JPH05105115A - フロントエンドパネル構造 - Google Patents
フロントエンドパネル構造Info
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- JPH05105115A JPH05105115A JP27133791A JP27133791A JPH05105115A JP H05105115 A JPH05105115 A JP H05105115A JP 27133791 A JP27133791 A JP 27133791A JP 27133791 A JP27133791 A JP 27133791A JP H05105115 A JPH05105115 A JP H05105115A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 フロントエンドパネルの剛性を向上し、フロ
ントエンドパネルの変形を防止する。 【構成】 ラジエータを支持するフロントエンドパネル
２６のラジエータサポートアッパメンバ３４と、ラジエ
ータの車幅方向外側部と対向する支持部４４の縦辺部４
４Ａ、４４Ｂと、ラジエータの下部と対向する支持部４
４の底辺部４４Ｃと、がそれぞれ閉断面構造とされ且つ
互いに連結されている。このため、フロントエンドパネ
ル２６のラジエータ用開口３５廻りが閉断面構造によっ
て囲まれた構造となっている。
ントエンドパネルの変形を防止する。 【構成】 ラジエータを支持するフロントエンドパネル
２６のラジエータサポートアッパメンバ３４と、ラジエ
ータの車幅方向外側部と対向する支持部４４の縦辺部４
４Ａ、４４Ｂと、ラジエータの下部と対向する支持部４
４の底辺部４４Ｃと、がそれぞれ閉断面構造とされ且つ
互いに連結されている。このため、フロントエンドパネ
ル２６のラジエータ用開口３５廻りが閉断面構造によっ
て囲まれた構造となっている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ラジエータが取付られ
たフロントエンドパネル構造に関する。
たフロントエンドパネル構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】車両のエンジンルームの前方には、ラジ
エータ用開口を有するフロントエンドパネルが配置され
ており、このフロントエンドパネルの一例としては、特
開平２−１０７５７４号公報が知られている。
エータ用開口を有するフロントエンドパネルが配置され
ており、このフロントエンドパネルの一例としては、特
開平２−１０７５７４号公報が知られている。
【０００３】図１１に示される如く、このフロントエン
ドパネル１７０は、合成樹脂材料で形成されており、車
幅方向中央上部には、ラジエータ用開口１７２が形成さ
れている。図１２に示される如く、ラジエータ用開口１
７２の上部のフロントエンドアッパ１７４には、ラジエ
ータ吊り金具１７６が固定されており、ラジエータ用開
口１７２の下部のラジエータ支え梁１７８には、ラジエ
ータ支え金具１８０が固定されている。また、これらの
ラジエータ吊り金具１７６とラジエータ支え金具１８０
とには、ラジエータ１８２が取付られており、ラジエー
タ１８２はラジエータ用開口１７２の後方に位置してい
る。
ドパネル１７０は、合成樹脂材料で形成されており、車
幅方向中央上部には、ラジエータ用開口１７２が形成さ
れている。図１２に示される如く、ラジエータ用開口１
７２の上部のフロントエンドアッパ１７４には、ラジエ
ータ吊り金具１７６が固定されており、ラジエータ用開
口１７２の下部のラジエータ支え梁１７８には、ラジエ
ータ支え金具１８０が固定されている。また、これらの
ラジエータ吊り金具１７６とラジエータ支え金具１８０
とには、ラジエータ１８２が取付られており、ラジエー
タ１８２はラジエータ用開口１７２の後方に位置してい
る。
【０００４】更に、このフロントエンドパネル１７０で
は、フロントエンドアッパ１７４はリブ１８４で補強さ
れており、ラジエータ支え梁１７８はリブ１８６で補強
