JPH06195591A - 信号制御システム - Google Patents

信号制御システム

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JPH06195591A
JPH06195591A JP34688692A JP34688692A JPH06195591A JP H06195591 A JPH06195591 A JP H06195591A JP 34688692 A JP34688692 A JP 34688692A JP 34688692 A JP34688692 A JP 34688692A JP H06195591 A JPH06195591 A JP H06195591A
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JP
Japan
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vehicle
signal
priority
lane road
lane
Prior art date
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JP34688692A
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English (en)
Inventor
Zenichi Igarashi
善一 五十嵐
Satoru Kitakado
哲 北角
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Okumura Corp
Original Assignee
Okumura Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 両2車線道路の中間にある1車線道路を効率
的に使用でき、かつ、優先度の高い車に1車線道路を優
先的に通過させることができる信号制御システムを提供
する。 【構成】 非接触型個体認識装置50を車両に取り付
け、1車線道路2への進入側車線の各信号機A,Bの前
にアンテナ7,8を設ける。この非接触型個体認識装置
50からの優先度を表す信号をアンテナ7,8を介して
パーソナルコンピュータ11に入力する。パーソナルコ
ンピュータ11は車両が信号機Bの前に停止し、その非
接触型個体認識装置50から優先度を表す信号を出力し
ていると判別すると、直ちに相手側の信号機Aを赤に切
替え、さらに、1車線道路2に対向車がないと判別した
後に、手前の信号機Bを青に切替え、その車両を優先的
に通過させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、道路工事等のため
に、二つの2車線道路の中間に生じる1車線道路の一方
通行を切替制御する信号制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は二つの2車線道路の中間に1車線
道路ができたときの従来の信号制御システムを示す図で
あり、1は工事区域、2は上記工事区域1のためにでき
た1車線道路、3,4は上記1車線道路2の両側に存在
する2車線道路、Aは上記2車線道路3の1車線道路2
への進入側車線3aに設けた信号機、5は上記信号機A
の前の停止線、Bは上記2車線道路4の1車線道路2へ
の進入側車線4aに設けた信号機B、6は上記信号機B
の前の停止線である。
【0003】このように、従来の信号制御システムにお
いては、1車線道路2の両端の2車線道路3,4の進入
側車線3a,4aに信号機A,Bを設け、この信号機A,B
を、図7に示すように、車両のあるなしに拘わらず、所
定時間経過する毎に交互に赤→青→赤→青と切替えて、
両方向の車両に交互に1車線道路2を走行させるように
している。この図7において、T1は青信号の継続時間
であり、T2は1車線道路2を標準速度の車両が通過す
るのに要する基準通過時間であり、この基準通過時間T
2の間、両信号機A,Bは共に赤を表示して、1車線道路
2内において車両が衝突しないようにしている。
【0004】上記図7に示す信号機A,Bの切替は図8
のフローチャートに従って行なわれる。まず、信号機
A,Bが共に赤にされ(S1)、その後、信号機Bが赤か
ら青に切替えられ(S2)、そして、この信号機Bの青信
号の表示期間が青信号の継続時間T1を過ぎたか否か判
別される(S3)。信号機Bが青信号を継続時間T1だけ
表示したと判別すると(S3)、信号機Bは青から赤に切
替えられる(S4)。そして、信号機B側から1車線道路
