JPH0495604A - 構造体の施工方法 - Google Patents
構造体の施工方法Info
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- JPH0495604A JPH0495604A JP21187190A JP21187190A JPH0495604A JP H0495604 A JPH0495604 A JP H0495604A JP 21187190 A JP21187190 A JP 21187190A JP 21187190 A JP21187190 A JP 21187190A JP H0495604 A JPH0495604 A JP H0495604A
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Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は各種産業界において用いる構造体の施工方法に
係るもので、詳しくは、三部材以上からなる構造材を連
結固定する際に、その一方の構造材の通孔に施工前に、
あらかしめ連結部材を保持手段を介して取り付けておく
ことにより、現場においての連結部材の装着の面倒さと
不都合さを解消すると共に、この連結部材を他方構造材
側へ移動させることによりこれら通孔の心があって、簡
単に複数構造材の位置合わせを行なうことができる構造
体の施工方法に関する。
係るもので、詳しくは、三部材以上からなる構造材を連
結固定する際に、その一方の構造材の通孔に施工前に、
あらかしめ連結部材を保持手段を介して取り付けておく
ことにより、現場においての連結部材の装着の面倒さと
不都合さを解消すると共に、この連結部材を他方構造材
側へ移動させることによりこれら通孔の心があって、簡
単に複数構造材の位置合わせを行なうことができる構造
体の施工方法に関する。
(従来の技術)
従来、複数の構造材を接合して連結固定し構造体を構成
するときは、構築される現場において作業者が、これら
構造材にそれぞれ穿設した通孔の一側より一本ずつボル
トを挿し通して、他側の通孔より突出したボルトのねじ
部へ、ナツトを螺合して緊締することによりこれら複数
の構造材が結合されるものであった。
するときは、構築される現場において作業者が、これら
構造材にそれぞれ穿設した通孔の一側より一本ずつボル
トを挿し通して、他側の通孔より突出したボルトのねじ
部へ、ナツトを螺合して緊締することによりこれら複数
の構造材が結合されるものであった。
(発明が解決しようとする課題)
現今、各種産業界においては、工場設備および管理の充
実により生産の合理化が推進され、危険が伴う作業であ
ったり、汚れたり面倒、あるいは、単純労働であったり
する現場作業は、そのほとんどがロボット化等や機械化
がなされて、これに従事する作業者は、これら機械の操
作や管理をするだけであって、その労働負担や労働災害
が大幅に軽減されてきている。
実により生産の合理化が推進され、危険が伴う作業であ
ったり、汚れたり面倒、あるいは、単純労働であったり
する現場作業は、そのほとんどがロボット化等や機械化
がなされて、これに従事する作業者は、これら機械の操
作や管理をするだけであって、その労働負担や労働災害
が大幅に軽減されてきている。
しかし、一方では、機械化が困難であったり、熟練した
技術者あるいは感等が求められる現場作業も多く存在し
ているもので、前記したような、−側の構造材の通孔へ
ボルトを押し込む作業も、現場において作業者が通孔の
位置を確認したり、工具を用いて二部材の通孔位置を補
正しながら、−本ずつ通孔へボルトを挿嵌する作業であ
るため、その作業がし難くい上非常に面倒であって、場
所によっては手が入らなかったり、無理な作業姿勢を強
いられる悪条件のもとての作業であったりする。
技術者あるいは感等が求められる現場作業も多く存在し
ているもので、前記したような、−側の構造材の通孔へ
ボルトを押し込む作業も、現場において作業者が通孔の
位置を確認したり、工具を用いて二部材の通孔位置を補
正しながら、−本ずつ通孔へボルトを挿嵌する作業であ
るため、その作業がし難くい上非常に面倒であって、場
所によっては手が入らなかったり、無理な作業姿勢を強
いられる悪条件のもとての作業であったりする。
また、通孔に挿入したボルトは、締結前は緩く嵌ってい
るので作業中、構造材の振動や傾斜で簡単に脱落してし
まうから、多数の締結箇所を有する構造体では、その都
度ボルトを収容箱等より取り出して一本ずつ取り付ける
作業のため非能率的であった。
