JPH0510238U - 容 器 - Google Patents

容 器

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JPH0510238U
JPH0510238U JP9062491U JP9062491U JPH0510238U JP H0510238 U JPH0510238 U JP H0510238U JP 9062491 U JP9062491 U JP 9062491U JP 9062491 U JP9062491 U JP 9062491U JP H0510238 U JPH0510238 U JP H0510238U
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JP
Japan
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bottom plate
container
partition
side plate
fitting groove
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Pending
Application number
JP9062491U
Other languages
English (en)
Inventor
吉彦 吉川
Original Assignee
株式会社オリエンタル容器工業
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社オリエンタル容器工業 filed Critical 株式会社オリエンタル容器工業
Priority to JP9062491U priority Critical patent/JPH0510238U/ja
Publication of JPH0510238U publication Critical patent/JPH0510238U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 仕切を有する上底容器の提供。 【構成】 内側下方部分に底板嵌合溝16を形成した側
板1と、熱可塑性樹脂シートを型成形で仕切り部21を
突設形成した底板2とからなり、底板の外周部分を前記
嵌合溝に嵌合して上げ底とし、また仕切り部21に接し
て当該収納エリアを囲繞する突条23を形成して、収納
料理液汁が他の収納エリアに滲みでないようにしてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は食品の包装に使用される容器の内特に仕切りを備えた容器に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
寿司、刺身の包装や幕の内弁当等に使用される仕切りを有する容器としては、 容器部分より独立した仕切り部材を別に形成し、容器本体内に前記部材を内置す るものが多用されている。然し別製の仕切り部材を採用した場合、この仕切り部 材の固定が煩雑で手間がかかる。そこで容器本体と一体となっている仕切り部を 有する容器が提案されている。例えば実開昭58−113658号や実公平1− 10356号には、厚肉状の枠部材と、所定の仕切り部を有する薄肉状の容器部 材とを組み合わせた食品用容器が示されており、また特開昭59−152818 号には、熱可塑性樹脂容器の展開板シートに於いて、底板を加熱折り曲げして仕 切り部を設けた後側板部分を起立させると共に溶着して、仕切り付容器を形成す る手段が示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記した仕切り付容器はやや高級感に欠ける。即ち折り箱のような従来品は高 級感をだすため上げ底としているが、展開板シートで形成した仕切り付容器は上 げ底とすることができず、また薄肉状の容器では仮に上げ底にしたとしても、高 級感が発揮されない。 そこで本考案は、上げ底で且つ厚肉の仕切り部を備えた容器を提供せんとした ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る容器は、内側下方部分に底板嵌合溝を形成した側板と、熱可塑性 樹脂シートを型成形で仕切り部を突設形成した底板とからなり、底板の外周部分 を前記嵌合溝に嵌合してなることを特徴とするものである。
【0005】 また底板の周囲部分を突条で囲繞したり、嵌合溝と嵌合する底板周囲部をその 内方より高く形成したり、更には側板の上縁外周部を厚くすると共に、この上縁 外周部と対応する形状の側板を有する薄い樹脂フィルム製の蓋体を付加したこと を特徴とするものである。
【0006】
【作用】
側板と底板の組み合せで容器が形成されると共に、底板仕切り部が容器内の仕 切りとなり、更に底板嵌合溝と側板下縁の間隔分だけ容器は上げ底になる。 また底板周囲に突条を設けたり、嵌合部分を高くすると、仕切り部内に収納し た料理の液汁が他の仕切部内に滲み出すことが防止される。
【0007】
【実施例】
次に本考案の実施例について説明する。 <第一実施例> 図1及び図2に示したのは、本考案の第一実施例で、この第一実施例に係る容 器は、側板1と底板2とからなり、側板1は発泡樹脂シート或は樹脂フイルムに 厚紙、木片、樹脂板のような側板部材を貼着したもので、各側板部11、12、 13、14、を一連に接続し、且つ各側板部の境界はV溝15とし、また下方部 分には底板嵌合溝16を掘穿形成する。底板2は発泡或は非発泡の樹脂シートで 形成されたもので、加熱真空型成形で所望の仕切り部21を設けてなると共に仕 切り部21の直ぐの外周に突条23を形成したものである。