2に入った車両がその1車線道路2を抜け出るのを待つ
ために、信号機Bが赤に切替わった後、標準速度の車両
が1車線道路2を通り抜けるのに要する時間に相当する
基準通過時間T2が経過したか否かが判別される(S
5)。この信号機Bが赤に切替わった後、基準通過時間
2が経過したと判別されると(S5)、信号機Aが赤か
ら青に切替えられる(S6)。上記基準通過時間T2
間、両信号機A,Bは共に赤を表示している。信号機A
が青に切替わった後、青信号の継続時間T1が経過した
か否か判別され(S7)、青信号の継続時間T1が経過し
たと判別されると(S7)、信号機Aは青から赤に切替え
られる(S8)。さらに、信号機Aが青から赤に切替えら
れた後(S8)、基準通過時間T2が経過したか否か判別
され(S9)、基準通過時間T2が経過したと判別される
と(S9)、1日の作業を終了するか否かが判別され(S
10)、終了しないときにはステップS2に戻る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
信号制御システムでは、車両のあるなしに拘わらず、両
信号機A,Bを交互に赤,青と所定時間毎に切替えるよう
にしているため、対向車がないにも拘わらず、赤信号の
間、信号待ちをしなければならず、効率が悪いという問
題があり、また、優先度の高い車両が1車線道路を通過
したいときに、相手側が優先度が低い場合であっても、
信号待ちをしなければならず、工事現場等の実際の要求
に合っていないという問題がある。
【0006】そこで、この発明の目的は、1車線道路を
効率的に使用でき、かつ、優先度の高い車に1車線道路
を優先的に通過させることができる信号制御システムを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の信号制御システムは、両2車線道
路を1車線道路により接続している場合において、その
1車線道路の一方通行を切替制御するように、上記各2
車線道路の上記1車線道路への進入側車線に夫々設けら
れた信号機と、上記各信号機を所定時間毎に切替制御す
る切替制御装置とを備えた信号制御システムにおいて、
車両に取り付けられ、優先度を表す信号を発する発信装
置と、上記各信号機の前に夫々設けられ、上記車両の上
記発信装置からの信号を受ける受信装置と、上記車両の
上記発信装置から優先度を表す信号を上記受信装置が受
けたときに、上記受信装置から発せられる信号に基づ
き、上記信号機の所定時間毎の切替制御に割り込んで、
上記車両に優先的に1車線道路を通過させるように、上
記信号機を切替える優先通過制御を行う優先通過制御手
段を備えることを特徴としている。
【0008】また、請求項2の信号制御システムは、請
求項1の信号制御システムにおいて、上記発信装置から
出力される信号は個体認識記号を表し、この個体認識記
号が同時に車両の優先度を表していることを特徴として
いる。
【0009】
【作用】請求項1の信号制御システムによれば、各信号
機の前に設けられた受信装置は、信号機の前に来た車両
の発信装置から、優先度を表す信号を受ける。上記優先
通過制御手段は、上記受信器から優先度を表す信号を受
けたことを表す信号を受けると、上記信号器の所定時間
毎の切替制御に割り込んで、上記車両に優先度に応じて
優先的に1車線道路を通過させるように、上記信号機を
切替える。たとえば、相手側信号機の前に対向車が待っ
ていない場合には、上記発信装置を付け、所定の優先度
を有する車両が信号機の前に来ると、その車両に直ちに
1車線道路を通過させるように信号機が切替えられるか
ら、1車線道路を効率良く使用することができる。ま
た、1車線道路の両端の信号機の前に車両が存在する場
合であっても、車両の優先度に応じて、両信号機が切替
えられるので、工事現場等の実状に適した信号機の切替
が行なわれる。
【0010】また、請求項2の信号制御システムにおい
ては、上記発信器から出力される信号は個体認識記号を
表し、かつ、この個体認識記号が同時に車両の優先度を
表すものであるから、個体認識記号が個体認識と優先度
とを表すために兼用することができ、1車線道路を特定
の車両に優先的に通過させる制御が簡単になる。上記個
体認識記号は車両毎の通過回数を集計したり、日報や月
報を作成するために利用される。
【0011】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例により詳細に
説明する。
【0012】図1はこの発明の一実施例の信号制御シス
テムの具体的構成を示すものである。1は工事区域、2