されている。
は、フロントエンドアッパ１７４はリブ１８４で補強さ
れており、ラジエータ支え梁１７８はリブ１８６で補強
されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このフ
ロントエンドパネル１７０では、図１１に示される如
く、ラジエータの車幅方向外側部と対向するフロントエ
ンドパネル１７０の側壁部１７０Ａ、１７０Ｂの強度が
充分でなく、組付時にフロントエンドパネル１７０が捩
じれ変形し易いという不具合があった。
ロントエンドパネル１７０では、図１１に示される如
く、ラジエータの車幅方向外側部と対向するフロントエ
ンドパネル１７０の側壁部１７０Ａ、１７０Ｂの強度が
充分でなく、組付時にフロントエンドパネル１７０が捩
じれ変形し易いという不具合があった。
【０００６】本発明は上記事実に鑑み、フロントエンド
パネルの剛性を向上し、フロントエンドパネルの変形を
防止することができるフロントエンドパネル構造を得る
ことを目的とする。
パネルの剛性を向上し、フロントエンドパネルの変形を
防止することができるフロントエンドパネル構造を得る
ことを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１記載の
フロントエンドパネル構造は、ラジエータサポートアッ
パメンバと、ラジエータの車幅方向外側部と対向する側
壁部と、ラジエータの下部と対向する下壁部と、がそれ
ぞれ閉断面構造とされ且つ互いに連結された樹脂製のフ
ロントエンドパネルを備えたことを特徴としている。
フロントエンドパネル構造は、ラジエータサポートアッ
パメンバと、ラジエータの車幅方向外側部と対向する側
壁部と、ラジエータの下部と対向する下壁部と、がそれ
ぞれ閉断面構造とされ且つ互いに連結された樹脂製のフ
ロントエンドパネルを備えたことを特徴としている。
【０００８】また、本発明の請求項２記載のフロントエ
ンドパネル構造は、ラジエータサポートアッパメンバ
と、ラジエータの車幅方向外側部と対向する側壁部と、
ラジエータの下部と対向する下壁部と、がそれぞれ断面
コ字状構造とされ互いに連結され且つ該コ字状断面内に
複数のリブが設けられた樹脂製のフロントエンドパネル
を備えたことを特徴としている。
ンドパネル構造は、ラジエータサポートアッパメンバ
と、ラジエータの車幅方向外側部と対向する側壁部と、
ラジエータの下部と対向する下壁部と、がそれぞれ断面
コ字状構造とされ互いに連結され且つ該コ字状断面内に
複数のリブが設けられた樹脂製のフロントエンドパネル
を備えたことを特徴としている。
【０００９】
【作用】本発明の請求項１記載のフロントエンドパネル
構造では、ラジエータサポートアッパメンバと、ラジエ
ータの車幅方向外側部と対向する側壁部と、ラジエータ
の下部と対向する下壁部と、がそれぞれ閉断面構造とさ
れ且つ互いに連結されているため、フロントエンドパネ
ルのラジエータ用開口廻りが閉断面構造によって囲まれ
た構造となっている。従って、従来構造に比べ、フロン
トエンドパネルの剛性、特に捩じれ変形に対する剛性を
向上することができる。
構造では、ラジエータサポートアッパメンバと、ラジエ
ータの車幅方向外側部と対向する側壁部と、ラジエータ
の下部と対向する下壁部と、がそれぞれ閉断面構造とさ
れ且つ互いに連結されているため、フロントエンドパネ
ルのラジエータ用開口廻りが閉断面構造によって囲まれ
た構造となっている。従って、従来構造に比べ、フロン
トエンドパネルの剛性、特に捩じれ変形に対する剛性を
向上することができる。
【００１０】また、本発明の請求項２記載の構成のフロ
ントエンドパネル構造では、ラジエータの上部と対向す
るラジエータサポートアッパメンバと、ラジエータの車
幅方向外側部と対向する側壁部と、ラジエータの下部と
対向する下壁部と、がそれぞれ断面コ字状構造とされ互
いに連結され且つ該コ字状断面内に複数のリブが設けら
れているため、フロントエンドパネルのラジエータ用開
口廻りがリブで補強された断面コ字状構造によって囲ま
