JPH05103883A - 玉縁縫いミシン - Google Patents

玉縁縫いミシン

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JPH05103883A
JPH05103883A JP29625991A JP29625991A JPH05103883A JP H05103883 A JPH05103883 A JP H05103883A JP 29625991 A JP29625991 A JP 29625991A JP 29625991 A JP29625991 A JP 29625991A JP H05103883 A JPH05103883 A JP H05103883A
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sewing
flap
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祐二 田川
Takashi Kondo
隆 近藤
Shigeru Abe
滋 阿部
Kazuji Inoue
和司 井上
Koichi Akaha
浩一 赤羽
Hirosumi Itou
弘純 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フラップ縫着可能な斜め玉縁縫いミシンにお
いて、どのような傾斜角度のフラップに対しても作業者
による調節作業を不要とすること。 【構成】 一対の大押え板17のフラップ載置板20に
は検出体27aを2次元配列したフラップ形状検出セン
サ27がそれぞれ埋め込まれている。また、メス機構1
5はコーナーメス装置33を備え、そのコーナーメス装
置33は一対のメス39をそれぞれパルスモータ42,
43により上下動及び回動可能に支持している。生地1
及び玉縁布2をセットした後、フラップ布3をフラップ
載置板20上にセットすると、その外形が検出され(S
4)、その外形つまり縦方向長さLと斜辺の傾きθが検
出される。そのデータに基づいて、左右の縫目の縦長さ
と斜め偏差dとメス39の開き角度α,βと各メスの上
昇量(切込み長さ)a,bが求められ(S5)、各機構
が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生地に玉縁布及びフラ
ップ布を縫付ける縫目形成機構を備えると共に、縫付け
られた加工布の2本の縫目間に位置して形成された直線
穴部の両端に略V字状に延びるコーナーカット部を形成
するメス機構を備える玉縁縫いミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、生地にフラップ(雨ぶた)付
きの縁飾りポケットを形成する玉縁縫いを自動的に実行
するミシンが供されている。このものは、図11に示す
ように、まず、生地1に、両側縁部を輪状に折返した玉
縁布2を宛がうと共にその玉縁布2の一側縁側にフラッ
プ布3を重ねた状態で、それらを、平行に延びる2本の
縫目4により縫付けるようになっている。そして、これ
と共に、図12(a)に示すように、その加工布5に対
して、2本の縫目4間に位置する直線穴部6と、それに
連続する4本のコーナーカット部7とからなる切込みを
自動的に形成するようになっている。
【0003】この場合、詳しく図示はしないが、直線穴
部6は、縫目4の形成時に、2本の縫針間に位置して設
けられたセンターメスにより形成されるようになってい
る。そして、この縫製及び直線穴部6の形成後に、その
加工布5が所定位置に送られ、エアシリンダによって駆
動される4個のコーナーメスが下方から突き出されるこ
とにより、4本のコーナーカット部7が形成されるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図11及び
図12(a)に示したものは、生地1に横方向に延びる
縁飾りポケットを形成する場合であるが、この他に、生
地1に斜め方向に延びる縁飾りポケットを形成するよう
な場合もある。
【0005】この場合には、図12(b)に示すよう
に、フラップ布3を予め所望の縁飾りポケットの傾斜に
応じた斜辺を有する平行四辺形状に形成しておき、2本
の縫目4をフラップ布3の傾斜とは対称的に図で上下に
ずらせて形成すると共に、その2本の縫目4の上下方向
のずれ長さ(斜め偏差d)に応じて、各コーナーカット
部7を長さ寸法(a,b)を互いに異なるものとし、且
つそれら各コーナーカット部7の直線穴部6の延びる方
向に対する開き角度(α,β)も異なるものとしなけれ
ばならない。
【0006】従来では、このように2本の縫目4を図で
