JPH06201166A - 換気扇の自動運転装置 - Google Patents

換気扇の自動運転装置

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JPH06201166A
JPH06201166A JP104293A JP104293A JPH06201166A JP H06201166 A JPH06201166 A JP H06201166A JP 104293 A JP104293 A JP 104293A JP 104293 A JP104293 A JP 104293A JP H06201166 A JPH06201166 A JP H06201166A
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JP
Japan
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ventilation fan
gas concentration
set value
change amount
exhaust
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JP104293A
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Sukefumi Kiuchi
右文 木内
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Matsushita Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 換気扇の自動運転装置において、換気扇を設
置する室内広さや設置位置に関係なく使用者の存在する
雰囲気に応じた換気ができる換気扇の自動運転装置を提
供することを目的とする。 【構成】 換気扇2の吸込口3近傍に温度検知素子4お
よびガス濃度検知素子5を設け、所定時間後の温度およ
びガス濃度の変化量が設定値以上になったときに、換気
扇2の運転を開始する。変化量が設定値以上にならず、
換気扇が一定時間停止したままの状態が続いたり、換気
扇運転時に設定値以下にならず、換気扇が一定時間運転
したままの状態が続いた場合には設定値を補正し、変化
量が設定値以下になったときに、換気扇2の運転を停止
する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内の温度とガス濃度
とを検知し、これらの変化量に応じて換気扇を自動的に
運転制御する換気扇の自動運転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、換気扇を室内の環境の変化に応じ
て、例えば温度変化やガス濃度変化などによって自動運
転させる換気扇の自動運転装置が増えつつある。
【0003】従来のこの種の換気扇の自動運転装置は、
一般に図5に示すように、室内101の壁面あるいは天
井面に設置された換気扇102の自動運転設定または手
動排気量設定を行う排気量切り換え手段103が設けて
あり、換気扇102の吸込口104近傍に室内101の
温度を検知する温度検知素子105と、この温度検知素
子105の検知出力を所定時間ごとに測定する温度測定
手段106と、室内101のガス濃度を検知するガス濃
度検知素子107と、このガス濃度検知素子107の検
知出力を所定時間ごとに測定するガス濃度測定手段10
8とを設け、温度測定手段106およびガス濃度測定手
段108のそれぞれの測定値を入力し、温度測定手段1
06の測定値、またはガス濃度測定手段の測定値が所定
時間内に所定の値を越えた場合には換気扇102を起動
させる運転開始手段109と、換気扇102起動後、温
度測定手段106の測定値、またはガス濃度測定手段1
08の測定値にもとづいて換気扇102の排気量を調節
する排気量調節手段110、および温度測定手段106
の測定値、またはガス濃度測定手段108の測定値が所
定時間内に所定の値まで下がった場合には換気扇102
を停止させる停止手段111を設けていた。
【0004】上記構成において、排気量切り換え手段1
03において手動で排気量を設定すると、その排気量で
換気扇102は運転され、自動運転を設定すると、温度
測定手段106によって測定された温度変化量の値が、
設定値以上であれば、運転開始手段109によって換気
扇102の運転を開始する。また、ガス濃度測定手段1
08によって測定されたガス濃度変化量の値が設定値以
上であれば運転開始手段109によって換気扇102の
運転を開始する。そして運転中には、運転開始時にあら
かじめ記憶しておいた温度と、運転中の温度あるいは運
転開始時に同じく記憶しておいたガス濃度と運転中のガ
ス濃度との差に応じて排気量調節手段110によって換
気扇102の排気量を調節する。また、運転開始時の温
度と運転中の温度との差が設定値以下にもどったとき、
あるいは運転開始時のガス濃度と運転中のガス濃度との
