JPH05107837A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH05107837A
JPH05107837A JP3298147A JP29814791A JPH05107837A JP H05107837 A JPH05107837 A JP H05107837A JP 3298147 A JP3298147 A JP 3298147A JP 29814791 A JP29814791 A JP 29814791A JP H05107837 A JPH05107837 A JP H05107837A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
image
power
battery
detected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3298147A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Takahashi
弘行 高橋
Masaaki Ogura
正明 小椋
Kiyoto Kozaiku
清人 小細工
Kimiyasu Ishii
君育 石井
Tomonori Fukui
智則 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP3298147A priority Critical patent/JPH05107837A/ja
Publication of JPH05107837A publication Critical patent/JPH05107837A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 商用電源に停電が発生した場合、無停電電源
の電池の容量を有効に使用し、その停電終了後の再起動
を行い易くする。 【構成】 複写機において、停電時に、その無停電電源
の残留容量を検知し、その検知された残留容量に従って
上記無停電電源の各所への供給を制御するシャットダウ
ンプロセスを行う様に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿より画像を読み取
り、その画像を感光体上で現像し、転写紙上に転写して
定着させることによって画像を形成する画像形成装置、
いわゆる電子写真式の複写機に関し、特に、停電時に無
停電電源の電池の容量を有効に使用することができる画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機、プリンタ、ファクシミリ
装置等の電子写真式画像形成装置においては、商用電源
に停電や比較的長い瞬断などが発生すると、その時点で
機械動作は停止し、画像形成動作中であれば、機内に搬
送中の転写紙が残留したり、感光体が高電位のままにな
ったり、トナーが付着したままになるといった可能性が
きわめて高いものであった。
【0003】このような状態から電源が復旧すると(遮
断終了)、転写紙が残留していればジャム(紙づまり)
となるため、使用者はジャム紙除去作業を行う必要が生
じ、さらに中断以前の複写動作を継続しようとすれば、
コピー枚数の再設定等の操作を要し、操作性の低下を招
いていた。
【0004】さらに、感光体が初期化されないまま放置
されると、その後の画像形成時のプロセス条件に変動を
きたす恐れがあり、後のコピー動作が不安定となる問題
があった。
【0005】また、ジャム情報などのデータをロンギン
グしたり、機器の状態を遠隔診断するようなシステムに
おいては、誤ってジャム情報を収集してしまい、システ
ムの信頼性データの正確さを損なう恐れがあった。
【0006】このような不具合解決のため、現在、停電
時に商用電源に代わって電源を供給するための無停電電
源の搭載が検討されている。
【0007】しかしながら、無停電電源の容量に限度が
あるため、停電時間の長短によって十分にバックアップ
出来ない場合もあった。すなわち、長時間機器を通常動
作させると上記無停電電源のバッテリ部が上がってしま
うという問題があった。また、その問題を解決するため
には非常に大容量のバッテリを用いなければならず非効
率的であった。
【0008】
【発明の目的】本発明は、上述の如き従来の問題点を解
決するためになされたもので、その目的は、停電終了後
の再起動を行い易くするために、無停電電源の電池の容
量を有効に使用することができる画像形成装置を提供す
ることを目的としている。
【0009】
【発明の構成】上記目的を達成するために、本発明は、
商用電源よりの電源に基づいて原稿から画像を読み取
り、その画像を転写手段上に形成するための画像形成装
置において、上記商用電源よりの電源が遮断された場
合、その電源の遮断を検知し、その時点での自らの電池
容量を検知し、上記電源遮断後、所定時間電源を供給す
る無停電電源手段と、上記無停電電源手段により電源遮
断が検知された場合、通常の画像形成処理とは異なる前
もって決められた電源遮断時処理(シャットダウンプロ
セス)が実行され、上記電源遮断時処理終了後、上記無
停電電源手段よりの電源の供給が遮断される様に制御す
る制御手段と、を具備し、上記シャットダウンプロセス
が、上記検知された無停電電源の電池容量に基づいて、
上記商用電源遮断時における可能な画像形成枚数を演算
する処理、及び上記演算された画像形成枚数を表示する
処理とから成ることを特徴としている。
【0010】また、本発明の第2の特徴は、商用電源よ
りの電源に基づいて原稿から画像を読み取り、その画像
を転写手段上に形成するための画像形成装置において、
上記商用電源よりの電源が遮断された場合、その電源の
遮断を検知し、その時点での自らの電池容量を検知し、
上記電源遮断後、所定時間電源を供給する無停電電源手
段と、上記無停電電源手段により電源遮断が検知された
場合、通常の画像形成処理とは異なる前もって決められ
た電源遮断時処理(シャットダウンプロセス)が実行さ
れ、上記電源遮断時処理終了後、上記無停電電源手段よ
りの電源の供給が遮断される様に制御する制御手段と、
を具備し、上記シャットダウンプロセスが、主に、消費
電力を低減してバッテリによる給電時間を引きのばす処
理、機内にコピー中の転写紙を残さないように排出を完
了する処理、感光体に悪影響をおよぼさないよう、感光
体の初期化を完了する処理、給電再開時に以前のジョブ
を続行しやすいように各種情報を不揮発メモリに退避す
る処理、商用電源が遮断したことをユーザに通知する処
理及び、上記検知された無停電電源の電池容量に従って
上記容量が異常に低下している場合、上記転写手段を取
り出し易い場所で停止させる処理からなっている。
【0011】上述の如き構成によれば、限られた容量の
無停電電源を有効に用いて画像形成装置の停電後の再起
動を行うことができるものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の画像形成装置の一実施例につ
いて図面を参照して説明する。図1はそのデジタル複写
機全体の構成図、図2はそのデジタル複写機における書
き込み部の平面図及び側面図である。まず、図1を用い
てデジタル複写機の概略構成について説明する。
【0013】デジタル複写機は同図に示すように複写機
本体(I )と、自動原稿送り装置[ADF](II)と、
ソータ( III)と、両面反転ユニット( IV )との4つ
のユニットから構成されている。
【0014】前記複写機本体(I )は、スキャナ部、書
き込み部、感光体部、現像部ならびに給紙部などを備え
ている。次に上記各部の構成、動作などについて説明す
る。スキャナ部は、反射鏡1と光源3と第一ミラー2と
を装備して一定の速度で移動する第一スキャナと、第二
ミラー4ならびに第三ミラー5を装備して前記第一スキ
ャナの1/2の速度で第一スキャナに追従して移動する
第二スキャナを有している。この第一スキャナならびに
第二スキャナによりコンタクトガラス9上の原稿(図示
せず)を光学的に走査し、その反射像を色フィルタ6を
介してレンズ7に導き、一次元固体撮像素子8上に結像
させる。
【0015】前記光源3には蛍光灯やハロゲンランプな
どが使用されており、波長が安定していて寿命が長いな
どの理由から一般的に蛍光灯が使用されている。この実
施例では一本の光源3に反射鏡1が取り付けられている
が、2本以上の光源3を使用することもある。前記固体
撮像素子8が一定のサンプリングクロックを持っている
ため、蛍光灯はそれより高い周波数で点灯しないと画像
に悪影響を与えるため、高い周波数のものが使用され
る。
【0016】前記固体撮像素子8としては、一般的にC
CDが用いられている。固体撮像素子8で読み取った画
