JPH0496978A - 金属箔含有水性塗料組成物 - Google Patents

金属箔含有水性塗料組成物

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JPH0496978A
JPH0496978A JP2213194A JP21319490A JPH0496978A JP H0496978 A JPH0496978 A JP H0496978A JP 2213194 A JP2213194 A JP 2213194A JP 21319490 A JP21319490 A JP 21319490A JP H0496978 A JPH0496978 A JP H0496978A
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JP
Japan
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weight
parts
phosphate
phosphorus
compound
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JP2213194A
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English (en)
Inventor
Takehiro Saito
斎藤 武宏
Goro Nagao
五郎 長尾
Teruaki Kuwajima
桑島 輝昭
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Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金属箔含有水性塗料組成物に関し、特に塗装工
程におけるサーキュレーションに対する耐性に優れ、ガ
スを発生することかなく、耐変色性に優れた金属箔含有
水性塗料組成物に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕金属顔
料、特に粉末化あるいはフレーク化したアルミニウムを
塗料組成物中に配合して、光沢のある仕上げをすること
が知られている。従来、このようなメタリック塗料は揮
発性溶媒をベースにしたものが多い。しかしながら、揮
発性溶媒を使用した場合には環境汚染等の問題があるた
め、最近分散媒として水を使用することか提案されてい
る。
しかしながら、分散媒として水を用いる水性塗料中に金
属顔料を配合した場合、水と金属か反応して水素が発生
し、ひどい場合には爆発を起こす危険性かある。この問
題は自動車工業において使用される塗料において通常行
われるように、紛糾組成物を密閉容器内に長期間貯蔵す
る場合に特に顧著に認められる。
一方、金属顔料を含有する塗料の塗装ラインにおいては
、通常、金属顔料か沈殿するのを防止するために、プラ
ンジャーポンプなとを用いて塗料を循環(サーキュレー
ション)させて使用している。しかしながら、この循環
時に金属顔料が折れ曲がったり変形したりして、この部
分て塗料の金属光沢の低下あるいは黒色化を引き起こす
という問題かある。さらに金属顔料を含有する塗料は、
サーキュレーション後は、塗膜の光学的異方性(フリッ
プ・フロップ性)か変化しやすいという問題もある。
このような金属箔含有水性箇料の問題を解決するために
、特開昭58−168670号は特定の有機リン酸エス
テルによって金属顔料を処理して表面を疎水性にして安
定化する方法を開示している。しかしなから、この方法
によれば、顔料の凝集が起こり易く、塗膜の平滑性か悪
くなり、さらに接着性などが悪化するという問題がある
。これを改良するために界面活性剤を多量に配合するこ
とか行われているが、今度は逆に耐水性か悪くなるとい
う問題を生じる。しかも、この有機リン酸エステル処理
による水性塗料用金属顔料は、折損したり、折れ曲がっ
たりすると処理効果が著しく低下するため、肉厚の金属
顔料を用いる必要があり、このため金属顔料が沈殿しや
すいという問題もある。
また特開昭64−54070号は、特定の厚さ及び粒子
径を有する耐サーキュレーション性に優れた塗料用アル
ミフレーク顔料を開示し、さらに特開平2107377
号は、特定の形状、厚さ及び粒子径を有する金属粉末を
被塗膜形成樹脂固形分に対して特定量含有してなるメタ
リック塗料を開示している。
しかしながら上記塗料用アルミフレーク顔料を用いた塗
料及び金属粉末を含有する塗料は、耐す−キュレーシ性