上下方向にずらせて形成するために、フラップ布3に応
じて縫製のプログラムを切換えたり変更するようにして
いた。また、コーナーカット部7の長さ寸法を変更する
ため、切れ長さの異なる複数個のコーナーメスを用意し
ておき、オペレータが縫製の種類に応じて交換するよう
にしていた。さらには、コーナーカット部7の開き角度
を変更するために、オペレータがマニュアルでコーナー
メスの取付け角度を調整するようにしていた。
【0007】このように、従来のものでは、縫製の種類
言換えればフラップ布3の形状が変更される都度、オペ
レータがプログラムの変更や、コーナーメスの交換とい
った面倒で時間がかかる作業を行わなければならず、ひ
いては、人的ミスも多くなる不具合があった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、オペレータが面倒な作業を行うことな
く、縫製の種類に応じた玉縁縫いを実行させることがで
きる玉縁縫いミシンを提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の玉縁縫いミシン
は、生地に玉縁布及びフラップ布を縫付ける縫目形成機
構を備えると共に、縫付けられた加工布の2本の縫目間
に位置して形成された直線穴部の端部から斜め方向に拡
開して略V字状に延びるコーナーカット部を該直線穴部
の両端に夫々形成するメス機構を備えるものであって、
前記フラップ布の縫い方向長さ及び縫目に対する傾きを
検出するフラップ布形状検出手段と、このフラップ布形
状検出手段の検出に基づいて各縫目の縫い始め位置及び
縫い終り位置を設定する縫目位置設定手段と、前記フラ
ップ布形状検出手段の検出に基づいてコーナーカット部
の形状を設定するコーナーカット部形状設定手段と、前
記縫目位置設定手段及びコーナーカット部形状設定手段
の設定に基づいて前記縫目形成機構及びメス機構を制御
する制御手段とを具備するところに特徴を有するもので
ある。
【0010】
【作用】上記手段によれば、フラップ布形状検出手段に
より、フラップ布の縫い方向長さ及び縫目に対する傾き
が検出される。ここで、フラップ布の縫い方向長さ及び
縫目に対する傾きにより、形成すべき2本の縫目の長さ
が決定すると共にその縫目形成位置のずれ量即ち斜め偏
差が決定する。従って、フラップ布形状検出手段の検出
に基づいて、縫目位置設定手段により各縫目の縫い始め
位置及び縫い終り位置を設定することができる。
【0011】一方、フラップ布の縫目に対する傾きによ
り、コーナーカット部の形状即ち開き角度及び切れ長さ
が決定する。従って、フラップ布形状検出手段の検出に
基づいて、コーナーカット部形状設定手段によりコーナ
ーカット部の形状を設定することができる。
【0012】そして、制御手段は、それらの設定に基づ
いて縫目形成機構及びメス機構を制御する。従って、面
倒なプログラムの設定やメスの調整作業を行うことな
く、フラップ布の形状に応じた縫製作業が自動的に行わ
れるようになる。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
して説明する。尚、従来例で述べた図11及び図12に
示す加工布5等については本実施例にも共通するため、
詳しい説明及び新たな図示を省略し、符号も共通させる
こととする。
【0014】まず、図2及び図3を参照して、本実施例
に係る玉縁縫いミシンの全体の概略構成について簡単に
述べる。玉縁縫いミシンの本体11にはミシンテーブル
12が設けられ、このミシンテーブル12上には、生地
1等(加工布5)を保持し移動させるためのクランプ装
置13が設けられている。また、ミシンテーブル12の
中央やや前寄り(図では右寄り)部位には、前記加工布
5に縫目4を形成するための縫目形成機構14が設けら
れている。そして、ミシンテーブル12の奥方部位(図
では左方部位)の下面側には、加工布5にコーナーカッ
ト部7を形成するためのメス機構15が設けられてい
る。以下、これらクランプ装置13,縫目形成機構1
4,メス機構15について順に詳述する。
【0015】始めに、クランプ装置13について図2乃
至図5を参照して述べる。クランプ装置13は、クラン
プアーム16,16の先端部に、前記ミシンテーブル1
2上に生地1を所定の間隔をあけてその左右両側を保持
するための左右一対の大押え板17,17を備えて構成
されている。前記クランプアーム16,16は、アクチ
ュエータ18(図2にのみ図示)の作動により、その基
端部(図2,3で左端部)の軸16aを中心に回動する
ようになっており、以て、大押え板17,17が昇降動
作するようになっている。
