JP3446190B2 - アラーム付き光センサー - Google Patents

アラーム付き光センサー

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JP3446190B2 JP25743693A JP25743693A JP3446190B2 JP 3446190 B2 JP3446190 B2 JP 3446190B2 JP 25743693 A JP25743693 A JP 25743693A JP 25743693 A JP25743693 A JP 25743693A JP 3446190 B2 JP3446190 B2 JP 3446190B2
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恭典 廣瀬
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関西日本電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、物体の有無を検出す
るための光学式センサーの動作不良を検出する技術に関
する。特に前記センサーが組み込まれた装置において、
動作不良の発生と同時にアラーム信号を出し、装置本体
の暴走を防止する技術に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の故障検出機能を持った光学式セン
サーの例として、ハーフミラー(ガラス)と1個の投光
器、および2個の受光器から構成されるものがった。
この例の場合、一方の受光器はハーフミラーを透過した
光で被検出物の有無を検出するために使用され、他方の
受光器はハーフミラーで反射された光を被検出物の有無
にかかわらず常に受けるように系が組まれているもので
ある。 【0003】また投光器から投光される光は、受光器側
で外乱光との弁別が可能なように単一の変調がかけられ
ていた。この例で示した光学式センサーでは、一方の受
光器への所定の変調がかかった光の有無で被検出物の有
無を確認し、他方の受光器でハーフミラーで反射された
光を受けて、その出力を監視して、出力のない状態を故
障と判断するものであった(特開平3−183000号
公報参照)。 【0004】また他の例として、それぞれ1個の投光
器、受光器およびハーフミラーから構成され、同じく外
乱光との弁別のため単一の変調光を用いたものがある。
この例ではハーフミラーを透過して被検出物により反射
された光と、ハーフミラー手反射された光との両方を1
つの受光器で受けるように系が組まれている。 【0005】第2の例で示した光学式センサーでは、受
光器側に2つのスレシュホールドレベルを設定し、受光
によって得られるレベルが高いスレシュホールドレベル
を設定し、受光によって得られるレベルが高いスレシュ
ホールドレベルよりも高い場合を「検出物有り(装置正
常)」、2つのスレシュホールドレベルの中間の場合を
「検出物無し(装置正常)」、低いスレシュホールドレ
ベルよりも低い場合を「装置故障」と判断するものであ
る(特開平3−204099号公報参照)。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】前記説明した2つの受
光器を用いる方法では、投光器側の故障は判別可能であ
るが、被検出からの反射光を受ける側の受光器が故障し
た場合には、被検出物があるにもかかわらず「検出物無
し(装置正常)」と判断する欠点を持つ。 【0007】また受光レベルに対して2つのスレシュホ
ールドレベルを設定する方法では3値判定となるため
(1つのスレシュホールドレベルによる)2値判定に比
べてレベル変動の要因として、経時変化による装置自体
の回路定数変動のほか、光路中の汚れ等による光の減衰
が挙げられる。具体的には受光側の感度が低下した場
合、被検出物があるにもかかわらず「検出物無し(装置
正常)」と判断する不具合が発生する。 【0008】 【課題を解決するための手段】受光器に対して複数の異
なる変調光を投光する。 【0009】被検出物がないときには一方の変調光のみ
が受光器に受けられ、被検出物があるときには少なくと
も他方の変調光が受光器に受けられるように、光路を設
定する。 【0010】さらに受光器側には、複数の変調信号を弁
別する回路と、変調信号の有無を検出する回路を設け
る。 【0011】 【作用】センサーが正常動作しているときは、被検出物
の有無にかかわらず常時変調信号を受けることにより、
変調信号を検出しなくなったとき故障と判断できる。 【0012】また正常動作中は変調信号の弁別により被
検出物の有無を判断できる。 【0013】 【実施例】本発明の一実施例を図1に示す。 【0014】この実施例は変調信号として方形波を利用
し、もとの方形波と位相を反転させた方形波のそれぞれ
を別個の投光器に印加することによって、互いに位相の
異なる2種類の変調光を得て、それを用いるものであ
る。 【0015】方形波発生器1で発生される方形波は、位
相を変えずに同相のまま投光器2aに入力される。これ
により投光器2aからは、方形波発生器1で発生される
方形波と同じ位相を持った変調光を発する。 【0016】また方形波発生器1で発生される方形波は
分岐され、インバータ7で位相を反転された後、投光器
2bに入力される。これにより投光器2bからは、方形
波発生器1で発生される方形波との逆の位相を持った変
調光を発する。 【0017】さらに投光器2aは被検出物4に対して、
受光器3と対向する位置に配置され、投光器2bは被検
出物4に対して、受光器3と同じ側に配置される。 【0018】いま、被検出物4が図1に示す位置にある
とき、投光器2aからの変調光は非検出物4に遮られ、
受光器3に到達しない。同じとき、投光器2bからの変
調光は被検出物4に反射され、受光器3に到達する。従
って受光器3は方形波発生器1で発生される方形波とは
逆相の方形波を出力する。この結果、排他論理和回路5
にはそれぞれ逆相の方形波が入力され、排他論理和回路
