JP3382015B2 - 光電センサ - Google Patents

光電センサ

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JP3382015B2
JP3382015B2 JP14516994A JP14516994A JP3382015B2 JP 3382015 B2 JP3382015 B2 JP 3382015B2 JP 14516994 A JP14516994 A JP 14516994A JP 14516994 A JP14516994 A JP 14516994A JP 3382015 B2 JP3382015 B2 JP 3382015B2
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利明 吉安
正治 宮崎
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、投光部から投光される
パルス光よりなる光ビームの反射光を受光し、その受光
信号を、上記パルス光の投光に対応して同期検波する測
距式光電センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光電センサでは被検知対象物の表面状態
や光学系のレンズ面の汚れなどにより受光信号のレベル
が減少し動作レベルに対して余裕のないレベル、つまり
安定入光レベルを上回らなくなると、検出機能が十分に
得られなくなるという問題がある。
【0003】そこで、従来は安定入光判別結果を被検知
対象物の有無結果の「有」終了によりデータを確定し、
物体の有無結果が「無」に変化した時に、物体の有無判
別結果が「有」の期間中に安定入光レベル以下の判別が
完全に連続した時のみ自己診断出力を「光量不足」とし
て知らせるものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来例では、検
出状態の変化が長時間起こらない場合には物体の有無結
果が「無」に変化するまでは異常状態の判別が不可で、
例えば光量が何らかの原意で減少して最低受光レベル以
下になり検出不能となって初めて異常の認識とあなり、
発見が非常に遅くなる。また被検知対象物が高速で移動
している場合には、一回の不安定な要因で異常と判断し
誤検知の可能性がある。また異常判断の解除が一回の安
定となり、不具合が改善されていないにもかかわらず異
常状態を解除してしまうという問題があった。
【0005】更に、被検知対象物或いは背景が鏡面等の
反射率の高い場合には、受光信号を増幅する増幅回路が
飽和することがあり、安定した検出が不能となる問題も
ある。本発明は上記問題点に鑑みて為されたもので、そ
の目的とするところは被検知対象物が高速或いは低速で
移動する場合でも異常の光量の異常の検知と報知が可能
で、また異常報知状態も、確実に光量が安定状態に復帰
したときに解除することができる測距式の光電センサを
提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、光ビームを投受光して被検知対
象物の存在を検知する反射式の光電センサであって、被
検知対象物が所定の距離範囲内に存在するか否かを判定
する距離判別手段と、距離判別手段から出力される被検
知対象物からの反射光による距離信号の内、光量が最低
受光量レベル以上か否かを判定する最低受光量レベル判
定手段と、光量が最低受光量レベルよりも所定の割合で
大きい安定入光レベル以上となったとき安定入光状態と
判定する安定入光判定手段と、最低受光受光量レベル判
定手段と距離判別手段による結果により物体の有無を判
別する物体有無判別手段とを有し、上記の各判定手段の
判定結果により、光量が安定入光レベルを下回り最低受
光量レベルを上回る状態が所定時間継続するかを判断す
る第1のタイマ回路と、光量が安定入光レベルを上回る
状態が所定時間継続するかを判断する第2のタイマ回路
と、物体有無判別手段が物体有りと判断している間に安
定入光レベル以上か否かによってある値を加算或いは減
算するカウンタとを備えるともに、カウンタのカウント
値が第1の所定の値になるか第1のタイマ回路の限時時
間が所定時間となった場合に外部に異常を知らせる異常
報知手段を備え、異常報知に関与しているカウンタのカ
ウント値が第2の所定値になるか第2のタイマ回路が所
定時間となった場合に、異常報知手段の異常報知を解除
するものである。
【0007】請求項2の発明では、光ビームを投受光し
て被検知対象物の存在を検知する反射式の光電センサで
あって、被検知対象物が所定の距離範囲内に存在するか
否かを判定する距離判別手段と、距離判別手段から出力
される被検知対象物からの反射光による距離信号の内、
光量が最低受光量レベル以上か否かを判定する最低受光
量レベル判定手段と、光量が最低受光量レベルよりも所
定の割合で大きい安定入光レベル以上となったとき安定
入光状態と判定する安定入光判定手段と、光量が安定入
光レベルよりも所定の割合で大きい過入光レベル以上と
なったとき過入光状態と判定する過入光判定手段と、最
低受光受光量レベル判定手段と距離判別手段による結果
により物体の有無を判別する物体有無判別手段とを有
し、上記の各判定手段の判定結果により、光量が安定入
光レベルを下回り最低受光量レベルを上回る状態が所定
時間継続するかを判断する第1のタイマ回路と、過入光
レベルを上回る状態が所定時間継続するかを判断する第
2のタイマ回路と、安定入光レベルを上回り過入光レベ
ルを下回る状態が所定時間継続するかを判断する第3の
タイマ回路と、物体有無判別手段が物体有りと判断して
いる間に安定入光レベルを上回り過入光レベルを下回る
か否かによってある値を加算或いは減算するカウンタと
を備えるとともに、カウンタのカウント値が第1の所定
