JPH051054B2 - - Google Patents
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- JPH051054B2 JPH051054B2 JP9754486A JP9754486A JPH051054B2 JP H051054 B2 JPH051054 B2 JP H051054B2 JP 9754486 A JP9754486 A JP 9754486A JP 9754486 A JP9754486 A JP 9754486A JP H051054 B2 JPH051054 B2 JP H051054B2
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- tank chamber
- rotating shaft
- screen
- inner tank
- circulation
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Links
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Landscapes
- Glanulating (AREA)
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、各種粉体成型材料、食品、医薬品等
の混合、分散、球形造粒、コーテイング。顔料等
を使用した調色、樹脂等の混合、分散、成形、球
形造粒、コーテイングをするための二槽式粉末処
理機に関するものである。
の混合、分散、球形造粒、コーテイング。顔料等
を使用した調色、樹脂等の混合、分散、成形、球
形造粒、コーテイングをするための二槽式粉末処
理機に関するものである。
従来の技術
従来の粉末処理の技術として次のような方法が
とられていた。
とられていた。
(イ) 球形造粒品を得る方法としては、たて形の槽
の底部で回転羽根を回転させて、材料を転動さ
せながら、造粒を補助、促進させる熱や溶剤等
を加えて、球形造粒品を造つている。
の底部で回転羽根を回転させて、材料を転動さ
せながら、造粒を補助、促進させる熱や溶剤等
を加えて、球形造粒品を造つている。
しかし、上記の方法では粒子の大きさが不揃
いで、製品としての収率が悪かつたり、球形造
粒を得るためには、強い転動力を長時間必要と
するために、固い造粒品となつて、ソフトな球
形造粒品を得ることが出来ない欠点があつた。
いで、製品としての収率が悪かつたり、球形造
粒を得るためには、強い転動力を長時間必要と
するために、固い造粒品となつて、ソフトな球
形造粒品を得ることが出来ない欠点があつた。
(ロ) 前記(イ)の機械を利用して、回転羽根を回転さ
せ、材料を流動させることによつて、混合、分
散する方法は従来行われているが、混合、分散
する材料自身が造粒されやすい特性を持つ材
料、例えば顔料、チタン等は流動開始と同時に
発生する転動作用によつて、自身で小さな球形
粒を形成してしまうために、混合、分散の本来
の目的を果さない欠点があつた。
せ、材料を流動させることによつて、混合、分
散する方法は従来行われているが、混合、分散
する材料自身が造粒されやすい特性を持つ材
料、例えば顔料、チタン等は流動開始と同時に
発生する転動作用によつて、自身で小さな球形
粒を形成してしまうために、混合、分散の本来
の目的を果さない欠点があつた。
(ハ) ソフトな球形造粒品を得るには、前記(イ)の欠
点を補う方法として、混練された材料を、高速
のナイフ、ハンマー等の回転羽根を回転させ、
その外周に設けたスクリーンによつて適当な大
きさに破砕して、不定形な粒を得る破砕造粒機
と、前記(イ)を球形成形を目的とした機械として
組合せ、即ち、材料を粉体の状態から、転動力
を小さく、転動時間も短縮することによつて、
ソフトな球形造粒品を造る方法がある。
点を補う方法として、混練された材料を、高速
のナイフ、ハンマー等の回転羽根を回転させ、
その外周に設けたスクリーンによつて適当な大