るので作業中、構造材の振動や傾斜で簡単に脱落してし
まうから、多数の締結箇所を有する構造体では、その都
度ボルトを収容箱等より取り出して一本ずつ取り付ける
作業のため非能率的であった。
本発明は、前記した問題点を解決するためになされたも
ので、三部材以上からなる構造材を連結固定する際に、
その一方の構造材の通孔に施工前に、あらかじめ連結部
材を保持手段を介して取り付けておくことにより、現場
においての連結部材の装着の面倒さと不都合さを解消す
ると共に、この連結部材を他方構造材側へ移動させるこ
とによりこれら通孔の心があって、簡単に複数構造材の
位置合わせを行なうことができる構造体の施工方法を提
供することを目的としている。
ので、三部材以上からなる構造材を連結固定する際に、
その一方の構造材の通孔に施工前に、あらかじめ連結部
材を保持手段を介して取り付けておくことにより、現場
においての連結部材の装着の面倒さと不都合さを解消す
ると共に、この連結部材を他方構造材側へ移動させるこ
とによりこれら通孔の心があって、簡単に複数構造材の
位置合わせを行なうことができる構造体の施工方法を提
供することを目的としている。
(課題を解決するための手段)
前記した目的を達成するための本発明の方法は、
■三部材以上の構造材を接合し、これら構造材の通孔へ
挿嵌した連結部材により、前記構造材が結合形成される
構造体において、■前記した一方の構造材に招ける通孔
へ保持手段を介して、前記連結部材の先端部を仮止めし
、 ■この一方の構造材と他方の構造材とを希望位置におい
て接合させた後、 ■前記連結部材を他方構造材側へ移動させて前記仮止め
を解除し、 ■更に、前記他方の構造材の通孔へ挿嵌してこれら構造
材を連結する、 構造体の施工方法にある。
挿嵌した連結部材により、前記構造材が結合形成される
構造体において、■前記した一方の構造材に招ける通孔
へ保持手段を介して、前記連結部材の先端部を仮止めし
、 ■この一方の構造材と他方の構造材とを希望位置におい
て接合させた後、 ■前記連結部材を他方構造材側へ移動させて前記仮止め
を解除し、 ■更に、前記他方の構造材の通孔へ挿嵌してこれら構造
材を連結する、 構造体の施工方法にある。
用)
前記したように構成される本発明は以下に述べる作用を
奏する。
奏する。
まず、構造体における構造材の一方の通孔へ保持手段に
より連結部材の先端部を仮止めしておくもので、該連結
部材はこれにより作業中に生ずる振動や構造材の傾斜移
動があっても、通孔より脱落することなく確実に保持さ
れている。
より連結部材の先端部を仮止めしておくもので、該連結
部材はこれにより作業中に生ずる振動や構造材の傾斜移
動があっても、通孔より脱落することなく確実に保持さ
れている。
(作
この状態において、三部材以上の構造材をその通孔があ
る程度位置合わせした後、前記連結部材を他方構造材側
へ押し込み、あるいは、ねじ込みにより移動させると、
該連結部材の仮止めが解除される。
る程度位置合わせした後、前記連結部材を他方構造材側
へ押し込み、あるいは、ねじ込みにより移動させると、
該連結部材の仮止めが解除される。
更に、この連結部材を前記他方の構造材の通孔へ移動し
て挿嵌すると、それら通孔が貫通されるもので、公知の
緊締手段を施せば、複数の構造材が連結される。
て挿嵌すると、それら通孔が貫通されるもので、公知の
緊締手段を施せば、複数の構造材が連結される。
(実 施 例)
次に本発明に関する構造体の施工方法の実施例を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
本発明実施例において、構造材は各種産業界で慣用され
る部材であって、例えば、工作機械製造等においては、
フレームと該フレームへ取り付けられる構成部材1機械
構成のための連結される三部品、土木・建設においては
、骨組みを構成する柱材と梁材、骨材とパネル材、壁面
等を構成する基体とパネル・セグメント等の様々の三部
材以上の構造材の結合に利用される。
る部材であって、例えば、工作機械製造等においては、
フレームと該フレームへ取り付けられる構成部材1機械
構成のための連結される三部品、土木・建設においては
、骨組みを構成する柱材と梁材、骨材とパネル材、壁面
等を構成する基体とパネル・セグメント等の様々の三部
材以上の構造材の結合に利用される。
第1図において1.2は、構造体Aを形成するための前
記構造材で、例えば、フランジla付きの容体1と、こ
の容体1のフランジla部へ当接されて固着される蓋体
2であって、これら容体1のフランジla部と蓋体2に
は、両部材1,2を結合するための連結部材3が挿嵌さ