像処理はアナログ値であるので、アナログ/デジタル
(A/D)変換され、画像処理基板10にて種々の画像
処理(2値化、多値化、階調処理変倍、処理、編集処理
など)が施され、スポットの集合としてデジタル信号に
変えられる。
【0017】カラーの画像情報を得るために本実施例で
は、原稿から固体撮像素子8に導かれる光路途中に、必
要色の情報だけを透過する色フィルタ6が出し入れ可能
に配置されている。原稿の走査に合わせて色フィルタ6
の出し入れを行ない、その都度多重転写、両面コピーな
どの機能を働かせ、多種多様のコピーが作成できるよう
になっている。また、RGBの3つの情報を同時に得る
ために3ラインのCCD等を用いて、カラー原稿の読み
取りを行なう場合もある。
【0018】書き込み部について説明すると、画像処理
後の画像情報は、光書き込み部においてレーザー光のラ
スター走査にて光の点の集合の形で感光体ドラム40上
に書き込まれる。図2は書き込み部を示すもので、
(a)は平面図及び(b)は側面図である。上記デジタ
ル信号に変えられた画像信号に従って半導体レーザー2
0から発せられたレーザー光はコリメートレンズ21で
平行な光束に変えられ、アパーチャー32により一定形
状の光束に整形される。整形されたレーザー光は第一シ
リンダーレンズ22により副走査方向に圧縮された形で
ポリゴンミラー24に入射する。このポリゴンミラー2
4は正確な多角形をしており、ポリゴンモータ25によ
り一定方向に一定の速度で回転している。この回転速度
は感光体ドラム40の回転速度と書き込み密度とポリゴ
ンミラー24の面数により決定される。
【0019】ポリゴンミラー24に入射されたレーザー
光は、その反射光がポリゴンミラー24の回転により偏
向される。偏向されたレーザー光はfθレンズ26a,
26bに順次入射する。fθレンズ26a,26bは、
角速度一定の走査光を感光体ドラム40上で等速走査す
るように変換し、感光体ドラム40上で最小光点となる
ように結像する、また、fθレンズ26a,26bは、
さらに面倒れ補正機構も有している。
【0020】fθレンズ26a,26bを通過したレー
ザー光は、画像領域外で同期検知ミラー29により同期
検知入光部30に導かれ光ファイバーによりセンサ部に
伝搬され、主走査方向の頭出しの基準となる同期検知が
行なわれ、同期信号が出力される。同期信号が出てから
一定時間後に画像データが1ライン分出力され、以下こ
れを繰り返すことにより1つの画像を形成することにな
る。
【0021】図3(a)及び図3(b)に書き込みユニ
ットのレイアウト図及び光路図の例を示す。感光体部に
おいては、感光体ドラム40の周面に感光層が形成され
ている。半導体レーザー(波長780nm)に対して感
度のある感光層として有機感光体(OPC)、α−S
i,Se−Teなどが知られており、本実施例では前記
有機感光体(OPC)を使用している。一般にレーザー
書き込みの場合、画像部に光を当てるネガ/ポジ(N/
P)プロセスと、地肌部に光を当てるポジ/ポジ(P/
P)プロセスの2通りがあり、本実施例では前者のN/
Pプロセスを採用している。
【0022】帯電チャージャ41は、感光体側にグリッ
ドを有するスコロトロン方式のもので、感光体ドラム4
0の表面を均一に(−)帯電し、画像形成部にレーザー
光を照射してその部分の電位を落とす。そうすると感光
体ドラム40表面の地肌部が−750〜−800V、画
像部が−500V程度の電位となって、感光体ドラム4
0の表面に静電潜像が形成される。そして、現像器42
a,42bで現像ローラに−500〜−600Vのバイ
アス電圧を与え、(−)に帯電したトナーを上記静電潜
像に付着して前記静電潜像を顕像化する。
【0023】現像部について説明すると、本実施例の装
置は、主現像器42aと副現像器42bの2つの現像器
を備えている。黒一色の場合は、前記副現像器42bと
トナー補給器43bを取り外すようになっている。現像
器を2つ有する本実施例では、主現像器42aとペアに
なるトナー補給器43aに黒トナーを入れ、副現像器4
2bとペアになるトナー補給器43bにカラートナーを
入れることにより、1色の現像中には他色の現像器の主
極位置を変えるなどして選択的に現像を行なう。
【0024】この現像を用い、スキャナの色フィルタ6
の切り換えによる色情報の読み取り、さらに紙搬送系の
多重転写、両面複写機能等を組み合わせる事によって多
機能なカラーコピー、カラー編集が可能となる。3色以
上の現像は感光体ドラム40の周囲に3つ以上の現像器
を並べる方法、3つ以上の現像器を回転して切り換える
リボルバー方式などによって達成できる。
【0025】現像器42a,42bで顕像化された画像
は、感光体ドラム40に連動して送られた紙面上に紙の
裏面から転写チャージャ44により(+)のチャージを
かけられて転写される。転写された紙は、転写チャージ
ャ44と一体に保持された分離チャージャ45にて交流
除電され、感光体ドラム40から分離される。
【0026】紙に転写されずに感光体ドラム40に残っ
たトナーは、クリーニングブレード47により感光体ド
ラム40から掻き落とされ、付属のタンク48に回収さ
れる。さらに感光体ドラム40に残っている電位のパタ
ーンは、除電ランプ49により光を照射して消去され
る。
【0027】また、現像がなされた直後の位置に、フォ
トセンサ50が設けられている。このフォトセンサ50
は発光素子と受光素子とのペアからなり、感光体ドラム
40表面の反射濃度を検出している。これは光書き込み
部で一定のパターン(例えば真っ黒または網点のパター
ン)を、フォトセンサ読み取り位置に対応した位置に書
き込み、これを現像した後のパターン部の反射率とパタ
ーン部以外の感光体ドラム40の反射率の比から画像濃
度を判断し、薄い場合はトナー補給信号を出す。また、
補給後も濃度が上がらない場合、それを検知してトナー
残量不足を検知する事もできる。
【0028】給紙部について説明すると、本実施例では
複数のカセット60a,60b,60cを持ち、1度転
写した紙を再給紙ループ72に通し、両面コピーまたは
再給紙が可能になっている。
【0029】複数のカセット60a,60b,60cの
うちから1つのカセット60が選択された後、スタート
ボタンが押されると、選択されたカセット60の近傍に
ある給紙コロ61(61a,61b,61c)が回転
し、紙の先端がレジストローラ62に突き当たるまで給
送される。レジストローラ62はこの時止まっている
が、感光体ドラム40に形成された画像位置とタイミン
グをとって回転を開始し、感光体ドラム40の周面に対
して紙を送る。その後紙は転写部でトナー像の転写が行
なわれ、分離搬送部63にて吸引搬送されて、ヒートロ
ーラ64と加圧ローラ65の対からなる定着ローラによ
って、転写されたトナー像を紙面上に定着する。
【0030】すなわち、上記定着ローラのヒートローラ
64には、後述する如くに電源が供給され、その供給電
源の大きさに比例してヒートローラ64が加熱される。
また、上記ヒートローラ64は、供給電源の停止後もし
ばらくの間定着可能温度を維持するものとする。
【0031】このようにして転写された紙は通常のコピ
ー時は、切換爪67によりソータ(III)側の排紙口へ
導かれる。一方、多重コピー時は、切換爪68,69に
より方向を変えられソータ( III)側に排出される事な
く下側の再給紙ループ72を通過して、再度レジストロ
ーラ62へ導かれる。
【0032】両面コピーの場合は、複写機本体(I )の
みで行なう場合と両面反転ユニット( IV )を使用する
場合の2通りがあり、ここでは前者の場合について説明
する。切換爪67で下方に導かれた紙はさらに切換爪6
8で下方に導かれ、次の切換爪69で再給紙ループ72
よりさらに下のトレー70へ導かれる。そしてローラ7
1の反転により逆方向に再度送られ、切換爪69の切り
換えにより再給紙ループ72へ導かれて、レジストロー
ラ62に給送される。
【0033】原稿自動送り装置ADF(II)は、原稿を
1枚ずつコンタクトガラス9上に導き、コピー後に排出
する動作を自動的に行なうものである。
【0034】原稿給紙台100に載置された原稿は、サ
イドガイド101によって原稿の幅方向が揃えられる。
載置された原稿はコロ104で1枚ずつ分離して給紙さ
れ、搬送ベルト102の回転でコンタクトガラス9上の
所定位置まで運ばれて、位置決めされる。
【0035】所定枚数のコピーが終了すると、原稿は再
度搬送ベルト102の回転により排紙トレー103へ排
紙される。なお、ここで、前記サイドガイド101の位
置と原稿の送り時間をカウントする事により、原稿サイ
ズの検知を行なう事ができる。
【0036】ソータ( III)は、複写機本体(I )から
排紙されたコピー紙を、例えばページ順、ページ毎、あ