の値になるか第1のタイマ回路或いは第2のタイマ回路
の限時時間が所定時間となった場合に外部に異常を知ら
せる異常報知手段を備え、異常報知に関与しているカウ
ンタのカウント値が第2の所定値になるか第3のタイマ
回路の限時が所定時間となった場合に、異常報知手段の
異常報知を解除するものである。
【0008】請求項3の発明では、光ビームを投受光し
て被検知対象物の存在を検知する反射式の光電センサで
あって、被検知対象物が所定の距離範囲内に存在するか
否かを判定する距離判別手段と、距離判別手段から出力
される被検知対象物からの反射光による距離信号の内、
光量が最低受光量レベル以上か否かを判定する最低受光
量レベル判定手段と、光量が最低受光量レベルよりも所
定の割合で大きい安定入光レベル以上となったとき安定
入光状態と判定する安定入光判定手段と、光量が安定入
光レベルよりも所定の割合で大きい過入光レベル以上と
なったとき過入光状態と判定する過入光判定手段と、最
低受光受光量レベル判定手段と距離判別手段による結果
により物体の有無を判別する物体有無判別手段とを有
し、上記の各判定手段の判定結果により、光量が安定入
光レベルを下回り最低受光量レベルを上回る状態が所定
時間継続するかを判断する第1のタイマ回路と、過入光
レベルを上回る状態が所定時間継続するかを判断する第
2のタイマ回路と、安定入光レベルを上回り過入光レベ
ルを下回る状態が所定時間継続するかを判断する第3の
タイマ回路と、物体有無判別手段が物体有りと判断して
いる間に安定入光レベルを上回り過入光レベルを下回る
か否かによってある値を加算或いは減算する第1のカウ
ンタと、物体有無判別手段が物体無しと判断している間
に過入光レベル以上か、下回るかによって或る値を加算
或いは減算する第2のカウンタとを備えるとともに、第
1又は第2のカウンタのカウント値が第1の所定の値に
なるか第1のタイマ回路或いは第2のタイマ回路の限時
時間が所定時間となった場合に外部に異常を知らせる異
常報知手段を備え、異常報知に関与している第1又は第
2のカウンタのカウント値が第2の所定値になるか第3
のタイマ回路の限時が所定時間となった場合に、異常報
知手段の異常報知を解除するものである。
【0009】請求項4の発明では、光ビームを投受光し
て被検知対象物の存在を検知する反射式の光電センサで
あって、被検知対象物が所定の距離範囲内に存在するか
否かを判定する距離判別手段と、距離判別手段から出力
される被検知対象物からの反射光による距離信号の内、
光量が最低受光量レベル以上か否かを判定する最低受光
量レベル判定手段と、光量が最低受光量レベルよりも所
定の割合で大きい安定入光レベル以上となったとき安定
入光状態と判定する安定入光判定手段と、光量が安定入
光レベルよりも所定の割合で大きい過入光レベル以上と
なったとき過入光状態と判定する過入光判定手段と、最
低受光受光量レベル判定手段と距離判別手段による結果
により物体の有無を判別する物体有無判別手段と、過入
光判定手段の判定結果と物体有無判別結果に基づいて選
択的に制御出力をオン/オフする過入光設定切換部を有
し、上記の各判定手段の判定結果により、光量が安定入
光レベルを下回り最低受光量レベルを上回る状態が所定
時間継続するかを判断する第1のタイマ回路と、過入光
レベルを上回る状態が所定時間継続するかを判断する第
2のタイマ回路と、安定入光レベルを上回り過入光レベ
ルを下回る状態が所定時間継続するかを判断する第3の
タイマ回路と、物体有無判別手段が物体有りと判断して
いる間に安定入光レベル以上か否かによってある値を加
算或いは減算する第1のカウンタと、物体有無判別手段
が物体有りと判断している間に過入光レベル以上である
か否によって或る値を加算或いは減算する第2のカウン
タとを備えるとともに、各カウンタのカウント値が第1
の所定の値になるか第1のタイマ回路或いは第2のタイ
マ回路の限時時間が所定時間となった場合に過入光設定
切換部の状態に応じて外部に異常を知らせる異常報知手
段を備え、第1、第2のカウンタのカウント値が第2の
所定値になるか第3のタイマ回路の限時時間が所定時間
となった場合に、異常報知手段の異常報知を解除するも
のである。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、最低受光量レベル、
安定入光レベルを設けて不安定状態の検出及び安定状態
への復帰検出双方に、不安定或いは安定状態での物体の
有無の検知判定の動作回数を開始するカウンタと、継続
状態を監視するタイマ回路とを設けることにより、被検
知対象物が高速移動している場合でも或いは低速で移動
して状態が長時間固定の場合でも異常の検出と報知がで
き、また安定状態が継続した場合にはこれを確実に検出
して異常報知を解除し自動復帰することができる。
【0011】請求項2、請求項3の発明によれば、請求
項1の発明の作用に加えて、増幅回路が飽和状態となる
ような過入光があった場合にもこれを検出して異常報知
が行え、また過入光状態から安定状態に入ったときも確
実にこれを検出して異常報知を解除し自動復帰すること
ができる。請求項4の発明によれば、被検知対象物が光
沢物である場合でも異常検出ができ、また検知状態に応
じて過入光の処理を選択でき、また被検知対象物が高速
で移動している場合でも、状態が長時間固定の場合でも
異常の検出と報知ができ、また安定状態が継続した場合
にはこれを確実に検出して異常報知を解除し自動復帰す
ることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (実施例1)図1は三角測距方式による反射式光電セン
サからなる実施例のブロック図を示しており、投光回路
部は発振回路1で発生するパルス信号により駆動回路2
を通じて発光素子3を駆動して発光素子3から発生され
たパルス光を投光用光学系を通じて光ビームとして検知