れる通孔4,5を間隔的に多数穿設しであるもので、こ
の通孔4,5は、第2図に示すように、連結部材3の外
径より大径に形成するか、第3図に示すように、−側の
構造材2すなわち蓋体2の通孔5は、前記同様に連結部
材3の外径より大径に形成し、他側の構造材1すなわち
容体1のフランジla部は、前記連結部材3のねじ部3
aが螺合し得るめねじ4aを設けるかしである。
記構造材で、例えば、フランジla付きの容体1と、こ
の容体1のフランジla部へ当接されて固着される蓋体
2であって、これら容体1のフランジla部と蓋体2に
は、両部材1,2を結合するための連結部材3が挿嵌さ
れる通孔4,5を間隔的に多数穿設しであるもので、こ
の通孔4,5は、第2図に示すように、連結部材3の外
径より大径に形成するか、第3図に示すように、−側の
構造材2すなわち蓋体2の通孔5は、前記同様に連結部
材3の外径より大径に形成し、他側の構造材1すなわち
容体1のフランジla部は、前記連結部材3のねじ部3
aが螺合し得るめねじ4aを設けるかしである。
前記した連結部材3は、前記構造材1゜2を連結し得る
ものであれば適宜任意のものを用いることができるもの
であって、例えば、ナツト6との螺合により締結される
ための慣用の一般または特殊ボルトや、公知のリベット
、各種ビン、更に、釘、鋲、ドリルねじ、あるいは、前
記ビンやボルトを外装する巻ブツシュ、間隔管等のスペ
ーサー、アンカー等が利用される。
ものであれば適宜任意のものを用いることができるもの
であって、例えば、ナツト6との螺合により締結される
ための慣用の一般または特殊ボルトや、公知のリベット
、各種ビン、更に、釘、鋲、ドリルねじ、あるいは、前
記ビンやボルトを外装する巻ブツシュ、間隔管等のスペ
ーサー、アンカー等が利用される。
7は前記連結部材3の保持手段で、前記−方の構造材2
における通孔5において、第2〜3図および第7〜9図
に示すように、該通孔5と前記連結部材3との空隙8に
介在させるか、第1O〜11図に示すように、前記空隙
8が十分でないとき等においては、前記通孔5における
外周縁または内周縁に施すがするもので、該連結部材3
を通孔5へ挿嵌したとき、この通孔5内において連結部
材3が仮止め・保持されて、容易に離脱しないようにし
ておくものである。
における通孔5において、第2〜3図および第7〜9図
に示すように、該通孔5と前記連結部材3との空隙8に
介在させるか、第1O〜11図に示すように、前記空隙
8が十分でないとき等においては、前記通孔5における
外周縁または内周縁に施すがするもので、該連結部材3
を通孔5へ挿嵌したとき、この通孔5内において連結部
材3が仮止め・保持されて、容易に離脱しないようにし
ておくものである。
そして、通孔5と連結部材3との空隙8に介在させる場
合の構成は、第4〜5図に示すように、ボルト等の連結
部材3の先端部に熱収縮性フィルム、あるいは、紙類、
金属薄板、ガラス樹脂等の部材7を被着して、該被着部
を前記通孔5へ挿嵌したとき、この部材7の厚さにより
前記空隙8を埋めて連結部材3を仮止め・保持するか、
前記した空隙8に、接着剤、塗料、ゴム等の弾性片、木
片、粘度の高い固形潤滑用油脂(グリス)やセメント、
または易剥離性を有する樹脂剤を、全体または一部に充
填して仮止めするか、接着等により仮止めする。
合の構成は、第4〜5図に示すように、ボルト等の連結
部材3の先端部に熱収縮性フィルム、あるいは、紙類、
金属薄板、ガラス樹脂等の部材7を被着して、該被着部
を前記通孔5へ挿嵌したとき、この部材7の厚さにより
前記空隙8を埋めて連結部材3を仮止め・保持するか、
前記した空隙8に、接着剤、塗料、ゴム等の弾性片、木
片、粘度の高い固形潤滑用油脂(グリス)やセメント、
または易剥離性を有する樹脂剤を、全体または一部に充
填して仮止めするか、接着等により仮止めする。
前記した充填方法は、第6図に示すように、あらかじめ
連結部材3に塗布または取り付けしておき、この状態で
通孔5内へ挿入するか、あるいは、第12図に示すよう
に、通孔5内に塗布または取り付けしておき、連結部材
3を挿入するもので、いずれであっても作用効果は同様
である。
連結部材3に塗布または取り付けしておき、この状態で
通孔5内へ挿入するか、あるいは、第12図に示すよう
に、通孔5内に塗布または取り付けしておき、連結部材
3を挿入するもので、いずれであっても作用効果は同様
である。
また、通孔5における周縁に施す場合は、第10図に示
すように、その外周縁において通孔5開口部の全面また
は一部を遮蔽するシール材7を用いるもので、易破壊性
を有する紙、プラスチックフィルム、金属箔等により成
