JPH0511108U - 光結合装置 - Google Patents

光結合装置

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JPH0511108U
JPH0511108U JP6582791U JP6582791U JPH0511108U JP H0511108 U JPH0511108 U JP H0511108U JP 6582791 U JP6582791 U JP 6582791U JP 6582791 U JP6582791 U JP 6582791U JP H0511108 U JPH0511108 U JP H0511108U
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JP
Japan
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optical
ferrule
optical fiber
plug
insertion hole
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Withdrawn
Application number
JP6582791U
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English (en)
Inventor
研 大河内
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光結合装置において、光源ならびに光学素子
の光軸と、光ファイバの中心との位置合わせを容易に且
つ確実に行えるようにする。 【構成】 互いに連結されるコネクタ15とプラグとを
有し、コネクタ15には光源5と、光源からの光を集光
する光学素子4とが設けられ、プラグには前記光学素子
4により集光された光を入射させる光ファイバー22と
この光ファイバー22が中心に保持されたフェルール2
1が設けられている。コネクタ15には前記フェルール
21が挿入される遊挿孔16cが形成され、この遊挿孔
16cには、その周囲から中心部方向へ延びて前記フェ
ルール21の先端の球面21aを中心方向へ位置決めす
る位置決め部18が形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、光通信に用いられる光ファイバーとレーザーダイオードなどの光源 とを結合する光結合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来の光結合装置の構成を示す断面図である。 同図に示す光結合装置1は、レーザーダイオード5を内蔵した光コネクタ2と 、この光コネクタ2に結合されるプラグ3とを備えて構成されている。
【0003】 上記光コネクタ2は、フランジが形成されたほぼ円筒状からなるケース10と 、このケース10の図示左端部に固定されたレーザーダイオード5と、このレー ザーダイオード5から照射されるレーザー光を集光する集光レンズ4とを備え、 上記ケース10の図示右端部には後述するフェルール8及び光ファイバー9を遊 挿する遊挿孔6が形成されている。またケース10の図示右端部には位置決め用 の溝10aが形成され、外周部には雄ねじ部10bが設けられている。このケー ス10の図示右端部に後述するプラグ3が螺合される。
【0004】 上記プラグ3は、中心に光ファイバーコード7の一端部が挿入されたほぼ円筒 状からなるもので、この光ファイバーコード7の中心部には、上記集光レンズ4 で集光されたレーザー光が入射される光ファイバー9が埋設されている。また上 記光ファイバーコード7を保持しているプラグ本体11には円筒状の突出部11 aが形成され、さらにこのプラグ本体11の外周に設けられた締結部材12の図 示左部内面には雌ねじ12aが形成されている。
【0005】 光コネクタ2とプラグ3とが連結されるときには、中心に光ファイバー9を保 持したフェルール8が光コネクタ2の遊挿孔6内に挿入され、またプラグ本体1 1の突出部11aが光コネクタ2の溝10a内に挿入され、さらに締結部材12 の雌ねじ12aと光コネクタ2の雄ねじ10bとが螺着される。そして突出部1 1aの先端面Aと溝10aの内端面Bとがつき合わされることにより、光コネク タ2とプラグ3との軸方向の位置決めが行われる。