るいは予め設定されたビン111a〜111xに選択的
に給送する装置である。モータ110により回転する複
数のローラにより送られるコピー紙が、各ビン111の
入り口付近にある爪の切り換えにより、選択されたビン
111へ導かれる。
【0037】両面反転ユニット( IV )について説明す
ると、前述のように複写機本体(I)は1枚毎の両面コ
ピーしかできないが、この両面反転ユニット( IV )を
付設する事により、まとめて両面コピーをする事が可能
である。
【0038】複数枚まとめて両面コピーをとるとき、排
紙コロ66で下方に導かれた紙は、次の切換爪67で両
面反転ユニット( IV )へ送られる。両面反転ユニット
( IV )へ入った紙は、排紙ローラ120でトレー12
3上に集積される。その際送りローラ121、側面揃え
ガイド122によりコピー紙の縦、横が揃えられる。ト
レー123上に集積されたコピー紙は、再給紙コロ12
4により裏面コピー時に再給紙される。この時、コピー
紙は、切換爪69により直接再給紙ループ72へ導かれ
る。
【0039】次に、上述した複写機の各部を制御するた
めの電装制御部について図4、図5、図6を参照して説
明する。
【0040】電装制御部は、複写機の制御ユニットとし
て2つのCPUを有しており、第1のCPU140(シ
ーケンスCPU)はシーケンス関係の制御、第2のCP
U141(メインCPU)はオペレーション関係の制御
をそれぞれ行なっている。CPU140とCPU141
とは、シリアルインターフェイス143(RS232
C)によって接続されている。
【0041】また図5及び図6に図4に示した電装制御
のより具体的なブロック図を示す。図5及び図6に示す
如くに、メイン制御板151は、全体の制御を行なう上
記第1及び第2のCPU140,141を有している。
そして、図4に示す如くに、上記第1及び第2のCPU
140,141には、それぞれROM153,155が
接続されており、上記ROM155中には、通常の制御
プログラムと共に、後述する如くの無停電電源の供給プ
ログラム(シャットダウンシーケンスプログラム)も保
持されている。そして、上記第2のCPU(メインCP
U)141には、不揮発性メモリとしてRAM156を
有している。
【0042】上記メイン制御板151には、主に前記ス
キャナ部の制御を行なうためのスキャナ制御回路15
7、前記定着ローラ等の制御を行なうためのACドライ
ブ板159、給紙の制御を行なうための給紙制御板16
1と、前記ソータ( III)の制御を行なうためのソータ
制御板163、前記両面反転ユニット( IV )の制御を
行なうための両面制御板165等が接続されており、上
記スキャナ制御回路157には、転写紙の搬送、排出の
制御、及び後述する特定の表示(停電)を含む表示部1
67の制御を行なうためのADF制御板169が接続さ
れている。また、上記メイン制御板151には、前記感
光ドラム40の初期化を行なうための初期化ドライブ板
171と、現像部へのバイアスを制御するバイアス制御
板173とが接続されている。
【0043】そして、上記メイン制御板151には、本
発明の要旨の一つであり、停電時に上記無停電電源供給
プログラムに従って、後述する各部に電源を供給するた
めの無停電電源ユニット145が接続されている。
【0044】次に、シーケンス制御について説明する。
第1のCPU140によるシーケンス制御は、紙の搬送
のタイミング及び作像に関する条件設定、出力を行なっ
ており、そのため第1のCPU140には紙サイズセン
サ、排紙検知やレジスト検知など紙搬送に関するセン
サ、両面ユニット、高圧電源ユニット、リレー、ソレノ
イド、モータなどのドライバー、ソータユニット、レー
ザユニット、スキャナユニットなどが接続されている。
【0045】センサ関係からの入力としては、給紙カセ
ットに装着された紙のサイズ及び向きを検知し、検知結
果に応じた電気信号を出す紙サイズセンサ、レジスト検
知や排紙検知など紙搬送に関するセンサ、オイルエンド
やトナーエンドなどサブライの有無を検知するセンサ、
ならびにドアオープン、ヒューズ断など機械の異常を検
知するセンサなどからの入力がある。
【0046】両面ユニットとしては、紙の幅を揃えるた
めのモータ、給紙クラッチ、搬送経路を変更するための
ソレノイド、紙の有無検知センサ、紙の幅を揃えるため
のサイドフェンスホームポジションセンサ、紙の搬送に
関するセンサなどがある。
【0047】高圧電源ユニットとしては、帯電チャージ
ャ、転写チャージャ、分離チャージャ、現像バイアス電
極の出力をPWM制御によって得られたデューティだけ
それぞれ所定の高圧電力を引加する引加デバイスなどが
ある。PWM制御はそれぞれの高圧電力の出力のフィー
ドバック値をA/D変換する事によってデジタル値にし
て、目標値と等しくなるように制御されている。
【0048】ドライバー関係としては、給紙クラッチ、
レジストクラッチ、カウンター、モータ、トナー補給ソ
レノイド、パワーリレー、定着ヒータなどがある。
【0049】ソータユニット( III)は前述した如くに
シリアルインターフェイスを介して第1のCPU140
に接続されており、シーケンスからの信号により所定の
タイミングで紙を搬送し、各ビンに排出させる。
【0050】第1のCPU140に対するアナログ入力
としては、定着温度、フォトセンサ入力、レーザダイオ
ードのモニタ入力、レーザダイオードの基準電圧、各種
高圧電源からの出力値のフィードバック値等が入力され
ている。定着部にあるサーミスタからの入力により、定
着部の温度が一定になるようにヒータのon/off制
御もしくは位相制御が行なわれる。フォトセンサ入力は
所定のタイミングで作られたフォトパターンをフォトト
ランジスタにより入力し、パターンの濃度を検知するた
めのものであり、これによりトナー補給のクラッチをオ
ン・オフ制御してトナー濃度の制御を行なっている。ま
た、この濃度により、トナーエンドの検知も行なう。レ
ーザダイオードのパワーを一定にするためにA/D変換
器と第1のCPU140のアナログ入力が使用される。
これは予め設定された基準電圧(この電圧は、本実施例
ではレーザダイオードが3mWとなるように設定する)
に、レーザダイオードを点灯したときのモニタ電圧が一
致するように制御されている。
【0051】次に、オペレーション関係の制御について
説明する。第2のCPU141は複数のシリアルポート
とカレンダーICを制御する。上記複数のシリアルポー
トにはシーケンス制御CPU140の他に本発明の特徴
である無停電電源ユニット145、操作部、スキャナ
部、アプリケーション、エディターなどが接続されてい
る。
【0052】操作部ユニットは操作者のキー入力及び複
写機の状態を表示する表示器を有し、キー入力の情報を
メインCPU141にシリアル通信により知らせる。メ
インCPU141はこの情報により操作部の表示器の点
灯、消灯、点滅を判断し、操作部にシリアル送信する。
操作部のCPUはメインCPU141からの情報により
表示器の点灯、消灯、点滅を行なう。
【0053】さらに、得られた情報から機械の動作条件
を決定してコピースタート時に、シーケンス制御を行な
っているCPU140にその情報を伝える。
【0054】スキャナ部では、スキャナサーボモータ駆
動制御及び画像処理、画像読み取りに関する情報をメイ
ンCPU141にシリアル送信処理及びADFとメイン
CPU141のインターフェイス処理が行なわれる。
【0055】アプリケーションとは、外部機器(ファク
ス、プリンター、etc)とメインCPU141のイン
ターフェイスであり、予め設定されている情報内容をや
りとりする。
【0056】エディターとは、編集機能を入力するユニ
ットであり、操作者の入力した画像編集データ(マスキ
ング、トリミング、イメージシフト、etc)をメイン
CPU141にシリアル送信する。
【0057】カレンダーICは、日付と時間を記憶して
おり、メインCPU141にて随時呼び出せるため、操
作部表示器への現在時刻の表示や機械のオン時間、オフ
時間を設定する事により、機械の電源のオン・オフをタ
イマー制御する事が可能となる。
【0058】ゲートアレイはメインCPU141からの
セレクト信号により以下の3経路で画像データ(DAT
A0〜DATA7)と同期信号を出力する。 (1)スキャナ制御回路→画像制御回路 この場合、スキャナからの8bitデータ(ただし4b
it,1bitにもできる)で連送されてくる画像信号
をレーザビームスキャナユニットよりの同期信号PMS
YNCに同期させ、画像制御回路に出力する。 (2)スキャナ制御回路→アプリケーション この場合、スキャナからの8bitデータ(ただし4b
it,1bitにもできる)で連送される画像信号をア
プリケーションにパラレル出力を行なう。アプリケーシ