エリアに投光するによってなっている。
【0013】上記投光回路部から所定距離をもって側方
に配設された受光回路部は、被検知対象物による光ビー
ムの反射光を受光用光学系を通じて受光して位置検出素
子4の受光面に集光スポットを形成するようになってい
る。位置検出素子4はPSDのような一次元位置検出素
子からなり、集光スポットの位置に対応した位置信号I
1 ,I2 を出力するものであり、これら位置信号I 1
2 は増幅回路511,512、521,522により増幅され
て差動増幅回路6に入力して差動増幅回路6によりその
差分を取り、その差分の大きさと予め距離設定ブロック
7の可変抵抗器VR1 により設定された距離範囲に対応
する距離設定レベルLaとを比較器8で比較して所定の
距離範囲内にあるかどうかを判別している。つまり差動
増幅回路6、比較器8により距離判別手段を構成する。
【0014】比較器8の出力は発振回路1で発生するパ
ルス信号に同期して検波を行う同期検波回路9により検
波される。一方位置検出素子4の下側の位置信号I2
増幅出力と最低受光量設定ブロック10の抵抗R1 によ
り設定された最低受光量レベルLbとを比較器11で比
較して光量が最低受光量以上か否かを判定するようにな
っている。つまり比較器11は位置信号I2 のレベルが
最低受光量レベルLb以上になると出力を発生する最低
受光量レベル判別手段を構成し、この比較器11の出力
は発振回路1で発生するパルス信号に同期して検波を行
う同期検波回路12により検波される。
【0015】この同期検波回路12の検波出力は上記同
期検波回路9の検波出力と共にアンドゲート15に入力
する。つまり位置信号I2 のレベルが最低受光量レベル
以上にあるときに、距離判別の出力が有効となって、積
分回路13に取り込まれ積分される。この積分値が所定
値に達すると出力回路14を通じて被検知対象物が設定
している距離範囲内に存在していることを示す検知出力
を発生する。つまりアンドゲート15、積分回路13が
物体有無判別手段を構成する。
【0016】更に位置信号I2 の増幅出力と最低受光量
設定ブロック10からの出力に基づいて安定入光量設定
ブロック16により最低受光量レベルLbに対して一定
の割合で大きな値で設定される安定入光量レベルLcと
を比較器17で比較し、安定入光レベルを以上か否かを
判定するようになっている。つまり比較器17が安定入
光判定手段を構成する。この比較器17の出力は、発振
回路1で発生するパルス信号に同期して検波を行う同期
検波回路18により検波される。
【0017】上記同期検波回路12の検波出力は積分回
路19により積分され、また同期検波回路18の検波出
力は積分回路20により積分され、上記積分回路13の
積分出力とともに、これら積分回路19、20の積分出
力は共に状態判定回路21に取り込まれる。また積分回
路19の積分出力と、積分回路20のノットゲート25
で反転された出力はアンドゲート26に入力して論理積
を取られ、そのアンドゲート26の論理積出力は第1の
タイマ回路23に入力されるようになっている。また積
分回路20の積分出力は第2のタイマ回路24に入力す
るようにもなっている。
【0018】状態判定回路21は積分回路13の出力、
つまり被検知対象物「有」の判定があってから、検知対
象物「無」に変化するまでの間に、積分回路19、20
の出力に基づいて位置信号I2 のレベルL、つまり光量
が安定入光レベルLcを下回り且つ最低受光量レベルL
b以上であればカウンタ22のカウント値に1を加え、
また安定入光レベルLc以上であれば2をカウント値か
ら減ずる動作を行う。カウンタ22はそのカウント値が
第1の所定値である4に達したときには信号をラッチ出
力し、またカウント値が第2の所定値である0に達した
ときには信号出力を解除するようなっている。
【0019】またタイマ回路23は、光量、つまり位置
信号I2 のレベルLが安定入光レベルLcを下回り且つ
最低受光量レベルLbを越えている状態になると限時動
作を開始し、その状態が所定時間T(例えば0.3se
c)以上継続すれば信号をラッチ出力するようになって
いる。タイマ回路24は光量、つまり位置信号I1 のレ
ベルLが安定入光レベルLcを上回る状態が所定時間T
(例えば0.3sec)以上継続すれば、タイマ回路2
3及びカウンタ22をリセットする信号を出力する。
【0020】而して、図2(a)に示すように位置信号
1 のレベルLが安定入光レベルLcを下回った場合に
はタイマ回路23が限時動作を開始して限時時間が所定
時間T(例えば0.3sec)に達した時点でもレベル
Lが安定入光レベルLcを下回っている状態が継続され
ていればタイマ回路23は”H”信号を出力する。この
信号はオアゲート27を通じて自己診断出力回路28に
入力し、自己診断出力回路28はこの信号に応じて異常
を報知する信号を図2(b)に示すように出力する。
【0021】次に位置信号I2 のレベルLが安定入光レ
ベルLc以上になった場合にはタイマ回路24が限時動
作を開始して限時時間が所定時間Tに達した時点でも位
置信号I1 のレベルLが安定入光レベルLc以上になっ
ている場合にはタイマ回路24はタイマ回路23をリセ
ットする信号を出力する。従ってタイマ回路23からの
信号出力が解除され、自己診断出力回路28による異常
報知の信号の出力も停止する。
【0022】一方状態判定判定回路21は、図3(b)
に示すように積分回路13の出力が”H”になってか
ら”L”に変化するまで、つまり被検知対象物「有」の
判定があってから、「無」に変化するまでの間に積分回
路19、20の出力に基づいて、図3(a)に示す位置
信号I2 のレベルL、つまり光量が安定入光レベルLc
を下回り、且つ最低受光量レベルLb以上であればカウ
ンタ22のカウント値に図3(c)に示すように1を加
え、その光量が安定入光レベルLc以上になると、カウ
