JPH0511014B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0511014B2 JPH0511014B2 JP60246646A JP24664685A JPH0511014B2 JP H0511014 B2 JPH0511014 B2 JP H0511014B2 JP 60246646 A JP60246646 A JP 60246646A JP 24664685 A JP24664685 A JP 24664685A JP H0511014 B2 JPH0511014 B2 JP H0511014B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cushion body
- molding
- mold
- raw material
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 50
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 35
- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims description 28
- 239000006260 foam Substances 0.000 claims description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 17
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 16
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 230000000873 masking effect Effects 0.000 description 5
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005187 foaming Methods 0.000 description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000010097 foam moulding Methods 0.000 description 1
- 238000005470 impregnation Methods 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 239000006082 mold release agent Substances 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
- 150000003673 urethanes Chemical class 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C44/00—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
- B29C44/02—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles
- B29C44/04—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles consisting of at least two parts of chemically or physically different materials, e.g. having different densities
- B29C44/0461—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles consisting of at least two parts of chemically or physically different materials, e.g. having different densities by having different chemical compositions in different places, e.g. having different concentrations of foaming agent, feeding one composition after the other
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、シートクツシヨン体の成形方法とそ
の成形型に関するものである。
の成形型に関するものである。
従来、例えば、自動車のクツシヨン体を成形す
る際には、座上面での適度な弾性を得るために発
泡性ウレタン原料を成形型に注入して発泡・硬化
させるモールド発泡成形方法が主流をなしてい
る。
る際には、座上面での適度な弾性を得るために発
泡性ウレタン原料を成形型に注入して発泡・硬化
させるモールド発泡成形方法が主流をなしてい
る。
そして、その際成形されるシートクツシヨン体
は、着座時における身体の横方向支持(サイドサ
ポート)あるいは前ずれを防止するために、シー
トクツシヨン体の周辺縁側部にスラブウレタン片
あるいはチツプウレタン片を設けて座部と一体成
形することがなされている。その一例として、特
開昭54−3876号公報を挙げることができる。
は、着座時における身体の横方向支持(サイドサ
ポート)あるいは前ずれを防止するために、シー
トクツシヨン体の周辺縁側部にスラブウレタン片
あるいはチツプウレタン片を設けて座部と一体成
形することがなされている。その一例として、特
開昭54−3876号公報を挙げることができる。
しかしながら、このようなシートクツシヨン体
においては、スラブウレタン片あるいはチツプウ
レタン片に発泡性ウレタン原料が含浸するもの
の、その含浸量を調整することは極めて困難であ
つて、スラブウレタン片部あるいはチツプウレタ
ン片部に硬い含浸層ができ、着座時において不快
感をあたえることはもとより、スラブウレタン片
あるいはチツプウレタン片に内包された空気が含
浸された発泡性ウレタン原料と置換し、発泡成形
時において発泡性ウレタン原料内に放出されて空
気溜りという成形不良が発生する不具合がある。
においては、スラブウレタン片あるいはチツプウ
レタン片に発泡性ウレタン原料が含浸するもの
の、その含浸量を調整することは極めて困難であ
つて、スラブウレタン片部あるいはチツプウレタ
ン片部に硬い含浸層ができ、着座時において不快
感をあたえることはもとより、スラブウレタン片
あるいはチツプウレタン片に内包された空気が含
浸された発泡性ウレタン原料と置換し、発泡成形
時において発泡性ウレタン原料内に放出されて空
気溜りという成形不良が発生する不具合がある。
従つて、この発明は、上記の不具合を解消する
ためになされたもので、シートクツシヨン体の周
辺縁部に高硬度の発泡層を形成することによつ
て、着座時における不快感を解消するとともに、
空気溜り等の成形不良の発生を防止することにあ
る。
ためになされたもので、シートクツシヨン体の周
辺縁部に高硬度の発泡層を形成することによつ
て、着座時における不快感を解消するとともに、
空気溜り等の成形不良の発生を防止することにあ
る。
すなわち、この発明に係るシートクツシヨン体
の成形方法においては、シートクツシヨン体の周
辺縁部に相当する部位を成形する成形型の成形面
に、高硬度の発泡性ウレタン原料をスプレー塗布
し、この発泡性ウレタン原料を発泡・硬化させて
成形面に高硬度の発泡層の形成した後、この高硬
度の発泡層部およびシートクツシヨン体の座部に
相当する成形面に軟質性の発泡性ウレタン原料を
注入して発泡・軟化させて、前述の高硬度の発泡
層と一体に成形するようにしたものである。
の成形方法においては、シートクツシヨン体の周
辺縁部に相当する部位を成形する成形型の成形面
に、高硬度の発泡性ウレタン原料をスプレー塗布
し、この発泡性ウレタン原料を発泡・硬化させて
成形面に高硬度の発泡層の形成した後、この高硬
度の発泡層部およびシートクツシヨン体の座部に
相当する成形面に軟質性の発泡性ウレタン原料を
注入して発泡・軟化させて、前述の高硬度の発泡
層と一体に成形するようにしたものである。
また、この発明に係るシートクツシヨン体の成
形型においては、発泡性ウレタン原料を注入して
シートクツシヨン体の座部およびその周辺縁部を
一体に発泡成形せしめるシートクツシヨン体の成
形型であつて、前記シートクツシヨン体の周辺縁
部を成形する成形型の成形面に複数条の凸部を形
成したものである。
形型においては、発泡性ウレタン原料を注入して
シートクツシヨン体の座部およびその周辺縁部を
一体に発泡成形せしめるシートクツシヨン体の成
形型であつて、前記シートクツシヨン体の周辺縁
部を成形する成形型の成形面に複数条の凸部を形
成したものである。
そして、成形面に形成される凸部の形状は、先
端にいくに従つて先細形状となつたもの、成形面
から先端部まで同一の厚さに形成したもの等が挙
げられ、ここでは特に限定するものではない。ま