れた構造となっている。従って、従来構造に比べ、フロ
ントエンドパネルの剛性、特に捩じれ変形に対する剛性
を向上することができる。
ントエンドパネル構造では、ラジエータの上部と対向す
るラジエータサポートアッパメンバと、ラジエータの車
幅方向外側部と対向する側壁部と、ラジエータの下部と
対向する下壁部と、がそれぞれ断面コ字状構造とされ互
いに連結され且つ該コ字状断面内に複数のリブが設けら
れているため、フロントエンドパネルのラジエータ用開
口廻りがリブで補強された断面コ字状構造によって囲ま
れた構造となっている。従って、従来構造に比べ、フロ
ントエンドパネルの剛性、特に捩じれ変形に対する剛性
を向上することができる。
【００１１】
【実施例】本発明に係るフロントエンドパネル構造の第
１実施例を図１〜図７に従って説明する。
１実施例を図１〜図７に従って説明する。
【００１２】なお、図中矢印ＦＲは車体前方方向を、矢
印ＩＮは車幅内方方向を、矢印ＵＰは車体上方方向を示
す。
印ＩＮは車幅内方方向を、矢印ＵＰは車体上方方向を示
す。
【００１３】図７に示される如く、車体１０のフロント
ボデー１０Ａの前端部には車幅方向に沿ってフロントバ
ンパ１１が配置されており、このフロントバンパ１１の
車幅方向中央部の車体上下方向上側には、車幅方向に長
尺状とされたラジエータグリル１２が配置されている。
また、フロントバンパ１１の下部には開口部１１Ａが設
けられており、フロントバンパ１１の下端部１１Ｂには
スポイラ２０が配設されている。
ボデー１０Ａの前端部には車幅方向に沿ってフロントバ
ンパ１１が配置されており、このフロントバンパ１１の
車幅方向中央部の車体上下方向上側には、車幅方向に長
尺状とされたラジエータグリル１２が配置されている。
また、フロントバンパ１１の下部には開口部１１Ａが設
けられており、フロントバンパ１１の下端部１１Ｂには
スポイラ２０が配設されている。
【００１４】図５に示される如く、このラジエータグリ
ル１２はフード１４の前端部に配置されており、フロン
トボデー１０Ａ内はエンジンルームとなっている。ま
た、図示を省略したエンジンの車体前後方向前側には、
吸込みファン１５が配置されている。この吸込みファン
１５の車体前後方向前側には、ラジエータ１６が配置さ
れており、吸込みファン１５によって吸引される冷却風
によって冷却されるようになっている。ラジエータ１６
の車体前後方向前側には、クーラーコンデンサ１８が配
置されており、ラジエータ１６及びクーラーコンデンサ
１８は、それぞれフロントエンドパネル２６に支持され
ている。
ル１２はフード１４の前端部に配置されており、フロン
トボデー１０Ａ内はエンジンルームとなっている。ま
た、図示を省略したエンジンの車体前後方向前側には、
吸込みファン１５が配置されている。この吸込みファン
１５の車体前後方向前側には、ラジエータ１６が配置さ
れており、吸込みファン１５によって吸引される冷却風
によって冷却されるようになっている。ラジエータ１６
の車体前後方向前側には、クーラーコンデンサ１８が配
置されており、ラジエータ１６及びクーラーコンデンサ
１８は、それぞれフロントエンドパネル２６に支持され
ている。
【００１５】図１及び図２に示される如く、フロントエ
ンドパネル２６は、フロントエンドパネル２６の骨格部
を構成するフロントエンドパネル本体２８と、ラジエー
タ１６（図５参照）の外側部と吸込みファン１５（図５
参照）の外側部とを連続的に覆うハウジング２９とから
成り、フロントエンドパネル本体２８とハウジング２９
とは樹脂材料によって一体成型されている。
ンドパネル２６は、フロントエンドパネル２６の骨格部
を構成するフロントエンドパネル本体２８と、ラジエー
タ１６（図５参照）の外側部と吸込みファン１５（図５
参照）の外側部とを連続的に覆うハウジング２９とから
成り、フロントエンドパネル本体２８とハウジング２９
とは樹脂材料によって一体成型されている。
【００１６】フロントエンドパネル本体２８の車幅方向
両端上部には、それぞれ車体前後方向後側へ向けてフラ
ンジ２８Ａ、２８Ｂが形成されている。これらのフラン
