JPH05103126A - 帳票挿入方向表示方式 - Google Patents

帳票挿入方向表示方式

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JPH05103126A
JPH05103126A JP3289325A JP28932591A JPH05103126A JP H05103126 A JPH05103126 A JP H05103126A JP 3289325 A JP3289325 A JP 3289325A JP 28932591 A JP28932591 A JP 28932591A JP H05103126 A JPH05103126 A JP H05103126A
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Osamu Sato
治 佐藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 帳票のセット方向をわかりやすくする。 【構成】 オペレータは、帳票51のファクシミリ送信
を行なう表側の面を下側にしてファクシミリ装置12に
セットする。従って、帳票51をファクシミリ装置12
にセットした状態では、オペレータは、帳票51の裏側
しか見ることができない。ところが、帳票51の裏側に
は、送信方向を表示する目印52が付けられており、オ
ペレータは、この目印52を頼りに帳票51のファクシ
ミリ装置12へのセット及びセット方向を確認すること
ができる。従って、オペレータは、帳票51を一度表側
に向けて方向を確認してからファクシミリ装置12にセ
ットしたり、一旦セットした帳票51の表を返して方向
を確認する必要がなくなる。この結果、ファクシミリ送
信作業の操作性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、FAX−OCRシステ
ムにおける帳票挿入方向表示方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】FAX−OCRシステムとは、ファクシ
ミリで帳票を送り、受信側でイメージデータから帳票上
に書かれた文字の認識を行なうシステムをいう。このシ
ステムは、例えば、銀行等の金融機関における為替業務
を処理するシステムとして用いられる。
【0003】図2は、従来のFAX−OCRシステムの
全体構成図である。図示のシステムは、営業店10、2
0、30と、地区センタ40とから成る。営業店10、
20、30は、銀行の各支店等であり、それぞれファク
シミリ装置11、12、13を備えている。地区センタ
40は、各営業店10、20、30と公衆回線60を介
して接続されており、各ファクシミリ装置11、12、
13からデータを受信する。この地区センタ40には、
ファクシミリコントロールユニット14と、メッセージ
コントロールユニット16等が設置されている。メッセ
ージコントロールユニット16は、通信制御装置70を
介してホストコンピュータ50と接続されている。
【0004】このようなシステムにおいては、営業店1
0、20、30から手書き帳票53をファクシミリ装置
11、12、13で地区センタ40に送信する。地区セ
ンタ40では、ファクシミリコントロールユニット14
によって帳票イメージを受信する。すると、メッセージ
コントロールユニット16に接続された認識装置17に
より文字認識を行ない、文字コードに変換する。地区セ
ンタ40のオペレータは、ワークステーション31、3
2、33の画面上で文字コードの修正・検証を行なう。
そして、ホストコンピュータ50にデータを送信する。
【0005】図3は、帳票の表側の面の一例を示す図で
あり、図4は、FAX装置の外観図である。図示の帳票
を、営業店10、20、30から地区センタ40へ送信
する際には、各営業店の行員が当該帳票をファクシミリ
装置に正しく同一方向にセットする。そして、その後、
各ファクシミリ装置の送信操作を行なうことにより送信
していた。この場合、帳票の裏側には、何も記されてお
らず、操作者は、帳票の表側の記載に注意しながら、帳
票の方向を定めていた。尚、図3に示すように、帳票の
表側の面には、OCRシステムが帳票53の方向を認識
するための補正マーク54が記されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術には、次のような問題があった。即ち、図
3に示す帳票の裏側には何も記されていなかったので、
操作者がいちいち帳票を表に返して確かめなければなら
ず、操作性が悪く、為替取引等が円滑に行なえなくなる
という問題があった。また、このような操作性の悪さか
ら図4に示すファクシミリ装置の原稿挿入口43に、帳
票を逆方向にセットしてしまうことが多かった。ところ
が、このように、帳票を逆方向にセットしても、送信が
行なわれてしまう。この場合、一旦地区センタ40まで
送られ、この地区センタ40で送信誤りが検出され、該