差が設定値以下にもどったときには、運転停止手段11
1によって換気扇102の運転を停止させるものであっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の換気
扇の自動運転装置では、換気扇102を設置する室内1
01が広かったりして温度検知素子105およびガス濃
度検知素子107と空気汚染源との距離が遠く離れ、温
度検知素子105およびガス濃度検知素子107まで到
達せずに使用者付近との空気のむらができる場合は、使
用者付近では空気が汚れているにもかかわらず換気扇1
02が停止したままになり、またその逆に設置位置によ
り温度検知素子105およびガス濃度検知素子107と
空気汚染源との距離が接近し、発生する空気が室内10
1の空気中へ拡散する間もなく温度検知素子105およ
びガス濃度検知素子107付近へ吸い寄せられ室外へ排
出されたりして使用者付近との空気のむらができる場合
は使用者付近の空気が汚れていないにもかかわらず換気
扇102が運転したままになる。このような場合でも運
転開始手段109および排気量調節手段110および停
止手段111において、温度測定手段106およびガス
濃度測定手段108の測定値と比較して換気扇102の
運転動作を制御するための設定値は変更されず一定のま
まであるので設置した室内101の雰囲気に対応した換
気扇102の運転動作ができないと共に、運転動作がで
きない場合は使用者の感覚に合う換気扇の運転動作を手
動で設定することができないという問題があった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するもので、換
気扇を設置する室内の広さや設置位置により使用者付近
と温度検知素子およびガス濃度検知素子付近との空気に
むらができても使用者の存在する雰囲気に応じた換気が
できる換気扇の自動運転装置を提供することを第1の目
的とする。
【0007】第2の目的は、使用者の感覚に応じた換気
ができる換気扇の自動運転装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の換気扇の自動運
転装置は上記した第1の目的を達成するための第1の手
段は、換気扇の排気量を切り換える排気量切り換え手段
と、室内の温度を検知する温度検知素子と、この温度検
知素子の検知出力を所定時間ごとに測定する温度測定手
段と、前記室内のガス濃度を検知するガス濃度検知素子
と、このガス濃度検知素子の検知出力を所定時間ごとに
測定するガス濃度測定手段と、前記温度測定手段および
ガス濃度測定手段の測定値にもとづいて所定時間ごとの
温度およびガス濃度の変化量を算出する変化量算出手段
と、この変化量算出手段の変化量が換気扇運転動作の基
準となる設定値以上になったときに、換気扇の運転を開
始させる運転開始手段と、換気扇運転時は、前記変化量
算出手段の変化量と設定値により換気扇の排気量を調節
する排気量調節手段と、前記変化量算出手段の変化量が
設定値以上にならず、換気扇が一定時間停止したままの
状態が続いたり、設定値以下にならず、換気扇が一定時
間運転したままの状態が続いた場合には、設定値を補正
する設定値補正第1手段と、前記変化量算出手段の変化
量が設定値以下になったときに、換気扇の運転を停止す
る停止手段とを備えた構成とする。
【0009】また、第2の目的を達成するための第2の
手段は、上記第1の手段の構成に対し、換気扇運転時に
排気量切り換え手段により排気量を設定した場合は、設
定された排気量と前記排気量決定手段により決定された
排気量の違いから、前記運転開始手段および排気量決定
手段および停止手段の設定値を補正する設定値補正第2
手段とを備えた構成としたものである。
【0010】
【作用】本発明は、上記した第1の手段の構成により、
室内の温度およびガス濃度を温度検知素子およびガス濃
度検知素子で検知し、これらの出力を温度測定手段およ
びガス濃度測定手段で測定し、それらの測定値から変化
量算出手段で温度およびガス濃度の変化量を求め、この
変化量が設定値以上になったときに換気扇運転開始手段
が換気扇の運転を開始させる。換気扇運転時には、変化
量算出手段での温度およびガス濃度の変化量から、排気
量調節手段で換気扇の排気量を調節し、変化量が設定値
以下になったときに、停止手段が換気扇を停止させる。
また、温度検知素子およびガス濃度検知素子と空気汚染
源との距離が遠く離れ、温度検知素子およびガス濃度検
知素子まで到達しないために使用者とに空気のむらがで
きる場合は、変化量が設定値以上にならず換気扇が一定
時間停止したままになると、設定値補正第1手段が運転
開始手段および排気量調節手段の設定値を下げ、変化量
が設定値以上になりやすくし、停止手段の設定値を下げ
て停止しにくくする。またその逆に温度検知素子および
ガス濃度検知素子と空気汚染源との距離が接近し、発生
する空気が室内の空気中へ拡散する間もなく温度検知素
子およびガス濃度検知素子付近へ吸い寄せられ室外へ排