きさに破砕して、不定形な粒を得る破砕造粒機
と、前記(イ)を球形成形を目的とした機械として
組合せ、即ち、材料を粉体の状態から、転動力
を小さく、転動時間も短縮することによつて、
ソフトな球形造粒品を造る方法がある。
しかし、二種の機械を接続するために、接続
管、移動容器等を必要とするために、付着、破
砕造粒機で得た粒のこわれ等の問題が発生し
て、収率が悪く、手間を要する欠点があつた。
管、移動容器等を必要とするために、付着、破
砕造粒機で得た粒のこわれ等の問題が発生し
て、収率が悪く、手間を要する欠点があつた。
(ニ) こわれやすい主材料へ、前記(ロ)のような材
料、即ち、コーテイングする材料自身に強い造
粒されやすい特性を持つ顔料、チタン等をコー
テイングする場合、コーテイングする材料の造
粒特性を減じる目的のために、まず添加剤を混
合し、そして粉砕してから主材料と混合コーテ
イングすることによつて、コーテイングむらを
防いでいるが、添加剤を加えたことによつて、
コーテイングする材料が薄くなる欠点と、一次
混合、粉砕、混合コーテイングという様に工程
が多くなる欠点があつた。
料、即ち、コーテイングする材料自身に強い造
粒されやすい特性を持つ顔料、チタン等をコー
テイングする場合、コーテイングする材料の造
粒特性を減じる目的のために、まず添加剤を混
合し、そして粉砕してから主材料と混合コーテ
イングすることによつて、コーテイングむらを
防いでいるが、添加剤を加えたことによつて、
コーテイングする材料が薄くなる欠点と、一次
混合、粉砕、混合コーテイングという様に工程
が多くなる欠点があつた。
発明が解決しようとする問題点
本発明は、上記の如き欠点を除くために発明さ
れたもので、即ち、球形造粒品を造る場合には、
粒子が不揃いで、製品としての収率が悪く、又固
い球形造粒品となつて、ソフトな造粒品を得るこ
とが出来ない問題があつた。
れたもので、即ち、球形造粒品を造る場合には、
粒子が不揃いで、製品としての収率が悪く、又固
い球形造粒品となつて、ソフトな造粒品を得るこ
とが出来ない問題があつた。
造粒されやすい特性を持つ材料自身の混合、分
散をする場合には、流動開始直後の転動作用によ
つて、材料自身で小さな球形粒となり、精密な混
合、分散を果し得ない。
散をする場合には、流動開始直後の転動作用によ
つて、材料自身で小さな球形粒となり、精密な混
合、分散を果し得ない。
ソフトな球形造粒品を得る場合の、破砕造粒機
と回転羽根回転させて行う球形造粒機の組合わせ
は、付着の問題、破砕造粒機によるこわれによる
収率の低下の問題があつた。
と回転羽根回転させて行う球形造粒機の組合わせ
は、付着の問題、破砕造粒機によるこわれによる
収率の低下の問題があつた。
こわれやすい主材料へ、添加剤を混合した造粒
されやすい特性を持つ顔料、チタン等をコーテイ
ングする場合、添加剤を加えたためにコーテイン
グする材料が薄くなつたり、最終製品を得るま
で、一次混合、粉砂、混合コーテイングと工程が
多くなつて煩雑さを増す問題が生じる。
されやすい特性を持つ顔料、チタン等をコーテイ
ングする場合、添加剤を加えたためにコーテイン
グする材料が薄くなつたり、最終製品を得るま
で、一次混合、粉砂、混合コーテイングと工程が
多くなつて煩雑さを増す問題が生じる。
以上の問題点を除く粉末処理機の提供を目的と
するものである。
するものである。
問題点を解決するための手段
本発明は、上記の問題点を解決すべく発明され
たもので、互いにたて形で、内槽室ケースの下部
にスクリーンを挿嵌固定し、前記内槽室ケースの
底部方向より突出した内回転軸の上端部に、内回
転羽根を挿着して成る内槽室部と、前記内回転軸
を内包するように同芯に設けた上部外回転軸の上
端部に、外回転板を挿着して成る外槽室部とから
成り、前記の内回転軸と上部外回転軸とが、それ
ぞれ独自の回転運動をするように構成し、又はス
クリーンの上端部近辺の内槽室ケースに、循環取
り入れ口を設け、該循環取り入れ口の前対向部の
外槽室部に、循環補助堰を設けた二槽式粉末処理
