JPH05103439A - モールドモータ - Google Patents

モールドモータ

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JPH05103439A
JPH05103439A JP25892991A JP25892991A JPH05103439A JP H05103439 A JPH05103439 A JP H05103439A JP 25892991 A JP25892991 A JP 25892991A JP 25892991 A JP25892991 A JP 25892991A JP H05103439 A JPH05103439 A JP H05103439A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
connector
molded
mold
resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP25892991A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Ashizaki
幸弘 芦崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP25892991A priority Critical patent/JPH05103439A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数と、組立工数を削減し、かつ防止性
などの耐環境性を具備したブラシレスモールドモータに
代表されるような電子回路を搭載したモールドモータを
提供することを目的とする。 【構成】 モータのモールド本体40にモールド本体4
0と一体に樹脂成形され、先端部にモータのコネクタピ
ン30が突出するコネクタの内面底部32aを形成する
突出部31aを形成し、その突出部31aの外周にシー
ルリング31を装着して、その上から別部品のコネクタ
ハウジング32を装着し固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモールドモータに関し、
特に自動車電装分野に使用される防水構造を有した自動
車電装分野に限らず広くFA分野,家電分野にも応用展
開が可能なモールドモータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車電装分野におけるエレクト
ロニクス技術の応用の展開は目ざましいものがあり、各
種制御の実現手段として様々なアクチュエータが開発さ
れ実用化されている。その中でもブラシレスモータやス
テッピングモータは、そのメインテナンスフリーの利点
や制御性の良さが注目され、近年使用量が増大してい
る。自動車電装用として使用される場合は、耐環境性に
優れていなければならず、またコストも厳しいものがあ
る。これらの背景からモータのモールド化が検討されて
いる。ブラシレスモータをモールドする場合、ブラシレ
スモータに必ず付属する電子回路の信頼性確保と、コネ
クタのような複雑な形状の形成を同時に満足する必要が
ある。コネクタのような肉厚が薄く複雑な形状を形成す
るためには、流動性が良く、弾力性の良い熱可塑性樹脂
を使用する必要があるが、成形温度が高く電子部品のモ
ールドは困難である。また、電子部品のモールドをする
ためには成形温度の低い熱硬化性樹脂を使用する必要が
あるが、コネクタを成形するのは困難である。
【0003】以下に従来のブラシレスモールドモータを
例にとり、その構造について説明する。
【0004】図2において1はロータ組立部、2はスリ
ーブ、3はフランジ、4はオーリング、5はプリント配
線板、6はホール素子またはホールIC、7は熱可塑性
モールド樹脂、8はステータコア、9はインシュレー
タ、10はマグネットワイヤ、11はプリント配線板ま
たは結線板、12はピンホルダ、13はコネクタピン、
14はコネクタハウジング成形部、15は渡り線ホル
ダ、16はオイルシールである。
【0005】以上のように構成されたブラシレスモール
ドモータの組立について説明する。コネクタハウジング
成形部14は防水コネクタのハウジングを形成してお
り、この部分を樹脂成形するために、モータのモールド
樹脂は熱可塑性樹脂を使用する。熱可塑性樹脂は成形温
度が260℃前後となり、ホール素子またはホールIC
6やその他の電子部品を実装したプリント配線板5を同
時にモールドすることは困難である。従ってステータコ
ア8にインシュレータ9を装着し、マグネットワイヤ1
0を巻回した組立品に、渡り線ホルダ15,コネクタピ
ン13,ピンホルダ12を実装したプリント配線板11
を結合し、モールド樹脂7でステータ組立部をモールド
品として完成させる。その後、プリント配線板5を配線
及び固定し、ロータ組立部1を挿入した後、オーリング
4を装着したフランジ3を固定する。最後にオイルシー
ル16を装着する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、プリント配線板5と11が必要で、それら
の電気的接続のため渡り線ホルダ15が必要となる。ま
た、フランジ3やオーリング4など多くの部品が必要と
なり、モータをモールドして組立工数の削減や、防水構
造を構成するというメリットが半減してしまうという問
題点を有していた。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、部品点数を極力削減し、組立工数をも削減し、かつ
防水性などの耐環境性を容易に実現できるモールドモー
タを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のモールドモータは、モールド本体と一体に樹
脂成形され、先端部にモータのコネクタピンが突出する
