JPH05106882A - 換気扇自動運転装置 - Google Patents

換気扇自動運転装置

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JPH05106882A
JPH05106882A JP3270757A JP27075791A JPH05106882A JP H05106882 A JPH05106882 A JP H05106882A JP 3270757 A JP3270757 A JP 3270757A JP 27075791 A JP27075791 A JP 27075791A JP H05106882 A JPH05106882 A JP H05106882A
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JP
Japan
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smoke
ventilation fan
ventilating fan
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sensor
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JP3270757A
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Takahito Nishikawa
敬人 西川
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
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Matsushita Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 換気扇自動運転装置において、換気扇運転時
に、吸い込み口から吸い込まれる空気の気流でセンサの
検出値に誤差が発生しても、室内の雰囲気に応じて正確
に換気扇を停止することのできる換気扇自動運転装置を
提供することを目的とする。 【構成】 煙検知センサ1からの信号にもとづき煙検出
回路2から煙濃度判定手段4に煙濃度のデータが入力さ
れる。煙濃度判定手段4では、このデータを、換気扇停
止中にはあらかじめ設定されている換気扇停止時用の基
準値と、また、換気扇運転中には煙検知センサ1の冷却
効果を考慮した換気扇運転時用の基準値と、それぞれ別
に比較し、駆動回路6を通じて換気扇7を制御し、換気
扇を室内の実際の雰囲気に応じ正確に自動運転、あるい
は停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タバコの煙等に応じて
換気扇を自動運転する換気扇自動運転装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の換気扇自動運転装置は、
一般的に図3および図4に示すような構成であった。
【0003】図に示すように、天井面98から天井裏1
00へ挿入設置され、一側面に吐出口101と下面に吸
い込み口102とを有した換気扇本体103の吸い込み
口102近傍には、室内のタバコの煙等を検知する煙セ
ンサ104が設けられている。そして、煙センサ104
の内部には、煙濃度を抵抗値に変換するための煙検知素
子105と、この煙検知素子105を加熱させるヒータ
106とが備えられている。そして、煙検知素子105
をヒータ106で加熱することにより、煙検知素子10
5の抵抗値を微量の煙にでも敏感に変化するようにして
いる。そして、この煙センサ104の検知信号を煙検出
回路107へ出力している。煙検出回路107では、煙
濃度に対応した電圧レベルに変換して変換信号を煙濃度
判定手段108へ出力している。煙濃度判定手段108
では、煙検出回路107の変換信号を所定の基準値と比
較判定して判定信号を運転手段109へ出力している。
運転手段109では、煙濃度判定手段108の判定信号
により、駆動回路110を通じて換気扇111の運転、
停止を行う。
【0004】なお、煙濃度判定手段108と運転手段1
09とはマイクロコンピュータ112で実現されてい
た。
【0005】上記構成における換気扇自動運転装置の動
作を図5を参照しながら説明する。まず、ステップ51
において、煙センサ104からの信号にもとづき、煙検
出回路107からマイクロコンピュータ112に煙濃度
のデータが入力される。つぎに、ステップ52において
換気扇111の運転の有無を判別し、停止している場合
は、ステップ53へ進み、ステップ53で煙濃度が、あ
らかじめマイクロコンピュータ112に入力しておいた
基準値以上と判断した場合は、ステップ54へ進み、運
転手段109により駆動回路110を通じ換気扇111
を運転し、ステップ55に進んでT0時間作動するタイ
マをスタートさせる。
【0006】また、ステップ52で換気扇111が運転
されていると判別した場合には、ステップ56へ進み、
ステップ56でT0時間経過するまで換気扇111を強
制運転させる。T0時間経過後、ステップ57でふたた
び煙センサ104からの信号を入力し、つぎに、ステッ
プ58で煙濃度を判断し、前記基準値以上の還元性ガス
を検出しない場合は、ステップ59にうつり運転手段1
09により換気扇111を停止させる。また、ステップ
58で所定値以上を検出した場合は、ステップ57へう
つり、所定値以下になるまで換気扇111の運転を続け
る。
【0007】また、ステップ53で煙濃度を判断し、あ
らかじめマイクロコンピュータ112に入力しておいた
基準値以上の還元性ガスを検出しなかった場合、あるい
は、ステップ59、ステップ55の終了後は、ステップ
51へ戻る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の換気
扇自動運転装置では、応答性を高めるため煙センサ10
4が通風路に設けられており、換気扇111を運転する
と、吸い込み口102から吸引される空気の流れに煙セ
ンサ104がさらされ、図6に示すように、換気扇11
1停止時に比べて煙センサ104の出力信号が低下し、
実際は、室内の空気の煙濃度が基準値以下できれいにな
っているにもかかわらず、換気扇が停止しないという課
題があった。
【0009】本発明は上記課題を解決するもので、換気
扇運転時に吸い込み口から吸い込まれる空気の気流で煙
センサの検出値に誤差が発生しても、室内の雰囲気に応
じて正確に換気扇を停止することのできる換気扇自動運
