JPH0498474A - バーコード読取り装置およびその検査方法 - Google Patents

バーコード読取り装置およびその検査方法

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JPH0498474A
JPH0498474A JP2212807A JP21280790A JPH0498474A JP H0498474 A JPH0498474 A JP H0498474A JP 2212807 A JP2212807 A JP 2212807A JP 21280790 A JP21280790 A JP 21280790A JP H0498474 A JPH0498474 A JP H0498474A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [概 要〕 バーコードを光学的に読み取るバーコード読取り装置お
よびその検査方法に関し、 製造終了後の出荷調整又は保守点検などにおける動作状
態の整備のための作業の容易化を図ることを目的とし、 バーコードを光学的に読み取り、当該バーコードに対応
したコード信号を出力するバーコード読取り装置におい
て、バーコードを読み取って得られたコード信号が特定
バーコードに対応するか否かを判別するコード判別手段
と、前記コード判別手段によって前記特定バーコードが
判別されたときに、当該バーコード読取り装置の整備の
ための内部処理を実行する内部処理実行手段とを有して
構成される。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、バーコードを光学的に読み取るバーコード読
取り装置およびその検査方法に関する。
近年、各種店舗におけるPOSシステムの導入、及び工
場のFA化が進み、バーコードによる物品の識別が広く
行われている。これにともなって、バーコード読取り装
置の量産性の向上、及び保守(メンテナンス)の容易化
が望まれている。
〔従来の技術〕
例えば、スーパーマーケットなどのPOSシステムの商
品識別手段として用いられる定置式のバーコード読取り
装置は、JIS−XO501などによって規格化された
バーコードをレーザ光で走査して読み取り、バーコード
で表された所定桁の数字を示すコード信号をキャッシュ
レジスタなどの外部装置へ出力するように構成されてい
る。
従来より、バーコード読取り装置においては、信号の伝
送形式の異なる複数種の外部装置との接続が可能なよう
に、複数種の出力インタフェースが組み込まれており、
接続される外部装置に応して、デイツプスイッチなどを
切り換えることによって1個の出力インタフェースを選
択可能となっている。つまり、外部装置に合わせてコー
ド信号の出力形式を変更できるようになっている。これ
により、POSシステムを構成するにあたって、外部装
置の機種の選定(バーコード読取り装置と外部装置との
組み合わせ)の自由度が拡大する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した出力インタフェースの選択は、バーコード読取
り装置を製造工場から出荷する時点、又はバーコード読
取り装置を店舗などに設置して外部装置と接続する時点
で行われる。この際、従来においては、デイツプスイッ
チなどを切り換えるために、バーコード読取り装置の外
装カバーを取り外して電気回路部を露出させる必要があ
り、作業に多くの労力と時間を要するという問題があっ
た。
また、一般にバーコード読取り装置では、各部の経年変
化の内で、レーザ光源の劣化が読み取り性能に大きく影
響する。したがって、メンテナンスに際しては、レーザ
光源の交換の要否を判断しなければならない、そこで、
従来、サービスマンは、支持体(読み取り台)からバー
コード読取り装置を取り外してレーザ出力を測定してい
た。
つまり、従来においては、メンテナンス時の作業にも多
くの労力と時間を要するという問題があった。
本発明は、上述の問題に鑑み、製造終了後の出荷調整又
は保守点検などにおける動作状態の整備のための作業の
容易化を図ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上述の課題を解決するため、請求項1の発明に係る装置
は、第1図の示すように、バーコードを読み取って得ら
れたコード信号DIが特定バーコード71に対応するか
否かを判別するコード判別手段33と、前記コード判別
手段33によって前記特定バーコード71が判別された
ときに、当該バーコード読取り装置1の整備のための内
部処理を実行する内部処理実行手段34とを有してなる
請求項2の発明に係る装置は、第1図の示すように、前
記コード判別手段33によって特定バーコード71が判
別されたときに、出力インタフェース35〜39の内の
当該特定バーコード71に対応した1個の出力インタフ
ェース35を選択するインタフェース選択手段34とを
有してなる。
請求項3の発明に係る検査方法は、特定情報を示すバー
