JPH0510422A - 自動変速機の操作装置 - Google Patents

自動変速機の操作装置

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JPH0510422A
JPH0510422A JP16258391A JP16258391A JPH0510422A JP H0510422 A JPH0510422 A JP H0510422A JP 16258391 A JP16258391 A JP 16258391A JP 16258391 A JP16258391 A JP 16258391A JP H0510422 A JPH0510422 A JP H0510422A
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    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/0278Constructional features of the selector lever, e.g. grip parts, mounting or manufacturing

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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、自動変速機の操作装置におい
て、極めて自然な状態で操作ノブ部を握ることが出来る
ことを最も主要な特徴とする。 【構成】 この発明に係わる自動変速機の操作装置は、
車体14のフロアパネル16に対して、少なくとも前後
方向に沿つて揺動自在に支持され、揺動駆動される事に
より、自動変速機の走行レンジを切り換え駆動するため
の操作レバー18と、この操作レバー18の上端に取着
され、運転者Dの車体中央側に位置する手により握られ
る操作ノブ部20とを具備し、操作ノブ部20はその中
心軸線Xが、平面視において、車幅方向に沿う水平軸線
Hより、運転席側の端部が車体前方となる様に傾斜する
と共に、平面視において、水平軸線Hより、運転席側端
部が上方となる様に傾斜する状態で、操作レバー18の
上端に取着される事を特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車体のフロアパネル
に対して、少なくとも前後方向に沿つて揺動自在に支持
され、揺動駆動される事により、自動変速機の走行レン
ジを切り換え駆動するための操作レバーと、この操作レ
バーの上端に取着され、運転者の車体中央側に位置する
手により握られる操作ノブ部とを具備する自動変速機の
操作装置自動変速機の操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動変速機の操作装置において
は、運転者の車体中央側に位置する手、即ち、右ハンド
ルの車両においては左手(左ハンドルの車両においては
右手)で操作レバーを車体前後方向に沿つて揺動駆動す
る事により、自動変速機を任意の走行レンジに設定する
様に、即ち、走行レンジを切り換え駆動することが出来
る様に構成されている。そして、このような操作装置に
おいては、従来より、例えば、実公昭56−49776
号公報に示される様に、運転者の車体中央側に位置する
手により握られる操作ノブ部が操作レバーの上端に取着
されている。ここで、運転者はこの操作ノブ部を握つた
状態で、操作レバーを車体前後方向に沿つて揺動駆動
し、自動変速機において、任意の走行レンジを設定する
ことが出来ることとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
操作装置においては、例えば、上述した従来公報に示さ
れる様に、操作ノブ部は操作レバーの上端に、車幅方向
に沿った状態で、水平に延出して取り付けられているの
が普通である。このため、走行レンジを切り換えようと
して運転者がこの操作ノブ部を握ろうとした場合、運転
者は車体中央側の腕を伸ばし、その手で操作ノブ部を把
持しなければならないものであるが、その際、その手の
握り姿勢と操作ノブ部の取り付け姿勢とが一致していな
いので、手首を不自然に回して、操作ノブ部を握る姿勢
を強制的に取らなければならなくなる。このようにし
て、従来の自動変速機の操作装置においては、走行レン
ジの切り換え操作が不自然な状態で行われ、気軽な状態
での走行レンジの切り換えが出来ていないものであつ
た。
【0004】この発明は、上述した問題点に鑑みなされ