に優れるものであるか、通常の油性塗料として使用する
ものであり、水性塗料については何ら検討されてはいな
い。また有機リン酸エステル処理については何ら記載さ
れていない。
したかって本発明の目的は、サーキュレーション等によ
る金属光沢の低下、あるいは黒色化等がなく、フリップ
・フロップ性の変化か少ないとともに、耐水性に優れ、
ガスを発生することのない金属箔含有水性塗料組成物を
提供することである。
〔課題を解決するだめの手段〕
上記課題に鑑み鋭意研究の結果、本発明者らは、特定の
大きさ及び形状を有する鱗片状金属粉末をリン含有有機
化合物で処理してなる金属顔料を含有する金属箔含有水
性塗料組成物は、サーキュレーション等による金属光沢
の低下、あるいは黒色化等がなく、フリップ・フロップ
性の変化が少ないとともに、耐水性に優れ、ガスを発生
することがないことを見出し、本発明に想到した。
すなわち本発明の金属箔含有水性塗料組成物は、厚さ0
.6〜3um、粒径5〜48IJfIlの鱗片状金属粉
末100重量部に対して、リン含有有機化合物0.5〜
200重量部を被覆してなる金属顔料を含有することを
特徴とする。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明において、リン含有有機化合物としては、例えば
、下記−散大(1)乃至(3)で表されるものが挙げら
れる。
(式中、rは0〜20の整数を示し、R2は炭素数6〜
24のアルキル置換基もしくは炭素数6〜24のアルケ
ニル置換基を一つ以上含む了り−ル基を示し、Aは炭素
数2〜4のアルキレン基を示し、R1及びR7は同一で
あっても異なっていてもよく、水素原子、アルキル基、
アルケニル基、アリール基又はR3−(OA)、  (
ここで、R,、A及びrは上述したものと同様)を示す
。) (式中、lはO又は1mは1〜4の整数を示し、R4は
m価の脂肪族、脂環族又は芳香族の炭化水素基を示し、
R5、RIG及びR11は、水素原子又は炭素数1〜2
4の脂肪族、脂環族又は芳香族炭化水素基(同一であっ
ても異なっていてもよい)を示し、R6、R7、R3及
びR8は、水素原子、炭素数1〜3の脂肪族炭化水素基
又は炭素数6又は7の芳香族炭化水素基(同一であって
も異なっていてもよい)を示す。) (式中、nは0.1又は2てあり、pは1〜3の整数て
あり、かつn+p=3てあり、qは0又はlを示し、R
12、R17、Rzは、水素原子又は炭素数1〜24の
脂肪族、脂環族又は芳香族炭化水素基(同一であっても
異なっていてもよい)を示し、Rza、R14、RI6
及びR16は、水素原子、炭素数1〜3の脂肪族炭化水
素基又は炭素数6又は7の芳香族炭化水素基(同一であ
っても異なっていてもよい)を示す。) これらのリン含有有機化合物の中では、一般式(2)及
び(3)で表されるものか好ましい。
上記一般式(1)で表されるリン含有有機化合物として
は、例えばヘキシルホスフェート、デシルホスフェート
、ウンデシルホスフェート、ラウリルホスフェート、ト
リデシルホスフェート、ミリスチルホスフェート、ペン
タデシルホスフェート、ノナデシルホスフェート、エイ
コシルホスフェート、ヘンエイコシルホスフェート、ト
コシルホスフェート、トコシルホスフェート、テトラコ
シルホスフェート、2−メチル−7−エチル−4−ウン
デシルホスフェート、2.6.8− トリメチルノニル
ホスフェート、4−ドデシニルホスフエート、シス−9
オクタデシニルホスフエート、3−メチル−2−ノニル
ホスフェート、5,9−ジメチル−2−デシニルホスフ
ェート、オクチルフェニルホスフェート、ノニルフェニ
ルホスフェート、ドデシルフェニルホスフェート、及び
これらのエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、
ブチレンオキサイド付加物、及びそれらの塩基性物質に
よる中和物等が挙げられる。
また上記一般式(2)で表される化合物は、例えば下記
反応式(A)・ (a、          (b) により合成することかできる。たたし、式中、R4、R
6、R7、R8、R9、RIONRll及びmは前記一
般式(2)と同定義である。なおこの例では一般式(2
)のR5は水素原子てあり、A=1である。また、(a
)及び(b)はそれぞれ原料となる化合物を示す。
上記反応式(A)における原料化合物(a)は、置換基
を有していてもよいオキサゾリン環を1つ以上持つ化合
物であり、市販品を用いても、公知の方法、例えば相当
するカルボン酸と2−ヒドロキシエチルアミン化合物と
の縮合反応等により調製したものを用いてもよい。
