JPH05102940A - マトリクススイツチの監視方法および監視装置 - Google Patents

マトリクススイツチの監視方法および監視装置

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JPH05102940A
JPH05102940A JP26381691A JP26381691A JPH05102940A JP H05102940 A JPH05102940 A JP H05102940A JP 26381691 A JP26381691 A JP 26381691A JP 26381691 A JP26381691 A JP 26381691A JP H05102940 A JPH05102940 A JP H05102940A
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matrix switch
switch
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individual
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JP26381691A
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Mamoru Ogasawara
守 小笠原
Takaaki Ichikawa
敬章 市川
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 TDMA/TDD通信方式で使用されるマト
リクススイッチに関し、伝送される信号の情報量や周波
数帯域を増加させることなく、個々の個別スイッチの良
否を事前に知ることのできる監視方法と監視装置とを提
供する。 【構成】 マトリクススイッチ1の各入力線に個別信号
接続器111〜11mを設け、各出力線に個別信号検出器
121〜12nを設ける。スイッチ制御回路4によってこ
のマトリクススイッチ1の空きタイムスロットを検出
し、この空きタイムスロット時に、発信器3によって各
個別信号接続器111〜11mを介して試験信号をマトリ
クススイッチに入力し、マトリクススイッチの出力信号
を各個別信号検出器121〜12nを介して出力監視回路
5で検出し、適正な信号が出力されているかによってマ
トリクススイッチ1の故障監視を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マトリクススイッチの
故障を監視する監視方法と監視装置に関し、特に、送信
と受信とを交互に行なうことにより単一の伝送路を使用
する時分割双方向通信方式(time division duplex方
式;TDD方式)で使用されるマトリクススイッチの故
障を監視する監視方法と監視装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】TDMA(Time division multiple acc
ess ;時分割多元接続)通信方式を用いて複数のエリア
間で回線接続を行なう場合には、動的に信号を切替え接
続するためのマトリクススイッチが使用されている。図
5は従来のマトリクススイッチの構成を示すブロック図
である。
【0003】このマトリクススイッチ31は、m入力、
n出力のものであって、m×n個の個別スイッチ32が
マトリクス状に配列させられた構成となっている。マト
リクススイッチ31の入力側には、m本のベースバンド
信号S1〜Smがそれぞれ入力するm個の変調器341
34mを有する変調装置33が設けられ、各変調器34 1
〜34mの出力はマトリクススイッチ31のm本の入力
線のそれぞれに接続されている。一方、マトリクススイ
ッチ31の出力側には、n本の伝送路361〜36nから
なる伝送路群35が設けられ、各伝送路361〜36n
マトリクススイッチ31のn本の出力線のそれぞれに接
続されている。
【0004】このマトリクススイッチ31の故障監視
は、従来、伝送される信号自体に監視制御信号を重畳
し、正常にこの監視制御信号が伝送されているかをチェ
ックすることによって行なわれていた。
【0005】ところで、単一の伝送路を用いて双方向通
信を行なう場合、一般に、同時に送信と受信とを行なう
ことはできないから、送信と受信とを交互に行なうTD
D方式によって通信を行なうことになる。そこでTDM
A方式によって多重化された信号を単一の伝送路を用い
て双方向通信する場合は、TDMA方式とTDD方式と
を組み合せたTDMA/TDD方式によることになる。
図6は、TDMA/TDD方式での伝送路上の信号の時
間配分を示す図であり、送信の時間帯(送信タイムスロ
ット)と受信の時間帯(受信タイムスロット)とが交互
に設けられ、送信タイムスロット中には、個々の送信信