【0016】また、このクランプ装置13は、図3に示
す移動用モータ19aを駆動源とする布駆動機構19に
より、前後方向(図3で左右方向)に移動されるように
なっている。これにて、前記大押え板17,17は、図
2及び図3に二点鎖線で示すセット位置と、実線で示す
コーナーカット部形成位置との間を矢印A方向及びそれ
とは反対方向に移動されるようになっている。
【0017】前記大押え板17は、図4に示すように、
上面に傾斜状のフラップ載置板20を有すると共に、そ
の下面側に、折込み板21を有している。この折込み板
21は、内側に向けて略水平に突出及び没入するように
設けられ、アクチュエータ22(図2参照)により出没
されるようになっている。さらに、図4に示すように、
大押え板17,17の上方には、夫々フラップ押え2
3,23が図示しない駆動源により昇降動作可能に設け
られている。
【0018】一方、図2及び図3に部分的に示すよう
に、ミシンテーブル12の前側部分の上方には、バイン
ダ24が昇降動作可能に設けられている。このバインダ
24は、図4に示すように、正面逆T字状をなし、図示
しない駆動源により下降動作されることにより、前記大
押え板17,17間にあって、生地1上に玉縁布2を押
付け、前記折込み板21との協働により玉縁布2を所定
形状に折曲げるようになっている。
【0019】このように構成されたクランプ装置13及
びバインダ24により、生地1,玉縁布2及びフラップ
布3が、図4に示すような所定の形状に保持されるよう
になっている。このとき、生地1等は次のようにしてセ
ットされる。
【0020】即ち、まず、大押え板17及びバインダ2
4がセット位置の上方に上昇している状態で、オペレー
タが生地1をミシンテーブル12上の所定位置に載置
し、例えば足踏み式のクランプスイッチ25(図10に
のみ図示)を操作する。すると、アクチュエータ18に
より、生地1の左右部位が所定の間隔を存して大押え板
17によりミシンテーブル12上に押付けられる。
【0021】次に、オペレータは、玉縁布2を大押え板
17,17間に跨がるように載置し、クランプスイッチ
25を操作する。すると、まず、バインダ24が下降し
て玉縁布2の中央部を生地1上に押付け状態とし、引続
き、折込み板21,21が内側に突出される。これに
て、玉縁布2の両側部位が、夫々内側上方に輪状に折返
された形状とされる。
【0022】この後、オペレータは、一方の大押え板1
7のフラップ載置板20上に、フラップ布3を、その一
長辺部が前後方向に指向した状態で玉縁布2に宛がわれ
るようにセットし、クランプスイッチ25を操作する。
すると、フラップ押え23が下降して、フラップ布3が
フラップ載置板20上に押付けられるようになる。
【0023】以上の動作により、生地1,玉縁布2及び
フラップ布3が、セット位置において図4及び図11に
示す状態にクランプ装置13により保持される。しかる
後、オペレータがスタートスイッチ26(図10のみに
図示)を操作することにより、クランプ装置13が前記
布駆動機構19により矢印A方向に移動されつつ、縫目
形成機構14による縫い動作が行われ、さらにその後コ
ーナーカット部形成位置に停止され、そこでメス機構1
5によるコーナーカット部7の形成動作が行われるよう
になっている。
【0024】尚、前記フラップ布3は、生地1に横方向
に延びる縁飾りポケットを形成する場合には、図11及
び図12(a)に示すように、略長方形状に予め形成さ
れるのであるが、生地1に斜め方向に延びる縁飾りポケ
ットを形成する場合には、図5及び図12(b)に示す
ように、その傾斜に応じた平行四辺形状に形成されるよ
うになっている。
【0025】そして、前記大押え板17のフラップ載置
板20の上面部には、図5に示すように、セットされた
フラップ布3の外形形状を検出するための、フラップ形
状検出センサ27が設けられている。詳しく図示はしな
いが、このフラップ形状検出センサ27は、LEDとフ
ォトトランジスタとが対になった検出体27aを二次元
配列して構成されており、各検出体27aにおける反射
光の入力の有無により、セットされたフラップ布3の外
形形状を検出するようになっている。そして、その検出
信号が後述する制御装置28(図10参照)に入力さ
れ、これにより、フラップ布3の縫い方向長さL及び縫
目4に対する傾きθ(図12(b)参照)が検出される
ようになっているのである。
【0026】次に、前記縫目形成機構14について述べ
る。図2及び図3に示すように、ミシン本体11には、
前記ミシンテーブル12の右方側から、該ミシンテーブ
ル12の上方に張出すように延びるミシンアーム29が