このような化合物(a)としては、例えば2−メチル2
−オキサブリン、2−エチル−2−オキサゾリン、2−
n−プロピル−2−オキサゾリン、2−イソブチル−2
オキサゾリン、2−n−オクチル−2−オキサシリン、
2−ラウリル−2−オキサシリン、2−シクロヘキシル
2−オキサシリン、5,5−ジメチル−2−オキサシリ
ン、2.2−テトラメチレンビス−(4,4−ジメチル
−2オキサゾリン)等の脂肪族又は脂環式基を有するオ
キサゾリン化合物;2−フェニル−2−オキサシリン、
2,5−ジフェニル−2−オキサゾリン、5−フェニル
−2−オキサシリン、2.2−m−フェニレンビス−2
−オキサシリン、2.2’−p−フェニレンビス−2オ
キサゾリン等の芳香族基を有するオキサゾリン化合物等
か挙げられる。
また上記反応式(A>における原料化合物(b)は、1
つのリン酸性水酸基を持つリン酸もしくはリン酸エステ
ル化合物で市販品を用いても、公知の方法、例えばリン
酸のエステル化反応により調製したものを用いてもよい
このような化合物(b)としては、例えばシーブチルホ
スフェート、ジ−ヘキシルホスフェート、ジヘプチルホ
スフェート、ジ−オクチルホスフェート、ジ−ラウリル
ホスフェ−1・、ジ−フェニルホスフェート、ジ−ノニ
ルホスフェート、シーペンシルホスフェート等のリン酸
エステル等か挙げられる。
上記化学反応式(A)は公知であり、化合物(a)と(
b)を、(alのオキサゾリン基1モル当量に対して、
化合物(b)のリン酸性水酸基を1モル当量以上の比、
好ましくは]:1−1:10の比となるように配合して
、反応させるのか好ましい。反応は溶媒中もしくは無溶
媒で、室温以上、好ましくは50〜120°Cの加温下
て行う。また反応は酸価を測定することにより容易に追
跡することかできるが、1o分以上、好ましくは10〜
120分で完了する。なお、上記溶媒としては、例えば
トルエン、キシレン、クロロホルム、ジオキサン等が用
いられ、必要によりパラトルエンスルホン酸のような強
酸等の触媒を添加することもできる。
また−散大(2)で表される化合物は、下記反応式・(
B) (c)             (4)によっても合
成することができる。ただし、式中、Xはハロゲン原子
であり、R4〜R1□、l及びm1nt。
前記−散大(2)と同定義である。なお、(C)及び(
d)は原料となる化合物を示す。
上記反応式(B)における原料化合物(C)は、分子中
に1つ以上のハロゲン化アシル基を有するもてあり、市
販品でも、公知の方法、例えば相当するカルボン酸類の
ハロゲン化剤、例えば塩化チオニル、五臭化リン等によ
る酸ハロゲン化による合成品であっでもよい。
このような化合物(C)としては、例えばn−ブチリル
クロライド、n−オフチリルクロライド、ラウリル酸ク
ロライド、ベンゾイルクロライド、l−ブチリルクロラ
イド、1−バレロイルクロライド、n−ノ\レロイルク
口ライト、n−カプロイルクロライド、エナンチルクロ
ライド、2−エチルヘキサノイルクロライド、n−カプ
リルクロライド、n−ドデカノイルクロライド、ベンゾ
イルクロライド等か挙げられる。
また上記化学反応式(B)における原料化合物(d)は
、少なくとも1つ以上の水素原子を有するアミノ基を持
つリン酸、リン酸エステル、亜リン酸もしくは亜リン酸
エステル化合物であり、市販品を用いてもよいが、特開
平2−6561号に記載されている方法、例えば1.3
.2−ジオキサホスホランのアミンによる開環により合
成する方法、アミノアルコールをリン酸もしくは亜リン
酸化合物でエステル化する方法、またはビニルホスフェ
ートとアミンのマイケル付加を利用する方法等により調
製することがてきる。
このような化合物(d)としては、例えばモノ−2ラウ
リルアミノエチルホスフエート、2−(ドデシルアミノ
エチル)・オクチルホスフェート、2−ステアリルアミ
ノエチル・ブチルホスフェート、2(n−ブチルアミノ
)エチル・p−ノニルフェニルホスフェート等のアミノ
リン酸エステル(l−1);2−(ドデシルアミノ)エ
チル亜リン酸等のアミノ亜リン酸(A=O);2−(ド
デシルアミノ)エチル亜リン酸のモノオクチルエステル
、2−(n−ブチルアミノ)エチル亜リン酸のモノステ
アリルエステル、2−(ステアリルアミノ)エチル亜リ
ン酸のモノ−ローブチルエステル、2−(オクチルアミ
ノ)エチル亜リン酸のモノ2−(り四ロエチル)エステ
ル等のアミノ亜リン酸エステル(A = O)等か挙げ
られる。
上記化学反応式(B)は公知であり、化合物(C)1モ
ルに対して化合物(d)をmモル用いて反応を行う。