ント値から2を減ずる動作を行い、例えば4回の検検知
動作において連続して位置信号I2 のレベルL、つまり
光量が安定入光レベルLcを下回り、且つ最低受光量レ
ベルLb以上の状態があると、カウンタ22のカウント
値はになり、そのためカウンタ4から信号が出力する
ことになる。この信号はオアゲート27を通じて自己診
断出力回路28に入力し、自己診断出力回路28は異常
を報知する信号を図3(d)に示すように出力する。
【0023】そしてその後2回の検知動作において連続
して位置信号I2 のレベルLが安定入光レベルLc以上
になると、カウンタ22のカウント値は第2の所定値の
0となり、カウンタ22は信号出力を解除する。従って
自己診断出力回路28による異常報知の信号の出力も停
止する。またカウンタ22の信号出力中において、安定
した状態になるとタイマ回路24の限時動作によりカウ
ンタ22はカウント値が0にリセットされ上述と同様に
信号出力が解除される。
【0024】(実施例2)上記実施例1では過入光に対
する対策を施していないが、本実施例はこの過入光に対
する対策を施したものである。本実施例では図4に示す
ように位置検出素子4の両位置信号I1 ,I2 と、安定
入光量レベルLcに対して過入光レベル設定ブロック2
9により一定割合大きく設定した過入光レベルLdとを
比較器30,31で比較して、その比較出力をオアゲー
ト32を通じて同期検波回路33に取り込んで同期検波
を行い、この検波出力を積分回路34で積分するように
してある。つまり位置信号I1 ,I2 のレベルの何れか
が過入光レベルLd以上となって飽和するような状態に
なったことを判定し、その判定結果を積分出力として取
り出し、異常報知に使用するようにしている。尚同期検
波回路33は発振回路1で発生するパルス信号に同期し
て検波を行うものである。
【0025】さて積分回路34の出力は積分回路13、
19、20の積分出力とともに状態判定回路39に入力
して、カウンタ22のカウント値の制御に使用され、ま
たタイマ回路38に入力するようにもなっている。更に
はノットゲート35により反転された後アンドゲート3
6で積分回路20の出力との論理積がとられ、そのアン
ドゲート36の出力はタイマ回路37に入力するように
なっている。
【0026】状態判定回路39は、積分回路13出力
が”H”から”L”に変化する、つまり被検知対象物
「有」の判定があってから、被検知対象物「無」に変化
するまでの間に、積分回路19、20、34の出力に基
づいて位置信号I2 のレベルL最低受光量レベルLb以
上となり且つ安定入光レベルLcを下回る状態が完全に
連続するか或いは過入光レベルLd以上に1度でもなる
かを判定し、このような不安定状態になればカウンタ2
2のカウント値に1を加え、また逆に安定状態になれば
カウンタ22のカウント値から2を減じる動作を行うよ
うになっている。そしてカウンタ22は実施例1の場合
と同様にそのカウント値が第1の所定値である4に達し
たときには”H”信号をラッチ出力し、またカウント値
が第2の所定値である0に達したときには信号出力を解
除するようなっている。
【0027】またタイマ回路38は過入光レベルLd以
上に位置信号I1 又はI2 のレベルがなると、限時動作
を開始してその状態が継続し限時時間が所定時間T(例
えば0.3sec)に達すると”H”信号をラッチ出力
するものである。またタイマ回路37は位置信号I1
2 のレベルが過入光レベルLdを以上とならず、且つ
位置信号I2 のレベルが安定入光レベルLc以上になる
と限時動作を開始してその状態が継続し限時時間が所定
時間T(例えば0.3sec)に達するとタイマ回路2
3、タイマ回路38及びカウンタ22の信号出力を解除
するリセット信号を出力するようになっている。
【0028】タイマ回路23は実施例1の場合と同じ動
作を成すもので、上記カウンタ22の信号、タイマ回路
28の信号とともにオアゲート40に入力するようなっ
ている。尚実施例1と同じ動作を為す回路要素には同じ
番号、記号を付して、その説明を実施例1の説明を参照
することにより、ここでは説明は省略する。
【0029】次に本実施例の動作を図5、図6に基づい
て説明する。まず光量、つまり位置信号I1 ,I2 のレ
ベルの何れかもが図5(a)に示すように過入光レベル
Ld以上とならない状態で、位置信号I2 のレベルが安
定入光レベルLcと最低受光量レベルLbとの間にある
不安定状態になり、この状態が所定時間T経過するまで
継続するとタイマ回路23から”H”信号がラッチ出力
され、この信号はオアゲート40を通じて実施例1と同
様に自己診断出力回路28に入力し図5(b)に示すよ
うに自己診断出力回路28は異常報知の信号が出力され
る。
【0030】また位置信号I1 ,I2 のレベルの何れか
が過入光レベルLdを下回り且つ安定入光レベルLc以
上の安定状態になり、この状態が所定時間T経過するま
で継続するとタイマ回路23からリセット信号が発生し
てタイマ回路23はリセットされ、自己診断出力回路2
8の異常報知の信号の出力が解除される。以上の動作は
実施例1と変わらないが、過入光レベルLd以上に位置
信号I1,I2 のレベルなると、タイマ回路38が限時
動作を開始し、上回った状態が継続して限時動作が所定
時間Tに達すると、タイマ回路38は信号をラッチ出力
する。この信号はオアゲート40を通じて上述と同様に
自己診断出力回路28に入力し自己診断出力回路28か
ら異常報知の信号が出力される。
【0031】また安定状態になり、この状態が所定時間
T経過するまで継続するとタイマ回路37からリセット
信号が発生してタイマ回路38はリセットされ、自己診
断出力回路28の異常報知の信号の出力が解除される。
一方状態判定判定回路39は、図6(b)に示すように
積分回路13出力が”H”になってから”L”に変化す
