の電源内にのみ定電流回路
(電流リミッタ)が設けられているので、被測定抵抗体
にショート等の異常に低い抵抗値のものが含まれている
と、それを含む抵抗測定回路の直列合成抵抗が小さくな
り、電源はこの小さな合成抵抗により短絡されたと同じ
ような状態になる。このため、この抵抗測定回路に電源
より大きな電流が流れ込み、電源はその内部抵抗により
大きな電圧降下が生じ、従って端子電圧が著しく低下
し、すべての抵抗測定回路による測定が不能になるとい
う問題もあった。
従って、本考案の目的は測定素子を増加することなし
に電流測定のみならず電圧測定をも可能にし、定常状態
になる迄の時間を極力短くし、かつ電流計に過渡電流が
流れないようにすることは勿論、被測定抵抗体に異常に
低い抵抗値のものが含まれていても正確な測定を可能に
する多チャネル抵抗測定装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 上記目的は本考案に係る多チャネル抵抗測定装置によ
って達成される。要約すれば本考案は、複数の抵抗測定
回路が共通の電源に並列に接続されている多チャネル抵
抗測定装置において、前記各抵抗測定回路が、少なくと
も、前記電源の両端面に直列に接続された定電流源、第
1のスイッチ、第2のスイッチ及び電流検出用抵抗の直
列回路と、電圧増幅器と、前記第1のスイッチと前記第
2のスイッチとの接続点と前記電圧増幅器の非反転入力
間に接続された第3のスイッチと、前記第2のスイッチ
と前記電流検出用抵抗との接続点と前記電圧増幅器の非
反転入力間に接続された第4のスイッチと、前記第1及
び第2のスイッチ間に接続された測定端子T1と、前記電
圧増幅器の出力と共通電位点にそれぞれ接続された出力
端子とを具備する多チャネル抵抗測定装置である。
実施例 以下、本考案の一実施例につき添付図面を参照して詳
細に説明する。
第1図は本考案による多チャネル抵抗測定装置の一実
施例を示す概略回路構成図であり、所要数の複数の抵抗
測定回路111、112、・・・・11nが共通の電源2に並列
に接続されている。各抵抗測定回路11i(i=1、2、
・・・n)は同一構成であるので、第1図には、第1及
び第2の抵抗測定回路111及び112についてのみ具体的な
回路構成を示し、他の抵抗測定回路の詳しい回路構成は
省略されている。又、ここでは第1の抵抗測定回路111
を代表例として説明する。
第1の抵抗測定回路111は、共通の電源2の両端間に
接続された定電流源(即ち、電流リミッタ)C1−第1の
スイッチS1−第2のスイッチS2−既知の電流検出用抵抗
RSの直列回路と、第1のスイッチS1と第2のスイッチS2
との接続点と電圧増幅器OA1の非反転入力間に接続され
た第3のスイッチS3と、第2のスイッチS2と電流検出用
抵抗RSとの接続点と増幅器OA1の非反転入力間に接続さ
れた第4のスイッチS4と、増幅器OA1の出力と共通電位
点G間に直列に接続された第1及び第2の抵抗R1及びR2
よりなる利得設定用の抵抗分圧器と、増幅器OA1の出力
とその反転入力間に接続された第5のスイッチS5と、抵
抗分圧器の接続点と増幅器OA1の反転入力間に接続され
た第6のスイッチS6と、第1及び第2のスイッチS1及び
S2間に接続された測定端子T1とから構成され、増幅器OA
1の出力と共通電位点にそれぞれ接続された出力端子T01
及びT02間から測定出力が取り出される。上述したよう
に、第2の抵抗測定回路112を始め他の抵抗測定回路も
同一構成であるので、その説明を省略する。
各抵抗測定回路11iの測定端子Tiは、例えば抵抗のマ
トリックスアレイの多数の測定点の所定の端子に接続さ
れ、これら測定点間に存在する抵抗成分を測定するもの
で、例えば図示するように第1の抵抗測定回路111の測
定端子T1が被測定抵抗体X1の一端に接続され、第2の抵
抗測定回路112の測定端子T2がこの被測定抵抗体X1の他
端に接続される。つまり、一つの被測定抵抗体の抵抗値
を測定するには、本考案の多チャネル抵抗測定装置にお