た、凸部の形成にあたつては、成形面から直角に
形成することもできるし、クツシヨン体の脱型に
支障のないように抜き勾配を付けることもでき
る。
端にいくに従つて先細形状となつたもの、成形面
から先端部まで同一の厚さに形成したもの等が挙
げられ、ここでは特に限定するものではない。ま
た、凸部の形成にあたつては、成形面から直角に
形成することもできるし、クツシヨン体の脱型に
支障のないように抜き勾配を付けることもでき
る。
かかる、シートクツシヨン体の成形型におい
て、シートクツシヨン体を成形する際には、成形
型の成形面に離型剤を塗布した後、成形型のシー
トクツシヨン体の周辺縁部に相当する部位の成形
面に高硬度の発泡性ウレタン原料を塗布する。そ
の際、発泡性ウレタン原料は成形面に形成されて
いる複数条の凸部によつて、たれ落ちが塞ぎ止め
られ、均一なウレタン原料層が形成される。
て、シートクツシヨン体を成形する際には、成形
型の成形面に離型剤を塗布した後、成形型のシー
トクツシヨン体の周辺縁部に相当する部位の成形
面に高硬度の発泡性ウレタン原料を塗布する。そ
の際、発泡性ウレタン原料は成形面に形成されて
いる複数条の凸部によつて、たれ落ちが塞ぎ止め
られ、均一なウレタン原料層が形成される。
次に、このウレタン原料層を加熱して発泡・硬
化させ、成形面に高硬度の発泡層を形成する。つ
づいて、この高硬度の発泡層部およびシートクツ
シヨン体の座部に相当する成形面に軟質性の発泡
性ウレタン原料を注入し、これを加熱して発泡・
硬化させて、高硬度の発泡層と一体に成形する。
その後、成形型から成形品を取り出し、バリ等を
除去してシートクツシヨン体として完成させる。
化させ、成形面に高硬度の発泡層を形成する。つ
づいて、この高硬度の発泡層部およびシートクツ
シヨン体の座部に相当する成形面に軟質性の発泡
性ウレタン原料を注入し、これを加熱して発泡・
硬化させて、高硬度の発泡層と一体に成形する。
その後、成形型から成形品を取り出し、バリ等を
除去してシートクツシヨン体として完成させる。
以下、本発明に係るシートクツシヨン体の成形
方法とその成形型を図面に基づいて詳細に説明す
る。
方法とその成形型を図面に基づいて詳細に説明す
る。
先に、シートクツシヨン体の成形型について、
第1図および第2図に従つて説明する。
第1図および第2図に従つて説明する。
第1図は本発明に係るシートクツシヨン体の成
形型の断面図、第2図は第1図のA部円内を拡大
した斜視図を示すものである。
形型の断面図、第2図は第1図のA部円内を拡大
した斜視図を示すものである。
第1図および第2図において、1は下型であつ
て、この下型1の中央部にはシートクツシヨン体
の座部を成形するための略平坦な座部成形面2が
形成されており、その両側部にはシートクツシヨ
ン体の周辺縁部を成形するための半球形状の縁部
成形面3,4が形成されている。また、両縁部成
形面3,4の内側壁3a,4aには座部成形面2
側に向けて延びる凸部5,6がそれぞれ三条形成
されている。
て、この下型1の中央部にはシートクツシヨン体
の座部を成形するための略平坦な座部成形面2が
形成されており、その両側部にはシートクツシヨ
ン体の周辺縁部を成形するための半球形状の縁部
成形面3,4が形成されている。また、両縁部成
形面3,4の内側壁3a,4aには座部成形面2
側に向けて延びる凸部5,6がそれぞれ三条形成
されている。
そして、両凸部5,6は第2図に示すように先
端にいくに従つて先細形状に形成されており、上
面5aは内側壁3a,4bに対して直角に形成さ
れ、下面5bは先端にいくに従つて上方に向けて
傾斜する抜き勾配に形成されている。これによ
り、上面5aで発泡性ウレタン原料のたれ落ちを
塞ぎ止めるとともに、下面5bでシートクツシヨ
ン体の成形後における離型性を向上させるように
なつている。
端にいくに従つて先細形状に形成されており、上
面5aは内側壁3a,4bに対して直角に形成さ
れ、下面5bは先端にいくに従つて上方に向けて
傾斜する抜き勾配に形成されている。これによ
り、上面5aで発泡性ウレタン原料のたれ落ちを
塞ぎ止めるとともに、下面5bでシートクツシヨ
ン体の成形後における離型性を向上させるように
なつている。
また、下型1の上面1aには両面が平坦に形成
された上型7が配設されており、シートクツシヨ
ン体の成形時に下型1の上面に固定されるように
なつている。
された上型7が配設されており、シートクツシヨ
ン体の成形時に下型1の上面に固定されるように
なつている。
次に、上記のように構成された成形型を利用し
て、シートクツシヨン体の成形方法を第3図およ
