JPH051072Y2 - - Google Patents

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JPH051072Y2
JPH051072Y2 JP1985130891U JP13089185U JPH051072Y2 JP H051072 Y2 JPH051072 Y2 JP H051072Y2 JP 1985130891 U JP1985130891 U JP 1985130891U JP 13089185 U JP13089185 U JP 13089185U JP H051072 Y2 JPH051072 Y2 JP H051072Y2
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electrode
sample
intermediate electrode
reaction vessel
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案はプラズマデボジシヨン装置やプラズマ
エツチング装置に適用して有効なプラズマ処理装
置に関するものである。
(従来の技術) 此の種のプラズマ処理装置においては、上下電
極に高周波電力を印加する高周波発振器の電気的
効率、即ち、供給電力に対するプラズマ発生出力
が、50〜70%と極めて低く、省エネルギ上不利で
あると共に、供給電力を高出力にしなければ満足
のゆくプラズマ処理効果が得られないのみなら
ず、下記のような重大な欠陥を有している。
即ち、一般に、上下電極間で形成されたプラズ
マ中には反応ガスの分解により生成された分子、
原子、ラジカルやイオン、電子の荷電粒子等が存
在してウエーハは、これらに直接曝されており、
特に電子は上下電極間に印加された高周波電力に
追随して加速され、ウエーハに衝突し易い状態に
ある。このため、供給電力を高出力にすると、電
子は高速でウエーハに衝突するようになり、ウエ
ーハ温度の上昇やマスク用としてのホトレジスト
膜への悪影響等、更にはウエーハの電気的特性へ
の悪影響等の作用を及ぼし、所謂電気的ダメージ
をウエーハに与えることになる。特に、半導体集
積回路の微細パターン形成のためには、ウエーハ
の温度の上昇、ホトレジスト膜の変形は極力避け
る必要がある。
前記の問題点を防止するために、第4図に示す
装置が提案されている。この装置は、反応容器A
内に設けた上部電極Bと、試料Cが載置された下
部電極Dとの間に網目状の中間電極Eを設け、上
部電極Bと中間電極Eとの間に高周波電源Fにて
高周波電力を印加する電気回路Gを、又、下部電
極Dと中間電極Eとの間にはバイアス電圧又は高
周波電力を印加するように電気回路Hを設けてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前記の装置においては、上部電
極と下部電極間の距離が固定であるため、例えば
条件等の異なる試料を同じ装置で処理することは
できず、又反応容器内部の真空度及びガス条件等
環境の変化に対する微調整も行なうことができな
いという問題があつた。
そこで、本考案においては、試料がプラズマ中
に直接曝されることなく、且つ1台の装置で種々
特性のある各種処理を行うことができる装置を提
供しようとするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案におけるプラズマ処理装置は、反応容器
1内に上下部電極2,3を対向させて設置し、上
下部電極2,3のいずれか一方で試料5を支持
し、他方の電極は反応ガスを導入しプラズマ励起
室11を形成する筺体の中間電極8で包囲し、こ
の中間電極8は他方の電極と共に反応容器1に対
して昇降自在に設け、中間電極8の試料5側に多
数のガス通過孔12,12,…を設け、この中間
電極8と他方の電極との間は高周波電力を印加す
る回路を、中間電極8と試料側電極にはバイアス
電圧又は高周波電力を印加する回路を設けたもの
である。
(実施例) 本考案の第1実施例を第1図に基いて詳細に説
明すると、反応容器1内に平板で形成した上部電
極2と下部電極3とを対向して設置する。下部電
極3は反応容器1の底部を貫通した軸4で回転自
在に支持され、上面にウエーハ等の試料5を載置
しており、軸4はシール機構6で反応容器1に対
し、密閉できるようになつている。
一方、上部電極2は反応容器1の天井を貫通し
た軸7で支持されている。この上部電極2は導電
性材料で筺体に形成した中間電極8内に全周面が
中間電極8に対して空間を形成するように収納さ
れている。そして、中間電極8の上面には軸7を
囲繞するように形成した導入管9を設けてガス供
給装置10から処理ガスを導入するようになつて
おり、中間電極8の内部にプラズマを発生させる
プラズマ励起室11を形成せしむる。この中間電
極8は試料5側に多数のガス通過孔12,12,
…を設けている。又導入管9はシール機構13で
反応容器1に対し密閉状態で貫通しており、図面
では省略したが、昇降装置で上部電極2と共に反
応容器1に対して昇降できるようになつている。
又、上部電極2と中間電極8は高周波電源14