ジ２８Ａ、２８Ｂには車体前後方向に並んだ一対の取付
孔３０が穿設されており、フランジ２８Ａ、２８Ｂは、
これらの取付孔３０に挿入されたビス等によって、図示
を省略した左右のアッパフレームの前端部に固定されて
いる。また、フランジ２８Ａとフランジ２８Ｂとの間は
ラジエータサポートアッパメンバ３４とされている。こ
のラジエータサポートアッパメンバ３４の車幅方向略中
央部には、フード１４の前端部に設けられたフックに係
合するフードロック部（図示省略）が形成されている。
両端上部には、それぞれ車体前後方向後側へ向けてフラ
ンジ２８Ａ、２８Ｂが形成されている。これらのフラン
ジ２８Ａ、２８Ｂには車体前後方向に並んだ一対の取付
孔３０が穿設されており、フランジ２８Ａ、２８Ｂは、
これらの取付孔３０に挿入されたビス等によって、図示
を省略した左右のアッパフレームの前端部に固定されて
いる。また、フランジ２８Ａとフランジ２８Ｂとの間は
ラジエータサポートアッパメンバ３４とされている。こ
のラジエータサポートアッパメンバ３４の車幅方向略中
央部には、フード１４の前端部に設けられたフックに係
合するフードロック部（図示省略）が形成されている。
【００１７】一方、フロントエンドパネル本体３０の車
幅方向両端下部には、それぞれ車体前後方向前側へ向け
てフランジ２８Ｃ、２８Ｄが形成されている。図３に示
される如く、フランジ２８Ｃ、２８Ｄの略中央部には取
付孔３２が穿設されており、フランジ２８Ｃ、２８Ｄ
は、取付孔３２に挿入されたビス等によって、図示を省
略したバンパ下面を支持している。また、フロントエン
ドパネル本体３０の車幅方向両端中央部には、それぞれ
取付孔７２が穿設された平坦面７０Ａ、７０Ｂが形成さ
れており、これらの平坦面７０Ａ、７０Ｂは、取付孔７
２に挿入されたビス等によって、図示を省略したフロン
トサイドメンバの前端部に固定されている。
幅方向両端下部には、それぞれ車体前後方向前側へ向け
てフランジ２８Ｃ、２８Ｄが形成されている。図３に示
される如く、フランジ２８Ｃ、２８Ｄの略中央部には取
付孔３２が穿設されており、フランジ２８Ｃ、２８Ｄ
は、取付孔３２に挿入されたビス等によって、図示を省
略したバンパ下面を支持している。また、フロントエン
ドパネル本体３０の車幅方向両端中央部には、それぞれ
取付孔７２が穿設された平坦面７０Ａ、７０Ｂが形成さ
れており、これらの平坦面７０Ａ、７０Ｂは、取付孔７
２に挿入されたビス等によって、図示を省略したフロン
トサイドメンバの前端部に固定されている。
【００１８】図５に示される如く、ラジエータサポート
アッパメンバ３４は開口部を車体前後方向後側へ向けた
断面コ字状の第１の外壁部３６と、この第１の外壁部３
６の上壁部３６Ａの略中央部と、第１の外壁部３６の下
壁部３６Ｂの後端部と、を連結する第２の外壁部３８と
で構成されており、第１の外壁部３６と第２の外壁部３
８とで、フランジ２８Ａとフランジ２８Ｂとを連結する
閉断面部４０が形成されている。なお、このラジエータ
サポートアッパメンバ３４はガスインジェクション形成
法によって製造されている。
アッパメンバ３４は開口部を車体前後方向後側へ向けた
断面コ字状の第１の外壁部３６と、この第１の外壁部３
６の上壁部３６Ａの略中央部と、第１の外壁部３６の下
壁部３６Ｂの後端部と、を連結する第２の外壁部３８と
で構成されており、第１の外壁部３６と第２の外壁部３
８とで、フランジ２８Ａとフランジ２８Ｂとを連結する
閉断面部４０が形成されている。なお、このラジエータ
サポートアッパメンバ３４はガスインジェクション形成
法によって製造されている。
【００１９】図１及び図２に示される如く、フロントエ
ンドパネル本体２８の車幅方向両端部近傍のラジエータ
サポートアッパメンバ３４の下側には、ヘッドランプ用
開口４２がそれぞれ形成されている。これらのヘッドラ
ンプ用開口４２の間には、ラジエータ１６（図５参照）
及びクーラーコンデンサ１８（図５参照）を支持する支
持部４４が形成されており、この支持部４４はＵ字状と
されている。
ンドパネル本体２８の車幅方向両端部近傍のラジエータ