るまで、つまり被検知対象物「有」の判定があってか
ら、被検知対象物「無」に変化するまでの間に積分回路
19、20の出力に基づいて、図6(a)に示す位置信
号I2 のレベルL、つまり光量が安定入光レベルLcを
下回り、且つ最低受光量レベルLb以上になればカウン
タ22のカウント値に図6(c)に示すように1を加
え、安定入光レベルLc以上になると、カウント値から
2を減ずる動作を行い、例えば4回の検検知動作におい
て連続して位置信号I2 のレベルL、つまり光量が安定
入光レベルLcを下回り、且つ最低受光量レベルLb以
上の状態になると、カウンタ22のカウント値は4にな
り、そのためカウンタ4から信号が出力することにな
る。この信号はオアゲート27を通じて自己診断出力回
路28に入力し、自己診断出力回路28は異常を報知す
る信号が図6(d)に示すように出力する。
【0032】そしてその後2回の検知動作において連続
して位置信号I2 のレベルLが安定入光レベルLc以上
になると、カウンタ22のカウント値は0となり、カウ
ンタ22の信号出力が解除される。従って自己診断出力
回路28の異常報知の信号の出力も停止する。次に位置
信号I1 ,I2 のレベルが過入光レベルLd以上になる
と、状態判定回路39は検知動作毎1ずつカウンタ22
のカウント値をアップさせ、カウント値が4に達した時
点で、カウンタ4は”H”信号が出力する。この信号は
オアゲート40を通じて自己診断出力回路28に入力
し、自己診断出力回路28は異常を報知する信号を出力
する。
【0033】そして再び位置信号I1 ,I2 のレベルの
何れかが過入光レベルLdを下回り且つ安定入光レベル
Lc以上になって安定状態に入ると、状態判定回路39
はカウンタ22のカウント値を2ずつ減じる。そしてカ
ウンタ22はそのカウント値が0となったとき信号出力
を停止し、自己診断出力回路28による異常報知の信号
の出力を停止させる。
【0034】またカウンタ22の信号出力中において、
安定した状態になるとタイマ回路37の限時動作により
カウンタ22はカウント値が0にリセットされ上述と同
様に信号出力が解除される。 (実施例3)本実施例は実施例2における状態判定回路
39によりカウント値が制御されるカウンタ41を図7
に示すように設けたもので、この点で図4の実施例2と
相違する。つまり本実施例では状態判定判定回路39
が、図9(b)に示すように積分回路13の出力が”
L”になってから”H”に変換するまで、つまり被検知
対象物「無」の判定があってから、被検知対象物「有」
に変化するまでの間に積分回路34の出力に基づいて、
図9(a)に示す位置信号I1 又は12 のレベルL、つ
まり光量が過入光レベルLd以上に1度でもなるかを判
断し、その以上となる不安定状態になれは図9(d)に
示すようにカウンタ41のカウント値に1を加え、過入
光レバルLdを下回る安定状態になれば2を減じるよう
にカンタ41を制御するようになっており、カウンタ4
1はカウント値が第1の所定値4となれば図9(e)に
示すように信号をオアゲート40を通じて自己診断出力
回路28へ出力し、自己診断出力回路28は異常を報知
する信号を出力する。
【0035】そしてカント値が第2の所定値の0に戻れ
ば、カウンタ41は信号出力を停止し、自己診断出力回
路28の異常報知を解除する。尚タイマ回路23、3
8、37の動作は実施例2と同じであり、図8(a)、
(b)は実施例2の図5の場合と同様にこれらタイマ回
路23、38、37の動作と異常報知との関係を示して
いる。
【0036】またカウンタ22も実施例2のカウンタ2
2と同様に動作するもので図9(c)はこのカウンタ2
2のカウント値の変化を示し、このカウンタ22のカウ
ント値が4に達したとき、図9(e)に示すように自己
診断出力回路28から異常報知の信号が出力され、また
カウント値が0に戻れば、自己診断出力回路28による
異常報知が解除される。
【0037】尚実施例2と同じ構成、同じ動作を為す回
路要素についての説明は実施例2に於ける説明を参照す
ることにより、ここでは説明は省略する。 (実施例4)本実施例は基本的には実施例2,3と同じ
構成を有するが、本実施例では図10に示すように過入
光判別手段である積分回路34の出力と、物体有無判別
の出力である積分回路13の出力とが出力回路14へ出
力されるのをオン/オフするロジック回路と切換スイッ
チSWとを備えた過入光設定切換部50を設けるととも
に、タイマ回路38、37の動作制御のための状態判別
回路46を設けている。過入光設定切換部50は切換ス
イッチSWがオンのとき、アンドゲート42の入力の一
方を”L”とし、ナンドゲート43の一方の反転入力
を”H”とするようになっている。この場合積分回路1
4の出力が”H”のとき、つまり過入光時にはナンドゲ
ート43の出力が”L”となってアンドゲート44の出
力を”L”とする。つまり過入光時には出力回路34へ
は物体有りを示す積分回路13の出力が入力しないよう
になっている。切換スイッチSWがオフのときは、ナン
ドゲート43の出力を”H”に固定するため、積分回路
34の出力が”L”のときは、積分回路13の積分出力
が、オアゲート45と、アンドゲート44を通じて出力
回路14に入力し、積分回路34の出力が”H”のとき
は、その出力が積分回路13の出力のいかんにかかわわ
らず、アンドゲート42、オアゲート45、アンドゲー
ト44を通じて出力回路14に入力するようになってお
り、被検知対象物が光沢物で反射光が多い場合にその検
知を行うことができるようになっている。
【0038】而して切換スイッチSWをオフ状態にして
いる場合、つまり過入光オン時に出力発生を行う場合で
は、位置信号I1 ,I2 のレベルLが過入光レベルLd
以上とならない状態において、図11(a)に示すよう
に位置信号I2 のレベルが安定入光レベルLcを下回る