機である。
たもので、互いにたて形で、内槽室ケースの下部
にスクリーンを挿嵌固定し、前記内槽室ケースの
底部方向より突出した内回転軸の上端部に、内回
転羽根を挿着して成る内槽室部と、前記内回転軸
を内包するように同芯に設けた上部外回転軸の上
端部に、外回転板を挿着して成る外槽室部とから
成り、前記の内回転軸と上部外回転軸とが、それ
ぞれ独自の回転運動をするように構成し、又はス
クリーンの上端部近辺の内槽室ケースに、循環取
り入れ口を設け、該循環取り入れ口の前対向部の
外槽室部に、循環補助堰を設けた二槽式粉末処理
機である。
作 用
本発明は上記の如き構成になつているので、内
槽室部の内回転羽根と外槽室部の外回転板は、そ
れぞれ別個の回転運動をすることができ、内槽室
部は内回転羽根とスクリーンの効果によつて、破
砕造粒、整粒、微粉砕の作用をし、外槽室部は外
回転板の回転によつて、材料は常に流動、転動す
る状態となり、混合、分散、球形造粒、球形成
形、コーテイングの目的を果す作用をする。
槽室部の内回転羽根と外槽室部の外回転板は、そ
れぞれ別個の回転運動をすることができ、内槽室
部は内回転羽根とスクリーンの効果によつて、破
砕造粒、整粒、微粉砕の作用をし、外槽室部は外
回転板の回転によつて、材料は常に流動、転動す
る状態となり、混合、分散、球形造粒、球形成
形、コーテイングの目的を果す作用をする。
こわれやすい主材料へ顔料、チタン等をコーテ
イングする場合は、内槽室投入口より内槽室部へ
コーテイングする材料を投入し、高速回転の内回
転羽根で微粉砕し、スクリーンの開孔部を通つて
外槽室部へ送り出す。外槽室部の外回転板は主材
料がこわれない程度に低速で回転して流動させな
がら、前記のスクリーン開孔部を通つてきた材料
でコーテイング、分散を瞬時に行う。
イングする場合は、内槽室投入口より内槽室部へ
コーテイングする材料を投入し、高速回転の内回
転羽根で微粉砕し、スクリーンの開孔部を通つて
外槽室部へ送り出す。外槽室部の外回転板は主材
料がこわれない程度に低速で回転して流動させな
がら、前記のスクリーン開孔部を通つてきた材料
でコーテイング、分散を瞬時に行う。
ソフトな球形造粒品の製造には、混練した材料
を、内槽室投入口より内槽室部へ投入、内回転羽
根で破砕造粒し、スクリーンより外槽室部へ送り
出す。
を、内槽室投入口より内槽室部へ投入、内回転羽
根で破砕造粒し、スクリーンより外槽室部へ送り
出す。
粒子の揃つた球形造粒品を造る場合には、外槽
室部で外回転板の回転によつて、材料を流動、転
動させることによつて、あらかたの球形品とな
る。しかし、ここでは粒子の大小が出来る。大な
る粒子は外回転板上で中心より遠ざかる流動をす
る。この大なる粒子を外槽室部内に設けた循環補
助堰によつて、循環取り入れ口より内槽室部へ導
き入れ、破砕整形され再度外槽室部で球形造粒さ
れ、粒子の揃つた造粒となる。
室部で外回転板の回転によつて、材料を流動、転
動させることによつて、あらかたの球形品とな
る。しかし、ここでは粒子の大小が出来る。大な
る粒子は外回転板上で中心より遠ざかる流動をす
る。この大なる粒子を外槽室部内に設けた循環補
助堰によつて、循環取り入れ口より内槽室部へ導
き入れ、破砕整形され再度外槽室部で球形造粒さ
れ、粒子の揃つた造粒となる。
実施例
本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図において、1は内回転軸であつて、ボー
ルベアリング2,2によつて軸支されている。前
記ボールベアリング2,2は下部外回転軸14に
よつて受けられ、下部のボールベアリング2はス
ナツプリング3によつて垂直方向の力を受けてい
る。内回転軸1の下端部には、内回転軸Vプーリ
ー4がキー5及び内回転軸Vプーリー固定ネジ6
によつて取り付けられ、又上端部近辺には、内回
転軸シール材7を配し、内槽室部A内の材料の下
部への浸入を防ぐ役目を果している。更に上端部
には内回転羽根カラー9,9を挾んで挿着し、最
上端部でロツクナツト10によつて固定する。