5は論理“1”を出力する。 【0019】一方、被検出物4が図1に示す矢印Aの方
向に移動したとき、投光器2aからの変調光はそのまま
受光器3に到達し、投光器2bからの変調光は反射がな
いため受光器3に到達しない。この場合、排他論理和回
路5にはそれぞれ同相の方形波が入力され、排他論理和
回路5は論理“0”を出力する。すなわち排他論理和回
路5の出力によって、被検出物4の有無を判断すること
ができる。 【0020】いままで説明したように、受光器3は非検
出物4の位置によって位相の定まる方形波を常時出力し
ている、この方形波の有無を変調信号検出回路6で監視
し、方形波を検出できなくなったときをセンサーの故障
と判断する。例えば、投光器2aが動作しないときは、
非検出物4の反射による投光器2bの変調光が、受光器
3に届かない位置関係において、故障が検出される、ま
た投光器2bが動作しないときは、非検出物4に遮られ
て投光器2aの変調光が、受光器3に届かない位置関係
において、故障が検出される。さらに受光器3が動作し
ないときは、非検出物4の位置関係にかかわらず、方形
波を検出できなくなったことで故障が検出される。 【0021】変調信号検出回路6の出力は、このセンサ
ーが組み込まれた装置の非常停止信号として利用され、
センサーの故障による装置の暴走を未然に防止する。 【0022】以上、基本となる実施例について説明して
きたが、今までの説明のように投光器2aの変調光だけ
を受ける場合と、投光器2bの変調光だけを受ける場合
の二つの状態のみ存在するよう、光学系を配置すること
は困難を伴う。従って実施にあたっては、前記二つの状
態に加えて投光器を2a、投光器2b両方の変調光を同
時に受ける三つの状態が存在するように、かつ両方の変
調光を同時に受ける時間が短くなるよう、光学系が配置
される。さらに両方の変調光を同時に受けている間は、
変調光の検出と弁別が不安定となるため、排他論理和回
路5と変調信号検出回路6の出力には変調周波数成分を
遮断するフィルター8が付加される。 【0023】具体的には図1のように被検出物4が図面
下方から上方に移動して、所定位置にきたとき、「被検
出物有り」とする場合、以下の各状態を通過するよう投
光器2a,2b、受光器3の位置関係を調節する。 【0024】状態A;投光器2aの光のみを受する。 【0025】状態B;被検出物4が所定の位置に近づく
と、投光器2aの光とともに投光器2bの光も受光す
る。 【0026】状態C;非検出物4が所定の位置に達する
と、投光器2bの光のみを受光する。 【0027】状態D;被検出物4が所定の位置を通り過
ぎるとき、投光器2a,2b双方の光を受光する。(2
a,2b共に受光しない状態を作らない。) 状態E;さらに所定位置を離れると、投光器2aの光の
みを受光する。 【0028】ここで状態B、状態Dは極力短時間となる
ように調節する。 【0029】ここにおいて、状態Aでは排他論理和回路
5は“0”を出力し、「被検出物無し」と出力する。 【0030】状態Bでは受光器3は投光器2a,2b双
方受光するので、その出力は連続となり、排他論理和回
路5は変調信号成分を出力し、フィルタ8の働きのよっ
て以前の状態「被検出物無し」を維持する。また変調信
号検出回路6は“1”を出力し、フィルタ8の働きによ
って以前の状態「装置正常」を維持する。 【0031】状態Cでは排他論理和回路5は“1”を出
力し、「被検出物有り」と出力する。 【0032】また変調信号検出回路6は“0”を出力
し、「装置正常」と出力する。 【0033】状態Dでは受光器3は投光器2a,2b双
方受光するので、その出力は連続となり、排他論理和回
路5は変調信号成分を出力し、フィルタ8の働きによっ
て以前の状態「被検出物有り」を維持する。また変調信
号検出回路6は“1”を出力し、フィルタ8の働きによ
って以前の状態「装置正常」を維持する。 【0034】状態Eでは排他論理和回路5は“0”を出
力し、「被検出物無し」と出力する。 【0035】また変調信号検出回路6は“0”を出力
し、「装置正常」と出力する。 【0036】上記実施例においては異なる変調要素が位
相であるが、周波数を異ならせるものでもよい。 【0037】上記実施例において、受光器3は投光器2
a,2bのどちらか一方必ず受光するように配置した
が、調節が難しければ、短時間双方とも受光しない状態
を作って所定時間以内の受光器3より出力がない状態は
「故障」とは判断しないようにしてもよい。 【0038】すなわち実質的に投光器2aのみ受光する
状態と、投光器2bのみ受光する状態の二状態にする。 【0039】 【発明の効果】前記説明したように、投光器、受光器の
いずれの故障も検出可能であり、さらに被検出物の有無
の判定も二値判定のため、判定確度が向上する。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一実施例を説明するためのブロック
図。 【符号の説明】 1 方形波発生器 2a,2b 投光器 3 受光器 4 被検出物 5 排他論理和回路 6 変調信号検出回路 7 インバータ 8 フィルター

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】被検出物の有無を検出する光学式センサー
    において、受光器と、被検出物がないときその受光器に
    達し、被検出物があるときは遮られる第1の変調光を投
    光する第1の投光器と、被検出物がないときその受光器
    に達せず、被検出物があるときは達する第2の変調光を
    投光する第2の投光器とを備え、前記受光器が、前記第
    1、第2の変調光に対応する出力をいずれも出さないと
    きには装置故障を示すアラームを出力することを特徴と
    するアラーム付き光センサー。
JP25743693A 1993-10-15 1993-10-15 アラーム付き光センサー Expired - Fee Related JP3446190B2 (ja)

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