号を多重化して生成された複数個の送信信号バーストT
1〜Tnが含まれ、受信タイムスロット中には個々の受信
信号を多重化して生成された複数個の受信信号バースト
1〜Rnが含まれている。このTDMA/TDD方式に
おいて、信号を多重化するための上述のマトリクススイ
ッチ31は、伝送路の各端ごとに送信用と受信用の2個
が設けられるのが通例である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のマトリク
ススイッチの監視方法では、伝送される信号自体に制御
監視信号を重畳させるので、制御監視信号の分だけ伝送
信号の情報量が増加しあるいは伝送信号の周波数帯域が
増加するという問題点がある。また、実際にマトリクス
スイッチを運用しながらの監視であるため、マトリクス
スイッチを構成する個々の個別スイッチに関しては、そ
の個別スイッチに関する信号線が多重化の対象となった
ときに初めてその個別スイッチの良否がわかり、事前に
各個別スイッチの良否を知ることができないという問題
点がある。
【0007】本発明の目的は、伝送される信号の情報量
や周波数帯域を増加させることなく、個々の個別スイッ
チの良否を事前に知ることのできるマトリクススイッチ
の監視方法および監視装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のマトリクススイ
ッチの監視方法は、空きタイムスロットを有する複数の
信号が入力される多入力多出力のマトリクススイッチの
監視方法であって、前記空きタイムスロットに同期し
て、試験信号を前記マトリクススイッチに入力し、前記
マトリクススイッチの出力を監視することによって前記
マトリクススイッチの故障状態を監視する。
【0009】本発明のマトリクススイッチの監視装置
は、複数の入力端子と複数の出力端子を有し空きタイム
スロットを有する複数の信号が入力されるマトリクスス
イッチを監視するための監視装置であって、前記マトリ
クススイッチの入力端子に試験信号を送出する信号注入
手段と、前記マトリクススイッチの出力端子に現われる
信号を検出する検出手段と、前記空きタイムスロットを
検出し、検出した空きタイムスロットに同期して、前記
複数の入力端子と前記複数の出力端子の中から試験信号
を送出すべき入力端子と信号を検出すべき出力端子を指
定して前記マトリクススイッチを選択状態とし、前記信
号注入手段を作動させ、前記検出手段で検出された信号
を監視して前記マトリクススイッチの故障状態を監視す
る制御手段とを有する。
【0010】
【作用】空きタイムスロットである間に試験信号をマト
リクススイッチに入力し、そのときのマトリクススイッ
チの出力信号を監視するので、伝送される信号に監視制
御信号を重畳させる必要がなく、伝送信号の情報量や周
波数帯域を増加させることがない。また、空きタイムス
ロット中に試験を行なうことになるので、マトリクスス
イッチ中の任意の個別スイッチの試験を事前に行なうこ
とができる。
【0011】ここで空きタイムスロットとは、マトリク
ススイッチが伝送に関与していないタイムスロットのこ
とである。例えば上述のTDMA/TDD方式では、送
信用と受信用の2つのマトリクススイッチが用いられる
が、送信用のマトリクススイッチであれば、図6に示し
た受信タイムスロット中は伝送に関与していないので、
受信タイムスロットは空きタイムスロットとなる。この
ほか、送信および受信をともに行なっていないときも、
空きスロットタイムとなる。また、TDMA方式におけ
るいわゆる空きバーストも、ここでいう空きタイムスロ
ットの範疇に含まれるものである。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明の第1の実施例のマトリクスス
イッチの監視装置の構成を示すブロック図である。
【0013】このマトリクススイッチの監視装置は、本
発明のマトリクススイッチの監視方法によってマトリク
ススイッチ1の監視を行なうものであり、ハイブリッド
で構成された個別信号接続器111〜11mおよび個別信
号検出器121〜12nと、各個別信号接続器111〜1
mに試験信号を出力する発信器3と、各個別信号検出
器121〜12nで検出された信号を監視し、信号が適正
に検出されなかったときに警報を発する出力監視回路5
と、空きタイムスロット(この場合は受信タイムスロッ
トと、送信および受信のいずれも行なっていないとき)
を検出し、この空きタイムスロット中にマトリクススイ
ッチ1の後述する個別スイッチ2のいずれかを選択し発
信器3および出力監視装置4を作動させるスイッチ制御
回路4とから構成されている。
【0014】一方、監視対象のマトリクススイッチ1
は、m入力、n出力のもので、m×n個のマトリクス状
に配列された個別スイッチ2により構成されている。こ
のマトリクススイッチ1は、m本のベースバンド信号S