サポートアッパメンバ３４の下側には、ヘッドランプ用
開口４２がそれぞれ形成されている。これらのヘッドラ
ンプ用開口４２の間には、ラジエータ１６（図５参照）
及びクーラーコンデンサ１８（図５参照）を支持する支
持部４４が形成されており、この支持部４４はＵ字状と
されている。
【００２０】図４に示される如く、支持部４４の車体右
側は、ラジエータ１６の車幅方向外側部と対向する側壁
部としての縦辺部４４Ｂとされており、この縦辺部４４
Ｂの上部は、ヘッドランプ用開口４２の内側部を通り上
端がラジエータサポートアッパメンバ３４に連結されて
いる。同様に、図１に示される如く、支持部４４の車体
右側は、ラジエータ１６の車幅方向外側部と対向する側
壁部としての縦辺部４４Ａとされており、この縦辺部４
４Ａの上部は、ヘッドランプ用開口４２の内側部を通り
上端がラジエータサポートアッパメンバ３４に連結され
ている。
側は、ラジエータ１６の車幅方向外側部と対向する側壁
部としての縦辺部４４Ｂとされており、この縦辺部４４
Ｂの上部は、ヘッドランプ用開口４２の内側部を通り上
端がラジエータサポートアッパメンバ３４に連結されて
いる。同様に、図１に示される如く、支持部４４の車体
右側は、ラジエータ１６の車幅方向外側部と対向する側
壁部としての縦辺部４４Ａとされており、この縦辺部４
４Ａの上部は、ヘッドランプ用開口４２の内側部を通り
上端がラジエータサポートアッパメンバ３４に連結され
ている。
【００２１】図６に示される如く、支持部４４の縦辺部
４４Ａ、４４Ｂは、それぞれ車体上下方向へ延びる閉断
面部４６、４８を備えた閉断面構造とされており、閉断
面部４６、４８は閉断面部４０に連結されている。な
お、これらの縦辺部４４Ａ、４４Ｂはガスインジェクシ
ョン形成法によって製造されている。
４４Ａ、４４Ｂは、それぞれ車体上下方向へ延びる閉断
面部４６、４８を備えた閉断面構造とされており、閉断
面部４６、４８は閉断面部４０に連結されている。な
お、これらの縦辺部４４Ａ、４４Ｂはガスインジェクシ
ョン形成法によって製造されている。
【００２２】図５に示される如く、ラジエータ１６の下
部と対向する下壁部としての支持部４４の底辺部４４Ｃ
は、車幅方向に延びる閉断面部５０を備えた閉断面構造
とされており、図３に示される如く、この閉断面部５０
の左端部は閉断面部４６に連通されている。また、図示
を省略したが、同様に、閉断面部５０の右端部は閉断面
部４８に連通されている。なお、この底辺部４４Ｃはガ
スインジェクション形成法によって製造されている。
部と対向する下壁部としての支持部４４の底辺部４４Ｃ
は、車幅方向に延びる閉断面部５０を備えた閉断面構造
とされており、図３に示される如く、この閉断面部５０
の左端部は閉断面部４６に連通されている。また、図示
を省略したが、同様に、閉断面部５０の右端部は閉断面
部４８に連通されている。なお、この底辺部４４Ｃはガ
スインジェクション形成法によって製造されている。
【００２３】図５に示される如く、支持部４４とラジエ
ータサポートアッパメンバ３４とで囲まれた部位はラジ
エータ用開口３５とされており、このラジエータ用開口
３５にはクーラーコンデンサ１８が配設されている。ま
た、ラジエータ用開口３５の車体前後方向後側には、ハ
ウジング２９が一体成型されている。
ータサポートアッパメンバ３４とで囲まれた部位はラジ
エータ用開口３５とされており、このラジエータ用開口
３５にはクーラーコンデンサ１８が配設されている。ま
た、ラジエータ用開口３５の車体前後方向後側には、ハ
ウジング２９が一体成型されている。
【００２４】図２に示される如く、ハウジング２９は、
支持部４４とラジエータサポートアッパメンバ３４とか
ら車体前後方向後側へ向けて延設されており、クーラー
コンデンサ１８（図５参照）の外側と、ラジエータ１６
（図５参照）の外側とを連続して覆っている。また、ハ
ウジング２９の車幅方向右側半分の後端には、矩形状の
開口５４が形成されている。
支持部４４とラジエータサポートアッパメンバ３４とか