ける二つのの抵抗測定回路が使用され、例えば、被測定
抵抗体X1の抵抗値を測定するには、第1の抵抗測定回路
111及び第2の抵抗測定回路112が使用される。
次に、上記構成の本考案による多チャネル抵抗測定装
置の動作、即ち、測定態様を説明する。次に説明する各
測定態様では、被測定抵抗体X1の抵抗値を測定するもの
とし、従って、多チャネル抵抗測定装置における第1の
抵抗測定回路111及び第2の抵抗測定回路112の二つの抵
抗測定回路が使用される。
第1の測定態様 まず、被測定抵抗体X1の抵抗値が大きく、電流リミッ
タC1が動作しない場合について説明する。この場合に
は、被測定抵抗体X1に流れる電流を検出してその抵抗値
を測定することができる。
つまり、この第1の測定態様においては、第1の抵抗
測定回路111では、第2、第4及び第6のスイッチS2、S
4及びS6をオンにし、第1、第3及び第5のスイッチS
1、S3及びS5をオフにする。又、第2の抵抗測定回路112
では、第1のスイッチS1をオンにし、第2及び第3のス
イッチS2及びS3をオフにする。従って、第2の抵抗測定
回路112の他の第4、第5及び第6のスイッチS4、S5及
びS6も又通常、オフとされている。
この状態において、被測定抵抗体X1を流れる電流は、
電源2から第2の抵抗測定回路112の電流リミッタC1、
第2の抵抗測定回路112の第2のスイッチS1、第2の抵
抗測定回路112の測定端子T2、被測定抵抗体X1、第1の
抵抗測定回路111の測定端子T1、第1の抵抗測定回路111
の第2のスイッチS2、第1の抵抗測定回路111の電流検
出用抵抗RS、そして電源2へと至る経路を流れる。
このとき、電流が、第1の抵抗測定回路111の電流検
出用抵抗RSを流れることにより、その両端間に電圧降下
による電圧(V1)が発生する。この電圧は第4のスイッ
チS4を経て増幅器OA1の非反転入力に印加される。増幅
器OA1は第6のスイッチS6がオンであるので所定倍の利
得に設定されており、従って供給された電圧はこの増幅
器OA1で所定倍(a)に増幅されて出力端子T01及びT02
間から取り出され、この電圧値(a・V1)から被測定抵
抗体X1を流れる電流値(i)(=V1/RS)が正確に測定
できる。
つまり、第1の測定態様における被測定抵抗体X1は、
上記電流経路におけるこの被測定抵抗体X1を除く全ての
抵抗に比べ極めて大きいとされるので、電源2の電圧
(V)と上記測定された電流値(i)とから被測定抵抗
体X1の抵抗値RX(=V/i)が求められる。
第2の測定態様 上記第1の測定態様では、電源2の電圧(V)が所定
の値に正確に設定されている場合であるが、もし、電源
2の電圧(V)が正確に設定されていない場合には、こ
の電源2の電圧を測定する必要がある。
従って、第2の測定態様では、第1の抵抗測定回路11
1における第3及び第5のスイッチS3及びS5をオンに
し、第1、第2、第4及び第6のスイッチS1、S2、S4及
びS6をオフにする。このとき、第2の抵抗測定回路112
は、第1の測定態様と同じに、第1のスイッチS1がオン
で、第2及び第3のスイッチS2及びS3並びに他のスイッ
チはオフとされる。このため、電源2から、第2の抵抗
測定回路112の電流リミッタC1、第1のスイッチS1及び
測定端子T2を介して被測定抵抗体X1へと至り、次いで、
第1の抵抗測定回路111の測定端子T1に電流が供給され
る。
この状態において、第1の抵抗測定回路111の電流検
出用抵抗RSには電流が流れないから、その両端間に電圧
は発生されない。一方、被測定抵抗体X1の両端間の電圧
は、第1の抵抗測定回路111の測定端子T1から第3のス
イッチS3を経て増幅器OA1の非反転入力に印加される。
増幅器OA1は第5のスイッチS5がオンであるので利得1
の増幅器となり、測定電圧がそのまま出力端子T01及びT
02間に現われる。この出力端子T01及びT02間の電圧値か
ら被測定抵抗体X1に加わる電源2の電圧(V)を正確に
測定することができる。
従って、このようにして得た電源2の正確な電圧