び第4図に従つて説明する。
て、シートクツシヨン体の成形方法を第3図およ
び第4図に従つて説明する。
第3図は本発明に係るシートクツシヨン体の成
形方法を説明する工程図、第4図は本発明の成形
方法によつて成形されたシートクツシヨン体の斜
視図を示すものである。
形方法を説明する工程図、第4図は本発明の成形
方法によつて成形されたシートクツシヨン体の斜
視図を示すものである。
第3図のaに示すマスキング工程において、下
型1の座部成形面2および縁部成形面3,4の全
体に離型剤(図示せず)を塗布した後、下型1の
縁部成形面3,4の内側壁3a,4aを除く、座
部成形面2、縁部成形面3,4の半球形状部およ
び上面1aにマスキング材8,9を載置してマス
キングする。
型1の座部成形面2および縁部成形面3,4の全
体に離型剤(図示せず)を塗布した後、下型1の
縁部成形面3,4の内側壁3a,4aを除く、座
部成形面2、縁部成形面3,4の半球形状部およ
び上面1aにマスキング材8,9を載置してマス
キングする。
次に、第3図のbに示すスプレー工程におい
て、マスキング材8,9でマスキングされてない
内側壁3a,4aにスプレーガン10によつて高
硬度の発泡性ウレタン原料Wを5mmないし100mm
の範囲に入る厚さに塗布する。その際、塗布され
た高硬度の発泡性ウレタン原料Wが半球形状部の
方向にたれ落ちようとするが、内側壁3a,4a
には各三条の凸部5,6が形成されているので、
たれ落ちが防止されて均一な高硬度の発泡性ウレ
タン原料層が形成される。そして、内側壁3a,
4aに形成された高硬度の発泡性ウレタン原料層
を発泡・硬化させ、内側壁3a,4aに高硬度の
発泡層Wa,Wbを形成する。
て、マスキング材8,9でマスキングされてない
内側壁3a,4aにスプレーガン10によつて高
硬度の発泡性ウレタン原料Wを5mmないし100mm
の範囲に入る厚さに塗布する。その際、塗布され
た高硬度の発泡性ウレタン原料Wが半球形状部の
方向にたれ落ちようとするが、内側壁3a,4a
には各三条の凸部5,6が形成されているので、
たれ落ちが防止されて均一な高硬度の発泡性ウレ
タン原料層が形成される。そして、内側壁3a,
4aに形成された高硬度の発泡性ウレタン原料層
を発泡・硬化させ、内側壁3a,4aに高硬度の
発泡層Wa,Wbを形成する。
つづいて、第3図のcに示す注入工程におい
て、この高硬度の発泡層Wa,Wb部および座部
成形面2に通常一般に使用されている軟質性の発
泡性ウレタン原料Mを注入機11から注入する。
その際の発泡性ウレタン原料Mの注入量は発泡し
た時に下型1の上面1aと面一となる程度とす
る。
て、この高硬度の発泡層Wa,Wb部および座部
成形面2に通常一般に使用されている軟質性の発
泡性ウレタン原料Mを注入機11から注入する。
その際の発泡性ウレタン原料Mの注入量は発泡し
た時に下型1の上面1aと面一となる程度とす
る。
この状態で、第3図のdに示すキユア工程に移
送する。このキユア工程においては乾燥機12が
配設されており、その上部および下部にはヒータ
13がそれぞれ設けられている。そして、軟質性
の発泡性ウレタン原料Mが注入された下型1に上
型7を型閉めして固定する。この状態で、所定温
度に設定された乾燥炉12内に搬入してセツト
し、成形型1,7内に注入されている軟質性の発
泡性ウレタン原料Mを発泡・硬化させる。これに
よつて、高硬度の発泡層Wa,Wbの一部を軟質
性の発泡層Maが覆つた状態で一体に成形され
る。
送する。このキユア工程においては乾燥機12が
配設されており、その上部および下部にはヒータ
13がそれぞれ設けられている。そして、軟質性
の発泡性ウレタン原料Mが注入された下型1に上
型7を型閉めして固定する。この状態で、所定温
度に設定された乾燥炉12内に搬入してセツト
し、成形型1,7内に注入されている軟質性の発
泡性ウレタン原料Mを発泡・硬化させる。これに
よつて、高硬度の発泡層Wa,Wbの一部を軟質
性の発泡層Maが覆つた状態で一体に成形され
る。
その後、成形型1,7を乾燥機12から搬出
し、上型7を下型1から型開きするとともに、下
型1内に成形されているクツシヨン体Yを離型
し、バリ等を除去する。これによつて、第4図に
示すように高硬度の発泡層Wa,Wbが周辺縁部
に設けられ、その一部を座部を形成する軟質性の
発泡層Maが覆つた状態で一体成形されたシート
クツシヨン体として完成される。
し、上型7を下型1から型開きするとともに、下
型1内に成形されているクツシヨン体Yを離型
し、バリ等を除去する。これによつて、第4図に
示すように高硬度の発泡層Wa,Wbが周辺縁部
