JPH05105085A - 皮巻きステアリングホイール - Google Patents

皮巻きステアリングホイール

Info

Publication number
JPH05105085A
JPH05105085A JP11249491A JP11249491A JPH05105085A JP H05105085 A JPH05105085 A JP H05105085A JP 11249491 A JP11249491 A JP 11249491A JP 11249491 A JP11249491 A JP 11249491A JP H05105085 A JPH05105085 A JP H05105085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rim
molding
steering wheel
along
shaped skin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11249491A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoto Ishikawa
清人 石川
Yukiro Shibata
幸郎 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP11249491A priority Critical patent/JPH05105085A/ja
Publication of JPH05105085A publication Critical patent/JPH05105085A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 リム部本体を被覆する帯状皮を備える皮巻き
ステアリングホイールにおいて、モールと取付部材によ
り帯状皮がリム部本体に確実に被覆され、帯状皮が剥が
れない皮巻きステアリングホイールを提供する。 【構成】 帯状皮2の長手方向の両端に長手方向に沿っ
て複数の係止孔を形成するとともに、リム部本体1には
リム部本体1の円周方向に沿って断面略半円形状の切り
欠き部を形成し、切り欠き部にはモール孔が形成された
対向壁を有する断面略三角形の2つのモール3が対向す
るように配置され、取付部材4によりモール3および帯
状皮2を係合することにより、帯状皮をリム部本体1に
被覆した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、帯状皮がリム部本体
に巻き付けられているステアリングホイールに関し、さ
らに詳しくは、帯状皮を帯状皮の長手方向に沿ってモー
ル及び取付部材によりリム部本体に係合するステアリン
グホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の皮巻きステアリングホイールとし
ては、帯状皮の長手方向に沿って両側縁に帯状係着対を
設けるとともに、リム部本体に帯状係着対の受け側を位
置決め固定させる係止溝および帯状係着対を収納できる
収納溝をそれぞれ形成したものが実公昭64−5649
号公報に記載されているものが知られている。
【0003】この公報記載のステアリングホイールで
は、帯状係着対は帯状皮の両側縁にミシン縫い結合さ
れ、一方の帯状係着対が他端の帯状係着対にスナップ止
めできるように構成されている。
【0004】しかし、前述のように帯状係着対を帯状皮
の両側縁に結合するため、結合部分が長期の使用により
ハガレが生じる可能性があった。また、帯状皮が帯状係
着対のスナップ止めのみで係合するため、係合力が弱く
帯状係着対が外れる可能性があった。
【0005】また、実公昭61−5333号公報では、
リム部本体の円周方向にアンダーカット部を有する係止
溝を設けるとともに、帯状皮をリム部本体に巻き付けて
係止溝に係止できるモールにより嵌挿し係止される皮巻
きステアリングホイールも提案されている。
【0006】この公報記載のステアリングホイールで
は、モールがリム部本体に露出するため、外観の意匠上
好ましくなかった。また、リム部のアンダーカット部に
モールで帯状皮が係合するのみであり、帯状皮がリム部
本体より剥がれる可能性があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のステアリングホ
イールでは、いずれも帯状皮がリム部本体に確実に被覆
され、帯状皮が剥がれない皮巻きステアリングホイール
を提供することが困難であった。また、帯状皮の両側縁
に帯状係着対等の部材を結合するため、ミシン縫い結合
等の作業が余分に必要であった。
【0008】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、帯状皮の長手方向に複数の係止孔を設けるととも
に2つのモールおよび取付部材により帯状皮がリム部本
体に確実に被覆され、帯状皮が剥がれない皮巻きステア
リングホイールを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる皮巻きス
テアリングホイールは、リム部本体を被覆する帯状皮を
備える皮巻きステアリングホイールにおいて、前記リム
部本体には前記リム部本体の円周方向に沿って断面略半
円形のリム部切り欠き部を形成し、前記帯状皮の長手方
向の両端に長手方向に沿って複数の係止穴を設けるとと
もに、前記リム部切り欠き部には、2つの断面略三角形
のモールが該モールの対向壁を対向するように前記リム
部本体の円周方向に沿って延設され、前記対向壁には、
前記リム部本体の円周方向に沿って、複数のモール孔を
形成するとともに、前記各モールの前記対向壁を形成す
る面以外の他の一面は前記リム本体の円周の一部となる
ように断面円弧状の外周壁を形成し、前記各モールの残
りの一面は前記リム部切り欠き部に面して密着する平面
を形成し、前記帯状皮が前記リム部本体と前記外周壁と
を被覆し、前記帯状皮の両端の係止孔と前記各モールの
モール孔とを取付部材を介して係合することを特徴とし
ている。
【0010】
【発明の作用・効果】この発明に係る皮巻きステアリン
グホイールは、帯状皮の長手方向の両端に複数の係止孔
が設けられている。また、この係止孔と2つのモールの
対向壁に設けられたモール孔とが取付部材により係合す
るような構成としている。
【0011】そのため、取付部材と2つのモールにより
確実に帯状皮を挟み係合するため、帯状皮がリム部本体
に確実に被覆され、剥がれないようにすることができ、
ステアリングホイールへの皮巻き作業も容易となる。
【0012】また、帯状皮を2つのモールと取付部材の
みでワンタッチで簡単にリム部本体に被覆することがで
きるため、帯状皮の長手方向の両端にモールを取り付け