1〜SmをTDMA/TDD方式によってn本の伝送路2
1〜23nに送出するための送信用のものである。
【0015】マトリクススイッチ1の入力側には、ベー
スバンド信号S1〜Smがそれぞれ入力するm個の変調器
211〜21mを有する変調装置20が設けられ、各変調
器211〜21mはマトリクススイッチ1のm本の入力線
のそれぞれに、ハイブリッドで構成された個別信号接続
器111〜11mを介して接続されている。なお、各変調
器211〜21mの搬送周波数は相互に異なるようにされ
ている。一方、マトリクススイッチ1の出力側には、複
数のエリアに信号を伝送するためのn本の伝送路231
〜23nからなる伝送路群22が設けられ、各伝送路2
1〜23nはマトリクススイッチ1のn本の出力線のそ
れぞれに、ハイブリッドからなる個別信号検出器121
〜12nを介して接続されている。
【0016】次に、この実施例の動作について説明す
る。まず、送信タイムスロット中の動作について説明す
る。
【0017】このマトリクススイッチ1は送信用のもの
であるから、送信タイムスロット中は、発信器3、出力
監視回路4とも動作していない。各ベースバンド信号S
1〜Smは、変調器211〜21mによって変調されて変調
信号となり、ハイブリッドで構成された個別信号接続器
111〜11mをそのまま通過し、マトリクススイッチ1
に入力する。そして、マトリクススイッチ1によって、
送信タイムスロット内の各送信信号バースト(T1
n)を構成するように組み立てられ、所定の伝送路2
1〜23nに送出される。このとき、ハイブリッドで構
成された個別信号検出器121〜12nによって、マトリ
クススイッチ1の出力が出力監視回路5にも送られる
が、出力監視回路5は作動していないから出力監視回路
5からは何も出力されない。
【0018】続いて、受信タイムスロット中の動作につ
いて説明する。この動作は、空きタイムスロット一般に
当てはまるものであり、送信も受信もともに行なってい
ない場合にも当てはまる。
【0019】受信タイムスロット中は、こマトリクスス
イッチ1に関しては空きスロットタイムであって、この
マトリクススイッチ1は伝送すべき信号の伝送には関与
していない。スイッチ制御回路4は空きタイムスロット
であることを検出し、発信器3および出力監視回路5を
作動させ、さらに個別スイッチ2のうちのいずれかを選
択状態とする。個別スイッチ2がマトリクス状に配列さ
れていることにより、個別スイッチ2のいずれかを選択
することは、試験信号を送出すべき入力端子と信号を検
出すべき出力端子を定めたことになる。その結果、発信
器3は試験信号を出力し、この試験信号は、個別信号接
続器111〜11mを介してマトリクススイッチ1に入力
し、選択された個別スイッチ2を経由して、マトリクス
スイッチ1から出力し、個別信号検出器121〜12n
いずれかに入力する。個別信号検出器121〜12nは、
検出した信号を出力監視回路5に送り、出力監視回路5
は、適正に信号が検出されていればこのマトリクススイ
ッチ1は正常であると判断し、適正に検出されなければ
この対応する個別スイッチ2が故障していてマトリクス
スイッチ1は不良であると判断して警報を出力する。一
般に、受信タイムスロットの長さは、個別スイッチ2の
切換えや信号の検出に要する時間よりもはるかに長いか
ら、1つの受信タイムスロット中において、複数の個別
スイッチ2について試験を行なうことができる。
【0020】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図2はこの実施例のマトリクススイッチの監視装
置の構成を示すブロック図である。
【0021】上述の第1の実施例において、試験信号を
マトリクススイッチに入力させあるいは出力を検出する
ために、ハイブリッドを用いた個別信号接続器あるいは
個別信号検出器を使用していたが、ハイブリッドでは挿
入損失があるので、ここでは切換スイッチを用いた個別
信号接続器141〜14mおよび個別信号検出器161
16mを用いている。切換スイッチを用いているから例
えば個別信号接続器141〜14mの場合、各個別信号接
続器141〜14mが、送信タイムスロットにおいてはそ
れぞれ変調器211〜21mを選択し、空きタイムスロッ
トでは発信器3を選択するようにする必要がある。そこ
で個別信号接続器141〜14mを信号接続器13内に格
納し、スイッチ制御回路4から信号接続器13に空きタ
イムスロットを検出した信号を送出し、各個別信号接続
器141〜14mは、この信号が送られてきているときに
は発信器3を選択し、その他のときには各変調器を21
1〜21mを選択するように切り換わるようになってい
る。個別信号検出器161〜16nも同様に信号検出器1
5内に格納され、空きタイムスロットを検出したことに
よるスイッチ制御回路4からの信号で切り換わるように
なっている。