上記反応は溶媒中で、通常−50°C〜室温にて10分
から5時間て完結する。反応により生成する塩酸のトラ
ップ剤として例えばトリエチルアミン等の有機アミンを
添加してもよい。使用される溶媒としては、例えばテト
ラヒドロフラン、ジオキサン、トルエン等が挙げられる
。溶媒の使用量は、化合物(C)1重量部に対して通常
0.1〜100重量部程重量部−好ましくは0.5〜1
0重量部である。溶媒の使用量が0.1重量部未満では
反応時の攪拌が不十分となり、また100重量部を越え
ると反応の進行が遅くなり好ましくない。
一方上記一般式(3)で表される化合物は、例えば下記
反応式(C): (e)            (r)により合成する
ことかできる。ただし、式中、R12、R12、RI4
 、RIS 、RIS、Rls 、n及びpは前記−散
大(3)と同定義である。なおこの例では、散大(2)
のR1□は水素原子であり、q=1である。
また、(e)及び(f)は原料となる化合物を示す。)
上記反応式(C)における原料化合物(e)は、置換基
を有していてもよいオキサプリン環を1つ持つ化合物で
あり、市販品を用いても、公知の方法、例えばカルボン
酸と2−ヒドロキシエチルアミン化合物との縮合反応等
により調製したものを用いてもよい。
このような化合物(e)としては、例えば2−メチル2
−オキサゾリン、2−エチル−2−オキサシリン、2−
n−プロピル−2−オキサシリン、2−イソブチル−2
オキサゾリン、2−n−才クチル−2−オキサゾリン、
2−ラウリル−2−オキサシリン、2−シクロヘキシル
2−オキサシリン、5,5−ジメチル−2−オキサゾリ
ン等の脂肪族又は脂環式基を有するオキサゾリン化合物
:2−フェニル−2−オキサシリン、2.5−ジフェニ
ル−2−オキサシリン、5−フェニル−2−オキサシリ
ン等の芳香族基を有するオキサゾリン化合物等が挙げら
れる。
上記反応式(C)における原料化合物(f)は、1つ以
上のリン酸性水酸基を持つリン酸もしくはリン酸エステ
ル化合物で、市販品を用いても、公知の方法、例えば相
当するリン酸のエステル化反応により調製したものを用
いてもよい。
このような化合物(f)としては、例えばオルトリン酸
、あるいはモノ又はジ−ブチルホスフェート、モノ又は
ジ−ヘキシルホスフェート、モノ又はジ−ヘプチルホス
フェート、モノ又はジ−オクチルホスフェート、モノ又
はジ−フェニルホスフェート、モノ又はジ−ノニルホス
フェート、モノ又はジ−ベンジルホスフェート等のリン
酸エステル等が挙げられる。
上記化学反応式(C)は公知であり、化合物telとげ
)との反応は、上述の化学反応式(A)の場合と同様の
条件により行うことかできる。
さらに、上記一般式(3)で表されるリン含有有機化合
物は、下記反応式(D)・ (g) (h) に従って合成してもよい。ただし、式中、R12〜R+
s 、 n、 pは一般式(3)と同定義であり、一般
式(3)中のq=lである。なお、(9及び(Jl)は
原料となる化合物を示す。
上記化学反応式(D)における原料化合物(gは、市販
品又は公知の方法、例えば相当する酸ハロゲン化物と2
−ヒドロキシエチルアミン化合物との反応により得られ
る合成品であってもよい。
このような化合物(g)としては、例えば、N−(2ヒ
ドロキシエチル)プロピオンアミド、N−(2−ヒドロ
キシエチル)オクチルアミド、N−(2−ヒドロキシエ
チル)ラウリルアミド、N−メチル−N−(2−ヒドロ
キシエチル)プロピオンアミド、N−(2−ヒドロキシ
ブチル)ラウリルアミド等が挙げられる。
また化学反応式(D)における原料化合物(5)は、前
記化学反応式(C)で用いた(flと同様のものを用い
ることかできる。上記化学反応式(D)で表される反応
は、−射的なリン酸のエステル化反応であり、ヒドロキ
シアミド化合物(g)をpモルとp個の遊離水酸基をも
つリン酸化合物おを1モル反応させるものである。反応
は通常溶媒中で脱水しながら行い、反応温度は100〜
250°C1好ましくは150〜200°Cで、反応時
間は30分〜10時間、好ましくは1〜3時間である。
上記溶媒としては例えばトルエン、キシレン等か挙げら
れる。
本発明において鱗片状金属粉末としては、アルミニウム
、ゴールドブロンズ、金、ステンレススチール、ニッケ
ル、亜鉛、錫、クロム、鉛及びビスマス等及びこれらの
合金等を用いることかできる。これらのうちでは特にア
ルミニウムか好ましい。
また鱗片状金属粉末の形状は、厚さ0.6〜311yl
、粒径5〜48IInである。鱗片状金属粉末の厚さか