【0006】 ところで、上記光コネクタ2とプラグ3とを連結した状態では、光ファイバー 9の挿入端面は伝達効率等を低下させないために、集光レンズ4の焦点に一致さ せることが必要である。たとえばシングルモードの光ファイバーを想定した場合 に要求される位置決め精度は、光軸O方向での寸法公差が40μm、光軸と公差 する方向での寸法公差が1乃至2μm程度である。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の構成からなる光結合装置1では、光コネクタ2とプラグ3とを着脱 自在にする必要から、フェルール8とこれを遊挿する遊挿孔6との間にはある程 度の間隙を設ける必要がある。 このため、遊挿孔6内に挿入された光ファイバー9の挿入端部は光軸Oと交差 する方向での位置決めがなされず、上記の厳格な寸法交差を必要としながらも、 この寸法交差内に位置決めすることが困難であり、上記従来の構成では光結合効 率を向上させることが困難であるという未解決の問題点があった。
【0008】 これに対して、遊挿孔6とフェルール8との寸法交差を厳格に設定し、フェル ール8の外周面が遊挿孔6内に隙間なく挿入される構造にすれば、上記欠点を解 決することはできるが、この場合には光コネクタ2とプラグ3との連結を容易に 行なうことができず、実用的なものではなくなる。
【0009】 そこで本考案は上記従来の課題を解決するものであり、光軸と交差する方向で の、光軸と光ファイバーの中心との位置決めを容易に行なえる光結合装置の提供 を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するための本考案の構成は、互いに連結される第1と第2の部 材を有し、第1の部材には光源と、光源からの光を集光する光学素子とが設けら れ、第2の部材には前記光学素子により集光された光を入射させる光ファイバー とこの光ファイバーが中心に保持されたフェルールが設けられている光結合装置 において、前記第1の部材には前記フェルールが挿入される遊挿孔が形成され、 この遊挿孔には、その周囲から中心部方向へ延びて前記フェルールの先端を中心 方向へ位置決めする位置決め部が形成されていることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】
上記構成を備えた本考案の作用について説明する。 第1の部材と第2の部材との結合の際に、光ファイバーが保持されたフェルー ルを遊挿孔に挿入するが、このときフェルールの先端面が遊挿孔に形成された位 置決め部に当たり、この位置決め部に形成されている例えば傾斜面により、フェ ルールの端面の中心が、光学素子の光軸と一致するように位置決めされる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。 なお、本実施例に示す光結合装置のうちプラグについてはその構成が上記従来 のものと同様であるので、ここでは光コネクタを中心として説明する。 図1は光コネクタの断面図、図2は図1に示す光コネクタの一部断面を含む分 解斜視図、図3は図1に示す光コネクタに光ファイバー及びフェルールを挿入す る際の説明図である。
【0013】 図示光コネクタ15は、上記光ファイバー22及びこれを中心に保持するフェ ルール21が挿入される挿入側ケース16と、内部に光源としてのレーザーダイ オード5が内蔵された光源側ケース17とを備えて構成され、光源側ケース17 内に上述した集光レンズ4等を収納した後に両者を溶着あるいは接着により一体 としている。
【0014】 上記挿入側ケース16は、光源側ケース17との当接端面にフランジ16aが 形成された円筒状のもので、上記プラグとの螺合端部側の外周面には雄ねじ部1 6bが螺設され、中心には上記光ファイバー22及びフェルール21を遊挿する 円筒状の遊挿孔16cが光軸Oと一致して形成されている。また遊挿孔16cの 外周にはプラグを位置決めするための溝16dが形成されている。
【0015】 この遊挿孔16cの光源側ケース17との当接端面側には、光ファイバー9の 一端部を保持するフェルール21の挿入端部と当接することにより、レーザー光 の光軸Oと交差する方向で当該挿入端部を軸方向に位置決めする位置決め部18 が形成されている。この位置決め部18は、本実施例では内部側から光源側ケー ス17との当接端面に向って直径値が小さくなるように傾斜して突出形成された テーパー面である。 また、図3ならびに図4に示すように、フェルール21の軸芯部に光ファイバ ー22が保持されているものであるが、このフェルール21の先端面は球面21 aとなるように研磨されている。
【0016】 以上の構成を備えた光結合装置の作用について図3をも参照して説明する。 プラグ(図示しない)を光コネクタ15に螺合させると、フェルール21と光 ファイバー22は、遊挿孔16c内に挿入される。この挿入により、フェルール 21の先端の球面21aが前記テーパ状の位置決め部18に当たる。そして図6 に示した従来例と同様に、プラグ本体の突出部が光コネクタ15の溝16d内に 挿入されてコネクタ15とプラグとが軸方向へ位置決めされ、また雄ねじ部16 bにより、光コネクタとプラグとが互いに締結される。この締結動作においてフ ェルール21は図3において図示左方向へ押し付けられ、その球面21aと位置 決め部18のテーパ面との圧接により、当該フェルール21の中心軸が、レーザ ダイオード5ならびにレンズ4の光軸Oに高精度に一致させられる。
