JPH05106596A - 電動送風機 - Google Patents
電動送風機Info
- Publication number
- JPH05106596A JPH05106596A JP27219291A JP27219291A JPH05106596A JP H05106596 A JPH05106596 A JP H05106596A JP 27219291 A JP27219291 A JP 27219291A JP 27219291 A JP27219291 A JP 27219291A JP H05106596 A JPH05106596 A JP H05106596A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- peripheral edge
- motor
- cylindrical wall
- stationary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Electric Suction Cleaners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 固定ファンの案内縁入口の空気流の乱流によ
る性能低下をなくすとともに、固定ファン外周とファン
カバー内周の隙間の影響による性能低下及びバラツキを
無くし、組立て性を容易にした電動送風機の提供。 【構成】 電動送風機において、固定ファンの外周縁
に、該外周縁と一体に円筒壁を形成した。 【効果】 固定ファン外周とファンカバー内周の隙間の
影響による性能低下やバラツキがなくなる。また円筒壁
外周とファンカバー内周の寸法管理及び組立て性も容易
となる。
る性能低下をなくすとともに、固定ファン外周とファン
カバー内周の隙間の影響による性能低下及びバラツキを
無くし、組立て性を容易にした電動送風機の提供。 【構成】 電動送風機において、固定ファンの外周縁
に、該外周縁と一体に円筒壁を形成した。 【効果】 固定ファン外周とファンカバー内周の隙間の
影響による性能低下やバラツキがなくなる。また円筒壁
外周とファンカバー内周の寸法管理及び組立て性も容易
となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、電気掃除機等に用い
られる電動送風機に関するものである。
られる電動送風機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５は例えば実公昭５７−３０４７５号
公報に示された従来の電動送風機の要部断面図、図６は
前記電動送風機に組付けられる固定フアンの平面図、図
７は前記固定フアンの裏面図、図８は図７の要部拡大
図、図９は図８のＩ矢視部の側面図である。図におい
て、１は回転フアン、２は回転フアン１を覆うフアンカ
バー、３は回転フアン１より流出される空気を整流しな
がら電動部４に導く固定フアンで、固定フアン３の一側
面５は平板状に形成され、中心部には回転軸６の挿通孔
７が形成されている。またこの固定フアン３の外周縁に
は所定間隔を置いて外周縁より内周方向に拡がるように
切欠縁８が弧状に切欠形成され、またこの切欠縁８に沿
って垂直状に一側面５側より他側面９に向って案内縁１
０が形成されている。そして、この案内縁１０の外面に
は一側面５側から他側面９側に向って弧状に拡がりかつ
一側面５側から他側面９側に向って傾斜された案内翼部
１１が形成されている。またこの固定フアン３の一側面
５に形成した切欠縁８の内周縁より固定フアン３の外周
縁に向って拡がるように傾斜された切欠縁１２が形成さ
れている。またこの固定フアン３の他側面９には、前記
案内縁１０より中心に向って複数の整流翼部１３が略平
行状に形成され、この隣接整流翼部１３間に整流路が形
成され、この整流路の固定フアン３の外周縁側に前記切
欠縁１２に位置して開口した開口部１４に前記案内翼部
１１の内端側から連通されている。
公報に示された従来の電動送風機の要部断面図、図６は
前記電動送風機に組付けられる固定フアンの平面図、図
７は前記固定フアンの裏面図、図８は図７の要部拡大
図、図９は図８のＩ矢視部の側面図である。図におい
て、１は回転フアン、２は回転フアン１を覆うフアンカ
バー、３は回転フアン１より流出される空気を整流しな
がら電動部４に導く固定フアンで、固定フアン３の一側
面５は平板状に形成され、中心部には回転軸６の挿通孔
７が形成されている。またこの固定フアン３の外周縁に
は所定間隔を置いて外周縁より内周方向に拡がるように
切欠縁８が弧状に切欠形成され、またこの切欠縁８に沿
って垂直状に一側面５側より他側面９に向って案内縁１
０が形成されている。そして、この案内縁１０の外面に
は一側面５側から他側面９側に向って弧状に拡がりかつ
一側面５側から他側面９側に向って傾斜された案内翼部
１１が形成されている。またこの固定フアン３の一側面
５に形成した切欠縁８の内周縁より固定フアン３の外周
縁に向って拡がるように傾斜された切欠縁１２が形成さ
れている。またこの固定フアン３の他側面９には、前記
案内縁１０より中心に向って複数の整流翼部１３が略平
行状に形成され、この隣接整流翼部１３間に整流路が形
成され、この整流路の固定フアン３の外周縁側に前記切
欠縁１２に位置して開口した開口部１４に前記案内翼部
１１の内端側から連通されている。
【０００３】次に動作について説明する。固定子４ａと
回転子４ｂとよりなる電動部４の駆動で回転軸６が回転
し、回転フアン１の回転によって生じる空気流は固定フ
アン３の案内翼部１１に案内されて開口部１４に流動
し、開口部１４から各整流翼部１３間に流動され、電動
部４を冷却しながら排出される。
回転子４ｂとよりなる電動部４の駆動で回転軸６が回転
し、回転フアン１の回転によって生じる空気流は固定フ