ョンは入力した画像データを外部に接続されている
プリンタ等の出力装置に出力する。 (3)アプリケーション→画像制御回路 この場合、アプリケーションが外部に接続されている入
力装置(ファクス等)からの8bitデータ(ただし4
bit,1bitにもできる)で連送される画像信号を
レーザビームスキャナユニットよりの同期信号PMSY
NCに同期させ、画像制御回路に出力する。この場合、
外部からの画像信号が1bit,4bitの場合には、
8bitデータに変換する処理を行なう必要がある。
【0059】図7は前記スキャナ部において、前記固体
撮像素子(CCD)8によって検知された画像データを
処理するイメージスキャナ部のブロック図である。CC
D8から出力されるアナログ画像信号は、イメージプリ
プロセッサ(IPP)内部の信号処理回路451で増幅
及び光量補正され、A/D変換器452によってデジタ
ル多値信号に変換される。この信号はシェーディング補
正回路453によって補正処理を受け、イメージプロセ
スユニット(IPU)454に印加される。
【0060】イメージプロセスユニット(IPU)45
4の概略ブロック図を図8に示す。IPUに印加された
画像信号はMTF補正回路で高域強調され、変倍回路で
電気変倍され、γ変換回路に印加される。γ変換回路は
入力特性を機械の特性に合わせて最適になるようにす
る。γ変換回路から出力された画像信号は、データ深さ
切り換え機構のSW1で所定の量子化レベルに変換され
る。この切り換え機構は図9に示す3つのデータタイプ
に切り換える。4bit化回路では4bitデータが出
力され、2値化回路では、入力される8bitの多値デ
ータを予め設定された固定しきい値によって2値データ
に変換し、1bitデータを出力する。ディザ回路は1
bitデータで、面積階調を作り出す。SW1は3つの
データタイプの1つを選択しDATA0〜DATA7と
して出力する。
【0061】スキャナ制御回路460はメインCPU1
41からの指示に従って蛍光灯安定器458、タイミン
グ制御回路459、IPUの電気変倍回路、並びにスキ
ャナ駆動モータ465を制御する。蛍光灯安定器458
は、スキャナ制御回路460からの指示に従って蛍光灯
402のオン、オフ及び光量制御を行なう。
【0062】スキャナ駆動モータ465の駆動軸にはロ
ータリーエンコーダ466が連結されており、位置セン
サ462は副走査駆動機構の基準位置を検知する。
【0063】電気変倍回路は、スキャナ制御回路460
によって設定される主走査側の倍率データに従って電気
変倍処理を行なう。
【0064】タイミング制御回路459はスキャナ制御
回路460からの指示に従って各信号を出力する。すな
わち、読み取りを開始すると、CCD8に対しては1ラ
イン分のデータをシフトレジスタに転送する転送信号
と、シフトレジスタのデータを1ビットずつ出力するシ
フトクロックパルスとを与える。また、タイミング制御
回路459は、像再生系制御ユニットに対して、画素同
期クロックパルスCLK、主走査同期パルスLSYNC
及び主走査有効期間信号LGATEを出力する。この画
素同期クロックパルスCLKは、CCD8に与えるシフ
トクロックパルスとほぼ同一の信号である。また、主走
査同期パルスLSYNCは、画像書き込みユニットのビ
ームセンサが出力する主走査同期信号PMSYNCとほ
ぼ同一の信号であるが、画素同期クロックパルスCLK
に同期して出力される。主走査有効期間信号LGATE
は、出力データDATA0〜DATA7が有効なデータ
であるとみなされるタイミングで高レベルHになる。
【0065】なお、この例ではCCD8は、1ラインあ
たり4800ビットの有効データを出力する。
【0066】スキャナ制御回路460はメインCPU1
41から読み取り開始指示を受けると、照明用蛍光灯4
02を点灯し、スキャナ駆動モータ465を駆動開始し
て、タイミング制御回路459を制御し、CCD8の読
み取りを開始する。また、スキャナ制御回路460は、
副走査有効期間信号FGATEを高レベルHにセットす
る。この信号FGATEは、高レベルHにセットされて
から副走査方向に最大読み取り長さ(この例では、Aサ
イズ長手方向の寸法)を走査するに要する時間を経過す
ると低レベルLとなる。
【0067】図10は本装置のメモリーシステムのブロ
ック図である。CCD8からの画像信号は、シェーディ
ング補正と黒レベル補正と光量補正の機能を持つイメー
ジプリプロセッサ(IPP)を通して8bitデータで
出力される。このデータはマルチプレクサ1(MUX
1)で選択されて、空間周波数高域強調(MTF補正)
機能、速度変換機能(変倍)、γ変換機能、データ深さ
変換機能(8bit/4bit/1bit変換)を持
つ、イメージプロセスユニット(IPU)で処理され
て、MUX3を通してプリンター部PRに出力される。
【0068】画像データ用のフレームメモリを持ったシ
ステムでは、図11に示すIPUからのイメージデータ
を一旦メモリ装置(MEM)に格納し、必要なときにメ
モリ装置(MEM)から取り出してプリンタ(PR)に
出力する様に構成されている。また、IPUからのイメ
ージデータをプリンタ(PR)に出力しながら、同時に
メモリ装置(MEM)に格納して2枚目以降のコピーを
メモリ装置(MEM)からのイメージデータで行なう方
法も一般的である。
【0069】本装置は、IPUからの処理されたデータ
と生のデータのどちらもメモリ装置に取り込めるよう
に、図12に示す様にデータフローが可能な構成になっ
ている。つまり、図10の3つのマルチプレクサ(MU
X1,MUX2,MUX3)の切り換えでデータフロー
を変えられる様に構成している。例えば、1回のスキャ
ナの走査で複数枚のIPUのパラメータを変えたコピー
を出力する場合は、次に示す手順で達成できる。 (1)スキャナ走査時にMUX1をAにして、MUX2
をBにMUX3をAにして1枚目を出力する。この時、
生データがMUX2を通してメモリ装置(MEM)に入
る。 (2)2枚目以降はMUX1をBにして、メモリ装置
(MEM)からのデータをIPUに入れてMUX3を通
してプリンタ(PR)に出力する。この時、1枚コピー
する毎にIPUパラメータを変更する。 このようにして実現できる。
【0070】また、1bitデータのようなコンパクト
なデータを保持する場合は、MUX2をAにしてIPU
の出力をメモリ装置に取り込む。この場合はプリンタ装
置は2値データ(1bit)モードに切り換えてコピー
する。図10のEXTIN,EXTOUTは外部からの
イメージデータ入力信号と外部への出力信号である。図
13は、圧縮器(COMP)と伸長器(EXP)をメモ
リーユニット(Memory Uniy)の前後に入れ
て、実データ以外に圧縮されたデータも格納できるよう
にしたものを示す。この構成では圧縮器(COMP)は
スキャナの速度に合わせて、また伸長器(EXP)はプ
リンタの速度に合わせて動作する必要がある。実データ
を格納する場合は、マルチプレクサMUX4とMUX5
をそれぞれAにし、圧縮データを使う場合はそれぞれB
にする。
【0071】図13のメモリーユニットの中は図14の
ような構成になっている。図15の3つのイメージデー
タタイプと、圧縮データであるコードデータを扱うため
にデータ幅変換器をメモリーブロック(Memory
Block)の入出力に持っている。ダイレクトメモリ
ーコントローラ(DMA1,DMA2)は、パックされ
たデータ数とメモリーデータ幅に応じてメモリーブロッ
クの所定のアドレスにデータを書き込み、読み取り動作
を行なう。
【0072】図15はイメージデータのデータタイプを
示したものである。通常スキャナから、またはプリンタ
へのイメージデータの速度は、8bitデータ、4bi
tデータ、1bitデータに関わらず一定である。つま
り、1ピクセルの周期は、装置において固定されてい
る。本装置では、8本のデータラインのMSB側から1
bitデータ、4bitデータ、8bitデータとMS
B詰めで定義している。このデータをメモリブロックの
データ幅(16bit)にパック、アンパックするブロ
ックが入力データ幅変換器と出力データ幅変換器であ
る。パックする事によってデータ深さに応じてメモリを
使える様になり、メモリ装置の有効利用が可能になる。
【0073】図16は圧縮器(COMP)と伸長器(E
XP)の替わりにピクセルプロセスユニット(PPU)
をメモリーユニットの外に配置したものを示す。PPU
の機能はイメージデータ間のロジカル演算(例えばAN
D,OR,EXOR,NOT)を実現するユニットでメ
モリ出力データと入力データを演算してプリンタに出力
する事と、メモリー出力と入力データ(例えばスキャン
データ)を演算して再びメモリーユニットに格納する事