設けられている。このミシンアーム29の先端部には、
縫針30aを有する2本の針棒30が、左右に所定間隔
を存して並んで設けられている。
【0027】一方、ミシンテーブル12の下面側には、
前記各針棒30に対応して図示しない糸輪捕捉器が設け
られている。これら各針棒30及び糸輪捕捉器は、ミシ
ンモータ31(図10参照)を駆動源とする駆動機構に
より駆動され、両者の協働により、前記クランプ装置1
3により矢印A方向に移動されてくる加工布5に2本の
平行に延びる縫目4を形成して生地1に玉縁布2及びフ
ラップ布3を縫い付けるようになっている。この場合、
縫目4の形成長さは、フラップ布3の長さ寸法Lによっ
て定まるようになっている。
【0028】このとき、各針棒30は、各々が単独でも
作動するようになっており、前述のように生地1に横方
向に延びる縁飾りポケットを形成する場合には、図12
(a)に示すように、左右の針棒30が同時に(縫い始
め位置及び縫い終り位置が左右同じ)作動して左右の縫
目4の両端部が揃うようになっている。一方、生地1に
斜め方向に延びる縁飾りポケットを形成する場合には、
図12(b)に示すように、その傾斜に応じて、言換え
ればフラップ布3の斜辺の傾きθに応じて、左右の針棒
30の作動タイミングをずらせて左右の縫目4の形成位
置をずらせるようになっている。尚、このずれ長さを斜
め偏差dと称している。
【0029】また、ミシンテーブル12には、針棒30
の近傍に位置して加工布5に直線穴部6を形成するため
のセンターメス機構32(図10にのみ図示)が配設さ
れている。図示はしないが、このセンターメス機構32
は、針棒30,30間に位置してセンターメスをミシン
テーブル12上に出没させるように構成され、これに
て、加工布5の矢印A方向の移動に伴い、該加工布5の
2本の縫目4,4間に所定長さの直線穴部6を形成する
ようになっている。尚、この直線穴部6は、その両端部
が縫目4の各端部から所定長さ引込んだ位置にくるよう
に形成されるようになっている。
【0030】続いて、前記メス機構15について、図
3,図6乃至図9を参照して詳述する。このメス機構1
5は、前記クランプ装置13のコーナーカット形成位置
に対応して、ミシンテーブル12の下面側に前後(図3
で左右)に2組のコーナーメス装置33を備えて構成さ
れている。
【0031】これら各コーナーメス装置33は、前記直
線穴部6に応じた所定間隔離間して配置されるようにな
っており、夫々加工布5に対して前記直線穴部6の端部
から略V字状に延びる2本のコーナーカット部7を形成
するための2組のコーナーカット部形成機構34を有し
ている。
【0032】ここで、生地1に横方向に延びる縁飾りポ
ケットを形成する場合には、図12(a)に示すよう
に、左右のコーナーカット部7は、直線穴部6に対して
同一の角度で形成され且つ同一の切込み長さで形成され
るのであるが、斜め方向に延びる縁飾りポケットを形成
する場合には、図12(b)に示すように、左右のコー
ナーカット部7の切込み長さ寸法a,b及び角度α,β
を異ならせなければならず、また、斜め偏差dの大きさ
により、さらに最適な切込み長さ寸法a,b及び角度
α,βが変化する。
【0033】以下の説明にて明らかとなるように、本実
施例のコーナーメス装置33は、コーナーカット部7の
切込み長さ寸法a,b及び直線穴部6に対する角度α,
β(図12(b)参照)を任意に変更することができる
ように構成されている。尚、図6乃至図9では一方(図
3で右側)のコーナーメス装置33を代表して示してい
るが、他方のコーナーメス装置33も同等の構成とされ
ている。
【0034】このコーナーメス装置33は、ベース35
に2組のコーナーカット部形成機構34を組込んで構成
されている。ベース35は、矩形板状の背板36の上下
両端部から水平方向に延びるようにして、夫々半円形板
状の上板部37及び下板部38を一体に有して構成され
ている。図8及び図9に示すように、それら上板部37
及び下板部38には、中心線kに対して左右対称的に各
2個の長孔37a,37a及び38a,38aが形成さ
れている。そして、上板部37の下面部及び下板部38
の上面部には夫々、外周部に位置して中心点oを中心と
して円弧状に延びる案内溝37b及び38bが略全体に
わたって形成されている。
【0035】そして、このベース35に2組のコーナー
カット部形成機構34が中心線kに対して左右対称的に
設けられるのであるが、このコーナーカット部形成機構
34は、メス39,このメス39が取付けられる軸4
0,この軸40を支持する支持部材41,2個のステッ
ピングモータ42,43等から構成されている。