ら車体前後方向後側へ向けて延設されており、クーラー
コンデンサ１８（図５参照）の外側と、ラジエータ１６
（図５参照）の外側とを連続して覆っている。また、ハ
ウジング２９の車幅方向右側半分の後端には、矩形状の
開口５４が形成されている。
【００２５】一方、ハウジング２９の車幅方向左側半分
の後部は、車体前後方向後側へ向けて円筒状に延設され
ており、ファンハウジング部５６とされている。このフ
ァンハウジング部５６は、吸い込みファン１５の外側と
ラジエータ１６の外側とを連続して覆っており、ファン
ハウジング部５６の後端部には、開口５８が形成されて
いる。開口５８の中央部には、略円形とされたファンモ
ータ支持部６０が形成されており、このファンモータ支
持部６０はファンハウジング部５６の後端部に３本のフ
レーム６２によって連結されている。
の後部は、車体前後方向後側へ向けて円筒状に延設され
ており、ファンハウジング部５６とされている。このフ
ァンハウジング部５６は、吸い込みファン１５の外側と
ラジエータ１６の外側とを連続して覆っており、ファン
ハウジング部５６の後端部には、開口５８が形成されて
いる。開口５８の中央部には、略円形とされたファンモ
ータ支持部６０が形成されており、このファンモータ支
持部６０はファンハウジング部５６の後端部に３本のフ
レーム６２によって連結されている。
【００２６】ファンモータ支持部６０の略中央部には、
吸い込みファン１５の駆動モータ６４（図５参照）の取
付孔６６が穿設されており、この取付孔６６の外側に
は、駆動モータ６４を固定するためのビス孔６８が穿設
されている。
吸い込みファン１５の駆動モータ６４（図５参照）の取
付孔６６が穿設されており、この取付孔６６の外側に
は、駆動モータ６４を固定するためのビス孔６８が穿設
されている。
【００２７】図１に示される如く、ラジエータ用開口３
５の上部後方となるハウジング２９の前端上部には、車
幅方向に延びる切欠６６が形成されており、図５に示さ
れる如く、この切欠６６から、ラジエータ１６をハウジ
ング２９の内側へ挿入できるようになっている。
５の上部後方となるハウジング２９の前端上部には、車
幅方向に延びる切欠６６が形成されており、図５に示さ
れる如く、この切欠６６から、ラジエータ１６をハウジ
ング２９の内側へ挿入できるようになっている。
【００２８】次に本実施例の作用を説明する。本実施例
では、ラジエータサポートアッパメンバ３４と、ラジエ
ータ１６の車幅方向外側部と対向する支持部４４の縦辺
部４４Ａ、４４Ｂと、ラジエータ１６の下部と対向する
支持部４４の底辺部４４Ｃと、がそれぞれ閉断面構造と
され且つ互いに連結されている。このため、フロントエ
ンドパネル２６のラジエータ用開口３５廻りが閉断面構
造によって囲まれた構成となっている。
では、ラジエータサポートアッパメンバ３４と、ラジエ
ータ１６の車幅方向外側部と対向する支持部４４の縦辺
部４４Ａ、４４Ｂと、ラジエータ１６の下部と対向する
支持部４４の底辺部４４Ｃと、がそれぞれ閉断面構造と
され且つ互いに連結されている。このため、フロントエ
ンドパネル２６のラジエータ用開口３５廻りが閉断面構
造によって囲まれた構成となっている。
【００２９】従って、従来構造に比べ、フロントエンド
パネル２６の剛性、特に捩じれ変形に対する剛性を向上
することができ、フロントエンドパネル２６の変形を防
止することができる。このため、フードロック部からの
作用力によるフロントエンドパネル２６の変形を防止す
ることができる。
パネル２６の剛性、特に捩じれ変形に対する剛性を向上
することができ、フロントエンドパネル２６の変形を防
止することができる。このため、フードロック部からの
作用力によるフロントエンドパネル２６の変形を防止す
ることができる。
【００３０】次に、本発明に係るフロントエンドパネル
構造の第２実施例を図８〜図１０に従って説明する。
構造の第２実施例を図８〜図１０に従って説明する。
【００３１】なお、第１実施例と同一部材については、
同一符号を付してその説明を省略する。
同一符号を付してその説明を省略する。