ができる。出力先のプリンタとメモリーユニットの切り
換えはMUX6,MUX7で行なう。この機能は一般的
には画像合成に使われ、例えばメモリーユニットにオー
バーレイデータを置いておいてスキャナデータにオーバ
ーレイをかぶせる事などに使用される。
【0074】図17は外部記憶装置を使用してイメージ
データを保存する構成を示したものである。イメージデ
ータをフロッピーディスクに保存する時は、図10のE
XTOUTからインターフェイス(I/F)を通してフ
ァイルコントローラ(File Controlle
r)が制御するフロッピーディスクコントローラ(FD
C)に出力し、フロッピーディスクドライブ(FDD)
上のフロッピーディスクに記憶する。
【0075】ファイルコントローラの制御下には、ハー
ドディスクコントローラ(HDC)と、ハードディスク
ドライブ(HDD)があり、ハードディスクの記憶媒体
上にもリード、ライトできる構成にしている。
【0076】ハードディスクドライブ(HDD)は通常
よく使うフォーマットデータやオーバーレイデータを記
憶しておき必要に応じて使用できる様にしている。
【0077】図18は圧縮と伸長の処理速度が間に合わ
なかったときに100%リカバリーできるようにした構
成である。メモリーユニットにはスキャナ走査と同時に
圧縮されたデータとイメージデータがメモリユニットに
入る。入ってきたデータはそれぞれ別のメモリーエリア
に格納されるが、圧縮データはそのまま伸長器(EX
P)へ入り伸長される。1ページのデータが全てメモリ
ーユニットに入るまでに圧縮器(COMP)と伸長器
(EXP)の処理時間が間に合って正常終了した場合は
圧縮データのメモリーエリアだけが残り、生データのエ
リアは取り消される。もし、エラー検出回路(Erro
r Detect)が圧縮器(COMP)または伸長器
(EXP)からのエラー信号を検出した場合は、直ちに
圧縮データエリアが取り消され生データが採用される。
【0078】メモリー管理ユニット(MMU)は、メモ
リーユニットに対して2つの入力データと1つの出力デ
ータが同時に入出力できるようにメモリーを制御するユ
ニットである。このリアルタイムでの圧縮と伸長の検定
をする事で、高速性と確実性とメモリーエリアの有効利
用が可能となった。本実施例でのこの構成はメモリー管
理ユニット(MMU)によってメモリエリアのダイナミ
ックなアロケーションができる様にしたが、生データ用
と圧縮データ用の2つのメモリユニットを持たせてもよ
い。
【0079】図18の構成は、電子ソーティングの様に
複数のページを格納し、リアルタイムでプリンタに出力
するような、格納ページ数とプリント速度を両立させな
ければならないような用途に最適である。
【0080】次に、前述した無停電電源ユニット145
について説明する。
【0081】この無停電電源ユニット145は、停電な
どで電源供給が遮断した時に、所定時間電源供給を行な
うものであり、コンピュータ等に用いられているものと
同様な装置である。
【0082】図5、図6、図19に示す如くに、この無
停電電源ユニット145(切換型)は、一般商用電源の
経路中に設けられ、上記一般商用電源よりの交流入力の
ノイズを除去するためのノイズフィルター176と、平
常時に、上記ノイズフィルター176よりの交流入力を
通過させ、供給するための半導体スイッチ178と、蓄
電池からなるバッテリ部180と、上記蓄電池180を
充電すると共に上記蓄電池180の容量(一般商用電源
の遮断時における蓄電池180の残留容量すなわち電
圧)を検出するための充電及び電池容量検出器177
と、上記一般商用電源の遮断時に上記蓄電池180より
の電力を供給するためのインバータ179と、上記半導
体スイッチ178及びインバータ179よりの入力のノ
イズを除去するためのノイズフィルタ181とを有して
いる。上記無停電電源ユニット145の基本動作を図2
0のタイムチャートを参照して説明すると、上記半導体
スイッチ178よりの遮断検出信号は、上記メイン制御
板151のメインCPU141へ送られ、上記メインC
PU141は、上記ROM155より無停電電源の供給
プログラム(シャットダウンシーケンス)を読み出し、
上記無停電電源の供給プログラムに従って上記バッテリ
部180及びインバータ179よりの電源が各所に供給
される様に、各部を制御する。
【0083】また、上記シャットダウンシーケンスが終
了すると上記メインCPU141は終了信号を上記無停
電電源ユニット145へ供給し、上記終了信号を受けた
無停電電源ユニットのインバータ179は蓄電池180
よりの電源の供給を停止し、全システムが電源オフとな
る。
【0084】次に、図21を参照して、上記無停電電源
ユニット145の充電及び電池容量検出器177の構成
及び動作について説明する。まず上記蓄電池180の充
電特性について説明すると、定電圧で充電する鉛蓄電池
180は、充電時間を横軸にとると充電電圧、充電電
流、充電容量が図21(b)に示す様になる。充電初期
においては充電電流は大きく、充電電圧は低い。(但
し、図21(b)に示す様に充電及び電池容量検出器に
抵抗185をいれた場合である)充電及び電池容量検出
器では出力電流容量は有限で、初期の充電電流を抑えて
いる。充電終期においては充電電圧は飽和してきて、充
電電流も少ししか流れない。充電容量も時間とともに増
加するが、一定時間後はもう増加しない。
【0085】図21(a)に示す如くに、充電及び電池
容量検出器177において、ダイオード182は平常時
に直流電源から負荷に電流を供給する。ダイオード18
3は電流制限抵抗185を介して電池180を充電す
る。ダイオード184は停電時に電池180から負荷に
電流を供給する。この時ダイオード182,183は逆
流防止となる。190はオペアンプであり、抵抗18
6,187,188,189によって差動増幅器を構成
している。電池180の充電電流は充電抵抗185の両
端の電圧を作動アンプ190で測ることによって知るこ
とができる。また電池180の電圧は電池両端の電圧を
直接測ることで知ることができる。以上の方法で知った
充電電流あるいは充電電圧から電池の容量を類推するこ
とができる。電池の容量を充電電流あるいは充電電圧か
ら求める方法は、充電初期から中期にかけては有効であ
る。充電後期にかけては、カーブが飽和してくるため正
確ではないがこの場合かなり充電が進んでいるので、ほ
ぼフル充電と考えても良い。充電不足を検出するには十
分である。
【0086】次に、上記無停電電源の供給プログラムす
なわち、シャットダウンシーケンスについて説明する。
まず、上記シャットダウンシーケンスのコピー全体動作
ステップ上での位置について説明すると、図22のコピ
ー全体動作フローチャートに示す如くに、待機中処理ス
テップからコピー後処理ステップの間において、上記無
停電電源ユニット145より遮断検出信号がメインCP
U141へ送られた場合、メインCPU141は、その
時点で、以下に示すシャットダウンシーケンスへ割り込
んで移行する。シャットダウンシーケンスは、ステップ
203において、後述するシャットダウンプロセスが実
行され、ステップ205においてシャットダウンプロセ
スの終了が判断され、終了の場合、ステップ207にお
いて、メインCPU141より終了信号が送出され、全
システム電源オフ状態となる(ステップ209)。すな
わち、この実施例の場合、シャットダウンシーケンス
は、停電等の場合に割り込み実行されるものとする。ま
た、上記コピー全体動作フロー(図22)中の他の動作
ステップは、一般のデジタルコピーのものと同様である
ので説明は省略する。
【0087】次に、上記ステップ203におけるシャッ
トダウンプロセスについて図23を参照して説明する。
図23に示す如くに、まず、ステップ211において、
上記蓄電池180の充電電流Atを上記充電及び電池容
量検出器177のオペアンプ190よりの値を測定する
ことによって検知する。そして、ステップ213におい
て、上記検出された充電電流Atから、対応する電池容
量Wtを求める。すなわち、あらかじめ、図24(a)
に示す如くに、充電電流Atに対する電池容量Wtの値
を電池容量テーブルとして保管しておき、これを前記メ
インCPU141が参照することによって上記電池容量
Wtが求まる。次に、ステップ215において、現在の
転写紙の紙サイズ、あるいはオペレータの要求による紙
サイズが操作部より入力される。そして、ステップ21
7において、上記紙サイズに対する転写紙1枚あたりの
消費電力Ptを求める。すなわち、あらかじめ、図24
(b)に示す如くに、紙サイズに対する消費電力Ptの
値をコピー消費電力テーブルとして保管しておき、これ
を前記メインCPU141が参照することによって上記
消費電力Ptが求まる。
