JPH0510425Y2 - - Google Patents

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JPH0510425Y2
JPH0510425Y2 JP6498586U JP6498586U JPH0510425Y2 JP H0510425 Y2 JPH0510425 Y2 JP H0510425Y2 JP 6498586 U JP6498586 U JP 6498586U JP 6498586 U JP6498586 U JP 6498586U JP H0510425 Y2 JPH0510425 Y2 JP H0510425Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野 この考案は、被検出物体が透明体・不透明体の
何れの場合でも検出し得る光電スイツチに関す
る。 (ロ) 従来の技術 一般によく知られた光電スイツチとしては、発
光素子を含む投光部及び受光素子を含む受光部が
1つのケースに一体的に収納され、投光部から発
射された光が被検出物体に当たり、反射されてく
る光を受光部で受光する。いわゆる反射型の光電
スイツチと、投光部と受光部とが分離されて1つ
の光電スイツチを構成し、投光部と受光部を被検
出物体の通過路を挟んで相対面させ、被検出物体
が通過すると、投光部からの光を遮断して受光部
に入光する光がオフされ、これによつて被検出物
体の到来を検出する透過型の光電スイツチがあ
る。 (ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記従来の反射型光電スイツチ、あるいは透過
型光電スイツチは、何れも投光部と受光部を一系
統ずつ持つものであるから、単に1つの状態、例
えば反射型の光電スイツチの場合には、被検出物
体に光が反射されて受光されるか否かにより物体
の有無を検出し、また透過型の光電スイツチの場
合には、被検出物体により投光部からの光が遮断
されるか否かにより受光部の信号出力により被検
出物体の有無を判別するものであつた。このよう
に、反射型光電スイツチでは光反射性の透明体の
み、透過型光電スイツチでは不透明体のみしか検
出することができず、一台の光電スイツチで透明
体と不透明体の両方を検知することは不可能であ
る。又、例えば透明体上に不透明体が存在するよ
うな被検出物体の場合、不透明体の有無の検知な
どは専用に検知レベルを数段階に設定しなければ
検知することができない。 また、投光部と受光部が一系統しか設けられて
いないものであるから、投光部もしくは受光部の
何れかが故障すると、もはや被検出物体を検知で
きないという問題があつた。 この考案は、上記に鑑み、一台で透明体と不透
明体の検出を可能とすると共に、透明体上の不透
明体の有無を検出したり、あるいは受光部が故障
しても、被検出物体の種類(不透明体、透明体
等)によつては尚も被検出物体の有無や種類別の
検出を可能とする光電スイツチを提供することを
目的としている。 (ニ) 問題点を解決するための手段及び作用 この考案の光電スイツチは、投光部と、被検出
物体が存在する場合に前記投光部からの被検出物
体で反射される反射光を受光する第1の受光部
と、被検出物体が存在しない場合、または被検出
物体が透明である場合に前記投光部からの透過光
を受光する第2の受光部と、前記第1の受光部と
前記第2の受光部の出力を受けて論理処理し、検
出出力を導出する信号処理部とから構成されてい
る。 この光電スイツチにおいて、被検出物体として
透明体が通過すると、投光部からの光は被検出物
体で反射されて第1の受光部で受光されると共
に、透明体を通過して第2の受光部に受光され
る。また、被検出物体が不透明体の場合には、投
光部からの光が被検出物体で反射されて第1の受
光部には受光されるが、被検出物体によつて光が
遮断されるので、第2の受光部には受光されず、
従つて第1の受光部と第2の受光部の出力が信号
処理部で論理処理されることにより、透明体もし
くは不透明体あるいは被検出物体そのものの有無
を論理判断して検知出力することになる。 また、投光部が1に対し、第1及び第2の受光
部を有するので、第1の受光部が故障しても、第
2の受光部でもつて不透明体の検出は可能であ
り、第2の受光部が故障しても、第1の受光部で
光反射性の透明体の検出は可能である。 (ホ) 実施例 以下、実施例により、この考案をさらに詳細に
