JPH05106605A - シリンダ駆動用流体回路 - Google Patents

シリンダ駆動用流体回路

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JPH05106605A
JPH05106605A JP26502691A JP26502691A JPH05106605A JP H05106605 A JPH05106605 A JP H05106605A JP 26502691 A JP26502691 A JP 26502691A JP 26502691 A JP26502691 A JP 26502691A JP H05106605 A JPH05106605 A JP H05106605A
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JP
Japan
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piston
cylinder
speed
speed control
chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP26502691A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Tateno
康幸 立野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】シリンダを往復動作させる場合に、往復動作の
スピードを損なわずにシリンダ端部においてピストンの
停止時の衝撃を吸収することができるシリンダ駆動用流
体回路を提供することを目的とする。 【構成】シリンダ駆動用流体回路10は、シリンダ18
の第1室30、第2室32にそれぞれ速度制御弁16
a、16cおよび速度制御弁16b、16dを接続する
ことで、メータアウト回路を構成している。そして、電
磁切換弁14a、14bを図面上、左方向に変位させる
ことにより、圧縮空気供給源12からシリンダ18の第
2室32に圧縮空気が供給され、ピストン28が図面
上、左方向に変位する。この場合、ドッグ36がリミッ
トスイッチ38bに接触することにより、電磁切換弁1
4aが閉成して、排気を速度制御弁16cからのみと
し、ピストン28を減速させる。さらに、ドッグ36が
リミットスイッチ38aに接触することにより電磁切換
弁14bも閉成し、ピストンを停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、生産装置等の
加工ユニットをシリンダを用いて往復動作させる際に、
作業範囲でのピストンの変位速度を損なわず、且つ、前
進端、後進端における停止時のショックを吸収すること
のできるシリンダ駆動用流体回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、生産装置等の加工ユニットを
往復動作させる際には、シリンダが変位手段として使用
されている。このような目的に使用されるシリンダは、
ピストンの往復動作のスピードを損なわないように、ス
ピードコントローラを使用することなく、シリンダ端部
での停止による衝撃の吸収をショックアブソーバにより
行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、製造ラ
インで使用される加工ユニットは、大型のものが多いた
め、使用されるシリンダも一般に大型のものである。こ
の場合、シリンダ内部のピストンの停止に伴う衝撃は、
ショックアブソーバによっても完全に吸収できなくなる
おそれがある。また、ショックアブソーバは、しばしば
交換しなければならないという煩雑さもある。一方、こ
のような問題を解決するためにメータアウトにスピード
コントロール回路を構成すると、排気側の絞りによって
往復動作が低速化してしまう。
【0004】本発明は、この種の問題を解決するために
なされたものであって、シリンダを往復動作させる場合
に、往復動作のスピードを損なわずに、且つ、シリンダ
端部においてピストンの停止時の衝撃を吸収することの
できるシリンダ駆動用流体回路を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、シリンダを構成するピストンの前進
端、後進端および前進端、後進端間の速度切換位置に配
設される複数のピストン位置検出手段と、シリンダの一
方の室にメータアウト回路を構成するように連通する複
数の第1速度制御弁と、シリンダの他方の室にメータア
ウト回路を構成するように連通する複数の第2速度制御
弁と、前記ピストン位置検出手段からの信号に基づきそ
れぞれの前記複数の第1速度制御弁および第2速度制御
弁に対する圧力流体の供給、排出、遮断を行う切換弁
と、を備えることを特徴とする。
【0006】
【作用】このように構成されたシリンダ駆動用流体回路
は、通常の動作範囲では、メータアウト回路に構成され
た流体回路の複数の速度制御弁を介して流体が供給さ
れ、ピストンが高速で変位する一方、速度切換位置をピ
ストン位置検出手段で検出すると、切換弁が切り換えら
れ、一部の速度制御弁からの流体の供給および排出が遮
断される。したがって、ピストンが低速になる。さら
に、ピストン位置検出手段が前進端(後進端)を検出す
ると、全ての切換弁が速度制御弁に対する流体の供給を
遮断するため、すでに低速になっているピストンを衝撃
なく停止させる。
【0007】
【実施例】本発明に係るシリンダ駆動用流体回路につい
て、好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以
下詳細に説明する。
【0008】図1に示すように、シリンダ駆動用流体回
路10は、基本的に圧縮空気供給源12、3位置5ポー
トの電磁切換弁14a、14bおよび速度制御弁16a
乃至16dからなるメータアウト回路に構成されてお
り、このメータアウト回路によりシリンダ18が制御さ
れる。
【0009】電磁切換弁14aは、1ポートを圧縮空気
供給源12に、2ポートをサイレンサ20a、22a
に、残りの2ポートを速度制御弁16a、16bに連通
している。電磁切換弁14bも、1ポートを圧縮空気供
給源12に、2ポートをサイレンサ20b、22bに、