(V)と、上記第1の測定態様にて得られた電流値
(i)から、被測定抵抗体X1の抵抗値RX(=V/i)が求
められる。
第3の測定態様 次に、被測定抵抗体X1の抵抗値が小さく、電流リミッ
タC1が動作する場合について説明する。この場合には、
電流リミッタC1を流れる電源が制限され、従って、経路
を流れる電流が正確に一定値(I)とされる。
つまり、この第3の測定態様において、第1の抵抗測
定回路111では、第1、第3及び第5のスイッチS1、S3
及びS5をオンにし、第2、第4及び第6のスイッチS2、
S4及びS6をオフとする。又、第2の抵抗測定回路112
は、第2、第4及び第5のスイッチS2、S4及びS5をオン
にし、第1、第3及び第6のスイッチS1、S3及びS6がオ
フとされる。
この状態においては、被測定抵抗体X1を流れる電流
は、電源2から第1の抵抗測定回路111の電流リミッタC
1、第1の抵抗測定回路111の第1のスイッチS1、第1の
抵抗測定回路111の測定端子T1、被測定抵抗体X1、第2
の抵抗測定回路112の測定端子T2、第2の抵抗測定回路1
12の第2のスイッチS2、第2の抵抗測定回路112の電流
検出用抵抗RS、そして電源2へと至る経路を流れる。
従って、電流リミッタC1からの一定電流(I)は、第
2及び第4のスイッチS2及びS4がオフであるので第1の
抵抗測定回路111の電流検出用抵抗RSには流れず、測定
端子T1を介して被測定抵抗体X1に流れ、この被測定抵抗
体X1の電圧降下によって生じる両端間の電圧が測定端子
T1から第1の抵抗測定回路111の第3のスイッチS3を経
て増幅器OA1の非反転入力に印加される。この増幅器OA1
は第5のスイッチS5がオンであるので利得1の増幅器と
なり、測定電圧がそのまま出力端子T01及びT02間に現わ
れ、電圧の正確な測定が行なえる。
一方、電源2の電圧は、被測定抵抗体X1により電圧降
下されて第2の抵抗測定回路112の測定端子T2から、第
2及び第4のスイッチS2及びS4を経て第2の抵抗測定回
路112の増幅器OA1の非反転入力に印加される。この増幅
器OA1は第5のスイッチS5がオンであるので利得1の増
幅器となり、測定電圧がそのまま出力端子T01及びT02
に現われ、電圧の正確な測定が行なえる。
従って、第1の抵抗測定回路111の増幅器OA1の出力端
子T01及びT02間出力電圧(V1)と、第2の抵抗測定回路
112の増幅器OA1の出力端子T01及びT02間出力電圧(V2
との差から、被測定抵抗体X1の両端間に生じる電圧V
X(=V1−V2)を求めることができる。
このようにして得た被測定抵抗体X1の両端間の正確な
電圧VXと、電流リミッタC1を流れる電流値(I)から、
被測定抵抗体X1の抵抗値RX(=VX/I)が求められる。
第4の測定態様 終りに、被測定抵抗体X1の抵抗値が極端に低い場合に
は、上記3つの測定態様では被測定抵抗体の抵抗値が正
確には測定できない。
この第4の測定態様においては、第1の抵抗測定回路
111では、第2、第3及び第5のスイッチS2、S3及びS5
をオンにし、第1、第4及び第6のスイッチS1、S4及び
S6をオフにする。又、第2の抵抗測定回路112では、第
1のスイッチS1をオンにし、第2及び第3のスイッチS2
及びS3をオフにする。従って、第2の抵抗測定回路112
の他の第4、第5及び第6のスイッチS4、S5及びS6も又
オフとされている。このため、電源2から、第2の抵抗
測定回路112の電流リミッタC1及び第1のスイッチS1を
介し、次いで、第2の抵抗測定回路112の測定端子T2及
び被測定抵抗体X1を経て第1の抵抗測定回路111の測定
端子T1に一定の電流(I)が供給される。
この状態においては、被測定抵抗体X1を流れる大きな
電流(I)は、第1の抵抗測定回路111の測定端子T1か
ら第2のスイッチS2を経て電流検出用抵抗RSに流れ、そ
の両端間に大きな電圧が発生する。この電圧は第2及び
第3のスイッチS2及びS3を介して第1の抵抗測定回路11
1の増幅器OA1の非反転入力に印加される。この増幅器OA