【0036】このうち、支持部材41は、略扇形をなす
2個の支持板44,45と、それら支持板44,45を
内周部位にて連結する連結部46とから構成されてい
る。前記支持板44は、前記ベース35の上板部37の
下面に位置して図示しない突部が前記案内溝37bに摺
動自在に係合しており、また、支持板45は前記下板部
38の上面に位置してこれも図示しない突部が案内溝3
8bに摺動自在に係合している。これにて、支持部材4
1は、ベース35の上板部37と下板部38との間に、
中心点oを中心として案内溝37b,38bに沿って矢
印B及びC方向に移動自在に設けられている。また、支
持板44,45には、図8及び図9に示すように、矩形
状の挿通孔44a,45aが形成されている。この挿通
孔44a,45aは、前記長孔37a,38aにラップ
するようになっている。
【0037】そして、前記下部側の支持板45の外周側
の縁部には、ギア部45bが形成されている。一方、下
板部38の下面側にはメス角度調整用モータ42が取付
けられており、その回転軸に取付けられたギア42aが
前記ギア部45bに噛合っている。このメス角度調整用
モータ42は、後述する制御装置28により制御される
ようになっており、これにて、メス角度調整用モータ4
2が駆動されることにより、支持部材41がベース35
に対して矢印B及びC方向に変位されるようになってい
る。
【0038】一方、前記軸40は、上下方向に長い角形
の棒状をなし、図1に示すように、その一側面にラック
40aが形成されている。この軸40は、前記挿通孔4
4a,45aに挿通されることにより、支持部材41に
上下動自在に支持されている。この軸40の上下両端部
は、長孔37a,38aをも貫通してベース35の上下
に突出している。この場合、支持部材41が矢印B及び
C方向に移動されることに伴い、軸40も長孔37a,
38aの範囲内にて支持部材41と一体的に移動される
ようになっている。
【0039】そして、前記支持部材41には、支持板4
4,45間に掛渡されるようにしてモータ取付部材47
が設けられ、このモータ取付部材47にメス駆動用モー
タ43が取付けられている。このメス駆動用モータ43
の回転軸には、ピニオンギア43aが取付けられ、この
ピニオンギア43aが前記軸40のラック40aに噛合
っている。このメス駆動用モータ43も、後述する制御
装置28により制御されるようになっており、これに
て、メス駆動用モータ43が回転されることにより、軸
40が支持部材41(ベース35)に対して、上昇及び
下降するようになっている。
【0040】この軸40の上端部にはメス取付部材48
が設けられ、このメス取付部材48にメス39が例えば
ねじ止めにより取付けられている。図1に示すように、
メス39は、刃先の尖った片刃状をなし、図で左側の峰
部は上下方向に延び、右側の刃部39aは、下方にいく
ほど広がる傾斜状をなしている。このメス39は、図8
に示すように、上面から見て、刃先(峰部)が前記中心
点oに対応し、刃部39aがその中心点oから径方向に
延びるように取付けられている。
【0041】このように構成されたコーナーメス装置3
3は、図3に示すように、一方が、ミシンテーブル12
の下面に固定された支持枠49に取付けられ、他方が、
ミシンテーブル11の下面にクランプ装置13に応じて
左右方向に移動される支持枠50に取付けられている。
このとき、クランプ装置13がコーナーカット部形成位
置にあるときには、各コーナーメス装置33は、中心点
oが直線穴部6の端部に対応位置し、且つ、中心線kが
図で左右方向即ち加工布5に形成される直線穴部6の延
びる方向に指向するように取付けられている。
【0042】これにて、支持部材41が回動変位される
と、それに伴ってメス39も中心点oを中心として回動
され、以て、メス角度調整用モータ42の回転位置によ
り、メス39の刃部39aの水平方向の指向方向言換え
れば中心線kに対する開き角度が決まるようになってい
る。
【0043】そして、メス39は、メス駆動用モータ4
3により上昇及び下降され、上昇することにより、前記
ミシンテーブル12に形成された開口部12a(図2参
照)から上方に突出し、以て、コーナーカット形成位置
にてクランプ装置13に保持された加工布5に対して、
刃部39aにより加工布5が切込まれてコーナーカット
部7が形成されるようになっている。このとき、メス駆
動用モータ43への通電パルス数により、メス39の上
昇量が変更されるようになっている。
【0044】この場合、形成されるコーナーカット部7
の形状即ち開き角度α,β及び長さa,bは、夫々メス