と、タイマ回路23が限時動作を開始し、位置信号I 2
のレベルが安定入光レベルLcを下回り、且つ最低受光
量レベルLb以上となる不安定状態が所定時間T(例え
ば0.3sec)以上継続すると、”H”信号をラッチ
出力してその信号をオアゲート40を介して自己診断出
力回路28に出力する。自己診断出力回路28はこの信
号を受けて図11(c)に示すように異常を報知する信
号を出力する。そして積分回路13の出力が図11
(b)に示すように物体「有」で、安定入光レベルLc
以上或いは過入光レベルLdを下回り且つ安定入光レベ
ルLc以上の状態であるとする判定結果が状態判定回路
46からタイマ回路37に入力すると、タイマ回路37
は限時動作を開始して、その状態が所定時間T(例えば
0.3sec)継続すると、”H”信号を出力して、カ
ウンタ22,41、タイマ回路23,38をリセットし
て自己診断出力回路28への出力を停止させ、異常報知
を解除させる。
【0039】また積分回路13の出力が物体「無」を示
し位置信号I1 ,I2 のレベルLの何れかが過入光レベ
ルLd以上の状態にあるとする判定結果が状態判定回路
46からタイマ回路38に入力すると、タイマ回路38
は限時動作を開始してその状態が所定時間T(例えば
0.3sec)連続すると、信号をラッチ出力してその
信号をオアゲート40を介して自己診断出力回路28に
出力する。自己診断出力回路28はこの信号を受けて図
11(c)に示すように異常を報知する信号を出力す
る。そして再び積分回路13の出力が図11(b)に示
すように物体「有」で、安定入光レベルLcを上回る状
態或いは過入光レベルLdを下回り且つ、安定入光レベ
ルLc以上の状態にあるとする判定結果が状態判定回路
46からタイマ回路37に入力すると、タイマ回路37
は限時動作を開始して、その状態が所定時間T(例えば
0.3sec)継続すると、信号を出力して、カウンタ
22,41、タイマ回路23,38をリセットして自己
診断出力回路28への出力を停止させ、異常報知を解除
させる。
【0040】一方状態判定回路39は、図12(b)に
示す積分回路13の出力が物体「有」と反転してから
「無」に変化するまでの間に、積分回路19、20の出
力に基づいて図12(a)に示すように位置信号I2
レベルLが最低受光量レベルLb以上で且つ安定入光レ
ベルLcより下回った状態になるとカウンタ22のカウ
ント値を図12(c)に示すように1を加え、また安定
入光レベルLc以上となり、過入光レベルLdを下回っ
ている場合には、カウント値から2を減じるようにカウ
ンタ22を制御する。カウンタ22はカウント値が第1
の所定値である4になれば”H”信号をオアゲート40
を介して自己診断出力回路28に出力する。自己診断出
力回路28はこの信号を受けて図12(e)に示すよう
に異常を報知する信号を出力させる。またカウント値が
第2の所定値である0に戻るとカウンタ22は信号出力
を停止して、自己診断出力回路28による異常報知を止
める。また状態判定回路39は図12(b)に示す積分
回路13の出力が物体「無」と反転してから「有」に変
化するまでの間に、積分回路34の出力を受けて位置信
号I1 ,I2 のレベルLの何れかが過入光レベルLd
上になると、図12(d)に示すようにカウンタ41の
カウント値に1を加え、また過入光レベルLdを下回る
と、カウント値から2を減ずるように制御する。カウン
タ41はカウント値が第1の所定値である4になれば”
H”信号をオアゲート40を介して自己診断出力回路2
8に出力する。自己診断出力回路28はこの信号を受け
て図12(e)に示すように異常を報知する信号を出力
させる。またカウント値が第2の所定値である0に戻る
とカウンタ41は信号出力を停止して、自己診断出力回
路28による異常報知を止める。
【0041】そしてカウンタ22又は44の信号による
異常報知時おいても安定状態が0.3秒以上継続すると
タイマ回路37によるリセット信号によりカウンタ22
又は44のカウント値がリセットされ、異常報知が解除
される。次に切換スイッチSWをオン状態にしている場
合、つまり過入光オフ時に出力発生を行なわない場合に
は、図13(a)に示すように位置信号I2 のレベルが
安定入光レベルLcを下回り且つ最低受光量レベルLb
以上の不安定状態になると、タイマ回路23が限時動作
を開始し、この不安定状態が所定時間T(例えば0.3
sec)以上になると、信号をラッチ出力してその信号
をオアゲート40を介して自己診断出力回路28に出力
する。自己診断出力回路28はこの信号を受けて図13
(c)に示すように異常を報知する信号を出力する。そ
して位置信号I2 のレベルLが安定入光レベルLc以上
の状態になると状態判定回路39の判定結果に基づいて
タイマ回路37は限時動作を開始して、その状態が所定
時間T(例えば0.3sec)継続すると、”H”信号
を出力して、カウンタ22,41、タイマ回路23,3
8をリセットして自己診断出力回路28への出力を停止
させ、異常報知を解除させる。尚図13(b)は積分回
路13の出力による物体有無の出力を示す。
【0042】一方状態判定回路39は、図14(b)に
示す積分回路13の出力が物体「有」と反転してから
「無」に変化するまでの間に、積分回路19、20の出
力に基づいて図14(a)に示すように位置信号I2
レベルLが最低受光量レベルLb以上となり且つ安定入
光レベルLcより下回った状態になるとカウンタ22の
カウント値を図14(c)に示すように1を加え、また
安定入光レベルLc以上となり、且つ過入光レベルLd
を下回っている場合には、カウント値から2を減じるよ
うにカウンタ22を制御する。カウンタ22はカウント
値が第1の所定値である4になれば信号をオアゲート4
0を介して自己診断出力回路28に出力する。自己診断
出力回路28はこの信号を受けて図14(e)に示すよ