は1車線道路、3,4は上記1車線道路2の両側の2車
線道路、3a,4aは上記2車線道路3,4の進入側車線、
A,Bは上記進入側車線3a,4aに夫々設けられた信号
機、5,6は停止線であり、これらは図6に示す従来例
と全く同じである。
【0013】上記信号機Aの前の進入側車線3aに受信
装置としてのアンテナ7を埋め込む一方、上記信号機B
の前の進入側車線4aにも受信装置としてのアンテナ8
を埋め込んでいる。このアンテナ7,8が進入側車線3
a,4aに埋め込まれた状態は図2に示されている。ま
た、車両が1車線道路2を通り抜けたことを確認するた
めの1車線道路2の両端に埋め込まれたアンテナあるい
は赤外線センサ等からなるセンサ37,38を1車線道
路2の両端に設けている。上記アンテナ7,8およびセ
ンサ37,38の出力はパーソナルコンピュータ11に
入力している。上記パーソナルコンピュータ11は、制
御器12を介して信号機A,Bを切替制御する。上記パ
ーソナルコンピュータ11と制御器12で切替制御装置
を構成している。上記パーソナルコンピュータ11は図
4,5および8に示すソフトウェアにより動作する。図
8に示す所定時間毎の信号機A,Bの切替制御は従来例
と同じであり、それに加えて、優先すべき車両を受信装
置7,8が検出したときには、図4,5に示す優先通過制
御を図8の所定時間毎の信号機A,Bの切替制御に割り
込んで行う。
【0014】一方、図2に示すように、車両40の前面
のナンバープレートに発信装置としての非接触型個体認
識装置50を装着している。この非接触型個体認識装置
50は、図3に示すように、集積回路とアンテナとをガ
ラスチューブに封入してなる本体53をゴムパッキン5
2を介して磁石板51に取り付けてなり、この磁石板5
1は車両40のナンバープレートに吸着する。したがっ
て、この非接触型個体認識装置50は車両40に簡単に
取り付け、取り外しすることができる。上記非接触型個
体認識装置50はバッテリーを必要とせずに、外部から
の電波によってエネルギーが供給される。この非接触型
個体認識装置50は64ビットの個体認識記号を表す信
号をアンテナから出力し、この個体認識記号を表す信号
は進入側車線3a,4aの下に埋め込まれたアンテナ7,8
により受信される。上記個体認識記号は、車種、車番、
会社名、運転手名、最優先車両か優先車両か一般車両か
を表す優先度等のデータを表している。なお、この優先
度は車種や会社名等のデータそのものにより表してもよ
い。
【0015】次に、この信号制御システムの動作を説明
する。
【0016】この信号制御システムは、アンテナ7,8
が車両40の非接触型個体認識装置50から個体認識記
号を表す信号を受けていないときには、図8に示すよう
に、所定時間毎に信号機A,Bの切替制御を行う。そし
て、この切替制御に割り込むべき優先通過制御は図4,
5に示すフローチャートに従って行なわれる。
【0017】まず、図4のステップS1に示すように、
車種、車番、会社名、運転手名、優先度等を表す個体認
識記号を非接触型個体認識装置50に入力する。優先度
としては、最優先車両、優先車両、一般車両の3種類が
ある。なお、非接触型個体認識装置50を付けていない
車両は、一般車両と同様に扱われる。図4のステップS
2の処理は、図8のステップS3,S5,S7,S9のス
テップを行う直前に割り込み処理される。ステップS2
において、信号機A,Bの前のアンテナ7,8が、その信
号機A,Bの前に停車している車両40の非接触型個体
認識装置50から個体認識記号を表す信号を受信したか
どうかを判別する。個体認識記号を表す信号を受信しな
かったと判別したときには、図8の通常の切替制御が行
なわれる。一方、アンテナ7,8が個体認識記号を表す
信号を受信したと判別したときには(S2)、パーソナル
コンピュータ11はアンテナ7,8を介して個体認識記
号を読み取る(S3)。そして、この個体認識記号より、
その車両が最優先車両であるか否か判別する(S4)。最
優先車両であると判別したときには(S4)、最優先車両
を通過させるための最優先通過制御の割り込み処理が行
なわれる(S5)。この割り込み処理は図5に示される。
たとえば、図1の信号機Bの前に最優先車両が来て、ア
ンテナ8がその個体認識記号を表す信号を受けて、図4
のステップS4で最優先車両であると判断したとする。
この場合、まず、相手側の信号機Aを赤に切替える(S
11)。そして、手前の信号機Bが青か否か判別する(S
12)。上記信号機Bが青であると判別すると(S1
2)、ステップS17に進み、最優先車両が1車線道路
2に進入し(S17)、さらに、センサ37からの信号に