39の刃部39aの水平方向の指向方向及び刃部39a
の突出量(メス39の上昇量)によって定まる。従っ
て、各メス角度調整用モータ42の回転位置及びメス駆
動用モータ43への通電パルス数によって、所要の形状
のコーナーカット部7が形成されるようになるのであ
る。
【0045】最後に、上記構成の玉縁縫いミシンの各機
構を制御するための制御手段としての制御装置28につ
いて述べる。この制御装置28は、図10に示すよう
に、CPU51,ROM52,RAM53等からなるマ
イクロコンピュータを主体として構成され、前記クラン
プスイッチ25,スタートスイッチ26,及びフラップ
形状検出センサ27等からの信号が入力されるようにな
っている。
【0046】そして、後述するフローチャートにて明ら
かとなるように、制御装置28は、その入力を受けてR
OM52に記憶されているプログラムやRAM53に記
憶されたデータ等に基づき、クランプ装置13の各アク
チュエータ18,22等、クランプ装置13を移動させ
る布駆動機構19のモータ19a、ミシンモータ31、
センターメス機構32を制御し、さらに、メス角度調整
用モータ42をパルス制御すると共に、メス駆動用モー
タ43をパルス制御するようになっている。
【0047】このとき、制御装置28は、フラップ形状
検出センサ27の信号から、セットされたフラップ布3
の縫い方向長さL及び斜辺の傾きθを演算により検出
し、この検出に基づいて、加工布5に対する左右の縫目
4の縫い長さ及び斜め偏差d、言換えれば各針棒30に
よる縫い始め位置及び縫い終り位置を自動的に設定する
ようになっている。
【0048】そして、これと共に、前記フラップ布3の
縫い方向長さL及び斜辺の傾きθに基づいて、各コーナ
ーカット部7の開き角度α,β、すなわち各メス39の
中心線kに対する角度ひいてはメス角度調整用モータ4
2の回転位置を設定すると共に、各コーナーカット部7
の切込み長さa,b、ひいては各メス39の上昇量を設
定するようになっている。
【0049】本実施例では、予め、フラップ布3の縫い
方向長さL及び斜辺の傾きθに応じた最適な斜め偏差d
並びにコーナーカット部7の開き角度α,β及び切込み
長さa,bがデータテーブルとして作成され、例えばR
OM52に記憶されている。従って、制御装置28は、
そのデータテーブルからそれら斜め偏差d並びに開き角
度α,β及び切込み長さa,bを読取り、それに基づい
て針棒30やセンターメス機構32を制御すると共に、
各メス39の角度及び上昇量を決定してメス角度調整用
モータ42及びメス駆動用モータ43を制御するように
なっている。
【0050】従って、制御装置28が本発明にいう縫目
位置設定手段,コーナーカット部形状設定手段及び制御
手段として機能するようになっている。
【0051】次に、上記構成の作用について述べる。玉
縁縫いミシンの電源が投入されると、図1のフローチャ
ートに従って縫製作業が実行される。ここで、まず、縫
製作業開始の準備状態では、クランプ装置13はセット
位置にあって、大押え板17等は上昇している。
【0052】縫製作業を開始させるにあたっては、ま
ず、オペレータは、ステップS1にて、上述したように
生地1及び玉縁布2をクランプ装置13にセットする。
次のステップS2にてフラップ布3をセットし、クラン
プスイッチ25を操作すると、フラップ押え23が下降
して、図4に示すようにセットが完了する。すると、次
のステップS4にて、フラップ形状検出センサ27が作
動してフラップ布3の外形が読取られる。
【0053】次のステップS5では、フラップ形状検出
センサ27からの信号に基づいて、縫製作業に必要なデ
ータを設定することが行なわれる。即ち、上述のよう
に、フラップ形状検出センサ27の信号から、まずセッ
トされたフラップ布3の縫い方向長さL及び斜辺の傾き
θが演算により検出され、次にデータテーブルの読取り
により、加工布5に対する左右の縫目4の縫い長さ及び
斜め偏差d、並びに、各コーナーカット部7の開き角度
α,β及び切込み長さa,bが求められ、さらにそれら
に基づいて、各針棒30による縫い始め位置及び縫い終
り位置が設定されると共に、各メス角度調整用モータ4
2の回転位置及び各メス駆動用モータ43の通電パルス
数が設定されるのである。
【0054】このようなデータの設定が終了すると、次
のステップS6にて、各メス角度調整用モータ42が設
定された回転位置に位置されるように、夫々所定のパル
ス数だけ通電される。これにて、各コーナーカット部形
成機構34の4個のメス39が、中心線kに対して、上
面から見てフラップ布3の傾きθに応じた最適な角度
(a,b)に夫々開いた状態とされる。