出されたりして使用者付近とに空気のむらができる場合
は、変化量が設定値以下にならず換気扇が一定時間運転
したままになると、設定値補正第1手段が運転開始手段
および排気量調節手段の設定値を上げ、変化量が設定値
以上になりにくくし、停止手段の設定値を上げて停止し
やすくすることで使用者の雰囲気に対応できるようにな
る。
【0011】また、第2の手段の構成により、換気扇運
転時に排気量切り換え手段により排気量を設定したと
き、設定された排気量が排気量調節手段により決定され
た排気量より大きい場合は、設定値補正第2手段が運転
開始手段および排気量調節手段の設定値を下げ、変化量
が設定値以上になりやすくし、停止手段の設定値を下げ
て停止しにくくする。また、設定された排気量が前記排
気量調節手段により決定された排気量より小さい場合
は、設定値補正第2手段が運転開始手段および排気量調
節手段の設定値を上げ、変化量が設定値以上になりにく
くし、停止手段の設定値を上げて停止しやすくすること
で使用者の感覚に合った換気扇の運転動作をするために
手動で設定できるようになる。
【0012】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1実施例について、図1
および図2を参照しながら説明する。
【0013】図1に示すように、室内1の壁面あるいは
天井面に設置された換気扇2の吸込口3近傍に、室内1
の温度を検知する温度検知素子4と室内1のガス濃度を
検知するガス濃度検知素子5とを設け、前記温度検知素
子4の検知出力を所定時間ごとに温度測定手段6が測定
し、その測定値を変化量算出手段7に出力している。ま
た、ガス濃度検知素子5の検知出力を所定時間ごとにガ
ス濃度測定手段8が測定して、その測定値を変化量算出
手段7に出力している。また、変化量算出手段7では、
まず温度測定手段6のそのときの温度測定値と所定時間
前の温度測定値とにより、温度の変化量を算出し、ガス
濃度測定手段8のそのときのガス濃度測定値と所定時間
前のガス濃度測定値とにより、ガス濃度の変化量を算出
する。そして、これらの変化量を換気扇2停止時は、運
転開始手段9に出力し、また、換気扇2運転時には、排
気量調節手段10および停止手段11にそれぞれ出力
し、換気扇2停止時には、運転開始手段9で変化量が設
定値以上になったときに換気扇2の運転を開始させる。
また、換気扇2運転時は、排気量調節手段10で変化量
と設定値により換気扇2の排気量を調節し、停止手段1
1では、変化量が設定値以下になったとき換気扇2の運
転を停止させる。そして、設定値補正第1手段12で
は、変化量が運転開始手段9で設定値以上にならず換気
扇2が一定時間停止したままになると、運転開始手段9
および排気量調節手段10および停止手段11の設定値
を下げる。またその逆に変化量が設定値以下にならず換
気扇2が一定時間運転したままになると、設定値補正第
1手段12が運転開始手段9および排気量調節手段10
および停止手段11の設定値を上げる。そして、排気量
切り換え手段13では、使用者が排気量を手動で設定す
ると、換気扇2に出力して排気量を切り換える。
【0014】なお、温度測定手段6、ガス濃度測定手段
8、変化量算出手段7、運転開始手段9、排気量調節手
段10、停止手段11、設定値補正第1手段12をマイ
クロコンピュータ14で実現している。
【0015】つぎに、上記構成における換気扇の自動運
転装置の動作を図2を参照しながら説明する。
【0016】まず、ステップ21で排気量切り換え手段
13からの排気量設定がある場合は、ステップ22でそ
の排気量で換気扇2を運転させ、排気量設定が停止され
るまで運転を継続させる。手動による排気量設定が停止
されれば、ステップ23で室内1の温度「T1」とガス
濃度「P1」をマイクロコンピュータ14に入力する。
つぎにステップ24で、所定時間(30秒)経過後の室
内1の温度「T2」とガス濃度「P2」とをマイクロコン
ピュータ14に入力する。そして、ステップ25で変化
量算出手段7によりステップ23から所定時間(30
秒)経過後の温度およびガス濃度の変化量を算出する。
例えば、温度変化量「TA」=T2−T1となりガス濃度
変化量「PA」=P2−P1となる。ステップ26で一定
時間(たとえば24時間)換気扇の運転が停止されてい
るとステップ27で運転開始設定値「S0A」、「S0
B」、排気量調節設定値「S1A」、「S1B」、運転停止
設定値「S2A」、「S2B」を下げてステップ30に進
む。また、ステップ28で一定時間(たとえば3時間)
換気扇の運転が継続されているとステップ29で運転開
始設定値「S0A」、「S0B」、排気量調節設定値「S1
A」、「S1B」、運転停止設定値「S2A」、「S2B」を
上げてステップ30に進む。ステップ30で換気扇2が
停止している場合は、ステップ31でステップ25で算
出した温度変化量「TA」およびガス濃度変化量「PA」
のそれぞれと設定値「S0A」、「S0B」を比較し、変化
量「TA」、「PA」のどちらかが設定値「S0A」、「S