当する営業店へ電話かファクシミリ装置35で通知され
る。この通知を受けて営業店では、帳票を正しい方向に
セットし直して再送する。
【0007】従って、誤った方向で送信した場合には、
同じ帳票が地区センタ40に繰り返し送られることにな
り、公衆回線60等の使用効率が悪くなるという問題が
あった。本発明は、以上の点に着目してなされたもの
で、ファクシミリ装置で帳票を送信する場合、帳票のセ
ット方向が操作者に明確になり、これにより、常に正常
に送信でき、業務が円滑に行なえ、操作性と処理能力の
優れたFAX−OCRシステムを実現できる帳票挿入方
向表示方式を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の帳票挿入方向表
示方式は、帳票のファクシミリ送信を行なう表側の面を
下側にして装置にセットする場合において、当該帳票の
裏側の面に送信方向を表示する目印を付けるようにした
ことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明の帳票挿入方向表示方式においては、オ
ペレータは、帳票のファクシミリ送信を行なう表側の面
を下側にして装置にセットする。従って、帳票を装置に
セットした状態では、オペレータは、帳票の裏側しか見
ることができない。ところが、帳票の裏側には、送信方
向を表示する目印が付けられており、オペレータは、こ
の目印を頼りに帳票の装置へのセット及びセット方向の
確認を行なうことができる。従って、オペレータは、帳
票を一度表側に向けて方向を確認してから装置にセット
したり、一旦セットした帳票の表を返して方向を確認し
たりする必要がなくなる。この結果、ファクシミリ送信
作業の操作性を向上させることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明の方式を適用したシステム
の全体構成図である。図示のシステムは、営業店10、
20、30と、地区センタ40とから成る。営業店1
0、20、30は、銀行の各支店等であり、それぞれ帳
票51の送信のためのファクシミリ装置11、12、1
3を備えている。地区センタ40は、各営業店10、2
0、30と公衆回線60を介して接続されており、各フ
ァクシミリ装置11、12、13からデータを受信す
る。この地区センタ40には、ファクシミリコントロー
ルユニット14と、メッセージコントロールユニット1
6等が設置されている。
【0011】ファクシミリコントロールユニット14
は、メッセージコントロールユニット16に接続されて
いる。このファクシミリコントロールユニット14に
は、ディスク装置15が接続されている。ディスク装置
15は、磁気ディスク等から成り、ファクシミリ送信さ
れ、ファクシミリコントロールユニット14で受信され
た帳票上の各座標の画素データから成るイメージデータ
を格納する。
【0012】メッセージコントロールユニット16は、
通信制御装置70を介してホストコンピュータ50と接
続されている。認識装置17は、磁気ディスク15から
読み出した帳票イメージ上の各文字の認識処理を行な
う。メッセージコントロールユニット16には、その
他、ディスク装置18、プリンタ装置19等が接続され
ている。
【0013】ディスク装置18は、認識装置17で文字
認識されるデータ等を一時的に格納する。プリンタ装置
19は、文字認識結果等を印刷出力する際に用いられ
る。また、メッセージコントロールユニット16には、
ワークステーション31、32、33が接続されてい
る。これらは、ディスプレイ及びキーボードやパーソナ
ルコンピュータ等から成る。一方、ファクシミリコント
ロールユニット14にも、ワークステーション34が接
続されている。これは、ファクシミリ受信されたイメー
ジを表示したりするためのものである。
【0014】図5は、本発明に係る帳票の裏側の面の一
例を示す図である。図示のように、本発明に係る帳票の
裏側の面には、図4に示すファクシミリ装置への挿入方
向を示す目印52が付けられている。この目印52は、
例えば、図示のような2つの矢印から成る。これによ
り、オペレータに一目で帳票の挿入方向がわかるように
されている。また、この目印52の位置は、ちょうど図
3に示す補正マーク54の反対側に設けられている。こ
れにより、特に、帳票が薄い場合にも、目印52が表側
の面に透けて写ることもないので、認識装置17で誤っ
た認識をすることもない。
【0015】また、前述した図4のファクシミリ装置の
各部についての説明は、以下のようになる。原稿トレイ
41は、図3及び図5に示す原稿を揃えて乗せる部分で
ある。原稿ガイド42は、原稿トレイ41に乗せられた
原稿を原稿挿入口43に案内する部分である。原稿挿入
口43は、原稿を装置内部に送り込むところである。操
作パネル44は、送信先のファックス番号の入力や各種
の操作を行なうところである。原稿スタッカ45は、送
り終った原稿が戻されるところである。