【0088】次に、ステップ219,221において、
まず、可能コピー枚数Nの初期値をゼロとし、上記求め
た電池容量Wtから上記求めたコピー消費電力Ptを引
き算し、1回引き毎にコピー枚数Nを1つずつ増加して
いき、コピー枚数Nが負になるまで続け、負になった時
点で停止し、可能コピー枚数Nを求める。そして、ステ
ップ225において、上記得られた可能コピー枚数N
が、表示部167上に表示される。以上が、可能コピー
枚数の表示処理であり、以下に、上記可能コピー枚数N
に従ってコピー枚数を強制的に制限する処理が続く。
【0089】すなわち、ステップ227において、上記
可能コピー枚数の表示後に、コピー枚数入力Mがあるか
否かが判断され、ない場合に処理を終了し、ある場合
は、ステップ229において、上記コピー枚数Mに対し
可能コピー枚数Nを減算して両者を比較する。そして、
上記減算結果がゼロより大きい場合、すなわち、コピー
枚数Mが可能コピー枚数Nより大きい場合、ステップ2
31において、コピー枚数を強制的にN枚として、ステ
ップ233において、N枚のコピーを行う。また、上記
ステップ229において、上記減算結果が、ゼロあるい
はゼロより小さい場合は、上記ステップ233へそのま
ま進む。
【0090】次に、本発明に従う画像形成装置(コピ
ー)の第2実施例について説明する。この第2実施例
は、前記第1実施例におけるシャットダウンプロセスの
みが異なっているもので他の構成動作は第1実施例のも
のと同様であるので説明を省略する。まず、前提条件と
して、本実施例のようなデジタルコピーでは、定着ヒー
タやモータなど、大電力を消費する負荷が多いため、電
源遮断時に長時間の通常動作を維持するには、非常に大
容量の無停電電源が必要となり、不経済かつ非現実的で
あることがあげられる。
【0091】そこで、ここでは消費電力をさげ、少容量
の無停電電源でもこれまでのような停電や瞬断による紙
づまり等の不具合を防止できる様にシャットダウンプロ
セスと称する特別な動作を実行している。
【0092】上記シャットダウンプロセスは、この実施
例の場合、大別すると、(1)消費電力を低減してバッ
テリによる給電時間を引きのばす処理、(2)商用電源
が遮断したことをユーザに通知する処理、(3)機内に
コピー中の転写紙を残さないように排出を完了する処
理、(4)感光体に悪影響をおよぼさないよう、感光体
の初期化を完了する処理、(5)給電再開時に以前のジ
ョブを続行しやすいように各種情報を不揮発メモリに退
避する処理、(6)必要な処理が終了したら、バッテリ
の過放電による劣化を防止するため、給電を停止する処
理、の6つの処理となる。
【0093】そこで、図25及び図26に示すシャット
ダウンプロセスのフローチャート及びタイムチャートを
参照してシャットダウンプロセスについて説明する。シ
ャットダウンプロセスは、図25に示す如くに、ステッ
プ301において、まず、前記定着部のヒートローラ6
4の電源の供給がオフ(遮断)される。これは、メイン
CPU141よりの制御により前記ACドライブ板15
9を介して行われる。
【0094】上記ヒートローラ64への電源の供給をオ
フにする理由としては、本実施例のようなコピーにおい
ては、最大の電力消費要素は定着ヒータであることがあ
げられる。転写紙上のトナーを加熱、加圧定着するた
め、通常、定着ヒータは、温度を180℃程度に制御し
ており、800W程度のハロゲンヒータを用いている。
また、定着ヒータの熱容量は比較的大きいため、通電を
停止してもコピー数枚は定着可能な温度を維持できる。
また定着性を保証しないが、定着ローラに損傷を与えな
い領域もある。(図27参照)この特性を利用すれば、
ヒータに通電しなくとも機内にある転写紙の排出は可能
となり、消費電力低減を図れる。そこで、シャットダウ
ンプロセスでは、定着ヒータはオフする。
【0095】次に、ステップ303において、前記表示
部167上に、図28に示す如くに、“停電”の表示の
みを点灯させる。これは、メインCPU141よりの制
御により、前記スキャナ制御回路157及びADF制御
板169を介して行われる。上記停電表示のみを行う理
由としては、シャットダウンプロセスは特別な動作であ
るため、後述の如くユーザの操作を受付けず、リピート
コピーは中断してしまうので何らかの表示を用いないと
ユーザに不安感を与えてしまうことがあげられる。しか
し表示器は、かなり電流を消費するのでできれば消灯し
てしまいたい。また、停電時の動作ということでイメー
ジ的にもあまり表示をつけておくのは望ましくない。そ
こで、ここでは、シャットダウンプロセス時には特定の
表示、すなわち停電表示のみ点灯し、他はすべて消灯す
る様にしている。
【0096】次に、ステップ305において、コピー処
理中であるか否かが判断され、コピー処理中である場
合、ステップ307において、上記コピー処理のリピー
トが中断される。そして、ステップ309において、転
写中か否かが判断され、転写中である場合、同ステップ
309に戻り、転写中でない場合、ステップ311に進
み、転写紙の排出待ち処理、すなわち、転写紙の排出完
了まで排出動作を続行させる様に制御し、ステップ31
3において、排出完了か否かが判断される。上記ステッ
プ305〜313の一連の処理を行う理由としては、機
内に転写紙を残さないことがあげられる。これは、無停
電電源を搭載した大きな理由の1つでもある。
【0097】機内の残留紙を除去するのは、それが停電
により生じたものとはいえ、ジャム紙の処理となんら変
らないものであり、ユーザにとって最もいやな操作とな
る。そこで、シャットダウンプロセスにおいて機内の転
写紙排出完了までは搬送、排出に関わる動作は続行させ
る必要がある。
【0098】シャットダウンプロセスの起動時、機内の
転写紙には次の3つの状態が考えられる。 (1)まだ画像がのっていない。 (2)画像転写中。 (3)画像転写終了。
【0099】排出だけに限れば、プロセス手段を全てオ
フして消費電力の低減をはかり、全ての電力を排出にふ
りわけてもよい。しかし、画像が途中からとぎれたよう
な転写紙を排出すると、ユーザに不快感を与える恐れが
あり、また、異常画像と誤解されかねない。
【0100】そこで消費電力の低減と画像保証の両方の
点より、 (1)画像転写終了していれば、問題なく定着されるの
で正常コピーとする。 (2)画像転写中であればこの転写は続行して正常コピ
ーとする。(まだ定着可能領域にある。) (3)まだ画像がのっていなければ、転写せず無効コピ
ーとする必要がある。従って、上述の様な一連の処理
(ステップ305〜313)が行われるものである。 上記転写紙の排出処理は、メインCPU141よりの制
御により前記スキャナ制御回路157及びADF制御板
169を介して行われる。
【0101】次に、ステップ313において、排出が完
了していない場合、前ステップ311へ戻り、排出が完
了している場合、ステップ315へ進み、前記感光ドラ
ム40の初期化処理が行われる。感光ドラム40の初期
化処理としては、感光ドラム40上の帯電された部分が
前記除電ランプ49により除電され、感光ドラム40上
でトナーの残っている可能性のある部分が前記クリーニ
ングブレード47によりクリーニングされる。また、同
時に、上記ステップ315において、N/Pプロセスの
ため、感光ドラム40上の帯電されていない部分に現像
バイアスとして逆バイアス(+)が印加され、トナーの
付着が防止される。これは、メインCPU141よりの
制御により前記初期化ドライブ板171及びバイアス制
御板173を介して行われる。
【0102】次に、ステップ317において、上記感光
ドラム初期化処理が完了したか否かが判断され、上記初
期化が完了していない場合、前ステップ315へ戻り、
完了している場合、ステップ319へ進み、後の給電開
始時に停電直前までのジョブ(処理)を続行し易い様に
するため、その直前までの各種情報が不揮発性メモリと
してのRAM156に格納される。これは、メインCP
U141により情報の読み出し書き込み処理として行わ
れる。
【0103】以上で、前記ステップ205におけるシャ
ットダウンプロセスが終了するが、前述した如く、次
に、図22のステップ207,209において、メイン
CPU141よりの終了信号が送出され、全システム電
源がオフ状態となる。これは、シャットダウンプロセス
が終了すれば後は電源がどうなろうと、コピー再開時に
不具合のない状態となっているが、電源は、バッテリを
利用して供給されているので過放電はバッテリの劣化を
まねく。そのため、シャットダウンプロセス終了時に終
了信号を無停電電源ユニットに送出し、給電を停止させ
る。
【0104】これによりバッテリの利用は必要最小限に
おさえられ、過放電による劣化は防止されるものであ
る。