ルベアリング2,2によつて軸支されている。前
記ボールベアリング2,2は下部外回転軸14に
よつて受けられ、下部のボールベアリング2はス
ナツプリング3によつて垂直方向の力を受けてい
る。内回転軸1の下端部には、内回転軸Vプーリ
ー4がキー5及び内回転軸Vプーリー固定ネジ6
によつて取り付けられ、又上端部近辺には、内回
転軸シール材7を配し、内槽室部A内の材料の下
部への浸入を防ぐ役目を果している。更に上端部
には内回転羽根カラー9,9を挾んで挿着し、最
上端部でロツクナツト10によつて固定する。
尚内回転羽根8は、用途に応じてその形状を変
えればよい。例えば、破砕造粒、整粒用としては
第5図の湾曲ナイフ形内回転羽根8a、第7図の
ストレートナイフ形内回転羽根8b等を使用す
る。微粉砕用、混合、コーテイング用としては第
9図のハンマー形内回転羽根8c、第10図の押
出造粒形内回転羽根8d等を使用する。11は内
槽室ケースで上部蓋31の下部にボルト等で固定
し、前記上部蓋31の上部に内槽室投入口13を
取付け、内槽室部Aへ材料を投入する。前記内槽
室ケース11の下部には、スクリーン12を挿嵌
固着している。尚スクリーン12の下端は後述す
る、仕切プレート26の上面とは僅かな間〓を要
して、前記仕切プレート26の回転時に支障のな
いようにしている。以上が内槽室側の構成で、次
に外槽室側の説明をする。
えればよい。例えば、破砕造粒、整粒用としては
第5図の湾曲ナイフ形内回転羽根8a、第7図の
ストレートナイフ形内回転羽根8b等を使用す
る。微粉砕用、混合、コーテイング用としては第
9図のハンマー形内回転羽根8c、第10図の押
出造粒形内回転羽根8d等を使用する。11は内
槽室ケースで上部蓋31の下部にボルト等で固定
し、前記上部蓋31の上部に内槽室投入口13を
取付け、内槽室部Aへ材料を投入する。前記内槽
室ケース11の下部には、スクリーン12を挿嵌
固着している。尚スクリーン12の下端は後述す
る、仕切プレート26の上面とは僅かな間〓を要
して、前記仕切プレート26の回転時に支障のな
いようにしている。以上が内槽室側の構成で、次
に外槽室側の説明をする。
14は下部外回転軸で、前述した如く内径側上
下のボールベアリング2,2で内回転軸1を受け
ている。18はボールケースで、上下のボールベ
アリング15,15で下部外回転軸14を軸支し
ていて、上部のボールベアリング15は、上部ベ
アリング押え17によつて、下部のボールベアリ
ング15は、下部ベアリング押え16によつて固
定している。下部のボールベアリング15と外回
転軸Vプーリー20との距離は、カラー19で保
つている。前記外回転軸Vプーリー20はキー2
1と外回転軸Vプーリー固定ネジ22とによつ
て、下部外回転軸14の下端に用着されている。
下のボールベアリング2,2で内回転軸1を受け
ている。18はボールケースで、上下のボールベ
アリング15,15で下部外回転軸14を軸支し
ていて、上部のボールベアリング15は、上部ベ
アリング押え17によつて、下部のボールベアリ
ング15は、下部ベアリング押え16によつて固
定している。下部のボールベアリング15と外回
転軸Vプーリー20との距離は、カラー19で保
つている。前記外回転軸Vプーリー20はキー2
1と外回転軸Vプーリー固定ネジ22とによつ
て、下部外回転軸14の下端に用着されている。
下部外回転軸14の上端は、内回転軸1用のボ
ールベアリング押えを兼るべきインロウ部を備え
た上部外回転軸23とボルトによつて連結してい
て、上端部には、外回転板25がキー28と、外
回転軸の回転方向と逆にして締結すべき、仕切プ
レートネジ27を切つた仕切プレート26によつ
て固着している。尚外回転板25の種類として
は、第11図の如きフラツトな円板、又は同円板
に網の目のように筋を刻んだものや、第13図の
如く外回転板25a上にじやま板25bを複数個
固着したもの等があり、これは主にソフトな球形
造粒用として使用する。ハードな球形造粒、混
合、分散用としては、第15図、第17図の如
く、外回転羽根ボス25eに外回転羽根25d、
