JP2563122Y2 - 光結合器 - Google Patents

光結合器

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JP2563122Y2
JP2563122Y2 JP1996009963U JP996396U JP2563122Y2 JP 2563122 Y2 JP2563122 Y2 JP 2563122Y2 JP 1996009963 U JP1996009963 U JP 1996009963U JP 996396 U JP996396 U JP 996396U JP 2563122 Y2 JP2563122 Y2 JP 2563122Y2
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JP
Japan
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optical fiber
ferrule
hole
optical
split sleeve
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JP1996009963U
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昭伸 鈴木
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【考案の属する技術分野】この考案は、光アセンブリと
コネクタ側の光ファイバ保持部内の光ファイバとを光結
合させるための光結合器に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図2(a)は従来の光結合器を示す断面
図、図2(b)は光結合器と光アセンブリとを組合せた
光半導体モジュールを示す断面図である。図において、
1はハウジング、2は上記ハウジング1に設けられた雄
ネジであり、接続用FC形コネクタに設けられた雌ネジ
と結合される。3は上記FC形コネクタに設けられた光
ファイバ保持部(以下、フェルールと称す)を挿入させ
るための孔であり、上記ハウジング1に設けられてい
る。4は上記FC形コネクタに設けられたスプリングに
よって押し出される上記フェルールを位置決めするため
の壁、5は上記壁4に設けられた光通過孔である。6は
レンズであり、上記ハウジング1に設けられた孔7に挿
入され、ネジ8によって固定されている。9は光半導体
素子アセンブリであり、ステム10に固定された光半導
体素子11及びリード端子12、上記光半導体素子11
を覆うように上記ステム10に固定されたキャップ
、上記キャップ13に設けられた光通過孔14をふさ
ぐように上記キャップ13に固定された光透過板15に
よって構成されている。尚、上記光半導体素子アセンブ
リ9は接合面16によって接合されている。 【0003】従来の光結合器は上記のように構成されて
おり、上記孔3に上記フェルールを挿入させると共に、
上記雄ネジ2に上記FC形コネクタに設けられた雌ネジ
を結合させることによって、上記ハウジング1に上記F
C形コネクタが固定され、上記光半導体素子11と上記
フェルール内の光ファイバとの光結合が可能となる。 【0004】 【考案が解決しようとする課題】以上のような構造にお
いては、上記孔3に上記フェルールを挿入した際、すき
まが形成され、そのすきまによって上記フェルールが移
動するため、安定した光結合を得ることができなかっ
た。 【0005】この考案は以上のような課題を解決するた
めになされたもので、安定した光結合を得ることができ
る光結合器を得ることを目的とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】この考案に係る光結合器
は、コネクタ側の光ファイバ保持部が挿入され、自らの
弾性力によって上記光ファイバ保持部を保持する割りス
リーブと、上記光ファイバ保持部挿入用の第一の孔、上
記割りスリーブが配置され、孔径が上記光ファイバ保持
部挿入状態における上記割りスリーブ外径よりも大き
く、かつ上記第一の孔と連通する第一の孔の径より大な
る第二の孔、光アセンブリ側と接合するための接合面及
び上記コネクタに結合する結合部とを有するハウジング
と、上記接合面と上記割りスリーブとの間に設けられ、
上記割りスリーブの内径より大きい外径を有し、上記光
ファイバ保持部端面に接するように上記割りスリーブに
挿入するダミーフェルールと、上記ダミーフェルール内
部に設けられた光ファイバとを具備したものである。 【0007】また、この考案に係る光結合器は、ハウジ
ングの接合面に接合されるレンズホルダと、上記レンズ
ホルダ内に設けられ、上記ダミーフェルールの光ファイ
バと接する端面に焦点を有するレンズとを設けたもので
ある。 【0008】 【0009】 【考案の実施の形態】実施の形態1. 図1(a)はこの考案の光結合器を示す断面図、図1
(b)はこの考案の光結合器と光アセンブリとを組合せ
た光半導体モジュールを示す断面図であり、2,6及び
8〜16は上記従来構造と同一のものである。図におい
て、1a,1bはハウジングであり、ネジ等によって結
合されている。2は上記ハウジング1aに設けられた雄
ネジであり、接続用FC形コネクタに設けられた雌ネジ
と結合される。17は上記FC形コネクタのフェルール
を通過させるための第一の孔であり、上記ハウジング1
aに設けられている。18は上記フェルールを挿入させ
るための割りスリーブであり、上記ハウジング1a,1
bに設けられた第一の孔17と連通する第二の孔19
a,19b内部に設けられている。 【0010】第二の孔19a,19bはその孔径が上記
フェルールの挿入状態における割りスリーブ18外径よ
りも大きく、第一の孔17の径よりも大きくなってい
る。上記割りスリーブ18の内径は上記フェルール外径
より若干小さくしてある。20は一方の外径が上記フェ
ルールの外径と同等で、他方の外径が上記孔19bより
も若干小さく、かつ光ファイバ21を有するダミーフェ
ルールであり、その一端が上記フェルール端面に接する
ように上記割りスリーブ18に挿入され、上記ハウジン
グ1bにネジ23によって固定されている。24はホル
ダであり、このホルダ24は光半導体素子アセンブリ9
の光半導体素子11から発する光の量が上記フェルール
内部の光ファイバに最大の結合されるように軸と直角方
向に位置決めされた後、接合面25によってハウジング
1bに接合される。また、ホルダ24には接合面16を
有し、光半導体素子アセンブリ9を接合する。レンズ6
はホルダ24に設けた孔22に挿入され、レンズ6の焦
点は上記ダミーフェルール20内部の光ファイバ21が
接する端面に有する。 【0011】なお、コネクタ側のフェルールとダミーフ
ェルール20とが挿入されたときの割りスリーブ18
は、図1に示すように、割りスリーブ18の外周面と第
一の孔17に連通する第二の孔19a,19bとの間に
すきまが形成される。 【0012】この考案はコネクタ側のフェルールをダミ
ーフェルール20の一端面で位置決めすると共に、割り
スリーブ18の弾性力によって上記フェルールを上記ダ
ミーフェルールと同軸線上に保持することによりフェル
ールの移動を防止し、安定した光結合を得ることができ
る。 【0013】また、ダミーフェルール20には光ファイ
バ21が内蔵されているので、光半導体素子11からの
光を光ファイバ21によりFC形コネクタのフェルール
の光ファイバに効率良く結合させることができるので、
ダミーフェルール20に光ファイバ21が内蔵されてい
ないものに比べてさらに安定した光結合を得ることがで
きる。 【0014】ところで上記ホルダ24を上記ハウジング
1bに接合される過程において角度ずれが生じた場合、
その量が微小であっても上記レンズ6の焦点は、その角
度ずれ量と上記接合面25から上記フェルール端面まで
の距離の三角関数値の位置に増幅移動するため光軸ずれ
となり、目標とする性能を安定して得ることができない
が、この考案は上記ダミーフェルール20の光ファイバ
21が接する端面にレンズ6の焦点が有するようにして
あるので、ホルダ24をハウジング1bに接合される過
程において角度ずれが生じた場合でも光半導体素子11
から発する光をダミーフェルール20の光ファイバ21
によってコネクタ側のフェルール内部の光ファイバに効
率良く結合させることができる。 【0015】 【考案の効果】以上述べたようにこの考案による光結合
器によれば、コネクタ側のフェルールをダミーフェルー
ルの一端面で位置決めすると共に、割りスリーブの弾性
力によって上記フェルールを上記ダミーフェルールと同
軸線上に保持することによりフェルールの移動を防止
し、さらにダミーフェルール内部に光ファイバが設けら
れているので安定した光結合を得ることができる。 【0016】また、この考案は上記ダミーフェルールの
光ファイバが接する端面に焦点を有するレンズを設ける
ことにより、ホルダをハウジングに接合される過程にお
いて角度ずれが生じた場合でも、ホルダの接合面からフ
ェルール端面までの距離による焦点位置の増幅移動を防
止することができるので、目標とする性能を安定して得
ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 この考案の光結合器を示す断面図である。 【図2】 従来の光結合器を示す断面図である。 【符号の説明】 1a ハウジング、1b ハウジング、6 レンズ、9
光半導体素子アセンブリ、11 光半導体素子、16
接合面、17 第一の孔、18 割りスリーブ、19
a 第一の孔、19b 第二の孔、20 ダミーフェル
ール、21 光ファイバ、22 孔、24 ホルダ、2
5 接合面。