るためのミシン縫いや接着剤を用いた結合等の余分な作
業も不要となる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。
【0014】第1図は本発明の一実施例にかかる分解斜
視図、第2図は同実施例にかかる分解断面図、第3図は
同実施例にかかるリム部本体に帯状皮を被覆した状態の
断面図、第4図は第3図のA−A切断線によるリム部本
体の上面から見た断面図、第5図は他の実施例にかかる
断面図である。
【0015】第1図は、リム部本体1の円周方向に沿っ
て断面略半円形のリム部切り欠き部12を形成し、リム
部本体1に帯状皮2とモール3をセットした状態を示す
ものである。
【0016】この場合、リム部本体1に形成された断面
略半円形のリム部切り欠き部12は、リム部本体1の断
面約4分の1程度を切り欠いたものを示したが、これに
限定されるものではなく、3分の1程度でも良く、つま
りは2つのモール3がモールの対向壁34を対向するよ
うにでき、安定してモール3がリム部切り欠き部に固定
できる範囲の切り欠き部であれば良い。
【0017】なお、2つのモール3は断面略三角形とな
っているが、該モール3の一面は対向壁34を形成し、
他の一面は円弧上の外周壁35を形成するとともに、両
方のモール3の残りの一面がリム部切り欠き部12に密
着し、その辺のリム部本体1半径方向の長さの合計がリ
ム部切り欠き部12のリム部本体半径方向の長さと一致
し、リム部本体1の円周方向に沿って延設されている。
【0018】また、帯状皮2の長手方向の両端には長手
方向に沿って係止孔21を形成し、2つのモール3の対
向壁34には、いずれにもリム部本体1の円周方向に沿
ってモール孔31が形成されている。
【0019】次に、帯状皮2が一方のモール3の外周壁
35を覆い、さらにリム部本体1に巻き付けるとともに
他方のモール3の外周壁35を覆う。この場合、帯状皮
2の係止孔21とモール3のモール孔31との位置は合
わせなければならない。
【0020】そして、第2図と第4図に示すように取付
部材4の一方の係合脚42を一方の帯状皮2の係止孔2
1と一方のモール3のモール孔31に挿通し、取付部材
4をモール3に係合させる。
【0021】そして、第3図と第4図に示すように取付
部材4の他端の係合脚42を他端の帯状皮2の係止孔2
1と他方のモール3のモール孔31に挿通し、取付部材
4をモール3に係合させることにより、帯状皮がモール
3の外周壁35とリム部本体1を覆い、確実に帯状皮2
がリム部本体1に被覆され、剥がれないようにすること
ができる。
【0022】この場合、取付部材4は第4図に示すよう
に胴部41の両端側に、夫々弾性的に縮径可能な係合脚
42を備える形を有し、胴部41と各モール3の対向壁
34で帯状皮2を挟みながら帯状皮2の係止孔21とモ
ール3のモール孔31に挿通し、係合することができ
る。
【0023】第2実施例の皮巻きステアリングホイール
においては、第5図に示すように、リム部本体1に形成
されたリム部切り欠き部12の両縁に段部11を設ける
とともに、該段部11に当設するように2つのモール3
に係合部33を形成したものである。
【0024】このことにより、ステアリングホイール操
作時にねじりなどの力が加わっても帯状皮2のズレ等の
防止が一層向上できる。
【0025】なお、第5図においてはリム部切り欠き部
12の両縁に段部11を形成したものを示したが、これ
に限定されるものではなく、リム部切り欠き部12の略
中央付近に凹部を形成し、これに係合できるようにモー
ル3の形状を変更することも可能である。
【0026】また、第5図においては、各モール3の対
向壁34の上部に突起部32を形成したものを示した
が、各モール3の対向壁34の上部に突起部32をリム
部本体1の円周方向に延設することにより、帯状皮2を
モール3の対向壁34で挟む際に、一層確実に帯状皮2
を保持することができる。また、各モール3の対向壁3
4の隙間を少なくし、帯状皮2の長手方向の両端部がよ
り一層目立たなくすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる分解斜視図である。
【図2】同実施例にかかる分解断面図である。
【図3】同実施例にかかるリム部本体1に帯状皮2を被
覆した状態の断面図である。
【図4】同実施例に使用される取付部材4を示すもので
あり、第3図のA−A切断線によるリム部本体1の上面
から見た断面図である。
【図5】第2実施例にかかる皮巻きステアリングホイー
ルの部分断面図である。
【符号の説明】
1…リム部本体、 2…帯状皮、 3…モール、 4…取付部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リム部本体および該リム部本体を被覆す
    る帯状皮を備える皮巻きステアリングホイールにおい
    て、 前記リム部本体には前記リム部本体の円周方向に沿って
    断面略半円形のリム部切り欠き部を形成し、 前記帯状皮の長手方向の両端に長手方向に沿って複数の
    係止穴を設けるとともに、 前記リム部切り欠き部には、2つの断面略三角形のモー
    ルが該モールの対向壁を対向するように前記リム部本体
    の円周方向に沿って延設され、 前記対向壁には、前記リム部本体の円周方向に沿って、
    複数のモール孔を形成するとともに、 前記各モールの前記対向壁を形成する面以外の他の一面
    は前記リム本体の円周の一部となるように断面円弧状の
    外周壁を形成し、前記各モールの残りの一面は前記リム
    部切り欠き部に面して密着する平面を形成し、 前記帯状皮が前記リム部本体と前記外周壁とを被覆し、
    前記帯状皮の両端の係止孔と前記各モールのモール孔と
    を取付部材を介して係合することを特徴とする皮巻きス
    テアリングホイール。
JP11249491A 1991-04-17 1991-04-17 皮巻きステアリングホイール Withdrawn JPH05105085A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11249491A JPH05105085A (ja) 1991-04-17 1991-04-17 皮巻きステアリングホイール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11249491A JPH05105085A (ja) 1991-04-17 1991-04-17 皮巻きステアリングホイール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05105085A true JPH05105085A (ja) 1993-04-27