たものであり、この発明の主たる目的は、極めて自然な
状態で操作ノブ部を握ることが出来る自動変速機の操作
装置を提供することをである。また、この発明の他の目
的は、マニユアル感覚で操作レバーを操作する事の出来
る自動変速機の操作装置を提供する事である。また、こ
の発明の別の目的は、走行レンジの切り換え操作を容易
に行う事の出来る自動変速機の操作装置を提供する事で
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決
し、目的を達成するため、この発明に係わる自動変速機
の操作装置は、車体のフロアパネルに対して、少なくと
も前後方向に沿つて揺動自在に支持され、揺動駆動され
る事により、自動変速機の走行レンジを切り換え駆動す
るための操作レバーと、この操作レバーの上端に取着さ
れ、運転者の車体中央側に位置する手により握られる操
作ノブ部とを具備する自動変速機の操作装置において、
前記操作ノブ部はその中心軸線が、平面視において、車
幅方向に沿う水平軸線より、運転席側の端部が車体前方
となる様に傾斜すると共に、平面視において、前記水平
軸線より、運転席側端部が上方となる様に傾斜する状態
で、前記操作レバーの上端に取着される事を特徴として
いる。
【0006】また、この発明に係わる自動変速機の操作
装置において、前記操作ノブ部には、親指により押し込
み操作される事により、少なくともニユートラルレンジ
から後退レンジへの走行レンジの切り換え駆動を許容す
るシフトボタンが設けられ、このシフトボタンは、前記
操作ノブ部の運転席側の端部であつて、操作ノブ部の中
心位置より車体後方側に偏倚した位置に、その体積中心
が位置する様に取り付けられている事を特徴としてい
る。
【0007】
【実施例】以下に、この発明に係わる自動変速機の操作
装置の一実施例の構造を、添付図面を参照して詳細に説
明する。図1及び図2に示す様に、この一実施例の自動
変速機の操作装置10は、左ハンドル用の車両に取り付
けられる様に構成されており、運転者Dは、左前座席に
着座した状態で、車幅方向に関して略中央部に配設され
た操作装置10を、車体中央側に位置する右手RHで操
作する様に構成されている。即ち、この操作装置10
は、車体12のフロアパネル14の車幅方向に関しての
略中央部であつて、図2から明らかな様に、左前席に着
座した運転者Dが、右手RHをステアリングホイール1
6から離して、中央部に移動させる事により届く位置に
配設された操作レバー18と、この操作レバー18の上
端に取着され、運転者Dの右手RHにより握られる操作
ノブ部20とを備えている。また、この操作装置10
は、図3乃至図5に示す様に、この操作レバー18を車
体前後方向に沿つてフロアパネル14に対して揺動自在
に軸支する軸支機構22と、この操作レバー18を任意
の走行レンジを規定する位置で係止するデイテント機構
24と、所定の走行レンジを規定する位置から、別の所
定の走行レンジを規定する位置への移動、例えば、ニユ
ートラルレンジから後進レンジへの移動やドライブレン
ジから前進2速レンジへの移動を禁止する禁止機構26
と、この禁止機構26における操作レバー18の移動禁
止状態を解除する解除機構28と、前記操作ノブ部20
に押し込み自在に取り付けられ、これを押し込み操作す
る事により自動変速機をホールド状態に設定するホール
ドボタン30(図6に示す。)とを備えている。
【0008】ここで、この操作装置10においては、車
体前後方向に関しての前方から後方に向けて、前進1速
レンジ「1」、前進2速レンジ「2」、ドライブレンジ
「D」、ニユートラルレンジ「N」、後進レンジ
「R」、パーキングレンジ「P」を順次規定する走行レ
ンジ位置が設定されており、操作レバー18を任意の走
行レンジ位置にデイテント機構24を介して係止する事
により、操作レバー18の下端と図示しない連結機構を
介して連結された自動変速機における油圧バルブ(図示
せず)を、対応する走行レンジを規定する様になされて
いる。尚、上述したデイテント機構24、禁止機構2
6、及び、解除機構28に関しては、周知の構成と同様
であり、この発明の特徴を構成していないので、その説
明を省略する。また、解除機構28は、図6に示す様
に、操作ノブ部20に押し込み自在に取り付けされ、こ
れを押し込み操作する事により禁止機構26における移
動禁止状態を解除するシフトボタン32を有している。
【0009】一方、この発明の特徴をなす点であるが、
上述した操作ノブ部20は、特有の形状を有して、操作
レバー18の上端に取着されている。先ず、この操作ノ