に設けられ、その一部を座部を形成する軟質性の
発泡層Maが覆つた状態で一体成形されたシート
クツシヨン体として完成される。
以上説明したように、本発明に係るシートクツ
シヨン体の成形方法においては、シートクツシヨ
ン体の周辺縁部に高硬度の発泡層を形成したか
ら、着座時における不快感を解消し、着座フイー
リングを向上することができる効果がある。
シヨン体の成形方法においては、シートクツシヨ
ン体の周辺縁部に高硬度の発泡層を形成したか
ら、着座時における不快感を解消し、着座フイー
リングを向上することができる効果がある。
また、本発明に係る成形方法においては、シー
トクツシヨン体の周辺縁部に高濃度の発泡層を形
成したから、従来のようにスラブウレタン片やチ
ツプウレタン片を用いる必要がないので、発泡成
形時において発泡性ウレタン原料内に空気が放出
されることなく、成形不良の発生を防止すること
ができる効果がある。
トクツシヨン体の周辺縁部に高濃度の発泡層を形
成したから、従来のようにスラブウレタン片やチ
ツプウレタン片を用いる必要がないので、発泡成
形時において発泡性ウレタン原料内に空気が放出
されることなく、成形不良の発生を防止すること
ができる効果がある。
また、本発明に係る成形方法においては、シー
トクツシヨン体の周辺縁部を形成するための発泡
性ウレタン原料の硬度特性、配合割合等を調整す
ることによつて、周辺縁部の硬度を自由に調整す
ることができる効果がある。
トクツシヨン体の周辺縁部を形成するための発泡
性ウレタン原料の硬度特性、配合割合等を調整す
ることによつて、周辺縁部の硬度を自由に調整す
ることができる効果がある。
また、本発明に係るシートクツシヨン体の成形
型においては、シートクツシヨン体の周辺縁部に
相当する部位の成形面に複数条の凸部を形成した
から、発泡性ウレタン原料を塗布しても、凸部に
よつてたれ落ちを防止することができる効果があ
る。
型においては、シートクツシヨン体の周辺縁部に
相当する部位の成形面に複数条の凸部を形成した
から、発泡性ウレタン原料を塗布しても、凸部に
よつてたれ落ちを防止することができる効果があ
る。
また、本発明に係る成形型においては、成形型
の成形面に形成される凸部の形状または位置を変
更することによつて、周辺縁部の高硬度発泡層の
厚さ、形状等を自由に調整することができる効果
がある。
の成形面に形成される凸部の形状または位置を変
更することによつて、周辺縁部の高硬度発泡層の
厚さ、形状等を自由に調整することができる効果
がある。
第1図は本発明に係るシートクツシヨン体の成
形型の断面図である。第2図は第1図のA部円内
を拡大した斜視図である。第3図は本発明に係る
シートクツシヨン体の成形方法を説明する工程図
である。第4図は本発明の成形方法によつて成形
されたシートクツシヨン体の斜視図である。 1……下型、2……座部成形面、3,4……縁
部成形面、3a,4a……内側壁、5,6……凸
部、7……上型、8,9……マスキング材、10
……スプレーガン、11……注入機、12……乾
燥機、13……ヒータ。
形型の断面図である。第2図は第1図のA部円内
を拡大した斜視図である。第3図は本発明に係る
シートクツシヨン体の成形方法を説明する工程図
である。第4図は本発明の成形方法によつて成形
されたシートクツシヨン体の斜視図である。 1……下型、2……座部成形面、3,4……縁
部成形面、3a,4a……内側壁、5,6……凸
部、7……上型、8,9……マスキング材、10
……スプレーガン、11……注入機、12……乾
燥機、13……ヒータ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シートクツシヨン体の周辺縁部に相当する部
位を成形する成形型の成形面に、高硬度の発泡性
ウレタン原料をスプレー塗布し、この発泡性ウレ
タン原料を発泡・硬化させて成形面に高硬度の発
泡層を形成した後、この高硬度の発泡層部および
シートクツシヨン体の座部に相当する成形面に軟
質性の発泡性ウレタン原料を注入して発泡・硬化
させて、前述の高硬度の発泡層と一体に成形する
ことを特徴とするシートクツシヨン体の成形方
法。 2 発泡性ウレタン原料を注入してシートクツシ
ヨン体の座部およびその周辺縁部を一体に発泡成
形せしめるシートクツシヨン体の成形型であつ
て、前記シートクツシヨン体の周辺縁部を成形す
る成形型の成形面に複数条の凸部を形成したこと