【0022】この実施例の装置の動作は、空きタイムス
ロットを検出したことによるスイッチ制御回路4からの
信号によって、切換スイッチで構成された各個別信号接
続器141〜14mおよび各個別信号検出器161〜16n
が切り換わることを除けば、上述の第1の実施例と同様
の動作をする。
【0023】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。この実施例は、上述の第1および第2の実施例が
送信側のマトリクススイッチを監視するものであったの
に対し、受信側のマトリクススイッチを監視しようとす
るものである。図3はこの実施例のマトリクススイッチ
の監視装置の構成を示すブロック図である。
【0024】このマトリクススイッチ監視装置は、第1
の実施例のものと同様に、ハイブリッドで構成された個
別信号接続器111〜11mおよび個別信号検出器121
〜12nと、発信器3と、出力監視回路5と、スイッチ
制御回路4とから構成されている。ただしこの場合、マ
トリクススイッチ1が受信用のものであるから、スイッ
チ制御回路4は、空きタイムスロットとして送信タイム
スロット(と、送信および受信のいずれも行なっていな
いとき)を検出するようになっている。
【0025】一方、監視対象のマトリクススイッチ1
は、m入力、n出力のもので、m×n個のマトリクス状
に配列された個別スイッチ2により構成されている。こ
のマトリクススイッチ1は、TDMA/TDD方式によ
ってm本の伝送路231〜23mから送られてきた信号を
多重分離し、復調装置24内に設けられたn個の復調器
251〜25nに入力するためのものである。
【0026】マトリクススイッチ1の入力側には、複数
のエリアからの信号を伝送するためのm本の伝送路23
1〜23mからなる伝送路群22が設けられ、各伝送路2
1〜23mはマトリクススイッチ1のm本の入力線のそ
れぞれに、ハイブリッドからなる個別信号接続器111
〜11mを介して接続されている。一方、マトリクスス
イッチ1のn本の出力線のそれぞれは、ハイブリッドで
構成された個別信号検出器121〜12nを介してそれぞ
れ復調器251〜25nに接続されている。復調器251
〜25nは、入力した信号を復調して、n本のベースバ
ンド信号S1〜Snとしてそれぞれ出力するものである。
【0027】次に、この実施例の動作について説明す
る。まず、受信タイムスロット中の動作について説明す
る。
【0028】このマトリクススイッチ1は受信用のもの
であるから、受信タイムスロット中は、発信器3、出力
監視回路4とも動作していない。各伝送路231〜23m
からの信号は、ハイブリッドで構成された個別信号接続
器111〜11mをそのまま通過し、マトリクススイッチ
1に入力する。そして、マトリクススイッチ1によって
多重分離され、各復調器251〜25nに送出され、それ
ぞれの復調器251〜25nで復調されてベースバンド信
号S1〜Snとなる。このとき、ハイブリッドで構成され
た個別信号検出器121〜12nによって、マトリクスス
イッチ1の出力が出力監視回路5にも送られるが、出力
監視回路5は作動していないから出力監視回路5からは
何も出力されない。
【0029】続いて、送信タイムスロット中の動作につ
いて説明する。この動作は、送信も受信もともに行なっ
ていない場合にも当てはまる。
【0030】送信タイムスロット中は、マトリクススイ
ッチ1に関しては空きタイムスロットであって、このマ
トリクススイッチ1は伝送すべき信号の伝送には関与し
ていない。第1の実施例と同様に、スイッチ制御回路4
は空きスロットタイムであることを検出し、発信器3お
よび出力監視回路5を作動させ、さらに個別スイッチ2
のうちのいずれかを選択状態とする。その結果、発信器
3は試験信号を出力し、この試験信号は個別信号接続器
111〜11mを介してマトリクススイッチ1に入力し、
選択された個別スイッチ2を経由して、マトリクススイ
ッチ1から出力し、個別信号検出器121〜12nのいず
れかに入力する。個別信号検出器121〜12nは、検出
した信号を出力監視回路5に送り、適正に信号が検出さ
れていればこのマトリクススイッチ1は正常であると判
断し、適正に検出されなければこの対応する個別スイッ
チ2が故障していてマトリクススイッチ1は不良である
と判断して警報を出力する。一般に、送信タイムスロッ
トの長さは、個別スイッチ2の切換にや信号の検出に要
する時間よりもはるかに長いから、1つの送信タイムス
ロット中において、複数の個別スイッチ2について試験
を行なうことができる。
【0031】次に、本発明の第4の実施例について説明
する。図2はこの実施例のマトリクススイッチの監視装
置の構成を示すブロック図である。
【0032】上述の第3の実施例において、試験信号を
マトリクススイッチに入力させ、出力を検出するため
に、ハイブリッドを用いた個別信号接続器あるいは個別