外回転羽根25eを固着したものが使用される。
ールベアリング押えを兼るべきインロウ部を備え
た上部外回転軸23とボルトによつて連結してい
て、上端部には、外回転板25がキー28と、外
回転軸の回転方向と逆にして締結すべき、仕切プ
レートネジ27を切つた仕切プレート26によつ
て固着している。尚外回転板25の種類として
は、第11図の如きフラツトな円板、又は同円板
に網の目のように筋を刻んだものや、第13図の
如く外回転板25a上にじやま板25bを複数個
固着したもの等があり、これは主にソフトな球形
造粒用として使用する。ハードな球形造粒、混
合、分散用としては、第15図、第17図の如
く、外回転羽根ボス25eに外回転羽根25d、
外回転羽根25eを固着したものが使用される。
29は外槽室ケースで、外側周囲にはジヤケツ
ト30を備え、冷却又は暖気、保温を要する場合
に随時使用するものとする。外槽室ケース29と
上部外回転軸23との間には、外回転シール材2
4を配し、外槽室部Bからの材料の浸入を防いで
いる。
ト30を備え、冷却又は暖気、保温を要する場合
に随時使用するものとする。外槽室ケース29と
上部外回転軸23との間には、外回転シール材2
4を配し、外槽室部Bからの材料の浸入を防いで
いる。
外槽室ケース29の上部開孔部には、上部蓋3
7を載置し、上側に外槽室投入口32を取り付
け、内槽室部Bへ材料を投入する。点検孔33に
は、点検孔蓋34を設けて、随時点検時に利用す
る。45は液注入口で、液の注入時に使用する。
7を載置し、上側に外槽室投入口32を取り付
け、内槽室部Bへ材料を投入する。点検孔33に
は、点検孔蓋34を設けて、随時点検時に利用す
る。45は液注入口で、液の注入時に使用する。
排出口35は、外槽室ケース29の下部に設
け、外回転板25の回転による遠心力によつて、
材料を外部へ排出するものであつて、外槽室ケー
ス29の内壁と円曲率をもつた排出ダンパー36
に、ダンパー開閉ハンドル39を固着して、ダン
パー台37にピン38にて開閉自在に取り付け
る。排出ダンパー36を開くときには、ダンパー
開閉ハンドル39を持ち上げるように操作すれ
ば、排出ダンパー36は開き、排出口35から材
料は飛び出し、排出シユート40を通つて、本粉
末処理機より取り出される。排出ダンパー36を
閉じているときは、ダンパー開閉ハンドルの重力
によつて外槽室ケース29に密着する。
け、外回転板25の回転による遠心力によつて、
材料を外部へ排出するものであつて、外槽室ケー
ス29の内壁と円曲率をもつた排出ダンパー36
に、ダンパー開閉ハンドル39を固着して、ダン
パー台37にピン38にて開閉自在に取り付け
る。排出ダンパー36を開くときには、ダンパー
開閉ハンドル39を持ち上げるように操作すれ
ば、排出ダンパー36は開き、排出口35から材
料は飛び出し、排出シユート40を通つて、本粉
末処理機より取り出される。排出ダンパー36を
閉じているときは、ダンパー開閉ハンドルの重力
によつて外槽室ケース29に密着する。
続いて第2図の本発明の第2実施例について説
明すると、内槽室ケース11にスクリーン12の
上端部近辺位置に、循環取り入れ口11′を設け、
該循環取り入れ口11′の前対向位置に、循環補
助堰41を置く。前記循環補助堰41は循環補助
堰支持棒42の下端部と固着し、上端部は上部蓋
31に取り付けられた循環補助堰受台43によつ
て軸支し、最上端部にハンドル44を取り付け、
該ハンドル44を適宜な方向に操作することによ
つて、外槽室部Bで流動、転動している材料を内
槽室部Aへ導き入れることが出来る。
明すると、内槽室ケース11にスクリーン12の
上端部近辺位置に、循環取り入れ口11′を設け、
該循環取り入れ口11′の前対向位置に、循環補
助堰41を置く。前記循環補助堰41は循環補助
堰支持棒42の下端部と固着し、上端部は上部蓋
31に取り付けられた循環補助堰受台43によつ
て軸支し、最上端部にハンドル44を取り付け、
該ハンドル44を適宜な方向に操作することによ