【００３２】図８及び図９に示される如く、本実施例の
フロントエンドパネル２６のラジエータサポートアッパ
メンバ３４は、開口部を車体前後方向後側へ向けた断面
コ字状の第１の外壁部３６と、この第１の外壁部３６の
コ字状断面内に設けられた複数のリブ６９とで構成され
ている。また、支持部４４の底辺部４４Ｃは、開口部を
車体前後方向後側へ向けた断面コ字状構造とされてお
り、このコ字状断面内には複数のリブ６９が設けられて
いる。
フロントエンドパネル２６のラジエータサポートアッパ
メンバ３４は、開口部を車体前後方向後側へ向けた断面
コ字状の第１の外壁部３６と、この第１の外壁部３６の
コ字状断面内に設けられた複数のリブ６９とで構成され
ている。また、支持部４４の底辺部４４Ｃは、開口部を
車体前後方向後側へ向けた断面コ字状構造とされてお
り、このコ字状断面内には複数のリブ６９が設けられて
いる。
【００３３】また、図８及び図１０に示される如く、本
実施例のフロントエンドパネル２６の支持部４４の縦辺
部４４Ａ、４４Ｂは、それぞれ開口部を車体前後方向後
側へ向けた断面コ字状構造とされており、このコ字状断
面内には複数のリブ６９が設けられている。
実施例のフロントエンドパネル２６の支持部４４の縦辺
部４４Ａ、４４Ｂは、それぞれ開口部を車体前後方向後
側へ向けた断面コ字状構造とされており、このコ字状断
面内には複数のリブ６９が設けられている。
【００３４】次に本実施例の作用を説明する。本実施例
では、ラジエータサポートアッパメンバ３４と、ラジエ
ータ１６の車幅方向外側部と対向する支持部４４の縦辺
部４４Ａ、４４Ｂと、ラジエータ１６の下部と対向する
支持部４４の底辺部４４Ｃと、がそれぞれ断面コ字状構
造とされ互いに連結され、且つコ字状断面内に複数のリ
ブ６９が設けられている。このため、フロントエンドパ
ネル２６のラジエータ用開口３５廻りがリブ６９で補強
された断面コ字状構造によって囲まれた構成となってい
る。
では、ラジエータサポートアッパメンバ３４と、ラジエ
ータ１６の車幅方向外側部と対向する支持部４４の縦辺
部４４Ａ、４４Ｂと、ラジエータ１６の下部と対向する
支持部４４の底辺部４４Ｃと、がそれぞれ断面コ字状構
造とされ互いに連結され、且つコ字状断面内に複数のリ
ブ６９が設けられている。このため、フロントエンドパ
ネル２６のラジエータ用開口３５廻りがリブ６９で補強
された断面コ字状構造によって囲まれた構成となってい
る。
【００３５】従って、従来構造に比べ、フロントエンド
パネル２６の剛性、特に捩じれ変形に対する剛性を向上
することができ、フロントエンドパネル２６の変形を防
止することができる。このため、フードロック部からの
作用力によるフロントエンドパネル２６の変形を防止す
ることができる。
パネル２６の剛性、特に捩じれ変形に対する剛性を向上
することができ、フロントエンドパネル２６の変形を防
止することができる。このため、フードロック部からの
作用力によるフロントエンドパネル２６の変形を防止す
ることができる。
【００３６】
【発明の効果】本発明は、フロントエンドパネルのラジ
エータ用開口廻りを閉断面構造又はリブが設けられた断
面コ字状構造によって囲んだ構成としたので、フロント
エンドパネルの剛性が向上し、フロントエンドパネルの
変形を防止することができるという優れた効果を有す
る。
エータ用開口廻りを閉断面構造又はリブが設けられた断
面コ字状構造によって囲んだ構成としたので、フロント
エンドパネルの剛性が向上し、フロントエンドパネルの
変形を防止することができるという優れた効果を有す
る。
【図１】本発明に係る第１実施例のフロントエンドパネ
ル構造を示す車体斜め前方から見た斜視図である。
ル構造を示す車体斜め前方から見た斜視図である。
【図２】本発明に係る第１実施例のフロントエンドパネ
ル構造を示す車体斜め後方から見た斜視図である。
ル構造を示す車体斜め後方から見た斜視図である。
【図３】本発明に係る第１実施例のフロントエンドパネ
ル構造の車幅方向外側下部を示す車体斜め後方から見た
斜視図である。
ル構造の車幅方向外側下部を示す車体斜め後方から見た