0゜6庫未満では、サーキュレーションにより変形しや
すく、塗膜のフリップ・フロップ性の変化も大きい。一
方3μsを越えると重すぎてサーキュレーションの際に
沈殿しやすくなり、さらに配合性か不良となる。また粒
径については5jInのものが多くなると、個々の粒子
が動きやすく、一方48IJfrIを越えるものが多(
なると、とサーキュレーションにより変形しやすくなり
、さらに塗膜の光沢か低下する。なお、粒径の上記範囲
は、全体の90%以上かその範囲内に入るものとして定
義したものである。
このような形状の鱗片状金属粉末とするには、例えば金
属粉末を溶剤、粉砕助剤等とともにホルミル等に投入し
、スチールボール等とともに、1〜10時間ボールミル
粉砕すればよい。上記溶剤としてはミネラルスピリット
、ソルベントナフサ等か通常用いられ、また粉砕助剤と
しては不飽和脂肪酸、脂肪酸、脂肪族アミン等が一般的
である。
なお、鱗片状金属粉末の厚さ及び粒径は、上記粉砕の条
件を種々に変更することにより、調製することかできる
本発明の金属箔含有水性塗料組成物を構成する金属顔料
は、上述したような鱗片状金属粉末にリン含有有機化合
物を被覆したものである。鱗片状金属粉末とリン含有有
機化合物との配合割合は、後述するリン含有有機化合物
の配合形態により適宜設定することかできるか、通常鱗
片状金属粉末100重量部(乾燥重量)に対して、リン
含有有機化合物0.5〜200重量部、好ましくは1〜
100重量部である。リン含有有機化合物の配合量か0
.5重量部未満では性能の優れた金属顔料か得られず、
また200重量部を越えてもそれに見合う効果の向上か
得られない。
また上述のような割合で鱗片状金属粉末と、リン含有有
機化合物とを含有してなる金属顔料の製造方法は、鱗片
状金属粉末の表面にリン含有有機化合物の皮膜か形成さ
れるものであれは特に制限はなく、種々の態様によるこ
とかできる。
例えば、上述したような鱗片状金属粉末(通常金属と溶
剤とを含むペースト)の製造時に、ホールミル等で粉砕
する際に種々の溶剤あるいは粉砕助剤とともにあるいは
単独でリン含有有機化合物を配合すればよい。また粉砕
後得られた鱗片状金属粉末(通常金属と溶剤とを含むペ
ースト)にリン含有有機化合物を配合してもよい。さら
には、金属類のペーストから溶剤、粉砕助剤等を除去し
た後、リン含有有機化合物を配合してもよい。
本発明においては、上記金属顔料を水性塗料中に配合し
て金属箔含有水性塗料組成物とする。
本発明の金属箔含有水性塗料組成物中で使用される皮膜
形成性重合体としては、塗料の分野で通常使用される広
範囲の重合体、例えば水性層に溶解または分散するアク
リル型付加重合体を用いることがてきる。これらの重合
体は通常酸性基をアンモニアまたはアミンで中和して塩
とすることにより水溶性となる。また塗膜形成性重合体
は縮合重合体、例えばポリエステル又はアルキド樹脂で
あってもよく、この重合体も必要に応してアンモニアあ
るいはアミンにより中和して使用することができる。
金属顔料は上記塗膜形成性重合体200重量部に対して
、100重量部以下程度まで、より好ましくは1〜50
重量部配合することかできる。
本発明の金属箔含有水性塗料組成物は、さらに水性塗料
組成物の調製の際に通常使用される他の成分、例えば非
金属顔料、架橋剤、増粘剤、及び充填剤等を適量含有す
ることができる。
本発明の金属箔含有水性塗料組成物は、上述したような
金属顔料と、塗膜形成性重合体と、必要に応じて添加さ
れる各種添加剤とを水性分散媒中に分散させることによ
り得ることかできる。
このような本発明の水性塗料は、霧化塗装により被塗装
物に塗布するのが好ましい。本発明の水性塗料は、被塗
物に直接塗装しても、また下塗りの上からあるいは下塗
り中塗りの上から塗装してもよい。さらに上記塗装後、
本発明の水性塗料の上にクリヤー塗料をウェットオンウ
ェット又は乾燥後、塗り重ねてもよい。この場合のクリ
ヤー塗料は、水性、溶剤型、粉体型でもよく、樹脂のタ
イプはアクリル、ポリエステル樹脂等か好ましい。
〔作 用〕
本発明の金属箔含有水性塗料組成物は、特定の大きさ及
び形状有する鱗片状金属粉末を、特定のリン含有有機化
合物で処理した金属顔料を含有してなる。このような本
発明の水性塗料組成物は、耐水性に優れ、長期間の貯蔵
してもガスを発生することがない。しかもこの組成物に
よる塗膜は、サーキュレーション等による金属光沢の低
下、あるいは黒色化等かなく、フリップ・フロップ性の
変化も少ない。
このような効果が得られる理由は必ずしも明らかではな
いか、金属と水とが直接的に接触すると酸化反応により