【0008】 而して底板2の外周縁22を側板1の嵌合溝16に嵌合して底板2の外周部分 を側板1で囲繞し、側板1の端縁間を接着(接着剤の使用若しくは部材そのもの の融着)して容器に形成してなる。尚側板1の端縁間を接着に際して、各側板部 間をも接着しても良い。 従って前記容器は、上げ底の容器であり、且つ容器の枠部(側板)及び仕切り 部が厚肉状に形成されているものであり、而も仕切り部21で仕切られた部分に 料理を収納した際に、料理の液汁が他の収納部分に滲んでいくようなことはない 。
【0009】 <第二実施例> 図3及び図4は本考案の第二実施例を示したもので、この第二実施例に係る容 器は、側板1aと底板2aと、蓋体3とで構成され、側板1aは樹脂の押出成形 で形成するもので、特に上縁外周部17を厚く形成し、且つ嵌合溝16aも同様 に押出成形で形成する。勿論前記押出成形後にV溝15aを削設し、11a、1 2a、13a、14aの各側板部を形成する。底板2aは第一実施例のものと同 様に加熱真空成形で仕切り部21aを設けると共に、仕切り部21aの直ぐの外 周部分を高くして、その内方部22aより高い周囲部23aを形成する。また蓋 体3は薄い樹脂フィルムの加熱成形で形成したもので、側板1aの上縁外周部1 7に対応する側面形状を有し、特に側面下縁31は上縁外周部17の下方に入り 込むような形状に形成する。 而して底板2aの周囲部23aを側板1aの嵌合溝16aに密嵌し、側板1a を連結すると容器が形成され、料理を収納した場合、料理の液汁は底板2aの内 方部22aに溜ることになり、他の収納部分に侵入することがない。また蓋体3 を被冠すると、その側面下縁31が側板1aの上縁外周部17の下方に入り込み 、係止状態となるので、蓋体3aが簡単には外れることがない。
【0010】
【考案の効果】
以上の様に本考案は、内側下方部分に底板嵌合溝を形成した側板と、熱可塑性 樹脂シートを型成形で仕切り部を突設形成した底板とで形成した容器で、容器の 各部分が厚肉状であって且つ上げ底容器であるため、従来に無い高級感の有る仕 切り付容器を提供できたものであり、また底板に液体の塞止機能を有せしめたの で、各仕切り部に分けて収納した料理から滲み出る汁が他の料理に混ざることが ない利点をも有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例の分解斜視図である。
【図2】同断面図である。
【図3】本考案の第二実施例の分解斜視図である。
【図4】同断面図である。
【符号の説明】
1,1a 側板 11,12,13,14,11a,12a,13a,1
4a 側板部 15,15a V溝 16,16a 底板嵌合溝 17 上縁外周部 2,2a 底板 21,21a 仕切り部 22 外周縁 23 突条 23a 周囲部 24 内方部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側下方部分に底板嵌合溝を形成した側
    板と、熱可塑性樹脂シートを型成形で仕切り部を突設形
    成した底板とからなり、底板の外周部分を前記嵌合溝に
    嵌合してなることを特徴とする容器。
  2. 【請求項2】 請求項第1項記載の容器に於いて、底板
    周囲部を突条で囲繞してなることを特徴とする容器。
  3. 【請求項3】 請求項第1項記載の容器に於いて、底板
    周囲をその内方部分より高く形成すると共に、高い周囲
    部を側板に於ける底板嵌合溝に嵌合してなることを特徴
    とする容器。
  4. 【請求項4】 請求項第1項乃至第3項記載の容器に於
    いて、上縁部外周対応部分を厚く形成すると共に、前記
    上縁部と対応する形状の側板を有する薄い樹脂フィルム
    製の蓋体を備えたことを特徴とする容器。
JP9062491U 1991-05-17 1991-10-07 容 器 Pending JPH0510238U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9062491U JPH0510238U (ja) 1991-05-17 1991-10-07 容 器

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4470491 1991-05-17
JP3-44704 1991-05-17
JP9062491U JPH0510238U (ja) 1991-05-17 1991-10-07 容 器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0510238U true JPH0510238U (ja) 1993-02-09

Family

ID=26384656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9062491U Pending JPH0510238U (ja) 1991-05-17 1991-10-07 容 器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0510238U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01111806A (ja) * 1987-10-27 1989-04-28 Nippon Steel Corp 鉄鉱石流動層還元装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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