コードの寸法を許容限界値としたテスト用バーコード7
2を読み取らせ、前記特定情報の読み取りの成否によっ
て前記光源21の良否を判別する。
〔作 用〕
コード判別手段33によって、コード信号D1が特定バ
ーコード71に対応するか否かが判別される。
読み取ったバーコードが特定バーコード71と判別され
ると、内部処理実行手段34によってバーコード読取り
装置1の整備のための内部処理が実行される。また、イ
ンタフェース選択手段34によって出力インタフェース
35〜39の内の特定バーコード7(に対応した1個の
出力インタフェース35が選択される。
特定情報を示すバーコードの寸法を許容限界値としたテ
スト用バーコード72から特定情報が正しく読み取られ
たならば、読み取りの分解能が許容範囲内であり、光源
21は良好と判別できる。特定情報が正しく読み取れな
いならば、読み取りの分解能が低下しているので、光源
21は不良と判別できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明に係るバーコードリーダ1の構成を示す
ブロック図である。
バーコードリーダlは、各部に駆動電力を供給する電源
部10、光学系20、及び信号処理部30などから構成
され、コネクタ40及びケーブル3を介して外部装置と
してのレジスタ2(キャッシュレジスタ)と接続されて
いる。
光学系20は、He−Neレーザ光を射出するレーザチ
ューブ21、レーザ光を偏向するポリゴンミラーなどか
らなる走査部22、及び光電変換部23から構成されて
いる。また、信号処理部30は、A/D変換部31、復
調部32、及び、本発明に特有の特定コード制御部33
と外部出力部34とから構成されている。
そして、外部出力部34は、出力インタフェースとして
互いに信号出力形式の異なる5個のインタフェース35
〜39を択一的に切り換え可能となっている。すなわち
、インタフェース35〜39の信号出力形式は、それぞ
れ汎用シリアル出力、通信用R3232C出力、汎用パ
ラレル出力、特定機種用マルチ出力、特定機種用パラレ
ル出力とされ、レジスタ2の信号入力形式に合わせて選
択される。
以上のように構成されたバーコードリーダ1の通常の読
み取り動作を説明する。
バーコードを付した商品がホログラムウィンドウ(読取
り窓)60の上方を通過すると、走査部22によってバ
ーコードが走査され、バーコードからの反射光が充電変
換部23に入射する。光電変換部23はバーコードの白
黒レベルに応した反射光をアナログ信号SOに変換する
。アナログ信号SOはA/D変換部31により2値化さ
れ、パルスデータDOとなって復調部32に加えられる
復調部32は、パルスデータDOのパルス幅及びパルス
間隔を検知し、検知結果からバーコードで示された所定
桁数の各桁の数値を判別する。そして、読み取りチエツ
ク処理(誤読防止処理)として、判別した数値を基に、
例えば「モジュラス10」と呼ばれる賞出法によって求
めた数値とチエツクデジット(右端の第1番目の桁)の
数値とを比較する。これらの数値が一致すれば、表示部
50に対してバーコードの読み取りの成功を表示させ、
一致しなければ、表示部50に対してバーコードの読み
取りの失敗を表示させる。なお、表示部50は、読み取
りの成功を例えば緑色のランプの点灯と信号音により表
示し、読み取りの失敗を例えば赤色のランプの点灯と信
号音により表示する。
また、復調部32は、読み取りに成功したときは、判別
した各桁の数値をコード信号DIとして出力し、二のコ
ード信号D1は外部出力部34を介してレジスタ2へ送
られる。
一方、レジスタ2は、コネクタ2Cを介して入力された
コード信号D1から商品の品目(アイテム)を判別し、
図外の集中管理装置(ストアコントローラ)に対して、
その品目の価格を照会する。そして、ストアコントロー
ラから価格データが送られると、デイスプレィ2aに価
格を表示するとともに、プリンタ2bにより品目及び価
格を印刷する。なお、バーコードに価格を示す情報が含
まれる場合もある。
次に、バーコードリーダ1におけるインタフェース35
〜39の選択について説明する。
上述の説明では、バーコードリーダIは、レジスタ2と
接続されているものとしたが、バーコードリーダ1の製
造段階では、接続される外部装置が特定されているとは
限らない、したがって、外部装置が特定された時点で、
外部装置に適合するインタフェース35〜39を選択す
る必要がある。
このようなインタフェース35〜39の選択を行う場合
、バーコードリーダ1では、選択すべきインタフェース
35〜39を示す情報を含んだ特定のバーコード71を
用いる。
すなわち、オペレータは、通常のバーコードの読み取り
時と同様に、バーコード71をホロウィンドウ60の上
方に配してバーコード71を読み取らせる。
特定コード制御部33は、復調部32から出力されるコ
ード信号1と内部に予め記憶されている特定コードとの
比較により、読み取ったバーコードが特定のバーコード