を特徴とするシートクツシヨン体の成形型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60246646A JPS62105611A (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 | シ−トクツシヨン体の成形方法およびその成形型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60246646A JPS62105611A (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 | シ−トクツシヨン体の成形方法およびその成形型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62105611A JPS62105611A (ja) | 1987-05-16 |
JPH0511014B2 true JPH0511014B2 (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=17151506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60246646A Granted JPS62105611A (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 | シ−トクツシヨン体の成形方法およびその成形型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62105611A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3962589B2 (ja) * | 2002-01-10 | 2007-08-22 | 難波プレス工業株式会社 | 座席用クッションのクッション体及びその製造装置 |
JP2011078555A (ja) * | 2009-10-07 | 2011-04-21 | Inoac Corp | クッション体の製造方法 |
WO2014023833A1 (de) * | 2012-08-10 | 2014-02-13 | Diera S.A. | Gepolsterter sanitäreinrichtungsgegenstand |
-
1985
- 1985-11-01 JP JP60246646A patent/JPS62105611A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62105611A (ja) | 1987-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0511014B2 (ja) | ||
JPH058234A (ja) | 表皮一体発泡成形方法 | |
JPH0511012B2 (ja) | ||
JPS61283512A (ja) | 異硬度クツシヨン体の製造方法 | |
JPS62242510A (ja) | 積層樹脂発泡体の製造方法 | |
JP3220948B2 (ja) | 異硬度発泡クッション体及びその製造方法 | |
JPH037208Y2 (ja) | ||
JPS59142112A (ja) | 樹脂成形品とその製造方法 | |
JPH03182291A (ja) | ポリウレタンシートパッドの成形方法 | |
JPH02286308A (ja) | 異硬度シートパッドの成形方法 | |
JPH0418473Y2 (ja) | ||
JPS61290013A (ja) | 異硬度層を有するシ−トクツシヨンパツドの製造方法 | |
JPS6341963Y2 (ja) | ||
JPS59224328A (ja) | 平滑な塗装下地面を有するr−rimウレタン樹脂成形品の製造方法 | |
JPH0353863Y2 (ja) | ||
JPH0365315A (ja) | 弾性パッドの製造方法 | |
JPH047932Y2 (ja) | ||
JP2675055B2 (ja) | 局所異硬度シートパッドの製造方法 | |
JPS61268412A (ja) | 一体発泡成形方法 | |
JPS59174327A (ja) | シ−ト用クツシヨン体の製造方法 | |
JPS63176113A (ja) | フレ−ム一体発泡シ−トの製造方法 | |
JPH0582803B2 (ja) | ||
JPS628784A (ja) | 異硬度層を有するシ−トクツシヨンパツドの製造方法 | |
JPS6352566B2 (ja) | ||
JPH0247016A (ja) | 合成樹脂製複合表皮を有する成形体の製造方法 |