【0105】そして、この第2実施例においては、図2
5に示す如くに、上記ステップ301〜319のシャッ
トダウンプロセス中において、後述する電池電圧検知処
理プロセスが、一定時間毎に割り込みをかけて行われ
る。すなわち、上記シャットダウンプロセス中に割り込
んで電池電圧検知処理プロセス501が行われるわけで
あるが、以下に、その必要性について説明する。
【0106】以上のように、シャットダウンシーケンス
では商用電源が遮断されたときに無停電電源によってコ
ピー途中の用紙を排紙することによって、電源復帰後の
ジャム処理をなくすことを目的としている。しかし無停
電電源の電池の充電状態によってはシャットダウンシー
ケンスを正常に実行できない場合も出てくる。電池の充
電状態が十分で無い場合の原因として、前回の停電から
十分な時間電池を充電しないままに再度停電が発生した
場合、あるいは電池が劣化している場合などが考えられ
る。その結果用紙を排紙できず停電復帰後ジャム処理を
必要とする。
【0107】一般的にコピー紙が紙搬送経路の中で停止
する場合にも、後で取り出しにくい位置と取り出し易い
位置とがある。図1の複写機では、感光体40、あるい
は定着ローラ65にコピー紙が掛かっている場合には取
り出しにくく、分離搬送部63にある場合には取り出し
易い。
【0108】次に、電池の劣化は無負荷時には判かりに
くいという問題がある。蓄電池は複数のセル直列にして
電圧を高くしているが、例えば鉛蓄電池の場合1セルは
出力電圧が約2Vであり、充電時の電圧は2.3Vであ
る。今、無停電電源に24Vのバッテリーを使用する場
合、充電電圧は27.6Vである。図21(b)は電池
の充電状態を充電時間に対して表したものであるが、正
常な電池でも充電後期では充電電圧も充電電流もほぼ一
定値になるが、それからも充電容量は増加する。そのた
め充電電圧や充電電流の瞬時値から充電容量を予想する
のは難しい。一方、電池が不良である場合には、例えば
24Vの12個のセルのうち1個が不良でインピーダン
スが高いとすると、充電電流はインピーダンスが高いた
めに流れず、充電電圧は充電電流が流れないために最初
から高い。この場合にも充電電流と充電電圧からでは充
電状態を予想することは困難である。しかし、この問題
も無負荷時の電圧と負荷が加わってからの電圧差を測定
することによって電池容量を予想することができる。
【0109】以上のことから、この実施例の電池電圧検
知処理システム501では電池の容量がシャットダウン
シーケンスを実行するには十分でないことを検出し、そ
の場合にはコピー紙を取り出し易いところで停止させ
る。
【0110】それでは図29を参照して、上記電池電圧
検知処理プロセス501について説明する。上記電池電
圧検知処理プロセス501は、まず、ステップ505に
おいて、上記シャットダウンシーケンス時における電池
180の電圧Esを測定し、ステップ507において、
あらかじめ測定された無負荷時の電池180の電圧Eo
と上記シャットダウンシーケンス時の電池電圧Esとを
比較する。そして、両者の差が電圧低下幅スレッショー
ルド△Eより大きい場合、すなわち、上記電池電圧Es
が異常に低下している場合、ステップ509において、
フラッグを立ててFLG→1とする。そして、次に、ス
テップ511において、転写紙の排出処理中にFLG=
1か否かが判断され、FLG=1の場合は、ステップ5
13へ進み、転写紙を取り出し易い場所、すなわち、図
1に示す分離搬送部63で停止させる。また、上記ステ
ップ511において、FLG=1でない場合は、ステッ
プ515,517において、転写紙の分離搬送処理及び
転写紙上のトナー像の定着処理が行われる。以上で電池
電圧検知処理プロセス501が終了する。
【0111】なお、本発明の実施例においては、無停電
電源として、図19に示す如くの切換型のものを用いた
が、これに限定されることはなく、図30に示す如くの
無瞬断型のものを用いてもよい。
【0112】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、商用電源
に停電や期間の長めの瞬断などが発生した場合でも、無
停電電源を備え、その無停電電源の残留容量を検知し、
その検知された残留容量に従って上記無停電電源の各所
への供給を制御するシャットダウンプロセスを行うこと
により、無停電電源の残留容量を有効に使って停電終了
後の再起動を行い易くする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したデジタル複写機の全体構成図
である。
【図2】(a) 及び(b) は図1に示すデジタル複写機にお
ける書き込み部の平面図及び側面図である。
【図3】図1に示す書き込みユニットのレイアウト図及
び光路図である。
【図4】図1に示す複写機における電装制御部の機能ブ
ロック図である。
【図5】図1に示す複写機における電装制御部の全体ブ
ロック図である。
【図6】図1に示す複写機における電装制御部の全体ブ
ロック図である。
【図7】図1に示すイメージスキャナ部のブロック図で
ある。
【図8】イメージプロセスユニットの概略ブロック図で
ある。
【図9】図8に示すユニットにおけるデータ深さ切り換
え例を示す図である。
【図10】メモリーシステムのブロック図である。
【図11】図10に示すメモリーシステムの動作説明図
である。
【図12】図10に示すメモリーシステムの動作説明図
である。
【図13】メモリーユニットの周辺構成を示すブロック
図である。
【図14】図13に示すメモリーユニットの内部構成図
である。
【図15】イメージデータのデータタイプを示す図であ
る。
【図16】メモリーユニットの周辺構成の他の例を示す
ブロック図である。
【図17】イメージデータを保存するための外部記憶装
置を使用した例を示す図である。
【図18】メモリーユニットの周辺構成の他の例を示す
ブロック図である。
【図19】本発明の特徴である無停電電源の内部構成を
示すブロック図である。
【図20】商用電源遮断時のシーケンスを示す図であ
る。
【図21】(a)及び(b)は図19に示す無停電電源
の充電及び電池容量検出器の構成を示すブロック図であ
る。
【図22】図1に示す複写機の全体動作を示すフローチ
ャート図である。
【図23】本発明の特徴であるシャットダウンプロセス
を示すフローチャート図である。
【図24】(a)及び(b)は図23に示すシャットダ
ウンプロセスにおいて使用される電池容量テーブル及び
コピー消費電力テーブルを示す図である。
【図25】本発明の第2実施例に係るシャットダウンプ
ロセスのフローチャート図である。
【図26】コピープロセス及びシャットダウンプロセス
の各部の動作を示すタイムチャート図である。
【図27】転写紙の定着温度特性を示す図である。
【図28】シャットダウンプロセスにおける表示部の表
示例を示す図である。
【図29】図25に示す電池電圧検知処理プロセスのフ
ローチャート図である。
【図30】他の無停電電源の構成を示す構成図である。
【符号の説明】
1 反射鏡、 3 光源、 8 固体撮像素子、 9
コンタクトガラス、40感光体ドラム、 42 現像
器、 43 トナー補給器、44 転写チャージャ、
45 分離チャージャ、 49 除電ランプ、50 フ
ォトセンサ、 60カセット、 62 レジストロー
ラ、63 分離搬送部、 64 ヒートローラ、 65
加圧ローラ、67,68,69 切換爪、 70 ト
レー、 72 再給紙ループ、100 原稿給紙台、
101 サイドガイド、 102 搬送ベルト、103
排紙トレー、 110 モータ、 111 ビン、1
20 排紙ローラ、 123 トレー、124 再給紙
コロ、140 第1のCPU(シーケンスCPU)、1
41 第2のCPU(メインCPU)、 145 無停
電電源ユニット、151 メイン制御板、 153,1
55 ROM、 156 RAM、157 スキャナ制
御回路、 159 ACドライブ板、161 給紙制御
板、 163 ソータ制御板、 165 両面制御板、
167 表示部、 169 ADF制御板、 171
初期化ドライブ、173 バイアス制御板、176,1
81 ノイズフィルタ、177 充電及び電池容量検出
器、 178半導体スイッチ、180 バッテリ部、
190 オペアンプ、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 君育 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 福井 智則 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源よりの電源に基づいて、原稿か
    ら画像を読み取り、その画像を転写手段上に形成するた