71であるか否かを判別し、特定のバーコード71であ
る場合には、外部出力部34に対してインタフェース3
5〜39の選択を指示する。
これを受けて外部出力部34は、バーコード71に応じ
て、インタフェース35〜39の内のいずれかを選択す
る0例えば、バーコード71がインタフェース35に対
応する場合には、外部出力部34はインタフェース35
を選択する。
つまり、バーコードリーダ1には5個のインタフェース
35〜39が設けられているので、外部出力形式の選択
のために各インタフェース35〜39に対応した5種の
バーコード71が用意され、選択すべきインタフェース
35〜39に応じて、所定のバーコード71が用いられ
る。
なお、バーコード71は、チエツクデジットの数値が、
「モジュラス10」による算出値に「1」を加えた値と
され、これにより、特定コード制御部33はバーコード
71を通常の商品識別用のバーコードと異なる内部処理
用(インタフェースの選択処理用)のバーコードとして
識別する。
また、外部出力部34におけるインタフェース35〜3
9の選択は、不揮発性メモリからなるメモリスイッチの
記憶内容を選択に応じて書き換えることにより行われる
外部出力部34にてインタフェース35〜39の選択が
完了すると、表示部50において、新たに選択されたイ
ンタフェース35〜39に応じた信号音の発生又はラン
プの点滅が行われる。また、レジスタ2などの外部装置
が接続されている場合には、新たに選択されたインタフ
ェース35〜39を示すコード信号D1が外部装置に出
力される。これにより、オペレータは、表示部50又は
レジスタ2のデイスプレィ2aによって、どのインタフ
ェース35〜39が選択されているかを確認することが
できる。
以上のように、バーコードリーダ1では、外装カバーを
取り外すことなく、バーコード71を読み取らせるだけ
で、インタフェース35〜39を切り換えることができ
る。つまり、バーコードリーダlをその使用環境に適合
させる整備のための作業が簡便である。
続いて、本実施例のバーコードリーダ】の検査方法を説
明する。
第2図はA/D変換部31の動作を示す図である。
一般に、バーコード読取り装置においては、その使用時
間が長くなると読み取りに失敗することが若干多くなる
。この原因としては、まず読取り君の汚れが挙げられ、
つぎにレーザ光源の劣化によるレーザ光量の低下が挙げ
られる。
そこで、バーコードリーダ1のメンテナンスにおいては
、まず、ホロウィンドウ60の表面を清掃し、その後に
レーザチューブ21に主眼をおいた検査を行う。
周知のように、JIS−XO501では、バーコードの
寸法として、基準値(モジュール寸法は0゜33mm)
に対して0.8〜2倍の範囲で縮小又は拡大した値が規
格化されており、倍率に応じてバー幅やバー間隔の許容
差が定められている0例えば、倍率0.8の場合には、
モジュール寸法は0.264mmとなり、1〜4個のモ
ジュールからなる1本のバーの幅の許容差は±0.03
5mmとされている。
バーコードリーダ1において、復調部32は、読み取る
バーコードの寸法が許容範囲内であれば、パルスデータ
DOから確実にコード情報を識別できるように構成され
ている。
そこで、バーコードリーダ1の検査として、第2図(a
)に示される黒バー72a及び白バー72bの各部の寸
法を規格の許容限界値としたテスト用のバーコード72
を読み取らせる。なお、バーコード72の表す情報は任
意に定めることができる。ここでは例えば13桁の数字
を表すものとする。また、バーコード72は、印刷では
困難である高精度の寸法を得るとともに経年変化を抑え
るため、鏡面仕上げのステンレス板をフォトリソグラフ
ィ法を用いてエツチングすることによって設けられてい
る。すなわち、エツチングにより粗面(乱反射面)とさ
れた部分が黒バー72aに相当し、鏡面のまま残された
部分が白バー72bに相当する。
このようなバーコード72が走査されると、充電変換部
23から黒バー72a及び白バー72bに応して第2図
(b)に示したアナログ信号SOが出力される。このと
き、レーザチューブ21の出力が正常であれば、図に実
線で示されるようにアナログ信号SOは所定のダイナミ
ックレンジをもつ信号となる。ところが、レーザチュー
ブ21の出力が低下するにつれて、図に破線で示される
ようにアナログ信号SOの信号レベルが下がり、ダイナ
ミックレンジも狭くなる。
A/D変換部31においては、所定の闇値レベルthを
境としてアナログ信号SOが2値化されるので、レーザ
チューブ21の出力が正常であれば、第2図(c1)に
示されるように、黒バー72a及び白バー72bのバー
幅に対応したパルス幅をもつパルスデータDOが出力さ
れてバーコード72の読み取りに成功するが、レーザチ
ューブ21の出力がある程度以下まで低下すれば、第2
図(C2)に示されるように、バーコード72に対応し
ないパルスデータDoが出力されて読み取りが失敗する
ことになる。
したがって、オペレータ(サービスマンまたはユーザー