ブ部20の形状を具体的に説明する前に、運転者Dの右
手RHの握り姿勢について説明する。即ち、図2に示す
様に、運転者Dがその両手RH,LHを前に突き出して
ステアリングホイール16の所謂10時10分の部位を
夫々握りしめた状態から、自動変速機における走行レン
ジを切り換え操作するために、右手RHを離し、操作ノ
ブ部20を握ろうとして、この操作ノブ部20に向け
て、図1に符号Aで示す移動軌跡に沿つて移動させる状
態において、右手RHは勿論開かれた状態にあるもので
あるが、ここで、この右手RHを握りしめた場合のその
握り方向Bは、平面視において、車幅方向に沿う水平軸
線Hより、運転席側の端部(即ち、左端部;但し、図1
及び図2に図示する状態においては右端部)が車体前方
となる様に傾斜すると共に、平面視において、水平軸線
Hより、運転席側端部が上方となる様に傾斜する状態で
延出する様になされているのが普通である。尚、上述し
た握り方向Bとは、この一実施例においては、細いシヤ
フトを握りしめた場合に、この握りしめられた細いシヤ
フトの延出方向から規定される様に設定されている。
【0010】このような運転者Dの右手RHの握り姿勢
を前提とした状態で、上述した操作ノブ部20は、この
一実施例においては、その中心軸線Xが、平面視におい
て、車幅方向に沿う水平軸線Hより、運転席側の端部
(即ち、左端部;但し、図1及び図2に図示する状態に
おいては右端部)が車体前方となる様に傾斜すると共
に、平面視において、水平軸線Hより、運転席側端部が
上方となる様に傾斜する状態で、操作レバー18の上端
に取着されている。この結果、この一実施例によれば、
運転者Dが右手RHを図1に示す様に、ステアリングホ
イール16を握る状態から、移動軌跡Aに沿つて移動さ
せて、操作装置10の操作ノブ部20を握る状態に、握
り変える動作において、右手RHの握り姿勢を実質的に
変更することなく、この握り変え動作を実行することが
出来、極めて自然な状態で、操作ノブ部20を握ること
が出来る事となる。換言すれば、この握り変え動作にお
いては、運転者Dは右手RHの手首を不自然な状態で捩
じることなく、ステアリングホイール16から離した右
手RHをそのままの姿勢で操作ノブ部20にもたらすだ
けで、この操作ノブ部20に握り変えることが出来、走
行レンジの切り換え動作が極めて容易に、且つ、円滑に
行える事となる。
【0011】特に、この一実施例においては、図2に示
す様に、上述した移動軌跡Aを平面視で表すと、運転者
Dの右腕RAの右肩RSへの付け根の関節部分RJを中
心として、この中心RJとステアリングホイール16の
右手RHの握り位置GPまでの距離を半径Rとした円弧
軌跡を描く様に設定されている。このため、運転者D
は、右手RHでステアリングホイール16を握りしめた
右腕RAの姿勢を、実質的に何ら変化させることなく、
操作ノブ部20に握り変えることが出来、このような握
り変え動作を極めて円滑に行い得る事となる。
【0012】次に、図6及び図7を参照して、上述した
操作ノブ部20の具体的形状について説明する。図6に
示す様に、この操作ノブ部20は、操作レバー18の上
端に取着され、操作レバー18の延出方向に沿つて一体
的に延出するノブ本体34と、このノブ本体34の上端
に連接され、上述した中心軸線Xに沿つて平面視及び正
面視において水平軸線Hに対して傾斜した状態で延出す
る握り部36とから、全体として丸みを付けられた状態
で一体に形成されている。
【0013】ここで、この握り部36の先端には、上述
したシフトボタン32が押し込み自在に取り付けられて
いる。即ち、この握り部36の先端は、丁度、これを握
る右手RHの親指(図示せず)が自然な状態で位置する
部位に対応しており、運転者Dは、この操作ノブ部20
を握り変えることなく、操作ノブ部20を握りしめた右
手RHの親指を、単に内方に移動する事により、シフト
ボタン32を押し込み駆動することが出来る事となる。
この結果、走行レンジを切り換えるための操作レバー1
8の揺動動作は、操作ノブ部20を握りしめたままの状
態で、必要に応じてシフトボタン32を押し込み駆動し
て行われる事となる。即ち、運転者Dは、この自動変速
機の操作装置10を、あたかも、手動変速機のミツシヨ
ンレバーを切り換え駆動して、変速比を手動で切り換え
るかの様な感覚で、揺動駆動することが出来る事とな
り、マニユアル感覚で操作レバーを操作する事が出来る
事となる。
【0014】また、 このシフトボタン32は、図7か
ら明らかな様に、操作ノブ部20の先端部、即ち、運転
席側の端部であつて、この操作ノブ部20の中心位置C