アン３の案内翼部１１に案内されて開口部１４に流動
し、開口部１４から各整流翼部１３間に流動され、電動
部４を冷却しながら排出される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の電動送風機は上
記のように構成されているので、回転フアン１より流出
される空気流が固定フアン３の案内翼部１１に案内され
て開口部１４に流動する際、固定フアン３の一側面５側
より他側面９に向って形成される案内縁１０の入口側肉
厚ｔの影響で、空気流が乱流を起こし性能低下の原因と
なる。また固定フアン３の外周縁とフアンカバー２の内
周の間に隙間があると著しい性能低下が認められるの
で、固定フアン３の外周縁とフアンカバー２の内周とは
密着させる必要がある。そのため固定フアン３の外周と
フアンカバー２の内周の寸法管理が困難となり、寸法の
バラツキにより性能のバラツキを生ずる恐れがある。そ
れに固定フアン３の外周とフアンカバー２の内周を密接
に組み付けなければならないことから、組み付けづらい
など、いろいろの問題点があった。
記のように構成されているので、回転フアン１より流出
される空気流が固定フアン３の案内翼部１１に案内され
て開口部１４に流動する際、固定フアン３の一側面５側
より他側面９に向って形成される案内縁１０の入口側肉
厚ｔの影響で、空気流が乱流を起こし性能低下の原因と
なる。また固定フアン３の外周縁とフアンカバー２の内
周の間に隙間があると著しい性能低下が認められるの
で、固定フアン３の外周縁とフアンカバー２の内周とは
密着させる必要がある。そのため固定フアン３の外周と
フアンカバー２の内周の寸法管理が困難となり、寸法の
バラツキにより性能のバラツキを生ずる恐れがある。そ
れに固定フアン３の外周とフアンカバー２の内周を密接
に組み付けなければならないことから、組み付けづらい
など、いろいろの問題点があった。
【０００５】本発明は従来の電動送風機の上記問題点を
解消するためになされたもので、固定フアンの案内縁入
口の空気流の乱流による性能低下をなくすと共に、固定
フアン外周とフアンカバー内周の隙間の影響による性能
低下及びバラツキをなくし、組立性をも容易にした電動
送風機を提供しようとするものである。
解消するためになされたもので、固定フアンの案内縁入
口の空気流の乱流による性能低下をなくすと共に、固定
フアン外周とフアンカバー内周の隙間の影響による性能
低下及びバラツキをなくし、組立性をも容易にした電動
送風機を提供しようとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電動送風機
は、回転フアンより流出される空気を電動部に導く固定
フアンの外周部に円筒壁を一体に形成したものである。
は、回転フアンより流出される空気を電動部に導く固定
フアンの外周部に円筒壁を一体に形成したものである。
【０００７】
【作用】本発明に係る電動送風機は、回転フアンより流
出される空気を電動部に導く固定フアンの外周縁に、該
外周縁と一体の円筒壁を設けることで、固定フアン外周
とフアンカバーの隙間の影響による性能低下及び性能の
バラツキがなくなる。
出される空気を電動部に導く固定フアンの外周縁に、該
外周縁と一体の円筒壁を設けることで、固定フアン外周
とフアンカバーの隙間の影響による性能低下及び性能の
バラツキがなくなる。
【０００８】
実施例１．図１はこの発明の一実施例を示す電動送風機
の断面図、図２は前記電動送風機に組み付けられる固定
フアンの平面図、図３は前記固定フアンの裏面図、図４
は図３の要部核拡大図で、図において１〜１４は上記従
来の電動送風機と全く同一のものである。１５は固定フ
アン３の外周縁に一体に形成した円筒壁で、円筒壁上端
でフアンカバー２を組み付けられている。
の断面図、図２は前記電動送風機に組み付けられる固定
フアンの平面図、図３は前記固定フアンの裏面図、図４
は図３の要部核拡大図で、図において１〜１４は上記従
来の電動送風機と全く同一のものである。１５は固定フ
アン３の外周縁に一体に形成した円筒壁で、円筒壁上端
でフアンカバー２を組み付けられている。
【０００９】上記のように構成された電動送風機におい
ては、固定フアン３の外周縁に、該外周縁と一体に円筒
壁１５を形成することで、回転ファン１より流出される
空気流は、円筒壁１５の内周に沿って固定フアン３の案
内翼部１１に案内されて滑らかに開口部１４に流動し、
開口部１４から各整流翼部１３間の整流路に流動され、
電動部４を冷却しながら吐出される。また円筒壁１５を
設けることは、固定フアン３の外周とフアンカバー２の
内周とを一体にしたことと同様であり、よって固定フア
ン外周とフアンカバー内周の隙間の影響による性能低
下、及び固定フアン外周とフアンカバー内周の寸法のバ
ラツキによる性能のバラツキがなくなる。また円筒壁１
５の上端でフアンカバー２を受けて組み付ける構造をと
ることから、円筒壁１５の外周とフアンカバー２の内周
とにはクリアランスを設けることができ密接に組み付け
る必要がなく、その結果組立性も容易となる。
ては、固定フアン３の外周縁に、該外周縁と一体に円筒
壁１５を形成することで、回転ファン１より流出される
空気流は、円筒壁１５の内周に沿って固定フアン３の案
内翼部１１に案内されて滑らかに開口部１４に流動し、
開口部１４から各整流翼部１３間の整流路に流動され、
電動部４を冷却しながら吐出される。また円筒壁１５を
設けることは、固定フアン３の外周とフアンカバー２の
内周とを一体にしたことと同様であり、よって固定フア
ン外周とフアンカバー内周の隙間の影響による性能低
下、及び固定フアン外周とフアンカバー内周の寸法のバ
ラツキによる性能のバラツキがなくなる。また円筒壁１
５の上端でフアンカバー２を受けて組み付ける構造をと
ることから、円筒壁１５の外周とフアンカバー２の内周