)は、表示部50によってバーコード72の読み取りの
成否を確認することにより、レーザチューブ21がその
交換を要するほどに劣化しているか否かを知ることがで
きる。
以上の検査方法によれば、店舗のキャッシングカウンタ
などの支持体からバーコードリーダlを取り外すことな
く、バーコード72を読み取らせるだけで、レーザチュ
ーブ21の良否を確認するこ、とができる、つまり、バ
ーコードリーダ1のメンテナンス作業が簡便となる。
上述の実施例によれば、外部出力形式の選択のためにデ
イツプスイッチなどの機構部品を設ける必要がないので
、外部出力部34のLSI化が可能であり、信号処理部
30の小型化を図ることができる。
上述の実施例において、インタフェース35〜39の選
択を終えた後、バーコードリーダlの動作状態を通常の
読み取り状態に復帰させるために、復帰用のバーコード
を読み取らせ、特定コード制御部33に復帰用のバーコ
ードを判別させるようにしてもよい、また、インタフェ
ース35〜39の選択後、所定時間が経過すれば通常の
読み取り状態に復帰させるようにしてもよい。
上述の実施例においては、バーコード71を読み取った
ときに、インタフェース35〜39の選択を行うように
したが、バーコードリーダlの整備のための内部処理と
して、他に例えば、A/D変換部31の閾値レベルth
の調整、表示部50の信号音の大小設定、復調部32の
識別論理のチエツクなどを行うようにしてもよい。
また、レーザチューブ21のチエツク処理を実行させる
ようにしてもよい、その場合には、第1の特定バーコー
ドを特定コード制御部33にて判別させて復調部32を
テストモードに切り換えるようにし、第2の特定バーコ
ードを走査したときのパルスデータDOと予め記憶させ
た基準データとのパルス幅の差をコード信号D1として
出力させることができる。
これによれば、レジスタ2のデイスプレィ2aにより、
レーザチューブ21の劣化の度合いを数値によって知る
ことが可能となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、製造終了後の出荷調整又は保守点検な
どにおける動作状態の整備のための作業の容易化を図る
ことができる。
請求項2の発明によれば、外部への信号出力形式の切り
換え作業が容易となる。
請求項3の発明によれば、光源の良否を容易に確認する
ことができる。
示すブロック図、 第2図はA/D変換部の動作を示す図である。
図において、 1はバーコードリーダ(バーコード読取り装置)、21
はレーザチューブ(光源)、 33は特定コード制御部(コード判別手段)、34は外
部出力部(内部処理実行手段、インタフェース選択手段
)、 35〜39はインタフェース(出力インタフェース)、 71はバーコード(特定バーコード)、72はバーコー
ド(テスト用バーコード)、Dlはコード信号である。
【図面の簡単な説明】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)バーコードを光学的に読み取り、当該バーコード
    に対応したコード信号(D1)を出力するバーコード読
    取り装置(1)において、 バーコードを読み取って得られたコード信号(D1)が
    特定バーコード(71)に対応するか否かを判別するコ
    ード判別手段(33)と、前記コード判別手段(33)
    によって前記特定バーコード(71)が判別されたとき
    に、当該バーコード読取り装置(1)の整備のための内
    部処理を実行する内部処理実行手段(34)とを有し てなることを特徴とするバーコード読取り装置。
  2. (2)バーコードを光学的に読み取り、当該バーコード
    に対応したコード信号(D1)を出力するバーコード読
    取り装置(1)において、 前記コード信号(D1)を外部に出力するための複数の
    出力インタフェース(35)〜(39)と、 バーコードを読み取って得られたコード信号(D1)が
    特定バーコード(71)に対応するか否かを判別するコ
    ード判別手段(33)と、前記コード判別手段(33)
    によって前記特定バーコード(71)が判別されたとき
    に、前記出力インタフェース(35)〜(39)の内の
    当該特定バーコード(71)に対応した1個の出力イン
    タフェース(35)を選択するインタフェース選択手段
    (34)とを有し てなることを特徴とするバーコード読取り装置。
  3. (3)バーコードを読み取るための光源(21)を有し
    たバーコード読取り装置(1)の検査方法であって、 特定情報を示すバーコードの寸法を許容限界値としたテ
    スト用バーコード(72)を読み取らせ、前記特定情報
    の読み取りの成否によって前記光源(21)の良否を判
    別する ことを特徴とするバーコード読取り装置の検査方法。
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