信号検出器を使用していたが、ハイブリッドでは挿入損
失があるので、ここでは切換スイッチを用いた個別信号
接続器141〜14mおよび個別信号検出器161〜16m
を用いている。第2の実施例で説明したのと同様の理由
により、個別信号接続器141〜14mを信号接続器13
内に格納し、スイッチ制御回路4から信号接続器13に
空きタイムスロットを検出した信号を送出し、各個別信
号接続器141〜14mは、この信号が送られてきている
ときには発信器3を選択し、その他のときには各伝送路
を231〜23mを選択するよう、切り換わるようになっ
ている。個別信号検出器161〜16nも同様に信号検出
器15内に格納され、空きタイムスロットを検出したこ
とによるスイッチ制御回路4からの信号で切り換わるよ
うになっている。この実施例の装置の動作は、空きタイ
ムスロットを検出したことによるスイッチ制御回路4か
らの信号によって、切換スイッチで構成された各個別信
号接続器141〜14mおよび各個別信号検出器161
16nが切り換わることを除けば、上述の第3の実施例
と同様の動作をする。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、空きタイ
ムスロットを利用し、この空きタイムスロット中に、試
験信号をマトリクススイッチに入力し、そのときのマト
リクススイッチの出力信号を監視することにより、伝送
される信号に監視制御信号を重畳させる必要がなくなっ
て伝送信号の情報量や周波数帯域を増加させることがな
くなるという効果があり、また、マトリクススイッチ中
の任意の個別スイッチの試験を事前に行なうことができ
るようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のマトリクススイッチの
監視装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例のマトリクススイッチの
監視装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施例のマトリクススイッチの
監視装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第4の実施例のマトリクススイッチの
監視装置の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の従来のマトリクススイッチの構成を示
すブロック図である。
【図6】TDMA/TDD通信方式におけるタイムスロ
ットを説明する図である。
【符号の説明】
1,31 マトリクススイッチ 2,32 個別スイッチ 3 発信器 4 スイッチ制御回路 5 出力監視回路 111〜11m 個別信号接続器 121〜12n 個別信号検出器 13 信号接続器 141〜14m 個別信号接続器 15 信号検出器 161〜16n 個別信号検出器 20,33 変調装置 211〜21m,341〜34m 変調器 22,35 伝送路群 231〜23m,23n,361〜36n 伝送路 24 復調装置 251〜25n 復調器 S1〜Sm,Sn ベースバンド信号 R1〜Rn 受信信号バースト T1〜Tn 送信信号バースト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空きタイムスロットを有する複数の信号
    が入力される多入力多出力のマトリクススイッチの監視
    方法であって、 前記空きタイムスロットに同期して、試験信号を前記マ
    トリクススイッチに入力し、前記マトリクススイッチの
    出力を監視することによって前記マトリクススイッチの
    故障状態を監視する、マトリクススイッチの監視方法。
  2. 【請求項2】 複数の入力端子と複数の出力端子を有し
    空きタイムスロットを有する複数の信号が入力されるマ
    トリクススイッチを監視するための監視装置であって、 前記マトリクススイッチの入力端子に試験信号を送出す
    る信号注入手段と、 前記マトリクススイッチの出力端子に現われる信号を検
    出する検出手段と、 前記空きタイムスロットを検出し、検出した空きタイム
    スロットに同期して、前記複数の入力端子と前記複数の
    出力端子の中から試験信号を送出すべき入力端子と信号
    を検出すべき出力端子を指定して前記マトリクススイッ
    チを選択状態とし、前記信号注入手段を作動させ、前記
    検出手段で検出された信号を監視して前記マトリクスス
    イッチの故障状態を監視する制御手段とを有する、マト
    リクススイッチの監視装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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