説明する。 第1図は、この考案の一実施例を示す光電スイ
ツチの概略図である。 この実施例光電スイツチ1は、第1のケース本
体2と、第2のケース本体3と、信号処理部4と
から構成されている。第1のケース本体2には、
発光素子5aを含む投光部5と、受光素子6aを
含む第1の受光部6を備えている。すなわち、ケ
ース体2は通常の反射型の光電スイツチが使用さ
れる。 一方、第2のケース体3には、受光素子7aを
含む第2の受光部7が備えられている。この第2
のケース本体3は、通常の透過型の光電スイツチ
の受光部が使用されている。 信号処理部4は、第1の受光部6からの信号出
力Aと第2の受光部7からの信号出力Bを受け、
このA,Bの入力信号を論理処理し、被検出物体
の有無を判断している。 被検出物体は、図示のように、下方から上方に
向かつて通過するように設定され、被検出物体
8,9が通過する。信号処理部4は、第2図に示
すように、入力信号A,Bを受けるゲート回路4
1,42,43,44を含む論理回路であり、そ
れぞれ出力端子45,46,47,48より被検
出物体の有無を示す信号を出力している。 上記光電スイツチ1において、第1の受光部6
では、受光素子6aに入光する光がLight(明)の
場合に信号出力Aが論理「1」(ハイ)とし、第
2の受光部7では、受光素子7aに入光する光が
Dark(暗)の場合に信号出力Bが論理「1」(ハ
イ)となるようにし、その逆の場合には論理
「0」(ロー)の信号が信号処理部4に入力される
ものとする。 今、例えば被検出物体として透明体8の上に不
透明体9が乗つて通過する場合を想定すると、先
ず透明体8が通過する場合には、発光素子5aか
らの光が透明体8で反射されて受光素子6aで受
光され、出力信号Aはハイとなり、一方、発光素
子5aからの光は透明体8を通過するので、受光
素子7aにも受光され、この場合には信号Bがロ
ーとなる。従つて、ゲート回路42の出力がハイ
となり、出力端子46より透明体が通過したこと
を検知出力する。 次に、不透明体9が通過する場合には、発光素
子5aからの光が反射されて受光素子6aに受光
され、信号Aはハイとなり、一方、不透明体9に
よつて発光素子5aからの光が遮断されるので、
受光素子7aは光を受光せず、信号Bもハイとな
り、ゲート回路41の出力がハイとなり、出力端
子45より不透明体の通過を意味する信号が出力
される。 また、通過する被検出物体が黒色の場合には、
被検出物体によつて発光素子5aからの光は反射
されず、受光素子6aに光が入光しないので、信
号Aはローとなり、同時に被検出物体によつて発
光素子5aからの光は遮断され、受光素子7aに
も光が入光せず、信号Bはハイとなり、従つてゲ
ート回路44の出力がハイとなり、出力端子48
より黒色の被検出物体であることを示す信号が出
力される。 さらに、被検出物体が全く通過しない場合に
は、受光素子6aに反射光は入光されず、信号A
はローとなり、一方、発光素子5aからの光は受
光素子7aにそのまま入光し、信号Bはローとな
る。そのため、ゲート回路43の出力がハイとな
り、出力端子47より被検出物体が存在しないこ
とを示す信号が出力される。 以上のように、通過する被検出物体が透明体で
あるか不透明体であるか黒色であるか、あるいは
被検出物体が通過しないかの別を信号処理部4で
論理判断し、その区別信号を出力する。 また、到来する物体が不透明体であり、単位物
体が通過したか否かを検知するのみである場合に
は、受光素子6aに光が入光する場合にオン、受
光素子7aに光が入光されない場合をオンとし、
オンを論理「1」(ハイ)、オフ論理「0」(ロー)
の信号として信号A及びBが出力されるものとす
ると、信号処理部4を第3図に示す論理回路と
し、次の表1により、物体の有無を判別すること
ができる。
【表】 ここで、不透明体が被検出物体として通過する
と、受光素子6aには反射光が受光されて信号A
がハイとなり、また受光素子7aには光が遮断さ
れるために信号Bがハイとなり、従つてオア回路
51の出力がハイとなり、出力端子53より被検
出物体有を示す信号が出力される。 一方、被検出物体が通過しない場合には、受光
素子6aには光が入光せず、信号Aがローとな
り、受光素子7aには発光素子5aからの光が入
光するので信号Bはローとなり、オア回路51の
出力はローとなり、インバータ52で反転され
て、出力端子54より被検出物体無を示す信号が