斜視図である。
【図４】本発明に係る第１実施例のフロントエンドパネ
ル構造の車幅方向外側上部を示す車体斜め後方から見た
斜視図である。
ル構造の車幅方向外側上部を示す車体斜め後方から見た
斜視図である。
【図５】図１の５−５線断面図である。
【図６】図１の６−６線断面図である。
【図７】本発明に係る第１実施例のフロントエンドパネ
ル構造が適用された車体の前部を示す車体斜め前方から
見た斜視図である。
ル構造が適用された車体の前部を示す車体斜め前方から
見た斜視図である。
【図８】本発明に係る第２実施例のフロントエンドパネ
ル構造を示す車体斜め後方から見た斜視図である。
ル構造を示す車体斜め後方から見た斜視図である。
【図９】図８の９−９線断面図である。
【図１０】図８の１０−１０線断面図である。
【図１１】従来例のフロントエンドパネル構造を示す車
体斜め前方から見た斜視図である。
体斜め前方から見た斜視図である。
【図１２】図１１の１２−１２線断面図である。
１６ ラジエータ ２６ フロントエンドパネル ２８ フロントエンドパネル本体 ３４ ラジエータサポートアッパメンバ ３５ ラジエータ用開口 ４４ 支持部 ４４Ａ 縦辺部（側壁部） ４４Ｂ 縦辺部（側壁部） ４４Ｃ 底辺部（下壁部） ６９ リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平岩 久雄 愛知県豊田市トヨタ町１番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 ラジエータサポートアッパメンバと、ラ
ジエータの車幅方向外側部と対向する側壁部と、ラジエ
ータの下部と対向する下壁部と、がそれぞれ閉断面構造
とされ且つ互いに連結された樹脂製のフロントエンドパ
ネルを備えたことを特徴とするフロントエンドパネル構
造。 - 【請求項２】 ラジエータサポートアッパメンバと、ラ
ジエータの車幅方向外側部と対向する側壁部と、ラジエ
ータの下部と対向する下壁部と、がそれぞれ断面コ字状
構造とされ互いに連結され且つ該コ字状断面内に複数の
リブが設けられた樹脂製のフロントエンドパネルを備え
たことを特徴とするフロントエンドパネル構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27133791A JPH05105115A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | フロントエンドパネル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27133791A JPH05105115A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | フロントエンドパネル構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05105115A true JPH05105115A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=17498656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27133791A Pending JPH05105115A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | フロントエンドパネル構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05105115A (ja) |
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1991
- 1991-10-18 JP JP27133791A patent/JPH05105115A/ja active Pending
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