つて、外槽室部Bで流動、転動している材料を内
槽室部Aへ導き入れることが出来る。
駆動関係を第3図、第4図において説明する
と、46は架台であつて、電動機保持台47に内
回転用電動機48を下向きに取り付け、該内回転
用電動機48の出力軸に内回転軸Vプーリー49
を取り付け、内回転用Vベルト50によつて内回
転軸Vプーリー4に伝導する。外回転用電動機5
1も下向きに架台46に取り付け、該外回転用電
動機51の出力軸に外回転軸原動Vプーリー52
を取り付け、外回転軸用Vベルト53によつて外
回転軸Vプーリー20に伝導する。
と、46は架台であつて、電動機保持台47に内
回転用電動機48を下向きに取り付け、該内回転
用電動機48の出力軸に内回転軸Vプーリー49
を取り付け、内回転用Vベルト50によつて内回
転軸Vプーリー4に伝導する。外回転用電動機5
1も下向きに架台46に取り付け、該外回転用電
動機51の出力軸に外回転軸原動Vプーリー52
を取り付け、外回転軸用Vベルト53によつて外
回転軸Vプーリー20に伝導する。
尚内回転用電動機と外回転用電動機は使用目的
によつて、可変速電動機を使用する場合もあり、
又回転伝導の方法もチエーン伝導、ギヤー伝導等
の方法を用いてもよい。
によつて、可変速電動機を使用する場合もあり、
又回転伝導の方法もチエーン伝導、ギヤー伝導等
の方法を用いてもよい。
以上の如く、駆動関係は内槽室部の内回転軸
と、外槽室部の外回転軸が同芯でありながら、そ
れぞれ独自の回転運動をする構成となつている。
と、外槽室部の外回転軸が同芯でありながら、そ
れぞれ独自の回転運動をする構成となつている。
発明の効果
以上述べてきたように本発明は、内槽室部の内
回転羽根と外槽室部の外回転板は、同芯軸にして
別個の回転運動をし、内外槽部の中間のスクリー
ンや循環補助堰を設けることによつて、収率の悪
かつた球形造粒品を循環補助堰による循環作用に
より、粒子の揃つた球形造粒品を造ることがで
き、又ソフトな球形造粒品を収率よく得ることが
でき、こわれやすい主材料へ、造粒されやすい特
性を持つ材料のコーテイングの問題の解消等、本
発明によつて、破砕造粒、整粒、微粉砕、球形造
粒、コーテイング、混合、分散等を容易に行える
効果がある。
回転羽根と外槽室部の外回転板は、同芯軸にして
別個の回転運動をし、内外槽部の中間のスクリー
ンや循環補助堰を設けることによつて、収率の悪
かつた球形造粒品を循環補助堰による循環作用に
より、粒子の揃つた球形造粒品を造ることがで
き、又ソフトな球形造粒品を収率よく得ることが
でき、こわれやすい主材料へ、造粒されやすい特
性を持つ材料のコーテイングの問題の解消等、本
発明によつて、破砕造粒、整粒、微粉砕、球形造
粒、コーテイング、混合、分散等を容易に行える
効果がある。
第1図は本発明の第1実施例を示す縦断面図。
第2図は本発明の第2実施例を示す縦断面図。第
3図は本発明の一部破断をした駆動動を含めた全
体図。第4図は第3図の平面図。第5図〜第10
図は内回転羽根の種類の一部で、第5図は湾曲ナ
イフ形内回転羽根の平面図。第6図は第5図の正
面図。第7図はストレート形内回転羽根の平面
図。第8図は第7図の正面図。第9図はハンマー
形内回転羽根の平面図。第10図は押出造粒形内
回転羽根の平面図。第11図〜第18図は外回転
板及び外回転羽根の種類の一部で、第11図は外
回転板の平面図。第12図は第11図の正面図。
第13図はじやま板付外回転板の平面図。第14
図は第13図のC―C矢視断面図。第15図は外
回転羽根の一種の平面図。第16図は第15図の
D―D矢視図。第17図も同じく形状の異つた外
回転羽根の平面図。第18図は第17図のE―E
矢視図。 1…内回転軸、8…内回転羽根、11…内槽室
ケース、11′…循環取り入れ口、12…スクリ
ーン、22…上部外回転軸、25…外回転板、4
1…循環補助堰、B…外槽室部。
第2図は本発明の第2実施例を示す縦断面図。第
3図は本発明の一部破断をした駆動動を含めた全
体図。第4図は第3図の平面図。第5図〜第10
図は内回転羽根の種類の一部で、第5図は湾曲ナ