0B」以上であれば、ステップ32で換気扇2の運転を開
始させる。また、ステップ30で換気扇2が運転してい
る場合は、ステップ33でステップ25で算出した温度
変化量「TA」およびガス濃度変化量「PA」のそれぞれ
と設定値「S2A」、「S2B」を比較し、変化量「T
A」、「PA」のどちらかが設定値「S2A」、「S2B」以
下であれば、ステップ35で換気扇2の運転を停止させ
る。設定値「S2A」、「S2B」以上であれば、ステップ
34でステップ25で算出した温度変化量「TA」およ
びガス濃度変化量「PA」のそれぞれと設定値「S1
A」、「S1B」を比較して排気量を調節して、ステップ
21へ戻り同じ動作を繰り返す。
【0017】このように本発明の第1実施例の換気扇の
自動運転装置によれば、温度検知素子4およびガス濃度
検知素子5と空気汚染源との距離が遠く離れ、温度検知
素子4およびガス濃度検知素子5まで到達しないために
使用者とに空気のむらができる場合は、変化量「T
A」、「PA]が設定値「S0A]、「S0B」以上にならず
換気扇2が一定時間停止したままになると、設定値補正
第1手段12が運転開始手段9の設定値「S0A」、「S
0B]および排気量調節手段10の設定値「S1A]、「S
1B]を下げ、変化量が設定値以上になりやすくし、停止
手段11の設定値「S2A]、「S2B]を下げて停止しに
くくする。またその逆に温度検知素子4およびガス濃度
検知素子5と空気汚染源との距離が接近し、発生する空
気が室内の空気中へ拡散する間もなく温度検知素子4お
よびガス濃度検知素子5付近へ吸い寄せられ室外へ排出
されたりして使用者付近とに空気のむらができる場合
は、変化量「TA」、「PA]が設定値「S0A]、「S0
B」以下にならず換気扇2が一定時間運転したままにな
ると、設定値補正第1手段12が運転開始手段9の設定
値「S0A」、「S0B]および排気量調節手段10の設定
値「S1A]、「S1B]を上げ、変化量が設定値以上にな
りにくくし、停止手段11の設定値「S2A]、「S2B]
を上げて停止しやすくすることができる。
【0018】(実施例2)以下、本発明の第2実施例に
ついて、図3および図4を参照しながら説明する。
【0019】なお、第1実施例と同一構成要素には同一
符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0020】図に示すように、換気扇2運転時に使用者
が手動で排気量切り換え手段13により排気量を設定し
たとき、設定された排気量が排気量調節手段10により
決定された排気量より大きい場合は、設定値補正第2手
段15が運転開始手段9および排気量調節手段10の設
定値を下げ、変化量が設定値以上になりやすくし、停止
手段11の設定値を下げて停止しにくくする。また、設
定された排気量が前記排気量調節手段10により決定さ
れた排気量より小さい場合は、設定値補正第2手段15
が運転開始手段9および排気量調節手段10の設定値を
上げ、変化量が設定値以下になりやすくし、停止手段1
1の設定値を上げて停止しやすくする。
【0021】なお、設定値補正第2手段15は、温度測
定手段6、ガス濃度測定手段8、変化量算出手段7、運
転開始手段9、排気量調節手段10、停止手段11、設
定値補正第1手段12、設定値補正第2手段15ととも
にマイクロコンピュータ16で実現している。
【0022】つぎに、上記構成における換気扇の自動運
転装置の、とくに設定値補正第2手段15に関する動作
について、図4を参照しながら説明する。
【0023】ステップ41で排気量切り換え手段13か
らの排気量設定があった場合は、ステップ42で換気扇
2が停止されていると、ステップ43でその排気量で換
気扇2を運転させ、排気量設定が停止されるまで運転を
継続させる。ステップ42で換気扇2が運転されている
と、排気量切り換え手段13からの排気量設定の値が排
気量調節手段10の出力した排気量設定の値よりも大き
い場合は、ステップ45で設定値補正第2手段15が運
転開始手段9の設定値「S0A」、「S0B]および排気量
調節手段10の設定値「S1A]、「S1B]を下げ、変化
量が設定値以上になりやすくし、停止手段11の設定値
「S2A]、「S2B]を下げて停止しにくくし、ステップ
41に戻る。また、排気量切り換え手段13からの排気
量設定の値が排気量調節手段10の出力した排気量設定
の値よりも小さい場合は、ステップ46で設定値補正第
2手段15が運転開始手段9の設定値「S0A」、「S0
B]および排気量調節手段10の設定値「S1A]、「S1
B]を上げ、変化量が設定値以上になりにくくし、停止
手段11の設定値「S2A]、「S2B]を上げて停止しや
すくし、ステップ41に戻る。
【0024】このように、本発明の第2実施例の換気扇
の自動運転装置によれば、換気扇2運転時に排気量切り
換え手段13により排気量を設定したとき、設定された
排気量が排気量調節手段10により決定された排気量よ
り大きい場合は、設定値補正第2手段15が運転開始手