ガスか発生して金属か変色するか、鱗片状金属粉末を特
定のリン含有有機化合物により処理することにより、金
属と水とが直接的に接触するのを防止することができる
とともに、鱗片状金属粉末の厚さ及び形状を特定のもの
とすることにより、サーキュレーション時の変形、折損
を防止することがてきるためにリン含有有機化合物によ
る非表面処理部か露出するのを防止することができるた
めであると考えられる。
〔実施例〕
本発明を以下の具体的実施例によりさらに詳細に説明す
る。
合成例1 リン含有有機化合物の合成 攪拌機、温度計を取り付けたフラスコに2+2’ m−
フェニレンビス(2−オキサゾリン)10重量部と、モ
ノ−2−エチルへキシルホスフェート及びシー2エチル
へキシルホスフェート52.6ffiia (モノエス
テルとジエステルとの比はモル比で約1・l、酸価32
4KOH■/g)と、トルエン50重量部とを混合し、
攪拌しながら80°Cに昇温した。昇温に伴い白色固体
の2,2°−m−フェニレンビス(2−オキサプリン)
か徐々に溶解し、80°Cて反応混合物は無色透明の液
体となった。さらに80°Cて2時間反応させた後、減
圧下でトルエンを除去し、62.6重量部の目的物を得
た(酸価209KOH■/g)。得られ1こ目的物を[
R測定により分析したところ1540cm−’にアミド
基の吸収か観測され、得られた物質か下記化学式(4)
乃至(6) 攪拌機、温度計を取り付けたフラスコにエチルオキサゾ
リン10重量部と、モノ−ノニルフェニルホスフェート
及びジ−ノニルフェニルホスフェート93.8重量部(
モノエステルとジエステルとの比はモル比で約1=1、
酸価201KOH■/g)をトルエン50重量部に溶解
し、80°Cで30分間攪拌して反応させた。その後、
この反応物を濃縮し103.8重量部の目的物を得た(
酸価123KOH■/g)。得られた目的物をIR測測
定より分析したところ1540cm−’にアミド基の吸
収か観測され、得られた物質か下記化学式(7)乃至(
9) でそれぞれ表されるジー トリーおよびテトラ−2−エ
チルへキシルホスフェート化合物と、原料であるモノ−
2−エチルへキシルホスフェート及びジー2−エチルへ
キシルホスフェートとの混合物であることがV&認され
た。
合成例2 リン含有有機化合物の合成 てそれぞれ表されるモノ−、ジ−ノニルフェニルホスフ
ェート化合物と、原料であるモノ−ノニルフェニルホス
フェート及びジー2−ノニルフェニルホスフェートとの
混合物であることが確認されγこ 。
合成例3 Jン含を有機化合物の合成 攪拌機、温度計を取り付けたフラスコにラウリルアミン
93重量部とエチルセロソルブ93重量部とを混合し、
攪拌しながら80°Cに昇温した。そこにビニニイトR
(ビスフロロニチルビニルホスフニート、天へ化学■製
)117重量部を30分て滴下し、その後3時間反応さ
せた。冷却後、10重量%水酸化ナトリウム水溶液30
0重量部を添加し、100°Cて2時間加熱し、加水分
解させた。その後反応物溶液を濃縮し、水、トルエンを
それぞれ500重量部添加し、そこへ塩酸(10%水溶
液)を添加して中和させた。
続いてこの中和した溶液の水層を除去し、残った有機溶
剤を濃縮して2−ラウリルアミノエチルホスホニックア
シッドモノマーとクロロエチルエステルを得た。
次に上記で得られた反応物全量と、トリエチルアミン5
1重量部とをテトラヒドロフラン150重量部に溶解し
たものを、攪拌機、温度計を取り付けたフラスコに入れ
、−20°Cに冷却した後、n−オクタノイルクロライ
ド81重量部を反応温度を一20°Cに保ちつつ滴下し
た。滴下終了後、水冷下で1時間攪拌を続けたか、反応
の進行に伴いトリエチルアミンの塩酸塩の析出か認めら
れ1こ。
ざらに室温で2時間反応させ、反応終了後、トリエチル
アミン塩酸塩をろ過によって除去し、下記化学式σO)
で表されるアミド亜リン酸エステル226重量部を得た
O0 1j1 (C7CH,CH2O−P−CH2CH,−N−C−C
7H15)  −−−(IQ)OHC12H25 合成例4 リン含有有機化合物の合成 トリデンルホスフェ−1・のモルホリン中和物10重量
部を、フルベントナフサ30重量部に溶解し、30°C
で30分間攪拌し、リン含有有機化合物を得た。
合成例5 リン含有有機化合物の合成 リン含有有機化合物の合成例4においてトリデシルホス
フェートのモルホリン中和物10重量部の代わりに、ラ
ウリルホスフェート10重量部を用いた以外同様にして
、リン含有有機化合物を得た。
製造例1 アルミニウム顔料の製造 リン含有有機化合物の合成例■て得られたリン含有有機