基づき、その最優先車両が1車線道路2を通過するまで
待ち(S18)、通過したと判別したときには(S18)、
相手側の信号機Aを青にして割り込みを終了する。
【0018】一方、ステップS12で、手前の信号機B
が青でないと判別したときには、1車線道路2内に対向
車があるかどうか判別する(S13)。この判別は、1車
線道路2の端のセンサ38の出力に基づき行なわれる。
あるいは、ステップS11で相手側の信号機Aを赤に変
えてから、標準速度の車両が1車線道路2を通過するの
に要する時間である基準通過時間T2(図8参照)が経過
したか否かによって行なわれる。
【0019】上記ステップS13で対向車がないと判別
すると、手前の信号機Bを青に切替え(S16)、そし
て、最優先車両が発進する(S17)。そして、最優先車
両が1車線道路2を通過したかどうかを、センサ37の
出力に基づいて判別する。あるいは上記信号機Bをステ
ップS16で青に切替えてから基準通過時間T2が経過
したかどうかによって、上記最優先車両が1車線道路2
を通過したかどうかを判別する(S18)。そして、上記
最優先車両が1車線道路2を通過したと判別すると(S
18)、相手側の信号機Aを青にし(S19)、図8に示
す処理に復帰する。
【0020】一方、上記ステップS13で対向車が存在
すると判別すると(S13)、対向車が通過したか否か
を、センサ38の出力に基づいて判別し(S14)、対向
車が1車線道路2を通過するまで待つ(S14,S1
5)。そして、対向車が1車線道路2を通過したと判別
すると(S14)、手前の信号機Aを青に切替え(S1
6)、最優先車両を1車線道路に向けて発進させ(S1
7)、さらに、最優先車両が1車線道路2を通過したか
否かをセンサ37の出力に基づき判別し、通過するまで
待ち(S18)、その後、相手側の信号機Aを青に切替え
て(S19)、図4のステップS8に復帰する。
【0021】このように、最優先車両が信号機Bの前に
停車すると、直ちに相手側の信号機Aを赤にし、対向車
が1車線道路2を抜け出た後、この最優先車両を1車線
道路2に進入させるようにしているのである。したがっ
て、この最優先車両を最も優先させて1車線道路2を通
過させることができ、工事現場等の実際の要求を満たす
ことができる。また、相手側信号機Aの前に車両が停車
していないときには、1車線道路を効率良く使って、待
ち時間を少なくすることにもなる。
【0022】なお、両信号機A,Bの前に最優先車両が
同時に停車し、アンテナ7,8によってその個体認識記
号が同時に検出されるということは確率的にほとんど零
に等しく、実際上、それに対する対処を行う必要はな
い。もっとも、最優先車両が競合する場合には、たとえ
ば、車番の若い方に優先させるようにして調整するよう
にしてもよい。
【0023】図4のステップS4で最優先車両でないと
判別すると、ステップS6に進んで、優先車両であるか
どうかの判別を行う。優先車両でないと判別すると、ス
テップS8に進んで、1日の処理を終了するかどうかを
判別し、終了しないと判別すると、ステップS2に戻
る。ステップS6で優先車両であると判別するとステッ
プS7に進んで、図8の所定時間毎の信号機A,Bの切
替制御に優先通過制御のための信号機A,Bの制御を割
り込ませる。このステップS7に示す処理は図5に詳し
く示される。なお、ステップS5の最優先車両を通過さ
せるための最優先通過制御とステップS7の優先車両を
通過させるための優先通過制御とは、共に図5に示され
るが、優先車両を通過させるための制御は、ステップS
17,18において、最優先を優先と読み替えねばなら
ない。この優先通過制御は最優先通過制御と実質的に同
じであるので、説明は省略する。
【0024】このように、この制御では、まず、最優先
車両のための最優先通過制御の割り込みを最も優先さ
せ、次いで、優先車両のための優先通過制御のための割
り込みを行うのである。したがって、最優先車両と優先
車両とが競合したときには、最優先車両の通過が優先さ
れる。また、一般車両と最優先車両あるいは優先車両と
が競合したときには、もちろん、最優先車両あるいは優
先車両に優先権が与えられる。
【0025】また、個体認識記号が一般車両であること
を表している場合、あるいは車両が非接触型個体認識装
置を付けていなくて、個体認識記号を持っていない場合
には、それらの車両については、優先通過制御のための
割り込み制御が行なわれなくて、所定時間毎の信号機の
切替が行なわれる。
【0026】このように、この実施例の信号制御システ
ムは、最優先車両、優先車両、一般車両の3種の優先度
を定めて、その優先度にしたがって、車両に1車線道路