段9の設定値「S0A」、「S0B]および排気量調節手段
10の設定値「S1A]、「S1B]を下げ、変化量が設定
値以上になりやすくし、停止手段11の設定値「S2
A]、「S2B]を下げて停止しにくくする。またその逆
に設定された排気量が排気量調節手段10により決定さ
れた排気量より小さい場合は、設定値補正第2手段15
が運転開始手段9の設定値「S0A」、「S0B]および排
気量調節手段10の設定値「S1A]、「S1B]を上げ、
変化量が設定値以上になりにくくし、停止手段11の設
定値「S2A]、「S2B]を上げて停止しやすくすること
ができる。
【0025】なお、実施例では、温度およびガス濃度の
入力の間隔時間を30秒としているが使用者の感覚に合
わせてその測定時間を変更してもその作用に差異を生じ
ない。
【0026】また、設定値補正第1手段12が設定値を
変更するとき、連続停止時間24時間、また、連続運転
時間3時間としているが、使用者の感覚に合わせてその
時間を変更してもその作用に差異を生じないことはいう
までもない。
【0027】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、換気扇の吸込口近傍に温度検知素子および
ガス濃度検知素子を設け、所定時間後の温度およびガス
濃度の変化量が設定値以上になったときに換気扇を運転
するので、換気扇を設置する室内広さや設置位置により
使用者付近と温度検知素子およびガス濃度検知素子付近
との空気にむらができても使用者の存在する雰囲気に応
じた適切な換気ができる換気扇の自動運転装置を提供で
きる。
【0028】また、自動運転中に使用者が自分の感覚に
合うように排気量を設定すれば、その内容を設定値補正
第2手段が運転動作の基準となる設定値を補正すること
で、使用者の感覚に応じた適切な換気ができる効果のあ
る換気扇の自動運転装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の換気扇の自動運転装置の
ブロック図
【図2】同第1実施例の換気扇の自動運転装置のプログ
ラムのフローチャート
【図3】本発明の第2実施例の換気扇の自動運転装置の
ブロック図
【図4】同第2実施例の換気扇の自動運転装置のプログ
ラムのフローチャート
【図5】従来の換気扇の自動運転装置のブロック図
【符号の説明】
2 換気扇 4 温度検知素子 5 ガス濃度検知素子 6 温度測定手段 7 変化量算出手段 8 ガス濃度測定手段 9 運転開始手段 10 排気量調節手段 11 停止手段 12 設定値補正第1手段 13 排気量切り換え手段 15 設定値補正第2手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 換気扇の排気量を切り換える排気量切り
    換え手段と、室内の温度を検知する温度検知素子と、こ
    の温度検知素子の検知出力を所定時間ごとに測定する温
    度測定手段と、前記室内のガス濃度を検知するガス濃度
    検知素子と、このガス濃度検知素子の検知出力を所定時
    間ごとに測定するガス濃度測定手段と、前記温度測定手
    段およびガス濃度測定手段の測定値にもとづいて所定時
    間ごとの温度およびガス濃度の変化量を算出する変化量
    算出手段と、この変化量算出手段の変化量が換気扇運転
    動作の基準となる設定値以上になったときに、換気扇の
    運転を開始させる運転開始手段と、換気扇運転中は、前
    記変化量算出手段の変化量と設定値により換気扇の排気
    量を調節する排気量調節手段と、前記変化量算出手段の
    変化量が設定値以上にならず、換気扇が一定時間停止し
    たままの状態が続いたり、設定値以下にならず、換気扇
    が一定時間運転したままの状態が続いた場合には、設定
    値を補正する設定値補正第1手段と、前記変化量算出手
    段の変化量が設定値以下になったときに、換気扇の運転
    を停止する停止手段とを備えた換気扇の自動運転装置。
  2. 【請求項2】 換気扇運転時に排気量切り換え手段によ
    り排気量を設定した場合は、設定された排気量と排気量
    調節手段により決定された排気量の違いから、前記運転
    開始段手段および排気量調節手段および停止手段の設定
    値を補正する設定値補正第2手段とを備えた請求項1記
    載の換気扇の自動運転装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024101430A1 (ja) * 2022-11-09 2024-05-16 ダイキン工業株式会社 空気処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2024101430A1 (ja) * 2022-11-09 2024-05-16 ダイキン工業株式会社 空気処理装置

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