転装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、室内の煙濃度を検知する煙検知センサと、
この煙検知センサの検知信号を電圧レベルに変換する煙
検出回路と、この煙検出回路の電圧レベルを所定の基準
値と比較判定する煙濃度判定手段と、この煙濃度判定手
段の判定信号により換気扇を運転するかどうかを判断す
る運転手段と、この運転手段の信号にもとづいて換気扇
を運転させる駆動回路とを備え、前記煙濃度判定手段が
比較判定するための基準値は、換気扇の運転時と停止時
とを運転時の方が高く別々に設定された換気扇自動運転
装置を構成したものである。
【0011】
【作用】本発明は上記した構成により、換気扇が運転さ
れているとき、煙濃度判定手段が判定するための基準値
は高い方の値となり、煙センサが実際よりも汚れている
ように信号を出力してもその誤差分補正されて、換気扇
は正確に停止する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1およ
び図2を参照しながら説明する。図に示すように、天井
面8から天井裏9へ挿入設置され、一側面に吐出口11
と下面に吸い込み口10とを有した換気扇本体7の吸い
込み口10近傍には、室内の煙濃度を検知する煙検知セ
ンサ1が設けられている。そして、この煙検知センサ1
の検知信号を煙検出回路2へ出力している。煙検出回路
2では、煙濃度に対応した電圧レベルに変換して変換信
号を煙濃度判定手段4へ出力している。煙濃度判定手段
4では、煙検出回路2の変換信号を所定の基準値と比較
判定して判定信号を運転手段5へ出力しているが、この
ときの基準値は、換気扇の運転時と停止時では別の値と
し、運転時の方を高くしている。運転時の基準値を高く
することにより、実際にはきれいになっていても汚れて
いると検知して換気扇が停止しないのを、その誤差分補
正して正確に停止するようにできる。運転手段5では、
煙濃度判定手段4の判定信号により、駆動回路6を通じ
て換気扇7の運転、停止を行う。なお、煙濃度判定手段
4および運転手段5をマイクロコンピュータ3で実現し
ている。
【0013】上記構成における換気扇自動運転装置の動
作を、以下、図2を参照しながら説明する。
【0014】まず、ステップ11において、煙検知セン
サ1からの信号にもとづき、煙検出回路2からマイクロ
コンピュータ3に煙濃度のデータが入力される。つぎ
に、ステップ12において煙濃度判断手段4により換気
扇7の運転の有無を判別し、停止している場合は、ステ
ップ13へ進み、ステップ13で、煙濃度があらかじめ
マイクロコンピュータ3に入力しておいた第一の基準値
(換気扇停止時専用の値)以上と判断した場合は、ステ
ップ14へ進み、運転手段5により駆動回路6を通じ換
気扇7を運転させ、ステップ15へ進んでT0時間作動
するタイマをスタートさせる。また、ステップ12で換
気扇7が運転されていると判別した場合には、ステップ
16へ進み、ステップ16において、T0時間経過する
まで換気扇7を強制運転させる。この間、煙検知センサ
1からのデータは、無視するものとする。
【0015】T0時間経過後、ステップ17でふたたび
煙検知センサ1からの信号を入力し、つぎに、ステップ
18で煙濃度が、あらかじめマイクロコンピュータ3に
入力しておいた第二の基準値(換気扇運転時専用の値)
以下と判断した場合は、ステップ19移り、運転手段4
により駆動回路6を通じて換気扇7を停止させる。ま
た、ステップ18で煙濃度が、第二の基準値以上と判断
した場合は、ステップ17へうつり、煙濃度が第二の基
準値以下になるまで駆動回路6を通じて換気扇7の運転
を続ける。
【0016】また、ステップ13で煙濃度が第一の基準
値以下と判断した場合、ステップ19、あるいはステッ
プ15の終了後は、ステップ11へ戻る。
【0017】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、換気扇停止中に煙検知センサが煙濃度を検知
し、換気扇停止時用の基準値と比較して汚れていると判
断し、換気扇を運転し、吸い込み口から吸い込まれる空
気の気流に煙センサがさらされて実際の汚れ具合いより
汚れているように検知したデータになっても、それを考
慮した換気扇運転時用の基準値と切り換えて比較するこ
とができるので、室内の実際の雰囲気に応じた正しい換
気扇の自動停止ができることとなり、より正確な換気扇
自動運転装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の換気扇自動運転装置のブロ
ック図
【図2】同プログラムのフローチャート
【図3】従来の換気扇自動運転装置のブロック図
【図4】同煙センサの概略構成図
【図5】同プログラムのフローチャート
【図6】同煙センサの出力電圧を示す説明図
【符号の説明】
1 煙検知センサ 2 煙検出回路 4 煙濃度判定手段 5 運転手段 6 駆動回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内の煙濃度を検知する煙検知センサと、
    この煙検知センサの検知信号を電圧レベルに変換する煙
    検出回路と、この煙検出回路の電圧レベルを所定の基準
    値と比較判定する煙濃度判定手段と、この煙濃度判定手
    段の判定信号により換気扇を運転するかどうかを判断す
    る運転手段と、この運転手段の信号にもとづいて換気扇
    を運転させる駆動回路とを備え、前記煙濃度判定手段が
    比較判定するための基準値は、換気扇の運転時と停止時
    とを運転時の方が高く別々に設定された換気扇自動運転
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110726162A (zh) * 2019-10-16 2020-01-24 珠海格力电器股份有限公司 一种烟机调节风量的控制方法及控制装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52116635A (en) * 1976-03-25 1977-09-30 Toshiba Corp Indoor environmental control device
JPH02164416A (ja) * 1988-12-19 1990-06-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気清浄機の制御回路

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