Family

ID=14588055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11249491A Withdrawn JPH05105085A (ja) 1991-04-17 1991-04-17 皮巻きステアリングホイール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05105085A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6418814B1 (en) * 1997-01-29 2002-07-16 Takata-Petri Ag Steering wheel with at least one covering element
US8047098B2 (en) * 2007-12-15 2011-11-01 Kia Motors Corporation Steering wheel and method of manufacturing the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6418814B1 (en) * 1997-01-29 2002-07-16 Takata-Petri Ag Steering wheel with at least one covering element
US8047098B2 (en) * 2007-12-15 2011-11-01 Kia Motors Corporation Steering wheel and method of manufacturing the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS645649Y2 (ja)
JPS635548Y2 (ja)
JPH02179979A (ja) カセットリール
JPH0231274B2 (ja)
JPH05105085A (ja) 皮巻きステアリングホイール
JPH0378394U (ja)
JP2503915Y2 (ja) コルゲ―トチュ―ブ用ベルトクランプ
JPH07105775A (ja) ワイヤハーネス用ツイン型グロメット
JPH0534684Y2 (ja)
JP2696200B2 (ja) くるみボタン
JP2574924Y2 (ja) アシストハンドル
JPH0218342Y2 (ja)
JPH0529615Y2 (ja)
JPH0340641Y2 (ja)
JPS6232480Y2 (ja)
JPH0353469U (ja)
JPH11108017A (ja) 固定バンド装置
JPS6349680U (ja)
JPH01139188U (ja)
JP2595327B2 (ja) 軒樋の継手
JPH0293524U (ja)
JPH08332289A (ja) シート表皮の端末止着構造
JPS60159470A (ja) ブ−ツ固定装置
JPH0235579Y2 (ja)
JPH0620410Y2 (ja) くるみボタン

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980711