【0055】この後、スタートスイッチ26がオン操作
されると(ステップS7にてYes)、まず、ステップ
S8〜S15にて、縫目4の形成動作及び直線穴部6の
形成動作が実行される。この動作は、クランプ装置13
を矢印A方向に所定速度で移動させつつ、左右の針棒3
0を、夫々縫い始め及び縫い終り位置のデータに従って
駆動すると共に、フローチャートには示されていない
が、縫い長さに応じてセンターメス機構32を駆動する
ことにより行われる。
【0056】このフローチャートでは、図12(b)に
示すような、傾斜角度θが0でなく斜め偏差dが生ずる
(左側の縫目4が右側よりも先方にずれる)ケースを想
定している。即ち、まず、ステップS8にて、大押え板
17(加工布5)が左側の縫目4の縫い始め位置まで移
動すると、ステップS9にて、大押え板17が縫製のた
めの所定速度で移動されつつ、まずミシンモータ31に
より左側の針棒30だけが駆動される。
【0057】この後、クランプ装置13が右側の縫目4
の縫い始め位置まで移動すると(ステップS10にてY
es)、ステップS11にて右側の針棒30も同時に駆
動されるようになる。そして、左側の縫目4の縫い終り
位置に至ると(ステップS12にてYes)、ステップ
S13にて左側の針棒30だけが停止される。このとき
には、まだ右側の針棒30は動作を続行している。
【0058】さらにこの後、クランプ装置13が右側の
縫目4の縫い終り位置に至ると(ステップS14にてY
es)、ステップS15にて、ミシンモータ31が停止
されて右側の針棒30も停止される。これにて、加工布
5に、フラップ布3の形状に応じた最適な縫目4及び直
線穴部6が形成されるようになるのである。
【0059】そして、この動作が終了すると、ステップ
S16にて、クランプ装置13が加工布5を保持した状
態でコーナーカット部形成位置に移動して停止され、引
続き、ステップS17にて、加工布5に対するコーナー
カット部7の形成動作が実行される。この動作は、上述
のように、4個のメス39を、メス駆動用モータ43に
より同時に駆動することにより行われるものであるが、
このとき、各メス駆動用モータ43への通電パルス数
は、上述のステップS5にて最適なものに設定されてい
る。
【0060】これにて、各メス39は所定の上昇量だけ
上昇されて、加工布5に刃部39aの突出高さに応じた
切込み長さのコーナーカット部7が形成されるのであ
る。このとき、ステップS6にて、各メス39の刃部3
9aの水平方向の指向方向が中心線kに対して角度α,
β開いた状態とされているので、フラップ布3の形状に
応じた最適な開き角度α,βで且つ最適な切込み長さ
a,bのコーナーカット部7が形成されるのである。
【0061】各メス39が元位置に下降した後、ステッ
プS18にて、クランプ装置13が矢印Aとは反対方向
に移動され、セット位置に戻ったところで、大押え板1
7等が上昇されて加工布5の保持が解かれるのである。
【0062】このように本実施例によれば、フラップ形
状検出センサ27を設けたことにより、制御装置28に
より、縫製動作に必要なデータを自動的に設定すること
ができる。そして、その設定に従って縫製動作が実行さ
れることにより、加工布5に、フラップ布3の形状に応
じた最適な縫い長さ及び斜め偏差の縫目4を形成するこ
とができると共に、最適な開き角度及び長さ寸法のコー
ナーカット部7を形成することができる。
【0063】従って、従来のもののようなプログラムの
設定やメスの調整作業が不要となり、オペレータが面倒
な作業を行うことなく、自動的に最適な玉縁縫いを実行
させることができるものである。
【0064】尚、前述の実施例では、右側のフラップ載
置板20に右上がりの斜辺を有するフラップ布3を載置
した場合について述べたが、この他の場合については以
下の通りとなる。
【0065】即ち、まず、右側のフラップ載置板20に
右下がりの斜辺を有するフラップ布3を載置した場合に
は、右側の縫目列の形成動作が先に開始されてから、斜
め偏差d分の遅れをもって左側の縫目列の形成動作が開
始され、右側の縫目列の形成動作が先に終了された後、
さらに斜め偏差d分だけ左側の縫目列の形成動作が続け
られて縫着が終了されるのである。
【0066】次に、左側のフラップ載置板20に左上が
りの斜辺を有するフラップ布3を載置した場合には、右
側の縫目列の形成動作が先に開始されてから、斜め偏差
d分の遅れをもって左側の縫目列の形成動作が開始さ
れ、右側の縫目列の形成動作が先に終了された後、さら
に斜め偏差d分だけ左側の縫目列の形成動作が続けられ
て縫着が終了されるのである。
【0067】最後に、左側のフラップ載置板20に左下