2を優先的に通過させるための優先通過制御を通常の所
定時間毎の切替制御に割り込ませるようにしているの
で、1車線道路を効率良く使用できる上に、工事現場の
要求に応じて、1車線道路を車両に通過させることがで
きる。
【0027】なお、上記個体認識記号に基づいて、上記
パーソナルコンピュータ11は上記1車線道路2を通過
する車両の統計データを作成することができる。上記実
施例では、最優先車両、優先車両、一般車両の3つの区
別をしたが、優先車両と一般車両の2つの区別をしても
よい。
【0028】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の信号制御システムは、各2車線道路の1車線道路へ
の進入側車線に夫々設けられた信号機を切替制御装置に
よって所定時間毎に切替制御する信号制御システムにお
いて、車両に取り付けられ、優先度を表す信号を発する
発信装置と、上記各信号機の前に夫々設けられ、上記発
信装置からの優先度を表す信号を受ける受信装置と、上
記車両の発信装置から受信装置が優先度を表す信号を受
けたときに、上記信号機の所定時間毎の切替制御に割り
込んで、上記車両を優先的に1車線道路を通過させるよ
うに、上記信号機を切替える優先通過制御を行う優先通
過制御手段とを備えたものである。したがって、相手側
信号機の前に対向車が待っていない場合に、上記発信装
置を付けた所定の優先度を有する車両が信号機の前に来
ると、その車両に直ちに1車線道路を通過させるように
信号機が切替えられるから、1車線道路を効率良く使用
することができ、また、1車線道路の両端の信号機の前
に車両が存在する場合であっても、車両の優先度に応じ
て、両信号機が切替えられるので、工事現場等の実状に
応じて、優先する車両に1車線道路を優先して通過させ
ることができる。
【0029】また、請求項2の信号制御システムは、上
記発信装置から出力される信号は個体認識記号を表し、
かつ、この個体認識記号が同時に車両の優先度を表すも
のであるから、個体認識記号が個体認識と優先度とを表
すために兼用することができ、1車線道路を特定の車両
に優先的に通過させる制御が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の信号制御システムの一実施例の概
念を示す模式図である。
【図2】 上記実施例における非接触型個体認識装置を
付けた車両を示す図である。
【図3】 上記非接触型個体認識装置の斜視図である。
【図4】 上記実施例のフローチャートである。
【図5】 上記実施例のフローチャートである。
【図6】 従来の信号制御システムの概念を示す模式図
である。
【図7】 上記従来の信号制御システムの信号の切替わ
り状態を示す図である。
【図8】 上記従来の信号制御システムのフローチャー
トである。
【符号の説明】
A,B…信号機、2…1車線道路、3,4…2車線道路、
3a,4a…進入側車線、7,8…アンテナ、11…パーソ
ナルコンピュータ、12…制御器、37,38…セン
サ、40…車両、50…非接触型個体認識装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両2車線道路を1車線道路により接続し
    ている場合において、その1車線道路の一方通行を切替
    制御するように、上記各2車線道路の上記1車線道路へ
    の進入側車線に夫々設けられた信号機と、上記各信号機
    を所定時間毎に切替制御する切替制御装置とを備えた信
    号制御システムにおいて、 車両に取り付けられ、優先度を表す信号を発する発信装
    置と、 上記各信号機の前に夫々設けられ、上記車両の上記発信
    装置からの信号を受ける受信装置と、 上記車両の上記発信装置から優先度を表す信号を上記受
    信装置が受けたときに、上記受信装置から発せられる信
    号に基づき、上記信号機の所定時間毎の切替制御に割り
    込んで、上記車両に優先的に1車線道路を通過させるよ
    うに、上記信号機を切替える優先通過制御を行う優先通
    過制御手段を備えることを特徴とする信号制御システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1の信号制御システムにおいて、
    上記発信装置から出力される信号は個体認識記号を表
    し、この個体認識記号が同時に車両の優先度を表してい
    ることを特徴とする信号制御システム。
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