形するものであって、通孔5内において自重落下しよう
とする連結部材3の先端部をこれにより支承させて仮止
めさせる。
すように、その外周縁において通孔5開口部の全面また
は一部を遮蔽するシール材7を用いるもので、易破壊性
を有する紙、プラスチックフィルム、金属箔等により成
形するものであって、通孔5内において自重落下しよう
とする連結部材3の先端部をこれにより支承させて仮止
めさせる。
更に、第11図に示すように、その内周縁において構造
材2と連結手段3とを結合する結合材を用いるもので、
前記したように、接着剤、塗料、粘度の高い固形潤滑用
油脂(グリス)やセメント、または易剥離性を有する樹
脂剤を添着するものであって、通孔5内において自重落
下しようとする連結部材3の中間部をこれにより支承さ
せて仮止めさせる。
材2と連結手段3とを結合する結合材を用いるもので、
前記したように、接着剤、塗料、粘度の高い固形潤滑用
油脂(グリス)やセメント、または易剥離性を有する樹
脂剤を添着するものであって、通孔5内において自重落
下しようとする連結部材3の中間部をこれにより支承さ
せて仮止めさせる。
なお、同図において仮想線で示すように、前記したシー
ル材7を取り付けて、通孔5の内周縁において仮止めす
る場合もある。
ル材7を取り付けて、通孔5の内周縁において仮止めす
る場合もある。
また、仮止め・保持される通孔は、前記したように一方
の構造材2の通孔5内に限定されるものではなく、連結
部材3等の使い勝手の変更により、他方の構造材1の通
孔4内に仮止め・保持されても良いことはもちろんであ
る。
の構造材2の通孔5内に限定されるものではなく、連結
部材3等の使い勝手の変更により、他方の構造材1の通
孔4内に仮止め・保持されても良いことはもちろんであ
る。
そして1通孔5内における連結部材3の仮止め・保持の
位置は、第7図に示すように、連結部材3の先端が一方
の構造材2における内端面と略一致するまでか、第8図
に示すように、略中間か、第9図に示すように、構造材
2の外端面付近かにおいて行なわれるもので、前記保持
手段7の保持能力あるいは構造材1.2の連結作業状態
によって適宜選択される。
位置は、第7図に示すように、連結部材3の先端が一方
の構造材2における内端面と略一致するまでか、第8図
に示すように、略中間か、第9図に示すように、構造材
2の外端面付近かにおいて行なわれるもので、前記保持
手段7の保持能力あるいは構造材1.2の連結作業状態
によって適宜選択される。
なお、前記した他方の構造材1における通孔4は、通孔
5と同様に連結部材3より大径に形成するか、あるいは
、第3図に示すように、ボルトを用いた連結部材3であ
って、ナツト6を用いないで締結する場合は、前記した
ように該ボルト3が螺合し得るめねじ4aを設ける場合
があるもので、前記した通孔5と連結部材3との仮止め
の解除、すなわち、構造材1.2の連結を行なうときは
、前者の場合は、第2図において矢印pにより示すよう
に、該連結部材3の押し込みによる移動がなされ、後者
の場合は、第3図において矢印qにより示すように、該
連結部材3のねじ込みによる移動が行なわれる。
5と同様に連結部材3より大径に形成するか、あるいは
、第3図に示すように、ボルトを用いた連結部材3であ
って、ナツト6を用いないで締結する場合は、前記した
ように該ボルト3が螺合し得るめねじ4aを設ける場合
があるもので、前記した通孔5と連結部材3との仮止め
の解除、すなわち、構造材1.2の連結を行なうときは
、前者の場合は、第2図において矢印pにより示すよう
に、該連結部材3の押し込みによる移動がなされ、後者
の場合は、第3図において矢印qにより示すように、該
連結部材3のねじ込みによる移動が行なわれる。
そして、前記保持手段7は、これら連結部材3の移動と
同時あるいは移動がなされた後は、前記保持手段7は簡
単に破壊2分離されて自然離脱されるか、あるいは、強
制的に容易に取り外しされるものである。
同時あるいは移動がなされた後は、前記保持手段7は簡
単に破壊2分離されて自然離脱されるか、あるいは、強
制的に容易に取り外しされるものである。
(発明の効果)
前述のように本発明に関する構造体の施工方法は、連結
される一方の構造材における通孔に連結部材をあらかじ
め仮止め・保持させたものであるから、現場においての
連結部材の装着の面倒さが解消されて作業能率が向上す
ると共に、作業条件の悪い環境での作業であっても、作
業者に労働負担を掛けることなく安全に行なうことがで
きる。
される一方の構造材における通孔に連結部材をあらかじ
め仮止め・保持させたものであるから、現場においての