うに異常を報知する信号を出力させる。またカウント値
が第2の所定値である0に戻ると信号出力を停止して、
自己診断出力回路28による異常報知を止める。
【0043】カウンタ22の信号による異常報知時おい
ても安定状態が0.3秒を連続するとタイマ回路37に
よる信号によりカウンタ22のカウント値がリセットさ
れ、異常報知が解除される。なお切換スイッチSWをオ
ンしている状態では、カウンタ41によるカウント動作
は図14(d)に示すように停止している。
【0044】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、最低受光量レ
ベル、安定入光レベルを設けて不安定状態の検出及び安
定状態への復帰検出双方に、不安定或いは安定状態での
物体の有無の検知判定の動作回数を開始するカウンタ
と、継続状態を監視するタイマ回路とを設けることによ
り、被検知対象物が高速移動している場合でも或いは低
速で移動して状態が長時間固定の場合でも異常の検出と
報知ができ、また安定状態が継続した場合にはこれを確
実に検出して異常報知を解除し自動復帰することがで
き、信頼性の高い光電センサが実現できるという効果が
ある。
【0045】請求項2、請求項3の発明によれば、請求
項1の発明の効果に加えて、増幅回路が飽和状態となる
ような過入光があった場合にもこれを検出して異常報知
が行え、また過入光状態から安定状態に入ったときも確
実にこれを検出して異常報知を解除し自動復帰すること
ができるという効果がある。請求項4の発明によれば、
被検知対象物が光沢物である場合でも異常検出ができ、
また検知状態に応じて過入光の処理を選択でき、また被
検知対象物が高速で移動している場合でも、状態が長時
間固定の場合でも異常の検出と報知ができ、また安定状
態が継続した場合にはこれを確実に検出して異常報知を
解除し自動復帰することができ、信頼性の高い光電セン
サが実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のブロック回路図である。
【図2】同上の動作説明用タイムチャートである。
【図3】同上の動作説明用タイムチャートである。
【図4】本発明の実施例2のブロック回路図である。
【図5】同上の動作説明用タイムチャートである。
【図6】同上の動作説明用タイムチャートである。
【図7】本発明の実施例3のブロック回路図である。
【図8】同上の動作説明用タイムチャートである。
【図9】同上の動作説明用タイムチャートである。
【図10】本発明の実施例4のブロック回路図である。
【図11】同上の過入光オン時の動作説明用タイムチャ
ートである。
【図12】同上の過入光オン時の動作説明用タイムチャ
ートである。
【図13】同上の過入光オフ時の動作説明用タイムチャ
ートである。
【図14】同上の過入光オフ時の動作説明用タイムチャ
ートである。
【符号の説明】
1 、I2 位置検出信号 Lb 最低受光量レベル Lc 安定入光量レベル 21 状態判定回路 22 カウンタ 23 タイマ回路 24 タイマ回路 28 自己診断出力回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−6409(JP,A) 特開 平3−56809(JP,A) 実開 平4−103031(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01V 8/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ビームを投受光して被検知対象物の存在
    を検知する反射式の光電センサであって、被検知対象物
    が所定の距離範囲内に存在するか否かを判定する距離判
    別手段と、距離判別手段から出力される被検知対象物か
    らの反射光による距離信号の内、光量が最低受光量レベ
    ル以上か否かを判定する最低受光量レベル判定手段と、
    光量が最低受光量レベルよりも所定の割合で大きい安定
    入光レベル以上となったとき安定入光状態と判定する安
    定入光判定手段と、最低受光受光量レベル判定手段と距
    離判別手段による結果により物体の有無を判別する物体
    有無判別手段とを有し、上記の各判定手段の判定結果に
    より、光量が安定入光レベルを下回り最低受光量レベル
    を上回る状態が所定時間継続するかを判断する第1のタ
    イマ回路と、光量が安定入光レベルを上回る状態が所定
    時間継続するかを判断する第2のタイマ回路と、物体有
    無判別手段が物体有りと判断している間に安定入光レベ
    ル以上か否かによってある値を加算或いは減算するカウ
    ンタとを備えるともに、カウンタのカウント値が第1の
    所定の値になるか第1のタイマ回路の限時時間が所定時
    間となった場合に外部に異常を知らせる異常報知手段を
    備え、異常報知に関与しているカウンタのカウント値が
    第2の所定値になるか第2のタイマ回路が所定時間とな
    った場合に、異常報知手段の異常報知を解除することを
    特徴とする光電センサ。
  2. 【請求項2】光ビームを投受光して被検知対象物の存在
    を検知する反射式の光電センサであって、被検知対象物
    が所定の距離範囲内に存在するか否かを判定する距離判
    別手段と、距離判別手段から出力される被検知対象物か
    らの反射光による距離信号の内、光量が最低受光量レベ
    ル以上か否かを判定する最低受光量レベル判定手段と、
    光量が最低受光量レベルよりも所定の割合で大きい安定
    入光レベル以上となったとき安定入光状態と判定する安
    定入光判定手段と、光量が安定入光レベルよりも所定の
    割合で大きい過入光レベル以上となったとき過入光状態