とにはクリアランスを設けることができ密接に組み付け
る必要がなく、その結果組立性も容易となる。
【００１０】
【発明の効果】本発明に係る電動送風機は、固定フアン
の外周縁に該外周縁と一体に円筒壁を形成して構成され
るので、回転フアンより流出される空気流は、滑らかに
固定フアンの開口部から各整流路に流動され、その結
果、固定フアン外周とフアンカバー内周の隙間の影響に
よる性能低下やバラツキがなくなる。また固定フアン円
筒壁の外周とフアンカバー内周との間にクリアランスを
設けられることから、円筒壁外周とフアンカバー内周の
寸法管理及び組立性も容易になる。
の外周縁に該外周縁と一体に円筒壁を形成して構成され
るので、回転フアンより流出される空気流は、滑らかに
固定フアンの開口部から各整流路に流動され、その結
果、固定フアン外周とフアンカバー内周の隙間の影響に
よる性能低下やバラツキがなくなる。また固定フアン円
筒壁の外周とフアンカバー内周との間にクリアランスを
設けられることから、円筒壁外周とフアンカバー内周の
寸法管理及び組立性も容易になる。
【図１】本発明の一実施例を示す電動送風機の断面図で
ある。
ある。
【図２】上記電動送風機に組み付けられる固定フアンの
平面図である。
平面図である。
【図３】上記固定フアンの裏面図である。
【図４】固定フアン裏面図の要部拡大図である。
【図５】従来の電動送風機の要部断面図である。
【図６】従来の電動送風機に組み付けられる固定フアン
の平面図である。
の平面図である。
【図７】上記固定フアンの裏面図である。
【図８】固定フアン裏面図の要部拡大図である。
【図９】固定フアン底面図のＩ矢視部側面図である。
１ 回転フアン ２ フアンカバー ３ 固定フアン ４ａ 回転子 ４ｂ 固定子 ６ 回転軸 １５ 円筒壁
Claims (1)
- 【請求項１】 電動機によって回転されるフアンと、こ
れを覆うフアンカバーと、前記フアンより流出される空
気を電動部に導く固定フアンとを備えた電動送風機にお
いて、 上記固定フアンの外周縁に、該外周縁と一体に円筒壁を
形成したことを特徴とする電動送風機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27219291A JP3146424B2 (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 電動送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27219291A JP3146424B2 (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 電動送風機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05106596A true JPH05106596A (ja) | 1993-04-27 |
| JP3146424B2 JP3146424B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=17510374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27219291A Expired - Lifetime JP3146424B2 (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 電動送風機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3146424B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7118355B2 (en) * | 2005-02-04 | 2006-10-10 | Delphi Technologies, Inc. | Electric motor driven blower assembly with integral motor cooling duct |
-
1991
- 1991-10-21 JP JP27219291A patent/JP3146424B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7118355B2 (en) * | 2005-02-04 | 2006-10-10 | Delphi Technologies, Inc. | Electric motor driven blower assembly with integral motor cooling duct |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3146424B2 (ja) | 2001-03-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080112 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090112 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100112 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100112 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110112 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120112 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120112 |