コネクタの内面底部を形成する突出部を形成し、この突
出部の外周にシールリングが装着され、突出部の外周に
別部品として樹脂成形されたコネクタハウジングを挿入
固定し、モールド本体に形成しているコネクタの内面底
部と、別部品として樹脂成形されたコネクタハウジング
の嵌合部は、シールリングによって外部からの気体,液
体の侵入からシールされる構造を有している。
【0009】
【作用】この構成によって本発明のモールドモータは、
モータ本体のモールドは、複雑で弾力性が要求されるコ
ネクタ構造がなくなるため、モールド樹脂に成形温度の
低い熱硬化性樹脂が使用でき、電子部品を実装したプリ
ント配線板がモータ本体と同時に成形可能となる。その
結果、従来品に比較して部品点数,組立工数が削減さ
れ、モールド技術を十分に活用した安価で耐環境性の良
いモータを提供することができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例のモールドモータにつ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0011】図1において、モータのモールド本体と一
体に樹脂成形により形成した、先端部にコネクタの内部
底面32aを形成する突出部31aと、突出部31aの
先端部から突出するモータのコネクタピン30と、突出
部31aの外周に挿入固定された、別に樹脂成形された
モータのコネクタを形成するコネクタハウジング32と
を具備している。21はロータ組立部、22はスリー
ブ、23は熱硬化性モールド樹脂、24はステータコ
ア、25はマグネットワイヤ、26はインシュレータ、
27はホール素子またはホールIC、28はプリント配
線板、29はピンホルダ、30はコネクタピン、31は
シールリング、32は熱可塑性樹脂によるコネクタハウ
ジング、33はオイルシール、40は熱硬化性モールド
樹脂23でモールドしたモールド本体である。
【0012】以上のように構成されたブラシレスモール
ドモータについて、図1を用いてその組立を説明する。
【0013】まず、ステータコア24にインシュレータ
26を装着してマグネットワイヤ25を巻回する。次に
ホール素子またはホールIC27や、その他の電子部品
を実装したプリント配線板28に、ピンホルダ29やコ
ネクタピン30を実装し、前記のステータコア組立部と
配線し固定する。その状態で熱硬化性モールド樹脂23
によりモールドを行う。このようにして成形されたモー
ルド本体40にシールリング31を挿入し、その後熱可
塑性樹脂で成形されたコネクタハウジング32を装着
し、固定する。コネクタハウジング32の固定はモール
ド本体40に突起31bを設け、コネクタハウジング3
2に穴を形成して引っかけ固定してもよいし、また別に
ねじ穴をモールド本体40に設け固定してもよい。シー
ルリング31のシール性をさらに確保するために、コネ
クタハウジング32とモールド本体40の嵌合部にシー
ル材を塗布してもよい。
【0014】このようにして構成されたステータ組立品
にロータ組立部21を挿入し、さらにオイルシール33
を挿入する。
【0015】この状態でモータ完成品をメカに取付け、
さらにコネクタハウジング32に相手側の防水コネクタ
ハウジングを装着すれば、本モータは外部環境に対して
完全に防水されることになる。
【0016】以上のように本実施例によれば、モールド
本体40にコネクタピン30を突出させてコネクタの内
面底部32aを形成し、その突出部31aの外周にシー
ルリング31を装着して、その上から別部品のコネクタ
ハウジング32を装着する構造にすることによりシール
性を確保できるため、電子回路を含んだモータ本体を成
形温度の低い熱硬化性樹脂でモールドでき、複雑で弾力
性の必要なコネクタハウジング32は熱可塑性樹脂で成
形できる。
【0017】
【発明の効果】以上の実施例の説明により明らかなよう
に本発明のモールドモータによれば、モールド本体にコ
ネクタピンを突出させてコネクタの内面底部を形成し、
その突出部の外周にシールリングを装着して、その上か
ら別部品のコネクタハウジングを装着することにより、
コネクタハウジング嵌合部のシール性を確保できるた
め、電子回路を含んだモータ本体を成形温度の低い熱硬
化性樹脂でモールドでき、コネクタハウジングは熱可塑
性樹脂で成形できるため、モールドのメリットを十分生
かし、部品点数が少なく組立工数の少ない耐環境性に優
れたブラシレスモールドモータを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるモールドモータの断
面図
【図2】従来のモールドモータの断面図
【符号の説明】
23 熱硬化性モールド樹脂 30 コネクタピン 31 シールリング 31a 突出部 32 コネクタハウジング(熱可塑性樹脂) 32a コネクタの内面底部 40 モールド本体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータのモールド本体と一体に樹脂成形
    により形成した、先端部にコネクタの内面底部を形成す
    る突出部と、前記突出部の先端部から突出する前記モー
    タのコネクタピンと、前記突出部の外周に挿入固定され
    た、別に樹脂成形された前記モータのコネクタを形成す
    るコネクタハウジングとを具備するモールドモータ。
  2. 【請求項2】 突出部の外周にシールリングを装着した
    コネクタ構造を具備する請求項1記載のモールドモー
    タ。
JP25892991A 1991-10-07 1991-10-07 モールドモータ Pending JPH05103439A (ja)

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Cited By (5)

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