JP2715454B2 - 光学式車両検知装置 - Google Patents

光学式車両検知装置

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JP2715454B2 JP63180912A JP18091288A JP2715454B2 JP 2715454 B2 JP2715454 B2 JP 2715454B2 JP 63180912 A JP63180912 A JP 63180912A JP 18091288 A JP18091288 A JP 18091288A JP 2715454 B2 JP2715454 B2 JP 2715454B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、赤外線を用いて車両の存在を検知する光学
式車両検知装置に関する。
従来の技術 第3図は従来の光学式車両検知装置の構成を、第4図
はその従来の設置方法を示している。第3図において1
は投光器、2は投光器の赤外線照射をON,OFFさせる制御
信号である。3は受光器、4は32個の受光素子、5はサ
ンプルホールド回路、6はマルチプレクサである。7は
サンプルホールド回路5とマルチプレクサ6を制御する
制御信号、8は受光素子の検出したレベルを伝送するア
ナログ伝送線である。9は信号処理ユニットであり、10
はA/Dコンバータ、11はそのデジタル出力、12はデジタ
ル出力を処理して車両検知か否かを判定する信号処理部
である。また、第4図において、1,3,9は第3図と同一
である。また、13は車両であり、14は投光器の赤外線照
射範囲、15は車両が存在する時の赤外線の反射方向、16
は車両が存在しない時の赤外線の反射方向、17は受光器
の受光範囲である。
次に上記従来例の動作について説明する。第3図にお
いて、投光器1は制御信号2により、0.1mSの赤外線照
射と0.3mSの照射停止を繰り返している。車両が存在す
る時のみ投光器1より照射された赤外線の反射光が受光
器の受光範囲17にあるため(第4図)、車両の存在を検
知できる。まず、受光器3では投光器1の制御に同期し
てサンプルホールド回路5が32個の受光素子4のそれぞ
れの出力から赤外線照射中と照射停止中の受光レベルの
差分のみを抽出し、出力する。これにより、投光器の赤
外線照射中、照射停止中にかかわらず一定である太陽光
等の外来光の影響を除去することができる。
次にサンプルホールド回路5の32個の出力をマルチプ
レクサ6により順次選択することにより、32個の出力を
シリアルな32個のデータ列に変換し、アナログ伝送線8
へ出力し、信号処理ユニット9へ伝送する。信号処理ユ
ニット9では伝送されてきた32個のデータ列をA/Dコン
バータ10により逐次デジタル化し、その出力11を信号処
理部12へ送る。信号処理部12では、予めしきい値a及び
しきい値bが設定されており、送られてくる32個分のデ
ータ列の各々についてしきい値aと比較する。
そしてしきい値a以上であるデータの個数をカウント
してその個数がしきい値b以上となった場合、そのデー
タ列は検知レベル以上であると判断し、車両を検知し
た、とする。また、第4図において、32個の受光素子は
車線に対し車幅方向に配列されておりその方向の視野が
広いため、車線変更などで受光器の真下を通過しなくと
も十分に検知することができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の光学式車両検知装置では、
交通渋滞時において、第2図に示すように、車両13のフ
ロントガラス部分が受光器3の受光領域17を覆うように
車両13が停止した場合、フロントガラスの反射面の角度
の差異と赤外線反射率の低下により受光器が受光できな
くなり、検知が中断する。そして車両が移動を始めると
その屋根からの反射により受光器が再び受光を開始し、
誤検知を起こすという問題があった。
本発明はこのような従来の問題を解決するものであ
り、車両のフロントガラスの影響による誤検知を防止す
る優れた光学式車両検知装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、従来の車線幅員
方向のみに視野を定めていた受光素子の配列を変更して
車両進行方向にも視野をもてるようにしたものである。
作用 したがって、本発明によれば、受光素子の配列を変更
し車両進行方向にも視野をもてるようにすることによ
り、交通渋滞時のフロントガラスの影響による検知の中
断をなくし、その後の誤検知を防止できるという効果を
有する。
実 施 例 第1図は本発明の一実施例の構成を示し、第2図はそ
の設置方法を示すものである。第1図において、20は車
両進行方向に視野をもたせるため、32個の受光素子の他
に新たに追加した受光素子であり、従来の受光範囲の前
後に3個づつ、車両のフロントガラスの車両進行方向の
長さよりも広い間隔で受光できるよう配置してある。第
2図において、17は従来からの受光範囲、18,19はそれ
ぞれ新たにその前後に配した受光範囲である。
次に上記実施例について説明する。上記実施例におい
て、渋滞交通流で、受光範囲17が車両のフロントガラス
部分に重なって車両13が停止した場合、受光範囲17を受
け持つ受光素子には反射光が入らず、受光が途切れる。
ところがこの場合は、新らたな受光範囲18,19は、そ
れぞれ車両のボンネット、屋根部分に当たるため、追加
した受光素子は赤外線の反射を受光することができる。
次に検知の判断手順について説明する。第1図の信号
処理部12において、受光素子32個のデータ列の各々につ
いてしきい値aと比較するまでの過程は従来と同様であ
る。その後、しきい値a以上のデータ個数を受光範囲1
7,18,19別々にカウントし検知か否かを判断する。受光
範囲17,18,19で検知と判断した場合をそれぞれA,B,Cと
すると、 (受光素子全体の検知)=Aあるいは(BかつC)とし
ており、このようにすれば、車両の前端・後端が受光領
域に重なりかけた場合の新らたな受光範囲18あるいは19
のみの検知判定がなくなり、占有率の算出方法は受光範
囲17のみの従来の方法と変更しないですむ。
このように、上記実施例によれば、受光範囲17が車両
のフロントガランスに重なっても新らたな受光範囲18,1
9が受光するため、車両を検知することができ、渋滞交
通流中の車両検知の中断をなくし、その後の誤検知を防
止することができるという利点を有する。
発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように、交通渋滞で
停止中の車両のフロントガラスが、車線幅員方向の受光
範囲にあっても、この車線幅員方向に対して車両進行方
向に前後に設けた受光範囲で、いずれも検知した場合に
は車両検知と判定することにより、交通渋滞時の車両の
誤検知を防止することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における光学式車両検知装置
の構成図、第2図はその設置方法を示す図、第3図は従
来の光学式車両検知装置の構成図、第4図はその設置方
法を示す図である。 1……投光器、2……投光器の制御信号、3……受光
器、4……受光素子、5……サンプルホールド回路、6
……マルチプレクサ、7……サンプルホールド及びマル
チプレクサの制御信号、8……アナログ伝送線、9……
信号処理ユニット、10……A/Dコンバータ、11……A/Dコ
ンバータのデジタル出力、12……信号処理部、13……車
両、14……投光器の赤外線照射範囲、15……車両が存在
する時の赤外線の反射方向、16……車両が存在しない時
の赤外線の反射方向、17……従来の受光器の受光範囲、
18……新たに追加した受光器の受光範囲(前側)、19…
…新たに追加した受光器の受光範囲(後側)、20……新
たに追加した受光素子。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】路面に赤外線を照射する手段と、ある車線
    幅員方向に設けた第1受光範囲及び、この第1受光範囲
    に対して車両進行方向に前後に設けた第2受光範囲及び
    第3受光範囲から反射した上記赤外線を受光する受光素
    子と、上記第1受光範囲から受光した場合、或いは上記
    第2受光範囲及び上記第3受光範囲のいずれからも受光
    した場合を車両検知と判定する制御手段とを備えた光学
    式車両検知装置。
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