出力される。従つて、この出力端子53,54の
何れにハイ信号が出力されるかによつて、被検出
物体の有無を検出することができる。尚、この場
合、受光素子6aあるいは受光素子7aの何れか
が故障であつても、不透明の被検出物体の有無を
検知することができる。それは、次の表2でも明
らかである。
【表】 この場合、受光部6あるいは受光部7が故障の
場合に、出力信号AあるいはBがローとなるよう
にすれば、例えば受光部6が故障であるとする
と、不透明な被検出物体が通過すると出力信号A
がロー、信号Bがハイとなり、出力端子53には
ハイが出力され、物体検出出力が導出される。こ
れに対し、被検出物体が到来しない場合には、発
光素子5aからの光が遮断されないので、受光素
子7aには光が入光され、信号Bもローとなるの
で、オア回路51に入力される信号A,Bは共に
ローとなり、インバータ52で反転されて出力端
子54より被検出物体無の信号が出力される。以
上のように、第1の受光部6が故障しても、第2
の受光部7で不透明の被検出物体を検出すること
は可能であり、第2の受光部7が故障しても、第
1の受光部6によつて光反射性の透明な被検出物
体は検出することができる。 (ヘ) 考案の効果 この考案によれば、投光部と、投光部からの光
が被検出物体によつて反射されてくるのを受光す
る第1の受光部から成る、いわゆる反射型の光電
スイツチに付加して、さらにもう1つ第2の受光
部を設け、この第1の受光部と第2の受光部の出
力を論理処理する信号処理部を備えて信号処理す
るようにしているので、被検出物体が透明体・不
透明体・黒色・通過無等の別を検出することがで
きる。また、不透明体の被検出物体に対しては、
受光部の一方が故障するようなことがあつても、
故障が第1の受光部か第2の受光部であるかによ
つて、被検出物体の種類(不透明体、透明体等)
によつては尚も被検出物体の有無や種類別を検出
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す光電スイ
ツチの概略構成図、第2図は、同光電スイツチの
信号処理部の論理回路の詳細を示す図、第3図
は、信号処理部の論理回路の他の例を示す図であ
る。 2……投光部、4……信号処理部、6……第1
の受光部、7……第2の受光部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 投光部と、 被検出物体が存在する場合に前記投光部からの
    被検出物体で反射される反射光を受光する第1の
    受光部と、 被検出物体が存在しない場合、または被検出物
    体が透明である場合に前記投光部からの透過光を
    受光する第2の受光部と、 前記第1の受光部と前記第2の受光部の出力を
    受けて論理処理し、検出出力を導出する信号処理
    部と、 を備えてなることを特徴とする光電スイツチ。
JP6498586U 1986-04-28 1986-04-28 Expired - Lifetime JPH0510425Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6498586U JPH0510425Y2 (ja) 1986-04-28 1986-04-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6498586U JPH0510425Y2 (ja) 1986-04-28 1986-04-28

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Publication Number Publication Date
JPS62177125U JPS62177125U (ja) 1987-11-10
JPH0510425Y2 true JPH0510425Y2 (ja) 1993-03-15

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ID=30901644

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JP6498586U Expired - Lifetime JPH0510425Y2 (ja) 1986-04-28 1986-04-28

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