化合物10重量部をアセトン300重量部に溶解し、こ
の溶液中に厚さ0.8μs、粒径5〜48un(平均粒
径23/a)のアルミニウムペースト(TRC3040
、東洋アルミニウム■製)をアルミニウム成分が48重
量部となるように分散させた。
このスラリーを室温にて1時間攪拌後、濃縮し、アルミ
ニウム含量65重量%のアルミニウム顔料1とした。
製造例2 アルミニウム顔料の製造 アルミニウム顔料の製造例1において、アルミニウムペ
ーストを厚さ2,7部、粒径5〜481MI(平均粒径
34LIfrIl)のアルミニウムペースト(TRC3
010、東洋アルミニウム■製)とした以外は同様にし
てアルミニウム顔料2を製造した。
製造例3 アルミニウム顔料の製造 リン含有有機化合物としてリン含有有機化合物の合成例
2で得られたものを10重量部用いた以外は製造例1と
同様にしてアルミニウム顔料3を製造した。
製造例4 アルミニウム顔料の製造 アルミニウム顔料の製造例3において、リン含有有機化
合物を0.5重量部とし、アルミニウムペーストを厚さ
2.7虜、粒径5〜48JJn(平均粒径34IffI
I)のアルミニウムペースト(TRC3010、A1含
有量65重量%、東洋アルミニウム■製)とした以外は
同様にしてアルミニウム顔料4を製造した。
製造例5 アルミニウム顔料の製造 リン含有有機化合物としてリン含有有機化合物の合成例
3で得られたものを40重量部用いた以外は製造例1と
同様にしてアルミニウム顔料5を製造した。
製造例6 アルミニウム顔料の製造 アルミニウム顔料の製造例5において、リン含有有機化
合物を10重量部とし、アルミニウムペーストを厚さ2
.7庫、粒径5〜48−(平均粒径34un)のアルミ
ニウムペースト(TRC3010、東洋アルミニウム■
製)とした以外は同様にしてアルミニウム顔料6を製造
した。
製造例7 アルミニウム顔料の製造 リン含有有機化合物としてリン含有有機化合物の合成例
4て得られたものを10重量部用いた以外は製造例1と
同様にしてアルミニウム顔料7を製造した。
製造例8 アルミニウム顔料の製造 リン含有有機化合物としてリン含有有機化合物の合成例
5で得られたものを10重量部用いた以外は製造例1と
同様にしてアルミニウム顔料8を製造した。
製造例9 アルミニウム顔料の製造 厚さ0.2虜、粒径5〜48部(平均粒径20陣)のア
ルミニウムペースト(MC−666、旭化成■製)をそ
のままアルミニウム顔料9とした。
製造例1O アルミニウム顔料の製造 リン含有有機化合物10重量部をアセトン300重量部
に溶解し、この溶液に厚さ0.2μs、粒径5〜48μ
s(平均粒径20μs)のアルミニウムペースト(MC
−666、旭化成■製)75重量部を分散させた。
二のスラリーを室温にて1時間攪拌後、濃縮し、アルミ
ニウム顔料10とした。
製造例11 アルミニウム顔料の製造 アルミニウム顔料の製造例1において、リン含有有機化
合物を0.05重量部とした以外は同様にして、アルミ
ニウム顔料11を製造した。
スチレン45重量部、l−ブチルアクリレート117重
量部、メチルメタクリレート63重量部、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート48重量部、メタクリル酸27
重量部アゾビスイソブチロニトリル3重量部及び溶媒と
してエチレングリコールモノブチルエーテル76重量部
を用いて重合体を合成した。この重合体をジメチルエタ
ノールアミンで中和して、揮発分50%、数平均分子量
(Fln) 12.000のアクリル樹脂ワニスとした
。この樹脂ワニスのOH価は70で、酸価は58であっ
た。
上記樹脂ワニス140重量部に対して、サイメル303
(三井すイアナミツド■製、メトキシメチロール化メラ
ミン樹脂)30重量部及び上述したアルミニウム顔料1
〜11を10重量部それぞれ添加し、攪拌、混合し、次
いて脱イオン水てNα4フオードカツプで25〜30秒
(20°C)になるまで稀釈し、実施例1〜8、及び比
較例1〜3のメタリック塗料を得た。
このようにして得られた塗料の50°C,10日間保存
後のガスの有無を調べたところ、実施例1〜8の塗料は
ガスの発生か認められなかったか、比較例1〜3の塗料
ではガスの発生か認められた。
水性クリアー塗料の調製 n−ブチルアクリレート65.8重量部、メチルメタク
リレート11.8重量部、2−ヒドロキシエチルメタク
リレート16.2重量部、メタクリル酸6.1重量部ア
ゾビスイソブチロニトリル5重量部及び溶媒としてブチ
