JPS6037680Y2 - 測定装置 - Google Patents

測定装置

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JPS6037680Y2
JPS6037680Y2 JP7899783U JP7899783U JPS6037680Y2 JP S6037680 Y2 JPS6037680 Y2 JP S6037680Y2 JP 7899783 U JP7899783 U JP 7899783U JP 7899783 U JP7899783 U JP 7899783U JP S6037680 Y2 JPS6037680 Y2 JP S6037680Y2
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JP
Japan
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terminal
receiver
cable
voltage
connects
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JP7899783U
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JPS5949294U (ja
Inventor
裕三 中川
郁夫 山本
Original Assignee
株式会社東横エルメス
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、みすみ、変位、圧力等の物理量を測定するた
めの測定装置に関するものである。
土木計測において、コンクリートや鋼構造物の表面ひず
みや、コンクリートの内部応力等の物理量を測定する際
には、これらの物理量を測定すべき個所に、外力により
抵抗値の変化するひずみ抵抗素子(例えばカールソン形
検出器)を取付け、あるいは埋込み、このひずみ抵抗素
子の抵抗値の変化を測定することにより上記物理量を測
定することが一般に行なわれている。
第1図は、この種測定装置の一般的な構成を示すための
回路図であり、被測定個所に取付けられる例えばカール
ソン形検出器1には、第1及び第2のひずみ抵抗素子2
,3が直列に接続されており、これに外力Pが加わった
際、例えば第1のひずみ抵抗素子2には圧縮力が加わっ
て抵抗値が増大し、第2のひずみ抵抗素子3には引張力
が加わって抵抗値が減少するようにしておく。
しかもこの検出器1の端子4,5.6をケーブル?、
8. 9をそれぞれ介して受信器10の端子11.1
2.13にそれぞれ接続し、この受信器10においては
端子11と13との間に直流電源14を接続するととも
に、抵抗器15と可変抵抗器16との直列回路を接続し
、さらに抵抗器15と可変抵抗器16との接続点と端子
12との間にガルバノメータ17を接続してホイートス
トンブリッジを構成しておく。
周知のように、このようなホイートストンブリッジにお
いては、ひずみ抵抗素子2と3との抵抗値の比と、抵抗
器15と可変抵抗器16との抵抗値の比とが等しくなれ
ば平衡し、ガルバノメータ17に流れる電流が零となる
から、抵抗器15として所定の標準抵抗器を用い、可変
抵抗器16としてダイヤル付可変抵抗器を用いて抵抗値
を直読できるようにし、この可変抵抗器16の抵抗値に
所定の比例定数Kを乗ずれば、ひずみ抵抗素子2.3の
外力Pによる抵抗値の変化を知ることができ、検出器1
の設置個所に生じたひずみ、変位、圧力等の物理量を測
定することができる。
しかし乍ら、上述の如き従来の測定装置においては、図
から明らかなように、ケーブル7.9がひずみ抵抗素子
2,3に直列に挿入されることになり、土木計測におい
ては、これらのケーブル7.9は数メートルから数10
メートルに及んで極めて長く、また検出器やケーブルの
周囲温度も変化が大きいものであり、ひずみ抵抗素子2
,3の外力による抵抗値の変化は比較的小さいため、こ
れらのケーブルの抵抗値及びその周囲条件による変化が
測定値に著しく影響を与え、測定誤差が大きくなり、時
には測定誤差が数10%に及び、正確で安定な測定がで
きないという欠点があった。
本考案は、上述の如き従来の測定装置の欠点を解消した