がりの斜辺を有するフラップ布3を載置した場合には、
左側の縫目列の形成動作が先に開始されてから、斜め偏
差d分の遅れをもって右側の縫目列の形成動作が開始さ
れ、左側の縫目列の形成動作が先に終了された後、さら
に斜め偏差d分だけ右側の縫目列の形成動作が続けられ
て縫着が終了されるのである。
【0068】その他、上記実施例では、予め作成してお
いたデータテーブルに基づいて各設定を行うようにした
が、例えば所定の演算式による演算により各設定を行う
ように構成しても良く、さらには、フラップ形状検出セ
ンサとしては、二次元検出用のCCDセンサ等を用いる
ようにしても良い等、本発明は、上記実施例に限定され
るものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更
が可能である。
【0069】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の玉縁縫いミシンによれば、フラップ布の縫い方向長さ
及び縫目に対する傾きを検出するフラップ布形状検出手
段と、このフラップ布形状検出手段の検出に基づいて各
縫目の縫い始め位置及び縫い終り位置を設定する縫目位
置設定手段と、前記フラップ布形状検出手段の検出に基
づいてコーナーカット部の形状を設定するコーナーカッ
ト部形状設定手段と、前記縫目位置設定手段及びコーナ
ーカット部形状設定手段の設定に基づいて縫目形成機構
及びメス機構を制御する制御手段とを設けたので、オペ
レータが面倒な作業を行うことなく、縫製の種類に応じ
た玉縁縫いを実行させることができるという優れた効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、縫製作業の手
順を示すフローチャート
【図2】玉縁縫いミシンのミシンテーブル上の斜視図
【図3】玉縁縫いミシンの概略的な側面図
【図4】加工布をセットした状態の縦断正面図
【図5】大押え板部分の上面図
【図6】コーナーメス装置の側面図
【図7】コーナーメス装置の正面図
【図8】コーナーメス装置の上面図
【図9】図7のIX−IX線に沿うコーナーメス装置の横断
上面図
【図10】電気的構成を示すブロック図
【図11】縫目が形成された様子を示す加工布の斜視図
【図12】(a),(b)は互いに異なる縫製作業を行
った加工布の平面図
【符号の説明】
図面中、1は生地、2は玉縁布、3はフラップ布、4は
縫目、5は加工布、6は直線穴部、7はコーナーカット
部、11は本体、12はミシンテーブル、13はクラン
プ装置、14は縫目形成機構、15はメス機構、17は
大押え板、19は布駆動機構ん、20はフラップ載置
板、21は折込み板、23はフラップ押え、24はバイ
ンダ、27はフラップ形状検出センサ、28は制御装
置、30は針棒、31はミシンモータ、32はセンター
メス機構、33はコーナーメス装置、34はコーナーカ
ット部形成機構、35はベース、39はメス、40は
軸、41は支持部材、42はメス角度調整用モータ、4
3はメス駆動用モータを示す。
フロントページの続き (72)発明者 井上 和司 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 (72)発明者 赤羽 浩一 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 (72)発明者 伊藤 弘純 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生地に玉縁布及びフラップ布を縫付ける
    縫目形成機構を備えると共に、縫付けられた加工布の2
    本の縫目間に位置して形成された直線穴部の端部から斜
    め方向に拡開して略V字状に延びるコーナーカット部を
    該直線穴部の両端に夫々形成するメス機構を備える玉縁
    縫いミシンにおいて、 前記フラップ布の縫い方向長さ及び縫目に対する傾きを
    検出するフラップ布形状検出手段と、 このフラップ布形状検出手段の検出に基づいて各縫目の
    縫い始め位置及び縫い終り位置を設定する縫目位置設定
    手段と、 前記フラップ布形状検出手段の検出に基づいてコーナー
    カット部の形状を設定するコーナーカット部形状設定手
    段と、 前記縫目位置設定手段及びコーナーカット部形状設定手
    段の設定に基づいて前記縫目形成機構及びメス機構を制
    御する制御手段とを具備することを特徴とする玉縁縫い
    ミシン。
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