Pより車体後方側に偏倚した位置に、その体積中心が位
置する様に取り付けられている。この結果、親指THは
右手RHが操作ノブ部20を握りしめた状態で、自然な
状態で常に、シフトボタン32に触れて、これを押し込
み可能な状態になされている。従つて、運転者Dは操作
ノブ部20の握り状態における親指THの姿勢を何ら変
更することなく、単に、親指THを押し込む事により、
シフトボタン32を押し込み駆動することが出来る事と
なる。しかも、シフトボタン32を押し込み駆動するに
際して、運転者Dは、親指THをその第1関節回りでは
無く、第3関節回りに回動させ、全体的に握り方向Bに
沿つて内方に移動させる事により、親指THの所謂腹全
体で押し込み駆動する事になるので、確実に、シフトボ
タン32を押し込み駆動することが出来る事となり、操
作の確実性が向上する事となる。
【0015】更に、この操作ノブ部20にシフトボタン
32と同様に取り付けられたホールドボタン30は、図
6から明らかな様に、操作ノブ部20におけるノブ本体
34と握り部36との連接部分、即ち、操作ノブ部20
に出現する鈍角による角部に位置決めされた状態で取着
されている。この結果、運転者Dがこのホールドボタン
30を押し込み動作する場合には、上述した様に、自然
な状態でシフトボタン32の上面に軽く位置する様に置
かれていた親指THを、第3関節回りに下方に向けて一
旦移動させ、その後、握り方向Bに沿つて内方に移動さ
せる事により、このホールドボタン30を確実に識別し
た状態で、押し込み動作することが出来る事になる。換
言すれば、このホールドボタン30の押し込み動作に際
して、右手RHによる操作ノブ部20を握りしめた姿勢
は実質的に変更されずに、単に、親指THを下方に移動
する事により、押し込み可能な状態となる。このように
して、ホールドボタン30を押し込むために、操作ノブ
部20を握り変える必要、または、操作ノブ部20から
右手RHを離す必要が無くなり、操作ノブ部20を握り
しめたままの姿勢を維持した状態で、自動変速機におけ
るホールド状態のオン・オフの切り換えを行うことが出
来る事になる。
【0016】また、シフトボタン32とホールドボタン
30とは、このように、共に、操作装置10の操作ノブ
部20を右手RHで握りしめたままの状態で、即ち、操
作ノブ部20から右手RHを離すことのない状態で、押
し込み駆動することが出来るものであるが、夫々の押し
込み位置は、親指THが自然な状態で置かれる位置と、
この自然な状態から下方に移動させた位置とに夫々分け
られた状態で設定されている。このため、使用頻度の高
いシフトボタン32は、親指THの自然な待機状態から
これにより即座に無理なく押し込み駆動され、一方、使
用頻度の低いホールドボタン30は、この待機状態から
移動された状態で押し込み駆動されるという様に、明白
に識別された状態で、夫々押し込み駆動される事とな
る。このようにして、シフトボタン32とホールドボタ
ン30とは、互いに識別された状態で、誤動作されるこ
となく押し込み駆動される事となる。
【0017】この発明は、上述した一実施例の構成に限
定されることなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能である事は言うまでもない。例えば、上述
した一実施例においては、ステアリングホイール16が
車体左側に配設され、運転者Dが左前座席に着座する状
態での操作装置10の構成を説明したが、この発明は、
このような構成に限定されることなく、ステアリングホ
イールが車体右側に配設され、運転者が右前座席に着座
する状態での操作装置としても適用することが出来る事
は言うまでも無い。この場合の構成は、図示する構成
と、車体前後方向に延出する中心線(0BLライン)を
対称線とした左右対称形状となるものである。
【0018】また、上述した一実施例においては、操作
ノブ部20は、その外表面が直接露出する様に説明した
が、この発明は、このような構成に限定されることな
く、図8に、この一実施例の一変形例として示す様に、
操作ノブ部20の丁度これを握りしめる手により覆われ
る領域に渡り、ゴム製のグリップシート38が貼着され
ている。このようにして、この一変形例によれば、操作
ノブ部20の握り状態は、より確実なものとなる。
【0019】
【発明の効果】以上詳述した様に、この発明に係わる自
動変速機の操作装置は、車体のフロアパネルに対して、
少なくとも前後方向に沿つて揺動自在に支持され、揺動
駆動される事により、自動変速機の走行レンジを切り換
え駆動するための操作レバーと、この操作レバーの上端