ルジグリコールを用いて重合体を合成した。
この重合体をジメチルエタノールアミンで中和し、樹脂
ワニスとした。得られた樹脂ワニスの特数は01i価7
0及び酸価40てあった。
得られた樹脂ワニスをサイメル303を架橋剤として使
用し、その樹脂固形分比か70/30となるように配合
し、脱イオン水てNα4フオードカツプて30〜35秒
(20°C)になるまで稀釈し、水性クリアー塗料とし
た。
塗装実験 中塗り鋼板に実施例1〜11及び比較例1〜3で調製し
たメタリック塗料を温度23°C1湿度60%の環境下
で、ツーステージ(インターバル1分間)でエアスプレ
ー塗装した。その後5分間乾燥した後、上述の水性クリ
アー塗料を温度23°C1湿度60%の環境下で、ワン
ステージてエアスプレー塗装し、次いて7分間セツティ
ングした。続いて、塗装板を乾燥機て150°Cl2O
分焼付し、試験板を作成した。なお、得られた塗装板の
塗膜の厚さは、乾燥塗膜でメタリック塗料20即、水性
クリアー塗料30μsとなるようにした。
このようにして得られた試験板に対して、塗膜の耐水性
、サーキュレーション後の変色の目視による評価、及び
サーキュレーション後のフリップ・フロップ性の変化に
よる変色の評価を行った。
結果を第1表に示す。
なお、上記塗装実験において中塗り鋼板としては、脱脂
化成処理を行った磨き軟鋼板に自動車用電着塗料を塗装
後焼き付け、その後自動車用中塗り塗料を塗布、焼き付
けたものを使用した。
第 表 (1)耐水性の評価 試験板に対して50°Cの温水浸漬を10日間行った後
、塗膜の表面の変化(艷びけ、変色)を目視により観察
し、以下の基準により評価した。
◎:全く変化なし。
○ ごくわずかに変化あり。
×、著しい変化あり。
(2)サーキュレーション後の゛変色の目視による評価
:メタリック塗料の調製の欄て得られた稀釈後の塗料を
2.9kg/分の条件で3回す−牛ニレーシコンした後
、塗装し、3日後の色相の変色の度合いを以下の基準に
より評価した。
○、サーキュレーション前の塗料と比べて色の変化なし
×:サーキュレーション前の塗料と比べて色の変化か著
しい。
(3)サーキュレーション後のフリップ、フロップ性の
変化による変色の評価:メタリック塗料の調製の欄で得
られた稀釈後の塗料を、サ−キュレーションせずに塗装
し、偏角測色計(スガ試験機■製)により、フリップフ
ロップ性を測定する(この測定値をF/F(0)とする
)。次にこの塗料を上述の(2)変色の目視による評価
と同様の条件てサーキュレーションし、1日後のフリッ
プ・フロップ性を測定する(この測定値をF/F (1
)とする)。さらに、同様の条件てサーキュレーション
した塗料の3日後のフリップ・フロップ性を測定する(
この測定値をF/F (3)とする)。
これらの値から、以下の計算式により、変色の度合(Δ
F/F)を算出。
ΔF/F (1) = F/F (1) −F/F(0
)ΔF/F (31= F/F (31−F/F(0)
第1表から明らかなように、本発明の金属箔含有水性塗
料は、塗料の耐水性か良好であり、サーキュレーション
後の変色の度合いも少ながった。
これに対し、比較例1は塗料の耐水性が悪く、サーキュ
レーション後の変色の度合いが大きがった。またアルミ
ニウム顔料の厚さが小さい比較例2の金属箔含有水性塗
料は、サーキュレーション後の変色の度合いか大きく、
さらにリン含有有機化合物の量の少ない比較例3の金属
箔含有水性塗料は、塗料の耐水性か悪かった。
〔発明の効果〕
本発明の金属箔含有水性塗料組成物は、特定の大きさ及
び形状有する鱗片状金属粉末を特定のリン含有有機化合
物で処理してなる金属顔料を含有してなる。
このような本発明の水性塗料組成物は、耐水性に優れ、
長期間の貯蔵してもガスを発生することかない。しかも
この組成物による塗膜は、サーキュレーション等による
金属光沢の低下、あるいは黒色化等がなく、フリップ・
フロップ性の変化も少ない。
このような特徴を有する本発明の金属箔含有水性塗料組
成物はメタリック塗料、特に自動車用の高級メタリック
塗料等に好適である。
出 願 人 日本ペイント株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 厚さ0.6〜3μm、粒径5〜48μmの鱗片状金属粉
    末100重量部に対して、リン含有有機化合物0.5〜
    200重量部を被覆してなる金属顔料を含有することを
    特徴とする金属箔含有水性塗料組成物。
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