    めの画像形成装置にして、上記商用電源よりの電源が遮
    断された場合、その電源の遮断を検知し、その時点での
    自らの電池容量を検知し、上記電源遮断後、所定時間電
    源を供給する無停電電源手段と、上記無停電電源手段に
    より電源遮断が検知された場合、通常の画像形成処理と
    は異なる前もって決められた電源遮断時処理(シャット
    ダウンプロセス)が実行され、上記電源遮断時処理終了
    後、上記無停電電源手段よりの電源の供給が遮断される
    様に制御する制御手段と、を具備し、上記シャトダウン
    プロセスが、上記検知された無停電電源の電池容量に基
    づいて、上記商用電源遮断時における可能な画像形成枚
    数を演算する処理、及び上記演算された画像形成枚数を
    表示する処理から成っていることを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 商用電源よりの電源に基づいて原稿から
    画像を読み取り、その画像を転写手段上に形成するため
    の画像形成装置において、上記商用電源よりの電源が遮
    断された場合、その電源の遮断を検知し、その時点での
    自らの電池容量を検知し、上記電源遮断後、所定時間電
    源を供給する無停電電源手段と、上記無停電電源手段に
    より電源遮断が検知された場合、通常の画像形成処理と
    は異なる前もって決められた電源遮断時処理(シャット
    ダウンプロセス)が実行され、上記電源遮断処理終了
    後、上記無停電電源手段よりの電源の供給が遮断される
    様に制御する制御手段と、を具備し、上記シャットダウ
    ンプロセスが、主に、消費電力を低減してバッテリによ
    る給電時間を引きのばす処理、機内にコピー中の転写紙
    を残さないように排出を完了する処理、感光体に悪影響
    をおよぼさないよう、感光体の初期化を完了する処理、
    給電再開時に以前のジョブを続行しやすいように各種情
    報を不揮発メモリに退避する処理、商用電源が遮断した
    ことをユーザに通知する処理及び、上記検知された無停
    電電源の電池容量に従って上記容量が異常に低下してい
    る場合、上記転写手段を取り出し易い場所で停止させる
    処理から成っていることを特徴とする画像形成装置。
JP3298147A 1991-10-18 1991-10-18 画像形成装置 Pending JPH05107837A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3298147A JPH05107837A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3298147A JPH05107837A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05107837A true JPH05107837A (ja) 1993-04-30

Family

ID=17855807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3298147A Pending JPH05107837A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05107837A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09163044A (ja) * 1995-12-11 1997-06-20 Ricoh Co Ltd 複写機システム
JPH10240481A (ja) * 1997-02-27 1998-09-11 Riso Kagaku Corp 画像形成装置
JPH1111790A (ja) * 1997-06-23 1999-01-19 Sharp Corp シート処理装置の異常動作時における復帰方法及び復帰装置
JP2001088402A (ja) * 1999-07-22 2001-04-03 Hewlett Packard Co <Hp> 可変スループットプリンタ
JP2009292095A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Ricoh Co Ltd 電子装置及びその制御方法
JP2011173286A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム
JP2013199123A (ja) * 2013-05-22 2013-10-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及びその制御方法
US9570049B2 (en) 2014-02-10 2017-02-14 Synaptics Japan Gk Semiconductor device
JP2019008109A (ja) * 2017-06-23 2019-01-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09163044A (ja) * 1995-12-11 1997-06-20 Ricoh Co Ltd 複写機システム
JPH10240481A (ja) * 1997-02-27 1998-09-11 Riso Kagaku Corp 画像形成装置
JPH1111790A (ja) * 1997-06-23 1999-01-19 Sharp Corp シート処理装置の異常動作時における復帰方法及び復帰装置
JP2001088402A (ja) * 1999-07-22 2001-04-03 Hewlett Packard Co <Hp> 可変スループットプリンタ
JP2009292095A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Ricoh Co Ltd 電子装置及びその制御方法
JP2011173286A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム
JP2013199123A (ja) * 2013-05-22 2013-10-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及びその制御方法
US9570049B2 (en) 2014-02-10 2017-02-14 Synaptics Japan Gk Semiconductor device
JP2019008109A (ja) * 2017-06-23 2019-01-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7730541B2 (en) Data processing apparatus including data erasure in response to power loss and data erasing method therefor
JPH05260232A (ja) 無停電電源付き画像形成装置
JPH05107837A (ja) 画像形成装置
JPH0572844A (ja) 画像形成装置
EP0717549B1 (en) Image forming apparatus
JP2006095739A (ja) 画像処理装置
JPH0538050A (ja) 画像形成装置の制御装置
JP2008306392A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP3359742B2 (ja) 画像形成装置
JP2002007100A (ja) 電源制御装置
JP3354681B2 (ja) 画像形成装置
JPH09312715A (ja) 画像形成装置
JP2002010001A (ja) ファクシミリ装置
JP7158948B2 (ja) 画像形成装置
JPH1130927A (ja) 画像形成装置
JPH0527495A (ja) 画像形成装置の電源監視装置
JP2003217417A (ja) インターロック回路を有する給電装置および画像形成装置
JP2001169046A (ja) ファクシミリ装置およびファクシミリ受信方法
JPH10186950A (ja) 画像形成装置
JPH0530368A (ja) 画像形成装置
JPH0527494A (ja) 無停電電源付き画像形成装置
JP2991247B2 (ja) 複合デジタル複写機
JPH11284780A (ja) 画像形成装置
JPH1198289A (ja) デジタル複写装置
JP3193429B2 (ja) 画像形成装置