に取着され、運転者の車体中央側に位置する手により握
られる操作ノブ部とを具備する自動変速機の操作装置に
おいて、前記操作ノブ部はその中心軸線が、平面視にお
いて、車幅方向に沿う水平軸線より、運転席側の端部が
車体前方となる様に傾斜すると共に、平面視において、
前記水平軸線より、運転席側端部が上方となる様に傾斜
する状態で、前記操作レバーの上端に取着される事を特
徴としている。
【0020】また、この発明に係わる自動変速機の操作
装置において、前記操作ノブ部には、親指により押し込
み操作される事により、少なくともニユートラルレンジ
から後退レンジへの走行レンジの切り換え駆動を許容す
るシフトボタンが設けられ、このシフトボタンは、前記
操作ノブ部の運転席側の端部であつて、操作ノブ部の中
心位置より車体後方側に偏倚した位置に、その体積中心
が位置する様に取り付けられている事を特徴としてい
る。
【0021】従つて、この発明によれば、極めて自然な
状態で操作ノブ部を握ることが出来る自動変速機の操作
装置が提供される事となる。また、この発明によれば、
マニユアル感覚で操作レバーを操作する事の出来る自動
変速機の操作装置が提供される事となる。また、この発
明によれば、走行レンジの切り換え操作を容易に行う事
の出来る自動変速機の操作装置が提供される事となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる自動変速機の操作装置の一実
施例の構成を運転者との関係で示す正面図である。
【図2】図1に示す操作装置を運転者との関係で示す上
面図である。
【図3】図1に示す操作装置を取り出して、一部切り欠
いた状態で示す斜視図である。
【図4】図3に示す操作ノブ部と操作レバーとの取り付
け部の内部構造を示す縦断面図である。
【図5】操作装置におけるデイテント機構と禁止機構と
解除機構との関係を示す側面図である。
【図6】操作ノブ部の形状を取り出して示す正面図であ
る。
【図7】操作ノブ部の形状を取り出して示す上面図であ
る。
【図8】上述した一実施例の一変形例に係わる操作ノブ
部の形状を取り出して示す正面図である。
【符号の説明】
10 操作装置、 12 車体、 14 フロアパネル、 16 ステアリングホイール、 18 操作レバー、 20 操作ノブ部、 22 軸支機構、 24 デイテント機構、 26 禁止機構、 28 解除機構、 30 ホールドボタン、 32 シフトボタン、 34 ノブ本体、 36 握り部、 38 クリップシートである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のフロアパネルに対して、少なくと
    も前後方向に沿つて揺動自在に支持され、揺動駆動され
    る事により、自動変速機の走行レンジを切り換え駆動す
    るための操作レバーと、 この操作レバーの上端に取着され、運転者の車体中央側
    に位置する手により握られる操作ノブ部とを具備する自
    動変速機の操作装置において、 前記操作ノブ部はその中心軸線が、平面視において、車
    幅方向に沿う水平軸線より、運転席側の端部が車体前方
    となる様に傾斜すると共に、平面視において、前記水平
    軸線より、運転席側端部が上方となる様に傾斜する状態
    で、前記操作レバーの上端に取着される事を特徴とする
    自動変速機の操作装置。
  2. 【請求項2】 前記操作ノブ部には、親指により押し込
    み操作される事により、少なくともニユートラルレンジ
    から後退レンジへの走行レンジの切り換え駆動を許容す
    るシフトボタンが設けられ、 このシフトボタンは、前記操作ノブ部の運転席側の端部
    であつて、この操作ノブ部の中心位置より車体後方側に
    偏倚した位置に、その体積中心が位置する様に取り付け
    られている事を特徴とする請求項1に記載の自動変速機
    の操作装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08113049A (ja) * 1994-10-17 1996-05-07 Komatsu Ltd 作業車両の車速段切換装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08113049A (ja) * 1994-10-17 1996-05-07 Komatsu Ltd 作業車両の車速段切換装置

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