【0016】次に、図1を参照して上述した装置の動作
を説明する。まず、営業店20の窓口にて図3及び図5
に示す振込依頼書(帳票)を受け取る(S1)。そし
て、営業店20のファクシミリ装置12よりこの振込依
頼書を地区センタ40のFCU(ファクシミリコントロ
ールユニット)14に送信する(S2)。この場合、操
作者は、振込依頼書を図4に示すファクシミリ装置の原
稿挿入口43へ図3に示す表側の面を下にしてセットす
る。従って、図5に示す裏側の面に記された目印52が
オペレータから見て上側になる。これにより、目印52
がオペレータの目にとまり易くなり、送信方向を間違う
ことが少なくなる。
【0017】また、振込依頼書をいちいち表に返して方
向を確かめる必要がなく、送信の操作性が向上する。F
CU14では、FAXデータを一旦ディスクに蓄積し、
MCU(メッセージコントロールユニット)16に送信
する(S3)。MCU16では、FAXデータを文字デ
ータに変換し、一旦ディスク装置18に格納する(S
4)。一方、FAXデータは、ワークステーション3
1、32又は33に表示される(S5)。そして、オペ
レータによる修正及び確認後、仕向けデータとしてホス
トコンピュータ50に送信される(S6)。
【0018】尚、地区センタ40に直接持ち込まれた帳
票は、地区センタ40のファクシミリ装置35により送
信される(S7)。また、営業店20からの処理状況照
会がファクシミリ装置12の送受信にて可能である(S
8)。そして、認識装置17による認識が不可能である
と判断された帳票は、地区センタ40のファクシミリ装
置35にイメージ出力し、イメージ目視によるデータ入
力が行なえる(S9)。また、帳票を逆方向あるいは裏
返しにして送ってしまった場合等は、営業店20からの
再送指示を速やかに行なえる(S9)。尚、上述した実
施例では、帳票の例として銀行等の振込依頼書を挙げて
説明したが、本発明はこれに限らず、商品の発注のため
の帳票等その他の書類をファクシミリ送信する場合にも
適用されることはいうまでもない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の帳票挿入
方向表示方式によれば、帳票の裏側にファクシミリ装置
への挿入方向を示す目印を付けるようにしたので、ファ
クシミリ装置により帳票を送信する際、その読み取り方
向を誤って送信することを少なくすることができる。従
って、円滑な業務の運用を行なうことができ、また、オ
ペレータの負荷軽減とともに、ミスオペレーションによ
る回線負荷の増加を防止することができる。以上のよう
に、操作性や処理能力の優れたFAX−OCRシステム
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方式を適用したシステムの全体構成図
である。
【図2】従来のFAX−OCRシステムの全体構成図で
ある。
【図3】帳票の表側の面の一例を示す図である。
【図4】FAX装置の外観図である。
【図5】本発明に係る帳票の裏側の面の一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
11、12、13 ファクシミリ装置 17 認識装置 52 目印

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帳票のファクシミリ送信を行なう表側の
    面を下側にして装置にセットする場合において、 当該帳票の裏側の面に送信方向を表示する目印を付ける
    ようにしたことを特徴とする帳票挿入方向表示方式。
JP3289325A 1991-10-08 1991-10-08 帳 票 Expired - Lifetime JP2753903B2 (ja)

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JPH05103126A true JPH05103126A (ja) 1993-04-23
JP2753903B2 JP2753903B2 (ja) 1998-05-20

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58107992A (ja) * 1981-12-22 1983-06-27 Ricoh Co Ltd 帳票認識装置
JPS6444675A (en) * 1987-08-13 1989-02-17 Toshiba Corp Picture processor
JPH01131689A (ja) * 1987-08-10 1989-05-24 Sophia Co Ltd 遊技用記憶媒体
JPH02245400A (ja) * 1989-03-17 1990-10-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd スタンプカード

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