【0017】 以上詳述した実施例であれば、光コネクタとプラグとの着脱のたびごとに光フ ァイバーの位置決めのための作業を必要とせず、光コネクタとプラグとを単に締 結させるだけで、光ファイバー22の中心と光軸Oとを軸方向のみならず、軸方 向と直交する平面内での軸合わせが容易にできる。また、このように光軸Oと交 差する方向での位置決めができるため、従来よりも光結合効率を向上させること ができる。
【0018】 なお、本考案は上記実施例に限られるものではなく、例えば図5に示すように 、フェルール21の先端周囲にテーパ面21bを形成し、このテーパ面21bと 位置決め部18のテーパ面との圧接により、光ファイバー22の軸芯と光軸Oと の位置決めを行ってもよい。 あるいはフェルール21の先端面を球面又はテーパ面とし、位置決め部18は 遊挿孔16cの外周から中心部方向に延びるフランジとし、このフランジの内周 縁と、フェルール21に形成された前記球面またはテーパ面との当接により、軸 芯合せを行ってもよい。
【0019】
【考案の効果】
以上詳述した本考案によれば、第1の部材には前記フェルールが挿入される遊 挿孔が形成され、この遊挿孔には、その周囲から中心部方向へ延びて前記フェル ールの先端を中心方向へ位置決めする位置決め部が形成されていることにより、 光軸と交差する方向での光ファイバーの位置決めを容易に行なえる光結合装置の 提供ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としての光コネクタの断面
図。
【図2】図1に示す光コネクタの一部断面を含む分解斜
視図。
【図3】図1に示す光コネクタに光ファイバー及びフェ
ルールを挿入する際の説明図。
【図4】フェルールの挿入端部の形状を示す斜視図。
【図5】フェルールの挿入端部の形状の他の実施例を示
す断面図。
【図6】従来の光結合装置の構成を示す断面図。
【符号の説明】
3 プラグ 4 集光レンズ 5 レーザダイオード 11 プラグ本体 12 締結部材 15 コネクタ 16 ケース 16c 遊挿孔 18 位置決め部 21 フェルール 21a 球面 21b テーパ面 O 光軸

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 互いに連結される第1と第2の部材を有
    し、第1の部材には光源と、光源からの光を集光する光
    学素子とが設けられ、第2の部材には前記光学素子によ
    り集光された光を入射させる光ファイバーとこの光ファ
    イバーが中心に保持されたフェルールが設けられている
    光結合装置において、前記第1の部材には前記フェルー
    ルが挿入される遊挿孔が形成され、この遊挿孔には、そ
    の周囲から中心部方向へ延びて前記フェルールの先端を
    中心方向へ位置決めする位置決め部が形成されているこ
    とを特徴とする光結合装置。
JP6582791U 1991-07-25 1991-07-25 光結合装置 Withdrawn JPH0511108U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6582791U JPH0511108U (ja) 1991-07-25 1991-07-25 光結合装置

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JP6582791U JPH0511108U (ja) 1991-07-25 1991-07-25 光結合装置

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Publication Number Publication Date
JPH0511108U true JPH0511108U (ja) 1993-02-12

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ID=13298250

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JP6582791U Withdrawn JPH0511108U (ja) 1991-07-25 1991-07-25 光結合装置

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JP (1) JPH0511108U (ja)

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Date Code Title Description
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Effective date: 19951102