Claims (1)

  1. (57)【実用新案登録請求の範囲】 1.コネクタ側の光ファイバ保持部が挿入され、自らの
    弾性力によって上記光ファイバ保持部を保持する割りス
    リーブと、上記光ファイバ保持部挿入用の第一の孔、上
    記割りスリーブが配置され、孔径が上記光ファイバ保持
    部挿入状態における上記割りスリーブ外径よりも大き
    く、かつ上記第一の孔と連通する第一の孔の径より大な
    る第二の孔、光アセンブリ側と接合するための接合面及
    び上記コネクタに結合する結合部とを有するハウジング
    と、上記接合面と上記割りスリーブとの間に設けられ、
    上記割りスリーブの内径より大きい外径を有し、上記光
    ファイバ保持部端面に接するように上記割りスリーブに
    挿入するダミーフェルールと、上記ダミーフェルール内
    部に設けられた光ファイバとを具備した光結合器。 2.上記ハウジングの接合面に接合されるレンズホルダ
    と、上記レンズホルダ内に設けられ、上記ダミーフェル
    ールの光ファイバと接する端面に焦点を有するレンズと
    を設けた請求項1記載の光結合器。
JP1996009963U 1996-10-03 1996-10-03 光結合器 Expired - Lifetime JP2563122Y2 (ja)

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JP1996009963U JP2563122Y2 (ja) 1996-10-03 1996-10-03 光結合器

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JP1996009963U JP2563122Y2 (ja) 1996-10-03 1996-10-03 光結合器

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JPH09181U JPH09181U (ja) 1997-04-04
JP2563122Y2 true JP2563122Y2 (ja) 1998-02-18

Family

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