連結部材の装着の面倒さが解消されて作業能率が向上す
ると共に、作業条件の悪い環境での作業であっても、作
業者に労働負担を掛けることなく安全に行なうことがで
きる。
また、通孔に挿入した連結部材は、作業中に構造材の振
動や傾斜を生じても、前記仮止め処理により容易に離脱
しないものであるから、従来のように何度も通孔への連
結部材の取り付ける作業がなくなって迅速な構造体の形
成がなされる。
動や傾斜を生じても、前記仮止め処理により容易に離脱
しないものであるから、従来のように何度も通孔への連
結部材の取り付ける作業がなくなって迅速な構造体の形
成がなされる。
特に、通孔に仮止めされた連結部材を他方構造材側へ移
動させることにより、これら通孔の心があって、簡単に
複数構造材の位置合わせを行なうことができる。
動させることにより、これら通孔の心があって、簡単に
複数構造材の位置合わせを行なうことができる。
等の格別な効果を奏するものである。
第1図は本発明に関する構造体の施工方法の一実施例を
示す構造体の正面図。第2図は同上の連結状態を示す拡
大断面図。第3図は同上における通孔の他の例を示す断
面図。第4〜6図は連結部材に施した保持手段を示すも
ので、第4図は保持手段を半断面した正面図、第5図は
同上の横断面図、第6図は同上の他の例を示す正面図。 第7〜9図は通孔に保持させた連結部材の各個を示す断
面図。第10〜11図は保持手段を通孔の周縁に設けた
例の断面図で、第10図は外周縁に設けた例を、第11
図は内周縁に設けた例をそれぞれ示す。第12図は通孔
に施した保持手段を示す断面図である。 図において1,2は構造材、4.5は通孔Aは構造体、
7は保持手段である。
示す構造体の正面図。第2図は同上の連結状態を示す拡
大断面図。第3図は同上における通孔の他の例を示す断
面図。第4〜6図は連結部材に施した保持手段を示すも
ので、第4図は保持手段を半断面した正面図、第5図は
同上の横断面図、第6図は同上の他の例を示す正面図。 第7〜9図は通孔に保持させた連結部材の各個を示す断
面図。第10〜11図は保持手段を通孔の周縁に設けた
例の断面図で、第10図は外周縁に設けた例を、第11
図は内周縁に設けた例をそれぞれ示す。第12図は通孔
に施した保持手段を示す断面図である。 図において1,2は構造材、4.5は通孔Aは構造体、
7は保持手段である。
Claims (1)
- 二部材以上の構造材を接合し、これら構造材の通孔へ
挿嵌した連結部材により、前記構造材が結合形成される
構造体において、前記一方の構造材における通孔へ保持
手段を介して、前記連結部材の先端部を仮止めし、この
一方の構造材と他方の構造材とを希望位置において接合
させた後、前記連結部材を他方構造材側へ移動させて前
記仮止めを解除し、更に、前記他方の構造材の通孔へ挿
嵌してこれら構造材を連結することを特徴とする構造体
の施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21187190A JPH0495604A (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 構造体の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21187190A JPH0495604A (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 構造体の施工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0495604A true JPH0495604A (ja) | 1992-03-27 |
Family
ID=16612998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21187190A Pending JPH0495604A (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 構造体の施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0495604A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102162088A (zh) * | 2011-05-31 | 2011-08-24 | 安徽省蚌埠华益导电膜玻璃有限公司 | 玻璃基片装载架下夹具 |
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