JPH05103935A - 車載用エアクリーナー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 太陽光の有無に関係なく、実感にあった確実
な赤外線リモコンデータの認識を行う車載用エアクリー
ナーの提供。 【構成】 動作表示を出力する赤外線リモコン部１と、
この赤外線リモコン１からの出力を受光する本体部２に
位置する受信部２ａとこの受信部２ａの受信信号を入力
する制御手段２ｃと、この制御手段２ｃからの信号によ
って、カウント値をインクリメントするカウンター２ｄ
と、光の量を検出する光検出手段２ｂとで構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、車に搭載され、かつリ
モートコントロールされる車載用エアクリーナーに関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来の車載用エアクリーナーは、赤外線
リモコン部の光信号をエアクリーナーの受光部か受光し
て運転されるようになっており、どのような天候状態の
ときでも受光部の出力を複数回にわたり比較し、指示信
号を確認する構成となっていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、晴天の日に太陽光が受光部に入り、エア
クリーナーの動作受けつけができにくくなるといった問
題点を有していた。また、信号の複数回の比較のためエ
アクリーナーの動作指示が鈍かった。

【０００４】本発明は上記従来の問題点を解決する車載
用エアクリーナーを提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、赤外線リモコン部と、本体部に位置し、前記
赤外線リモコン部からの信号を受光する受光部と、光の
明るさを検出する光検出手段と、この光検出手段の出力
によって前記受光部からの出力を受けて確認する回数を
決める制御手段と、この制御手段からの信号でカウント
する本体部のカウンターとを有した構成をなすものであ
る。

【０００６】

【作用】この構成において、太陽光の強さを検出し、赤
外線リモコンからの信号受光部が検出する信号を確認す
る回数を変えることができることとなる。

【０００７】

【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。

【０００８】まず、構成について説明する。図示のよう
に制御部は本体部２の動作の指示を行う赤外線リモコン
部１と、本体部２に位置し、前記赤外線リモコン部１か
らの信号を受光する受光部２ａと、同じく本体部２に位
置し、光の明るさを検出する光検出手段２ｂと、この光
検出手段２ｂの出力によって前記受光部２ａからの出力
を受け確認する回数を決める制御手段２ｃと、この制御
手段２ｃからの信号でカウントする本体部２のカウンタ
ー２ｄで構成されている。

【０００９】つぎにこの動作について説明する。まず、
赤外線リモコン部１によって“自動”の動作指示が行わ
れたとする。（たとえば、動作指示は“自動”、
“強”、“弱”、“停止”の４通りとし、それぞれの指
示信号は図２で示される信号とする。）受光部２ａはこ
の信号を受信し、制御手段２ｃに出力する。この出力を
受けた制御手段２ｃは、この信号が“自動”であると判
断する。と同時にカウンター２ｄに信号を送る。また、
制御手段２ｃは、光検出手段２ｂの出力を入力し、光が
多く検出されている状態かを所定値と比較し判断する。
（今は、多くない状態であるとする）多くない状態と判
断すると、制御手段２ｃは前記カウンター２ｄのカウン
ター値を入力し、“２”以上でないので再び前記受光部
２ａの出力を入力する。そして、この入力も“自動”で
あると判断した場合には、カウンター２ｄに信号を送
り、光検出手段２ｂの出力を入力し、多くない状態であ
るので、前記カウンター２ｄのカウンター値を入力し、
“２”以上なので“自動”の信号を得られたと判断し、
カウンター値を“０”にし、本体部２を“自動”のモー
ドで動作をさせる信号を制御手段２ｃは出力する。

【００１０】その他の“強”、“弱”、“停止”につい
ても同様の動作を行なう。次に、２回目の受光部からの
信号の入力が１回目の入力と異なった場合について説明
する。

【００１１】１回目が“自動”であり、２回目が“強”
とすると、２回目の入力を得た制御手段２ｃは、１回目
と異なるので、前記カウンター２ｄをクリアして信号を
送る。カウンター２ｄはカウントをする。（カウント値
は“１”）そして、３回目の受光部２ａからの出力を入
力し、“強”の信号であれば、上記“自動”の時と同様
の処理動作を行なう。

【００１２】さらに、光検出手段２ｂが検出する光が多
い状態と判断されたとすると、カウンタ２ｄのカウント
値が“１”の状態で制御手段２ｃはカウンター２ｄを
“０”にし、本体部２を認識した動作モードで動作させ
る信号を出力する。

【００１３】

【発明の効果】以上の実施例の説明からも明らかなよう
に本発明は、太陽光の量に関係なく、赤外線リモコンの
出力信号を確実に認識し、受け付けるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の車載用エアクリーナーの一実施例の回
路ブロック図

【図２】本発明の車載用エアクリーナーの一実施例の赤
外線リモコン出力データ

【符号の説明】

１ 赤外線リモコン部 ２ 本体部 ２ａ 受光部 ２ｂ 光検出手段 ２ｃ 制御手段 ２ｄ カウンター

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 赤外線リモコン部と、本体部に位置し、
   前記赤外線リモコン部からの信号を受光する受光部と、
   光の明るさを検出する光検出手段と、この光検出手段の
   出力によって前記受光部からの出力を受け、確認する回
   数を決める制御手段と、この制御手段からの信号でカウ
   ントする本体部のカウンターとを有する車載用エアクリ
   ーナー。