ものであって次のような測定装置を提供することを目的
とする。
〈イ〉 周囲の条件による影響を少なくし、正確にして
安定に物理量を測定しうる測定装置く口〉 検出器内の
抵抗素子の抵抗比もしくは抵抗値を簡単迅速に測定でき
る測定装置 以下図とともに本考案を説明する。
なお、以下において第1図と同一部分は同一符号で示し
、その説明を省略する。
〈イ〉 本装置の原理(第2図) 検出器1の端子4は、ケーブル18.19を介して受信
器20の端子21,22にそれぞれ接続され、端子5は
、ケーブル23を介して受信器20の端子24に接続さ
れ、端子6は、ケーブル25.26を介して受信器20
の端子27.28にそれぞれ接続される。
この受信器20においては、端子21と28との間に直
流電源14が接続され、端子22゜24.27は2重積
分型アナログディジタル変換器29の入力端3G、31
.32にそれぞれ接続される。
この2重積分型アナログディジタル変換器29は、公知
のものを使用することができ、この入力端30と31と
の間に印加される電圧E1と、入力端31と32との間
に印加される電圧E2との比ヒを出力もしくは表示する
ように構成されている。
ここで直流電源14の電圧をElひすみ抵抗素子2と3
の抵抗値をそれぞれR1とR2とするとき、ひずみ抵抗
素子2に印加される電圧E1は、1 El=R□+R2E であり、ひずみ抵抗素子3に印加される電圧E2は、 E2= ’ E R□+R2 であるから、アナログディジタル変換器29の恥=R2 出力は、 −となり、検出器1のひずみ抵EIR工 抗素子の抵抗比がアナログディジタル変換器29の出力
によって測定できることになり、前述の第1図について
説明した場合と同様に、検出器1の設置個所の物理量の
測定が可能となる。
ここで、この検出器1と受信器20とを接続するケーブ
ル18,19,23,25,26の有する抵抗が測定に
与える影響を考察してみると、ケーブル18.26の有
する抵抗は、端子4,6間に印加される電圧を低下させ
ることになるが、先の式から明らかな如く直流電源14
の電圧Eは、測定値に影響を与えないものであり、この
ケーブル18.26による電圧降下は、電源電圧Eの変
動と等価であり、測定値に影響を与えることはない。
またケーブル19,23.25の有する抵抗は、端子4
,5間及び端子5,6間の電圧値と、端子22.24間
及び端子24.27間の電圧値との間の誤差を生じさせ
ることになるが、アナログデイジタル変換器29の入力
インピーダンスは極めて大きくすることができるので、
ケーブル19.23.25に流れる電流は極めて小さい
ため、これによる電圧降下は測定値にくらべて極めて小
さく、ケーブル19,23.25の抵抗値が大きくても
測定値に与える影響は極めて小さい。
実験によれば、測定誤差は0.1%程度であった。
〈口〉 スイッチ回路(第3図) 第2図の受信器20内には端子21と直流電源14との
間に第3の抵抗素子となる標準抵抗器33を挿入接続す
る。
更に次の3種類のスイッチを連動するスイッチ回路を設
ける。
(4)この標準抵抗器33を短絡するか否かを切換える
スイッチ34 (B) アナログディジタル変換器29の入力端30
を端子22に接続するか直流電源14と標準抵抗器33
との接続点に接続するかを選択するスイッチ35 (C) アナログディジタル変換器29の入力端31
を端子24に接続するか端子22に接続するかを選択す
るスイッチ36゜ 〈ハ〉 スイッチ回路の作動 (A)3個のスイッチ34,35,36が第2図の如く
切換えられている場合には、標準抵抗器33は短絡され
、アナログディジタル変換器29の入力端30は端子2
2に、入力端31は端子24にそれぞれ接続されており
、第2図と全く同様の構成となり、ひずみ抵抗素子2,
3の抵抗値の比を測定することができる。
(B)3個のスイッチ34,35.36を図示と逆に切
換えた場合には、標準抵抗器33が接続され、アナログ
ディジタル変換器29の入力端30は直流電源14に、
入力端31は端子22にそれぞれ接続される。
ここで標準抵抗器33の抵抗値をRs、ひずみ抵抗素子
2,3の抵抗値をR1,RR2、電源14の電圧をEと
すれば、アナログディジタル変換器29の入力端30.