1は第5のスイッチS5がオンであるので利得1の増幅器
となっており、印加された大きな電圧を増幅せずにその
まま出力する。かくして、第1の抵抗測定回路111の出
力端子T01及びT02間に現われた電圧値(V1)から被測定
抵抗体X1の抵抗値RX(=V1/I)を正確に測定することが
できる。
なお、上記各測定態様における各スイッチのオン及び
オフは単に一例を示したに過ぎず、他の態様においても
本考案の多チャネル抵抗測定装置が所期の目的を達成す
るように動作し得ることはいうまでもない。また、増幅
器の利得を切換え設定するスイッチ及び抵抗分圧器は必
ずしも必要ではなく、例えば一定利得であってもよい。
また、本実施例ではスイッチとして高速切換えに好都合
の半導体スイッチを使用したが、他のスイッチを使用し
てもよいことは勿論である。
考案の効果 以上の如くに構成される本考案に係る多チャネル抵抗
測定装置は、被測定抵抗体の抵抗値が極端に大きい場合
には、定電流源を使用せずに被測定抵抗体に流れる電
流、及び必要に応じて被測定抵抗体の両端間の電圧を測
定することにより被測定抵抗体の抵抗値を測定すること
ができ、また、一般には、定電流源から被測定抵抗体に
流れる電流を検出し且つ被測定抵抗体の両端間の電圧を
測定することにより被測定抵抗体の抵抗値を測定するこ
とができ、さらに被測定抵抗体の抵抗値が極端に小さい
場合でも、定電流源を使用することによって被測定抵抗
体の抵抗値を測定することができる。即ち、本考案の多
チャネル抵抗測定装置を使用すれば、四通りの測定態様
を使用して非常に小さな抵抗から絶縁抵抗のように非常
に大きな抵抗までの種々の大きさの被測定抵抗体の抵抗
値を測定することができる。
従って、本考案の多チャネル抵抗測定装置によれば、
被測定抵抗体に容量成分が含まれていたり、接続されて
いたりしても、即座に測定が可能となり、また大きな過
渡電流によって電流計がスケールアウトされることもな
く、被測定抵抗体の抵抗値を正確に測定できる。
さらに、本考案においては、各抵抗測定回路にそれぞ
れ定電流源(電流リミッタ)が設けられているので、被
測定抵抗体にショート等の異常に低い抵抗値のものが含
まれていてもその抵抗測定回路のみが測定不能になるだ
けで、他の抵抗測定回路の測定端子には全く影響を与え
ない。従って、すべての抵抗測定回路による測定が不能
になるという問題も生じない等の多くの顕著な利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による多チャネル抵抗測定装置の一実施
例を示す概略回路構成図、第2図は従来の多チャネル抵
抗測定装置の一例を示す概略回路構成図である。 2:電源 111、112、・・・11n:抵抗測定回路 C1:定電流源 S1〜S6:スイッチ RS:電流検出用抵抗 R1、R2:分圧用抵抗 OA1:電圧増幅器 T1:測定端子 T01、T02:出力端子 X1:被測定抵抗体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の抵抗測定回路が共通の電源に並列に
    接続されている多チャネル抵抗測定装置において、前記
    各抵抗測定回路が、少なくとも、 前記電源の両端間に直列に接続された定電流源、第1の
    スイッチ、第2のスイッチ及び電流検出用抵抗の直列回
    路と、電圧増幅器と、前記第1のスイッチと前記第2の
    スイッチとの接続点と前記電圧増幅器の非反転入力間に
    接続された第3のスイッチと、前記第2のスイッチと前
    記電流検出用抵抗との接続点と前記電圧増幅器の非反転
    入力間に接続された第4のスイッチと、前記第1及び第
    2のスイッチ間に接続された測定端子T1と、前記電圧増
    幅器の出力と共通電位点にそれぞれ接続された出力端子
    とを具備することを特徴とする多チャネル抵抗測定装
    置。
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