イフ形内回転羽根の平面図。第6図は第5図の正
面図。第7図はストレート形内回転羽根の平面
図。第8図は第7図の正面図。第9図はハンマー
形内回転羽根の平面図。第10図は押出造粒形内
回転羽根の平面図。第11図〜第18図は外回転
板及び外回転羽根の種類の一部で、第11図は外
回転板の平面図。第12図は第11図の正面図。
第13図はじやま板付外回転板の平面図。第14
図は第13図のC―C矢視断面図。第15図は外
回転羽根の一種の平面図。第16図は第15図の
D―D矢視図。第17図も同じく形状の異つた外
回転羽根の平面図。第18図は第17図のE―E
矢視図。 1…内回転軸、8…内回転羽根、11…内槽室
ケース、11′…循環取り入れ口、12…スクリ
ーン、22…上部外回転軸、25…外回転板、4
1…循環補助堰、B…外槽室部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 互いにたて形で、内槽室ケースの下部にスク
リーンを挿嵌固定し、前記内槽室ケースの底部方
向より突出した内回転軸の上端部に、内回転羽根
を挿着して成る内槽室部と、前記内回転軸を内包
するように同芯に設けた上部外回転軸の上端部
に、外回転板を挿着して成る外槽室部とから成
り、前記の内回転軸と上部外回転軸とが、それぞ
れ独自の回転運動をするように構成したことを特
徴とする二槽式粉末処理機。 2 スクリーンの上端部近辺の内槽室ケースに、
循環取り入れ口を設け、該循環取り入り口の前対
向部の外槽室部に、循環補助堰を設けた特許請求
の範囲第1項記載の二槽式粉末処理機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9754486A JPS6323730A (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 二槽式粉末処理機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9754486A JPS6323730A (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 二槽式粉末処理機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6323730A JPS6323730A (ja) | 1988-02-01 |
JPH051054B2 true JPH051054B2 (ja) | 1993-01-07 |
Family
ID=14195183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9754486A Granted JPS6323730A (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 二槽式粉末処理機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6323730A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8805150D0 (en) * | 1988-03-04 | 1988-04-07 | British Nuclear Fuels Plc | Improvements in/relating to spheroidisers |
JP3287978B2 (ja) * | 1995-03-02 | 2002-06-04 | 松下電器産業株式会社 | 誘電体磁器組成物 |
-
1986
- 1986-04-25 JP JP9754486A patent/JPS6323730A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6323730A (ja) | 1988-02-01 |
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