に接続され、中間電極8と下部電極3間に直流電
源15を設けてバイアス電圧を印加するようにな
つている。
図中16は排気口である。
(作用) 第1実施例は前記のように構成したもので、中
間電極8を上部電極2と共に昇降させて、試料5
に対する最適位置に上部電極2にセツトし、高周
波電力によりプラズマ励起を行い、励起ガスをガ
ス通過孔12,12,…から排出させて試料5に
吹付けるようになつている。
次に、第2実施例を第2図に基いて説明する
と、本実施例は一般にカソードカツプリング方式
と呼ばれている方式で、反応容器1をアルミニウ
ム等の導電性材料で形成し、それを接地側とした
もので、中間電極8の導入管9と反応容器1とを
接続線17で接続し、上部電極2と反応容器1と
を高周波電源14に接続し、更に下部電極3と反
応容器1とを高周波電源14′に接続したもので
ある。
他は全て第1実施例と同一なので、同一符号を
付し説明を省略する。
尚、前記実施例においては接続線17を用いる
ように説明したが、シール機構13が電気的導通
があれば不用である。
次に、第3実施例を第3図に基いて説明する
と、本実施例は気相成長装置に実施した場合で、
試料5は上部電極2に設けた穴(図示省略)に嵌
入させて支持させている。そして、下部電極3を
中間電極8で包囲し、試料5に対して昇降できる
ように構成し、上部電極2の上面に加周波加熱コ
イル18を設置して化学気相成長を行うようにし
たものである。
他は、第2実施例と同一なので同一符号を付し
説明を省略する。
〔考案の効果〕
本考案においては、中間電極8と試料5を支持
していない側の電極とは、両者間の間隔を変える
ことなく、試料5に対し、間隔を変化させること
ができるため、安定したプラズマ励起を行うこと
ができ、1台の装置で、種々異つた特性のプラズ
マ処理を行うことができる。
又、反応ガスの分解により生成された分子、原
子、ラジカルやイオン、電子の荷電粒子等に試料
が曝されることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るプラズマ処理装置の第1
実施例の断面図、第2図は第2実施例の断面図、
第3図は第3実施例の断面図、第4図は従来装置
の断面図である。 1……反応容器、2……上部電極、3……下部
電極、5……試料、8……中間電極、11……プ
ラズマ励起室、12……ガス通過孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 反応容器1内に上下部電極2,3を対向させて
    設置し、上下部電極2,3のいずれか一方で試料
    5を支持し、他方の電極は反応ガスを導入しプラ
    ズマ励起室11を形成する筺体の中間電極8で包
    囲し、この中間電極8は他方の電極と共に反応容
    器1に対して昇降自在に設け、中間電極8の試料
    5側に多数のガス通過孔12,12,…を設け、
    この中間電極8と他方の電極との間は高周波電力
    を印加する回路を、中間電極8と試料側電極には
    バイアス電圧又は高周波電力を印加する回路を設
    けたことを特徴とするプラズマ処理装置。
JP1985130891U 1985-08-29 1985-08-29 Expired - Lifetime JPH051072Y2 (ja)

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JP1985130891U JPH051072Y2 (ja) 1985-08-29 1985-08-29

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JPS6240829U JPS6240829U (ja) 1987-03-11
JPH051072Y2 true JPH051072Y2 (ja) 1993-01-12

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JPH0682623B2 (ja) * 1985-12-02 1994-10-19 株式会社日立製作所 薄膜形成方法とその製造装置
JP2652547B2 (ja) * 1988-02-23 1997-09-10 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理方法
JP2926711B2 (ja) * 1988-05-13 1999-07-28 松下電器産業株式会社 ドライエッチング装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58124223A (ja) * 1982-01-20 1983-07-23 Hitachi Ltd プラズマ処理装置
JPS5943880A (ja) * 1982-09-03 1984-03-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd ドライエツチング装置

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