31間の電圧は、 Rs E’=Rs+R0+R2E となり、入力端31.32間の電圧は、 R+R E2=R8+R□+R2E となる。
従って、アナログディジタル変換器29の出力は、 E2−供一」−となり、抵抗値Rsを適当に選IR8 定することにより、第1及び第2のひずみ抵抗素子2,
3の全体の抵抗値を直読することができる。
なお、上記の実施例においては、スイッチ34.35.
36を図示と逆に切換えた時に、ケーブル18が標準抵
抗器33と直列に挿入されることになり、このケーブル
18の抵抗の影響が測定値にあられれることになるが、
この標準抵抗器33の抵抗値Rsを充分大きく選定すれ
ば、ケーブル18の影響は無視できる程度に小さくする
ことができる。
また、上記スイッチ34,35.36よりなるスイッチ
回路は一例を示すものであり、本考案の目的を遠戚する
ために種々の変形が可能であることは云うまでもない。
本考案の測定装置は、叙上の如き構成であるから次のよ
うな効果を期待できる。
〈イ〉 検出器と受信器とを接続するワイヤーの抵抗値
及び検出器やケーブルの周囲温度の変動に影響されるこ
となく正確に測定できる。
〈口〉 電源電圧の変動は測定値に全く影響を与えない
ので、電源に特に精密なものを必要とせず、回路を簡略
化することができる。
〈ハ〉 抵抗値の測定のためには標準用の第3の固定抵
抗Rsを使用しているので、標準電圧、標準電流等を得
るための複雑な回路を使用することなく、安定な測定を
行なうことができる。
〈二〉 簡単な切換スイッチを用いるのみで、検出器内
の抵抗素子の抵抗比の測定と抵抗値の測定とを簡単迅速
に行なうことができる。
〈ホ〉 回路構成が簡単で使用部品が少ないため消費電
力が少なく、携帯用の指示計に適する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の測定装置を示す回路図、第2図は本考案
の原理を示す回路図、第3図は本考案の一実施例を示す
回路図である。 1・・・・・・検出器、 2゜ 3・・・・・・ひずみ抵抗素子、 4゜ 5゜ 6゜ 21゜ 22゜ 24゜ 27゜ 28・・・・・・ 端子、 18゜ 19゜ 23゜ 25゜ 26・・・・・・ケープ ル、14・・・・・・直流電源、20・・・・・・受信
器、29・・・・・・アナログディジタル変換器、 30゜ 31゜ 2 ・・・・・・入力端、 33・・・・・・標準抵抗器、 34゜ 35゜ 36・・・・・・スイッチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 測定する物理量に応じて抵抗値が変化する第1および第
    2の抵抗素子の直列回路、よりなる検出器、 第1と第2との入力端子間の電圧と、第2と第3との入
    力端子間の電圧との比をデジタルに変える二重積分型ア
    ナログディジタル変換器と、直流電源とよりなる受信機
    、 前記の抵抗素子の直列回路の一端と、前記受信機の第1
    端子とを接続するケーブル、 前記の抵抗素子の直列回路の他端と、前記直流電源の一
    端に接続された受信機の第5端子とを接続するケーブル
    、 同じ直列回路の各端と前記受信機の第2端子および前記
    変換器の第3の入力端子に接続された第4端子とを接続
    するケーブル、 前記の第1の第2の抵抗素子の接続点と前記受信機の第
    3端子とを接続するケーブル、 前記受信機の第1端子と前記直流電源の他端とを接続す
    る標準抵抗器の両端を短絡するスイッチ、 前記直流電源と標準抵抗器との接続点と、受信機の第2
    端子とを切りかえて前記変換器の第1の入力端子に接続
    するスイッチ、 前記受信機の第3端子と第2端子とを切りかえて前記変
    換器の第2の入力端子に接続するスイッチ、 とより構成した測定装置。
JP7899783U 1983-05-27 1983-05-27 測定装置 Expired JPS6037680Y2 (ja)

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JPS5949294U JPS5949294U (ja) 1984-04-02
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