    と判定する過入光判定手段と、最低受光受光量レベル判
    定手段と距離判別手段による結果により物体の有無を判
    別する物体有無判別手段とを有し、上記の各判定手段の
    判定結果により、光量が安定入光レベルを下回り最低受
    光量レベルを上回る状態が所定時間継続するかを判断す
    る第1のタイマ回路と、過入光レベルを上回る状態が所
    定時間継続するかを判断する第2のタイマ回路と、安定
    入光レベルを上回り過入光レベルを下回る状態が所定時
    間継続するかを判断する第3のタイマ回路と、物体有無
    判別手段が物体有りと判断している間に安定入光レベル
    を上回り過入光レベルを下回るか否かによってある値を
    加算或いは減算するカウンタとを備えるとともに、カウ
    ンタのカウント値が第1の所定の値になるか第1のタイ
    マ回路或いは第2のタイマ回路の限時時間が所定時間と
    なった場合に外部に異常を知らせる異常報知手段を備
    え、異常報知に関与しているカウンタのカウント値が第
    2の所定値になるか第3のタイマ回路の限時が所定時間
    となった場合に、異常報知手段の異常報知を解除するこ
    とを特徴とする光電センサ。
  3. 【請求項3】光ビームを投受光して被検知対象物の存在
    を検知する反射式の光電センサであって、被検知対象物
    が所定の距離範囲内に存在するか否かを判定する距離判
    別手段と、距離判別手段から出力される被検知対象物か
    らの反射光による距離信号の内、光量が最低受光量レベ
    ル以上か否かを判定する最低受光量レベル判定手段と、
    光量が最低受光量レベルよりも所定の割合で大きい安定
    入光レベル以上となったとき安定入光状態と判定する安
    定入光判定手段と、光量が安定入光レベルよりも所定の
    割合で大きい過入光レベル以上となったとき過入光状態
    と判定する過入光判定手段と、最低受光受光量レベル判
    定手段と距離判別手段による結果により物体の有無を判
    別する物体有無判別手段とを有し、上記の各判定手段の
    判定結果により、光量が安定入光レベルを下回り最低受
    光量レベルを上回る状態が所定時間継続するかを判断す
    る第1のタイマ回路と、過入光レベルを上回る状態が所
    定時間継続するかを判断する第2のタイマ回路と、安定
    入光レベルを上回り過入光レベルを下回る状態が所定時
    間継続するかを判断する第3のタイマ回路と、物体有無
    判別手段が物体有りと判断している間に安定入光レベル
    を上回り過入光レベルを下回るか否かによってある値を
    加算或いは減算する第1のカウンタと、物体有無判別手
    段が物体無しと判断している間に過入光レベル以上か、
    下回るかによって或る値を加算或いは減算する第2のカ
    ウンタとを備えるとともに、第1又は第2のカウンタの
    カウント値が第1の所定の値になるか第1のタイマ回路
    或いは第2のタイマ回路の限時時間が所定時間となった
    場合に外部に異常を知らせる異常報知手段を備え、異常
    報知に関与している第1又は第2のカウンタのカウント
    値が第2の所定値になるか第3のタイマ回路の限時が所
    定時間となった場合に、異常報知手段の異常報知を解除
    することを特徴とする光電センサ。
  4. 【請求項4】光ビームを投受光して被検知対象物の存在
    を検知する反射式の光電センサであって、被検知対象物
    が所定の距離範囲内に存在するか否かを判定する距離判
    別手段と、距離判別手段から出力される被検知対象物か
    らの反射光による距離信号の内、光量が最低受光量レベ
    ル以上か否かを判定する最低受光量レベル判定手段と、
    光量が最低受光量レベルよりも所定の割合で大きい安定
    入光レベル以上となったとき安定入光状態と判定する安
    定入光判定手段と、光量が安定入光レベルよりも所定の
    割合で大きい過入光レベル以上となったとき過入光状態
    と判定する過入光判定手段と、最低受光受光量レベル判
    定手段と距離判別手段による結果により物体の有無を判
    別する物体有無判別手段と、過入光判定手段の判定結果
    と物体有無判別結果に基づいて選択的に制御出力をオン
    /オフする過入光設定切換部を有し、上記の各判定手段
    の判定結果により、光量が安定入光レベルを下回り最低
    受光量レベルを上回る状態が所定時間継続するかを判断
    する第1のタイマ回路と、過入光レベルを上回る状態が
    所定時間継続するかを判断する第2のタイマ回路と、安
    定入光レベルを上回り過入光レベルを下回る状態が所定
    時間継続するかを判断する第3のタイマ回路と、物体有
    無判別手段が物体有りと判断している間に安定入光レベ
    ル以上か否かによってある値を加算或いは減算する第1
    のカウンタと、物体有無判別手段が物体有りと判断して
    いる間に過入光レベル以上であるか否によって或る値を
    加算或いは減算する第2のカウンタとを備えるととも
    に、各カウンタのカウント値が第1の所定の値になるか
    第1のタイマ回路或いは第2のタイマ回路の限時時間が
    所定時間となった場合に過入光設定切換部の状態に応じ
    て外部に異常を知らせる異常報知手段を備え、第1、第
    2のカウンタのカウント値が第2の所定値になるか第3
    のタイマ回路の限時時間が所定時間となった場合に、異
    常報知手段の異常報知を解除することを特徴とする光電
    センサ。
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