残りの2ポートを速度制御弁16c、16dに連通して
いる。
【0010】速度制御弁16a、16cは、絞り24
a、24cとチェック弁26a、26cを備えており、
シリンダ18の第1室30に連通する。速度制御弁16
b、16dも同様に、絞り24b、24dとチェック弁
26b、26dを備えており、シリンダ18の第2室3
2aに連通する。
【0011】シリンダ18は、ピストン28で内部が第
1室30、第2室32に仕切られており、前記ピストン
28に連結されたピストンロッド34の端部には、ドッ
グ36が形成されている。このドッグ36の変位域の所
定部位には、ドッグ36が接触することにより、電磁切
換弁14a、14bを切り換えるリミットスイッチ38
a乃至38dが配設される。なお、前記ピストンロッド
34には、図示しないユニット等が連結されることにな
る。
【0012】このように構成されるシリンダ駆動用流体
回路10の動作説明を行う。
【0013】先ず、電磁切換弁14a、14bを付勢す
ることにより、該電磁切換弁14a、14bを、図面
上、左に変位させる。圧縮空気は圧縮空気供給源12か
ら速度制御弁16b、16dを経てシリンダ18の第2
室32に達する。この場合、速度制御弁16b、16d
のチェック弁26b、26dが開成するため、流量が制
限されることはない。したがって、ピストン28が高速
で左方向に変位する。一方、ピストン28の変位に伴い
第1室30の空気は、速度制御弁16a、16cの絞り
24a、24cを経てサイレンサ20a、20bから外
部に排出される。この場合、第1室30の空気は、絞り
24a、24cの2か所を経て排出されるため、シリン
ダ18に大きく背圧がかかることもなく、ピストン28
は高速で変位することができる。
【0014】ピストン28およびピストンロッド34の
変位に伴い、ドッグ36がリミットスイッチ38bに接
触し、該リミットスイッチ38bからの信号により電磁
切換弁14aが閉成(中立位置復帰)される。したがっ
て、第2室32への空気の供給は速度制御弁16dのみ
を経て行われるとともに、第1室30の空気は、速度制
御弁16cのみを経て排気されることになり、絞り24
cを介する第1室30からの排気速度が低下するため、
ピストン28の変位速度も大幅に減少する。
【0015】さらに、ピストン28の変位に伴って、ド
ッグ36がリミットスイッチ38aに接触すると、該リ
ミットスイッチ38aからの信号により電磁切換弁14
bも閉成(中立位置復帰)される。したがって、シリン
ダ18の第2室32への給気および第1室30からの排
気は不可能となり、ピストン28が停止する。この際、
ピストン28は、すでに低速になっているので、停止に
よる衝撃はない。
【0016】シリンダ18を逆方向に変位させる際に
は、電磁切換弁14a、14bを付勢して、図面上、右
方向に変位させて同様に行えば良い。
【0017】本実施例のシリンダ駆動用流体回路10に
おいては、シリンダ18の前進端、後進端での衝撃吸収
のために、メータアウト回路とするとともに、シリンダ
18の第1室30、第2室32から2個ずつ連通する速
度制御弁16a乃至16dを設け、排気側の絞りを変化
させることにより、ピストン28の変位速度を高速から
低速に変化させて、停止による衝撃を吸収している。ま
た、リミットスイッチ38b、38cの位置を変化させ
ることにより、任意の点でピストン28を減速させるこ
とができる。さらに、絞り24a乃至24dの絞り量を
調節することにより、ピストンの変位速度を調節可能で
ある。さらにまた、リミットスイッチ、速度制御弁、電
磁切換弁の個数を増設することにより、シリンダ18の
ピストン28を多段階に変速させることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明に係るシリンダ駆動用流体回路に
よれば、以下の効果が得られる。
【0019】通常の動作範囲では、メータアウト回路に
構成された流体回路の複数の速度制御弁により流体が供
給されるため、ピストンは高速で変位する。また、速度
切換位置を位置検出手段が検出すると、切換弁が切り換
えられて一部の速度制御弁からの流体の供給および排出
が遮断される。したがって、ピストン変位速度は低下す
る。さらに、位置検出手段が前進端あるいは後進端を検
出すると、全ての切換弁は速度制御弁に対する流体の供
給を遮断するため、すでに低速になっているピストンを
衝撃なく停止させることができる。このようにしてシリ
ンダを高速動作させることができるとともに、高速動作
するシリンダあるいは慣性の大きなシリンダの速度制御
を確実、容易に行うことができ、しかもショックアブソ
ーバ等が不要となり、シリンダのメンテナンス作業を簡
便化できる効果がえられる。さらにまた、速度切換位置
の位置検出手段の位置を変更することにより、所望の位
置でシリンダの速度切換が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシリンダ駆動用流体回路の回路説
明図である。
【符号の説明】
10…シリンダ駆動用流体回路 12…圧縮空気供給源 14a、14b…電磁切換弁 16a〜16d…速度制御弁 18…シリンダ 28…ピストン 38a〜38d…リミットスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダを構成するピストンの前進端、後
    進端および前進端、後進端間の速度切換位置に配設され
    る複数のピストン位置検出手段と、 シリンダの一方の室にメータアウト回路を構成するよう
    に連通する複数の第1速度制御弁と、 シリンダの他方の室にメータアウト回路を構成するよう
    に連通する複数の第2速度制御弁と、 前記ピストン位置検出手段からの信号に基づきそれぞれ
    の前記複数の第1速度制御弁および第2速度制御弁に対
    する圧力流体の供給、排出、遮断を行う切換弁と、 を備えることを特徴とするシリンダ駆動用流体回路。
JP26502691A 1991-10-14 1991-10-14 シリンダ駆動用流体回路 Pending JPH05106605A (ja)

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